JP7052572B2 - 電動機制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、昇降圧コンバータを備える電動機制御装置に関する。
従来、力行動作時にバッテリの電圧を昇圧して出力する昇圧コンバータを備えた電動機制御装置が知られている。例えば特許文献1に開示された三相交流モータの駆動装置は、昇圧コンバータ、インバータ、及び、インバータと三相交流モータとの接続ラインに設けられる二相以上の電流センサを備える構成を前提とする。
この駆動装置の電子制御ユニットは、電流センサの正常時、昇圧コンバータの電圧保持制御を実行しながら、インバータについて通常PWM制御を実行して、モータのトルク指令とdq軸電圧指令との関係である指令値関係を学習する。そして、電流センサの少なくとも一つが故障しているとき、昇圧コンバータの電圧保持制御を実行しながら、インバータについて指令値関係マップにモータのトルク指令を適用してdq軸電圧指令を設定し、故障時PWM制御を実行する。
特開2015-204685号公報
特許文献1の従来技術では、通常モータ駆動状態での学習においてマップ作成と記憶の処理が必要であり、CPU処理負荷や不揮発性メモリが必要となる。また、下記のモータモデル式(電圧方程式)により、dq軸電圧Vd、Vqは、dq軸電流Id、Iq、モータ回転数ω、抵抗R、dq軸インダクタンスLd、Lq、逆起電圧定数φに基づく。
Vd=R×Id-ω×Lq×Iq
Vq=R×Iq+ω×Ld×Id+ω×φ
ここで、抵抗Rや逆起電圧定数φはモータ温度により変化する。したがって、電流センサ故障時のモータ回転数や温度等の運転条件が学習時と異なった場合、学習した指令値関係を用いてもモータを正常駆動できないおそれがある。また、特許文献1の従来技術は、インバータ及び電流センサを備える構成を前提とし、基本的に力行動作時の制御を想定している。つまり、回生動作時の制御や、電流センサを備えず相電流情報を用いない制御に関して何ら言及されていない。
本発明はこのような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、相電流の情報を用いずに回生動作時の制御を実行可能な電動機制御装置を提供することにある。
本発明の電動機制御装置は、昇降圧コンバータ(50)と、コンバータ制御部(45)と、を備える。昇降圧コンバータは、バッテリ(30)と電動機(11)との間に設けられ、リアクトル(52)、相補的にスイッチング動作しリアクトルにおける電気エネルギーの蓄積及び放出を繰り返す高電位側スイッチング素子(53)及び低電位側スイッチング素子(54)を有する。昇降圧コンバータは、力行動作時にバッテリの電圧を昇圧して電動機側に印加し、回生動作時に電動機側の電圧を降圧してバッテリに回生する。コンバータ制御部は、昇降圧コンバータの動作を制御する。
この電動機制御装置は、電動機の逆起電圧がバッテリの電圧を上回る回生動作時において、電動機の回生トルクに応じて制御される制御対象の目標値に対するフィードバック制御を、コンバータ制御部による昇降圧コンバータの制御によって実行する。このように本発明では、インバータ及び電流センサを備えず力行制御をしない構成で、回生動作時に昇降圧コンバータの制御のみによって制御対象のフィードバック制御を実行可能である。したがって、電動機制御装置の軽量化、省スペース化が可能となる。また、装置コストを低減することができる。
さらに、インバータ、電流センサ及びインバータ制御部を備える構成では、インバータ制御部は、電流センサの正常時に電流フィードバック制御によりインバータの動作を制御し、電流センサの異常が発生したとき、インバータを遮断する。これにより、電流センサ異常時のバックアップとして、昇降圧コンバータのみによる回生制御を実行することができる。
発明の第一の態様は、エンジン(1)を備えた車両に搭載され、吸気通路(3)内の吸気をコンプレッサ(13)により圧縮してエンジンに対する過給を行う電動過給機(10)において、コンプレッサに連結された回転軸(12)を駆動する電動機に適用される。コンバータ制御部は、制御対象として、電動過給機の過給圧を目標値に対してフィードバック制御する。この構成では、回生動作時の電動過給機の過給圧制御を好適に実行することができる。
