JP7061146B2 - 内燃機関の排ガス浄化装置 - Google Patents

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本発明は、排ガスを浄化するためのNOx触媒を備える内燃機関の排ガス浄化装置に関し、特に、NOx触媒に捕捉されたSOxを脱離するためのサルファパージ運転を行う排ガス浄化装置に関する。
従来のこの種の内燃機関の排ガス浄化装置として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。内燃機関は例えばディーゼルエンジンであり、排気通路にはNOx触媒が設けられている。この排ガス浄化装置では、通常運転中、酸化雰囲気の排ガス中のNOxがNOx触媒に捕捉される。また、NOx捕捉量が所定量に達したときに、排ガスを還元雰囲気に制御する還元制御を一時的に行うことにより、NOx触媒に捕捉されたNOxが還元状態で脱離するとともに、NOx触媒のNOx捕捉性能が回復される。
また、通常運転中、NOx触媒には、燃料に含まれるS(硫黄)成分に由来する排ガス中のSOx(硫黄酸化物)が付着し、NOx捕捉性能を阻害する原因になる。このため、この排ガス浄化装置では、SOx付着量が所定量に達したときに、NOx触媒からSOxを脱離するためのサルファパージ運転が行われる。このサルファパージ運転は、排ガスに燃料を還元剤として添加することで、排ガスの温度を上昇させるとともに、排ガスを還元雰囲気に制御することによって、行われる。また、サルファパージ運転の実行に伴うNOx触媒の過昇温を防止するために、サルファパージ運転の終了に続き、サルファパージ運転を禁止し、通常運転に復帰する禁止時間(期間)が設けられる。この禁止時間は、その開始時における排ガスの温度及びNOx触媒の温度に応じて設定される。
特許第3800080号公報
上述したように、従来の排ガス浄化装置では、サルファパージ運転の禁止時間は、その開始時における排ガス温度及びNOx触媒温度に応じて設定される。しかし、禁止時間の開始時の排ガスやNOx触媒の温度条件が同じであっても、禁止時間中のNOx触媒温度は必ずしも同じようには推移しない。例えば、直前のサルファパージ運転の実行時間が比較的長かった場合には、サルファパージ運転中、より多量の還元剤がNOx触媒に供給され、その終了時に多量のHCがNOx触媒に残留することがある。その場合には、その後の禁止時間中に、残留した多量のHCが酸化雰囲気の排ガス中のO2と酸化反応することによって、NOx触媒の温度が上昇し、その昇温分、次回のサルファパージ運転中に、NOx触媒が過昇温状態になり、熱劣化を招くおそれがある。
一方、このようなNOx触媒の過昇温を回避するために、禁止時間を長めに設定した場合には、その分、サルファパージ運転の実行が制限され、高い実行頻度を確保することができない。その結果、NOx触媒にSOxが付着している状態が長くなり、高いNOx捕捉性能を維持できず、排ガス特性が悪化してしまう。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、サルファパージ運転が終了した後の禁止時間を、推定されるNOx触媒の温度状況に応じて過不足なく設定し、それにより、NOx触媒の過昇温を防止するとともに、サルファパージ運転の実行頻度を確保し、排ガス特性を維持することができる内燃機関の排ガス浄化装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に係る発明による内燃機関の排ガス浄化装置は、内燃機関3の排気通路5に設けられ、酸化雰囲気の排ガス中のNOx及びSOxを捕捉するとともに、還元剤を含む還元雰囲気の排ガスが供給されることにより、捕捉したNOxを還元し、脱離するNOx触媒7と、NOx触媒7に還元雰囲気の排ガスを供給することにより、NOx触媒7に捕捉されたSOxを還元し、脱離するためのサルファパージ運転を実行するとともに、サルファパージ運転が終了した後の禁止時間TREFI、サルファパージ運転を禁止するサルファパージ制御手段(実施形態における(以下、本項において同じ)ECU2、図2)と、サルファパージ運転中にNOx触媒7に供給された還元剤の供給量を表す還元剤供給量パラメータ(サルファパージ運転の実行時間TEXE)を取得する還元剤供給量パラメータ取得手段(ECU2、図2のステップ10)と、NOx触媒7の温度(触媒温度TNSC)を検出するNOx触媒温度検出手段(触媒温度センサ14)と、取得された還元剤供給量パラメータ、及び検出されたNOx触媒7の温度に応じて、サルファパージ運転の禁止時間TREFIを設定する禁止時間設定手段(ECU2、ステップ11)と、を備えることを特徴とする。
