JP7061192B2 - 荷電粒子線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、荷電粒子線装置に関する。
荷電粒子線装置では、観察に用いられる荷電粒子線の散乱を防ぐため試料台を真空の試料室内に設置する必要がある。密閉された試料室の内部の状態を確認するため、試料室の内部に光学カメラを設置し、外部モニタにより観察可能とした荷電粒子線装置が知られている。
しかし、試料室の内部を光学カメラで撮像し外部モニタに表示させてオペレータに確認させる場合、オペレータは、荷電粒子線の照射に基づく試料の観察画像(本来観察すべき画像)と、光学カメラにより撮像された試料室の内部の画像とを同時に観察し、試料台の位置を調整することが必要となる。このため、検査のスループットが低下したり、オペレータが誤って試料にダメージを与えたりする虞がある。
このため、試料を載置する試料台の位置を自動で検出し、試料台(可動ステージ)の位置を自動調整する装置も、例えば特許文献1により知られている。この特許文献1の装置では、試料室の反射率と、検出対象としての試料台の反射率とを異ならせることにより、試料台の位置を自動検出することが可能とされている。しかし、この特許文献1の技術では、試料台と試料室との反射率を異ならせることが必要であり、汎用性に欠けるという問題がある。その他、試料台を自動で検出する装置は、特許文献2や特許文献3等によっても知られているが、いずれも、カメラと試料台との間の相対的な位置関係、試料の性状などに関し制約があり、やはり汎用性に欠けるという問題がある。
また、特許文献1~3のような公知の装置は、試料台の位置を自動的に判別・特定することが可能ではあるが、荷電粒子線の収束点の位置は検出対象である試料台の表面に設定される。このため、試料の表面の位置を考慮して可動ステージ等の制御を行うことが容易ではないという問題がある。また、ユーザも、試料の表面の位置が明確に把握できないことから、カメラの画像を見た場合において、可動ステージをどの程度移動可能であるかを正確に把握することが必ずしも容易ではなかった。
国際公開第2016/088260号 特開2011-134974号公報 特開2010-225825号公報
本発明は、試料の表面への荷電粒子線の収束点の移動を的確に行うことを可能するとともに、ユーザが試料表面と荷電粒子線の収束点との位置関係を把握することを容易にした荷電粒子線装置を提供することを目的とする。
本発明に係る荷電粒子線装置は、試料台に対し荷電粒子線を照射する電子光学系と、
前記試料台を載置する可動ステージと、前記可動ステージを収容する試料室と、前記試料台に載置された試料からの信号を検出する検出器と、前記試料台及び前記試料を撮像するカメラと、前記カメラが撮像した画像から前記試料台及び前記試料の外形に関する外形情報を抽出する抽出手段と、前記外形情報に基づいて前記可動ステージを制御する制御部と、前記外形情報に関する画像を、前記カメラにより撮像された画像とともに表示する表示部とを備える。
本発明によれば、カメラが撮像した画像から、抽出手段により試料台及び試料の外形に関する情報が抽出され、それがカメラで撮像された画像と共に表示部に表示される。このため、試料の表面へ荷電粒子線の収束位置を調整することが可能になる。また、試料の外形に関する外形情報が、カメラの撮影画像とともに表示部に表示されるため、ユーザにおいて試料の外形と荷電粒子線の収束位置との関係を把握することを容易にすることができる。
第1の実施の形態に従う荷電粒子線装置100の概略構成を示す概略図である。 図1のプロセッサ110における画像処理の詳細を説明する概略図である。 データベース111に格納されるデータの一例を説明する表である。 第1の実施の形態において、試料104の交換から、交換の完了後の試料104の観察の開始までの動作を説明するフローチャートである。 第1の実施の形態における真空引き動作の実行中において、ユーザインタフェースとしてモニタ109に表示される画面の一例である。 第1の実施の形態における真空引き動作の実行中において、ユーザインタフェースとしてモニタ109に表示される画面の一例である。 第2の実施の形態において、試料104の検出領域の高さ(Z座標)が変動した時のモニタ109の画面表示(ユーザーインターフェース)の一例である。 第2の実施の形態において、試料104の検出領域の高さ(Z座標)が変動した時のモニタ109の画面表示(ユーザーインターフェース)の一例である。 第2の実施の形態において、試料104の検出領域の高さ(Z座標)が変動した時のモニタ109の画面表示(ユーザーインターフェース)の一例である。 第3の実施の形態において、可動ステージ106において傾斜動作が行われた場合におけるモニタ109の画面表示(ユーザーインターフェース)の一例である。 第3の実施の形態において、可動ステージ106において傾斜動作が行われた場合におけるモニタ109の画面表示(ユーザーインターフェース)の一例である。 第3の実施の形態において、可動ステージ106において傾斜動作が行われた場合におけるモニタ109の画面表示(ユーザーインターフェース)の一例である。 第4の実施の形態の動作を説明する概略図である。 第5の実施の形態の動作を説明する概略図である。 第6の実施の形態を説明する概略図である。 第6の実施の形態のモニタ109の画面表示(ユーザーインターフェース)の一例である。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態に従う荷電粒子線装置100の概略構成を、図1を参照して説明する。この荷電粒子線装置100は、荷電粒子線を試料に照射するための電子光学系101と、その内部を真空状態に設定可能とされた試料室102と、試料から得られる信号(2次電子、1次電子、X線等)を検出する検出器103と、観察対象の試料104を載置するための試料台105と、試料台105を移動させ観察位置を変更するための可動ステージ106と、試料室102の内部を撮像するためのカメラ107と、カメラ107の画像を表示するモニタ109と、カメラ107の撮影画像を画像処理するためのプロセッサ110と、撮影画像データを管理するデータベース111と、制御部112とを有している。
電子光学系101は、図示は省略するが、荷電粒子源の他、集束レンズ、偏向器、対物レンズなどを備え、荷電粒子線を偏向させて試料104付近において収束させることが可能なよう構成されている。検出器103は、図1では一例として1つの検出器のみが図示されているが、荷電粒子線装置100は、2次電子検出器の他、1次電子検出器、X線検出器など複数種類の検出器を備えることができる。複数種類の検出器は、必要に応じて試料室内において挿入又は離脱可能に構成され得る。
試料台105は、可動ステージ106から着脱可能に構成されている。また、可動ステージ106は、電子光学系101の光軸の方向をZ方向、可動ステージ106の表面に平行な方向をX方向、Y方向とした場合において、直交するX方向、Y方向又はZ方向に移動可能とされる。可動ステージ106は、XYZ全方向に移動可能とされていてもよいし、一方向、例えばZ方向のみに移動可能な構成とされていてもよい。また、可動ステージ106は、その傾斜角Tを調整可能に構成されてもよい。また、可動ステージ106は、光軸方向を中心として少なくとも180°回転可能とされ、その回転角Rを調整可能に構成されてもよい。
カメラ107は、試料室102の内部の状態を撮像可能に、具体的には、撮像視野108に含まれる電子光学系101、検出器103、試料104及び試料台105を撮像する。プロセッサ110は、撮像されたカメラ107の画像に対し画像処理を実行し、モニタ109(表示部)に画像処理後の画像データを表示する。また、詳しくは後述するが、プロセッサ110は、データベース111に格納された画像データ(第2の画像)に従い、第1の画像から試料104及び試料台105の画像を抽出し、抽出された画像の外形又は輪郭をモニタ109上で強調表示する。また、プロセッサ110は、その試料104と試料台105の位置情報をこの外形情報に従い特定する。
制御部112は、電子光学系101、可動ステージ106、及びモニタ109に対する試料104の観察のための制御を司る。また、制御部112は、プロセッサ110が特定した試料104と試料台105の位置情報に従い、可動ステージ106の位置を制御する。
プロセッサ110における画像処理の詳細を、図2及び図3を参照して説明する。図2において、左側の画像201は、荷電粒子線装置100の試料室102内に、試料104を載置した試料台105を挿入した状態の画像を示している。この画像を、以下では、第1の画像201と称する。
加えて、この荷電粒子線装置100は、試料104と試料台105が試料室102から取り除かれた状態での試料室102内の画像を、データベース111に格納されている。このデータベース111に格納されている画像を、以下では第2の画像202と称する。
プロセッサ110は、所定の画像処理を実行することにより、第1の画像201と第2の画像202とを対比し、その差分である第3の画像203を生成する。第3の画像203は、試料104の画像204と、試料台105の画像205とを含む。
図3は、データベース111に格納される画像データの一例を示す。図3の表において、横方向に一列に並ぶデータが、1枚の画像データに関するデータを示している。データベース111は、複数の第2の画像202のデータを格納している。この複数の第2の画像202は、可動ステージ106の位置座標(直交座標系のX座標、Y座標、Z座標)、傾斜角T、回転角R、及び試料室102内で可動とされる装置(例えば、検出器103)の挿入の有無の組合せが互いに異なる。この図3の例は、検出器103として、3種類の検出器(例えば、二次電子検出器A、一次電子検出器B、X線検出器C)が備えられる場合における第2の画像202を示している。検出器A、B、Cの試料室102内への挿入の有無(○又は×)の組合せ毎に第2の画像202が撮像され、データベース111に格納されている。
プロセッサ110は、可動ステージ106の位置情報(X、Y、Z、T、R)、及び検出器103の挿入の有無を、可動ステージ106及び検出器103の制御情報に従って判定し、この判定結果に合致する第2の画像202をデータベース111から選択し、読み出す。そして、撮像された第1の画像201と、選択・読み出された第2の画像202との間の差分を演算して第3の画像203を生成する(図2参照)。第3の画像203には、試料104及び試料台105の外形に関する情報が含まれる。従って、プロセッサ110は、試料104及び試料台105の外形に関する情報を抽出する抽出手段として機能する。
なお、上述の説明では、データベース111に格納される第2の画像202は、試料室102から試料104及び試料台105が取り除かれた状態における、試料室102内の様子を撮像した画像であるとして説明した。ただし、これは第3の画像203において試料104と試料台105の外形情報が得るための一例であり、第2の画像202の形態は、図2に示す場合に限定されるものではない。
図4は、試料104の交換から、交換の完了後の試料104の観察の開始までの動作を説明するフローチャートである。ステップ401では、試料104を試料台105と共に新たに試料室102に挿入するため、試料室102を真空状態から大気状態に切り替える。続くステップ402では、新たな試料104を載置した試料台105を可動ステージ106に取り付け、試料室102内に載置する。
ステップ403では、試料室102を再度真空状態にするため、空気を外部へ排出する動作(真空引き)を開始する。この真空引きが完了するまでに、試料台105に載置した試料104の観察に適した位置へ可動ステージ106の位置を調整する手順を開始する。可動ステージ106の調整がされると、ステップ404において、試料104の検出すべき領域(検出領域)が電子光学系101の光軸に沿って得られる。試料104の検出領域のデータは、カメラ107が撮像した画像データに基づいて、図2で説明した手順が実行されることにより得られる。すなわち、カメラ107で撮像された試料室102内の現在の状態の第1の画像201と、データベース111から読み出された対応する第2の画像202との差分により第3の画像203が生成され、この第3の画像203中の試料104及び試料台105の画像から、検出領域のデータが特定される。
ステップ405では、光軸上にある試料104の検出領域の表面が、荷電粒子線の収束点と一致しているか否かが判定される。具体的には、第3の画像203から抽出された検出領域の位置の座標と、荷電粒子線の収束点の座標とをプロセッサ110において比較し、その差分が所定値以内か否かが判定される。一致していない場合はステップ406に移動し、一致する場合はステップ407へ進む。なお、荷電粒子線の収束点の位置情報は、制御部112における電子光学系101に対する制御信号に基づいて特定することができる。
ステップ406では、可動ステージ106を移動させて、試料104の検出領域の表面が荷電粒子線の収束点と一致するよう制御する。以下、ステップ405で一致が確認されるまで、ステップ404~406の手順が繰り返される。
試料104の検出領域と荷電粒子線の収束点の一致が確認されると、その後ステップ403から開始された真空引き動作がステップ407において完了する。その後、ステップ408において荷電粒子線の照射が開始され、試料104の観察が開始される。このように、この第1の実施の形態によれば、試料104及び試料台105の形状及び位置情報が第1の画像201及び第2の画像202に基づいて生成された第3の画像203に従って特定される。そして、特定された試料104の表面に対し、荷電粒子線の収束位置が調整される。このため、この第1の実施の形態によれば、プロセッサ110において試料104及び試料台105の外形に関する情報が第1の画像201及び第2の画像202に基づいて抽出され、それがカメラ107で撮像された画像と共にモニタ109に表示される。この外形に関する情報は、荷電粒子線の収束位置の調整にも用いられる。このため、試料104の表面へ荷電粒子線の収束位置を調整することが可能になる。また、試料の外形に関する情報が、カメラ107の撮影画像とともにモニタ109に表示されるため、ユーザにおいて試料104の外形と荷電粒子線の収束位置との関係を把握することが可能になる。すなわち、荷電粒子線が試料104の表面に収束した光学条件で観察することが容易になる。
図5Aは、真空引き動作の実行中において、ユーザインタフェースとしてモニタ109に表示される画面の一例である。この画面は、一例として、真空引き動作が実行中であること(例:「真空引き中です。」)を示すメッセージ501と、真空引き動作の進捗状況を示すプログレスバー502とを含むことができる。真空引き動作が完了した際は、図5Aの画面は閉じられる。また、真空引き動作自体を停止させたい場合には、画面右下の「キャンセル」がクリックされる。
また、調整シーケンスの実行中には、モニタ109は、図5Aのメッセージ画面とともに、図5Bに示すような試料室102の内部の様子を確認するための第1の画像201も表示される。第1の画像201においては、ステップ404にて得られる試料104の外形又は輪郭が枠線503で囲い強調表示される。枠線503は、第3の画像203(図2)で抽出された試料104と試料台105の外形データに対応する。更にステップ408で設定される光学条件に従い、荷電粒子線の収束点の位置がマーカ504で表示される。制御部112により実行される調整シーケンスにより、枠線503とマーカ504が一致するように自動制御がなされるが(図4のステップ404~406)、この調整シーケンスの進捗がモニタ109上で観察され得る。このようなユーザインタフェースとしての画面(図5B)がモニタ109に表示されることにより、ユーザは、試料104、電子光学系101、及び検出器103の位置関係を視覚的に把握することができる。可動ステージ106の位置制御を行う調整シーケンスが完了すると、枠線503とマーカ504が重畳してモニタ109の表示画面上で表示される。
図4で説明した調整シーケンスの手順では、試料室102の真空引き動作の開始から完了までの間において調整シーケンスが実行される例を説明した。ただし、調整シーケンスは必ずしも真空引き動作の実行中に完了される必要はなく、調整シーケンスは、真空引き動作の開始前において実行されていてもよい。逆に、真空引き動作が完了した後に調整シーケンスが開始されてもよい。また、調整シーケンスと真空引き動作とが、時間的に部分的に重複しているようにすることも可能である。
なお、FIB-SEMのように複数の光源を備えた荷電粒子線装置においても、複数の光軸の交点を収束点とみなし、枠線とマーカが重なるよう自動的に制御することで、試料に対して複数の光源を同時に作用させることができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態に従う荷電粒子線装置100を、図6A~図6Cを参照して説明する。この第2の実施の形態の荷電粒子線装置100の基本構成(図1~図3)は、第1の実施の形態と略同一であるので、以下では重複する説明は省略する。また、調整シーケンスの実行の基本的な手順も、第1の実施の形態(図4)と略同一である。この第2の実施の形態は、試料104の観察動作の途中において、試料104の検出領域が変わり、これにより観察すべき検出領域の高さ(Z方向の位置)が変わった場合の動作が第1の実施の形態と相違している。以下では、その相違点に関し説明する。
