JP2015202020A - 電力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】発熱を抑制可能な構成で、高圧側コンデンサの放電を可能とする。
【解決手段】バッテリ36と昇圧コンバータ40と高圧側コンデンサ46とシステムメインリレー45とバイパス電力ライン49とスイッチSWと衝突センサ51とを備え、衝突センサ51により車両の衝突が検出されたときには、システムメインリレー45をオフとする(バッテリ36と低圧側電力ライン44とを遮断する)と共にスイッチSWをオンとする(バイパス電力ライン49により高圧側電力ライン42の正極母線と低圧側電力ライン44の正極母線とを接続する)と共に昇圧コンバータ40のトランジスタT32(下アーム)をオン固定する。
【選択図】図1
【解決手段】バッテリ36と昇圧コンバータ40と高圧側コンデンサ46とシステムメインリレー45とバイパス電力ライン49とスイッチSWと衝突センサ51とを備え、衝突センサ51により車両の衝突が検出されたときには、システムメインリレー45をオフとする(バッテリ36と低圧側電力ライン44とを遮断する)と共にスイッチSWをオンとする(バイパス電力ライン49により高圧側電力ライン42の正極母線と低圧側電力ライン44の正極母線とを接続する)と共に昇圧コンバータ40のトランジスタT32(下アーム)をオン固定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電力装置に関し、詳しくは、バッテリと、バッテリが接続された低圧側電力ラインの電力を昇圧してモータが接続された高圧側電力ラインに供給可能な昇圧コンバータと、高圧側電力ラインに取り付けられた高圧側コンデンサと、低圧側電力ラインに設けられたリレーと、昇圧コンバータの上アームおよびリアクトルをバイパスして高圧側電力ラインにおける正極側のラインと低圧側電力ラインにおける正極側のラインとを接続するためのバイパス電力ラインと、バイパス電力ラインに設けられたスイッチと、搭載される車両の衝突を検出する衝突検出センサと、を備える電力装置に関する。
従来、この種の電力装置としては、蓄電装置と、2つのスイッチング素子(上アームおよび下アーム)と2つのダイオードとリアクトルとを有し蓄電装置側の電力線とモータ側の電力線との間で電圧変換を行なうためのコンバータと、モータ側の電力線に取り付けられた高圧側平滑コンデンサと、蓄電装置側の電力ラインに設けられたシステムリレーと、モータ側の電力線における正極線と蓄電装置側の電力線における正極線とを接続するためのバイパス用の電力線と、バイパス用の電力線に設けられたバイパスリレーとを備え、車両に搭載されるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、コンバータによる昇圧動作が不要なときにおいて、バイパスリレーをオンとすると共にコンバータを停止させる第1モードとバイパスリレーをオフとすると共にコンバータの上アームをオン固定する第2モードとのうち第1モードを選択してもモータ側の電力ラインのリップル電流が大きくならないときには、第1モードを選択し、第1モードを選択するとモータ側の電力ラインのリップル電流が大きくなるときには、第2モードを選択する。これにより、前者では、システム効率を高くすることができ、後者では、コンバータでの損失を抑制しつつリップル電流が大きくなるのを抑制することができる。
こうした電力装置では、車両の衝突時などの緊急時には、モータやインバータなどの予期しない駆動の抑止などの観点から、高圧側コンデンサの電荷を放電させる必要がある。高圧側コンデンサの電荷をモータ側の電力線に取り付けられた放電抵抗によって熱として消費させるものでは、放電抵抗が過熱する可能性がある。
本発明の電力装置は、発熱を抑制可能な構成で、高圧側コンデンサの放電を可能とすることを主目的とする。
本発明の電力装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の電力装置は、
バッテリと、
前記バッテリが接続された低圧側電力ラインの電力を昇圧してモータが接続された高圧側電力ラインに供給可能なコンバータとして構成され、前記高圧側電力ライン間に直列配置された上アームおよび下アームからなる2つのトランジスタ,該2つのトランジスタのそれぞれに逆方向に並列接続された2つのダイオード,前記2つのトランジスタの中間点と前記低圧側電力ラインにおける正極側のラインとに接続されたリアクトルを有する昇圧コンバータと、
前記高圧側電力ラインに取り付けられた高圧側コンデンサと、
前記低圧側電力ラインに設けられたリレーと、
前記上アームおよび前記リアクトルをバイパスして前記高圧側電力ラインにおける正極側のラインと前記低圧側電力ラインにおける正極側のラインとを接続するためのバイパス電力ラインと、
前記バイパス電力ラインに設けられたスイッチと、
搭載される車両の衝突を検出する衝突検出センサと、
を備える電力装置であって、
前記衝突検出センサにより車両の衝突が検出されたときには、前記リレーをオフとし、前記スイッチをオンとすると共に前記下アームをオン固定する衝突時制御手段、
を備えることを特徴とする。
バッテリと、
前記バッテリが接続された低圧側電力ラインの電力を昇圧してモータが接続された高圧側電力ラインに供給可能なコンバータとして構成され、前記高圧側電力ライン間に直列配置された上アームおよび下アームからなる2つのトランジスタ,該2つのトランジスタのそれぞれに逆方向に並列接続された2つのダイオード,前記2つのトランジスタの中間点と前記低圧側電力ラインにおける正極側のラインとに接続されたリアクトルを有する昇圧コンバータと、
前記高圧側電力ラインに取り付けられた高圧側コンデンサと、
前記低圧側電力ラインに設けられたリレーと、
前記上アームおよび前記リアクトルをバイパスして前記高圧側電力ラインにおける正極側のラインと前記低圧側電力ラインにおける正極側のラインとを接続するためのバイパス電力ラインと、
前記バイパス電力ラインに設けられたスイッチと、
搭載される車両の衝突を検出する衝突検出センサと、
を備える電力装置であって、
前記衝突検出センサにより車両の衝突が検出されたときには、前記リレーをオフとし、前記スイッチをオンとすると共に前記下アームをオン固定する衝突時制御手段、
を備えることを特徴とする。
この本発明の電力装置では、衝突検出センサにより車両の衝突が検出されたときには、リレーをオフとして、バッテリと低圧側電力ラインとを遮断し、スイッチをオンとして、バイパス電力ラインにより高圧側電力ラインにおける正極側のラインと低圧側電力ラインにおける正極側のラインとを接続すると共に、昇圧コンバータの下アームをオン固定する。なお、上アームについては、高圧側電力ライン間の短絡を回避するために、オフ固定する。これにより、高圧側コンデンサ,高圧側電力ラインの正極ライン,バイパス電力ライン,低圧側電力ラインの正極ライン,リアクトル,昇圧コンバータの下アーム,高圧側電力ラインの負極母線の回路により、高圧側コンデンサのコンデンサのエネルギがリアクトルのエネルギに変換され、高圧側コンデンサの電圧が略値0に至った後は、リアクトル,昇圧コンバータの上アームに逆並列接続されたダイオード,バイパス電力ライン,低圧側電力ラインにおける正極側のラインの回路を電流が流れる(循環する)。この結果、高圧側コンデンサの電荷(エネルギ)を放電抵抗によって熱として消費させるものに比して、装置での発熱を抑制しつつ高圧側コンデンサの電荷を放電させて(リアクトルのエネルギに変換して)、高圧側電力ラインの電圧を略値0にすることができる。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての電力装置を備える駆動装置20の構成の概略を示す構成図である。実施例の駆動装置20は、電気自動車やハイブリッド自動車,燃料電池自動車などに搭載され、図示するように、例えば同期発電電動機として構成された走行用のモータ32と、モータ32を駆動するためのインバータ34と、例えばリチウムイオン二次電池として構成されたバッテリ36と、インバータ34が接続された電力ライン(以下、高圧側電力ラインという)42とバッテリ36が接続された電力ライン(以下、低圧側電力ラインという)44とに接続されて高圧側電力ライン42の電圧VHを調節すると共に高圧側電力ライン42と低圧側電力ライン44との間で電力のやりとりを行なう昇圧コンバータ40と、高圧側電力ライン42に取り付けられてこの電力ラインの電圧を平滑する高圧側コンデンサ46と、低圧側電力ライン44に設けられたシステムメインリレー45と、低圧側電力ライン44におけるシステムメインリレー45より昇圧コンバータ40側に取り付けられてこの電力ラインの電圧を平滑する低圧側コンデンサ48と、昇圧コンバータ40(後述の上アームおよびリアクトルL)をバイパスして高圧側電力ライン42の正極母線と低圧側電力ライン44の正極母線とを接続するためのバイパス電力ライン49と、バイパス電力ライン49に設けられたスイッチSWと、装置全体をコントロールする電子制御ユニット50と、を備える。なお、実施例の電力装置としては、バッテリ36と昇圧コンバータ40と高圧側コンデンサ46とシステムメインリレー45とバイパス電力ライン49とスイッチSWと後述の衝突センサ51と電子制御ユニット50とが該当する。