この内燃機関の排ガス浄化装置では、NOx触媒は、酸化雰囲気の排ガスが供給されたときに、排ガス中のNOxとともにSOxを捕捉する。また、NOx触媒に還元雰囲気の排ガスを供給することにより、捕捉されたSOxを還元し、脱離するためのサルファパージ運転が実行されるとともに、サルファパージ運転が終了した後の禁止時間、サルファパージ運転が禁止される。本発明によれば、この禁止時間は次のように設定される、すなわち、サルファパージ運転中にNOx触媒に供給された還元剤の供給量を表す還元剤供給量パラメータを取得するとともに、NOx触媒の温度を検出し、これらの還元剤供給量パラメータ及びNOx触媒の温度に応じて、サルファパージ運転の禁止時間を設定する。
前述したように、サルファパージ運転中にNOx触媒に供給される還元剤の量が異なると、サルファパージ運転の終了時のNOx触媒における還元剤の残留量が異なり、それに応じて、禁止時間中、残留した還元剤中のHCと酸化雰囲気の排ガス中のO2との酸化反応によるNOx触媒の昇温状態が変化し、禁止時間後のサルファパージ運転中におけるNOx触媒の昇温状態に影響を及ぼす。
また、サルファパージ運転の開始時の温度は、そのサルファパージ運転中のNOx触媒の昇温状態に直接的に影響を及ぼす。したがって、取得された還元剤供給量パラメータと検出されたNOx触媒の温度に応じ、サルファパージ運転の禁止時間を設定することによって、推定されるNOx触媒の温度状況に応じて、禁止時間を過不足なく設定でき、それにより、NOx触媒の過昇温を防止するとともに、サルファパージ運転の実行頻度を確保し、排ガス特性を維持することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の内燃機関の排ガス浄化装置において、禁止時間設定手段は、還元剤供給量パラメータで表される還元剤の供給量が大きいほど、禁止時間TREFIをより大きな値に設定するとともに、サルファパージ運転の終了時に検出されたNOx触媒7の温度が高いほど、禁止時間TREFIをより大きな値に設定すること(ステップ11、図4)を特徴とする。
前述したNOx触媒の昇温特性から、サルファパージ運転中にNOx触媒に供給される還元剤量が大きいほど、また、サルファパージ運転の終了時のNOx触媒7の温度が高いほど、次回のサルファパージ運転中にNOx触媒の過昇温が発生しやすい。この構成によれば、これらの場合に、サルファパージ運転の禁止時間をより大きな値に設定するので、NOx触媒の過昇温を防止するとともに、サルファパージ運転の実行頻度を確保するという前述した請求項1による作用を良好に得ることができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の内燃機関の排ガス浄化装置において、排気通路5のNOx触媒7よりも下流側に設けられ、サルファパージ運転中、NOx触媒7から排出されたH2Sを捕捉し、禁止時間TREFIにおいて、捕捉したH2Sを酸化雰囲気の排ガス中のO2によって酸化し、脱離するH2S浄化触媒(DPF28)と、禁止時間TREFIを下限値TLMTによって制限する禁止時間制限手段(ECU2、図7のステップ31~33)と、をさらに備えることを特徴とする。
この構成では、排気通路のNOx触媒よりも下流側に、H2S浄化触媒が設けられている。このH2S浄化触媒は、サルファパージ運転中、NOx触媒から排出されたH2Sを捕捉し、その後の禁止時間において、捕捉したH2Sを酸化雰囲気の排ガス中のO2によって酸化し、脱離するという特性を有する。このようなH2S浄化触媒の特性から、禁止時間が短い場合には、禁止時間中にH2S浄化触媒に供給されるO2供給量が不足し、H2Sとの酸化反応が十分に行われないことで、禁止時間の終了時に、H2S浄化触媒に比較的多量のH2Sが残留することがある。その場合には、その後のサルファパージ運転によってH2Sが供給されると、H2SがH2S浄化触媒の捕捉能力を超えることで、H2SがH2S浄化触媒においてスリップし、下流側に排出され、排ガス特性が悪化するおそれがある。