図6A~図6Cは、試料104の検出領域の高さ(Z座標)が変動した時のモニタ109の画面表示(ユーザーインターフェース)の一例である。図6Aに示すように、試料台105上に2つの試料、例えば第1の試料601と、第2の試料602が載置されている場合を考える。第2の試料602は、第1の試料601よりもその表面の高さ位置が高い。ここでは一例として、図6Aに示すように、第1の試料601が電子光学系101の光軸O2上に位置し、第2の試料602は光軸O2から外れた位置に載置されているものとする。なお、第1の試料601と第2の試料602とは、物理的に分離した別々の試料であってもよいし、第1の試料601と第2の試料602とが物理的に接続され一体をなすものであってもよい。
この場合、第1の実施の形態と同様に、モニタ109において、第1の試料601及び第2の試料602の検出領域が枠線503により強調表示され、荷電粒子線の収束点はマーカ504により表示される。第1の試料601が光軸O2上に位置する場合、第1の試料601の検出領域と、荷電粒子線の収束点との一致が検出される。
この状態から、可動ステージ106が移動することによって、光軸O2上に位置する試料が、第1の試料601から第2の試料602に切り替わる。可動ステージ106の移動によって枠線503からマーカ504が離れ、第2の試料602側に近づくと、図6Bに示すような画面605が表示され、ユーザに対し、第1の試料601から第2の試料602に検出対象が代わり、これにより検出対象の高さ(Z方向の位置)が変わったことがユーザに向けて報知される(例えば、「試料の高さが変わりました。」)。ユーザは、この画面605を確認して、そのまま第2の試料602の観察を継続したい場合には、選択ボタン607の「閉じる」を選択し、これにより画面605を閉じる。第2の試料602の観察が選択される場合には、図4の手順に従って、第2の試料602の検出対象に対する調整シーケンスが続けられる。
一方、再度第1の試料601の観察を再開したい場合には、選択ボタン607の「元に戻す」を選択する。なお、以後において画面605を表示させたくない場合には、表示606(「試料」の高さ自動切換え))のボックスをクリックすることで、以後は図6Bのような画面の表示がされないようにすることもできる。
図6Bの画面において、第2の試料602に対する観察が選択された場合には、第2の試料602の検出対象に対する位置合わせが継続され、結果として図6Cに示すように、第2の試料602が光軸O2上に移動した状態が得られる。このように、この第2の実施の形態によると、高さ方向の位置が異なる2種類の試料があり、観察対象が変化した場合であっても、その変化後の試料に対し、第1の実施の形態と同様の動作を実行することができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態に従う荷電粒子線装置100を、図7A~図7Cを参照して説明する。この第3の実施の形態の荷電粒子線装置100の基本構成(図1~図3)は、第1の実施の形態と略同一であるので、以下では重複する説明は省略する。また、調整シーケンスの実行の基本的な手順も、第1の実施の形態(図4)と略同一でよい。この第3の実施の形態は、可動ステージ106が傾斜動作(チルト)を実行可能に構成され、その傾斜角Tが変更可能な荷電粒子線装置に関するものである。そして、この第3の実施の形態では、傾斜動作が行われた場合においても可動ステージ106の調整シーケンスを実行可能に構成されている点で、前述の実施の形態と異なっている。また、モニタ109における表示も前述の実施の形態とは異なっている。
図7A~図7Cは、可動ステージ106において傾斜動作が行われた場合におけるモニタ109の画面表示(ユーザーインターフェース)の一例である。ここでは、図7Aに示すように、可動ステージ106が、図7Aの紙面垂直方向(Y軸方向)を長手方向とする傾斜回転軸701を回転中心として、半径Dの円弧上を回転移動することで可動ステージ106の表面が傾斜可能とされているものとする。このような傾斜角Tの調整がされると、試料104を斜め方向から観察可能となる一方で、回転前に光軸O2上に位置していた検出対象が光軸O2から外れた位置に移動する。このため、第3の実施の形態の荷電粒子線装置100は、傾斜角Tの調整によって生じたズレを補正する制御を実行する。
このズレの補正する制御について、図7Bを参照して説明する。
ユーザの操作、又は制御プログラムの命令に従って、可動ステージ106が傾斜回転軸701を中心に傾斜角Tだけ回転すると(回転半径D)、回転開始前に光軸O2上に位置していた検出点Pwは、回転後完了後には、光軸O2からは離れた検出点Pw'に移動する。この場合、回転前の検出点Pwと回転後の検出点Pw'との間の距離Hは、H=2D×sin(T/2)となる。
一方、検出点PwとPw'との間のZ方向のズレ量Dzは、Dz=H×sin(90-T/2)となる。更に、検出点PwとPw'との間のX方向のズレ量Dxは、Dx=H×cos(90-T/2)となる。このように、傾斜角Tの大きさが決まると、ズレ量Dx、Dzも算出することができる。制御部112は、演算されたDx、Dzに基づいて可動ステージをZ方向、及びX方向に移動させ、これにより、回転開始前に観察していた部分を引き続き観察することが可能になる。換言すれば、可動ステージ106が傾斜調整された場合であっても、観察位置が変わることを自動的に抑制することができる。
この第3の実施の形態では、可動ステージ106の傾斜角を調整可能とするとともに、その傾斜調整により生じたズレDx及びDzを算出し、制御部112で可動ステージ106のX方向及びY方向の移動を指示することにより、このズレを補正することができる。このようなズレ量Dx及びDzの調整を行う一方で、前述の実施の形態(図4)と同様の調整シーケンスを実行することができる。
図7Cは、このような傾斜調整がされた場合における、カメラ107によって撮像される試料室102の内部の様子に関する第1の画像201の例である。このような第1の画像201が表示されることにより、ユーザは傾斜調整を行いつつも、第1の画像201を参照することにより、試料104、電子光学系101、及び検出器103の間の位置関係を視覚的に把握することができる。
[第4の実施の形態]
次に、第4の実施の形態に従う荷電粒子線装置100を、図8を参照して説明する。この第4の実施の形態の荷電粒子線装置100の基本構成(図1~図3)は、第1の実施の形態と略同一であるので、以下では重複する説明は省略する。また、調整シーケンスの実行の基本的な手順も、第1の実施の形態(図4)と略同一でよい。この第4の実施の形態は、可動ステージ106がZ軸(可動ステージ106の鉛直方向)を中心として回転し、その回転角Rを調整可能に構成されている。
図8を参照して、第4の実施の形態の動作を説明する。例えば、図8の左側に示すように、試料104がその表面に高低差を有し、Z方向の位置が高い第1領域801と、第1領域801よりもZ方向の位置が低い第2領域802とを備えているものとする。このような試料104の第2領域802を観察しようとした場合において、検出対象としての第2領域802と検出器103との間に第1領域801が存在し、2次電子等を遮蔽してしまうことが起こり得る(図8A参照)。
ユーザは、第1の画像201をモニタ109上で確認することで、検出対象とされるべき第2領域802が第1領域801により遮蔽されていることを確認することができる。
ユーザは、第1の画像201を確認した後、可動ステージ106を回転させる指示を図示しない入力部から入力し、これにより、例えば可動ステージ106を回転角R(例えば180°)だけ回転させて、例えば図8Bの状態を得る。可動ステージ106の回転により、第1領域801は第2領域802と検出器103とを挟む位置から退避され、これにより第2領域802の観察が可能になる。このような可動ステージ106の回転動作により、第2領域802を観察可能な状態とする一方で、その後、前述の実施の形態と同様の調整シーケンスを実行することができる。
[第5の実施の形態]
