JP7063593B2 - 油と、少なくとも1つの脂肪鎖を有するセルロース系カチオン性ポリマーを含むポリイオンコンプレックスとを含む組成物 - Google Patents
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Description
少なくとも1種のカチオン性ポリマー及び少なくとも1種のアニオン性ポリマー、
少なくとも1種のカチオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー、
少なくとも1種のアニオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー、又は、
少なくとも1種の両性ポリマー、
並びに
少なくとも1種の2つ以上のpKa値を有する非ポリマー酸若しくはその塩、又は、
少なくとも1種の2つ以上のpKb値を有する非ポリマー塩基若しくはその塩
を含む(a)少なくとも1種のコンプレックスと、
(b)少なくとも1種の油と、
(c)水と
を含む組成物、好ましくは化粧用組成物、より好ましくは皮膚化粧用組成物であって、
カチオン性ポリマーが、少なくとも10個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1種のカチオン性セルロースポリマーを含み、
(a)コンプレックスが少なくとも1種のアニオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー、又は少なくとも1種の両性ポリマーを含む場合、(a)コンプレックスが、少なくとも10個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1種のカチオン性セルロースポリマーを更に含む、組成物によって達成することができる。
第一級、第二級又は第三級アミノ基、第四級アンモニウム基、グアニジン基、ビグアニド基、イミダゾール基、イミノ基、及びピリジル基からなる群から選択される少なくとも1つの正電荷を有することができる及び/又は正電荷を有する部分、
並びに
硫酸基、スルフェート基、スルホン酸基、スルホネート基、リン酸基、ホスフェート基、ホスホン酸基、ホスホネート基、カルボン酸基、及びカルボキシレート基からなる群から選択される少なくとも1つの負電荷を有することができる及び/又は負電荷を有する部分
を有してもよい。
上記で説明したように本発明による組成物を基材、好ましくはケラチン基材、より好ましくは皮膚に塗布する工程と、
前記組成物を乾燥させる工程と
を含む方法によって達成することができる。
(1)上記で説明した本発明による組成物を基材、好ましくはケラチン基材、より好ましくは皮膚に塗布する工程と、
組成物を乾燥させる工程と
を含む方法によって調製される皮膜、好ましくは化粧皮膜、
又は
(2)少なくとも1種のカチオン性ポリマー及び少なくとも1種のアニオン性ポリマー、
少なくとも1種のカチオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー、
少なくとも1種のアニオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー、又は、
少なくとも1種の両性ポリマー;
少なくとも1種の2つ以上のpKa値を有する非ポリマー酸若しくはその塩、又は、
少なくとも1種の2つ以上のpKb値を有する非ポリマー塩基若しくはその塩;
並びに
少なくとも1種の油
を含む皮膜、好ましくは化粧皮膜であって、
カチオン性ポリマーが、少なくとも10個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1種のカチオン性セルロースポリマーを含み、
皮膜が少なくとも1種のアニオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー、又は少なくとも1種の両性ポリマーを含む場合、皮膜が、少なくとも10個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1種のカチオン性セルロースポリマーを更に含む、皮膜
によって達成することができる。
上記で説明したように本発明による組成物をケラチン基材に塗布する工程と、
前記組成物を乾燥させて、ケラチン基材上に化粧皮膜を形成する工程と
を含む方法に関する。
前記化粧皮膜が、pH7以下の水に耐性があり、pH7超、好ましくは8以上、より好ましくは9以上の水で除去可能である使用に関する。
少なくとも1種のカチオン性ポリマー及び少なくとも1種のアニオン性ポリマー、
少なくとも1種のカチオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー、
少なくとも1種のアニオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー、又は、
少なくとも1種の両性ポリマー、
並びに
少なくとも1種の2つ以上のpKa値を有する非ポリマー酸若しくはその塩、又は、
少なくとも1種の2つ以上のpKb値を有する非ポリマー塩基若しくはその塩
を含む(a)少なくとも1種のコンプレックスと、
(b)少なくとも1種の油と、
(c)水と
を含み、
カチオン性ポリマーが、少なくとも10個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1種のカチオン性セルロースポリマーを含み、
(a)コンプレックスが少なくとも1種のアニオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマーを含む、又は少なくとも1種の両性ポリマーを含む場合、(a)コンプレックスが、少なくとも10個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1種のカチオン性セルロースポリマーを更に含む。
上記で説明したように本発明による組成物を基材、好ましくはケラチン基材に塗布する工程と、
組成物を乾燥させる工程と
を含む方法である。
(1)上記で説明した本発明による組成物を基材、好ましくはケラチン基材、より好ましくは皮膚に塗布する工程と、
組成物を乾燥させる工程と
を含む方法によって調製される皮膜、好ましくは化粧皮膜、
又は
(2)少なくとも1種のカチオン性ポリマー及び少なくとも1種のアニオン性ポリマー、
少なくとも1種のカチオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー、
少なくとも1種のアニオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー、又は、
少なくとも1種の両性ポリマー;
少なくとも1種の2つ以上のpKa値を有する非ポリマー酸若しくはその塩、又は、
