JP4919153B2 - 内燃機関の触媒劣化検出装置 - Google Patents
内燃機関の触媒劣化検出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4919153B2 JP4919153B2 JP2006316197A JP2006316197A JP4919153B2 JP 4919153 B2 JP4919153 B2 JP 4919153B2 JP 2006316197 A JP2006316197 A JP 2006316197A JP 2006316197 A JP2006316197 A JP 2006316197A JP 4919153 B2 JP4919153 B2 JP 4919153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- sulfur concentration
- fuel ratio
- air
- deterioration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
内燃機関の排気通路に配置された触媒の劣化を検出する装置であって、
前記触媒の酸素吸蔵容量を算出する吸蔵容量算出手段と、
前記吸蔵容量算出手段によって算出された酸素吸蔵容量を所定の劣化判定しきい値と比較して前記触媒の劣化を判定する劣化判定手段と、
前記触媒の上流側の排気ガスの硫黄濃度である触媒前硫黄濃度を検出する触媒前硫黄濃度検出手段と、
該触媒前硫黄濃度検出手段によって検出された触媒前硫黄濃度に応じて前記劣化判定しきい値を変更するしきい値変更手段と
を備えたことを特徴とする。
前記しきい値変更手段によって前記劣化判定しきい値が低硫黄濃度相当の所定の基準値から変更された後、前記劣化判定しきい値を前記基準値に復帰させるしきい値復帰手段をさらに備え、該しきい値復帰手段が、前記触媒前硫黄濃度検出手段によって検出された触媒前硫黄濃度が所定値未満となり、且つ、前記触媒から硫黄分を放出させるような所定の放出条件が成立したときに、前記劣化判定しきい値を前記基準値に復帰させることを特徴とする。
触媒温度を検出又は推定する触媒温度検出手段と、前記触媒の上流側の排気ガスの空燃比を検出する触媒前空燃比検出手段とをさらに備え、
前記所定の放出条件が、前記触媒温度検出手段によって検出又は推定された触媒温度が所定値を超え、且つ、前記触媒前空燃比検出手段によって検出された触媒前空燃比が理論空燃比以下である状態が所定時間以上積算されたときに成立することを特徴とする。
前記触媒の下流側の排気ガスの硫黄濃度である触媒後硫黄濃度を検出する触媒後硫黄濃度検出手段をさらに備え、
前記しきい値復帰手段が、前記劣化判定しきい値を前記基準値に復帰させる際に、該触媒後硫黄濃度検出手段によって検出された触媒後硫黄濃度が所定値未満となったときに前記劣化判定しきい値を前記基準値に復帰させることを特徴とする。
前記触媒の下流側の排気ガスの硫黄濃度である触媒後硫黄濃度を検出する触媒後硫黄濃度検出手段をさらに備え、
前記しきい値復帰手段が、前記劣化判定しきい値を前記基準値に復帰させる際に、前記触媒後硫黄濃度検出手段によって検出された触媒後硫黄濃度に基づいて前記劣化判定しきい値を設定することを特徴とする。
前記しきい値復帰手段が、前記触媒後硫黄濃度検出手段によって検出された触媒後硫黄濃度に応じて定まるオフセット量を、前記基準値から減じて前記劣化判定しきい値を算出設定することを特徴とする。
前記しきい値変更手段が、前記触媒前硫黄濃度検出手段によって検出された触媒前硫黄濃度に応じて定まるオフセット量を、前記基準値から減じて前記劣化判定しきい値を算出設定することを特徴とする。
内燃機関の排気通路に配置された触媒の劣化を検出する装置であって、
前記触媒の酸素吸蔵容量を算出する吸蔵容量算出手段と、
前記吸蔵容量算出手段によって算出された酸素吸蔵容量を所定の劣化判定しきい値と比較して前記触媒の劣化を判定する劣化判定手段と、
触媒前硫黄濃度に応じて前記劣化判定しきい値を変更するしきい値変更手段であって、前記触媒前硫黄濃度が高い値から低い値に変化したとき、前記触媒から硫黄分を放出させるような所定の放出条件が成立したことを条件に、前記劣化判定しきい値を小さい値から大きい値に変更するしきい値変更手段と
を備えたことを特徴とする。
6 排気管
11 触媒
12 インジェクタ
17 触媒前センサ
18 触媒後センサ
19 触媒前硫黄濃度センサ
20 電子制御ユニット(ECU)
21 触媒後硫黄濃度センサ
OSC 酸素吸蔵容量
OSCs 劣化判定しきい値
OSCsb 劣化判定しきい値の基準値
OF,OFx オフセット量
Claims (6)
- 内燃機関の排気通路に配置された触媒の劣化を検出する装置であって、
前記触媒の酸素吸蔵容量を算出する吸蔵容量算出手段と、
前記吸蔵容量算出手段によって算出された酸素吸蔵容量を所定の劣化判定しきい値と比較して前記触媒の劣化を判定する劣化判定手段と、
前記触媒の上流側の排気ガスの硫黄濃度である触媒前硫黄濃度を検出する触媒前硫黄濃度検出手段と、
該触媒前硫黄濃度検出手段によって検出された触媒前硫黄濃度に応じて前記劣化判定しきい値を変更するしきい値変更手段と、
