JP7050944B2 - リチウム電極及びこれを含むリチウム二次電池 - Google Patents

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Description

本出願は、2018年7月30日付韓国特許出願第10-2018-0088273号及び2019年7月24日付韓国特許出願第10-2019-0089820号に基づく優先権の利益を主張し、該当韓国特許出願の文献に開示されている全ての内容は、本明細書の一部として含む。
本発明は、寿命特性が向上されたリチウム電極及びこれを含むリチウム二次電池に関する。
最近まで、負極でリチウムを使用する高エネルギー密度電池を開発するにあたって相当な関心が集まってきた。例えば、非-電気活性材料の存在で負極の重量及び体積を増加させて電池のエネルギー密度を減少させる、リチウムが挿入された炭素負極、及びニッケルまたはカドミウム電極を有する他の電気化学システムと比べて、リチウム金属は低重量及び高容量特性を有するので、電気化学電池の負極活物質として非常に興味を集めている。リチウム金属の負極、またはリチウム金属を主に含む負極は、リチウム-イオン、ニッケル金属水素化物またはニッケル-カドミウム電池のような電池より軽量化され、高エネルギー密度を有する電池を構成する機会を提供する。このような特徴はプレミアムが低い加重値で加えられる、携帯電話及びノートパソコンのような携帯用電子デバイス用電池に対してとても好ましい。
従来のリチウムイオン電池は、負極にグラファイト、正極にLCO(リチウムコバルト酸化物(Lithium Cobalt Oxide))を使って700wh/l水準のエネルギー密度を持っている。しかし、最近高いエネルギー密度を要する分野が拡大され、リチウムイオン電池のエネルギー密度を増加させなければならない必要性が持続的に提起されている。例えば、電気自動車を1回充電する時の走行距離を500km以上に延ばすためにもエネルギー密度の増加が必要である。
リチウムイオン電池のエネルギー密度を高めるためにリチウム電極の使用が増加している。しかし、リチウム金属は反応性が大きくて扱いにくい金属であって、工程で扱いにくい問題がある。
リチウム二次電池の負極でリチウム金属を使う場合、リチウム金属は、電解質、水または有機溶媒などの不純物、リチウム塩などと反応して不動態層(SEI:Solid Electrolyte Interphase(固体電解質界面))を形成する。このような不動態層は、局所的な電流密度差をもたらして充電時にリチウム金属による樹状デンドライトの形成を促進させ、充放電時に徐々に成長して正極と負極間の内部短絡を引き起こす。また、デンドライトは機械的に弱い部分(ボトルネック(bottle neck))を持っているため、放電中に集電体と電気的接触を失う不活性リチウム(死んだリチウム(dead lithium))を形成することで電池の容量を減少させ、サイクル寿命を短縮させて、電池の安定性によくない影響を及ぼす。
このようなリチウム金属負極の問題点を改善するために、様々な組成または形態を持つ保護層が形成されたリチウム金属負極が開発されてきた。
韓国公開特許第2018-0041086号公報は、リチウム金属負極に共重合体を含むスラリーを塗布して形成された保護層に関する。前記共重合体を形成するための共単量体としては、パーフルオロ-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソール(PDD)またはパーフルオロ-2-メチレン-4-メチル-1,3-ジオキソラン(PMD)が例示されている。前記共重合体を含む保護層が形成されたリチウム金属負極はデンドライトの形成を防ぐことができるが、電池性能を向上するために充放電時にリチウム金属の均一なプレーティング(plating)とストリッピング(stripping)が行われるように電極表面で均一なLiイオン分布及び効果的なSEI層形成が円滑に行われない問題点ある。
また、韓国公開特許第2002-0091748号公報は、リチウム金属負極の表面でのデンドライト形成を抑制するための保護膜としてフッ素含有高分子を含む保護膜を開示している。しかし、前記保護膜によって電極表面で均一にLiイオンを分布させ、効果的にSEI層を形成し、特に、リチウム-硫黄二次電池に適用する時、正極で形成されたポリスルフィドによるシャトル現象を防ぐ機能は充分でない実情である。
このように、今まではリチウム金属負極を使う電池において、リチウム金属のデンドライト成長を防ぐために保護層開発に対する研究が行われてきたが、全般的な電池性能を可能とする保護層に対する研究成果は充分でない実情である。
したがって、リチウム金属を負極で使う電池において、電池性能を向上するために電極表面で均一なLiイオン分布及び効果的なSEI層形成ができるようにし、特に、リチウム-硫黄二次電池に適用する時、正極で形成されたポリスルフィドによるシャトル現象を防ぐことができる保護層が形成されたリチウム金属負極の開発に至急を要する実情である。
韓国公開特許第2018-0041086号公報 韓国公開特許第2002-0091748号公報
本発明者らは、前記問題点を解決するために多角的に研究した結果、リチウム電極に保護層を形成するが、アセタール官能基とフッ素系官能基を含む共重合体を使って保護層を形成し、これによって、リチウム金属の表面に安定的なLiFリッチSEI(Solid Electrolyte Interphase)層を形成してリチウムデンドライトの形成を防止し、リチウム金属と電解液の間の副反応を抑制して電池の寿命を増加させることができることを確認した。
よって、本発明の目的は、リチウムデンドライトの形成を防ぎ、リチウム金属と電解液との間の副反応を抑制して電池の寿命を増加させることができる保護層が形成されたリチウム電極を提供することである。
また、本発明の別の目的は、上述したようなリチウム電極を含むリチウム二次電池を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明は、リチウム金属:及び前記リチウム金属の少なくとも一面に形成された保護層;を含むリチウム電極において、前記保護層はアセタール(acetal)とフッ素系物質を含む共重合体によって形成されたものである、リチウム電極を提供する。
前記共重合体は、アセタールを含む単量体Aとフッ素系物質を含む単量体Bで表されることができる。
前記アセタールを含む単量体は、アセタール官能基を含む単量体であって、前記アセタール官能基は1,3-ジオキソラン(1,3-dioxolane);及び2-メチル-1,3-ジオキソラン(2-methyl-1,3-dioxolane);からなる群から選択される1種以上であってもよい。
前記アセタールを含む単量体は、(N-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-メチル)-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシイミド;N-(4-メチル-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸イミド;N-(4-メチル-2,2,4-トリメチル-1,3-ジオキソラン)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸イミド;N-(5-メチル-2,2-ジメチル-1,3-ジオキサン)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸イミド;N-(5-メチル-2,2,5-トリメチル-1,3-ジオキサン)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸イミド;及び(2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-イル)メチル-5-ノルボルネン-2-カルボキシレート;からなる群から選択される1種以上であってもよい。
前記フッ素系物質を含む単量体はフッ素系官能基を含む単量体であって、前記フッ素系官能基は、フルオロカーボン(fluorocarbon);及びペンタフルオロフェニル(pentafluorophenyl);からなる群から選択される1種以上であってもよい。
前記フッ素系物質を含む単量体は、3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘプタデカフルオロデシル5-ノルボルネン-2-カルボキシレート(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-heptadecafluorodecyl5-norbornene-2-carboxylate);N-(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘプタデカフルオロデシル)-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシミド(N-(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-heptadecafluorodecyl)-5-norbornene-exo-2,3-dicarboximide);N-(2-(2,2,3,3,4,4,4-ヘプタフルオロブチル))-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸(N-(2-(2,2,3,3,4,4,4-heptafluorobutyl))-5-norbornene-2,3-dicarboxylic acid);N-(2-(2,2,3,3,4,4,4-ヘプタフルオロブチル))-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシイミド(N-(2-(2,2,3,3,4,4,4-heptafluorobutyl))-5-norbornene-exo-2,3-dicarboximide);N-(ペンタフルオロフェニル)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸(N-(pentafluorophenyl)-5-norbornene-2,3-dicarboxylic acid);及びN-(ペンタフルオロフェニル)-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシイミド(N-(pentafluorophenyl)-5-norbornene-exo-2,3-dicarboximide);からなる群から選択される1種以上であってもよい。
前記アセタールを含む単量体とフッ素系物質を含む単量体のモル比は3~7:7~3であってもよい。
前記保護層の厚さは0.1μmないし10μmであってもよい。
前記リチウム金属は、集電体の一面に形成された層(layer)であるか、またはリチウム金属が粒子形態で集まった構造体形態であってもよい。
前記リチウム金属の厚さは5μmないし150μmであってもよい。
本発明はまた、リチウム電極を含む、リチウム二次電池を提供する。
前記リチウム二次電池は、リチウム-硫黄二次電池であってもよい。
本発明によれば、アセタール官能基とフッ素系官能基を含む共重合体を含む保護層が形成されたリチウム電極を製造することができる。前記保護層は硬度に優れてリチウムデンドライトの形成を抑制することに効果的である。
本発明のリチウム電極によれば、保護層に含まれたアセタール官能基は、リチウム金属と化学反応してリチウム金属の表面に安定的なSEI層を形成することができる。
また、本発明のリチウム電極によれば、保護層に含まれたフッ素系官能基は、リチウム金属表面にLiFリッチなSEI層を形成することができる。
また、前記保護層はリチウム金属と電解液の間の副反応を防ぐことができ、特に、リチウム-硫黄二次電池のリチウム負極に前記保護層を形成する場合、リチウム-硫黄二次電池の正極から溶出されるポリスルフィドとリチウム負極の副反応を抑制して電池の寿命を増加させることができる。
実施例1及び比較例1でそれぞれ製造されたコインセルを充放電させて測定された放電容量(Specific Discharging Capacity)及びクーロン効率(Coulombic Efficiency)を示すグラフである。 実施例2及び比較例1でそれぞれ製造されたコインセルを充放電させて測定された放電容量及びクーロン効率を示すグラフである。 実施例3及び比較例1でそれぞれ製造されたコインセルを充放電させて測定された放電容量及びクーロン効率を示すグラフである。 比較例1及び比較例3でそれぞれ製造されたコインセルを充放電させて測定された放電容量及びクーロン効率を示すグラフである。 実施例1、7、8及び比較例1でそれぞれ製造されたコインセルを充放電させて測定された放電容量を示すグラフである。 比較例1及び比較例4でそれぞれ製造されたコインセルを充放電させて測定された放電容量を示すグラフである。 実施例4ないし6及び比較例2のコインセル形態のリチウム-リチウム電池に対して25回充電及び放電後、観察した充電状態のリチウム負極の表面を示す写真である。
以下、本発明に対して理解しやすくするために本発明をより詳しく説明する。
本明細書及び特許請求の範囲で使われた用語や単語は通常的や辞書的な意味で限定して解釈してはならず、発明者は自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に即して本発明の技術的思想に符合する意味と概念で解釈しなければならない。
リチウム電極
本発明は、リチウム金属:及び前記リチウム金属の少なくとも一面に形成された保護層;を含むリチウム電極に係り、前記保護層は、アセタール(acetal)とフッ素系物質を含む共重合体によって形成されたものであってもよい。
本発明において、前記アセタールとフッ素系物質を含む共重合体は、アセタールを含む単量体Aとフッ素系物質を含む単量体Bのランダム共重合体で表されることができる。
例えば、前記単量体A及び単量体Bは、それぞれ環状のオレフィン系化合物であって特に制限されないが、具体例としてノルボルネン及びその誘導体を挙げることができる。前記単量体Aと単量体Bのランダム共重合体の重量平均分子量は、10,000ないし1,000,000、好ましくは15,000ないし900,000、より好ましくは20,000ないし800,000の範囲内であってもよい。
前記アセタールを含む単量体Aはアセタール官能基を持つ単量体であって、前記アセタール官能基は、1,3-ジオキソラン(1,3-dioxolane);及び2-メチル-1,3-ジオキソラン(2-methyl-1,3-dioxolane);からなる群から選択される1種以上であってもよく、好ましくは1,3-ジオキソランであってもよい。
具体的に、前記アセタールを含む単量体Aは、(N-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-メチル)-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシイミド;N-(4-メチル-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸イミド;N-(4-メチル-2,2,4-トリメチル-1,3-ジオキソラン)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸イミド;N-(5-メチル-2,2-ジメチル-1,3-ジオキサン)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸イミド;N-(5-メチル-2,2,5-トリメチル-1,3-ジオキサン)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸イミド;及び(2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-イル)メチル-5-ノルボルネン-2-カルボキシレート;からなる群から選択される1種以上であってもよく、好ましくは(N-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-メチル)-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシイミドであってもよい。