少なくとも1種の2つ以上のpKb値を有する非ポリマー塩基若しくは塩;
並びに
少なくとも1種の油
を含む皮膜、好ましくは化粧皮膜であって、
カチオン性ポリマーが、少なくとも10個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1種のカチオン性セルロースポリマーを含み、
皮膜が少なくとも1種のアニオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマーを含む、又は少なくとも1種の両性ポリマーを含む場合、皮膜が、少なくとも10個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1種のカチオン性セルロースポリマーを更に含む、皮膜
である。
本発明による組成物は、ポリイオンコンプレックスである(a)少なくとも1種のコンプレックスを含む。2つ以上の異なるタイプの(a)コンプレックスを組み合わせて使用してもよい。したがって、単一のタイプの(a)コンプレックス、又は異なるタイプの(a)コンプレックスの組合せを使用することができる。
(1)少なくとも1種のカチオン性ポリマー及び少なくとも1種のアニオン性ポリマー、
(2)少なくとも1種のカチオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー、
(3)少なくとも1種のアニオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー、又は
(4)少なくとも1種の両性ポリマー
を含む。
カチオン性ポリマーは、正の電荷密度を有する。カチオン性ポリマーの電荷密度は、0.01meq/gから20meq/g、好ましくは0.05から15meq/g、より好ましくは0.1から10meq/gであってよい。
R1及びR2は、同一であっても異なっていてもよく、水素及び1から6個の炭素原子を含むアルキル基、例としてメチル及びエチル基から選択され、
R3は、同一であっても異なっていてもよく、水素及びCH3から選択され、
記号Aは、同一であっても異なっていてもよく、1から6個の炭素原子、例えば2から3個の炭素原子を含む直鎖状又は分枝状のアルキル基、及び1から4個の炭素原子を含むヒドロキシアルキル基から選択され、
R4、R5、及びR6は、同一であっても異なっていてもよく、1から18個の炭素原子を含むアルキル基、及びベンジル基から選択され、少なくとも1つの実施形態では1から6個の炭素原子を含むアルキル基であり、
Xは、無機又は有機酸に由来するアニオン、例えばメト硫酸アニオン及びハロゲン化物イオン、例として塩化物イオン及び臭化物イオンである)
の単位から選択される少なくとも1つの単位を含むホモポリマー及びコポリマー。
アクリルアミドと硫酸ジメチル又はハロゲン化ジメチルで四級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルとのコポリマー、
例えば欧州特許出願第0080976号に記載されている、アクリルアミドとメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドとのコポリマー、
アクリルアミドとメタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメトスルフェートとのコポリマー、
例えば仏国特許第2077143号及び第2393573号に記載されている、四級化又は非四級化ビニルピロリドン/アクリル酸又はメタクリル酸ジアルキルアミノアルキルコポリマー、
メタクリル酸ジメチルアミノエチル/ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドンターポリマー、
ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピルジメチルアミンコポリマー、四級化ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドコポリマー、並びに
架橋メタクリロイルオキシ(C1~C4)アルキルトリ(C1~C4)アルキルアンモニウム塩ポリマー、例えば塩化メチルで四級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルの単独重合、又はアクリルアミドと塩化メチルで四級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルとの共重合を行い、その単独重合又は共重合に続いて、オレフィン性不飽和を含有する化合物、例えばメチレンビスアクリルアミドで架橋することによって得られるポリマー。
k及びtは、同一であっても異なっていてもよく、0又は1に等しく、和k+tは、1に等しく、
R12は、水素及びメチル基から選択され、
R10及びR11は、同一であっても異なっていてもよく、1から6個の炭素原子を含むアルキル基、アルキル基が例えば1から5個の炭素原子を含むヒドロキシアルキル基、及び低級(C1~C4)アミドアルキル基から選択され、又はR10及びR11は、それらが結合している窒素原子と一緒になって複素環式基、例えばピペリジニル及びモルホリニルを形成してもよく、
Y'は、アニオン、例えば臭化物イオン、塩化物イオン、酢酸イオン、ホウ酸イオン、クエン酸イオン、酒石酸イオン、硫酸水素イオン、亜硫酸水素イオン、硫酸イオン、及びリン酸イオンである]
の単位から選択される少なくとも1つの単位を含むホモポリマー及びコポリマー。これらのポリマーは、例えば仏国特許第2080759号及びその追加特許第2190406号に記載されている。
R13、R14、R15、及びR16は、同一であっても異なっていてもよく、1から20個の炭素原子を含む脂肪族、脂環式、及びアリール脂肪族基、並びに低級ヒドロキシアルキル脂肪族基から選択され、或いは、R13、R14、R15、及びR16は、それらが結合している窒素原子と一緒になって又は別々に、窒素以外の第2のヘテロ原子を任意選択で含む複素環を形成してもよく、或いは、R13、R14、R15、及びR16は、同一であっても異なっていてもよく、ニトリル基、エステル基、アシル基、アミド基、-CO-O-R17-E基、及び-CO-NH-R17-E基(式中、R17は、アルキレン基であり、Eは、第四級アンモニウム基である)から選択される少なくとも1つの基で置換された直鎖状又は分枝状のC1~C6アルキル基から選択され、
A1及びB1は、同一であっても異なっていてもよく、2から20個の炭素原子を含むポリメチレン基から選択され、これは、直鎖状又は分枝状、飽和又は不飽和であってよく、芳香族環、酸素、硫黄、スルホキシド基、スルホン基、ジスルフィド基、アミノ基、アルキルアミノ基、ヒドロキシル基、第四級アンモニウム基、ウレイド基、アミド基、及びエステル基から選択される少なくとも1つの構成体を主鎖中に連結又は挿入されて含んでもよく、
