JP3630370B2 - インデックス装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、工作機械に接続コネクタを介してケーブルにより電気的・流体圧的に接続されるインデックス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インデックス装置は、工作機械の加工テーブルに設置され、インデックス装置と工作機械とは、それぞれの接続コネクタを介して可撓材からなる電気ケーブルや流体圧ケーブルにより電気的・流体圧的に接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
工作機械の加工テーブルの移動や回転により、両方の接続コネクタ間で電気ケーブルや流体圧ケーブルが捻れ、それぞれの接続コネクタに捻れ力が加わり、接続コネクタが破損する。そのため、加工テーブルの移動や回転において、移動の速度や回転の量を制限したり、可撓性の良いケーブルとする必要があった。
【0004】
したがって、本発明の目的は、工作機械の加工テーブルの移動や回転により、インデックス装置と工作機械本体との間を接続する電気・流体圧用のケーブルの捻れ、接続コネクタに加わる荷重により、接続コネクタの破損を防止することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的のもとに、本発明は、接続コネクタを介してケーブルにより工作機械に電気的・流体圧的に接続されるインデックス装置において、接続コネクタを有するケース体を、中空の連結部を介して回転可能とすると共に、本体から延びる導通部材を、中空の連結部の内部空間を通過させて接続している。
【0006】
具体的に記載すれば、請求項1のインデック装置は、接続コネクタを介してケーブルにより工作機械に電気的・流体圧的に少なくともいずれか一方で接続されるインデックス装置において、インデックス装置および工作機械の少なくともいずれか一方の本体に、本体側に開口するケース体であって接続コネクタを保持するケース体を設け、該ケース体を回転可能に本体で支持しながら本体の内部空間に連通させ、接続コネクタは、他方からのケーブルの端部の接続具に接続可能であり、かつ本体の内部空間から延びる電線またはおよび圧力流体用の可撓性パイプにケース体の内部で接続される。
【0007】
請求項2で、ケース体は、環状軸受部材を介して回転可能に支持される。請求項3で、ケース体は、接続コネクタを複数有し、それぞれの接続コネクタに電気・流体圧用の少なくともいずれか一方の導通部材が接続される。
【0008】
請求項4で、ケース体は、ケーブル規制部を有し、接触してケーブルのケース体に対する変位を規制する。請求項5で、本体の内部空間に一対の嵌合部材が併設されて互いに接続される流体通過路をそれぞれ有し、一方の嵌合部材は本体に固定され、他方の嵌合部材は一方の嵌合部材によって回転自在に支持されると共に、流体通過路がケース体に保持される第2の接続コネクタに可撓性パイプを介してケース体の内部で接続され、第2の接続コネクタは他方からのケーブルの端部の接続具に接続可能である。
【0009】
請求項6で、ケース体は、本体側に開口する内部空間を有すると共に接続コネクタを有する第1のケース体部分と、第1のケース体部分側と本体側とで開口し内部空間を有する1つ以上の第2のケース体部分と、中空軸を有してケース体部分どうしを相対回転可能に支持すると共にケース体部分の内部空間どうしを連通する1つ以上の連結部分とを含む。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1、図2、図3および図4は、請求項1、請求項2、請求項3、および請求項4に対応しているインデックス装置1を示している。インデックス装置1は、ケース体2およびインデックス装置本体11の内部空間を形成する連結部3の内部の1または2以上の接続コネクタ4、ケーブル5および導通部材6により工作機械7の工作機械本体8に電気的・流体圧的に接続される。
【0011】
ケース体2は、箱状のケース本体9によって構成されており、インデックス装置1のインデックス装置本体11および工作機械本体8の少なくともいずれか一方、この例によると、インデックス装置本体11側に開口する内部空間12、ケーブル5の接続側で開口するケーブル接続空間13を有すると共に、箱状のケース本体9と一体の仕切り板10の位置で接続コネクタ4を保持している。
【0012】
ケース体2は、接続コネクタ4とケーブル5の端部の接続具14を工作機械本体8の加工雰囲気から遮蔽すると共に、ケース本体9のケーブル接続空間13を形成する部分が、ケーブル規制部となってケーブル5に接触して、ケース体2に対する変位を規制し、ケース体2の移動にともなって発生するケーブル5の回転力(トルク)を受け止め、接続コネクタ4にかかる負荷を減少するために設けられる。
【0013】
仕切り板10は、ケース体2の内部でケース本体9と一体であり、内部空間12とケーブル接続空間13とを仕切り、ケーブル接続空間13に向けられた接続コネクタ4を保持している。内部空間12は、中空の連結部3のインデックス装置本体11の内部空間を形成する挿通空間15を介してインデックス装置本体11の内部に通じており、また、他方のケーブル接続空間13は、ケーブル5の方向に延在している。
【0014】
この例で、接続コネクタ4は、流体圧用および電気(信号・動力)用として合計2つ設けられており、そのうちの1つは、インデックス装置本体11のサーボモータ16およびそのエンコーダ17から延びて内部空間12に達している導通部材6としての電気(信号)用の電線6a、電気(動力)用の電線6bに接続されており、また、残り1つは、インデックス装置本体11のクランプ手段18から延びて内部空間12に達している導通部材6として圧力流体用の可撓性パイプ6cに接続されている。
【0015】
また、インデックス装置本体11を形成する連結部3は、筒状の中空軸19を有し、この中空軸19によりケース体2をインデックス装置本体11に対して回転可能に支持すると共に、筒状の中空軸19の中心空間により形成される内部空間である挿通空間15を介して、ケース体2の内部空間12をインデックス装置本体11の内部に連通させている。この例で、連結部3の中空軸19は、環状軸受部材20として、3つのべアリングホルダ21、22、23、1つのスラストベアリング24および2つのラジアルベアリング25を同軸状態で組み合わせて構成されている。
【0016】
べアリングホルダ21は、上方の取り付けボルト26によりケース体2の下面に取り付けられ、べアリングホルダ22、23は、インデックス装置本体11の上面に下方の取り付けボルト27により取り付けられている。スラストベアリング24は、べアリングホルダ21とべアリングホルダ23との間にあって、連結部3の軸線方向負荷を支持する。また、2つのラジアルベアリング25は、内輪でべアリングホルダ21にはまり、外輪でべアリングホルダ22、23にはまって、これらを同軸状態で回転自在に組み合わせている。このようににして、ケース体2の内部空間12は、連結部3(中空軸19)の内部の挿通空間15にのみ開口しており、インデックス装置本体11の内部空間だけに連通している。
【0017】
なお、インデックス装置1は、インデックス装置本体11の例えば正面にインデックステーブル30を水平な軸28により回転自在に具備し、インデックス装置本体11の下方のスライドテーブル29により、工作機械本体8と一体のスライドレール31を移動できるようになっている。
【0018】
インデック装置1がスライドレール31に沿って移動すると、ケーブル5に捻れ力や伸縮力が作用し、これらの力が回転力(トルク)としてケース体2に作用する。このとき、ケース体2は、連結部3(中空軸10)を中心として力の作用方向に回転し、可撓性のケーブル5や導通部材6(電線6a、6bおよび可撓性パイプ6c)の捻れ力や伸縮力を吸収し、それらに作用するそれらの力を消滅させる。これによって、ケーブル規制部が形成されていることもあいまって、接続コネクタ4に加わる負荷が減少し、接続コネクタ4の破損がなくなるとともに、可撓性のケーブル5の耐久性も向上する。
【0019】
導通部材6(電線6a、6bおよび可撓性パイプ6c)は、ケース体2の内部空間12から連結部3の外側を通らずに挿通空間15を経て、インデックス装置本体11の各部に達している。このため、ケース体2の回転の際に、電線6a、6bおよび可撓性パイプ6cは、連結部3の外側に巻き付かず、また、これによりケース体2の回転が妨げられることもない。
【0020】
しかも、連結部3(中空軸10)は、環状軸受部材20(3つのべアリングホルダ21、22、23、1つのスラストベアリング24および2つのラジアルベアリング25)を介して回転可能に支持されているので、容易に回転でき、ケース体2に加わる回転力(トルク)を完全に解消する。また、環状軸受部材20を用いることにより、連結部3内に挿通空間15を形成することができ、この挿通空間15の部分に、導通部材6(電線6a、6bおよび可撓性パイプ6c)を簡単に通過させることができる。
