JP2023117044A - 読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置を大型化することなく、原稿台よりも大きいサイズの原稿の読み取りを可能にする技術を提供する。
【解決手段】原稿を載置する原稿台124と、原稿台124を覆う位置と原稿台124を開放する位置とに開閉可能なカバー121と、原稿台124に隣接して設けられる支持部材125と、原稿台124と反対側において支持部材125に隣接して原稿台124よりも高い面を有する外装部材140と、を備え、原稿台124に載置された原稿から画像を読み取る読取装置において、支持部材125は、原稿台124の側に原稿台124から離れるほど高くなる第1の傾斜部125aが配され、外装部材140の側に外装部材140に近づくほど高くなる第2の傾斜部125bが配される。
【選択図】図9A
【解決手段】原稿を載置する原稿台124と、原稿台124を覆う位置と原稿台124を開放する位置とに開閉可能なカバー121と、原稿台124に隣接して設けられる支持部材125と、原稿台124と反対側において支持部材125に隣接して原稿台124よりも高い面を有する外装部材140と、を備え、原稿台124に載置された原稿から画像を読み取る読取装置において、支持部材125は、原稿台124の側に原稿台124から離れるほど高くなる第1の傾斜部125aが配され、外装部材140の側に外装部材140に近づくほど高くなる第2の傾斜部125bが配される。
【選択図】図9A
Description
本発明は、原稿台に載置された原稿の画像を読み取る読取装置に関する。
画像形成装置として、読取装置や印刷装置(記録装置)などを一台に集約したマルチファンクションプリンタ(Multi Function Printer、以下MFP)が知られており(特許文献1)、その装置構成として種々のものが提案されている。特許文献1に記載のMFPは、原稿台を覆うカバーを上部に開閉自在に備えた読取装置を備える構成となっており、さらに、カバーの横に表示部や操作部などを含むインタフェースパネルの枠体が設けられている。このMFPは、閉じたカバーとインタフェースパネルの枠体が同一の高さとなるように形成されており、装置外観にデザイン的な一体感を持たせた構成となっている。また、特許文献2には、カバーを回動可能に支持する2つのヒンジの間に原稿を挿通可能な隙間を設けることで、原稿台よりも大きいサイズの原稿を読取装置で読み取る場合に、上記隙間に原稿を通すことができるように構成されたMFPが記載されている。
ここで、特許文献1の記載のカバーと枠体が同一の高さで形成されているMFPでは、読取装置で原稿台よりも大きいサイズの原稿を読み取る場合に、原稿台からはみ出した原稿は枠体の上に載せられる。そのため、カバーを閉じると、原稿はカバーと枠体の間に挟まれて意図せぬ折り目が付いてしまう可能性ある。また、特許文献2の記載のMFPでは、原稿台よりも大きいサイズの原稿を読み取る場合において読取可能な原稿のサイズが、カバーを支持するヒンジ間の隙間を通せるサイズに限定されてしまう。したがって、対応可能な原稿サイズ範囲を広げるには、装置を大型化しなければならない。
本発明の目的は、装置を大型化することなく、原稿台よりも大きいサイズの原稿の読み取りを可能にする技術を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明における記録装置は、
原稿を載置する原稿台と、
前記原稿台を覆う位置と、前記原稿台を開放する位置とに開閉可能なカバーと、
前記原稿台に隣接して設けられる支持部材と、
前記原稿台と反対側において前記支持部材に隣接して前記原稿台よりも高い面を有する外装部材と、
を備え、前記原稿台に載置された原稿から画像を読み取る読取装置において、
前記支持部材は、前記原稿台の側に前記原稿台から離れるほど高くなる第1の傾斜部が配され、前記外装部材の側に前記外装部材に近づくほど高くなる第2の傾斜部が配されることを特徴とする。
原稿を載置する原稿台と、
前記原稿台を覆う位置と、前記原稿台を開放する位置とに開閉可能なカバーと、
前記原稿台に隣接して設けられる支持部材と、
前記原稿台と反対側において前記支持部材に隣接して前記原稿台よりも高い面を有する外装部材と、
を備え、前記原稿台に載置された原稿から画像を読み取る読取装置において、
前記支持部材は、前記原稿台の側に前記原稿台から離れるほど高くなる第1の傾斜部が配され、前記外装部材の側に前記外装部材に近づくほど高くなる第2の傾斜部が配されることを特徴とする。
本発明によれば、装置を大型化することなく、原稿台よりも大きいサイズの原稿が読み取り可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<実施例1>
図1は、本発明の実施例1に係るMFP100の外観斜視図であり、スキャナカバー121と外装部材140を閉じた状態を前方側から見た図である。図2は、本発明の実施例1に係るMFP100の外観斜視図であり、スキャナカバー121を開き、外装部材140を閉じた状態を前方側から見た図。
図1は、本発明の実施例1に係るMFP100の外観斜視図であり、スキャナカバー121と外装部材140を閉じた状態を前方側から見た図である。図2は、本発明の実施例1に係るMFP100の外観斜視図であり、スキャナカバー121を開き、外装部材140を閉じた状態を前方側から見た図。