次に、第5の実施の形態に従う荷電粒子線装置100を、図9を参照して説明する。この第5の実施の形態の荷電粒子線装置100の基本構成(図1~図3)は、第1の実施の形態と略同一であるので、以下では重複する説明は省略する。また、調整シーケンスの実行の基本的な手順も、第1の実施の形態(図4)と略同一でよい。この第5の実施の形態は、図9に示すように、可動ステージ106の可動範囲を定義する可動範囲定義データ901を利用して可動ステージ106の制御を行うよう構成され、この点で前述の実施の形態と異なっている。可動範囲定義データ901は、例えばデータベース111に予め保持しておいてもよいし、第1の画像201又は第2の画像202から逐次演算により求めることも可能である。なお、可動範囲定義データ901は、検出器103の位置によっても変化し得る。
可動範囲定義データ901は、可動ステージ106が移動可能な領域を特定するものであり、可動ステージ106の移動により、電子光学系101、検出器103が可動範囲定義データ901が定義する領域に入った場合、又は入ろうとする場合には、可動ステージ106の移動が制御部112により制限又は禁止される。これにより、試料104や試料台105が電子光学系101や検出器103に衝突することが防止できる。
また、可動範囲定義データ901を示す画像を、カメラ107の画像と重ねて表示した画像902をモニタ109上に表示させることができる。可動範囲定義データ901がモニタ109上に表示されることで、ユーザは試料104及び試料105が、電子光学系101や検出器103に対し安全な距離にあるか否かを確認することができる。
[第6の実施の形態]
次に、第6の実施の形態に従う荷電粒子線装置100を、図10A及び図10Bを参照して説明する。この第6の実施の形態の荷電粒子線装置100の基本構成(図1~図3)は、第1の実施の形態と略同一であるので、以下では重複する説明は省略する。また、調整シーケンスの実行の基本的な手順も、第1の実施の形態(図4)と略同一である。この第6の実施の形態の荷電粒子線装置は、光学式のカメラ107に加え、図示しない別の光学式カメラにより、試料台105及び試料104を上方、すなわち電子光学系101の光軸と略平行な方向から撮像する。
上述の実施の形態では、真空引き動作が完了した段階で荷電粒子線の収束点に可動ステージ106を移動させ、これにより電子光学系101の光軸上にある試料104を観察可能な状態にする。この第6の実施の形態では、光学式のカメラ107により、試料室102を可動ステージ106の表面と略水平な方向から撮影するとともに、追加の光学式カメラにより、試料台105をその略直上から(可動ステージ106の表面に略垂直な方向から)撮影する。当該追加の光学式カメラによる撮影は、図のステップ402の前に行うか、又はステップ403~407の間に行っても良い。
追加の光学式カメラにより試料台105の直上から撮影した画像1001の一例を、図10Aに示す。この画像1001では、試料台105の外径Rtbと、試料台105の境界の形状データDtbとが設定される。この外形Rtb、及び形状データDtbは、可動ステージ106の座標データと制御部112において関連付けられる。
この第6の実施の形態では、図10Bに示すように、第1の実施の形態と同様の画面に加え、図10Aの画像1001が表示される。これにより、真空引き動作中に画像1001を確認しつつ、Z方向の位置合わせに加え、XY方向の位置合わせも実行することができる。一例として、図4のステップ407の終了までに、画像1001上で観察したい視野を図示しない入力手段(マウス等)により指定する。指定した視野は観察位置インジケータ1006で表示される。観察位置インジケータ1006が設定及び更新された際に、制御部112における座標の関連付けの結果に従い、制御部112は観察位置インジケータ1006の中心へ可動ステージ106を制御する。
