JP7058117B2 - 旋回動作に追従する配線・配管の保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、旋回動作に追従する配線・配管の保護装置に関するものであり、特に、半導体製造装置のインデックステーブル上に複数配置されるチャックテーブル等の旋回動作に順応して配線・配管が自由に移動し、配線・配管への負担が掛かることのないようにする旋回動作に追従する配線・配管の保護装置に関するものである。
例えば、半導体ウエハの裏面(一方面)を研削する半導体製造装置における平面加工装置では、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という)を各々吸着保持する複数のチャックを有したインデックステーブル、粗研削用砥石、精研削用砥石、及び裏面洗浄装置等を備えている(例えば、特許文献1参照)。
その平面加工装置によれば、ウエハ加工時にウエハを保持するチャックは、インデックステーブル上に等間隔で複数配置されており、これら複数のチャックはインデックステーブルの中心を軸としてインデックステーブルと共に旋回するようになっている。このインデックステーブルには、チャックテーブル上に配置されたチャックの吸着・旋回操作等を行うための電気配線や配管等(以下、これらを総称して「配線・配管」という)が複数接続されており、インデックステーブルが旋回する時に、これらの配線・配管が破損しないように保護する必要がある。
そこで、インデックステーブル等の旋回動作部が旋回するときに、配線・配管が破損しないように保護する構造として、インデックステーブルの旋回軸にロータリージョイントやクラッチを設け、旋回動作部との切り離しを行うことにより、旋回時に配線・配管を追従させない方法が提案されている。
また、別の保護構造として、リンク状のケーブル保護部材(ケーブルベア(登録商標))を円周上に配置して、旋回動作に追従するようにしたケーブルの保護方法も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第4553868号公報 特開平5-69381号公報
しかし、前者のインデックステーブルの旋回軸に、ロータリージョイントやクラッチを設けて旋回動作部との切り離しを行う方法は、構造が複雑になる上、ロータリージョイントのジョイント部におけるシールの劣化による漏れ等が懸念される問題点があった。
一方、後者のリンク状のケーブル保護部材(ケーブルベア)を円周上に配置して、旋回動作に追従するようにしたケーブルの保護方法では、ケーブル保護部材が占める空間が大きく、複数の配線・配管を収容するには広いスペースが必要となる。また、ケーブル保護部材は、配線・配管同士が擦れ合ったり、押し潰されたりする恐れがあるため、ケーブル保護部材内を配線・配管の数に応じて仕切る必要がある。このため、多くのケーブルを収容するには不向きであるという問題点があった。
また、近年では、装置の省スペース化、低背化が要求されており、インデックステーブルの構造は小型化が求められている。
そこで、インデックステーブル等の旋回ユニットに接続された複数の配線・配管をコンパクトに保護しつつ、旋回ユニットの旋回動作に順応して配線・配管が自由に移動し、配線・配管への負担が掛かることのないようにする旋回動作に追従する配線・配管の保護装置を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載の発明は、旋回不能に配置された固定ユニットと、前記固定ユニットとの間に空間を設けて旋回可能に配置された旋回ユニットと、一端側を前記固定ユニットに連結し、他端側を前記旋回ユニットと一体に旋回可能に連結した可撓性を有する複数の配線・配管で構成された配線・配管群と、を備え、前記旋回ユニットの旋回時に前記配線・配管群を旋回追従移動可能にした配線・配管の保護装置であって、前記配線・配管群は、前記複数の配線・配管を前記旋回ユニットの旋回軸線に沿って列状に配置して構成され、前記配線・配管群の一面側に配置された第1の固定部材と、前記配線・配管群を挟んで前記第1の固定部材と対向する他面側に配置され、前記第1の固定部材と連結固定されて前記複数本の配線・配管を結束保持する第2の固定部材と、側面から視て前記配線・配管群と重なる位置に矩形状の窓孔を設けて中抜き形状にして配置される第1の保護部材と、を有する結束具を備える、旋回動作に追従する配線・配管の保護装置を提供する。
