JP7059736B2 - 車両の制御装置 - Google Patents

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本発明は、車両の制御装置に関する。
従来、車両のドアガラスを開閉する車両用窓開閉装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。この車両用窓開閉装置は、ドアガラスの作動中に異物が挟み込まれた場合に、ドアガラスの作動方向を反転させるように構成されている。
また、従来、開閉可能なルーフを備えたコンバーチブル型の車両が知られている。
特開平9-328965号公報
ここで、開閉可能なルーフおよびドアガラスを備える車両において、ドアガラスの異物の挟み込みによる反転作動時に、ルーフが作動されると、ドアガラスの反転作動が中断されることが考えられる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、ドアガラスの異物の挟み込みによる反転作動が中断されるのを抑制することが可能な車両の制御装置を提供することである。
本発明による車両の制御装置は、開閉可能なルーフおよびドアガラスを備える車両に適用されるものである。車両の制御装置は、ルーフの開閉を制御するルーフ制御部と、ドアガラスの開閉を制御するドアガラス制御部とを備える。ドアガラス制御部は、ドアガラスの作動時に異物が挟み込まれた場合に、ドアガラスの作動方向を反転させるように構成されている。ルーフ制御部は、ドアガラスの異物の挟み込みによる反転作動時に、ルーフの作動が禁止されるように構成されている。車両の制御装置は、ドアガラスの反転作動がルーフの開閉よりも優先的に行われるように構成されている。
このように構成することによって、ドアガラスの異物の挟み込みによる反転作動時にルーフが作動されないので、ドアガラスの反転作動が中断されないようにすることができる。
本発明の車両の制御装置によれば、ドアガラスの異物の挟み込みによる反転作動が中断されるのを抑制することができる。
本実施形態によるECUを備える車両を説明するための図である。 図1の車両のルーフが開かれた状態を示した図である。 図1の車両のドアガラスが異物を挟み込んだ状態を示した図である。 図1の車両のECUを示したブロック図である。 本実施形態による車両におけるドアガラスの異物の挟み込み時の動作例を説明するためのタイミングチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1~図4を参照して、本発明の一実施形態によるECU4を備える車両100について説明する。
車両100は、図1に示すように、フロントピラー1と、サイドドア2と、ルーフ3と、ECU4(図4参照)とを備えている。この車両100は、ルーフ3が開閉可能なコンバーチブル型の車両である。
フロントピラー1は、車幅方向の両端部に左右一対で設けられている。このフロントピラー1は、ほぼ鉛直方向に延びるピラーロア11と、ピラーロア11の上端部から車両後方側に傾斜するピラーアッパ12とを含んでいる。ピラーロア11の内側には、エンジンコンパートメントとキャビンとを区画するダッシュパネル(図示省略)が設けられ、ピラーアッパ12の内側には、フロントガラス5が設けられている。
サイドドア2は、車両側面に配置され、ドア開口2aを開閉するように構成されている。このサイドドア2は、箱状のドア本体21と、ドア本体21に収容されるウィンドウレギュレータ(図示省略)と、ウィンドウレギュレータによって昇降されるドアガラス22とを含んでいる。ドア本体21は、前端部がヒンジを介してピラーロア11に連結されている。ドアガラス22は、ウィンドウレギュレータによってドア本体21から進退されることにより窓開口22aを開閉するように構成されている。ウィンドウレギュレータには、ドアガラス22を昇降させる駆動力源であるモータ23(図4参照)が設けられている。
ルーフ3は、開閉可能であり、閉状態の場合にキャビンを覆うように構成されている。このルーフ3は、たとえばソフトトップであり、図2に示す開状態のときには収容部6に収容されるようになっている。
ECU4は、車両100を制御するように構成されている。このECU4は、図4に示すように、CPU4aと、ROM4bと、RAM4cと、バックアップRAM4dと、入力インターフェース4eと、出力インターフェース4fとを含み、これらがバスを介して接続されている。なお、CPU4aがROM4bに記憶されたプログラムを実行することにより、本発明の「ルーフ制御部」および「ドアガラス制御部」が実現される。また、ECU4は、本発明の「車両の制御装置」の一例である。
CPU4aは、ROM4bに記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。ROM4bには、各種制御プログラムや、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップなどが記憶されている。RAM4cは、CPU4aによる演算結果や各センサの検出結果などを一時的に記憶するメモリである。バックアップRAM4dは、車両システムを停止する際に保存すべきデータなどを記憶する不揮発性のメモリである。
入力インターフェース4eは、各センサの検出結果などが入力されるように構成されている。たとえば、入力インターフェース4eには、窓開閉スイッチ41、モータ回転速度センサ42およびルーフ開閉スイッチ43などが接続されている。窓開閉スイッチ41は、ドアガラス22を搭乗者が操作するためのスイッチであり、たとえば中立位置から開位置または閉位置に切替可能である。モータ回転速度センサ42は、ウィンドウレギュレータのモータ23の回転速度を検出するために設けられている。ルーフ開閉スイッチ43は、ルーフ3を搭乗者が操作するためのスイッチであり、たとえば中立位置から開位置または閉位置に切替可能である。