前記しきい値変更手段によって前記劣化判定しきい値が低硫黄濃度相当の所定の基準値から変更された後、前記劣化判定しきい値を前記基準値に復帰させるしきい値復帰手段と、
前記触媒の下流側の排気ガスの硫黄濃度である触媒後硫黄濃度を検出する触媒後硫黄濃度検出手段と、
を備え、
前記しきい値復帰手段が、前記触媒前硫黄濃度検出手段によって検出された触媒前硫黄濃度が所定値未満となり、前記触媒から硫黄分を放出させるような所定の放出条件が成立し、且つ、前記触媒後硫黄濃度検出手段によって検出された触媒後硫黄濃度が所定値未満となったときに、前記劣化判定しきい値を前記基準値に復帰させる
ことを特徴とする内燃機関の触媒劣化検出装置。 - 内燃機関の排気通路に配置された触媒の劣化を検出する装置であって、
前記触媒の酸素吸蔵容量を算出する吸蔵容量算出手段と、
前記吸蔵容量算出手段によって算出された酸素吸蔵容量を所定の劣化判定しきい値と比較して前記触媒の劣化を判定する劣化判定手段と、
前記触媒の上流側の排気ガスの硫黄濃度である触媒前硫黄濃度を検出する触媒前硫黄濃度検出手段と、
該触媒前硫黄濃度検出手段によって検出された触媒前硫黄濃度に応じて前記劣化判定しきい値を変更するしきい値変更手段と、
前記しきい値変更手段によって前記劣化判定しきい値が低硫黄濃度相当の所定の基準値から変更された後、前記劣化判定しきい値を前記基準値に復帰させるしきい値復帰手段と、
前記触媒の下流側の排気ガスの硫黄濃度である触媒後硫黄濃度を検出する触媒後硫黄濃度検出手段と、
を備え、
前記しきい値復帰手段が、前記触媒前硫黄濃度検出手段によって検出された触媒前硫黄濃度が所定値未満となり、且つ、前記触媒から硫黄分を放出させるような所定の放出条件が成立したときに、前記劣化判定しきい値を前記基準値に復帰させ、
前記しきい値復帰手段が、前記劣化判定しきい値を前記基準値に復帰させる際に、前記触媒後硫黄濃度検出手段によって検出された触媒後硫黄濃度に基づいて前記劣化判定しきい値を設定する
ことを特徴とする内燃機関の触媒劣化検出装置。 - 触媒温度を検出又は推定する触媒温度検出手段と、前記触媒の上流側の排気ガスの空燃比を検出する触媒前空燃比検出手段とをさらに備え、
前記所定の放出条件が、前記触媒温度検出手段によって検出又は推定された触媒温度が所定値を超え、且つ、前記触媒前空燃比検出手段によって検出された触媒前空燃比が理論空燃比以下である状態が所定時間以上積算されたときに成立することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の触媒劣化検出装置。 - 触媒温度を検出又は推定する触媒温度検出手段と、前記触媒の上流側の排気ガスの空燃比を検出する触媒前空燃比検出手段とをさらに備え、
前記所定の放出条件が、前記触媒温度検出手段によって検出又は推定された触媒温度が所定値を超え、且つ、前記触媒前空燃比検出手段によって検出された触媒前空燃比が理論空燃比以下である状態が所定時間以上積算されたときに成立することを特徴とする請求項2記載の内燃機関の触媒劣化検出装置。 - 前記しきい値復帰手段が、前記触媒後硫黄濃度検出手段によって検出された触媒後硫黄濃度に応じて定まるオフセット量を、前記基準値から減じて前記劣化判定しきい値を算出設定することを特徴とする請求項2または4記載の内燃機関の触媒劣化検出装置。
- 前記しきい値変更手段が、前記触媒前硫黄濃度検出手段によって検出された触媒前硫黄濃度に応じて定まるオフセット量を、前記基準値から減じて前記劣化判定しきい値を算出設定することを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の内燃機関の触媒劣化検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006316197A JP4919153B2 (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | 内燃機関の触媒劣化検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006316197A JP4919153B2 (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | 内燃機関の触媒劣化検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008128148A JP2008128148A (ja) | 2008-06-05 |
JP4919153B2 true JP4919153B2 (ja) | 2012-04-18 |
Family