また、前記フッ素系物質を含む単量体Bはフッ素系官能基を含む単量体であって、前記フッ素系官能基は、フルオロカーボン(fluorocarbon);及びペンタフルオロフェニル(pentafluorophenyl);からなる群から選択される1種以上であってもよく、好ましくはフルオロカーボンであってもよい。
具体的に、前記フッ素系物質を含む単量体Bは、3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘプタデカフルオロデシル5-ノルボルネン-2-カルボキシレート(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-heptadecafluorodecyl5-norbornene-2-carboxylate);N-(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘプタデカフルオロデシル)-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシミド(N-(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-heptadecafluorodecyl)-5-norbornene-exo-2,3-dicarboximide);N-(2-(2,2,3,3,4,4,4-ヘプタフルオロブチル))-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸(N-(2-(2,2,3,3,4,4,4-heptafluorobutyl))-5-norbornene-2,3-dicarboxylic acid);N-(2-(2,2,3,3,4,4,4-ヘプタフルオロブチル))-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシイミド(N-(2-(2,2,3,3,4,4,4-heptafluorobutyl))-5-norbornene-exo-2,3-dicarboximide);N-(ペンタフルオロフェニル)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸(N-(pentafluorophenyl)-5-norbornene-2,3-dicarboxylic acid);及びN-(ペンタフルオロフェニル)-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシイミド(N-(pentafluorophenyl)-5-norbornene-exo-2,3-dicarboximide);からなる群から選択される1種以上であってもよく、好ましくは3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘプタデカフルオロデシル5-ノルボルネン-2-カルボキシレートであってもよい。
前記共重合体において、前記アセタールを含む単量体Aとフッ素系物質を含む単量体Bのモル比は3~7:7~3、好ましくは4~6:6~4、より好ましくは4.5~5.5:5.5~4.5であってもよい。前記範囲を脱する場合、電池の寿命が減少することがある。
リチウム電極の保護層は、目的とする電極または電池の性能を考慮して適切な厚さで形成することができる。
本発明において、前記アセタール(acetal)とフッ素系物質を含む共重合体を利用して形成された保護層の厚さは0.1μmないし10μm、好ましくは0.1μmないし5μm、より好ましくは0.5μmないし2μmであってもよい。前記範囲未満であれば保護層によるリチウムデンドライト形成への抑制効果が微々たるものであり、リチウム金属と電解液の副反応が発生することがあるし、前記範囲を超過すると電極が厚くなって商用化に不利なことがある。
本発明において、前記リチウム金属は集電体上に正極合剤または負極合剤として形成され、前記リチウム金属が層に形成された形態と、リチウム金属が層に形成されたものではない構造、例えば、リチウム金属が粒子形態で集まった構造をいずれも含むことができる。
前記リチウム金属の厚さは5μmないし150μm、好ましくは15μmないし130μm、より好ましくは25μmないし100μmであってもよい。前記リチウム金属の厚さが前記範囲未満であれば電池の容量と寿命特性が低下することがあって、前記範囲を超過すると製造されるリチウム電極の厚さが厚くなって商用化に不利なことがある。
また、前記リチウム金属は集電体の一面に形成されることができ、この場合、前記リチウム金属層が集電体と接する表面を除いて、前記リチウム金属の全体表面に前記保護層が形成されることができる。
また、前記集電体が多孔性集電体の場合、前記多孔性集電体内の気孔にリチウム金属が含まれることがあるし、この時、前記多孔性集電体と連結され、外部に延長された端子を除いて前記多孔性集電体の全体表面に保護層が備えられることができる。
また、前記集電体は、銅、アルミニウム、ニッケル、チタン、焼成炭素及びステンレススチールからなる群から選択される1種であってもよい。好ましくは、前記集電体は銅集電体であってもよい。