なお、図1、図2や後述する各図は、通常想定されるMFPの設置状態として、MFP100が水平な設置面に載置された状態における構成配置を示している。すなわち、各図中に示すX-Y-Z直交座標系は、X方向とY方向が、互いに直交する水平方向に対応し、特に、X方向はMFP100の幅方向(左右方向)であり、Y方向はMFP100の奥行方向(-Y方向が装置手前側乃至前面側、+Y方向が装置奥側乃至背面側)である。また、Z方向が、装置上下方向(+Z方向が上向き方向、-Z方向が下向き方向)、すなわち、装置高さ方向、重力方向又は鉛直方向に対応する。
MFP100は、主に、記録材に画像を記録する記録部(記録装置)としてのプリンタ部110と、原稿から画像を読み取る読取部(読取装置)としてのスキャナ部120で構成される。プリンタ部110は、記録用液体としてのインクを用紙やシート等の記録材に
吐出することで記録を行う、いわゆるインクジェット式のシリアルプリンタである。なお、プリンタ部110は、インクジェット式に限定されず、例えば、電子写真式の記録部としてもよい。スキャナ部120は、CCD読み取り方式のフラットヘッドスキャナである。本実施例のMFP100は、インクジェット記録を行う記録部であるプリンタ部110の上部に、スキャナ部120を配置している。また、MFP100の前面には、ユーザインターフェイス部(以下、UI部)130が設けられている。UI部130には、電源ボタンや各種印刷設定を行う操作ボタン等を含む、ユーザ(操作者)がMFP100に対して各種操作の指示を入力するための操作部131と、印刷設定内容や各種ガイド表示などユーザに向けて各種情報の表示を行う表示画面132と、を配置している。
吐出することで記録を行う、いわゆるインクジェット式のシリアルプリンタである。なお、プリンタ部110は、インクジェット式に限定されず、例えば、電子写真式の記録部としてもよい。スキャナ部120は、CCD読み取り方式のフラットヘッドスキャナである。本実施例のMFP100は、インクジェット記録を行う記録部であるプリンタ部110の上部に、スキャナ部120を配置している。また、MFP100の前面には、ユーザインターフェイス部(以下、UI部)130が設けられている。UI部130には、電源ボタンや各種印刷設定を行う操作ボタン等を含む、ユーザ(操作者)がMFP100に対して各種操作の指示を入力するための操作部131と、印刷設定内容や各種ガイド表示などユーザに向けて各種情報の表示を行う表示画面132と、を配置している。
図1に示すように、プリンタ部110は、用紙セットカバー111と、排紙口112と、MFP100の外装の一部を構成するとともに開閉可能に構成された外装部材140と、を有する。用紙セットカバー111は、スキャナ部120から背面側に印刷用紙等の記録材をセットするために用いられる。排紙口112は、MFP100の前面側に設けられ、プリンタ部100で印刷された用紙を排紙する。外装部材140は、後述する読取ユニットの副走査方向にてスキャナ部120の外側に開閉可能外装部材140設けられている。外装部材140は、図1に示すように、通常は閉じられているが、後述するように、開くことでMFP100の内部を露呈して紙ジャム処理やプリンタヘッドのメンテナンスなどが可能となる。
図1に示すように、スキャナ部120は、MFP100の上面にスキャナカバー121を備える。スキャナカバー121は、ヒンジ部123により回動可能に支持され、スキャナ部120の原稿台を覆う閉位置と、原稿台を開放する開位置とに開閉可能に構成されている。図1に示すように、スキャナカバー121と外装部材140は、閉じた状態にて同一の高さの面となり、デザイン的な一体感を保持している。
図2に示すように、スキャナ部120は、原稿台となるコンタクトガラス124と、その周囲を囲む外枠を構成する支持部材125と、を備える。コンタクトガラス124は、原稿の表面を平滑にするとともに、後述する読取ユニットと原稿の距離を一定に保つ役割を担っている。支持部材125は、略矩形の枠状に構成されるとともに、その内周端がコンタクトガラス124上面に略矩形の原稿載置領域を画定するように、コンタクトガラス124上面の外周に重なる部分を有している(図9A、図9B参照)。その内周側の重なり部分が、コンタクトガラス124に載置された原稿の縁を突き当てるための段差を形成するとともに、段差の縁を起点に原稿載置領域から離れるほど高さが増すように傾斜した第1傾斜部125aが原稿載置領域を囲むように形成されている。また、支持部材125の略矩形の枠形状を構成する4辺のうち外装部材140に沿った辺には、外装部材140に近づくほど高さが増すように傾斜した第2傾斜部125bが形成されている。また、第1傾斜部125aと第2傾斜部125bとの間の領域を含む、第1傾斜部125aの外側(コンタクトガラス124と隣接する側とは反対側)には、コンタクトガラス124の上面と平行な平面部125cが形成されている。第1傾斜部125aは、コンタクトガラス124に載置された原稿を取り出しやすくするために形成され、第2傾斜部125bは、後述するように、コンタクトガラス124の原稿載置領域よりも大きい原稿が載るように形成されている。
スキャナカバー121には、把手部121a、曲げ部121b、突部121cが設けられている。把手部121aは、ユーザが手を挿入してスキャナカバー121を持ち上げやすいように、スキャナカバー121が閉じ状態において前面側に突出している。曲げ部121bと突部121cは、MFP100の外形に沿う辺に形成され、後述するように、読取ユニットに光が入らないようにコンタクトガラス124側に曲げ形状となっている。2つのヒンジ部123は、X方向において、コンタクトガラス124の原稿載置領域の両端