各実施形態の電動機制御装置が適用されるエンジンの電動過給システムの全体構成図。 第1実施形態による電動機制御装置の構成図。 コンバータ制御部による過給圧フィードバック制御構成を示すブロック図。 (a)昇降圧コンバータのPWMデューティ比と過給圧との関係を示す特性図、(b)過給圧フィードバック制御の実施可能範囲を示す図。 デューティ比に対する回生トルクの感度マップ。 第1実施形態による電動機制御処理のフローチャート。 バッテリ過充電防止処理のフローチャート。 第2実施形態による電動機制御装置の構成図。
以下、電動機制御装置の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。複数の実施形態において実質的に同一の構成には、同一の符号を付して説明を省略する。また、第1、第2実施形態を包括して「本実施形態」という。本実施形態の電動機制御装置は、エンジンを備えた車両に搭載され、電動過給機のコンプレッサに連結された回転軸を駆動する電動機に適用される。この電動機制御装置は、電動機の回生動作時の昇降圧コンバータの制御により、「電動機の回生トルクに応じて制御される制御対象」として、電動過給機の過給圧を目標値に対してフィードバック制御する。
[エンジンの電動過給システム]
最初に図1を参照し、本実施形態の電動機制御装置が適用されるエンジンの電動過給システムの全体構成について説明する。図1には4気筒のエンジン1が例示される。エンジン1のシリンダ部2には吸気通路3と排気通路4とが接続されている。吸気通路3と排気通路4との間には電動過給機10が設けられている。
電動過給機10よりも下流側の吸気通路3には、吸気を冷却するインタークーラ(I/C)5が設けられており、インタークーラ5の下流側には、吸気通路3を流れる吸気の流量を調節するスロットルバルブ6が設けられている。スロットルバルブ6には、バルブを開閉駆動するスロットルバルブアクチュエータ22と、実際のバルブ開度を検出するスロットルバルブポジションセンサ23とが取り付けられている。スロットルバルブ6よりも下流側の吸気通路3には、シリンダ部2の各シリンダに対応して分岐されたインテークマニホールド7が形成されている。シリンダ部2の排気側には、各シリンダに対応して分岐されたエキゾーストマニホールド8が形成されている。
電動過給機10は、吸気通路3に配設されたコンプレッサ13と、排気通路4を流れる排気によって回転するタービン14と、コンプレッサ13及びタービン14に連結された回転軸12と、回転軸12に連結され且つ回転軸12を駆動する電動機11とを有している。電動過給機10のコンプレッサ13は、回転軸12を介してタービン14及び電動機11と同軸上に接続されており、タービン14又は電動機11の回転力によって吸気を圧縮してシリンダ部2に供給する。
電動過給機10は、シリンダ部2で発生した排気又は電動機11の回転駆動により、吸気通路3を通る吸気を過給する。基本的に電動過給機10は、エンジン1の低回転時には電動機11の力行動作により過給を行い、エンジン1の高回転時には排気によるタービン14の回転により過給を行う。タービン14の回転によって過給が行われるとき、回転軸12の回転に伴い、電動機11に回生トルクが発生する。
電動機11は、例えば永久磁石式同期型の三相交流電動機であり、電動機制御装置80は、電動機11の力行動作及び回生動作を制御する。つまり、電動機制御装置80と電動機11との間で三相(U相、V相、W相)電力が授受される。また、電動機制御装置80は、電動機11に設けられた電動機回転センサ15及び電動機温度センサ16の検出値を取得する。電動機回転センサ15は例えばレゾルバであり、電動機11の回転角(ロータ位置)θmを検出する。電動機温度センサ16は電動機11の温度Tmを検出する。検出された電動機温度Tmは、温度特性を有するパラメータの補正等に用いられる。
電動過給システムにおける各種センサとして、シリンダ部2にはエンジン回転数センサ21が設けられている。吸気通路3には、電動過給機10よりも上流側にエアーフローセンサ24及び吸気温センサ25が設けられ、電動過給機10とインタークーラ5との間に過給圧センサ26及び過給温センサ27が設けられている。また、スロットルバルブ6の近傍には、上述のスロットルバルブポジションセンサ23が設けられており、インテークマニホールド7にはインマニ圧センサ28が設けられている。
エンジン制御ユニット20は、上記各種センサの検出値に基づいて、スロットルバルブアクチュエータ22を制御してスロットルバルブ6を駆動するとともに、電動過給機10の目標過給圧を演算し、電動機制御装置80に通知する。また、過給圧センサ26により検出された過給圧の実値が電動機制御装置80にフィードバックされる。
電動機制御装置80は、実過給圧を目標過給圧に追従させるようにバッテリ30と電動機11との間で電力を授受させる「過給圧フィードバック制御」を実行する。本実施形態で過給圧は、電動機11の回生動作時に「回生トルクに応じて制御される制御対象」に相当する。また、電動機制御装置80は、エンジン制御ユニット20及びバッテリ30と通信可能である。
バッテリ30は、リチウムイオン電池等の充放電可能な二次電池である。バッテリ30は、車両に搭載されるバッテリのうち相対的に高圧のいわゆる「高圧バッテリ」である。ただし本実施形態では、補機バッテリ等の低圧バッテリについて言及しないため、電動機11と電力授受する高圧バッテリを、単に「バッテリ」という。電動機制御装置80は、バッテリ30のSOC(すなわち充電率)の情報をバッテリECUから通信により取得する。なお、バッテリECUは、図中の「バッテリ30」に含まれるものとして解釈する。
続いて、電動機制御装置80の詳細な構成について実施形態毎に説明する。第1、第2実施形態の電動機制御装置の符号として、それぞれ「801」、「802」を付す。各実施形態の電動機制御装置の構成を示す図2、図8において、破線矢印は各種センサの検出値を示す。
(第1実施形態)
第1実施形態について、図2~図7を参照して説明する。図2に示すように、第1実施形態の電動機制御装置801は、昇降圧コンバータ50、インバータ60、電流センサ73、74、並びに、コンバータ制御部45及びインバータ制御部46を含む電力変換制御部401等を備える。特に第1実施形態は、第2実施形態に対し、昇降圧コンバータ50と電動機11との間にインバータ60が設けられ、通常時に力行動作を実行可能である点が異なる。なお、インバータ60は、インテリジェントパワーモジュール(IPM)とも呼ばれる。
昇降圧コンバータ50は、バッテリ30とインバータ60との間に設けられ、コンデンサ51、リアクトル52、高電位側スイッチング素子53及び低電位側スイッチング素子54を有する。コンデンサ51は、バッテリ30と並列に接続され、バッテリ30の電源ノイズやスイッチング素子53、54のスイッチングノイズを除去する。リアクトル52は、一端がバッテリ30の正極及びコンデンサ51の高電位側電極に接続され、他端が高電位側スイッチング素子53と低電位側スイッチング素子54との接続点に接続される。
高電位側スイッチング素子53及び低電位側スイッチング素子54は、コンバータ制御部45からの駆動信号CU、CLに従って相補的にスイッチング動作し、リアクトル52における電気エネルギーの蓄積及び放出を繰り返す。スイッチング素子53、54は、例えばIGBTで構成され、低電位側から高電位側へ向かう電流を許容する還流ダイオードが並列に接続されている。
昇降圧コンバータ50は、スイッチング素子53、54の動作により、力行動作時にバッテリ30の電圧を昇圧してインバータ60側(すなわち電動機11側)に印加し、回生動作時にインバータ60側(すなわち電動機11側)の電圧を降圧してバッテリ30に回生する。
例えば力行動作時には、高電位側スイッチング素子53がOFFで低電位側スイッチング素子54がONのとき、リアクトル22にエネルギーが蓄積される。そして、高電位側スイッチング素子53がONで低電位側スイッチング素子54がOFFのとき、リアクトル22に蓄積されたエネルギーが放出される。これにより、バッテリ電圧Vbに誘起電圧が重畳された昇圧電圧がインバータ60の入力部に設けられたコンデンサ55に充電される。
コンデンサ51と並列に設けられた電圧センサ71はバッテリ電圧Vbを検出する。また、コンデンサ55と並列に設けられた電圧センサ72は電動機側電圧Vmを検出する。ここで、第1実施形態の構成では、電圧センサ72の検出電圧を「インバータ電圧」と称してもよい。ただし、インバータ60を備えない第2実施形態と用語を共用する都合上、昇降圧コンバータ50を基準として、電圧センサ72の検出電圧を「電動機側電圧」という。回生動作時に電動機11で発生した逆起電圧は電動機側電圧Vmとして検出される。
インバータ60は、三相上下アームの6つのスイッチング素子61-66がブリッジ接続されている。詳しくは、スイッチング素子61、62、63は、それぞれU相、V相、W相の上アームの素子であり、スイッチング素子64、65、66は、それぞれU相、V相、W相の下アームの素子である。インバータ60のスイッチング素子61-66は、昇降圧コンバータ50のスイッチング素子53、54と同様に例えばIGBTで構成され、低電位側から高電位側へ向かう電流を許容する還流ダイオードが並列に接続されている。