出力インターフェース4fは、車両100の各部に制御信号などを出力するように構成されている。たとえば、出力インターフェース4fには、モータ23およびルーフ駆動部31などが接続されている。ルーフ駆動部31は、ルーフ3を開閉させるように構成されている。
具体的には、ECU4は、ルーフ開閉スイッチ43が搭乗者により開操作される場合に、ルーフ駆動部31によってルーフ3を開作動させるように構成されている。開操作とは、ルーフ開閉スイッチ43における中立位置から開位置への切替操作であり、開作動とは、ルーフ3が開状態に向けて作動されることである。一方、ECU4は、ルーフ開閉スイッチ43が搭乗者により閉操作される場合に、ルーフ駆動部31によってルーフ3を閉作動させるように構成されている。閉操作とは、ルーフ開閉スイッチ43における中立位置から閉位置への切替操作であり、閉作動とは、ルーフ3が閉状態に向けて作動されることである。
また、ECU4は、窓開閉スイッチ41が搭乗者により開操作(中立位置から開位置への切替操作)される場合に、モータ23を正転させてドアガラス22を開方向に移動(下降)させるように構成されている。一方、ECU4は、窓開閉スイッチ41が搭乗者により閉操作(中立位置から閉位置への切替操作)される場合に、モータ23を逆転させてドアガラス22を閉方向に移動(上昇)させるように構成されている。
そして、ECU4は、ドアガラス22の作動時に異物150(図3参照)が挟み込まれた場合に、ドアガラス22の作動方向を反転させるように構成されている。たとえば、図3に示すように、ルーフ3が閉状態の場合に、モータ23が逆転され、ドアガラス22が上昇されているときに、異物150の挟み込みが検出されると、モータ23が正転され、ドアガラス22が下降される。この反転作動は、ドアガラス22の開度が所定値Vになるまで継続される。所定値Vは、たとえば、挟み込みを検出したときの開度に予め設定された値(挟み込みを解消可能な値)が加算された値である。また、ECU4は、たとえば、モータ回転速度センサ42の検出結果に基づいて異物150の挟み込みを判定するように構成されている。
さらに、本実施形態のECU4は、ドアガラス22の異物150の挟み込みによる反転作動時に、ルーフ3の作動が禁止されるように構成されている。すなわち、異物150の挟み込みを解消するための反転作動時に、ルーフ開閉スイッチ43が操作されても、ルーフ3が作動されず、ドアガラス22の反転作動が優先して行われるようになっている。
-ドアガラスの異物の挟み込み時の動作例-
次に、図5を参照して、本実施形態による車両100におけるドアガラス22の異物150の挟み込み時の動作例について説明する。なお、異物150の挟み込みの発生前には、ルーフ3が閉状態である。
まず、窓開閉スイッチ41が閉操作されることにより、モータ23が逆転され、ドアガラス22が上昇される。すなわち、ドアガラス22の開度が低下される。そして、時点t1において、異物150の挟み込みが発生したと判定されると、ドアガラス22の作動方向が反転される。すなわち、窓開閉スイッチ41の操作状態にかかわらず、モータ23が強制的に正転され、ドアガラス22が下降される。なお、異物150の挟み込みが発生したか否かは、たとえばモータ回転速度センサ42の検出結果に基づいて判定される。ここで、この反転作動時には、ルーフ3の作動が禁止される。
次に、時点t2において、ルーフ開閉スイッチ43が開操作されるが、ルーフ3の開閉が禁止されていることから、ルーフ3が停止されたままであり、ルーフ3が開作動されない。すなわち、ドアガラス22の反転作動時にルーフ開閉スイッチ43が開操作されても、ルーフ3が閉状態のままであり、ドアガラス22の反転作動が中断されることなく継続される。
その後、時点t3において、ドアガラス22の開度が所定値Vに到達すると、モータ23が停止され、ドアガラス22の反転作動が終了される。このように、ドアガラス22の反転作動がルーフ3の開閉よりも優先して行われるので、異物150の挟み込みを適切に解消することが可能である。
-効果-
本実施形態では、上記のように、ドアガラス22の異物150の挟み込みによる反転作動時にルーフ3の作動を禁止することによって、ドアガラス22の反転作動時にルーフ3が作動されないので、ドアガラス22の反転作動が中断されないようにすることができる。すなわち、ルーフ3の開閉よりもドアガラス22の反転作動が優先的に行われる。これにより、異物150の挟み込みを適切に解消することができるので、安全性の向上を図ることができる。
-他の実施形態-
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、ルーフ3がソフトトップである例を示したが、これに限らず、ルーフがハードトップであってもよい。
また、上記実施形態において、ドアガラス22の開度が所定値Vになった後に、ルーフ3が開作動されるようにしてもよい。すなわち、ドアガラス22の反転作動が終了されるまで待機し、ドアガラス22の反転作動が終了された後に、ルーフ3を開作動させるようにしてもよい。
また、上記実施形態において、ECU4が複数のECUによって構成されていてもよい。
本発明は、開閉可能なルーフおよびドアガラスを備える車両の制御装置に利用可能である。
3 ルーフ
4 ECU(車両の制御装置)
22 ドアガラス
100 車両
150 異物

Claims (1)

  1. 開閉可能なルーフおよびドアガラスを備える車両に適用される車両の制御装置であって、
    前記ルーフの開閉を制御するルーフ制御部と、
    前記ドアガラスの開閉を制御するドアガラス制御部とを備え、
    前記ドアガラス制御部は、前記ドアガラスの作動時に異物が挟み込まれた場合に、前記ドアガラスの作動方向を反転させるように構成され、
    前記ルーフ制御部は、前記ドアガラスの異物の挟み込みによる反転作動時に、前記ルーフの作動が禁止されるように構成され
    前記ドアガラスの反転作動が前記ルーフの開閉よりも優先的に行われるように構成されていることを特徴とする車両の制御装置。
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