この構成によれば、旋回ユニットの旋回軸線に沿って列状に配置された複数の配線・配管でなる配線・配管群を、第1の固定部材と第2の固定部材で挟んでコンパクトに結束固定することができる。また、配線・配管群を旋回軸線に沿って列状に配置して結束することにより、旋回ユニットの旋回動作時に、各配線・配管を同一曲線にして屈曲させて追従させることができ、配線・配管に負担を掛けることなく、旋回ユニットの旋回動作を可能にする。さらに、配線・配管の多少の太さや組み合わせ等が変わって第1の固定部材と第2の固定部材との間に収容可能となり、第1の固定部材と第2の固定部材で挟んでの結束が確保できる。また、リンクがないため、保護部材同士の摩擦及び発塵が少ない。さらに、結束具で結束した配線・配管群を外周方向に複数配置することで、スペースを取ることなく、より多くの配線・配管を収容とて保護することができる。また、第1の保護部材の窓孔により、配線・配管群の屈曲に対して同一の曲げ軌道で旋回動作をすることができ、配線・配管群へ負担が掛かるのを防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成において、前記第1の固定部材と前記第2の固定部材は、それぞれ上下両端に、内側へ向かって折曲された水平部と前記水平部から外側へ向かって折曲された垂直部とを一体に有し、前記第1の固定部材の前記垂直部と前記第2の固定部材の前記垂直部は、互いに向き合わせて連結固定される、旋回動作に追従する配線・配管の保護装置を提供する。
この構成によれば、列状に配置された複数の配線・配管を第1の固定部材と第2の固定部材で挟むとともに、互いに向き合わせて配置された垂直部同士を連結固定する構造とすることにより、配線・配管に応じた保持空間は簡単に確保することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成において、前記結束具は、前記配線・配管群と前記第1の固定部材、及び、前記配線・配管群と前記第2の固定部材の間に、それぞれクッション材を配置した、請求項1又は2に記載の旋回動作に追従する配線・配管の保護装置を提供する。
この構成によれば、旋回ユニットの旋回軸線に沿って配置した配線・配管群と第1の固定部材、及び、配線・配管群と第2の固定部材の間に配置したクッション材の緩衝により、配線・配管群と第1の固定部材同士、及び、配線・配管群と第2の固定部材同士が擦れ合ったり、押し潰し合ったりして破損するのを防止し、配線・配管への負担を掛けずに保持できる。
請求項に記載の発明は、請求項1、2又は3に記載の構成において、第1の保護部材が有する窓孔の上下のうち、少なくとも一方は、前記配線・配管群の上下端に当接して前記配線・配管群を支持する、旋回動作に追従する配線・配管の保護装置を提供する。
この構成によれば、配線・配管群の上下端は、第1の保護部材の窓孔との当接によって上下方向の移動が規制され、配線・配管群の整列状態が崩れるのを防止し、配線・配管への負担が掛かるのを無くすことができる。
請求項に記載の発明は、請求項1、2、3又は4に記載の構成において、前記配線・配管群が、前記固定ユニットと前記旋回ユニットとの間の前記空間内に、半径方向へ向かって重ねて複数収容されているとともに、各前記配線・配管群の間に屈曲可能な可撓性を有する板状の第2の保護部材を各々介装してなる、旋回動作に追従する配線・配管の保護装置を提供する。
この構成によれば、旋回ユニットに各々接続された複数の配線・配管群を半径方向に向かって重ね、これを環状空間内に配置するので省スペース化が可能になる。また、各配線・配管群との間に、それぞれ可撓性を有する第2の保護部材を介装しているので、各配線・配管群同士が擦れ合って損傷するのを防止し、保護できる。
請求項に記載の発明は、請求項1、2、3、4又は5に記載の構成において、前記旋回ユニットが半導体製造装置の複数のチャックテーブルを配置しているインデックステーブルである、旋回動作に追従する配線・配管の保護装置を提供する。
この構成によれば、複数のチャックテーブルを配置しているインデックステーブルに接続された複数の配線・配管をコンパクトにまとめて保護しつつ、インデックステーブルの旋回動作に追従させることができる、半導体製造装置の構造を得ることが可能になる。
発明によれば、旋回ユニットの旋回軸線に沿って配置された複数本の配線・配管を第1の固定部材と第2の固定部材で挟んで結束固定しているので、その配線・配管は旋回ユニットの旋回動作に順応して自由に移動することができる。これにより、複数の配線・配管をコンパクトにまとめて結束し、配線・配管に掛かる負担を軽減することができる。また、保護装置で保護した配線・配管群を外周方向に複数重ねて配置することで、スペースを取ることなく、より多くの配線・配管を収容することができ、装置の省スペース化、低背化が可能になる。