このような観点に基づき、この構成によれば、禁止時間を所定の下限値によって制限する。例えば、この下限値は、禁止時間において、NOx触媒に捕捉されたH2Sを十分に酸化・脱離するのに必要なO2供給量が確保されるような時間に設定される。これにより、設定した下限値で禁止時間を制限することで、禁止時間を実質的に延長し、必要なO2供給量を確保することによって、H2S浄化触媒におけるH2Sのスリップを抑制し、排ガス特性を向上させることができる。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の内燃機関の排ガス浄化装置において、禁止時間制限手段は、還元剤供給量パラメータで表される還元剤の供給量が大きいほど、下限値TLMTをより大きな値に設定するとともに、サルファパージ運転の終了時に検出されたNOx触媒7の温度が高いほど、下限値TLMTをより大きな値に設定すること(ステップ31、図8)を特徴とする。
前述したH2S浄化触媒の特性から、サルファパージ運転中にNOx触媒に供給される還元剤量が大きいほど、H2S浄化触媒のH2S捕捉量が多くなり、また、サルファパージ運転の終了時のNOx触媒の温度が高いほど、NOx触媒におけるH2Sのスリップ量大きくなることから、H2S浄化触媒でのH2S捕捉量は多くなる。この構成によれば、これらの場合に、下限値をより大きな値に設定することによって、禁止時間を延長し、より大きなO2供給量を確保するので、上述した請求項3による作用を良好に得ることができる。
本発明を適用した排ガス浄化装置を内燃機関とともに概略的に示す図である。 第1実施形態によるサルファパージ制御処理を示すフローチャートである。 NOx捕捉量の算出サブルーチンを示すフローチャートである。 サルファパージ運転の禁止時間を算出するためのマップである。 図2のサルファパージ制御処理によって得られる動作例を示すタイミングチャートである。 第2実施形態のDPFによるH2Sの浄化特性を示す図である。 第2実施形態によるサルファパージ制御処理を示すフローチャートである。 サルファパージ運転の禁止時間の下限値を算出するためのマップである。 禁止時間を下限値で制限する趣旨を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について説明する。図1は、本実施形態による排ガス浄化装置1を、内燃機関3とともに示している。この内燃機関(以下「エンジン」という)3は、例えば、車両(図示せず)に搭載された4気筒のディーゼルエンジンである(1気筒のみ図示)。
各気筒3aには、吸気通路4及び排気通路5が接続されるとともに、燃料噴射弁(以下「インジェクタ」という)6が取り付けられている。インジェクタ6は、燃料タンク(図示せず)から供給された燃料を燃焼室3b内に直接、噴射する。また、インジェクタ6は、ECU(電子制御ユニット)2に電気的に接続されており、その燃料噴射量QINJ及び燃料噴射時期φINJは、ECU2からの制御信号によって制御される。
エンジン3のクランクシャフト3cには、クランク角センサ10が設けられている。クランク角センサ10は、クランクシャフト3cの回転に伴い、パルス信号であるCRK信号及びTDC信号をECU2に出力する。
CRK信号は、所定のクランク角(例えば30度)ごとに出力される。ECU2は、このCRK信号に基づき、エンジン3の回転数(以下「エンジン回転数」という)NEを算出する。TDC信号は、いずれかの気筒3aにおいて、ピストン3dが吸気行程開始時のTDC位置よりも若干、手前の所定のクランク角位置にあることを表す信号であり、エンジン3が4気筒の場合には、クランク角180度ごとに出力される。
吸気通路4には、エアフローセンサ11が設けられている。エアフローセンサ11は、吸気通路4を介して気筒3aに吸入される吸入空気量GAIRを検出し、その検出信号をECU2に出力する。また、吸入空気量GAIRは、気筒3aから排出される排ガス流量にほぼ等しいことから、ECU2は、入力された吸入空気量GAIRから排ガス流量QEXを算出する。
排気通路5には、上流側から順に、NOx触媒7及びDPF (Diesel Particulate Filter)8が設けられている。
NOx触媒7は、NOx吸蔵還元型のものであり、酸素貯蔵能を有する。NOx触媒7は、酸化雰囲気の排ガス(酸素濃度が理論空燃比(ストイキ)に相当する排ガスの酸素濃度よりも高い排ガス)が流入したときに、排ガス中の酸素を貯蔵するとともに、NOxを捕捉する一方、還元雰囲気の排ガス(酸素濃度が理論空燃比に相当する排ガスの酸素濃度よりも低い排ガス)が流入したときに、貯蔵した酸素を放出するとともに、捕捉したNOxを還元・脱離し、浄化する。
DPF8は、NOx触媒7を通過した排ガス中のPM(粒子状物質)を捕集するとともに、その捕集量が所定量に達したときなどに、再生運転が行われることによって、PMを燃焼させ、浄化する。