スイッチング素子61-66は、インバータ制御部46からの駆動信号UU、VU、WU、UL、VL、WLに従ってスイッチング動作する。これによりインバータ60は、昇降圧コンバータ50と電動機11との間で直流電力と三相交流電力とを相互に変換する。電流センサ73、74は、電動機11の三相巻線のうち二相以上に設けられ、インバータ60と電動機11との間に流れる相電流を検出する。図2の例ではU相電流Iu及びV相電流Ivが検出され、W相電流Iwはキルヒホッフの法則により算出される。
電力変換制御部401は、マイコン等を主体として構成され、図示しないCPU、ROM、I/O、及び、これらの構成を接続するバスライン等を内部に備えている。電力変換制御部401は、予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理や、専用の電子回路によるハードウェア処理による制御を実行する。また、電力変換制御部401は、CAN等の通信網を介してエンジン制御ユニット20やバッテリ30と相互に通信可能である。
第1実施形態の電力変換制御部401は、コンバータ制御部45及びインバータ制御部46を有する。そして、コンバータ制御部45及びインバータ制御部46が協働し、昇降圧コンバータ50及びインバータ60を共に駆動して電動機11の動作を制御することを通常時の制御という。また、通常時でない異常時として、電流センサ73、74の異常発生によりインバータ60の電流フィードバック制御が不能となる場合を想定する。なお、電流センサの異常モードは、上下限の張り付き、固着、ゲイン異常、オフセット異常等、種類を問わない。また、コンバータ制御部45への入力情報の異常は想定しない。
コンバータ制御部45は、電圧センサ71、72からバッテリ電圧Vb及び電動機側電圧Vmを取得し、電動機回転センサ15及び電動機温度センサ16から電動機11の回転角θm及び温度Tmを取得する。また、コンバータ制御部45は、エンジン制御ユニット20から目標過給圧及び実過給圧を取得する。なお、コンバータ制御部45は、実過給圧を過給圧センサ26から直接取得してもよい。さらにコンバータ制御部45は、通信によりバッテリ30のSOCを取得する。
コンバータ制御部45は、通常時、電圧調整制御により昇降圧コンバータ50の動作を制御する。すなわち、コンバータ制御部45は、力行動作時にはバッテリ電圧Vbを目標昇圧電圧に昇圧して電動機11に印加し、回生動作時には電動機側電圧Vmを目標降圧電圧に降圧してバッテリ30に回生するように、昇降圧コンバータ50の動作を制御する。
具体的には、コンバータ制御部45は、PWMデューティ比に基づいてPWM制御を実行し、高電位側スイッチング素子53及び低電位側スイッチング素子54への駆動信号CU、CLを生成する。以下、PWMデューティ比を適宜、単に「デューティ比」という。デューティ比は、高電位側スイッチング素子53及び低電位側スイッチング素子54のスイッチング周期に対するON時間の比率である。以下、本実施形態では、高電位側スイッチング素子53のON時間比率をデューティ比と定義する。他の実施形態では、低電位側スイッチング素子54のON時間比率をデューティ比と定義してもよい。
インバータ制御部46は、電流センサ73、74から相電流Iu、Ivを取得する。また、コンバータ制御部45と同様に、電動機11の回転角θm、温度Tm、及び、エンジン制御ユニット20が指令した目標過給圧を取得する。さらにインバータ制御部46は、電流センサ73、74の異常を検出可能である。ただし、例えば別基板に設けられた制御回路によって検出された電流センサの異常情報が通知されてもよい。その場合、物理的な回路構成とは関係なく、電流センサ異常機能を有する部分を「インバータ制御部46」の一部として解釈する。なお、異常検出の具体的な構成は、周知技術に従う。
電流センサ73、74が正常である通常時、インバータ制御部46は、通常の電流フィードバック制御によりインバータ60の動作を制御する。例えば力行動作時には、インバータ制御部46は、目標過給圧に応じた過給アシスト制御を実行する。具体的にインバータ制御部46は、電圧指令値を変換した各相のデューティ比に基づくPWM制御により、インバータ60のスイッチング素子61-66への駆動信号UU、VU、WU、UL、VL、WLを生成する。図中、インバータ制御部46にはドライバ回路が含まれる。
電流センサ73、74に異常が発生すると、インバータ制御部46は電流フィードバック制御を正常に実行することができない。そこで、インバータ制御部46は、電流センサ73、74の異常発生を検出すると、インバータ60を遮断し、力行動作時の制御を停止する。
この状況において電力変換制御部401は、電動機11の逆起電圧に基づく電動機側電圧Vmがバッテリ電圧Vbを上回る回生動作時に、コンバータ制御部45が昇降圧コンバータ50の制御のみを行い、過給圧フィードバック制御を実行する。つまり、電力変換制御部401は、相電流の情報を用いた力行動作時の制御を行わず、コンバータ制御部45による回生動作時の制御のみを行う。以下、回生動作時における過給圧の目標値に対するフィードバック制御について詳しく説明する。
図3に示すようにコンバータ制御部45は、過給圧フィードバック制御の構成として、偏差算出器41、PID制御部42、合計算出器43、上下限リミット部44を有する。偏差算出器41は、目標過給圧と実過給圧との偏差を算出する。PID制御部42は、式(1.1)により比例項を演算するP項演算部421、式(1.2)により積分項を演算するI項演算部422、式(1.3)により微分項を演算するD項演算部423を含む。式中のKp、Ki、Kdは、それぞれPゲイン、Iゲイン、Dゲインである。
Figure 0007052572000001
合計算出器43は、比例項、積分項及び微分項を合計してPWMデューティ比を算出する。上下限リミット部44は、必要に応じてデューティ比の上下限を制限する。算出されたデューティ比は、昇降圧コンバータ50から電動機11及び電動過給機10までを含むプラントに入力される。プラントは、デューティ比に基づいて過給圧を出力する。出力された過給圧は、偏差算出器41にフィードバックされる。なお、括弧内に記すように、制御対象として、過給圧に加え、電動機11の回転数を目標回転数に対してフィードバック制御してもよい。
図4(a)に、過給圧フィードバック制御におけるデューティ比と過給圧との関係を示す。上述の通り、本実施形態のデューティ比は、スイッチング周期に対する高電位側スイッチング素子53のON時間比率として定義される。したがって、デューティ比100%のとき、高電位側スイッチング素子53が常時ONで低電位側スイッチング素子54が常時OFFとなり、デューティ比0%のとき、高電位側スイッチング素子53が常時OFFで低電位側スイッチング素子54が常時ONとなる。
電動機11は、過給圧のエネルギーを負の回生トルクに変換し、さらに回生トルクにより発生する逆起電圧をバッテリ30に充電することでエネルギー供給する。デューティ比を大きく設定した場合、昇降圧コンバータ50を通過して電動機11側からバッテリ30側へ流れる電流が多くなる。そのため、過給圧のエネルギーがより多くバッテリ30に移動し、初期過給圧からの過給圧減少量が大きくなる。一方、デューティ比を小さく設定した場合、昇降圧コンバータ50を通過して電動機11側からバッテリ30側へ流れる電流が少なくなる。そのため、過給圧のエネルギーはあまりバッテリ30に移動せず、初期過給圧からの過給圧減少量が小さくなる。
回生動作時には、初期過給圧から目標過給圧まで過給圧を減少させる方向の制御が行われる。そこでコンバータ制御部45は、図4(a)に基づき、初期過給圧から目標過給圧を減じた過給圧減少量に対応するデューティ比を算出する。
図4(b)に、過給圧フィードバック制御の実施可能範囲を示す。図4(b)の横軸は電動機回転数Nmであり、縦軸は電圧センサ72により検出される電動機側電圧Vmである。回生動作時に電動機11が発生する逆起電圧は、電動機回転数Nmに比例する。逆起電圧がバッテリ電圧Vbに一致するときの電動機回転数Nmを限界回転数Nm_limとすると、本実施形態の過給圧フィードバック制御は、逆起電圧がバッテリ電圧Vbを上回る限界回転数Nm_limよりも高回転側の領域で実施可能となる。
次に図5を参照し、昇降圧コンバータ50のデューティ比に対する回生トルクの感度について説明する。図5には、電動機回転数Nmが一定の条件における電動機側電圧Vmと回生トルクとの関係を示す。電動機側電圧Vmがバッテリ電圧Vbより高い領域において、昇降圧コンバータ50のデューティ比を大きく設定するほど回生トルクは大きくなり、電動機側電圧Vmが低下する。逆に昇降圧コンバータ50のデューティ比が小さいと回生トルクも小さく、電動機側電圧Vmはあまり低下しない。電動機回転数Nmが大きいほど特性線が全体に右上、すなわち高電圧高トルク側にシフトし、電動機回転数Nmが小さいほど特性線が全体に左下、すなわち低電圧低トルク側にシフトする。