昇圧コンバータ40は、2つのスイッチング素子としてのトランジスタT31,T32とトランジスタT31,T32に逆方向に並列接続された2つのダイオードD31,D32とリアクトルLとからなるコンバータとして構成されている。2つのトランジスタT31,T32は、高圧側電力ライン42の正極母線と高圧側電力ライン42および低圧側電力ライン44の負極母線との間で直列配置(直列接続)されている。また、リアクトルLは、トランジスタT31,T32の中間点(接続点)と低圧側電力ライン44の正極母線とに接続されている。したがって、トランジスタT31,T32をオンオフ制御することにより、低圧側電力ライン44の電力を昇圧して高圧側電力ライン42に供給したり、高圧側電力ライン42の電力を降圧して低圧側電力ライン44に供給したりすることができる。以下、昇圧コンバータ40のトランジスタT31,T32をそれぞれ「上アーム」,「下アーム」という。
電子制御ユニット50は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポートを備える。電子制御ユニット50には、モータ32の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ32aからのモータ32の回転子の回転位置θm,モータ32とインバータ34との接続ライン(電力ライン)に取り付けられた電流センサからの相電流Iu,Iv,Iw,バッテリ36の端子間に取り付けられた電圧センサからの端子間電圧Vb,バッテリ36の出力端子に取り付けられた電流センサからの充放電電流Ib,バッテリ36に取り付けられた温度センサからの電池温度Tb,高圧側コンデンサ46の端子間に取り付けられた電圧センサ46aからの高圧側コンデンサ46の電圧(高圧側電力ライン42の電圧)VH,低圧側コンデンサ48の端子間に取り付けられた電圧センサ48aからの低圧側コンデンサ48の電圧(低圧側電力ライン44の電圧)VL,車両の衝突を検出する衝突センサ51からの信号,その他、車両の駆動制御に必要な信号、例えば、イグニッションスイッチ(スタートスイッチ)からのイグニッション信号,シフトレバーの操作位置を検出するシフトポジションセンサからのシフトポジション,アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサからのアクセル開度,ブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサからのブレーキペダルポジション,車速センサからの車速などが入力ポートを介して入力されている。なお、衝突センサ51は、車両の加速度が衝突判定用の閾値を超えたときなどに車両の衝突を判定する。電子制御ユニット50からは、インバータ34のスイッチング素子(トランジスタ)へのスイッチング制御信号や昇圧コンバータ40のトランジスタT31,T32へのスイッチング制御信号,システムメインリレー45へのオンオフ信号,スイッチSWへのオンオフ信号などが出力ポートを介して出力されている。なお、電子制御ユニット50は、回転位置検出センサ32aにより検出されたモータ32の回転子の回転位置θmに基づいてモータ32の回転子の電気角θeや回転数Nmを演算したり、電流センサにより検出されたバッテリ36の充放電電流Ibに基づいてそのときのバッテリ36から放電可能な電力量の全容量に対する割合である蓄電割合SOCを演算したり、演算した蓄電割合SOCと温度センサからの電池温度Tbとに基づいてバッテリ36を充放電してもよい最大許容電力である入出力制限Win,Woutを演算したりしている。
こうして構成された実施例の駆動装置20では、電子制御ユニット50は、バッテリ36の入出力制限Win,Woutの範囲内でモータ32から出力すべきトルクとしてのトルク指令Tm*を設定すると共に設定したトルク指令Tm*でモータ32が駆動されるようインバータ34のスイッチング素子(トランジスタ)をスイッチング制御すると共に、高圧側電力ライン42の電圧VHがモータ32のトルク指令Tm*と回転数Nmとに応じた目標電圧VHtagとなるよう昇圧コンバータ40のトランジスタT31,T32をスイッチング制御する。