X-は、無機又は有機酸に由来するアニオンであり、
A1、R13、及びR15は、それらが結合している2個の窒素原子と一緒になってピペラジン環を形成してもよく、
A1が、直鎖状又は分枝状、飽和又は不飽和のアルキレン又はヒドロキシアルキレン基から選択される場合、B1は、
-(CH2)n--CO-E'-OC-(CH2)n-
から選択することができ、式中、E'は、
a)式-O-Z-O-{式中、Zは、直鎖状又は分枝状の炭化水素系基及び以下の式:
-(CH2-CH2-O)x-CH2-CH2-
-[CH2-CH(CH3)-O]y-CH2-CH(CH3)-
(式中、x及びyは、同一であっても異なっていてもよく、定義された独自の重合度を表す1から4の範囲の整数、及び平均重合度を表す1から4の範囲の数から選択される)
の基から選択される}のグリコール残基、
b)ビス-第二級ジアミン残基、例えばピペラジン誘導体、
c)式-NH-Y-NH-(式中、Yは、直鎖状又は分枝状の炭化水素系基及び二価基-CH2-CH2-S-S-CH2-CH2-から選択される)のビス-第一級ジアミン残基、並びに
d)式-NH-CO-NH-のウレイレン基
から選択される]
の少なくとも1つの繰り返し単位を含む第四級ジアンモニウムポリマー。
の少なくとも1つの繰り返し単位を含むものが含まれる。
R18、R19、R20、及びR21は、同一であっても異なっていてもよく、水素、メチル基、エチル基、プロピル基、β-ヒドロキシエチル基、β-ヒドロキシプロピル基、-CH2CH2(OCH2CH2)pOH基(式中、pは、0から6の範囲の整数から選択される)から選択され、ただし、R18、R19、R20、及びR21は、同時に水素ではなく、
r及びsは、同一であっても異なっていてもよく、1から6の範囲の整数から選択され、
qは、0から34の範囲の整数から選択され、
X-は、アニオン、例えばハロゲン化物イオンであり、
Aは、ジハライド及び-CH2-CH2-O-CH2-CH2-基から選択される]
の単位を含むポリ第四級アンモニウムポリマー。
カチオン性ポリマーとしては、複数のアミノ基を有する、ホモポリマー又はコポリマーであってよい(コ)ポリアミンを使用することも可能である。アミノ基は、第一級、第二級、第三級又は第四級アミノ基であってよい。アミノ基は、(コ)ポリアミンのポリマー骨格中、又は存在する場合ペンダント基中に存在してよい。
カチオン性ポリマーとしては、複数のアミノ基及びカルボキシル基を有する、カチオン性ホモポリマー又はコポリマーであってよいカチオン性ポリアミノ酸を使用することが可能でありうる。アミノ基は、第一級、第二級、第三級又は第四級アミノ基であってよい。アミノ基は、カチオン性ポリアミノ酸のポリマー骨格中、又は存在する場合ペンダント基中に存在してよい。カルボキシル基は、カチオン性ポリアミノ酸の存在する場合ペンダント基中に存在してよい。
アニオン性ポリマーは、正の電荷密度を有する。アニオン性ポリマーが合成アニオン性ポリマーである場合、アニオン性ポリマーの電荷密度は、0.1meq/gから20meq/g、好ましくは1から15meq/g、より好ましくは4から10meq/gであってよく、アニオン性ポリマーが天然アニオン性ポリマーである場合、アニオン性ポリマーの平均置換度は、0.1から3.0、好ましくは0.2から2.7、より好ましくは0.3から2.5であってよい。
- モノマー(a')及び(c)、若しくは(a')、(b)及び(c)、若しくは(a")及び(c)、若しくは(a")、(b)及び(c)の共重合、
- 又はモノマー(a')、若しくはモノマー(a')及び(b)、若しくは(a")及び(b)から形成されたコポリマーを、一価の非イオン性両親媒性化合物又は第一級若しくは第二級脂肪族アミンで修飾(特に、エステル化若しくはアミド化)すること
のいずれかによって得ることができる。
R-(OCH2CHR')m-(OCH2CH2)n-OH (V)
(式中、Rは、6から30個の炭素原子を含むアルキル又はアルキレン基及び8から30個の炭素原子を含むアルキル基を有するアルキルアリール基から選択され、R'は、1から4個の炭素原子を含むアルキル基から選択され、nは、およそ1から150の範囲の平均数であり、mは、およそ0から50の範囲の平均数であり、ただし、nは、少なくともmと同等である)
を有する化合物である。
G:グリコール部分
SO3 -Na+:ナトリウムスルホ基
OH:ヒドロキシル基
両性ポリマーは、正電荷密度及び負電荷密度の両方を有する。
第一級、第二級又は第三級アミノ基、第四級アンモニウム基、グアニジン基、ビグアニド基、イミダゾール基、イミノ基、及びピリジル基からなる群から選択される少なくとも1つの正電荷を有することができる及び/又は正電荷を有する部分、
並びに
硫酸基、スルフェート基、スルホン酸基、スルホネート基、リン酸基、ホスフェート基、ホスホン酸基、ホスホネート基、カルボン酸基、及びカルボキシレート基からなる群から選択される少なくとも1つの負電荷を有することができる及び/又は負電荷を有する部分
を有してもよい。
a)窒素がアルキル基で置換されたアクリルアミド又はメタクリルアミドから選択される少なくとも1種のモノマー、
b)1つ又は複数の反応性カルボン酸基を含有する少なくとも1種の酸性コモノマー、並びに
c)少なくとも1種の塩基性コモノマー、例えばアクリル酸及びメタクリル酸の第一級、第二級、第三級及び第四級アミン置換基を有するエステル、並びにメタクリル酸ジメチルアミノエチルの硫酸ジメチル又はジエチルによる四級化生成物。
-[-CO-R4-CO-Z-]-
[式中、R4は、飽和ジカルボン酸、エチレン性二重結合を有する脂肪族モノ若しくはジカルボン酸、これらの酸の1から6個の炭素原子を有する低級アルカノールのエステル、又は前記酸のいずれか1種とビス-第一級若しくはビス-第二級アミンとの付加により得られる基に由来する二価基を表し、Zは、ビス-第一級、モノ又はビス-第二級ポリアルキレン-ポリアミンの基を示し、好ましくは、以下を表す:
a)60から100mol%の割合で、以下の基
-NH-[(CH2)x-NH-]p-
(式中、x=2であり、p=2又は3であり、或いは、x=3であり、p=2であり、この基は、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラアミン又はジプロピレントリアミンに由来する)、
b)0から40mol%の割合で、上記の基(IV)(式中、x=2であり、p=1であり、これは、エチレンジアミンに由来する)、又はピペラジンに由来する以下の基:
q=0の場合、R11、R12及びR13は、同一であるか又は異なり、それぞれ、水素原子、メチル、ヒドロキシル、アセトキシ若しくはアミノ残基、モノアルキルアミン残基若しくはジアルキルアミン残基(1個若しくは複数の窒素原子によって任意選択で中断され、及び/又は1つ若しくは複数のアミン、ヒドロキシル、カルボキシル、アルキルチオ若しくはスルホン酸基で任意選択で置換されている)、又はそのアルキル基がアミノ残基を保有するアルキルチオ残基を表し、この場合、R11、R12及びR13基のうちの少なくとも1つは、水素原子であり、
或いは、q=1の場合、R11、R12及びR13は、それぞれ、水素原子を表す}の基、並びにこれらの化合物と塩基又は酸によって形成される塩を表すと理解される]。
並びにこれらの基の最大6個の炭素原子を含有する高級同族体を示す]。
a)以下の式の少なくとも1つの単位を含有する化合物に対する、クロロ酢酸又はクロロ酢酸ナトリウムの作用によって得られるポリマー:
-D-X-D-X-D- (X)
(式中、Dは、以下の基
b)以下の式のポリマー:
-D-X-D-X- (XI)
(式中、Dは、以下の基
本発明による組成物は、(b)少なくとも1種の油を含む。2種以上の(b)油を使用する場合、これらは同じであっても異なっていてもよい。
(i)3から7個、好ましくは4から5個のケイ素原子を含む環状ポリジアルキルシロキサン。これらは、例えば、特にUnion Carbide社によって名称Volatile Silicone(登録商標)7207で、又はRhodia社によって名称Silbione(登録商標)70045 V2で販売されているオクタメチルシクロテトラシロキサン、Union Carbide社によって名称Volatile Silicone(登録商標)7158で、Rhodia社によって名称Silbione(登録商標)70045 V5で販売されているデカメチルシクロペンタシロキサン、及びMomentive Performance Materials社によって名称Silsoft 1217で販売されているドデカメチルシクロペンタシロキサン、並びにそれらの混合物である。以下の式:
のジメチルシロキサン/メチルアルキルシロキサン等のタイプのシクロコポリマー、例えばUnion Carbide社によって販売されているSilicone Volatile(登録商標)FZ 3109も挙げることができる。環状ポリジアルキルシロキサンと有機ケイ素化合物との混合物、例えばオクタメチルシクロテトラシロキサン及びテトラトリメチルシリルペンタエリスリトール(50/50)の混合物並びにオクタメチルシクロテトラシロキサン及びオキシ-1,1'-ビス(2,2,2',2',3,3'-ヘキサトリメチルシリルオキシ)ネオペンタンの混合物も挙げることができる;並びに
(ii)2から9個のケイ素原子を含有し、粘度が25℃で5×10-6m2/秒以下である直鎖状揮発性ポリジアルキルシロキサン。例は、特にToray Silicone社によって名称SH 200で販売されているデカメチルテトラシロキサンである。この分類に属するシリコーンはまた、Cosmetics and Toiletries、第91巻、76年1月、27~32頁、Todd & Byers、Volatile Silicone Fluids for Cosmeticsにおいて公表されている論文に記載されている。シリコーンの粘度は、ASTM規格445付録Cに従って25℃で測定される。
- Rhodia社によって販売されている47及び70 047シリーズのSilbione(登録商標)油又はMirasil(登録商標)油、例として油70 047 V 500 000、
- Rhodia社によって販売されているMirasil(登録商標)シリーズの油、
- Dow Corning社製の200シリーズの油、例えば粘度が60000mm2/秒であるDC200、並びに
- General Electric社製のViscasil(登録商標)油及びGeneral Electric社製のSFシリーズのある種の油(SF 96、SF 18)。
R1からR10は、互いに独立して、飽和又は不飽和の、直鎖状、環状又は分枝状のC1~C30炭化水素系基、好ましくはC1~C12炭化水素系基、より好ましくはC1~C6炭化水素系基、特にメチル、エチル、プロピル又はブチル基であり、
m、n、p及びqは、互いに独立して、0以上900以下、好ましくは0以上500以下、より好ましくは0以上100以下の整数であり、
ただし、和n+m+qは、0以外である)
のフェニルシリコーンから選択することができる。
- Rhodia社製の70 641シリーズのSilbione(登録商標)油、
- Rhodia社製のRhodorsil(登録商標)70 633及び763シリーズの油、
- Dow Corning社製の油Dow Corning 556 Cosmetic Grade Fluid、
- Bayer社製のPKシリーズのシリコーン、例えば製品PK20、
- General Electric社製のSFシリーズのある種の油、例えばSF 1023、SF 1154、SF 1250及びSF 1265。
- 直鎖状又は分枝状の、任意選択で環状のC6~C16低級アルカン。挙げることができる例には、ヘキサン、ウンデカン、ドデカン、トリデカン、及びイソパラフィン、例としてイソヘキサデカン、イソドデカン及びイソデカンが含まれる;並びに
- 16個超の炭素原子を含有する直鎖状又は分枝状の炭化水素、例えば流動パラフィン、流動ワセリン、ポリデセン及び水添ポリイソブテン、例えばParleam(登録商標)、並びにスクアラン。
本発明による組成物は、(c)水を含む。
本発明による組成物は、少なくとも1種の2つ以上のpKa値を有する非ポリマー酸又はその塩、すなわち、少なくとも1種の2つ以上の酸解離定数を有する非ポリマー酸又はその塩を含みうる。pKa値(酸解離定数)は、当業者に周知であり、一定の温度、例えば25℃で決定すべきである。
本発明による組成物は、少なくとも1種の2つ以上のpKb値を有する非ポリマー塩基又はその塩、すなわち、少なくとも1種の2つ以上の塩基解離定数を有する非ポリマー塩基又はその塩を含んでもよい。pKb値(塩基解離定数)は、当業者に周知であり、一定の温度、例えば25℃で決定すべきである。
本発明による組成物中の(a)コンプレックスは、上記の2つ以上のpKa値を有する非ポリマー酸若しくはその塩又は上記の2つ以上のpKb値を有する非ポリマー塩基若しくはその塩以外の(d)少なくとも1種の疎水性アミノ酸を含んでもよい。2種以上の疎水性アミノ酸を組み合わせて使用してもよい。
本発明による組成物は、(e)少なくとも1種の油ゲル化剤を含んでもよい。2種以上の油ゲル化剤を組み合わせて使用してもよい。
本発明による組成物は、(b)油に加えて少なくとも1種の(追加の)美容有効成分を含んでもよい。追加の美容有効成分は、(b)油でない限り限定されない。2種以上の追加の美容有効成分を組み合わせて使用してもよい。したがって、単一のタイプの追加の美容有効成分、又は異なるタイプの追加の美容有効成分の組合せを使用することができる。