排気通路5のNOx触媒7の上流側及びDPF8の下流側には、第1LAFセンサ12及び第2LAFセンサ13がそれぞれ設けられている。これらのLAFセンサ12、13はいずれも、ジルコニア及び白金電極などで構成された周知のものであり、理論空燃比(ストイキ)に対するリッチ領域から極リーン領域までの広範囲な空燃比領域において、排ガス中の酸素濃度を検出し、その検出信号をECU2に出力する。ECU2は、第1LAFセンサ12の検出信号に基づき、NOx触媒7に流入する排ガスの空燃比を算出し、第2LAFセンサ13の検出信号に基づき、NOx触媒7から流出する排ガスの空燃比を算出する。
また、NOx触媒7には、触媒温度センサ14が設けられている。触媒温度センサ14は、NOx触媒7の温度(以下「触媒温度」という)TNSCを検出し、その検出信号をECU2に出力する。
さらに、ECU2には、アクセル開度センサ15から、車両のアクセルペダル(図示せず)の踏み込み量(以下「アクセル開度」という)APを表す検出信号が入力される。
ECU2は、CPU、RAM、ROMおよびI/Oインターフェース(いずれも図示せず)などから成るマイクロコンピュータで構成されている。ECU2は、前述した各種のセンサ10~15の検出信号などに応じて、エンジン3の運転状態を判別するとともに、判別した運転状態に応じて、各種の制御を実行する。
この制御には、インジェクタ6の燃料噴射量QINJなどを制御するエンジン制御の他、NOx触媒7に捕捉されたNOxを脱離浄化するために、排ガスを還元雰囲気に制御する還元制御や、NOx触媒7に捕捉されたSOxを脱離浄化するとともに、NOx触媒7のNOx捕捉性能を回復させるためのサルファパージ運転(以下、適宜「DeSOx」という)を実行するサルファパージ制御などが含まれる。
なお、本実施形態では、ECU2が、サルファパージ制御手段、還元剤供給量パラメータ取得手段、及び禁止時間設定手段に相当する。
図2は、第1実施形態によるサルファパージ(DeSOx)制御処理を示す。本処理は、所定時間ごとに実行される。本処理では、まずステップ1(「S1」と図示。以下同じ)において、SOx捕捉量QSOxを算出する。このSOx捕捉量QSOxは、NOx触媒7に捕捉されているSOx量である。
図3はその算出サブルーチンを示す。この処理では、まずステップ21において、今回の処理サイクル相当分のNOx触媒7へのSOx吸着量dQAdSOxを算出する。その算出は、例えば、エンジン回転数NE及び燃料噴射量QINJに応じて、今回の処理サイクル相当分のNOx触媒7へのSOx流入量を算出するとともに、このSOx流入量を、SOx捕捉量QSOxに応じたSOx捕捉量補正係数や、触媒温度TNSCに応じた触媒温度補正係数などを用いて補正することによって、行われる。
次に、今回の処理サイクル相当分のNOx触媒7からのSOx脱離量dQDeSOxを算出する(ステップ22)。その算出は、例えば、サルファパージ運転中であることを条件として、エンジン回転数NE及び要求トルクPMCMDに応じて、基本値を算出するとともに、この基本値を、SOx捕捉量QSOxに応じたSOx捕捉量補正係数や、触媒温度TNSCに応じた触媒温度補正係数などを用いて補正することによって、行われる。なお、要求トルクPMCMDは、エンジン回転数NEおよびアクセル開度APに応じて算出される。
次に、上記のように算出したSOx吸着量dQAdSOxとSOx脱離量dQDeSOxとの差を、今回の処理サイクル相当分のSOx捕捉量dQSOxとして算出する(ステップ23)。そして、算出したSOx捕捉量dQSOxを前回までのSOx捕捉量QSOxに加算することによって、今回のSOx捕捉量QSOxを算出し(ステップ24)、本処理を終了する。
図2に戻り、前記ステップ1に続くステップ2では、サルファパージフラグF_DeSOxが「1」であるか否かを判別する。この答えがNOで、サルファパージ運転中でないときには、ステップ1で算出したSOx捕捉量QSOxが、サルファパージ運転の開始判定用の所定のしきい値QREFSよりも大きいか否かを判別する(ステップ3)。この答えがNOで、QSOx≦QREFSのときには、サルファパージ運転の実行条件が成立していないとして、そのまま本処理を終了する。
一方、ステップ3の答えがYESで、SOx捕捉量QSOxがしきい値QREFSを上回ったときには、禁止タイマ値TM_INHが禁止時間TREFI以上であるか否かを判別する(ステップ4)。この禁止タイマは、前回のサルファパージ運転の終了時からの経過時間をアップカウント式に計時するものであり、禁止時間TREFIは後述するように設定される。