より内側に配置されている。
より内側に配置されている。
原稿の読取処理を行う際、ユーザはヒンジ部123を回動軸として開閉可能なスキャナカバー121を、図1に示す閉位置の姿勢から図2に示す開位置の姿勢となるように開く。これにより、コンタクトガラス124の原稿載置領域の上方が開放され、原稿載置領域に原稿がセット可能となる。そして、原稿の被読取面がコンタクトガラス124の原稿載置領域に対向するように、原稿をコンタクトガラス124に載せ、支持部材125の段差に原稿の縁を突き当ててスキャナカバー121を閉じる。スキャナカバー121は、コンタクトガラス124にセットされた原稿を押さえる圧板としても機能する。スキャナカバー121のコンタクトガラス124に接する面には、スポンジ状の白色シート122が取り付けられており、原稿が存在しない部分の読取画像が原稿領域に馴染むようにしている。
USB部150は、MFP100の前面に設けられており、不図示のホストコンピュータに接続される。
図3は、本実施例に係るMFP100の外観斜視図であり、スキャナカバー121および外装部材140を開けた状態を前方側から見た図である。図3に示すように、外装部材140を開くと、プリンタ部110の記録部(不図示)での紙ジャム処理やプリンタヘッドのメンテナンスなどのためにMFP100の内部を露呈させることができる。
図4は、本実施例に係るMFP100の制御構成を説明するためのブロック図である。制御部200は、記録動作を実行するプリンタ部110、読取動作を実行するスキャナ部120、操作部131や表示画面132などのUI部130を制御するための機構を含んでいる。
CPU(Central Processing Unit)201は、ROM203に記憶された制御プログラムや各種設定情報に従って、装置内の各機構を制御する。RAM202は、CPU201の主記憶メモリであり、ワークエリアとして利用されたり、ROM203の記憶内容を一時的に保持する領域として使用されたりする。本実施例のROM203としては、フラッシュストレージ等が有用されるが、ハードディスク等の補助記憶装置を用意してもよい。
プリンタI/F204は、CPU201の指示に従ってプリンタ部110を制御する。画像処理部220で処理されてRAM202に保存された画像データは、プリンタI/F204を介してプリンタ部110に転送され、プリンタ部110は当該画像データに従って画像を記録する。スキャナI/F205は、CPU201の指示に従ってスキャナ部120を制御する。スキャナ部120で読み取られた画像データは、スキャナI/F205を介して制御部200に転送される。操作部I/F206は、CPU201の指示に従ってUI部130を制御する。例えば、UI部130の操作部131を介してユーザより入力されたコマンドを、CPU201に転送したり、プリンタ部110やスキャナ部120の状態をUI部130の表示画面132で表示させたりする。USB I/F207は、USB部150を介して外部接続されたホストコンピュータ300との間の通信を制御する。ネットワークI/F208は、外部接続されたホストコンピュータ300と制御部200との間の通信を制御する。
画像処理部220は、スキャナ部120が取得した画像データをプリンタ部110が記録可能な画像データに変換したり、ホストコンピュータ300に転送可能な画像データに変換したりする。特に、取得した画像データをROM203に記憶された制御プログラムに従ってRAM202上で画像処理する場合など、負荷が大きい処理を高速に行うための
ハード機能として有用される。
ハード機能として有用される。
上記構成要素201~208、220は、バスライン230を介して相互に接続されている。なお、図4では1つのCPU201が1つのメモリ(RAM202)を用いて、装置全体を制御する形態で示しているが、複数のCPUが例えばRAM、ROM、ストレージのような複数のメモリを協働させて制御する形態としても良い。また画像処理部220のような、専用のハードウェア構成を更に多く用意しても良い。
図5は、本実施例に係るMFP100におけるソフトウェア的な制御構成を説明するためのブロック図である。MFP100の制御プログラムは、大きく、アプリケーション410、ミドルウェア420、およびオペレーティングシステム430に分けることができる。オペレーティングシステム430は、制御部200で制御プログラムを実行するための基礎的な機能を提供する。アプリケーション410は、MFP100がユーザに提供するコピーなどの機能を、ミドルウェア420に含まれる個々のモジュールを介して各デバイスを動作させ、これを実現する。なお、各ソフトウェアによって実現される処理は、ROM203等のメモリに格納された各ソフトウェアに対応する各種プログラムを、CPU201がRAM202に読み出して実行することにより実現される。
ミドルウェア420は、個々のデバイスとのI/Fを制御するソフトウェアモジュールで構成される。本実施例では、プリンタI/F204を制御するプリンタ制御モジュール421、スキャナI/F205を制御するスキャナ制御モジュール422が用意されている。また、ホストコンピュータ300との通信に使用されるUSB I/F207やネットワークI/F208を制御するI/F制御モジュール424、UI部130との通信に使用される操作部I/F206を制御するUI制御モジュール425も用意されている。