本発明の実施の形態に係る旋回動作に追従する配線・配管の保護装置の一実施例として示す半導体製造装置における平面加工装置の全体斜視図。 図1に示した同上平面加工装置の平面図。 図1及び図2に示した同上平面加工装置の要部構造を示す斜視図。 インデックステーブルを取り外した状態で示す、図3に示したインデックスステージの斜視図であり、図3のA部に相当する部分の斜視図。 図4に示したインデックスステージの概略平面図。 図5に示したインデックスステージにおけるB-B線に相当する部分における配線・配管ユニットの断面図。 同上配線・配管ユニットの要部斜視図。 図7のC-C断面図。 同上配線・配管ユニットの動作説明図で、インデックスステージが初期位置配置されている図。 同上配線・配管ユニットの動作説明図で、インデックスステージが初期位置から90°回転した時の図。 同上配線・配管ユニットの動作説明図で、インデックスステージが初期位置から180°回転した時の図。 同上配線・配管ユニットの動作説明図で、インデックスステージが初期位置から270°回転した時の図。
本発明は、インデックステーブル等の旋回ユニットに接続された複数の配線・配管をコンパクトに保護しつつ、旋回ユニットの旋回動作に順応して配線・配管が自由に移動し、配線・配管への負担が掛かることのないようにする旋回動作に追従する配線・配管の保護装置を提供するという目的を達成するために、旋回不能に配置された固定ユニットと、前記固定ユニットとの間に空間を設けて旋回可能に配置された旋回ユニットと、一端側を前記固定ユニットに連結し、他端側を前記旋回ユニットと一体に旋回可能に連結した可撓性を有する複数の配線・配管で構成された配線・配管群と、を備え、前記旋回ユニットの旋回時に前記配線・配管群を旋回追従移動可能にした配線・配管の保護装置であって、前記配線・配管群は、前記複数の配線・配管を前記旋回ユニットの旋回軸線に沿って列状に配置して構成され、前記配線・配管群の一面側に配置された第1の固定部材と、前記配線・配管群を挟んで前記第1の固定部材と対向する他面側に配置され、前記第1の固定部材と連結固定されて前記複数本の配線・配管を結束保持する第2の固定部材と、を有する結束具を備える、ことにより実現した。
以下、本発明を実施するための形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明では、実施形態の説明の全体を通じて同じ要素には同じ符号を付している。また、以下の説明では、上下や左右等の方向を示す表現は、絶対的なものではなく、本発明の保護装置の各部が描かれている姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
図1は本発明に係る旋回動作に追従する配線・配管の保護装置を適用した半導体製造装置における平面加工装置10を示す全体斜視図であり、図2は図1に示した平面加工装置10の平面図である。
図1及び図2に示すように、平面加工装置10の本体12には、カセット収納ステージ14、アライメントステージ16、粗研削ステージ18、精研削ステージ20、研磨ステージ22、研磨布洗浄ステージ23、研磨布ドレッシングステージ27、及びウエハ洗浄ステージ24が設けられている。
粗研削ステージ18、精研削ステージ20、研磨ステージ22は、図2において二点鎖線で示す仕切板26によって仕切られ、仕切板26により各々のステージ18、20、22で使用する加工液が隣接するステージに飛散するのが防止されている。
仕切板26は、インデックステーブル28に固定されるとともに、インデックステーブル28に配置されたウエハを各々吸着保持する4台のチャック(保持手段に相当)30、32、34、36を仕切るように十字形状に形成されている。
チャック30、32、34、36は、インデックステーブル28の図2中に点線で示す旋回動作部38の旋回軸線38aを中心とする円周上に、略90°の間隔をもって配置されている。
図3及び図4は、図1及び図2に示した平面加工装置10の要部構造を示す斜視図である。すなわち、図3は、旋回動作部38と、旋回動作部38に組み付けられたインデックステーブル28と、インデックステーブル28に配置された仕切板26と、インデックステーブル28に配置されたチャック30、32、34、36等を一体化した状態を示す斜視図である。一方、図4は、図3のA部詳細図で、図3に示すインデックステーブル28と、インデックステーブル28に配置された仕切板26と、インデックステーブル28に配置されたチャック30、32、34、36等を取り外して見た斜視図である。