ID=39554241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006316197A Expired - Fee Related JP4919153B2 (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | 内燃機関の触媒劣化検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4919153B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4893711B2 (ja) * | 2008-08-20 | 2012-03-07 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
JP2010209768A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の排ガス浄化装置 |
JP5762832B2 (ja) * | 2011-06-09 | 2015-08-12 | ボッシュ株式会社 | 選択還元触媒の劣化診断装置及び排気浄化装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3542404B2 (ja) * | 1995-04-26 | 2004-07-14 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の空燃比制御装置 |
JP3805098B2 (ja) * | 1998-03-26 | 2006-08-02 | 株式会社日立製作所 | エンジンの排気ガス浄化制御装置 |
JP2003148136A (ja) * | 2001-11-13 | 2003-05-21 | Toyota Motor Corp | 排気浄化触媒の劣化判定装置 |
-
2006
- 2006-11-22 JP JP2006316197A patent/JP4919153B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008128148A (ja) | 2008-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4729518B2 (ja) | NOx触媒の劣化診断装置 | |
JP2008175181A (ja) | 内燃機関の触媒劣化検出装置 | |
JP2008031901A (ja) | 内燃機関の触媒劣化検出装置 | |
JP2009203940A (ja) | 触媒の劣化を診断するための装置及び方法 | |
JP2009138604A (ja) | 内燃機関の触媒劣化診断装置 | |
JP4665858B2 (ja) | 内燃機関の触媒劣化検出装置 | |
JP4761223B2 (ja) | 内燃機関の触媒劣化検出装置 | |
JP5229628B2 (ja) | 触媒劣化診断装置 | |
JP4919153B2 (ja) | 内燃機関の触媒劣化検出装置 | |
JP2008175134A (ja) | 内燃機関の触媒劣化診断装置 | |
JP2009127597A (ja) | 触媒劣化診断装置 | |
JP2009036172A (ja) | 内燃機関の触媒劣化診断装置 | |
JP4688941B2 (ja) | 触媒の劣化判定装置 | |
JP2012031761A (ja) | 触媒異常診断装置 | |
JP4835989B2 (ja) | 内燃機関の触媒劣化検出装置 | |
JP4853792B2 (ja) | 触媒劣化診断装置 | |
JP5035670B2 (ja) | 内燃機関の触媒劣化検出装置 | |
JP4789016B2 (ja) | NOx触媒の劣化診断装置 | |
JP4924924B2 (ja) | 内燃機関の触媒劣化検出装置 | |
JP2009215924A (ja) | 燃料性状判別装置及びこれを備えた触媒劣化診断装置 | |
JP4743637B2 (ja) | 内燃機関の触媒劣化検出装置 | |
JP2002364428A (ja) | 触媒劣化判定装置 | |
JP4671130B2 (ja) | 内燃機関の触媒劣化検出装置 | |
JP2009121414A (ja) | 内燃機関の触媒劣化診断装置 | |
JP2009091921A (ja) | 内燃機関の触媒劣化診断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090903 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110419 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110606 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110811 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120106 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120119 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4919153 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |