JP7063110B2 - 綴じ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステープルを用いずにシート束を綴じる綴じ処理装置の技術に関する。
コピー、スキャン、ファックス、およびボックスなどの様々な機能を備えた画像形成装置が普及している。このような画像形成装置は「MFP(Multi Function Peripherals)」と呼ばれることがある。画像形成装置には、画像が印刷されたシート束に対して、穴を空ける処理またはステープル(金属針)で綴じる処理などの後処理を行うフィニッシャ(用紙後処理装置)が設けられることがある。
近年の環境意識の高まりを受けて、フィニッシャを構成する装置のうちシート束を綴じる処理を行う装置(以下、「綴じ処理装置」と記載する。)を、ステープルなしでシート束を綴じることができるようにすることが、提案されている。例えば、シート束に2か所の切り込みを入れ、一方の切り込みによって形成された部分を他方の切り込みに挿し込むことで、シート束を綴じる。この方法でシート束を綴じると、開いた穴によって見栄えが悪くなることがある。
または、ラック状の歯(以下、「綴じ歯」と記載することがある。)がそれぞれ設けられた一対の圧着部材でシート束を挟み込んでシートの繊維同士を絡ませることで、シート束を綴じる(つまりそれらシートを圧着する)。この方法でシート束を綴じると、穴が開くことがない。しかし、綴じ歯にシート束がはり付いてしまうことがあり、綴じ処理装置で紙詰まりが発生することがある。以下の特許文献には、綴じ歯にはり付いたシート束を引き剥がす綴じ処理装置の技術が開示されている。
特許文献1に記載の綴じ処理装置(用紙綴じ装置)は、圧着部材(圧着歯)と、圧着部材を覆うように設けられた用紙剥離部材とを有する。圧着部材と用紙剥離部材との間には、用紙剥離部材が圧着部材に向けて移動できるような間隙が設けられる。圧着部材に用紙束がはり付いた状態で、用紙剥離部材が移動して用紙束を圧着部材から離れる方向に押す。これにより、圧着部材にはり付いた用紙束を引き剥がす。
特許文献2に記載の綴じ処理装置(シート束綴じ処理装置)は、針なし綴じ装置を処理トレイの支持面を含む平面内で回転させて、針なし綴じ装置の圧着歯とシート束の綴じ部との間にひねり作用を生じさせることで、圧着歯に貼り付いた用紙を引き剥がす。
特許文献3に記載の綴じ処理装置(シート束綴じ処理装置)は、綴じ処理後のシート束の上面に搬送ローラを接触させてシート束を搬出方向に少し送り出し、シート束の綴じ処理された部分(コーナー)を中心としてシート束を回転させることで、圧着歯にはり付いたシート束を引き剥がす。
特許文献4に記載の綴じ処理装置(シート束綴じ処理装置)は、第1搬送部材によりシート束の後端を処理トレイから押し出してまたはサイド整合部材によりシート束の側端縁を処理トレイから押し出して、シート束の綴じ処理された部分(コーナー)を中心としてシート束を回転させることで、圧着歯にはり付いたシート束を引き剥がす。
特許文献5に記載の綴じ処理装置(用紙綴じ装置)は、用紙束を綴じる上側歯型部および下側歯型部の間に、開口部が形成されかつ上下に移動する剥がし部材を備える。用紙束を綴じる際、下側歯型部は、剥がし部材を持ち上げながら上側歯型部に向かって移動する(つまり上方へ移動する)。そして、下側歯型部は、開口部から突き出た状態で上側歯型部とともに用紙束を綴じる。用紙束が綴じられると、下側歯型部は元の位置に戻る。このとき、剥がし部材も元の位置に戻るが、剥がし部材の移動範囲を制限するストッパーによって下側歯型部より上の位置で止まる。これにより、下側歯型部にはり付いた用紙束を引き剥がす。
特開2017-24422号公報 特開2017-119384号公報 特開2017-19660号公報 特開2016-199396号公報 特開2015-139959号公報
上述の特許文献1の用紙綴じ装置を様々な種類のシート(例えば、厚紙などの剥がれにくいシート)のはり付きに対応させようとすると、用紙剥離部材が移動するための間隙を少しでも大きくしてストロークを広く確保する必要がある。さらに、そのような用紙剥離部材を移動させるための機構についても、ストロークを確保する必要がある。さらに、大きな圧力を与えるための部材間の距離を広げるには、部品の強度を上げ、機構を大型化し、さらに強力な駆動源を必要とする。そのため、装置の構造が複雑になってしまう。