次に、こうして構成された実施例の駆動装置20の動作、特に、衝突センサ51により車両の衝突が検出されたときの動作について説明する。衝突センサ51により車両の衝突が検出されると、電子制御ユニット50は、システムメインリレー45をオフとすると共にスイッチSWをオンとすると共に昇圧コンバータ40のトランジスタT32(下アーム)をオンとする衝突時処理を行なう。なお、このとき、昇圧コンバータ40のトランジスタT31(上アーム)については、高圧側電力ライン42間の短絡を回避するために、オフ固定するものとした。衝突時処理を行なうと、図2の太線矢印に示すように、高圧側コンデンサ46,高圧側電力ライン42の正極母線,バイパス電力ライン49,リアクトルL,昇圧コンバータ40の下アーム,高圧側電力ライン42の負極母線の回路(第1閉回路)に電流が流れて高圧側コンデンサ46の電荷(エネルギ)がリアクトルLのエネルギに変換され、高圧側コンデンサ46の電圧(高圧側電力ライン42の電圧)VHが低下する。そして、高圧側コンデンサ46の電圧VHが略値0に至ると、図3の太線矢印に示すように、リアクトルL,ダイオードD31,バイパス電力ライン49,低圧側電力ライン44の正極母線の回路(第2閉回路)を電流が流れる(循環する)ようになる。このとき、第2閉回路には大きな電流が流れるが、基本的には(モータ32が回転停止していれば)、その第2閉回路よりインバータ34側の部分には電気エネルギが存在しない。また、実施例では、車両の衝突が検出されたときにおいて、衝突時処理におけるシステムメインリレー45のオフ後でスイッチSWのオンやトランジスタT32のオン固定の前に、低圧側コンデンサ48の電荷については、低圧側電力ライン44に接続された図示しない補機(DC/DCコンバータや空調装置のコンプレッサを駆動するためのインバータなど)によって消費させるものとした。これらより、第2閉回路を電流が流れるようになった後は、システムメインリレー45より低圧側電力ライン44側のいずれの位置(閉回路を含む)でも電圧は略値0となる。このため、ダイオードD31の定格値(定格電流値)を大きくする必要は生じるが、以下の効果を奏する。例えば、高圧側コンデンサ46の電荷(エネルギ)を放電抵抗によって熱として消費させるものに比して高圧側コンデンサ46の電荷を放電させる際の装置での発熱を抑制することができ、放電抵抗の過熱を抑制するために放電抵抗を冷却する冷却回路を設けたり放電抵抗と周辺部品とのクリアランスを大きくしたりするものに比して装置の大型化や複雑化を抑制することができる。また、モータ32にd軸電流を供給して消費させるものに比して昇圧コンバータ40やバイパス電力ライン49付近で高圧側コンデンサ46の電荷を放電させる(モータ32やインバータ34などが過熱するのを抑制する)ことができる。さらに、専用の放電回路を設けるものに比して、高圧側コンデンサ46の電荷を放電させる際の装置での発熱や装置の大型化を抑制することができる。また、実施例の駆動装置20では、車両の衝突時に故障が生じていなければ、スイッチSWをオフとすると共にシステムメインリレー45をオンとして、退避走行を行なうことができる。
図4は、衝突センサ51により車両の衝突が検出されて衝突時処理を行なったときの高圧側コンデンサ46の電圧VHとリアクトルLの電流ILとダイオードD31の電流Id1とトランジスタT32の電流It2との時間変化の様子を示す説明図である。なお、リアクトルLの電流ILについては図1中右向きに流れる電流を正とした。時刻t1に衝突時処理を行なうと、高圧側コンデンサ46の電圧VHが低下すると共に、リアクトルLの電流ILやトランジスタT32の電流It2が増加する。そして、高圧側コンデンサ46の電圧VHが値0に近づくと、ダイオードD31の電流Id1が増加すると共にトランジスタT32の電流It2が減少し、時刻t2に高圧側コンデンサ46の電圧VHが値0に至ると、その後は、上述の第2閉回路を電流が流れることによってリアクトルLの電流ILとダイオードD31の電流Id1とが正で一定値となると共にトランジスタT32の電流It2は値0で一定となる。車両の衝突が検出されたときにこのように衝突時処理を行なうことにより、装置での発熱を抑制しつつ高圧側コンデンサ46の電荷(エネルギ)を放電させて(リアクトルLのエネルギに変換して)高圧側電力ライン42の電圧VHを略値0にすることができる。