このステップ4の答えがNOで、禁止タイマ値TM_INH<禁止時間TREFIのときには、そのまま本処理を終了する。すなわち、前回のサルファパージ運転の終了時から禁止時間TREFIが経過するまでは、SOx捕捉量QSOxとしきい値QREFSとの大小関係にかかわらず、サルファパージ運転が禁止される。
一方、前記ステップ4の答えがYESで、前回のサルファパージ運転の終了時から禁止時間TREFIが経過したときには、サルファパージフラグF_DeSOxを「1」にセットし(ステップ5)、サルファパージ運転を開始する。
このサルファパージ運転は、例えばエンジン3の排気行程の初期にインジェクタ6から燃料を噴射するポスト噴射を行うことで、未燃燃料を還元剤として排気通路5に排出させ、排ガスを還元雰囲気に制御することによって、行われる。このサルファパージ運転により、排ガス中の還元剤(HC)がNOx触媒7に貯蔵されていたO2と酸化反応することで、排ガスの温度が上昇するとともに、NOx触媒7に捕捉されていたSOxが還元され、脱離される。
前記ステップ5に続くステップ6では、実行タイマ値TM_EXEを0にリセットし、本処理を終了する。この実行タイマは、サルファパージ運転の実行時間(継続時間)をアップカウント式に計時するものである。
一方、前記ステップ2の答えがYESで、サルファパージ運転中のときには、SOx捕捉量QSOxが、サルファパージ運転の終了判定用の所定のしきい値QREFEよりも小さいか否かを判別する(ステップ7)。この答えがYESで、SOx捕捉量QSOxがしきい値QREFEを下回ったときには、サルファパージ運転を終了するものとし、ステップ9以降に進む。
また、前記ステップ7の答えがNOで、SOx捕捉量QSOxがしきい値QREFEに達していないときには、サルファパージ運転を終了するための他の終了条件が成立しているか否かを判別する(ステップ8)。この終了条件には、例えば、エンジン3の要求トルクPMCMDが急激に増加する加速状態や急激に減少する減速状態などが含まれる。このステップ8の答えがNOのときには、そのまま本処理を終了する一方、YESで、他の終了条件が成立しているときには、サルファパージ運転を終了するものとし、ステップ9以降に進む。
まずステップ9では、サルファパージフラグF_DESOxを「0」にリセットし、サルファパージ運転を終了する。次に、そのときの実行タイマ値TM_EXEを、それまでのサルファパージ運転の実行時間TEXEとして記憶する(ステップ10)。この実行時間TEXEは、サルファパージ運転中、NOx触媒7に供給された還元剤の供給量を表すパラメータとして、取得される。次に、次回のサルファパージ運転までの禁止時間TREFIを算出する(ステップ11)とともに、禁止タイマ値TM_INHを0にリセットし(ステップ12)、本処理を終了する。
上記のステップ11における禁止時間TREFIの算出は、サルファパージ運転の実行時間TEXEと、そのときに検出された触媒温度TNSCに応じ、図4の禁止時間マップを検索することによって、行われる。同図に示すように、禁止時間マップは、触媒温度のi個の所定値TNSC1~TNSCiと実行時間のj個の所定値TEXE1~TEXEjとの組合わせに対し、次回のサルファパージ運転中にNOx触媒7の過昇温を確実に回避できるような最小限の待機時間を実験などによって求め、禁止時間TREFIijとしてマップ化したものである。
触媒温度TNSCが所定値TNSC1~TNSCiのいずれにも一致しない場合、及び/又は実行時間TEXEが所定値TEXE1~TEXEjのいずれにも一致しない場合には、禁止時間TREFIは補間計算によって求められる。
また、この禁止時間マップでは、禁止時間TREFIは、触媒温度TNSCが高いほど、より大きな値に設定されている。その理由は、サルファパージ運転の終了時における触媒温度TNSCが高いほど、次回のサルファパージ運転の開始時における触媒温度TNSCが高いことで、サルファパージ運転中にNOx触媒7の過昇温状態が発生しやくなる傾向があり、これを補償するためである。
さらに、禁止時間マップでは、禁止時間TREFIは、サルファパージ運転の実行時間TEXEが長いほど、より大きな値に設定されている。その理由は、実行時間TEXEが長いほど、サルファパージ運転中により多量の還元剤がNOx触媒7に供給され、その終了時に多量のHCがNOx触媒7に残留し、その後の禁止時間中に、残留したHCが酸化雰囲気中のO2と酸化反応することによって、NOx触媒7の温度が上昇し、その昇温分、次回のサルファパージ運転中に、NOx触媒7が過昇温状態が発生しやくなる傾向があり、これを補償するためである。