本発明の好ましい実施形態によれば、追加の美容有効成分は、疎水性又は水不溶性UV遮蔽剤から選択することができる。
本発明による組成物は、少なくとも1種の無機UV遮蔽剤を含んでもよい。2種以上の無機UV遮蔽剤を使用する場合、これらは同じであっても異なっていてもよく、好ましくは同じである。
シリカで被覆された酸化チタン、例えば池田物産株式会社製の製品「Sunveil」、
シリカ及び酸化鉄で被覆された酸化チタン、例えば池田物産株式会社製の製品「Sunveil F」、
シリカ及びアルミナで被覆された酸化チタン、例えばテイカ株式会社製の製品「Microtitanium Dioxide MT 500 SA」、Tioxide社製の製品「Tioveil」、及びRhodia社製の製品「Mirasun TiW 60」、
アルミナで被覆された酸化チタン、例えば石原産業株式会社製の製品「Tipaque TTO-55(B)」及び「Tipaque TTO-55(A)」、並びにKemira社製の「UVT 14/4」、
アルミナ及びステアリン酸アルミニウムで被覆された酸化チタン、例えばテイカ株式会社製の製品「Microtitanium Dioxide MT 100 T、MT 100 TX、MT 100 Z若しくはMT-01」、Uniqema社製の製品「Solaveil CT-10 W」及び「Solaveil CT 100」、並びにMerck社製の製品「Eusolex T-AVO」、
アルミナ及びラウリン酸アルミニウムで被覆された酸化チタン、例えばテイカ株式会社製の製品「Microtitanium Dioxide MT 100 S」、
酸化鉄及びステアリン酸鉄で被覆された酸化チタン、例えばテイカ株式会社製の製品「Microtitanium Dioxide MT 100 F」、
酸化亜鉛及びステアリン酸亜鉛で被覆された酸化チタン、例えばテイカ株式会社製の製品「BR351」、
シリカ及びアルミナで被覆され、シリコーンで処理された酸化チタン、例えばテイカ株式会社製の製品「Microtitanium Dioxide MT 600 SAS」、「Microtitanium Dioxide MT 500 SAS」、及び「Microtitanium Dioxide MT 100 SAS」、
シリカ、アルミナ、及びステアリン酸アルミニウムで被覆され、シリコーンで処理された酸化チタン、例えばチタン工業株式会社製の製品「STT-30-DS」、
シリカで被覆され、シリコーンで処理された酸化チタン、例えばKemira社製の製品「UV-Titan X 195」、
アルミナで被覆され、シリコーンで処理された酸化チタン、例えば石原産業株式会社製の製品「Tipaque TTO-55(S)」若しくはKemira社製の製品「UV Titan M 262」、
トリエタノールアミンで被覆された酸化チタン、例えばチタン工業株式会社製の製品「STT-65-S」、
ステアリン酸で被覆された酸化チタン、例えば石原産業株式会社製の製品「Tipaque TTO-55(C)」、又は
ヘキサメタリン酸ナトリウムで被覆された酸化チタン、例えばテイカ株式会社製の製品「Microtitanium Dioxide MT 150 W」。
ステアリン酸(及び)水酸化アルミニウム(及び)TiO2、例えばテイカ株式会社製の製品「MT-100 TV」、平均一次粒子直径15nm、
ジメチコン(及び)ステアリン酸(及び)水酸化アルミニウム(及び)TiO2、例えば三好化成株式会社製の製品「SA-TTO-S4」、平均一次粒子直径15nm、
シリカ(及び)TiO2、例えばテイカ株式会社製の製品「MT-100 WP」、平均一次粒子直径15nm、
ジメチコン(及び)シリカ(及び)水酸化アルミニウム(及び)TiO2、例えばテイカ株式会社製の製品「MT-Y02」及び「MT-Y-110 M3S」、平均一次粒子直径10nm、
ジメチコン(及び)水酸化アルミニウム(及び)TiO2、例えば三好化成株式会社製の製品「SA-TTO-S3」、平均一次粒子直径15nm、
ジメチコン(及び)アルミナ(及び)TiO2、例えばSachtleben社製の製品「UV TITAN M170」、平均一次粒子直径15nm、並びに
シリカ(及び)水酸化アルミニウム(及び)アルギン酸(及び)TiO2、例えばテイカ株式会社製の製品「MT-100 AQ」、平均一次粒子直径15nm。
Sunsmart社によって商標「Z-cote」で市販されているもの、
Elementis社によって商標「Nanox」で市販されているもの、及び
Nanophase Technologies社によって商標「Nanogard WCD 2025」で市販されているもの。
Toshiba社によって商標「Oxide Zinc CS-5」で市販されているもの(ポリメチルヒドロシロキサンで被覆されたZnO)、
Nanophase Technologies社によって商標「Nanogard Zinc Oxide FN」で市販されている[Finsolv TN、安息香酸アルキル(C12~C15)中の40%分散体としての]もの、
大東化成工業株式会社によって商標「Daitopersion Zn-30」及び「Daitopersion Zn-50」で市販されているもの(シリカ及びポリメチルヒドロシロキサンで被覆されたナノ酸化亜鉛を30%又は50%含む、オキシエチレン化ポリジメチルシロキサン/シクロポリメチルシロキサン分散体)、
ダイキン工業株式会社によって商標「NFD Ultrafine ZnO」で市販されているもの(シクロペンタシロキサン分散体としての、ペルフルオロアルキルホスフェート及びペルフルオロアルキルエチルベースのコポリマーで被覆されたZnO)、
信越化学工業株式会社によって商標「SPD-Z1」で市販されているもの(シクロジメチルシロキサン中に分散させた、シリコーングラフトアクリルポリマーで被覆されたZnO)、
ISP社によって商標「Escalol Z100」で市販されているもの(メトキシケイ皮酸エチルヘキシル/PVP-ヘキサデセンコポリマー/メチコン混合物中に分散させたアルミナ処理ZnO)、
冨士色素株式会社によって商標「Fuji ZnO-SMS-10」で市販されているもの(シリカ及びポリメチルシルセスキオキサンで被覆されたZnO)、及びElementis社によって商標「Nanox Gel TN」で市販されているもの[ヒドロキシステアリン酸重縮合物を含む安息香酸アルキル(C12~C15)中に55%で分散させたZnO]。
本発明による組成物は、少なくとも1種の疎水性又は水不溶性有機UV遮蔽剤を含んでもよい。2種以上の疎水性又は水不溶性有機UV遮蔽剤を使用する場合、これらは同じであっても異なっていてもよく、好ましくは同じである。
- アントラニル酸化合物:Haarmann and Reimer社によって商標「Neo Heliopan MA」で市販されているアントラニル酸メンチル。