さらに、電子光学系101の倍率が観察位置インジケータ1006の幅と一致するよう制御部112による制御が行われる。これらにより、真空引き動作中に観察する位置(X軸、Y軸、Z軸)を決定することができる。ステップ408では、観察位置インジケータ1006内の光学像と同じ視野で、荷電粒子線による観察画像がモニタ109に表示され、真空引き完了後即座に観察を開始することができる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)に記憶させることが可能である。非一時的なコンピュータ可読媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD-ROM、DVD-ROM、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。また、上記の実施例において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていてもよい。
101・・・電子光学系、 102・・・試料室、 103・・・検出器、 104・・・試料、 105・・・試料台、 106・・・可動ステージ、 107・・・カメラ、 108・・・撮像視野、 109・・・モニタ、 110・・・プロセッサ、 111・・・データベース、 112・・・制御部。

Claims (14)

  1. 試料台に対し荷電粒子線を照射する電子光学系と、
    前記試料台を載置する可動ステージと、
    前記可動ステージを収容する試料室と、
    前記試料台に載置された試料からの信号を検出する検出器と、
    前記試料台及び前記試料を撮像するカメラと、
    前記カメラが撮像した画像から記試料台及び前記試料の外形に関する外形情報を抽出する抽出手段と、
    前記外形情報に基づいて前記可動ステージを制御する制御部と、
    前記外形情報に関する画像を、前記カメラにより撮像された画像とともに表示する表示部と
    を備える荷電粒子線装置。
  2. 前記表示部は、前記外形情報に関する画像、及び前記カメラにより撮像された画像と共に、前記荷電粒子線の収束点の位置に関する画像を重ねて表示する、請求項1に記載の荷電粒子線装置。
  3. 前記外形情報に関する画像は、前記カメラにより撮像された画像において強調表示される、請求項1又は2に記載の荷電粒子線装置。
  4. 前記制御部は、前記収束点の位置に関する画像と、前記外形情報に関する画像とに基づいて前記可動ステージを制御する、請求項2に記載の荷電粒子線装置。
  5. 前記試料台は、前記可動ステージから着脱可能である、請求項1~4のいずれか1項に記載の荷電粒子線装置。
  6. 前記試料室の内部の画像を保持するデータベースを更に備え、
    前記抽出手段は、前記カメラの画像と前記データベースの画像とを対比して前記外形情報を抽出する、請求項1に記載の荷電粒子線装置。
  7. 前記データベースは、前記試料と前記試料台が前記試料室に挿入されていない状態における前記試料室の画像を保持する、請求項6記載の荷電粒子線装置。
  8. 前記データベースは、前記試料室の内部の画像を複数保持し、
    複数の前記試料室の内部の画像は、前記可動ステージの位置が互いに異なる、請求項6又は7に記載の荷電粒子線装置。
  9. 前記データベースは、前記試料室の内部の画像を複数保持し、
    複数の前記試料室の内部の画像は、前記検出器の前記試料室への挿入の有無が互いに異なる、請求項6~8のいずれか1項に記載の荷電粒子線装置。
  10. 前記表示部は、前記試料の検出領域の高さが変動した場合に、その旨を示す情報を表示するよう構成された、請求項1~9のいずれか1項に記載の荷電粒子線装置。
  11. 前記可動ステージは、傾斜角を調整可能に構成され、
    前記制御部は、前記傾斜角の調整によって生じた検出位置のズレを補正する制御を実行するよう構成された、請求項1~9のいずれか1項に記載の荷電粒子線装置。
  12. 前記可動ステージは、その鉛直方向を中心として回転可能に構成される、請求項1~9のいずれか1項に記載の荷電粒子線装置。
  13. 前記制御部は、前記可動ステージの可動範囲を定義する可動範囲定義データに基づき、前記可動ステージの制御を実行する、請求項1~9のいずれか1項に記載の荷電粒子線装置。
  14. 前記カメラは、前記試料室を前記可動ステージの表面に略水平な方向から撮影するとともに、前記可動ステージの表面に略垂直な方向から撮影する、請求項1~9のいずれか1項に記載の荷電粒子線装置。
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