図5は、これまでに説明したサルファパージ制御処理によって得られる動作例を示す。この例では、時点t1までは、エンジン3の通常運転が行われており、この状態では、NOx触媒7に、酸化雰囲気の排ガスが供給され、排ガス中のO2が貯蔵されるとともに、NOx及びSOxが捕捉される。
この状態から、時点t1において、SOx捕捉量QSOxが開始判定用のしきい値QREFSを上回る(図2のステップ3:YES)などの実行条件が成立すると、サルファパージフラグF_DeSOxが「1」にセットされ(ステップ5)、サルファパージ運転が開始される。これにより、ポスト噴射などによって還元雰囲気の排ガスがNOx触媒7に供給され、排ガス中の還元剤(HC)がNOx触媒7に貯蔵されていたO2と酸化反応するとともに、NOx触媒7に捕捉されていたSOxが還元され、脱離される。また、サルファパージ運転の開始時(t1)に、その実行時間を計時する実行タイマがスタートし、タイマ値TM_EXEが増加する。
その後、時点t2において、SOx捕捉量QSOxが終了判定用のしきい値QREFEを下回る(ステップ7:YES)ことで、終了条件が成立すると、サルファパージフラグF_DeSOxが「0」にリセットされ(ステップ9)、サルファパージ運転が終了するとともに、禁止時間に移行する。この禁止時間では、サルファパージ運転が禁止され、エンジン3は通常運転に復帰し、NOx触媒7に酸化雰囲気の排ガスが供給される。
また、サルファパージ運転の終了時(t2)に、そのときの実行タイマ値TM_EXEが、サルファパージ運転の実行時間TEXEとして記憶される(ステップ10)とともに、禁止時間を計時する禁止タイマがスタートし、タイマ値TM_INHが増加する。
また、サルファパージ運転の実行時間TEXEと、そのときの触媒温度TNSCに応じて、禁止時間TREFIが算出される(ステップ11)。なお、このt1~t2間では、SOx捕捉量QSOxがしきい値QREFEを下回った結果、サルファパージ運転が終了しているため、その実行時間TEXEが比較的長くなっており、それに応じて、禁止時間TREFIは比較的大きな値に設定されている。
その後、SOx捕捉量QSOxが開始判定用のしきい値QREFSを上回るとともに、禁止タイマ値TM_INHが禁止時間TREFIに達すると(時点t3)、サルファパージ運転が再開される。その後、この例では、SOx捕捉量QSOx以外の他の終了条件が成立した結果(ステップ8:YES)、サルファパージ運転が終了し、禁止時間に移行している(時点t4)。そのため、実行時間TEXEは比較的短く、それに応じて、禁止時間TREFIは比較的小さな値に設定されている。
そして、禁止時間への移行後、SOx捕捉量QSOxが開始判定用のしきい値QREFSを上回るとともに、禁止タイマ値TM_INHが禁止時間TREFIに達すると(時点t5)、サルファパージ運転が再開される。以上のように、前回のサルファパージ運転の実行時間TEXEが短い場合には、それに応じて、禁止時間TREFIが比較的小さな値に設定されることによって、次回のサルファパージ運転が早期に開始される。
以上のように、本実施形態によれば、サルファパージ運転が終了した後の禁止時間TREFIを、サルファパージ運転の実行時間TEXE(サルファパージ運転中のNOx触媒7への還元剤の供給量を表す)と、そのときの触媒温度TNSCに応じて設定する。また、図4のマップにより、サルファパージ運転の実行時間TEXEが長いほど、すなわちサルファパージ運転中のNOx触媒7への還元剤の供給量が大きいほど、また触媒温度TNSCが高いほど、禁止時間TREFIをより大きな値に設定する。
以上により、サルファパージ運転の禁止時間TREFIを、推定されるNOx触媒7の温度状況に応じて過不足なく設定でき、したがって、NOx触媒7の過昇温を防止するとともに、サルファパージ運転の実行頻度を確保し、排ガス特性を維持することができる。
次に、図6~図9を参照しながら、本発明の第2実施形態について説明する。まず、本実施形態において用いられるDPF28は、図6に示すように、表層にAg(銀)及びPd(パラジウム)を担持しており、サルファパージ運転中、NOx触媒7から排出されたH2S(硫化水素)のうちのS成分(硫黄)をAgで捕捉し、H2を排出するとともに、その後の禁止時間の間、捕捉したS成分を酸化雰囲気の排ガス中のO2によってSO2に酸化・脱離し、浄化するという特性を有する。この特性により、臭気を有するH2SがNOx触媒7から外部に排出されるのを防止できるという利点が得られる。