リチウム二次電池
本発明はまた、前述したようなリチウム電極を含むリチウム二次電池に関する。
前記リチウム二次電池において、前記リチウム電極は負極として含まれることができ、前記リチウム二次電池は前記負極と正極の間に備えられた電解液を含むことができる。
前記リチウム二次電池の形態は制限されないし、例えば、コイン型、平板型、円筒状、角形、ボタン型、シート型または積層型であってもよい。また、前記リチウム二次電池は、正極電解液及び負極電解液を保管するそれぞれのタンク及びそれぞれの電解液を電極セルに移動させるポンプをさらに含んでフローバッテリーに製造されることもできる。
前記電解液は、前記負極と正極が含浸された電解質液であってもよい。
前記リチウム二次電池は、前記負極と正極の間に備えられた分離膜をさらに含むことができる。前記負極と正極の間に位置する分離膜は、負極と正極を互いに分離または絶縁させ、負極と正極の間にイオン輸送を可能とするものであれば、いずれも使用可能である。例えば、非伝導性多孔質膜または絶縁性多孔質膜であってもよい。より具体的に、ポリプロピレン素材の不織布やポリフェニレンスルフィド素材の不織布のような高分子不織布;またはポリエチレンやポリプロピレンのようなオレフィン系樹脂の多孔性フィルムを例示することができ、これらを2種以上併用することも可能である。
前記リチウム二次電池は、分離膜によって分けられた正極側の正極電解液及び負極側の負極電解液をさらに含むことができる。前記正極電解液及び負極電解液は、それぞれ溶媒及び電解塩を含むことができる。前記正極電解液及び負極電解液は、互いに同一、または相違してもよい。
前記電解液は、水系電解液または非水系電解液であってもよい。前記水系電解液は溶媒として水を含むことができ、前記非水系電解液は溶媒として非水系溶媒を含むことができる。
前記非水系溶媒は、当技術分野で一般的に使うものを選択することができ、特に限定しないが、例えば、カーボネート系、エステル系、エーテル系、ケトン系、有機硫黄(organosulfur)系、有機リン(organophosphorous)系、非プロトン性溶媒及びこれらの組み合わせからなる群から選択されることができる。
前記電解塩は、水または非水系有機溶媒から陽イオン及び陰イオンに解離されることをいい、リチウム二次電池でリチウムイオンを伝達することができれば特に限定せずに、当技術分野で一般的に使うものを選択することができる。
前記電解液で電解塩の濃度は0.1M以上3M以下であってもよい。この場合、リチウム二次電池の充放電特性が効果的に発現されることができる。
前記電解質は、固体電解質膜または高分子電解質膜であってもよい。
前記固体電解質膜及び高分子電解質膜の材質は特に限定せず、当技術分野で一般的に使われるものを採用することができる。例えば、前記固体電解質膜は複合金属酸化物を含むことができ、前記高分子電解質膜は多孔性基材の内部に伝導性高分子が備えられた膜であってもよい。
前記正極は、リチウム二次電池で電池が放電する時に電子を受け入れてリチウム含有イオンが還元される電極を意味する。逆に、電池の充電時には負極(酸化電極)の役目をして正極活物質が酸化されて電子を放出し、リチウム含有イオンを失うようになる。
前記正極は、正極集電体及び前記正極集電体上に形成された正極活物質層を含むことができる。
本明細書において、前記負極とともにリチウム二次電池に適用され、放電時にリチウム含有イオンが還元して充電時に酸化されることができれば、前記正極活物質層の正極活物質の材質は特に限定されない。例えば、遷移金属酸化物または硫黄(S)を基盤とする複合材であってもよく、具体的に、LiCoO、LiNiO、LiFePO、LiMn、LiNiCoMnzO(ここで、x+y+z=1)、LiFeSiO、LiFePOF及びLiMnOのうちの少なくとも一つを含むことができる。
また、前記正極が硫黄(S)を基盤とする複合材の場合は、前記リチウム二次電池はリチウム-硫黄二次電池であってもよく、前記硫黄(S)を基盤とする複合材は特に限定せずに、当技術分野で一般的に使われる正極材料を選択して適用することができる。
本明細書は前記リチウム二次電池を単位電池で含む電池モジュールを提供する。
前記電池モジュールは、本明細書の一つの実施状態による2以上のリチウム二次電池の間に備えられたバイポーラー(bipolar)プレートでスタッキング(stacking)して形成されることができる。
前記リチウム二次電池がリチウム空気電池である場合、前記バイポーラープレートは外部から供給される空気をリチウム空気電池のそれぞれに含まれた正極に供給できるように多孔性であってもよい。例えば、多孔性ステンレススチールまたは多孔性セラミックスを含むことができる。
前記電池モジュールは、具体的に電気自動車、ハイブリッド電気自動車、プラグ-インハイブリッド電気自動車または電力貯蔵装置の電源で使われることができる。
リチウム電極の製造方法
本発明はまた、リチウム電極の製造方法に係り、アセタール(acetal)とフッ素系物質を含む共重合体を利用し、リチウム金属の一面に保護層を形成する段階を含むことができる。前記アセタールとフッ素系物質を含む共重合体の構造及び具体例は前述したとおりである。
前記アセタールとフッ素系物質を含む共重合体は、前記アセタール官能基を持つ単量体とフッ素系官能基を含む単量体を3~7:7~3のモル比で共重合させて製造することができる。前記共重合体を製造する時使われるアセタールとフッ素系物質の種類、好ましいモル比及びこれの臨界的意義は前述したとおりである。