上述の特許文献2ないし4のシート束綴じ処理装置は、シート束を回転させるため、シート束のサイズ以上のスペースを確保する必要がある。また、シート束を回転させる機構も必要になる。そのため、装置の構造が複雑になってしまう。
上述の特許文献5の用紙綴じ装置は、上側歯型部および下側歯型部の間に剥がし部材およびストッパーを設ける必要がある。そのため、装置の構造、特に綴じる機構が複雑になってしまう。
本発明は、このような問題点に鑑み、綴じ歯にはり付いたシート束を引き剥がす従来の綴じ処理装置よりも構造が複雑にならない綴じ処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る綴じ処理装置は、針を用いずに圧着することでシート束を綴じる綴じ処理装置であって、一対の圧着歯で前記シート束を挟んで押圧することによって当該シート束を圧着する圧着部と、前記シート束と前記一対の圧着歯のうちの少なくとも一方の圧着歯との間に挿入板を挿入することによって当該一方の圧着歯にはり付いた当該シート束を引き剥がす引き剥がし部と、を有することを特徴とする。
好ましくは、前記引き剥がし部は、前記挿入板を、前記シート束と前記一方の圧着歯との間に挿入された挿入位置および当該挿入位置から退避した退避位置の間を移動させる、駆動部を有する。
好ましくは、前記引き剥がし部は、第一の引き剥がし部材および第二の引き剥がし部材を有し、前記第一の引き剥がし部材が、前記シート束と前記一方の圧着歯との間に前記挿入板を挿入することによって当該一方の圧着歯にはり付いた当該シート束を引き剥がし、前記第二の引き剥がし部材が、前記シート束と他方の圧着歯との間に第二の挿入板を挿入することによって当該他方の圧着歯にはり付いた当該シート束を引き剥がす。
本発明によると、綴じ歯にはり付いたシート束を引き剥がす従来の綴じ処理装置よりも構造が複雑にならない綴じ処理装置を提供することができる。
画像形成装置の外観の例を示す図である。 画像形成装置の制御装置のハードウェア構成の例を示す図である。 フィニッシャの内部の構造の例を示す図である。 綴じ処理装置およびシートを平面から見た例を示す図である。 綴じ処理装置の側面図である。 綴じ処理装置の断面平面図である。 綴じ処理装置の断面正面図である。 下綴じ歯の斜視図である。 引き剥がし装置の斜視図である。 先端部の他の形状の例を示す図である。 綴じ処理装置の動作の例を示す図である。 画像形成装置の全体的な処理の流れの例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の綴じ処理装置の斜視図である。 第2の実施形態の綴じ処理装置の断面平面図および断面正面図である。 第3の実施形態の綴じ処理装置の斜視図である。 第3の実施形態の綴じ処理装置の断面平面図である。 第4の実施形態の綴じ処理装置の側面図である。 第4の実施形態の綴じ処理装置の動作の例を示す図である。
図1は、画像形成装置1の外観の例を示す図である。図2は、画像形成装置1の制御装置のハードウェア構成の例を示す図である。
図1に示す画像形成装置1は、コピー、PCプリント、クラウド印刷、ファックス、スキャナ、およびボックスなどの機能を集約した装置である。一般に、「複合機」または「MFP(Multi Function Peripherals)」などと呼ばれることがある。
図2に示すように、画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、補助記憶装置10d、タッチパネルディスプレイ10e、NIC(Network Interface Card)10f、スキャンユニット10g、プリントユニット10h、およびフィニッシャ(用紙後処理装置)10iなどによって構成される。
CPU10aは、画像形成装置1のメインCPUである。RAM10bは、画像形成装置1のメインメモリである。
タッチパネルディスプレイ10eは、ユーザに対するメッセージを示す画面、ユーザがコマンドまたは情報を入力するための画面、およびCPU10aが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。さらに、タッチされた位置を示す信号をCPU10aへ送る。
NIC10fは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルで他の装置との通信を行う。
スキャンユニット10gは、ADF(Auto Document Feeder)またはプラテンガラスにセットされた原稿に記されている画像を読み取って画像データを生成する。
プリントユニット10hは、スキャンユニット10gによって読み取られた画像のほか、NIC10fによって他の装置から受信した画像を用紙に印刷する。
フィニッシャ10iは、プリントユニット10hから排出された印刷物(以下、「シート」と記載することがある。)に対して、必要に応じて後処理を施す。後処理は、綴じ処理、パンチ穴を開ける処理および折り曲げる処理などである。綴じ処理では、複数のシートを綴じ歯(後述)によって挟み込んで押圧することで、それらシートの繊維を絡ませて綴じ(つまりそれらシートを圧着し)、その後、綴じ歯にはり付いたシートを引き剥がす(つまり剥離する)処理を行う。フィニッシャ10iの構成の詳細は後述する。
ROM10cまたは補助記憶装置10dには、上述のコピーなどの機能を実現するためのアプリケーションが記憶されている。これらのプログラムは、RAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。補助記憶装置10dとして、ハードディスクまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
図3は、フィニッシャ10iの内部の構造の例を示す図である。図4は、綴じ処理装置2およびシート6を平面から見た例を示す図である。図5は、綴じ処理装置2の側面図である。図6は、綴じ処理装置2の断面平面図である。図7は、綴じ処理装置2の断面正面図である。図8は、下綴じ歯37の斜視図である。図9は、引き剥がし装置4の斜視図である。図10は、先端部41aの他の形状の例を示す図である。
以下、第1の実施形態における画像形成装置1の動作を、綴じ処理によって2枚の縦長のシートの左上を綴じる場合を例に、図3~図10を参照しながら説明する。
ユーザは、2枚の縦長の原稿をスキャンユニット10gのADFにセットする。コピーの設定を画像形成装置1に行う。このとき、綴じ処理として、原稿の画像を用紙に印刷することで生成されたシート6の左上を綴じる旨の設定をする。そして、コピーのジョブの実行を画像形成装置1に指示する。
これにより、画像形成装置1のスキャンユニット10gは、1枚目の原稿を読み取る。プリントユニット10hは、読み取った1枚目の原稿の画像を用紙に印刷することで1枚目のシート6を生成し、フィニッシャ10iへ排出する。
図3に示すように、フィニッシャ10iは、上搬送路111、中間搬送路112、下搬送路113、複数のローラ12、分岐スイッチ13、上トレイ141、下トレイ142、および綴じ処理装置2などによって構成される。
上搬送路111、中間搬送路112、下搬送路113、および複数のローラ12は、プリントユニット10hから排出されたシート6を搬送する。分岐スイッチ13は、上搬送路111の途中に設けられ、上搬送路111および中間搬送路112を繋げることによってシート6が搬送される方向を変更する。上トレイ141および下トレイ142は、排出されたシート6を積載する。
プリントユニット10hから排出されたシート6は、通常は、上搬送路111を通過して上トレイ141に積載される。ただし、上述の綴じ処理が行われるときは、シート6は、上搬送路111を途中まで(つまり分岐スイッチ13の手前まで)通過してから中間搬送路112を通過する。
シート6は、中間搬送路112から下搬送路113に入り、自重によってスイッチバックして綴じ処理装置2の前面へ向かって移動し、綴じ処理装置2に到達して停止する。
すなわち、図4に示すように、本例では、シート6の左上が、綴じ処理装置2に入った状態となる。これにより、シート6の左上が綴じ処理装置2によって綴じられるようになる。
なお、シート6が綴じられる箇所は左上に限られない。シート6の辺のいずれかの箇所であってもよいし、シート6のいずれかの角つまりコーナーであってもよい。