例えば、ユーザが、操作部131より「コピー」コマンドを入力すると、UI制御モジュール425がこれを検知し、アプリケーション410に通知する。アプリケーション410では、機能管理アプリケーション(以下機能管理APL)411が、「コピー」ジョブに基づいて、スキャンジョブとプリントジョブを生成し、ジョブ管理アプリケーション(以下ジョブ管理APL)412に通知する。ジョブ管理APL412は、ミドルウェア420のスキャナ制御モジュール422を用いて、スキャナ部120にスキャン動作を実行させ、取得した画像データをRAM202に保存する。この際、何らかの画像処理や補正が必要な場合は、画像処理部220が利用される。
画像データがRAM202に蓄積されると、ジョブ管理APL412は、次にプリンタ制御モジュール421を用いて、プリンタ部110に記録動作を実行させる。具体的には、RAM202に保存されている画像データを、プリンタI/F部204に送信し、受信したプリンタ部110が当該画像データに従って用紙に画像を記録する。この際においても、何らかの画像処理や補正が必要な場合は、画像処理部220が利用される。
図6Aは、MFP100のスキャナカバー121と外装部材140を閉じた状態の上面図であり、図6Bは、図6Aに破線で囲んだ範囲Aの拡大図である。ここで、本実施例では、コンタクトガラス124に対し、スキャナカバー121のヒンジ部123が設けられた側がY+側であり、ヒンジ部123と対向して操作部131がある側がY-側である。また、コンタクトガラス124に対し、外装部材140が設けられた側がX+側であり、外装部材140と対向した側がX-側である。また、支持部材125は、分かりやすくするために図示していない。
スキャナカバー121は、MFP100の上面における、コンタクトガラス124のY方向一方の側(Y+側)において、副走査方向に沿って延びる回動軸線の周りをヒンジ部
123により回動可能に設けられている。スキャナカバー121は、略矩形の板状部材であり、その外周縁は、読取ユニットが備える素子が並ぶ主走査方向に平行に延びる一対の第1の対向辺と、読取ユニットが移動する副走査方向に平行に延びる一対の第2の対向辺と、を有する。上記第1の対向辺は、外装部材140に近い辺(第1の辺)と、外装部材140から遠い辺(第4の辺)とからなり、上記第2の対向辺は、上記回動軸線に近い辺(第2の辺)と、回動軸線から遠い辺(第3の辺)とからなる。スキャナカバー121の上記4辺のうち外装部材140に沿って延びる第1の辺である辺121dには切り欠きが設けられ、スキャナカバー121と外装部材140の間にはX方向に離間する隙間L1と隙間L2がある。
123により回動可能に設けられている。スキャナカバー121は、略矩形の板状部材であり、その外周縁は、読取ユニットが備える素子が並ぶ主走査方向に平行に延びる一対の第1の対向辺と、読取ユニットが移動する副走査方向に平行に延びる一対の第2の対向辺と、を有する。上記第1の対向辺は、外装部材140に近い辺(第1の辺)と、外装部材140から遠い辺(第4の辺)とからなり、上記第2の対向辺は、上記回動軸線に近い辺(第2の辺)と、回動軸線から遠い辺(第3の辺)とからなる。スキャナカバー121の上記4辺のうち外装部材140に沿って延びる第1の辺である辺121dには切り欠きが設けられ、スキャナカバー121と外装部材140の間にはX方向に離間する隙間L1と隙間L2がある。
第1の隙間である隙間L1は、主走査方向において、第2の隙間である隙間L2に対して回動軸線に近い側に形成される。本実施例では、辺121dにおいて、スキャナカバー121の回動軸に近い辺(第2の辺)との間で角を形成する端部領域が、外装部材140の縁との間に隙間L1を形成する。そして、辺121dにおいて上記端部領域を除いた領域が、外装部材140との間に隙間L2を形成する。辺121dは、隙間L1よりも隙間L2において、外装部材140に対してX方向に離間している。
隙間L1は、スキャナカバー121の辺121dのY方向にて、コンタクトガラス124よりも外側(Y+側)からヒンジ部123にかけて形成され、各部品の製造バラツキや取り付け誤差等を考慮して、外装部材140とは短い距離で対向するように設定される。これにより、スキャナカバー121と外装部材140が同一の高さの面で形成されているように視認させることができ、美感を損なうことがない。
隙間L2は、スキャナカバー121の辺121dにて、隙間L1から続いてY-側に形成され、外装部材140の縁との間において、後述するように原稿を折り曲げずに通せるような距離として約5mmのX方向の隙間となるように設定される。
図7は、MFP100のスキャナカバー121を開き、外装部材140を閉じた状態の上面図であり、説明を分かりやすくするためにスキャナカバー121は不図示である。スキャナ部120は、図7に示すように、コンタクトガラス124の下側に移動可能な読取ユニット126が設けられている。
読取ユニット126は、コンタクトガラス124に載置された原稿に光を照射し、該原稿からの反射光を受講して原稿の情報を読み取るCCD(Charge Coupled
Device)方式の光学ユニットとして構成される。読取ユニット126は、本実施例では、矢印P1(X方向)の主走査方向に沿って微小幅で並んだ複数の光学素子により、矢印P2方向に所定の読取幅を有し主走査方向に延びる1ラインの領域の画像を読み取る。そして、読取ユニット126は、不図示のモータによって矢印P2(Y方向)の副走査方向に所定の読取幅だけ移動して次の領域を読み取る。この読取動作を繰り返すことで、原稿全体の画像を読み取る。矢印P1の主走査方向は、ヒンジ部123によるスキャナカバー121の回動軸線と直交する方向であり、矢印P2の副走査方向は、上記回動軸線と平行な方向である。