【0021】
さらに、ケース体2は、接続コネクタ4を複数有し、それぞれの接続コネクタ4に導通部材6(電線6a、6bおよび可撓性パイプ6c)が接続されるから、その内部空間12が有効に利用でき、省スペースが可能となる。また、ケース体2の内部空間12は、工作機械7の加工雰囲気から遮蔽され、電線6a、6bおよび可撓性パイプ6cを切削油、加工粉塵、切屑等から遮蔽し、それらを保護することができる。
【0022】
なお、図は、ケーブル規制部を形成するために、ケース体2のケーブル接続空間13をケーブル方向に延在させる代わりに、ケーブルホルダ64とブッシュ65とを設け、常時ケーブル5の変位を規制すると共に、接続コネクタ4を外部から遮蔽し保護するものである。ケーブル5を接続コネクタ4に接続後、ケーブルホルダ64をケース本体9に嵌め込むことにより、ケーブル接続空間13は密閉される。
【0023】
つぎに、図5は、請求項2、請求項3および請求項5に対応しているインデックス装置1を示している。図5で、インデックス装置1は、ケース体2および連結部3の内部の1または2以上の接続コネクタ4、ケーブル5および導通部材6により工作機械本体8に電気的・流体圧的に接続される。ケース体2は、箱状のケース本体9により構成されており、ケース本体9の内部をケース本体9と一体の仕切り板32により上下に仕切り、上の内部空間33で導通部材6として2つの流体圧用の可撓性パイプ6cおよびロータリジョイント35を接続状態で収納するとともに、下の内部空間34で導通部材6として電線6a、6bを収納しており、それぞれの内部空間33、34の外側に流体圧用の接続コネクタ4と電気用の接続コネクタ4を保持している。このように、ケース体2の内部空間34、33に電気用の接続コネクタ4と第2の接続コネクタとしての流体圧用の接続コネクタ4とが併設されている。
【0024】
なお、上下の内部空間33、34は、ともに連結部3(中空軸19)のインデックス装置本体11の内部空間となる挿通空間15によりインデックス装置本体11の内部に通じている。この例で、ケース体2は、長く延在しており、接続コネクタ4に接続される導通部材6としての電線6a、6b、可撓性パイプ6cを工作機械7の加工雰囲気から遮蔽すると共に、環状軸受20の軸心から接続コネクタ4が離れているため、ケーブル5の僅かな回転力でも容易に回転し、接続コネクタ4には負荷がほとんどかからない。
【0025】
連結部3は、環状軸受部材20として上下のべアリングホルダ36、37、1つのスラストベアリング38、オイルシール39および上下の取り付けボルト40、41により組み立てられ、これらは、中空軸19を構成しており、インデックス装置本体11上で、ケース体2を回転自在に支持している。ここで、ロータリジョイント35は、中空軸19の内部の挿通空間15を通って、インデックス装置本体11の内部に達し、そこで一対の嵌合部材42としてのロータリジョイント43、44のうちロータリジョイント44に連結されている。また、電線6a、6bは、中空軸19の挿通空間15を通り、インデックス装置本体11の内部に達し、サーボモータ16およびサーボモータ16のエンコーダ17に接続されている。
【0026】
一方のロータリジョイント43は、筒状であり、インデックス装置本体11に対して固定部材45、取り付けボルト46により固定され、流体通過路47により配管部材48に接続されている。また、他方のロータリジョイント44は、一方のロータリジョイント43の中心孔にはまり、上下のボールベアリング49により一方のロータリジョイント43に対して回転自在に支持され、上部でロータリジョイント35に連結されている。
【0027】
ロータリジョイント35は、ロータリジョイント44の上端に圧入されているフランジ50を介して、ボルト51により中心のロータリジョイント44に連結され、それとともに回転自在に支持されている。このようにして、2本の可撓性パイプ6cは、ロータリジョイント35の流体通過路52、中心のロータリジョイント44の流体通過路53、ロータリジョイント43の内周面の環状溝54およびロータリジョイント43の流体通過路47を経て、配管部材48に達し、クランプ手段18に圧力流体を供給する。
【0028】
この例によると、ロータリジョイント35、44の回転により、可撓性パイプ6cは、捩れないので、有利である。なお、ロータリジョイント35、43、44は、2系統の流体通過路47、52、53に限らず、3以上の系統の流体通過路とすることもできる。また、ロータリジョイント機構において、固定部材45を軸として上方に延長して一方のロータリジョイントを形成し、接続コネクタ4に接続されるロータリジョイント35を中空の軸として固定部材45に嵌合させて、内部空間33、34内で構成することもできる。
【0029】
図6は、請求項2、請求項3および請求項5に対応しているインデックス装置1を示している。図6で、インデックス装置1は、ケース体2の1または2以上の接続コネクタ4、ケース体2および本体の内部空間を形成する連結部3の内部の1または2以上の導通部材6により工作機械本体8に電気的・流体圧的に接続される。ここで、導通部材6は、電気・動力用の電線6a、信号用の電線6b、複数の可撓性パイプ6cであり、これらの可撓性パイプ6cは、一端でケース体2の接続コネクタ4に接続され、他端でインデックス装置1の内部に固定された回転(旋回)可能なスイベルジョイント55よりクランプ手段18に接続され、必要時にクランプ手段18に圧力流体を供給する。
【0030】
なお、連結部3は、環状軸受部材20として上下のべアリングホルダ56、57、1つのボールベアリング58、オイルシール59および上下の取り付けボルト60、61により組み立てられ、これらは、中空軸19を構成して、インデックス装置本体11上で、ケース体2を回転自在に支持している。もちろん、導通部材6(電線6a、6bおよび可撓性パイプ6c)は、中空軸19の内の挿通空間15を通る。
【0031】
【発明の効果】
請求項1によれば、接続コネクタを介してケーブルにより工作機械に電気的・流体圧的に少なくともいずれか一方で接続されるインデックス装置において、インデックス装置および工作機械の少なくともいずれか一方の本体に、本体側に開口するケース体であって接続コネクタを保持するケース体を設け、該ケース体を回転可能に本体で支持しながら本体の内部空間に連通させ、接続コネクタは、他方からのケーブルの端部の接続具に接続可能であり、かつ本体の内部空間から延びる電線またはおよび圧力流体用の可撓性パイプにケース体の内部で接続される。
【0032】
工作機械とインデック装置とを接続するケーブルおよび電線や可撓性パイプは、インデックテーブルの移動や回転により、伸縮や捻れを発生する。このため、ケーブルから接続コネクタに負荷が加わり、負荷の一部は、ケース体に回転力として作用する。しかし、請求項1の構成によれば、ケース体は、回転可能に支持され、回転トルクにより回転して、負荷の一部を解消し、接続コネクタの破損を防止する。また、一方の本体内の電線や可撓性パイプは、外側を通らずにケース体の内部空間に達するので、ケース体の回転の際に本体の外側に巻き付くことがなく、ケース体の回転が妨げられないし、さらに、工作機械の加工雰囲気から遮蔽され、切削油、加工粉塵、切屑等から保護される。また、接続コネクタと本体は、電線や可撓性パイプにより接続されるため、可撓性パイプを用いずケース体自身がいわば可撓性パイプとなって流体圧的に接続する方法と比較し有利であり、ケース体は、流体の高圧力に耐える高剛性かつ流体を漏らさない構造体とする必要がない。
【0033】
請求項2によれば、環状軸受部材を介してケース体は、回転可能に支持されるから、容易に回転でき、ケース体に加わる回転トルクを完全に解消する。また、環状軸受部材を用いることにより、回転中心に本体の内部空間を形成することができ、この内部空間を利用して電線や可撓性パイプを通過させることができる。
【0034】
請求項3によれば、ケース体は、接続コネクタを複数有しており、それぞれの接続コネクタに電線や可撓性パイプが接続されることから、その部分で省スペースが可能となる。
【0035】
請求項4によれば、ケース体は、ケーブル規制部を有し、接触してケーブルのケース体に対する変位を規制するから、ケーブルの回転力をケーブル規制部が受け、接続コネクタに加わる力を削減することができる。
【0036】
請求項5によれば、本体の内部空間に一対の嵌合部材が併設されて互いに接続される流体通過路をそれぞれ有し、一方の嵌合部材は本体に固定され、他方の嵌合部材は一方の嵌合部材によって回転自在に支持されると共に、流体通過路がケース体に保持される第2の接続コネクタに、可撓性パイプを介してケース体の内部で接続され、第2の接続コネクタは他方からのケーブルの端部の接続具に接続可能であるから、ケーブルからの回転トルクにより、ケース体が回転すると共に、接続コネクタを介して嵌合部材の他方が回転するため、一対の嵌合部材は、回転により捻れることなく、接続コネクタと本体とを接続することができる。また、一対の嵌合部材が電線や可撓性パイプと併設され、一対の嵌合部材の流体通過路に接続される第2の接続コネクタが、電線や可撓性パイプと接続される接続コネクタと共にケース体に保持されて、他方からのケーブルの端部の接続具に接続可能なので、工作機械とインデック装置をより多種類の形態で接続可能となる。
【0037】
請求項6によれば、ケース体は、本体側に開口する内部空間を有すると共に接続コネクタを有する第1のケース体部分と、第1のケース体部分側と本体側とで開口し内部空間を有する1つ以上の第2のケース体部分と、中空軸を有してケース体部分どうしを相対回転可能に支持すると共にケース体部分の内部空間どうしを連通する1つ以上の連結部分とを含むため、工作機械のテーブルの移動にともない、ケース体に加わるケーブルの力の方向が変化するが、連結部分で屈曲することが可能となり、接続コネクタに掛かる負荷が、より小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインデック装置の正面図である。
【図2】本発明のインデック装置の平面図である。
【図3】本発明のインデック装置の側面図である。
【図4】本発明のインデック装置の要部、特に連結部の拡大断面図である。
【図5】本発明の他のインデック装置の要部、特にケース体および連結部の拡大断面図である。
【図6】本発明の他のインデック装置の要部、特にケース体および連結部の拡大断面図である。
【図7】本発明の他のインデック装置の要部、特にケース体の拡大断面図である。
【符号の説明】
1インデックス装置
2ケース体
3連結部
4接続コネクタ
5ケーブル
6導通部材、6a、6b電線、6c可撓性パイプ
7工作機械
8工作機械本体
9箱状のケース本体
10仕切り板
11インデックス装置本体
12内部空間
13ケーブル接続空間
14接続具
15挿通空間
16サーボモータ
17エンコーダ
18クランプ手段
19中空軸
20環状軸受部材
33内部空間
34内部空間
35ロータリジョイント
42嵌合部材
43ロータリジョイント
44ロータリジョイント
47流体通過路
48配管部材
52流体通過路
53流体通過路
54環状溝

Claims (6)

  1. 接続コネクタを介してケーブルにより工作機械に電気的・流体圧的に少なくともいずれか一方で接続されるインデックス装置において、
    インデックス装置および工作機械の少なくともいずれか一方の本体に、本体側に開口するケース体であって接続コネクタを保持するケース体を設け、該ケース体を回転可能に本体で支持しながら本体の内部空間に連通させ、接続コネクタは、他方からのケーブルの端部の接続具に接続可能であり、かつ本体の内部空間から延びる電線またはおよび圧力流体用の可撓性パイプにケース体の内部で接続されることを特徴とするインデックス装置。
  2. ケース体は、環状軸受部材を介して回転可能に支持されることを特徴とする請求項1記載のインデックス装置。
  3. ケース体は、接続コネクタを複数有し、それぞれの接続コネクタに電気・流体圧用の少なくともいずれか一方の導通部材が接続されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインデックス装置。
  4. ケース体は、ケーブル規制部を有し、接触してケーブルのケース体に対する変位を規制することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のインデックス装置。
  5. 本体の内部空間に一対の嵌合部材が併設されて互いに接続される流体通過路をそれぞれ有し、一方の嵌合部材は本体に固定され、他方の嵌合部材は一方の嵌合部材によって回転自在に支持されると共に、流体通過路がケース体に保持される第2の接続コネクタに可撓性パイプを介してケース体の内部で接続され、第2の接続コネクタは他方からのケーブルの端部の接続具に接続可能であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項4に記載のインデックス装置。
  6. ケース体は、本体側に開口する内部空間を有すると共に接続コネクタを有する第1のケース体部分と、第1のケース体部分側と本体側とで開口し内部空間を有する1つ以上の第2のケース体部分と、中空軸を有してケース体部分どうしを相対回転可能に支持すると共にケース体部分の内部空間どうしを連通する1つ以上の連結部分とを含むことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または請求項5に記載のインデックス装置。
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