- ジベンゾイルメタン化合物:特にHoffmann-La Roche社によって商標「Parsol 1789」で市販されているブチルメトキシジベンゾイルメタン、及びイソプロピルジベンゾイルメタン。
- ケイ皮酸化合物:特にHoffmann-La Roche社によって商標「Parsol MCX」で市販されているメトキシケイ皮酸エチルヘキシル;メトキシケイ皮酸イソプロピル;メトキシケイ皮酸イソプロポキシ;Haarmann and Reimer社によって商標「Neo Heliopan E 1000」で市販されているメトキシケイ皮酸イソアミル;シノキセート(2-エトキシエチル-4-メトキシシンナメート);メトキシケイ皮酸DEA;メチルケイ皮酸ジイソプロピル;及びジメトキシケイ皮酸エチルヘキサン酸グリセリル。
- サリチル酸化合物:Rona/EM Industries社によって商標「Eusolex HMS」で市販されているホモサレート(サリチル酸ホモメンチル);Haarmann and Reimer社によって商標「Neo Heliopan OS」で市販されているサリチル酸エチルヘキシル;サリチル酸グリコール;サリチル酸ブチルオクチル;サリチル酸フェニル;Scher社によって商標「Dipsal」で市販されているサリチル酸ジプロピレングリコール;及びHaarmann and Reimer社によって商標「Neo Heliopan TS」で市販されているサリチル酸TEA。
- カンファー化合物、特にベンジリデンカンファー誘導体:Chimex社によって商標「Mexoryl SD」で製造されている3-ベンジリデンカンファー;Merck社によって商標「Eusolex 6300」で市販されている4-メチルベンジリデンカンファー;Chimex社によって商標「Mexoryl SL」で製造されているベンジリデンカンファースルホン酸;Chimex社によって商標「Mexoryl SO」で製造されているカンファーベンザルコニウムメトスルフェート;及びChimex社によって商標「Mexoryl SW」で製造されているポリアクリルアミドメチルベンジリデンカンファー。
- ベンゾフェノン化合物:BASF社によって商標「Uvinul 400」で市販されているベンゾフェノン-1(2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン);BASF社によって商標「Uvinul D50」で市販されているベンゾフェノン-2(テトラヒドロキシベンゾフェノン);BASF社によって商標「Uvinul M40」で市販されているベンゾフェノン-3(2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン)又はオキシベンゾン;BASF社によって商標「Uvinul MS40」で市販されているベンゾフェノン-4(ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸);ベンゾフェノン-5(ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム);Norquay社によって商標「Helisorb 11」で市販されているベンゾフェノン-6(ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン);American Cyanamid社によって商標「Spectra-Sorb UV-24」で市販されているベンゾフェノン-8;BASF社によって商標「Uvinul DS-49」で市販されているベンゾフェノン-9(ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンジスルホン酸二ナトリウム);ベンゾフェノン-12、及びn-ヘキシル2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)ベンゾエート(BASF社によるUVINUL A+)。
- β,β-ジフェニルアクリレート化合物:特にBASF社によって商標「Uvinul N539」で市販されているオクトクリレン、及び特にBASF社によって商標「Uvinul N35」で市販されているエトクリレン。
- トリアジン化合物:Sigma 3V社によって商標「Uvasorb HEB」で市販されているジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、2,4,6-トリス(ジネオペンチル4'-アミノベンザルマロネート)-s-トリアジン、CIBA GEIGY社によって商標「TINOSORB S」で市販されているビス-エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、及びBASF社によって商標「UVINUL T150」で市販されているエチルヘキシルトリアゾン。
- ベンゾトリアゾール化合物、特にフェニルベンゾトリアゾール誘導体:分枝状及び直鎖状の2-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-6-ドデシル-4-メチルフェノ、並びにUSP5240975に記載されているもの。
- ベンザルマロネート化合物:ジネオペンチル4'-メトキシベンザルマロネート、及びベンザルマロネート官能基を含むポリオルガノシロキサン、例えばHoffmann-LaRoche社によって商標「Parsol SLX」で市販されているポリシリコーン-15。
- ベンゾイミダゾール化合物、特にフェニルベンゾイミダゾール誘導体。
- イミダゾリン化合物:エチルヘキシルジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリンプロピオネート。
- ビス-ベンゾアゾリル化合物:EP-669,323及び米国特許第2,463,264号に記載されている誘導体。
- パラ-アミノ安息香酸化合物:PABA(p-アミノ安息香酸)、エチルPABA、エチルジヒドロキシプロピルPABA、ジメチルPABAペンチル、特にISP社によって商標「Escalol 507」で市販されているジメチルPABAエチルヘキシル、グリセリルPABA、及びBASF社によって商標「Uvinul P25」で市販されているPEG-25 PABA。
- メチレンビス-(ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール)化合物、例えばFairmount Chemical社によって商標「Mixxim BB/200」で固体形態で市販されている2,2'-メチレンビス[6-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-メチル-フェノール]、BASF社によって商標「Tinosorb M」で、又はFairmount Chemical社によって商標「Mixxim BB/100」で水性分散体中の微粉化形態で市販されている2,2'-メチレンビス[6-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4-(1,1,3,3-テトラメチルブチル)フェノール]、並びに米国特許第5,237,071号、第5,166,355号、GB-2,303,549、DE-19,726,184及びEP-893,119に記載されている誘導体、並びに