また、複数の綴じ処理装置2を設けてシート6が綴じられる箇所を複数にしてもよい。また、1つの綴じ処理装置2をシート6の辺に沿って移動させてもよい。
2枚目のシート6も、1枚目のシート6と同様に生成されて綴じ処理装置2に到達して、1枚目のシート6に重なって停止する。以下、複数のシート6(本例では、1枚目のシート6および2枚目のシート6)を「シート束7」と記載することがある。
綴じ処理装置2は、すべてのシート6、第1の実施形態においては2枚のシート6が綴じ処理装置2に到達すると、それらシート6(つまりシート束7)に対して綴じ処理を行う。
図5~図7に示すように、綴じ処理装置2は、圧着装置3および引き剥がし装置4によって構成される。
圧着装置3は、シート束7を圧着する。圧着装置3は、手のひら大のサイズであり、本体30、上圧着綴じ台31、下圧着綴じ台32などによって構成される。上圧着綴じ台31の下面には上綴じ歯36が設けられ、下圧着綴じ台32の上面(以下、「表面32a」と記載することがある。)には下綴じ歯37が設けられる。上圧着綴じ台31および下圧着綴じ台32それぞれの前面側は緩やかに傾斜している。
図8に示すように、下綴じ歯37は、側面視が台形状の凸部である多数の歯37aが一列に並んだもの(つまりラック状)である。上綴じ歯36も下綴じ歯37と同様の形状であり、多数の歯36aが一列に並んでいる。上綴じ歯36および下綴じ歯37は、歯36aと歯37aとが噛み合うように、上圧着綴じ台31および下圧着綴じ台32に設けられる。
上圧着綴じ台31は、本体30に設けられた軸33を中心にモータなどの駆動装置によって回動する。下圧着綴じ台32は、本体30に固定されている。
上圧着綴じ台31が下圧着綴じ台32に向かって回動すると、上綴じ歯36および下綴じ歯37は、シート束7を挟み込んで押圧することでシート束7を圧着する。
シート束7が圧着された後は、上圧着綴じ台31は、元の位置に向かって回動し、下圧着綴じ台32から離間する。
引き剥がし装置4は、下綴じ歯37にはり付いているシート束7を引き剥がす。引き剥がし装置4は、圧着装置3の上圧着綴じ台31および下圧着綴じ台32が開口している側つまり圧着装置3の前面に位置し(図5参照)、図9に示すように、本体40、挿入板41および支持台45などによって構成される。
支持台45は、その上面に挿入板41が嵌め込まれこれを支持する。すなわち、支持台45は、金属材料または樹脂材料からなり、基部46、および、基部46にそれぞれ端部が一体的に支持され互いに平行に延びるアーム部47a、47bを有する。アーム部47a、47bのそれぞれは、内周面側に凸部48a、48bが設けられ、凸部48a、48bそれぞれの上部には溝49a、49bが設けられる。溝49a、49b(および基部46)に挿入板41が嵌め込まれて一体化されることによって、挿入板41が支持台45によって支持される。
挿入板41は、略長方形状の金属板または樹脂板からなり、厚さは0.1~0.5ミリメートル程度、例えば0.3ミリメートル程度である。挿入板41の先端部41aつまり図9における右側の先端部は、直線の形状である。なお、先端部41aの形状は、引き剥がすときにシート束7にかかる力を考慮して、次のような形状でもよい。
すなわち、先端部41aの形状は、図10(A)に示すようなV字形状、同図(B)に示すような左側から右側にかけて凹むように傾斜した直線形状、同図(C)に示すような逆方向に傾斜した直線形状、または、同図(D)に示すような逆のV字形状であってもよい。なお、先端部41aの断面形状は尖っていてもよいし、丸みを帯びていてもよい。
図9に戻り、本体40は、例えば圧着装置3の本体30の前面にネジなどによって取り付けられ、スライド可能なガイド部材を介して、支持台45を前後の方向つまり矢印M1の方向(図5、6参照)に直線的に往復移動可能なように支持する。
本体40は、支持台45を移動させることで、挿入板41を矢印M1の方向に直線的に往復してスライド(つまり移動)させる。
すなわち、図5および図6に示すように、本体40は、挿入板41を、シート束7と下綴じ歯37との間に挿入板41を挿入した位置(以下、「挿入位置Ps1」と記載することがある。)と挿入位置Ps1から挿入板41を退避させた位置(以下、「退避位置Ps2」と記載することがある。)との間で下綴じ歯37の歯筋方向に移動させる。
なお、挿入板41は、通常は退避位置Ps2に退避している。シート束7を引き剥がす動作において挿入位置Ps1に移動し、その直後にまたは時間をおいて退避位置Ps2に移動する。
挿入位置Ps1においては、図7に示すように、挿入板41の先端部41aの下面は下綴じ歯37と対向する。すなわち、挿入板41は下綴じ歯37よりも高い位置にあって、両者の間には互いに干渉(つまり衝突)しないように間隙g1が設けられている。
凸部48a、48bは、下綴じ歯37を挟む高さ位置にある。挿入位置Ps1においては、凸部48a、48bそれぞれの先端部分の下面は下圧着綴じ台32の表面32aと対向する。すなわち、凸部48a、48bそれぞれは下圧着綴じ台32よりも高い位置にあって、両者の間には互いに干渉しないように、間隙g1よりも小さい間隙g2が設けられている。
これにより、下綴じ歯37にシート束7が強くはり付くことで挿入板41および支持台45が下方(つまり表面32aの側)に強く押さえつけられても、凸部48a、48bが下圧着綴じ台32の表面32aを摺動しながら移動する。そのため、挿入板41と下綴じ歯37とが互いに干渉することが防止される。
なお、上圧着綴じ台31が離間したときにおける上綴じ歯36の高さ位置は、挿入板41の高さ位置よりも高いため、挿入板41と上綴じ歯36とが互いに干渉することはない。
退避位置Ps2においては、図5および図6に示すように、挿入板41および支持台45は下綴じ歯37および下圧着綴じ台32から離れているため、上圧着綴じ台31が下圧着綴じ台32に向かって回動してシート束7を圧着するときに上綴じ歯36が挿入板41に干渉しない。
図11は、綴じ処理装置2の動作の例を示す図である。次に、綴じ処理装置2が綴じ処理を行う際の動作について、図11を参照しながら説明する。
すべてのシート6が綴じ処理装置2に到達すると、図11(A)に示すように、圧着装置3の上圧着綴じ台31が回動することで、上綴じ歯36および下綴じ歯37がシート束7を圧着する。その後、上圧着綴じ台31が下圧着綴じ台32から離間すると、図11(B)に示すように、引き剥がし装置4の挿入板41が挿入位置Ps1まで移動することによって、挿入板41がシート束7と下綴じ歯37との間に入り込む。
このとき、下綴じ歯37にシート束7がはり付いていれば、挿入板41はシート束7を押し上げながら移動する。これにより、シート束7が下綴じ歯37から引き剥がされる。
挿入板41は、挿入位置Ps1まで移動した直後にまたは時間をおいて退避位置Ps2まで移動する(つまり戻る)。これによって、綴じ処理が完了する。
図3に戻り、綴じ処理が行われたシート束7は、複数のローラ12によって綴じ処理装置2の前面から下トレイ142に向けて搬送されることで綴じ搬送路113を通過し、下トレイ142に積載される。
図12は、画像形成装置1の全体的な処理の流れの例を示すフローチャートである。次に、画像形成装置1における全体的な処理の流れを、フローチャートを参照しながら説明する。
画像形成装置1は、コピーの設定およびコピーの実行の指示をユーザから受け付けると(#601でYes)、コピーの対象となる画像を設定にしたがってシート6に印刷する(#602)。
綴じ処理を行う旨の設定が行われていた場合は(#603でYes)、シート6は、プリントユニット10hから綴じ処理装置2へ搬送される(#604)。すべてのシート6が綴じ処理装置2へ搬送されると、圧着装置3は、それらシート6を圧着することでシート束7とする(#605)。続けて、引き剥がし装置4は、下綴じ歯37にはり付いているシート束7を引き剥がす(#606)。その後、シート束7は下トレイ142へ排出される(#607)。
綴じ処理を行う旨の設定が行われていない場合は(#603でNo)、シート6は上トレイ141へ排出される(#607)。
なお、第1の実施形態においては、引き剥がし装置4によって、下綴じ歯37にのみはり付いているシート束7を引き剥がす例を説明した。これは、シート束7は、上綴じ歯36にはり付いたとしても自重によって剥がれやすいと考えられるためである。しかしさらに、上綴じ歯36にシート束7がはり付きにくくなるような表面処理(例えば、フッ素コーティングまたはセラミックコーティングなど)を施し、または上綴じ歯36の表面を下綴じ歯37よりも滑らかにすることで、シート束7が上綴じ歯36から剥がれやすくしてもよい。また、上綴じ歯36および下綴じ歯37の両方に表面処理を施してもよい。
第1の実施形態によると、下綴じ歯37に向かって挿入板41を移動させるだけでシート束7を下綴じ歯37から引き剥がすことができるので構造が簡単であり、圧着した際に綴じ歯にはり付いたシート束7を引き剥がす従来の装置よりも構造が複雑にならない綴じ処理装置2を提供することができる。
上述の第1の実施形態では、本体40は、挿入板41を下綴じ歯37の歯筋方向に移動させた(図6参照)。しかし、次の第2の実施形態および第3の実施形態で示すように移動させてもよい。なお、第1の実施形態と同じ部分については説明を省略する。
図13は、第2の実施形態の綴じ処理装置2Bの斜視図である。図14は、綴じ処理装置2Bの断面平面図および断面正面図である。
第2の実施形態では、挿入板41Bを、シート束7の表面に沿って、下綴じ歯37の歯筋に対して垂直かつ直線的に往復移動させる例について説明する。
第2の実施形態において、引き剥がし装置4Bは、図13および図14に示すように、本体40B、挿入板41Bおよび支持台45Bなどによって構成される。
支持台45Bは、挿入板41Bを挟み込んで支持するアーム部47Ba、47Bbを有する。なお、アーム部47Baとアーム部47Bbとの間隔は、下綴じ歯37の幅より少し広い程度とすることができる。すなわち、アーム部47Baとアーム部47Bbとの間隔を、上述のアーム部47aとアーム部47bとの間隔よりも狭くすることができる。
本体40Bは、例えば圧着装置3の本体30の側面などにネジなどによって取り付けられ、支持台45Bを矢印M2の方向に直線的に往復移動可能なように支持する。
すなわち、本体40Bは、挿入板41Bを、挿入位置Ps1Bと退避位置Ps2Bとの間で下綴じ歯37の歯筋方向に対して垂直方向つまり矢印M2の方向に移動させる。
なお、第2の実施形態においても、上述の第1の実施形態と同様に、間隙g1Bおよび間隙g1Bよりも小さい間隙g2Bを設けてもよい。すなわち、間隙g1Bを挿入板41Bと下綴じ歯37との間に設け、間隙g2Bを、下圧着綴じ台32の表面32aとアーム部47Bbの下面との間に設けてもよい。
また、挿入板41Bの先端部41Baを、上述の先端部41aと同様に図10に示すような形状にしても良い。
図15は、第3の実施形態の綴じ処理装置2Cの斜視図である。図16は、第3の実施形態の綴じ処理装置2Cの断面平面図である。
第3の実施形態では、鉛直方向を軸として、挿入板41Cをシート束7の表面に沿って弧を描くように回動させる例について説明する。
第3の実施形態において、引き剥がし装置4Cは、図15および図16に示すように、本体40C、挿入板41Cおよび軸42などによって構成される。
挿入板41Cは、略扇形状の金属板または樹脂板からなり、厚さは0.5~1ミリメートル程度である。挿入板41Cは、弧の一端の付近において軸42に取り付けられる。挿入板41Cの先端部41Caは、先端部41Caの先端側にいくほど厚さが薄くなる。
本体40Cは、例えば圧着装置3の本体30の側面などにネジなどによって取り付けられる。本体40Cには、軸42が所定の範囲、例えば0度~90度の範囲で、矢印M3の方向に回動可能なように設けられる。
本体40Cは、軸42を回動させることによって、挿入板41Cの先端部41Caを挿入位置Ps1Cと退避位置Ps2Cとの間で矢印M3の方向に回動させる。
第2の実施形態および第3の実施形態によると、綴じ処理装置2B、2Cの周囲のスペースに応じて、引き剥がし装置4B、4Cを圧着装置3に取り付ける位置または挿入板41B、41Cを移動させる方向を決定することができ、設計の自由度を高くすることができる。
上述の第1の実施形態では、綴じ処理装置2は、下綴じ歯37にはり付いているシート束7を引き剥がした。しかし、次の第4の実施形態で示すように、上綴じ歯36および下綴じ歯37の両方に対して引き剥がすようにしてもよい。