そして、この平面加工装置10では、インデックステーブル28が旋回動作部38の旋回軸線38aを中心として水平に90°ずつ順次旋回されて、その旋回により、ウエハを吸着保持したチャック30、32、34、36を90°間隔で設けられている所定の位置に搬送して、搬送した位置で所定の処理が行われるようになっている。
さらに、平面加工装置10の構成を説明すると、旋回動作部38は、図4に示すように固定ユニット38Aと旋回ユニット38Bを備えている。
固定ユニット38Aは、平面加工装置10の固定部である本体12に旋回不能に設けられた基台40を有し、また基台40の中心には図2において点線で示すモータ42が配置されている。モータ42は、図示しないが固定子である固定部と固定部に対し往復旋回駆動する回転子である旋回部とでなり、回転子軸は旋回動作部38の旋回軸線38aと同心で、インデックステーブル28に向かって垂直に配置されている。その回転子軸には、旋回ユニット38Bが一体に回動可能にして取り付けられている。
また、基台40上には、円環状の内周壁面44aを形成している保護壁板材44が、旋回ユニット38Bの外周を囲むようにして配置されている。
旋回ユニット38Bは、モータ42の回転子軸と一体に回動する円柱状をした旋回動作部46を有し、旋回動作部46の上面に旋回軸線38aを同軸としてインデックステーブル28を固定して取り付けている。そして、保護壁板材44は、固定ユニット38Aの壁面、すなわち保護壁板材44の内周壁面44aと、旋回ユニット38Bの壁面、すなわち旋回動作部38の外周壁面38b(モータ42の壁面42aを含む場合もある)との間に、旋回ユニット38Bに連結された複数の配線・配管を結束した配線・配管群50を収容する環状の空間48を形成するようにして、基台40上に取り付けられている。
配線・配管群50は、インデックステーブル28上に配置されたチャック30、32、34、36の吸着・回転操作等を行うための電気配線や冷却液等を供給するための配管(ホース)等の集まりである。ここでの配線・配管群50は、複数の電気配線及び配管が両壁面44a、42a(38b)に沿って、すなわち旋回動作部38の旋回軸線38aに沿って列状に配置されて平板ケーブル状にし、これを結束具52で結束保持して屈曲可能な平板ケーブル状を保った構造となっている。この平板ケーブル状に結束保持された配線・配管群50は、図6に図5のB-B線に相当する部分の拡大断面図として示すように、平板ケーブル状に結束保持されている各配線・配管群50の間に、可撓性を有する板状をした第2の保護部材56を配置させて、環状の空間48内において、その環状の空間48の半径方向に向かって複数枚、層状に重ねて設けられている。なお、本実施例では、平板ケーブル状に結束保持された、3枚の配線・配管群50と、配線・配管群50の間、及び、両端側に各々配置された、合計4枚の屈曲可能な第2の保護部材56とを設けている。この第2の保護部材56は、配線・配管群50の屈曲と一緒に、配線・配管群50の形状に倣うようにして概略U字状をした湾曲部50aと近似の状態に屈曲する。
図5は、結束具52で結束して平板状に結束保持されている、図4に示す配線・配管群50の構造を模式的に示す平面図である。配線・配管群50は、可撓性を有し、また図5からも明らかのように、中間の一部を概略U字状に曲げて、遊動可能な状態に弛ませて環状の空間48内に収容され、一端側を固定ユニット38Aにコネクタ54Aを介して連結固定しているとともに、他端側を旋回ユニット38Bにコネクタ54Bを介して連結固定している。ここでの配線・配管群50の長さは、旋回動作部46がインデックステーブル28と共に少なくも270°回転できるように、中間に前記概略U字状に曲げた湾曲部50aを設けるようにして、円周方向の延伸長を予測した余裕長さとし、旋回動作部46の旋回時に何ら配線・配管群50に有害な負担が掛かることがないようにしている。
図7は結束具52で平板状に結束保持されている一層分だけの配線・配管群50を示した斜視図で、図8は図7のC-C線拡大断面図である。次に、図7及び図8を使用して、配線・配管群50及び結束具52の構成を更に説明する。
結束具52は、列状に配置した配線・配管群50の一面に配置される第1の固定部材58と、第1の固定部材58と配線・配管群50を挟んで対向する他面側に配置される第2の固定部材60と、第1の固定部材58と第2の固定部材60を互いに固定する上下1対の連結部材62と、クッション材64と、第1の保護部材66等を備えている。