Device)方式の光学ユニットとして構成される。読取ユニット126は、本実施例では、矢印P1(X方向)の主走査方向に沿って微小幅で並んだ複数の光学素子により、矢印P2方向に所定の読取幅を有し主走査方向に延びる1ラインの領域の画像を読み取る。そして、読取ユニット126は、不図示のモータによって矢印P2(Y方向)の副走査方向に所定の読取幅だけ移動して次の領域を読み取る。この読取動作を繰り返すことで、原稿全体の画像を読み取る。矢印P1の主走査方向は、ヒンジ部123によるスキャナカバー121の回動軸線と直交する方向であり、矢印P2の副走査方向は、上記回動軸線と平行な方向である。
図7に示すように、コンタクトガラス124に対してX+側にて、原稿台より大きい原稿が載置する箇所は、支持部材125の第1傾斜部125a、平面部125c、第2傾斜部125bと、外装部材140の外装面である上面となる。
図8は、MFP100のスキャナカバー121と外装部材140を開けた状態の上面図であり、説明を分かりやすくするためにスキャナカバー121と外装部材140、MFP100内部の記録部は不図示である。外装部材140は、スキャナカバー121の回動軸
線と平行な回動軸線周りに、MFP100内部の記録部を覆う閉位置と、該記録部を機外に開放する開位置と、に開閉移動可能に構成されている。本実施例では、外装部材140の回動軸線とスキャナカバー121の回動軸線は略同軸となっている。
線と平行な回動軸線周りに、MFP100内部の記録部を覆う閉位置と、該記録部を機外に開放する開位置と、に開閉移動可能に構成されている。本実施例では、外装部材140の回動軸線とスキャナカバー121の回動軸線は略同軸となっている。
図8に示すように、コンタクトガラス124に対してX+側にて、原稿台より大きい原稿が載置する箇所は、外装部材140がないため、支持部材125の第1傾斜部125a、平面部125c、第2傾斜部125bとなる。すなわち、外装部材140は、閉位置において、コンタクトガラス124に対してX方向に隣接する位置(原稿台より大きい原稿が載置する箇所)にあり、開位置において、上記隣接する位置から退避した状態となる。後述するように、硬い原稿を読み取るとき、外装部材140を開けた状態にすることで原稿を折り曲げることがない。
図9Aは、MFP100のスキャナカバー121を閉じた状態の図6AのB-Bの断面図であり、MFP100のうち読取ユニット126を除いたスキャナ部120と外装部材140を図示している。図9Bは、図9Aに一点鎖線で示す範囲Eの拡大図である。図9Cは、図6AのC-Cの断面図であり、図9Bと同様に拡大して示している。図9Dは、図6AのD-Dの断面図であり、MFP100のうち読取ユニット126を除いたスキャナ部120と外装部材140を図示している。
図9A、図9B、図9Dにに示すように、コンタクトガラス124(原稿台)よりもX+側、X-側、Y-側の3方向に大きい原稿310が、支持部材125のヒンジ123側の第1傾斜部125aの段差に突き当てて載置されている。
スキャナカバー121の曲げ部121bと突部121cは、MFP100の外形に沿う辺に形成され、コンタクトガラス124側に曲げ形状もしくは突形状を形成し、外部から読取ユニット126への光の入射を防いでいる。また、曲げ部121b、突部121cと支持部材125の間には隙間を有しており、後述するように原稿を通すことができるように構成している。閉じた状態におけるスキャナカバー121と外装部材140のユーザから見える面(それぞれの上面)は略同一の高さとなっており、デザイン的な一体感を保持するとともに、外部から読取ユニット126への光の入射を防いでいる。
支持部材125の第2傾斜部125bは、図9Bと図9Cに示すように、平面部125cから外装部材140に向かって滑らかに高くなっている。また、図9Bに示すように、第2傾斜部125bの最も高い箇所は、隙間L2を形成するスキャナカバー121の縁と外装部材140の縁との対向方向(X方向)において、両者の間に位置するように形成されている。すなわち、第2傾斜部125bは、上記対向方向においてスキャナカバー121よりも外装部材140に近い位置まで延びている。したがって、MFP100を上方から見たときに、第2傾斜部125bの最も高い箇所は、隙間L2を介して外部に露出している。なお、図9Cに示すように、支持部材125の第2傾斜部125bは、Y方向にて隙間L1の間まで形成しているが、原稿が通る隙間L2が形成される範囲まで形成して隙間L1の間は平面部としても良い。
原稿310のうちスキャナカバー121の白色シート122の範囲にある領域は、コンタクトガラス124の面に圧接される。原稿310のうちコンタクトガラス124に載置されない白色シート122より外側の領域は、支持部材125の第1傾斜部125aや平面部125cの上に自重で載る。
図9Aに示すように、原稿310のうちコンタクトガラス124に対してX-側にある領域は、支持部材125の平面部125cとスキャナカバー121の曲げ部121bの間の隙間を通り、MFP100の外側に折れ曲がることなく通される。
図9Dに示すように、原稿310のうちコンタクトガラス124に対してY-側にある領域も同様に、支持部材125の平面部125cとスキャナカバー121の突部121cの間の隙間を通り、MFP100の外側に折れ曲がることなく通される。
原稿310のうちコンタクトガラス124に対してX+側となる領域、すなわち、MFP100の外装部材140側にある領域は、支持部材125の第2傾斜部125bに自重で載り、スキャナカバー121と外装部材140の隙間L2を通り、外装部材140の角部に接して、MFP100の外側に通される。このように、スキャナカバー121と外装部材140の間に隙間L1よりもX方向に広い隙間L2を設けることで、コンタクトガラス124の原稿載置領域よりも大きい原稿を読み取るときに、原稿を折り曲げることがない。また、支持部材125の外装部材140に沿う辺に第2傾斜部125bを設けて最も高い箇所がスキャナカバー121と外装部材140の間に位置するように構成している。こうすることで、原稿310はスキャナカバー121側に上げられてスキャナカバー121と外装部材140の隙間に近づけられる。よって、原稿310はスキャナカバー121と外装部材140の隙間を通りやすい。これにより、隙間を少なくすることができ、美感を損なうことがない。さらに、外装部材140をスキャナカバー121に近づけて配置することができるので、MFP100の小型化が可能となる。
図10は、MFP100のスキャナカバー121を閉じて外装部材140を開けた状態での、図6AのB-Bと同じ位置での断面図である。したがって、図10では、MFP100のうち読取ユニット126を除いたスキャナ部120を図示しており、外装部材140は不図示である。図10に示すように、コンタクトガラス124よりも大きい原稿320が載置されており、原稿320は、図9の原稿310と比較して硬い素材のものとして示している。図10の図示内容のうち図9と説明の重複する部分については説明を省略する。
コンタクトガラス124に対してX+側となるMFP100の外装部材140側の原稿320は、支持部材125の第2傾斜部125bに自重で載り、スキャナカバー121と第2傾斜部125bの隙間を直線状に通り、MFP100の外側に通される。このように、硬い素材や複数枚などの原稿を読み取るとき、外装部材140を開くことで、原稿320は外装部材140の角部に接することがなく、原稿を折り曲げることがない。
<実施例2>
本発明の実施例2に係るMFP500は、図11に示すように、X方向となる読取ユニットの副走査方向にてスキャナ部の両側に外装部材520(520A、520B)が備えられている。尚、本実施例において実施例1と共通する構成には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
本発明の実施例2に係るMFP500は、図11に示すように、X方向となる読取ユニットの副走査方向にてスキャナ部の両側に外装部材520(520A、520B)が備えられている。尚、本実施例において実施例1と共通する構成には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図11は、MFP500のスキャナカバー510を閉じた状態の上面図である。図11に示すように、MFP500の上面に、ヒンジ部123に支持されて開閉可能であるスキャナカバー510を備える。スキャナカバー510は、把手部510aが設けられており、把手部510aはユーザが手を挿入してスキャナカバー510を持ち上げやすいように前面側に突出している。スキャナカバー510の矩形外周縁を構成する4辺のうち、外装部材520Aに沿った辺510bには切り欠きが設けられ、スキャナカバー510と外装部材520Aの間には、X方向にて隙間L1と隙間L2がある。同様に、スキャナカバー510の矩形外周縁を構成する4辺のうち、外装部材520Bに沿った辺510cには切り欠きが設けられ、スキャナカバー510と外装部材520Bとの間には、X方向にて隙間L1(第3の隙間)と隙間L2(第4の隙間)がある。隙間L2は隙間L1よりも長く、約5mmに設定されている。切り欠き部となるY方向の位置は、辺510bと辺520
bにて同一であり、対称とすることで美感を損なわないようにしている。
bにて同一であり、対称とすることで美感を損なわないようにしている。
図12は、MFP500のスキャナカバー510を開けた状態の上面図であり、説明を分かりやすくするためにスキャナカバー510は不図示である。コンタクトガラス124の外枠を構成する支持部材530は、コンタクトガラス124に接する辺に第1傾斜部530aを備える。また、支持部材530は、外装部材520Aと沿う辺に第2傾斜部530b、外装部材520Bと沿う辺に第3の傾斜部としての第2傾斜部530cを備える。また、支持部材530は、第1傾斜部530aと第2傾斜部530b、530cとの間にコンタクトガラス124の原稿載置面と平行となる平面部530dを備えている。
コンタクトガラス124よりも大きい原稿を読み取るとき、原稿台からはみ出した原稿のX方向の範囲は、支持部材530の第2傾斜部530b、530cに載る。そして、スキャナカバー510と外装部材520A、520Bの隙間L2を通り、外装部材520A、520Bの角部に接して、MFP500の外側に通される。原稿のうち隙間L2を介してMFP500の外側に通された部分は、自重により、外装部材520Aの上面(第1の面)と外装部材520Bの上面(第2の面)にそれぞれ載置される。
このように原稿台の両端に外装部材を備えたMFPにおいても、スキャナカバーと外装部材の間の隙間を設けることで、コンタクトガラスよりも大きい原稿を読み取るときに、原稿を折り曲げることがない。