以上説明した実施例の電力装置では、バッテリ36と昇圧コンバータ40と高圧側コンデンサ46とシステムメインリレー45とバイパス電力ライン49とスイッチSWと衝突センサ51とを備え、衝突センサ51により車両の衝突が検出されたときには、システムメインリレー45をオフとする(バッテリ36と低圧側電力ライン44とを遮断する)と共にスイッチSWをオンとする(バイパス電力ライン49により高圧側電力ライン42の正極母線と低圧側電力ライン44の正極母線とを接続する)と共に昇圧コンバータ40のトランジスタT32(下アーム)をオン固定する。これにより、衝突時に、装置での発熱を抑制しつつ高圧側コンデンサ46の電荷(エネルギ)を放電させて(リアクトルLのエネルギに変換して)高圧側電力ライン42の電圧VHを略値0にすることができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、昇圧コンバータ40が「昇圧コンバータ」に相当し、低圧側コンデンサ48が「低圧側コンデンサ」に相当し、高圧側コンデンサ46が「高圧側コンデンサ」に相当し、バイパス電力ライン49が「バイパス電力ライン」に相当し、スイッチSWが「スイッチ」に相当し、衝突センサ51が「衝突センサ」に相当し、電子制御ユニット50が「衝突時制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電力装置の製造産業などに利用可能である。
20 駆動装置、32 モータ、34 インバータ、36 バッテリ、40 昇圧コンバータ、42 高圧側電力ライン、44 低圧側電力ライン、46 高圧側コンデンサ、46a,48a 電圧センサ、48 低圧側コンデンサ、49 バイパス電力ライン、50 電子制御ユニット、51 衝突センサ、D31,D32 ダイオード、L リアクトル、SW スイッチ、T31,T32 トランジスタ。
Claims (1)
- バッテリと、
前記バッテリが接続された低圧側電力ラインの電力を昇圧してモータが接続された高圧側電力ラインに供給可能なコンバータとして構成され、前記高圧側電力ライン間に直列配置された上アームおよび下アームからなる2つのトランジスタ,該2つのトランジスタのそれぞれに逆方向に並列接続された2つのダイオード,前記2つのトランジスタの中間点と前記低圧側電力ラインにおける正極側のラインとに接続されたリアクトルを有する昇圧コンバータと、
前記高圧側電力ラインに取り付けられた高圧側コンデンサと、
前記低圧側電力ラインに設けられたリレーと、
前記上アームおよび前記リアクトルをバイパスして前記高圧側電力ラインにおける正極側のラインと前記低圧側電力ラインにおける正極側のラインとを接続するためのバイパス電力ラインと、
前記バイパス電力ラインに設けられたスイッチと、
搭載される車両の衝突を検出する衝突検出センサと、
を備える電力装置であって、
前記衝突検出センサにより車両の衝突が検出されたときには、前記リレーをオフとし、前記スイッチをオンとすると共に前記下アームをオン固定する衝突時制御手段、
を備えることを特徴とする電力装置。
Priority Applications (1)
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JP2014081094A JP2015202020A (ja) | 2014-04-10 | 2014-04-10 | 電力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021058057A (ja) * | 2019-10-02 | 2021-04-08 | 株式会社ケーヒン | 電力制御装置 |
-
2014
- 2014-04-10 JP JP2014081094A patent/JP2015202020A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021058057A (ja) * | 2019-10-02 | 2021-04-08 | 株式会社ケーヒン | 電力制御装置 |
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