下記に示すような、Rhodia Chimie社によって商標「Silatrizole」で、又はL'Oreal社によって商標「Mexoryl XL」で市販されているドロメトリゾールトリシロキサン。
- 遮蔽性ポリマー及び遮蔽性シリコーン:WO93/04665に記載されているシリコーン。
- α-アルキルスチレンに由来するダイマー:DE-19855649に記載されているダイマー。
- 4,4-ジアリールブタジエン化合物:1,1-ジカルボキシ(2,2'-ジメチルプロピル)-4,4-ジフェニルブタジエン。
ブチルメトキシジベンゾイルメタン、メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、ホモサレート、サリチル酸エチルヘキシル、オクトクリレン、ベンゾフェノン-3、ベンゾフェノン-4、ベンゾフェノン-5、n-ヘキシル2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)ベンゾエート、1,1'-(1,4-ピペラジンジイル)ビス[1-[2-[4-(ジエチルアミノ)-2-ヒドロキシベンゾイル]フェニル]-メタノン、4-メチルベンジリデンカンファー、エチルヘキシルトリアゾン、ビス-エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、2,4,6-トリス(ジネオペンチル4'-アミノベンザルマロネート)-s-トリアジン、2,4,6-トリス(ジイソブチル4'-アミノベンザルマロネート)-s-トリアジン、2,4-ビス-(n-ブチル4'-アミノベンザルマロネート)-6-[(3-{1,3,3,3-テトラメチル-1-[(トリメチルシリルオキシ]ジシロキサニル}プロピル)アミノ]-s-トリアジン、2,4,6-トリス-(ジフェニル)-トリアジン、2,4,6-トリス-(ターフェニル)-トリアジン、メチレンビス-ベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、ドロメトリゾールトリシロキサン、ポリシリコーン-15、ジネオペンチル4'-メトキシベンザルマロネート、1,1-ジカルボキシ(2,2'-ジメチルプロピル)-4,4-ジフェニルブタジエン、2,4-ビス[5-1(ジメチルプロピル)ベンゾオキサゾール-2-イル-(4-フェニル)イミノ]-6-(2-エチルヘキシル)イミノ-1,3,5-トリアジン、カンファーベンザルコニウムメトスルフェート及びそれらの混合物。
本発明の好ましい実施形態によれば、美容有効成分は、美白剤から選択することができる。
本発明による組成物のpHは、3から9、好ましくは3.5から8.5、より好ましくは4から8であってよい。
本発明による組成物は、少なくとも1種のアルカリ剤を含んでもよい。2種以上のアルカリ剤を組み合わせて使用してもよい。したがって、単一のタイプのアルカリ剤、又は異なるタイプのアルカリ剤の組合せを使用することができる。
に記載されているものを挙げることができ、これは、1,3-プロパンジアミン及びその誘導体によって例示することができる。アルギニン、尿素及びモノエタノールアミンが好ましい。
本発明による組成物は、(a)コンプレックスに組み込まれる(d)酸以外の少なくとも1種の酸を含んでもよい。2種以上の酸を組み合わせて使用してもよい。したがって、単一のタイプの酸、又は異なるタイプの酸の組合せを使用することができる。
本発明による組成物は、少なくとも1種の緩衝剤を含んでもよい。2種以上の緩衝剤を組み合わせて使用してもよい。したがって、単一のタイプの緩衝剤、又は異なるタイプの緩衝剤の組合せを使用することができる。
本発明による組成物は、前述の成分に加えて化粧品に典型的に用いられる成分、具体的には、界面活性剤又は乳化剤、親水性増粘剤、有機不揮発性溶媒、(b)油以外のシリコーン及びシリコーン誘導体、動物又は植物に由来する天然抽出物、ワックス等を、本発明の効果を損なわない範囲内で含んでもよい。
本発明による組成物は、少なくとも1種の(b)油を含むことから、本発明による組成物は、少なくとも1つの脂肪相を含むことができる。
本発明による組成物は、皮膜を容易に調製するのに使用することができる。(a)コンプレックスは、凝集し、合体して連続した皮膜となることができる。
上記で説明したように本発明による組成物を基材、好ましくはケラチン基材、より好ましくは皮膚に塗布する工程と、
組成物を乾燥させる工程と
を含む方法に関する。
(1)上記で説明した本発明による組成物を基材、好ましくはケラチン基材、より好ましくは皮膚に塗布する工程と、
組成物を乾燥させる工程と
を含む方法によって調製される、好ましくは0.1μm超、より好ましくは1.5μm以上、更に好ましくは2μm以上の厚さの皮膜、好ましくは化粧皮膜、
並びに
(2)少なくとも1種のカチオン性ポリマー及び少なくとも1種のアニオン性ポリマー、
少なくとも1種のカチオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー、
少なくとも1種のアニオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー、又は
少なくとも1種の両性ポリマー;
少なくとも1種の2つ以上のpKa値を有する非ポリマー酸若しくはその塩又は
少なくとも1種の2つ以上のpKb値を有する非ポリマー塩基若しくはその塩;
並びに
少なくとも1種の油
を含む、好ましくは0.1μm超、より好ましくは1.5μm以上、更に好ましくは2μm以上の厚さの皮膜、好ましくは化粧皮膜であって、
カチオン性ポリマーが、少なくとも10個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1種のカチオン性セルロースポリマーを含み、
皮膜が少なくとも1種のアニオン性ポリマー及び少なくとも1種の両性ポリマー又は少なくとも1種の両性ポリマーを含む場合、皮膜が、少なくとも10個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1種のカチオン性セルロースポリマーを更に含む、皮膜
に関する。
本発明はまた、
皮膚等のケラチン基材のための美容方法であって、上記で説明したように本発明の組成物をケラチン基材に塗布する工程と、組成物を乾燥させて、ケラチン基材上に化粧皮膜を形成する工程とを含む方法、及び