第1の固定部材58と第2の固定部材60は、互いに対称に形成されたものであり、実質的に同一部材である。すなわち、第1の固定部材58と第2の固定部材60は、板状金属材(本実施例では鉄)であり、配線・配管群50の各面と対向して配置される本体部58a、60aと、本体部58a、60aの上下端からそれぞれ内側へ向かって略直角に折曲された水平部58b、60bと、水平部58b、60bの先端から外側へ向かって略直角に折曲された垂直部58c、60cと、を備えている。また、垂直部58c、60cには、それぞれ連結部材62を装着させるための図示しない取付孔が各々に形成されている。
第1の保護部材66は、配線・配管群50と共に屈曲可能な可撓性を有する樹脂製のシート材であり、配線・配管群50の上下面にそれぞれ沿って配置される上下1対の部材である。第1の保護部材66は、第1の固定部材58と第2の固定部材60の各垂直部58c、60cで各々両側から挟まれて中抜き形状の状態で配線・配管群50に取り付けられる。第1の保護部材66には、結束具52が取り付けられる部分に、垂直部58c、60cの取付孔に対応して図示しない貫通孔が設けられているとともに、舌片58d、60dに対応して舌片66dが設けられている。また、取り付けられた状態では、配線・配管群50と対応する位置に、矩形状の窓孔66Aが設けられるようにして型抜きされている。
クッション材64は、例えばスポンジ等、弾力性を有する柔軟な樹脂製の部材である。クッション材64は、第1の固定部材58の本体部58aと配線・配管群50の一面との間と、第2の固定部材60の本体部60aと配線・配管群50の他面との間にそれぞれ配置され、本体部58a、60aと略同じ幅で形成されている。
連結部材62は、本実施例ではボルト62aとナット62bとでなる。しかし、連結部材62は、第1の固定部材58と第2の固定部材60を固定できるものであれば、ボルト・ナット以外であってもよい。
次に、このように構成された結束具52を使用して、配線・配管群50を平板状に結束保持する組み立て手順について説明する。
まず、本体部58a、60aの内面にクッション材64を各々取り付けた第1の固定部材58及び第2の固定部材60を用意する。また、第1の固定部材58の垂直部58cの取付孔には、外側から内側へ向かって連結部材62のボルト62aを挿入して取り付けておく。次いで、第1の固定部材58の上下の垂直部58cの内面側にそれぞれ、第1の保護部材66の上下の舌片66dの取付孔をボルト62aに各々係合させるようにして、第1の固定部材58の上下に第1の保護部材66を各々取り付ける。
次に、複数の配線・配管を縦一列に並べた状態で配線・配管群50を形成し、この配線・配管群50の両側に第1の固定部材58と第2の固定部材60を各々配置し、更に第1の固定部材58と第2の固定部材60とで配線・配管群50を、クッション材64を介して挟む。この時、第2の固定部材60の垂直部60cの取付孔にボルト62aを挿入させて、垂直部58cと垂直部60cを、第1の保護部材66の舌片66dを介して密着させる。その後、第2の固定部材60の垂直部60cを通って外側に突出しているボルト62aの先端側にナット62bを取り付けて締め付けると、クッション材64と配線・配管群50を間に挟んだ状態で第1の固定部材58と第2の固定部材60とが連結固定される。そして、図6及び図8に示すように、第1の固定部材58と第2の固定部材60とで形成された断面略長四角形状の枠内に、配線・配管群50が縦一列に配置された状態で結束保持される。
この結束保持状態では、図8に示すように第1の保護部材66の窓孔66aが、配線・配管群50の上下の端面にそれぞれ緩く当接されて、配線・配管群50の上下方向の移動を緩く規制する。さらに、この結束保持状態では、配線・配管群50は、第1の固定部材58と第2の固定部材60で間にクッション材64を介して挟まれているので、配線・配管群50に負荷をかけることなく旋回移動をすることができる。この結束構造では、第1の固定部材58と第2の固定部材60との間の空間を十分に確保することができ、配線・配管の太さや組み合わせ等が多少変わっても第1の固定部材58と第2の固定部材60との間に収容可能となり、第1の固定部材58と第2の固定部材60で挟んでの確実な結束が可能になる。また、リンクがないため、保護部材同士の摩擦及び発塵が少ない。また、第1の保護部材66は、中抜き形状のため配線・配管群50が屈曲するとき、第1の保護部材66との曲率が同一となり、配線・配管群50に対して同一の軌道で旋回可能になるとともに、結束具52内での配線・配管群50の遊びを許容することができる。
また、この配線・配管群50を結束するための結束具52は、配線・配管群50の長さに応じて、所定の間隔で複数個取り付けられ、この結束具52で結束保持された配線・配管群50は、屈曲可能な可撓性を有する平板ケーブル状に形成される。