このとき、デューティ比の変化に対する回生トルクの変化は必ずしも直線的ではない。すなわち、電動機側電圧Vmがバッテリ電圧Vbより十分に高い領域では回生トルクの傾きが急であるが、電動機側電圧Vmがバッテリ電圧Vbに近い領域では回生トルクの傾きが緩やかになる。これは、デューティ比を小さい値から順に増加させたとき、ある値までは回生トルクが増加するが、デューティ比をある値以上に増加させても、回生トルクはそれほど増加しないことを意味する。デューティ比の変化に応じて回生トルクが大きく変化する領域は感度が高く、デューティ比の変化に応じて回生トルクがあまり変化しない領域は感度が低い。
仮に感度が低い領域でフィードバック制御を行うと、操作量であるデューティ比の変化に対し、回生トルクと相関する制御量である過給圧の追従性が良くないため、PID制御の積分項が増加し応答性が低下するおそれがある。そこで、コンバータ制御部45は、バッテリ電圧Vb及び電動機回転数Nm毎に、デューティ比に対する回生トルクの感度の情報を、図5のようなマップ等により予め記憶する。そしてコンバータ制御部45は、バッテリ電圧Vb及び電動機回転数Nmに応じて、回生トルクの感度が所定レベルより高くなるデューティ比の範囲内でデューティ比を操作する。デューティ比の操作範囲を最初から絞ることでPID制御における積分項過多を防ぎ、フィードバック制御の応答性が向上する。
次に、電力変換制御部401による電動機制御処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。フローチャートの説明で記号Sは「ステップ」を表す。インバータ制御部46は、S1で電流センサ73、74の異常検出を行い、S2で、電流センサ73、74の異常が発生したか判断する。
電流センサ73、74が正常であり、S2でNOと判定された場合、S3に移行する。S3で、インバータ制御部46はインバータ60を通常電流フィードバック制御し、コンバータ制御部45は昇降圧コンバータ50を通常電圧調整制御する。これにより、コンバータ制御部45及びインバータ制御部46が協働し、目標過給圧及び実過給圧の情報に応じて電動機11を力行動作又は回生動作させる。一方、電流センサ73、74が異常であり、S2でYESと判定された場合、インバータ制御部46は、S4でインバータ60を遮断、すなわち全てのスイッチング素子61~66をOFFする。
次にコンバータ制御部45は、S5で、電動機11の逆起電圧がバッテリ電圧を上回っているか判断する。逆起電圧がバッテリ電圧以下であり、S5でNOと判定された場合、コンバータ制御部45は、S6で、昇降圧コンバータ50を遮断、すなわちスイッチング素子53、54をいずれもOFFする。一方、逆起電圧がバッテリ電圧を上回っており、S5でYESと判定された場合、回生動作時の制御として、コンバータ制御部45は、S7で、昇降圧コンバータ50を過給圧フィードバック制御する。
続いて図7を参照し、バッテリ過充電防止処理について説明する。ここで、電動機11の回生エネルギーを放出可能な対象がバッテリ30のみであることを前提とすると、バッテリ30のSOC(すなわち充電率)が上限SOCを超えた場合、バッテリ30の過充電を防止するため、充電を中止する必要がある。そこで、コンバータ制御部45は、S7の過給圧フィードバック制御を実行中、S11でバッテリ30から現在のSOC情報を取得し、S12で、検出SOCが上限SOCを超えているか判断する。
S12でNOと判断された場合、コンバータ制御部45は、S13で過給圧フィードバック制御を継続する。一方、S12でYESと判断された場合、S14に移行し、コンバータ制御部45は、即時、昇降圧コンバータ50を遮断することで、バッテリ30の過充電を防止し、劣化や故障を回避する。
また、過給圧による電動機11の回生トルク発生を停止させるため、エンジン1の運転を抑制する必要がある。そのため、エンジン1のみを動力源とする車両では、電動機制御装置801は、S15で車両制御装置に通知し、退避走行モードに移行させる。
ただし、エンジン1以外の動力源として主機モータを備えるハイブリッド車両では、エンジン運転を停止しEV走行に移行することで、退避走行モードに移行しなくても走行を継続可能な場合があるため、S15は破線で示される。なお、バッテリ30の電力が主機モータに共通に供給されるシステムでは、そもそも余剰SOCを主機モータで消費可能であるため、S12でYESと判定される可能性が低いと考えられる。
(効果)