皮膚等のケラチン基材上に化粧皮膜を調製するための上記で説明したように本発明による組成物の使用
に関する。
(ポリイオンコンプレックスの調製)
実施例1及び比較例1~3によるポリイオンコンプレックスの分散体を調製した。
上記のように調製されたポリイオンコンプレックス分散体を使用することによって、エマルジョンを調製した。表2に示した成分のそれぞれを、ポリイオンコンプレックスの量がエマルジョンの総質量に対して約15質量%となる条件下で、実施例1及び比較例1~3によるポリイオンコンプレックス分散体のそれぞれに添加し、ホモジナイザーにより5000rpmで20分間混合した。添加した各成分の量もまた、表2に示す。表2に示した添加した成分の量の数値は、全て「質量%」に基づく。
実施例1及び比較例1~3によるエマルジョンを、45℃で2カ月間貯蔵した。各エマルジョンの外見を目視で観察し、以下の基準に従って評価した。
安定:相分離は観察されなかった。
不安定:相分離が観察された。
Claims (17)
- 少なくとも1種のカチオン性ポリマー及び少なくとも1種のアニオン性ポリマー、
並びに
少なくとも1種の2つ以上のpKa値を有する非ポリマー酸若しくはその塩
を含む(a)少なくとも1種のコンプレックスと、
(b)少なくとも1種の油と、
(c)水と
を含む組成物であって、
カチオン性ポリマーが、少なくとも10個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1種のカチオン性セルロースポリマーを含み、
前記2つ以上のpKa値を有する非ポリマー酸若しくはその塩が、テレフタリリデンジカンファースルホン酸及びその塩、サンセットイエローFCF、アスコルビン酸、フィチン酸及びその塩、並びにそれらの混合物からなる群から選択される、組成物。 - (a)コンプレックスが、(b)油と(c)水との間の界面に存在する複数の粒子を形成する、又は、
(a)コンプレックスが、中空を有するカプセルを形成し、(b)油が、中空内に存在する、請求項1に記載の組成物。 - カチオン性ポリマーが、第一級、第二級又は第三級アミノ基、第四級アンモニウム基、グアニジン基、ビグアニド基、イミダゾール基、イミノ基、及びピリジル基からなる群から選択される少なくとも1つの正電荷を有することができる及び/又は正電荷を有する部分を有する、請求項1又は2に記載の組成物。
- カチオン性ポリマーが、アルキルジアリルアミンのシクロポリマー及びジアルキルジアリルアンモニウムのシクロポリマー、(コ)ポリアミン、カチオン性(コ)ポリアミノ酸、並びにそれらの塩からなる群から選択される少なくとも1つを更に含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
- アニオン性ポリマーが、硫酸基、スルフェート基、スルホン酸基、スルホネート基、リン酸基、ホスフェート基、ホスホン酸基、ホスホネート基、カルボン酸基及びカルボキシレート基からなる群から選択される少なくとも1つの負電荷を有することができる及び/又は負電荷を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
- アニオン性ポリマーが、多糖、アニオン性(コ)ポリアミノ酸、(コ)ポリ(メタ)アクリル酸、(コ)ポリアミド酸、(コ)ポリスチレンスルホネート、(コ)ポリ(ビニルスルフェート)、デキストラン硫酸、コンドロイチン硫酸、(コ)ポリマレイン酸、ポリフマル酸、マレイン酸(コ)ポリマー、並びに、それらの塩からなる群から選択される、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
- 組成物中の2つ以上のpKa値を有する非ポリマー酸若しくはその塩の量が、組成物の総質量に対して0.0001から30質量%である、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
- 少なくとも10個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有するカチオン性セルロースポリマーが、ポリクオタニウム-24、ポリクオタニウム-67及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
- 組成物中の少なくとも10個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有するカチオン性セルロースポリマーの量が、組成物の総質量に対して0.001から10質量%である、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
- 組成物のpHが、3から9である、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。
- (b)油が、極性油から選択される、請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物。
- 組成物中の(b)油の量が、組成物の総質量に対して0.01から50質量%である、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
- 0.1質量%以下の界面活性剤を含むエマルジョンの形態である、請求項1から12のいずれか一項に記載の組成物。
- 皮膜を調製するための方法であって、
請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物を基材に塗布する工程と、
組成物を乾燥させる工程と
を含む方法。 - 少なくとも1種のカチオン性ポリマー及び少なくとも1種のアニオン性ポリマー、
少なくとも1種の2つ以上のpKa値を有する非ポリマー酸若しくはその塩、
並びに
少なくとも1種の油
を含む皮膜であって、
カチオン性ポリマーが、少なくとも10個の炭素原子を含む少なくとも1つの脂肪鎖を有する少なくとも1種のカチオン性セルロースポリマーを含み、
前記2つ以上のpKa値を有する非ポリマー酸若しくはその塩が、テレフタリリデンジカンファースルホン酸及びその塩、サンセットイエローFCF、アスコルビン酸、フィチン酸及びその塩、並びにそれらの混合物からなる群から選択される、皮膜。 - ケラチン基材のための美容方法であって、
請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物をケラチン基材に塗布する工程と、
前記組成物を乾燥させて、ケラチン基材上に化粧皮膜を形成する工程と
を含む方法。 - ケラチン基材上に化粧皮膜を調製するための、請求項1から13のいずれか一項に記載の組成物の使用であって、
前記化粧皮膜が、pH7以下の水に耐性があり、pH7超の水で除去可能である使用。
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