図17は、第4の実施形態の綴じ処理装置2Dの側面図である。図18は、綴じ処理装置2Dの動作の例を示す図である。
綴じ処理装置2Dの圧着装置3Dの本体30Dの上部には、上挿入板41Daを支持する上支持台45Daが、上綴じ歯36Dの歯筋と垂直方向の軸42Daによって回動可能に取り付けられている。本体30Dの下部には、下挿入板41Dbを支持する下支持台45Dbが、下綴じ歯37Dの歯筋と垂直方向の軸42Dbによって回動可能に取り付けられている。
本体30Dは、上支持台45Daを、軸42Daを中心に所定の範囲で、例えば0度~45度の範囲で、矢印M4の方向に回動させる。また、下支持台45Dbを、軸42Dbを中心に所定の範囲で、例えば0度~45度の範囲で矢印M5の方向に回動させる。これによって、上挿入板41Daは、挿入位置Ps1Daと退避位置Ps2Daとの間で弧を描くように回動し、下挿入板41Dbは、挿入位置Ps1Dbと退避位置Ps2Dbとの間で弧を描くように回動する。
この例では、上挿入板41Da、上支持台45Da、軸42Da、および、本体30Dにおける軸42Daを回動させる機構によって引き剥がし装置4Daが構成され、下挿入板41Db、下支持台45Db、軸42Db、および、本体30Dにおける軸42Dbを回動させる機構によって引き剥がし装置4Dbが構成される。
次に、綴じ処理装置2Dが綴じ処理を行う際の動作について説明する。シート束7が圧着された後に上圧着綴じ台31Dが下圧着綴じ台32Dから離間すると、上挿入板41Daが挿入位置Ps1Daまで移動することによって上挿入板41Daがシート束7と上綴じ歯36Dとの間に入り込む。また、下挿入板41Dbが挿入位置Ps1Dbまで移動することによって下挿入板41Dbがシート束7と下綴じ歯37Dとの間に入り込む。これにより、シート束7が上綴じ歯36Dまたは下綴じ歯37Dから引き剥がされる。
上挿入板41Daおよび下挿入板41Dbのそれぞれは、挿入位置Ps1Daおよび挿入位置Ps1Dbまで移動した後、すぐにまたは時間をおいて退避位置Ps2Daおよび退避位置Ps2Dbに戻る。これによって、綴じ処理が完了する。
なお、上挿入板41Daおよび下挿入板41Dbのそれぞれは同時に移動してもよいし、一方が動作した後に時間をおいて移動してもよい。
第4の実施形態によると、上綴じ歯36Dおよび下綴じ歯37Dの両方からシート束7をより確実に引き剥がすことができる。
また、第4の実施形態において、引き剥がし装置4Da、4Dbに代えて、またはこれらとともに、第一の実施形態の引き剥がし装置4、第2の実施形態の引き剥がし装置4B、または第3の実施形態の引き剥がし装置4Cを用いてもよく、またはこれらを互いに組み合わせてもよい。これにより、設計の自由度を高くすることができる。
その他、画像形成装置1、綴じ処理装置2、2B、2C、2D、圧着装置3、3B、3C、3Dおよび引き剥がし装置4、4B、4C、4Da、4Dbの全体または各部の構成、処理の内容、処理の順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
2、2B、2C、2D 綴じ処理装置
4、4B、4C 引き剥がし装置(引き剥がし部)
4Da、4Db 引き剥がし装置(第一の引き剥がし部材、第二の引き剥がし部材)
10i フィニッシャ(用紙後処理装置)
30D 本体(第一の駆動部、第二の駆動部)
32 下圧着綴じ台(基台)
36 上綴じ歯(圧着歯)
36D 上綴じ歯(一方の圧着歯、他方の圧着歯)
37 下綴じ歯(圧着歯)
37D 下綴じ歯(一方の圧着歯、他方の圧着歯)
40、40B、40C 本体(駆動部)
41Da 上挿入板(挿入板、第二の挿入板)
41Db 下挿入板(挿入板、第二の挿入板)
45 支持台(支持部)
48a、48b 凸部(隙間保持部)
g1 間隙(第一の間隙)
g2 間隙(第二の間隙)
Ps1Da、Ps1Db 挿入位置(第一の挿入位置、第二の挿入位置)
Ps2Da、Ps2Db 退避位置(第一の退避位置、第二の退避位置)

Claims (12)

  1. 針を用いずに圧着することでシート束を綴じる綴じ処理装置であって、
    一対の圧着歯で前記シート束を挟んで押圧することによって当該シート束を圧着する圧着部と、