以上のように第1実施形態の電動機制御装置801は、電流センサ73、74に異常が発生したとき、インバータ60の動作を停止する。そして、電動機11の逆起電圧がバッテリ電圧Vbを上回る回生動作時において、電動機制御装置801は、電動機11の回生トルクに応じて制御される過給圧の目標値に対するフィードバック制御を、コンバータ制御部45による昇降圧コンバータ50の制御によって実行する。したがって、インバータ60による電動機11の力行動作ができない状況でも、エンジン1を停止させたり、回生を停止させたりすることなく、車両の走行を継続することが可能である。
また、本実施形態のコンバータ制御部45は、バッテリ30のSOCが上限閾値を超えたとき、昇降圧コンバータ50を遮断する。これにより、バッテリ30の過充電を防止し、劣化や故障を回避することができる。
また、本実施形態のコンバータ制御部45は、デューティ比を操作して、制御対象である過給圧をフィードバック制御するため、制御構成を簡単にし演算負荷を低減することができる。さらにコンバータ制御部45は、デューティ比に対する回生トルクの感度の情報を予め記憶し、当該回生トルクの感度が所定レベルより高くなるデューティ比の範囲内でデューティ比を操作するため、フィードバック制御の応答性が向上する。
(第2実施形態)
第2実施形態の電動機制御装置802について、図8を参照して説明する。電動機制御装置80は、電動機11の力行動作による過給アシスト制御を実施せず、専ら電動機11からバッテリ30に過給エネルギーを回生して過給圧を減少させる制御を行う。電動機制御装置802は、第1実施形態の電動機制御装置801に対し、インバータ60及び電流センサ73、74が設けられておらず、代わりに電動機11側から昇降圧コンバータ50側へ向かう電流のみを通電させる整流器67が設けられている。
電力変換制御部402は、第1実施形態の電力変換制御部401の構成のうちコンバータ制御部45のみを含む。図3~図5に参照されるコンバータ制御部45の制御自体は、第1実施形態と同様である。また電力変換制御部402は、図6のフローチャートのうちインバータ遮断後のS5、S6、S7のみを実施する。さらに電力変換制御部402は、図7のフローチャートによるバッテリ過充電防止処理を同様に実施する。
このように第2実施形態では、過給アシスト制御が必要とされないシステムにおいて、電動過給機10の過給圧を初期値から減少させるように、昇降圧コンバータ50の過給圧フィードバック制御のみを実施する。これにより、インバータ60、及び、インバータ60の駆動制御のための電流センサ73、74が不要となるため、電動機制御装置802の軽量化、省スペース化、低コスト化が可能となる。
(その他の実施形態)
(a)本発明において、昇降圧コンバータ50の制御により「電動機の回生トルクに応じて制御される制御対象」は、上記実施形態で例示した電動過給機10の過給圧や電動機11の回転数に限らない。例えば車両のブレーキ制動等のように、電動機の回生トルクにより制御可能な量であれば何を制御対象としてもよい。
(b)上記実施形態のコンバータ制御部45は、PID制御によりPWMデューティ比を演算しているが、演算精度や演算負荷の要求程度に応じて、微分項演算を含まないPI制御としてもよく、さらに積分項演算を含まないP制御としてもよい。また、デューティ比を用いず、例えば過給圧偏差とスイッチングパルスとの関係を規定したマップ等を用いてスイッチング素子53、54の動作を制御してもよい。
(c)過給圧フィードバック制御の演算周期が十分に短い場合や応答性がそれほど要求されない場合、コンバータ制御部45は、デューティ比に対する回生トルクの感度情報を予め記憶せず、デューティ比のフィードバック演算を繰り返し実行してもよい。この方法でも、最終的には回生トルクが所望の値となるようにデューティ比が算出される。
(d)第1実施形態では、インバータ60の通常制御が不能となる異常モードとして、電流センサ73、74の異常を想定しているが、その他、インバータ制御部46への入力情報に特有の異常に関して同様に処理してもよい。インバータ60内の回生電流の電力経路が正常であり、且つ、コンバータ制御部45が回生制御の情報を正常に取得可能であれば、過給圧フィードバック制御を実行することができる。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
10・・・電動過給機、 11・・・電動機、
30・・・バッテリ、
45・・・コンバータ制御部、 46・・・インバータ制御部、
50・・・昇降圧コンバータ、 52・・・リアクトル、
53・・・高電位側スイッチング素子、 54・・・低電位側スイッチング素子、
60・・・インバータ、
80(801、802)・・・電動機制御装置。

Claims (6)

  1. エンジン(1)を備えた車両に搭載され、吸気通路(3)内の吸気をコンプレッサ(13)により圧縮して前記エンジンに対する過給を行う電動過給機(10)において、
    バッテリ(30)と、前記コンプレッサに連結された回転軸(12)を駆動する電動機(11)との間に設けられ、リアクトル(52)、相補的にスイッチング動作し前記リアクトルにおける電気エネルギーの蓄積及び放出を繰り返す高電位側スイッチング素子(53)及び低電位側スイッチング素子(54)を有し、力行動作時に前記バッテリの電圧を昇圧して前記電動機側に印加し、回生動作時に前記電動機側の電圧を降圧して前記バッテリに回生する昇降圧コンバータ(50)と、
    前記昇降圧コンバータの動作を制御するコンバータ制御部(45)と、
    を備え、
    前記電動機の逆起電圧が前記バッテリの電圧を上回る回生動作時において、
    前記電動機の回生トルクに応じて制御される制御対象として前記電動過給機の過給圧の目標値に対するフィードバック制御を、前記コンバータ制御部による昇降圧コンバータの制御によって実行する電動機制御装置。
  2. 前記コンバータ制御部は、
    前記高電位側スイッチング素子及び前記低電位側スイッチング素子のスイッチング周期に対するON時間の比率であるデューティ比に基づいてPWM制御を実行し、
    前記デューティ比を操作して前記制御対象を目標値に対しフィードバック制御する請求項1に記載の電動機制御装置。
  3. 前記コンバータ制御部は、
    前記フィードバック制御の操作量である前記デューティ比に対する回生トルクの感度の情報を予め記憶し、当該回生トルクの感度が所定レベルより高くなる前記デューティ比の範囲内で前記デューティ比を操作する請求項2に記載の電動機制御装置。
  4. バッテリ(30)と電動機(11)との間に設けられ、リアクトル(52)、相補的にスイッチング動作し前記リアクトルにおける電気エネルギーの蓄積及び放出を繰り返す高電位側スイッチング素子(53)及び低電位側スイッチング素子(54)を有し、力行動作時に前記バッテリの電圧を昇圧して前記電動機側に印加し、回生動作時に前記電動機側の電圧を降圧して前記バッテリに回生する昇降圧コンバータ(50)と、
    前記昇降圧コンバータの動作を制御するコンバータ制御部(45)と、
    を備え、
    前記電動機の逆起電圧が前記バッテリの電圧を上回る回生動作時において、
    前記電動機の回生トルクに応じて制御される制御対象の目標値に対するフィードバック制御を、前記コンバータ制御部による昇降圧コンバータの制御によって実行する電動機制御装置であって、
    前記コンバータ制御部は、
    前記高電位側スイッチング素子及び前記低電位側スイッチング素子のスイッチング周期に対するON時間の比率であるデューティ比に基づいてPWM制御を実行し、前記デューティ比を操作して前記制御対象を目標値に対しフィードバック制御し、
    前記フィードバック制御の操作量である前記デューティ比に対する回生トルクの感度の情報を予め記憶し、当該回生トルクの感度が所定レベルより高くなる前記デューティ比の範囲内で前記デューティ比を操作する電動機制御装置。
  5. 複数のスイッチング素子(61-66)がブリッジ接続され、前記昇降圧コンバータと前記電動機との間で直流電力と多相交流電力とを相互に変換するインバータ(60)と、
    前記インバータと前記電動機との間に流れる相電流を検出する電流センサ(73、74)と、
    前記電流センサが検出した電流に基づく電流フィードバック制御により前記インバータの動作を制御可能であり、且つ、前記電流センサの異常を検出可能なインバータ制御部(46)と、
    をさらに備え、
    前記インバータ制御部は、前記電流センサの正常時に電流フィードバック制御により前記インバータの動作を制御し、前記電流センサの異常が発生したとき、前記インバータを遮断する請求項1~のいずれか一項に記載の電動機制御装置。
  6. 前記コンバータ制御部は、
    前記バッテリの充電率が上限閾値を超えたとき、前記昇降圧コンバータを遮断する請求項1~のいずれか一項に記載の電動機制御装置。
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