その後、前記リチウム金属の一面に保護層を形成するために、前記アセタールとフッ素系物質を含む共重合体を溶媒に溶解させてコーティング液を製造する。この時、前記共重合体をコーティング液の全体重量を基準にして1ないし15重量%、好ましくは2ないし10重量%、より好ましくは3ないし8重量%ぐらい溶解させることができる。前記範囲未満であれば、リチウム金属保護機能が低下することがあるし、前記範囲を超過するとコーティング液の濃度が高くなりすぎてコーティング工程を進めにくいことがあって、また保護層が形成されるとしても亀裂が発生することがある。
また、前記コーティング液の製造時に使用する溶媒は、テトラヒドロフラン(Tetrahydrofuran、THF)、トルエン(Toluene)、シクロヘキサン(Cyclohexane)、N-メチル-2-ピロリドン(N-methyl-2-pyrrolidone、NMP)、ジメチルホルムアミド(Dimethyl Formamide、DMF)、ジメチルアセトアミド(Dimethyl Acetamide、DMAc)、テトラメチルウレア(Tetramethyl Urea)、ジメチルスルホキシド(Dimethyl Sulfoxide、DMSO)及びトリエチルホスフェート(Triethyl Phosphate)からなる群から選択される1種以上であってもよい。好ましくは、前記コーティング液を製造する時、THFを使用する場合、前記共重合体の溶解度が高く、コーティング工程によって保護層を形成するのに有利なことがある。
また、前記保護層を形成するためのコーティング法では、ディップコーティング(dip coating)、噴射コーティング(spray coating)、スピンコーティング(spin coating)、ダイコーティング(die coating)、ロールコーティング(roll coating)、スロットダイコーティング(Slot-die coating)、バーコーティング(Bar coating)、グラビアコーティング(Gravure coating)、コンマコーティング(Comma coating)、カーテンコーティング(Curtain coating)及びマイクログラビアコーティング(Micro-Gravure coating)からなる群から選択される方法であってもよいが、これに制限されることではなく、当業界でコーティング層を形成するために利用できるコーティング法を多様に利用することができる。
このように形成された保護層は、厚さが10μm以下、好ましくは0.1μmないし5μm、より好ましくは0.5μmないし2μmであってもよく、前記保護層はリチウム金属表面LiFリッチなSEI層を形成してリチウムデンドライトの形成を抑制することができる。また、リチウム-硫黄二次電池に適用する時、リチウム金属と正極で溶出されるポリスルフィドの間の副反応を防ぐことができて、電池の寿命を増加させることができる。
一方、前記リチウム金属の集電体上に形成されたものであってもよく、集電体の具体的な種類及び形態は前述したとおりである。
以下、本発明を理解しやすくするために好ましい実施例を提示するが、下記実施例は本発明を例示するものにすぎず、本発明の範疇及び技術思想範囲内で様々な変更及び修正が可能であることは当業者にとって自明なことであり、このような変更及び修正が添付の特許請求の範囲に属することも当然である。
製造例1:アセタール合成((N-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-メチル)-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシイミド、((N-2,2-dimethyl-1,3-dioxolane-4-methyl)-5-norbornene-exo-2,3-dicarboximide、AceNB))
25mLの丸底フラスコに5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸5gと(2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-イル)メタンアミン4.8gをトルエン100mLに溶かす。これにトリエチルアミン0.3mLを入れてコンデンサを取り付けた後、120℃に加熱されたオイルバスに浸した後で12時間リフラックスする。反応が終わると、塩化アンモニウム飽和溶液で拭いた後、有機層のみ層分離する。分離された有機層はシリカカラムを利用してもう一度精製した後乾燥し、下記化学式1で表される(N-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-メチル)-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシイミド((N-2,2-dimethyl-1,3-dioxolane-4-methyl)-5-norbornene-exo-2,3-dicarboximide、AceNB)を合成した。
<化学式1>
Figure 0007050944000001