なお、本実施例のMFP500の外装部材520A、520Bは、それぞれ、実施例1のMFP100の外装部材140と同様、開閉可能に構成してよい。
<実施例3>
本発明の実施例3に係るMFP600は、図13に示すように、スキャナカバー610のヒンジ部123を有する辺を除いた3辺に沿って第1外装部材620と第2外装部材621が備えられている。尚、本実施例において実施例1と共通する構成には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
本発明の実施例3に係るMFP600は、図13に示すように、スキャナカバー610のヒンジ部123を有する辺を除いた3辺に沿って第1外装部材620と第2外装部材621が備えられている。尚、本実施例において実施例1と共通する構成には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図13は、MFP600のスキャナカバー610を閉じた状態の上面図である。図13に示すように、MFP600の上面に、ヒンジ部123に支持されて開閉可能であるスキャナカバー610を備える。スキャナカバー610の矩形外周縁を構成する4辺のうち、右側第1外装部材620Aに沿ったY方向となる辺610aには切り欠きが設けられ、スキャナカバー610と右側第1外装部材620Aの間には、X方向にて隙間L1と隙間L2がある。同様に、スキャナカバー610の矩形外周縁を構成する4辺のうち、左側外装部材620Bに沿った辺610bには切り欠きが設けられ、スキャナカバー610と左側外装部材520Bとの間には、X方向にて隙間L1(第3の隙間)と隙間L2(第4の隙間)がある。隙間L2は隙間L1よりも長く、約5mmに設定されている。切り欠き部となるY方向の位置は、辺610aと辺610bにて同一であり、対称とすることで美感を損なわないようにしている。
また、スキャナカバー610の第2外装部材621に沿った辺610cと第2外装部材621の間にはY方向にて隙間L2(第5の隙間)がある。スキャナカバー610の3つの辺610a、610b、610cと各外装部材620A、620B、621との隙間を同一の距離とすることで美感を損なわないようにしている。
図14は、MFP600のスキャナカバー610を開けた状態の上面図であり、説明を分かりやすくするためにスキャナカバー610は不図示である。コンタクトガラス124の外枠を構成する支持部材630は、コンタクトガラス124に接する辺に第1傾斜部6
30aを備える。また、支持部材630は、右側第1外装部材620Aと沿う辺に第2傾斜部630b、左側第1外装部材620Bと沿うY方向の辺に第3の傾斜部としての第2傾斜部630cを備える。また、支持部材630は、第2外装部材621と沿うX方向の辺に第4の傾斜部としての第3傾斜部630dを備える。また、支持部材630は、第1傾斜部630aと、第2傾斜部630b、630c、第3傾斜部630dとの間にコンタクトガラス124の原稿載置面と平行となる平面部630eを備えている。第2傾斜部630b、630cの最も高い箇所は、スキャナカバー610と第1外装部材620の隙間L2の下となるように形成されている。第3傾斜部630dの最も高い箇所は、スキャナカバー610と第2外装部材621の隙間L2の下となるように形成されている。
30aを備える。また、支持部材630は、右側第1外装部材620Aと沿う辺に第2傾斜部630b、左側第1外装部材620Bと沿うY方向の辺に第3の傾斜部としての第2傾斜部630cを備える。また、支持部材630は、第2外装部材621と沿うX方向の辺に第4の傾斜部としての第3傾斜部630dを備える。また、支持部材630は、第1傾斜部630aと、第2傾斜部630b、630c、第3傾斜部630dとの間にコンタクトガラス124の原稿載置面と平行となる平面部630eを備えている。第2傾斜部630b、630cの最も高い箇所は、スキャナカバー610と第1外装部材620の隙間L2の下となるように形成されている。第3傾斜部630dの最も高い箇所は、スキャナカバー610と第2外装部材621の隙間L2の下となるように形成されている。
コンタクトガラス124よりも大きい原稿を読み取るとき、原稿台からはみ出した原稿の範囲は支持部材630の第2傾斜部630b、630cおよび第3傾斜部630dに載る。そして、スキャナカバーと各外装部材の隙間L2を通り、各外装部材の角に接して、MFPの外側に通される。原稿のうち隙間L2を介してMFP600の外側に通された部分は、自重により、右側第1外装部材620Aの上面(第1の面)、左側第1外装部材620Bの上面(第2の面)、第2外装部材621の上面(第3の面)にそれぞれ載置される。
このようにスキャナカバーのヒンジ部を除く3辺に外装部材を備えたMFPにおいても、スキャナカバーと外装部材の間の隙間を設けることで、コンタクトガラスよりも大きい原稿を読み取るときに、原稿を折り曲げることがない。
なお、本実施例では、第1外装部材と第2外装部材と2つの外装部材に分けたが、スキャナカバーのヒンジ部を有する辺を除いた3辺に沿って一体の外装部材として形成するようにしてもよい。
また、本実施例のMFP600の外装部材620A、620Bも、それぞれ、実施例1のMFP100の外装部材140と同様、開閉可能に構成してよい。
10…MFP、110…プリンタ部、120…スキャナ部、121…スキャナカバー、123…ヒンジ部、124…コンタクトガラス(原稿台)、125…支持部材、125a…第1傾斜部、125b…第2傾斜部、125c…平面部、126…読取ユニット、140…外装部材
Claims (16)
- 原稿を載置する原稿台と、
前記原稿台を覆う位置と、前記原稿台を開放する位置とに開閉可能なカバーと、
前記原稿台に隣接して設けられる支持部材と、
前記原稿台と反対側において前記支持部材に隣接して前記原稿台よりも高い面を有する外装部材と、
を備え、前記原稿台に載置された原稿から画像を読み取る読取装置において、
前記支持部材は、前記原稿台の側に前記原稿台から離れるほど高くなる第1の傾斜部が配され、前記外装部材の側に前記外装部材に近づくほど高くなる第2の傾斜部が配されることを特徴とする読取装置。 - 閉じられた前記カバーと前記外装部材の縁との間に、第1の隙間と、前記第1の隙間よりも広い第2の隙間と、を有することを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
- 前記第2の傾斜部は、前記第2の隙間を形成する前記カバーの縁と前記外装部材の縁との対向方向において、前記カバーよりも前記外装部材に近い位置まで延びていることを特徴とする請求項2に記載の読取装置。
- 前記原稿台に載置された原稿の画像を主走査方向に並んだ素子で読み取る読取手段を備え、
前記第2の隙間は、前記主走査方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の読取装置。 - 前記カバーは、前記読取装置が移動する副走査方向に沿って延びる回動軸線の周りを回動可能に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の読取装置。
- 前記第1の隙間は、前記主走査方向において、前記第2の隙間に対して前記回動軸線に近い側に形成されることを特徴とする請求項5に記載の読取装置。
- 前記カバーの縁は、前記主走査方向に平行に延びる一対の第1の対向辺と、前記副走査方向に平行に延びる一対の第2の対向辺と、を有する略矩形を有し、
前記第1の対向辺は、前記外装部材に近い第1の辺を含み、
前記第1の辺が、前記外装部材の縁との間に前記第2の隙間を形成することを特徴とする請求項5又は6に記載の読取装置。 - 前記第2の対向辺は、前記回動軸線に近い第2の辺と、前記回動軸線から遠い第3の辺と、を含み、
前記第2の辺との間で角を形成する前記第1の辺の端部領域が、前記外装部材の縁との間に前記第1の隙間を形成し、
前記第1の辺における前記端部領域を除いた領域が、前記外装部材の縁との間に前記第2の隙間を形成することを特徴とする請求項7に記載の読取装置。 - 前記支持部材は、前記第1の傾斜部と前記第2の傾斜部との間に、前記原稿台と平行な平面部を有することを特徴とする請求項2~8のいずれか1項に記載の読取装置。
- 前記外装部材は、前記支持部材に隣接する位置から退避するように移動可能に構成されていることを特徴とする請求項2~9のいずれか1項に記載の読取装置。
- 閉じられた前記カバーの上面と前記外装部材の上面とが、略同じ高さとなるように構成
されていることを特徴とする請求項2~10のいずれか1項に記載の読取装置。 - 前記支持部材は、
前記第1の傾斜部で前記原稿台の外周を囲むように設けられ、
前記第1の傾斜部に対して外側の領域のうち、少なくとも、前記外装部材と隣接する領域に対して前記原稿台を挟んで反対側の領域が、前記原稿台と平行な平面であることを特徴とする請求項2~11のいずれか1項に記載の読取装置。 - 前記外装部材は、前記面を第1の面とした場合に、前記原稿台を挟んだ前記第1の面とは反対側に、前記支持部材に隣接して前記原稿台よりも高い第2の面を有し、
前記第2の傾斜部は、前記第1の面に近づくほど高くなるように傾斜しており、
前記支持部材は、
前記第1の傾斜部で前記原稿台の外周を囲むように設けられ、
前記第1の傾斜部よりも前記第2の面に近い領域に、前記第2の面に近づくほど高くなるように傾斜した第3の傾斜部を有し、
閉じられた前記カバーと前記第2の面の縁との間に、前記第1の隙間と同じ大きさの第3の隙間と、前記第2の隙間と同じ大きさの第4の隙間と、を有することを特徴とする請求項2~11のいずれか1項に記載の読取装置。 - 前記第3の傾斜部は、前記第4の隙間を形成する前記カバーの縁と前記第2の面の縁との対向方向において、前記カバーよりも前記第2の面に近い位置まで延びていることを特徴とする請求項13に記載の読取装置。
- 前記カバーは、前記原稿台を挟んだ前記第1の面と前記第2の面の並び方向に沿って延びる回動軸線の周りを回動可能に設けられ、
前記回動軸線は、前記並び方向と直交する方向において前記原稿台に対して一方の側に位置し、
前記外装部材は、前記原稿台を挟んだ前記回動軸線とは反対側に、前記支持部材に隣接して前記原稿台よりも高い第3の面を有し、
前記支持部材は、前記第1の傾斜部に対して外側の領域のうち、前記並び方向と直交する方向において前記原稿台に対して前記回動軸線から遠い側に、前記原稿台から遠くなるほど高くなるように傾斜した第4の傾斜部を有し、
閉じられた前記カバーと前記第3の面の縁との間に、前記第2の隙間と同じ大きさの第5の隙間を有することを特徴とする請求項13又は14に記載の読取装置。 - 前記第4の傾斜部は、前記第5の隙間を形成する前記カバーの縁と前記第3の面の縁との対向方向において、前記カバーよりも前記第3の面に近い位置まで延びていることを特徴とする請求項15に記載の読取装置。
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