また、このように平板ケーブル状に形成された配線・配管群50は、一端側がコネクタ54Aを介して固定ユニット38Aに連結固定されるとともに、他端側がコネクタ54Bを介して旋回ユニット38Bに連結固定され、かつ、中間部分に概略U字状に曲げた湾曲部50aを設けた状態で使用される。また、固定ユニット38Aと旋回ユニット38Bに取り付けられる配線・配管群50は、その取り付けの際、図5及び図6に示すように、樹脂材でシート状に形成された第2の保護部材56を間に介在させ、複数枚を層状に重ねて配置される。第2の保護部材56は、配線・配管群50の屈曲に倣って自由に屈曲できるようになっている。
図9~図12は、このように結束具52で平板ケーブル状に形成された配線・配管群50の動作を示す動作状態図である。
まず、旋回初期位置の状態を図9とする。図9の状態から旋回動作部38の旋回ユニット38Bが旋回軸線38aを軸に時計回りに90°旋回されると、層状に重ねられている複数枚の配線・配管群50は、コネクタ54Bを介して旋回ユニット38Bに固定されている側が、それぞれ旋回動作部38の外周壁面38bに沿って所定の曲率半径にて旋回する。一方、固定ユニット38Aは位置が固定されているため、コネクタ54Aを介して固定ユニット38Aに固定されている複数の配線・配管群50の他端側も位置が固定されている。したがって、旋回動作が進むに連れ、一端側は旋回動作部38の外周壁面38bに沿って所定の曲率半径にて沿う形で、また中間の概略U字状を保った状態で遊動する。これにより、図9に示す旋回前の状態から、旋回ユニット38Bが旋回角度90°だけ時計回りに旋回すると、配線・配管群50は図10の状態となる。また、旋回ユニット38Bがさらに旋回角度90°だけ時計回りに180°の位置まで旋回すると、配線・配管群50は図11の状態となる。また、旋回ユニット38Bがさらに旋回角度90°だけ時計回りに270°の位置まで旋回すると、配線・配管群50は図12の状態となる。
また、図12の状態から、旋回動作部38の旋回ユニット38Bが旋回軸線38aを軸に反時計回りに90°旋回すると、配線・配管群50は図11の状態となる。さらに旋回ユニット38Bが旋回角度90°だけ反時計回りに旋回すると配線・配管群50は図10の状態となる。また、旋回ユニット38Bがさらに旋回角度90°だけ反時計回りに180°の位置まで旋回すると、配線・配管群50は図9の状態、すなわち旋回初期位置に復帰する。
したがって、この配線・配管群50を使用した半導体製造装置における平面加工装置10では、インデックステーブル28と一緒に旋回する列状に配置された配線・配管群50が、保護装置である結束具52における第1の固定部材58と第2の固定部材60で挟まれて結束保持され、その結束保持した状態で配線・配管群50を旋回ユニット38Bの旋回動作に追従させるようにしているので、配線・配管群50をコンパクトに保持しつつ、配線・配管群50に負担を掛けることなく、旋回ユニット38Bの旋回動作を可能にする。また、保護装置である結束具52で保護した配線・配管群50を環状の空間48内に、その外周方向に積層した状態で複数配置するようにしているので、スペースを取ることなく、より多くの配線・配管群50を収容することができる。さらに、配線・配管の多少の太さや組み合わせ等が変わっても、第1の固定部材58と第2の固定部材60とで配線・配管群50を挟んで結束固定することができる。
また、保護装置である結束具52の第1の固定部材58と第2の固定部材60は、それぞれ上下両端に内側へ向かって折曲された水平部58b、60bと水平部58b、60bから外側へ向かって折曲された垂直部58c、60cとを一体に有し、垂直部58c、60c同士を互いに向き合わせて垂直部58c、60cの間を連結固定している。したがって、列状に配置された複数の配線・配管でなる配線・配管群50を第1の固定部材58と第2の固定部材60で挟むとともに、互いに向き合わせて配置された垂直部58c、60c同士を連結部材62で連結固定すると、第1の固定部材58と第2の固定部材60との間に作られた空間内に配線・配管群50が収容され、配線・配管群50への負担を掛けずに保持することができる。
また、保護装置である結束具52には、配線・配管群50と第1の固定部材58、及び、配線・配管群50と第2の固定部材60の間に、それぞれクッション材64を配置しているので、クッション材64の緩衝により、配線・配管群50と第1の固定部材58同士、及び、配線・配管群50と第2の固定部材60同士が擦れ合ったり、押し潰し合ったりして破損するのを防止できる。