また、図2と図7の比較から明らかなように、本実施形態によるサルファパージ制御処理は、第1実施形態のステップ11とステップ12の間に3つのステップ31~33を追加した点が異なる。具体的には、サルファパージ運転中、その終了条件が成立したときに、ステップ11において、サルファパージ運転の実行時間TEXE及び触媒温度TNSCに応じて、禁止時間TREFIを算出した後、ステップ31において、同じパラメータ(実行時間TEXE及び触媒温度TNSC)に応じ、図8の下限値マップを検索することによって、実行時間TEXEの下限値TLMTを算出する。
この下限値TLMTは、次の趣旨で設定されている。すなわち、DPF28が図6に示したようなH2Sの浄化特性を有する場合、図9(a)に示すように、禁止時間がDeSOx継続時間に対して短いときには、禁止時間に供給されるO2供給量がDPF28のH2S捕捉量に対して不足することで、禁止時間の終了時に、DPF28に比較的多量のH2S(S成分)が残留する。そして、この状態で、その後のサルファパージ運転によってH2Sが供給されることによって、H2S捕捉量がDPF28のスリップ限界を超える結果(同図のハッチング部分)、H2Sがスリップし、DPF28の下流側に排出されるおそれがある。
下限値TLMTは、このようなH2Sの排出を抑制すべく、図9(b)に示すように、禁止時間において、NOx触媒に捕捉されたH2Sを十分に酸化・脱離するのに必要なO2供給量が確保されるように設定される。このため、図8の下限値マップでは、下限値TLMTは、サルファパージ運転の実行時間TEXEが長いほど、サルファパージ運転中のH2S供給量がより多く、DPF28でのH2S捕捉量がより多くなるため、より大きな値に設定されている。
また、下限値TLMTは、サルファパージ運転の終了時における触媒温度TNSCが高いほど、NOx触媒7におけるH2Sのスリップが発生しやすく、DPF28でのH2S捕捉量がより多くなるため、より大きな値に設定されている。
図7に戻り、ステップ31に続くステップ32では、ステップ11で算出した禁止時間TREFIが下限値TLMTよりも小さいか否かを判別する。この答えがNOで、禁止時間TREFI≧下限値TLMTのときには、そのままステップ12に進み、禁止タイマ値TM_INHを0にリセットする。
一方、ステップ32の答えがYESで、禁止時間TREFIが下限値TLMTよりも小さいときには、下限値TLMTを禁止時間TREFIとして設定した(ステップ33)後、ステップ12に進む。このような下限値TLMTによる制限によって、図9(b)に示すように、禁止時間TREFIが延長され、禁止時間中にO2がDPF28に過不足なく供給される結果、禁止時間の終了時にDPF28でのH2S捕捉量(残留量)が非常に小さくなり、その後のサルファパージ運転中のH2Sのスリップ・排出が抑制される。
以上のように、本実施形態によれば、NOx触媒7の下流側に設けられたDPF28は、サルファパージ運転中、NOx触媒7から排出されたH2Sを捕捉し、禁止時間TREFIにおいて、捕捉したH2Sを排ガス中のO2で酸化・脱離するという特性を有する。このようなDPF28の特性を考慮し、禁止時間TREFIを下限値TLMTで制限し、延長することによって、H2Sを過不足なく酸化・脱離するのに必要なO2供給量を確保する。これにより、禁止時間TREFIの終了時に、DPF28に多量のH2Sが残留することがなくなることで、サルファパージ運転中のH2Sのスリップ・排出を抑制でき、排ガス特性を向上させることができる。
また、図8のマップにより、サルファパージ運転の実行時間TEXEが長いほど、すなわちサルファパージ運転中、NOx触媒7への還元剤の供給量が大きいほど、また触媒温度TNSCが高いほど、DPF28におけるH2S捕捉量が多いとして、下限値TLMTをより大きな値に設定することによって、禁止時間TREFIを延長するので、上述した効果を良好に得ることができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、還元剤供給量パラメータとして、サルファパージ運転の実行時間TEXEを用いているが、サルファパージ運転中にNOx触媒に供給された還元剤の供給量を適切に表す限り、他の任意のパラメータを採用することができる。
例えば、サルファパージ運転中、第1LAFセンサ12で検出された排ガス空燃比と、排ガス流量QEXに基づいて、その処理サイクルにおける還元剤供給量を算出するとともに、その積算値を算出し、還元剤供給量パラメータとして用いてもよい。あるいは、サルファパージ運転中、ストイキ相当の排ガス空燃比と第1LAFセンサ12で検出された排ガス空燃比との差分と、排ガス流量QEXに基づいて、その処理サイクルにおける還元剤供給量を算出するとともに、その積算値を算出し、還元剤供給量パラメータとして用いてもよい。
また、第2実施形態では、H2S浄化触媒として、表層にAg及びPdを担持したDPF28を用いているが、これに限らず、サルファパージ運転中、NOx触媒から排出されたH2Sを捕捉し、禁止時間の間、捕捉したH2Sを酸化雰囲気の排ガス中のO2によって酸化・脱離する機能を有する限り、他の適当な触媒を採用することができる。
さらに、実施形態では、サルファパージ運転を、燃料のポスト噴射によって行っているが、これに限らず、例えば排気通路5に還元剤供給用の燃料噴射弁を設け、この燃料噴射弁から燃料を排気通路5に直接、噴射することによって行ってもよい。
また、実施形態は、本発明をディーゼルエンジンに適用した例であるが、本発明の排ガス浄化装置は、これに限らず、各種の内燃機関、例えばリーンバーン運転が行われるガソリンエンジンに適用してもよい。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
1 排ガス浄化装置
2 ECU(サルファパージ制御手段、還元剤供給量パラメータ取得手段、禁止時間 設定手段、禁止時間制限手段)
3 内燃機関
5 排気通路
7 NOx触媒
14 触媒温度センサ(NOx触媒温度検出手段)
28 DPF(H2S浄化触媒)
TREFI サルファパージ運転の禁止時間
TEXE サルファパージ運転の実行時間(還元剤供給量パラメータ)
TNSC 触媒温度(NOx触媒の温度)
TLMT 禁止時間の下限値

Claims (4)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられ、酸化雰囲気の排ガス中のNOx及びSOxを捕捉するとともに、還元剤を含む還元雰囲気の排ガスが供給されることにより、前記捕捉したNOxを還元し、脱離するNOx触媒と、
    当該NOx触媒に還元雰囲気の排ガスを供給することにより、当該NOx触媒に捕捉されたSOxを還元し、脱離するためのサルファパージ運転を実行するとともに、当該サルファパージ運転が終了した後の禁止時間、前記サルファパージ運転を禁止するサルファパージ制御手段と、
    前記サルファパージ運転中に前記NOx触媒に供給された還元剤の供給量を表す還元剤供給量パラメータを取得する還元剤供給量パラメータ取得手段と、
    前記NOx触媒の温度を検出するNOx触媒温度検出手段と、
    前記取得された還元剤供給量パラメータ、及び前記検出された前記NOx触媒の温度に応じて、前記サルファパージ運転の前記禁止時間を設定する禁止時間設定手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の排ガス浄化装置。
  2. 前記禁止時間設定手段は、前記還元剤供給量パラメータで表される還元剤の供給量が大きいほど、前記禁止時間をより大きな値に設定するとともに、前記サルファパージ運転の終了時に検出された前記NOx触媒の温度が高いほど、前記禁止時間をより大きな値に設定することを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
  3. 前記排気通路の前記NOx触媒よりも下流側に設けられ、前記サルファパージ運転中、前記NOx触媒から排出されたH2Sを捕捉し、前記禁止時間において、前記捕捉したH2Sを酸化雰囲気の排ガス中のO2によって酸化し、脱離するH2S浄化触媒と、
    前記禁止時間を所定の下限値によって制限する禁止時間制限手段と、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
  4. 前記禁止時間制限手段は、前記還元剤供給量パラメータで表される還元剤の供給量が大きいほど、前記下限値をより大きな値に設定するとともに、前記サルファパージ運転の終了時に検出された前記NOx触媒の温度が高いほど、前記下限値をより大きな値に設定することを特徴とする、請求項3に記載の内燃機関の排ガス浄化装置。
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