製造例2:フッ素系物質合成(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘプタデカフルオロデシル5-ノルボルネン-2-カルボキシレート、(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-heptadecafluorodecyl5-norbornene-2-carboxylate、C10FNB))
25mLの丸底フラスコに5-ノルボルネン-2-カルボン酸5gと3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘプタデカフルオロデカン-1-オール16gを塩化メチレン100mLに溶かす。これにジシクロヘキシルカルボジイミド7.5gとジメチルアミノピリジン0.4gを入れて浸した後、12時間反応させる。反応が終わると、ナトリウムバイカーボネート飽和溶液で拭いた後、有機層のみ層分離する。分離された有機層は、シリカカラムを利用してもう一度精製した後乾燥し、下記化学式2で表される3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘプタデカフルオロデシル5-ノルボルネン-2-カルボキシレート(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-heptadecafluorodecyl5-norbornene-2-carboxylate、C10FNB)を合成した。
<化学式2>
Figure 0007050944000002
実施例1
前記製造例1で合成されたAceNBと前記製造例2で合成されたC10FNBを7:3のモル比で含む保護層が形成されたリチウム電極を製造した。
25mLの丸底フラスコに、前記モル比のAceNBとC10FNB、10.00gのテトラヒドロフランを投入し、入口を封止(sealing)した。30分間窒素バブリングを通じて酸素を除去し、反応フラスコを55℃に加熱されたオイルバスに浸した後、35.00mgのグラブス2世代触媒を投与して反応を開始した。4時間以後反応を終了し、エタノールに2回沈殿した後、真空乾燥して環状オレフィン系共重合体を収得した(転換率99%、重量平均分子量92,000)。
前記方法で製造された共重合体5重量%をテトラヒドロフラン(Tetrahydrofuran、THF)溶媒95重量%に溶解させて保護層形成用コーティング液を製造した。
(2)保護層形成
Cu集電体上に形成された50μm厚さのリチウム金属層の表面に、ベーカーアプリケーター(Baker Film Applicator)を利用して前記コーティング液をコーティングして0.5μm厚さの保護層を形成し、前記保護層を含むリチウム電極を製造した。
(3)リチウム-硫黄二次電池の製造
前記電極を負極にし、正極はS/C複合体、電解液は溶媒として DOL/DME(1:1、v/v)を使用し、1M LiTFSIと3重量%のLiNOを含む(DOL:ジオキソラン、DME:ジメトキシエタン)組成にしてコインセル形態のリチウム-硫黄二次電池を製造した。
実施例2
実施例1と同様の方法で実施するが、AceNBとC10FNBを5:5のモル比にして共重合された共重合体(重量平均分子量85,000)を利用して形成された保護層を含むリチウム電極及びリチウム-硫黄二次電池を製造した。
実施例3
実施例1と同様の方法で実施するが、AceNBとC10FNBを3:7のモル比にして共重合された共重合体(重量平均分子量62,000)を利用して形成された保護層を含むリチウム電極及びリチウム-硫黄二次電池を製造した。
実施例4
実施例1と同様の方法で実施するが、AceNBとC10FNBを7:3のモル比にして共重合された共重合体を利用して形成された保護層を含むリチウム電極を負極と正極で使ってリチウム-リチウム電池を製造した。
実施例5
実施例1と同様の方法で実施するが、AceNBとC10FNBを5:5のモル比にして共重合された共重合体を利用して形成された保護層を含むリチウム電極を負極と正極で使ってリチウム-リチウム電池を製造した。
実施例6
実施例1と同様の方法で実施するが、AceNBとC10FNBを3:7のモル比にして共重合された共重合体を利用して形成された保護層を含むリチウム電極を負極と正極で使ってリチウム-リチウム電池を製造した。
実施例7
実施例1と同様の方法で実施するが、AceNBとC10FNBを2:8のモル比にして共重合された共重合体(重量平均分子量85,000)を利用して形成された保護層を含むリチウム電極及びリチウム-硫黄二次電池を製造した。
実施例8
実施例1と同様の方法で実施するが、AceNBとC10FNBを8:2のモル比にして共重合された共重合体(重量平均分子量85,000)を利用して形成された保護層を含むリチウム電極及びリチウム-硫黄二次電池を製造した。
比較例1
実施例1と同様の方法で実施するが、負極として保護層が形成されていないリチウム電極を使用し、正極としてS/C複合体を使用して、リチウム-硫黄二次電池を製造した。
比較例2
実施例1と同様の方法で実施するが、負極及び正極としてそれぞれ保護層が形成されていないリチウム電極を使って、リチウム-リチウム電池を製造した。
比較例3
実施例1と同様の方法で実施するが、保護層を形成する時AceNBの重合体(重量平均分子量180,000)を利用して形成された保護層を含むリチウム電極及びリチウム-硫黄二次電池を製造した。
比較例4
実施例1と同様の方法で実施するが、保護層を形成する時C10FNBの重合体を利用して形成された保護層を含むリチウム電極及びリチウム-硫黄二次電池を製造した。