    前記シート束と前記一対の圧着歯のうちの少なくとも一方の圧着歯との間に挿入板を挿入することによって当該一方の圧着歯にはり付いた当該シート束を引き剥がす引き剥がし部と、
    を有することを特徴とする綴じ処理装置。
  2. 前記引き剥がし部は、前記挿入板を、前記シート束と前記一方の圧着歯との間に挿入された挿入位置および当該挿入位置から退避した退避位置の間を移動させる、駆動部を有する、
    請求項1記載の綴じ処理装置。
  3. 前記駆動部は、前記挿入板を、前記シート束の表面に沿って、前記一方の圧着歯の歯筋に対して平行かつ直線的に往復移動させる、
    請求項2記載の綴じ処理装置。
  4. 前記駆動部は、前記挿入板を、前記シート束の表面に沿って、前記一方の圧着歯の歯筋に対して垂直かつ直線的に往復移動させる、
    請求項2記載の綴じ処理装置。
  5. 前記圧着部は、配置面上に前記一方の圧着歯を配置して支持する基台を有し、
    前記引き剥がし部は、前記挿入板を支持しかつ前記駆動部によって移動される支持部を有し、
    前記支持部は、前記挿入板の前記一方の圧着歯を間に挟んだ両端において当該挿入板の当該一方の圧着歯に対向する面に接して支持する隙間保持部を有し、
    前記対向面と前記一方の圧着歯との間の第一の間隙が前記配置面と前記隙間保持部との間の第二の間隙よりも大きくなるように設定されており、これによって前記挿入板と当該一方の圧着歯との干渉が防がれている、
    請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の綴じ処理装置。
  6. 前記挿入板は、先端部の形状が、当該挿入板の移動方向に対して垂直となる直線形状である、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の綴じ処理装置。
  7. 前記挿入板は先端部の形状がV字形状である、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の綴じ処理装置。
  8. 前記挿入板は、先端部の形状が、当該挿入板の移動方向に対して傾斜した直線形状である、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の綴じ処理装置。
  9. 前記駆動部は、前記シート束の表面に対して鉛直となる方向を軸として、前記挿入板を当該表面に沿って弧を描くように回動させる、
    請求項2記載の綴じ処理装置。
  10. 前記引き剥がし部は、第一の引き剥がし部材および第二の引き剥がし部材を有し、
    前記第一の引き剥がし部材が、前記シート束と前記一方の圧着歯との間に前記挿入板を挿入することによって当該一方の圧着歯にはり付いた当該シート束を引き剥がし、
    前記第二の引き剥がし部材が、前記シート束と他方の圧着歯との間に第二の挿入板を挿入することによって当該他方の圧着歯にはり付いた当該シート束を引き剥がす、
    請求項1に記載の綴じ処理装置。
  11. 前記第一の引き剥がし部材は、前記挿入板を、前記シート束と前記一方の圧着歯との間に挿入された第一の挿入位置および当該第一の挿入位置から退避した第一の退避位置の間を移動させる、第一の駆動部を有し、
    前記第二の引き剥がし部材は、前記第二の挿入板を、前記シート束と前記他方の圧着歯との間に挿入された第二の挿入位置および当該第二の挿入位置から退避した第二の退避位置の間を移動させる、第二の駆動部を有し、
    前記第一の駆動部は、前記シート束の表面に対して平行でかつ前記一方の圧着歯の歯筋に対して垂直な方向を軸として、前記挿入板を弧を描くように回動させ、
    前記第二の駆動部は、前記表面に対して平行でかつ前記他方の圧着歯の歯筋に対して垂直な方向を軸として、前記第二の挿入板を弧を描くように回動させる、
    請求項10記載の綴じ処理装置。
  12. 請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の綴じ処理装置が用紙後処理装置として設けられていることを特徴とする画像形成装置。
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