また、第1の保護部材66には、配線・配管群50の上下端が納まる窓孔66aを設け、配線・配管群50の上下端をその窓孔66aで移動を規制しているので、配線・配管群50の列状態が崩れるのを防ぎ、配線・配管群50への負担が掛かるのを防止できる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を成すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
10 平面加工装置
12 本体(固定部)
14 カセット収納ステージ
16 アライメントステージ
18 粗研削ステージ
20 精研削ステージ
22 研磨ステージ
23 研磨布洗浄ステージ
24 ウエハ洗浄ステージ
26 仕切板
27 研磨布ドレッシングステージ
28 インデックステーブル
30、32、34、36 チャック
38 旋回動作部
38a 旋回軸線
38b 外周壁面
38A 固定ユニット
38B 旋回ユニット
40 基台
42 モータ
42a 壁面(固定ユニットの壁面)
44 保護壁板材
44a 壁面(固定ユニットの壁面)
46 旋回動作部
48 環状の空間
50 配線・配管群
50a 湾曲部
52 結束具(保護装置)
54A、54B コネクタ
56 第2の保護部材
58 第1の固定部材
58a 本体部
58b 水平部
58c 垂直部
60 第2の固定部材
60a 本体部
60b 水平部
60c 垂直部
62 連結部材
62a ボルト
62b ナット
64 クッション材
66 第1の保護部材
66a 窓孔

Claims (6)

  1. 旋回不能に配置された固定ユニットと、前記固定ユニットとの間に空間を設けて旋回可能に配置された旋回ユニットと、一端側を前記固定ユニットに連結し、他端側を前記旋回ユニットと一体に旋回可能に連結した可撓性を有する複数の配線・配管で構成された配線・配管群と、を備え、前記旋回ユニットの旋回時に前記配線・配管群を旋回追従移動可能にした配線・配管の保護装置であって、
    前記配線・配管群は、前記複数の配線・配管を前記旋回ユニットの旋回軸線に沿って列状に配置して構成され、
    前記配線・配管群の一面側に配置された第1の固定部材と、
    前記配線・配管群を挟んで前記第1の固定部材と対向する他面側に配置され、前記第1の固定部材と連結固定されて前記複数の配線・配管を結束保持する第2の固定部材と、
    側面から視て前記配線・配管群と重なる位置に矩形状の窓孔を設けて中抜き形状にして配置される第1の保護部材と、
    を有する結束具を備える、ことを特徴とする旋回動作に追従する配線・配管の保護装置。
  2. 前記第1の固定部材と前記第2の固定部材は、それぞれ上下両端に、内側へ向かって折曲された水平部と前記水平部から外側へ向かって折曲された垂直部とを一体に有し、
    前記第1の固定部材の前記垂直部と前記第2の固定部材の前記垂直部は、互いに向き合わせて連結固定される、ことを特徴とする請求項1に記載の旋回動作に追従する配線・配管の保護装置。
  3. 前記結束具は、前記配線・配管群と前記第1の固定部材、及び、前記配線・配管群と前記第2の固定部材の間に、それぞれクッション材を配置した、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の旋回動作に追従する配線・配管の保護装置。
  4. 前記第1の保護部材に設けられた窓孔の上下のうち、少なくとも一方は、前記配線・配管群の上下端に当接して前記配線・配管群を支持する、ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の旋回動作に追従する配線・配管の保護装置。
  5. 前記配線・配管群が、前記固定ユニットと前記旋回ユニットとの間の前記空間内に、半径方向へ向かって重ねて複数収容されているとともに、各前記配線・配管群の間に屈曲可能な可撓性を有する板状の第2の保護部材を各々介装してなる、ことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の旋回動作に追従する配線・配管の保護装置。
  6. 前記旋回ユニットが半導体製造装置の複数のチャックテーブルを配置しているインデックステーブルである、ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の旋回動作に追従する配線・配管の保護装置。
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