実験例1:リチウム電極の放電容量及びクーロン効率測定
実施例及び比較例でそれぞれ製造されたコインセルを充放電機で充電及び放電率をそれぞれ2.8mA及び4.7mAに設定した後、サイクルを進行した。
図1は、実施例1及び比較例1でそれぞれ製造されたコインセルを充放電させて測定された放電容量(Specific Discharging Capacity)及びクーロン効率(Coulombic Efficiency)を示すグラフである。
図2は、実施例2及び比較例1でそれぞれ製造されたコインセルを充放電させて測定された放電容量及びクーロン効率を示すグラフである。
図3は、実施例3及び比較例1でそれぞれ製造されたコインセルを充放電させて測定された放電容量及びクーロン効率を示すグラフである。
図1を参照すれば、AceNBとC10FNBを7:3のモル比で共重合させて製造された共重合体を含む保護層が形成されたリチウム負極を含む実施例1は、保護層が形成されていないリチウム負極を含む比較例1に比べてサイクル寿命が増加したことが分かる。
図2を参照すれば、AceNBとC10FNBを5:5のモル比で共重合させて製造された共重合体を含む保護層が形成されたリチウム負極を含む実施例2は、保護層が形成されていないリチウム負極を含む比較例1に比べてサイクル寿命が増加したことが分かる。
図3を参照すれば、AceNBとC10FNBを3:7のモル比で共重合させて製造された共重合体を含む保護層が形成されたリチウム負極を含む実施例3は、保護層が形成されていないリチウム負極を含む比較例1に比べて充放電サイクル時に高い放電容量が発現されることが分かる。
図4は、比較例1及び比較例3でそれぞれ製造されたコインセルを充放電させて測定された放電容量及びクーロン効率を示すグラフである。
図4を参照すれば、比較例3はリチウム負極にAceNBのみを使用して保護層を形成した場合であって、正極と負極のいずれにも保護層が形成されていない比較例1に比べても放電容量及びサイクル寿命が減少したものと示された。これより、電池の放電容量とクーロン効率を向上させるためには、リチウム負極の保護層を形成するための物質としてAceNBとC10FNBがいずれも必要であることが分かる。
図5は、実施例1、7、8及び比較例1でそれぞれ製造されたコインセルを充放電させて測定された放電容量を示すグラフである。
図5を参照すれば、比較例1は実施例1、7、8に比べて放電容量が顕著に落ち、実施例中には実施例1のサイクルが繰り返されても放電容量が減少しないことを確認した。
図6は、比較例1及び比較例4でそれぞれ製造されたコインセルを充放電させて測定された放電容量を示すグラフである。
図6を参照すれば、比較例1及び比較例4は、いずれもサイクルが繰り返されるほど放電容量が顕著に低下することを確認した。
実験例2:リチウム電極の表面観察
図7は、実施例4ないし6及び比較例2のコインセル形態のリチウム-リチウム電池に対して25回充電及び放電した後、前記コインセルを分解して観察した充電状態のリチウム負極の表面を示す写真である。
図7を参照すれば、実施例4ないし6のリチウム負極は数回の充放電後にも比較例2に比べて均一な表面形状を示すことが分かる。
以上、本発明はたとえ限定された実施例と図面によって説明されたが、本発明はこれによって限定されず、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者によって本発明の技術思想と下記特許請求の範囲の均等範囲内で多様な修正及び変形が可能であることは勿論である。

Claims (10)

  1. リチウム金属:及び前記リチウム金属の少なくとも一面に形成された保護層;を含むリチウム電極において、
    前記保護層は、アセタール(acetal)とフッ素系物質を含む共重合体によって形成されたものであり、
    前記共重合体は、アセタールを含む単量体Aとフッ素系物質を含む単量体Bのランダム共重合体であり、
    前記アセタールを含む単量体Aは、(N-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-メチル)-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシイミド;N-(4-メチル-2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸イミド;N-(4-メチル-2,2,4-トリメチル-1,3-ジオキソラン)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸イミド;N-(5-メチル-2,2-ジメチル-1,3-ジオキサン)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸イミド;N-(5-メチル-2,2,5-トリメチル-1,3-ジオキサン)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸イミド;及び(2,2-ジメチル-1,3-ジオキソラン-4-イル)メチル-5-ノルボルネン-2-カルボキシレート;からなる群から選択される1種以上であり、
    前記フッ素系物質を含む単量体Bは、3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘプタデカフルオロデシル5-ノルボルネン-2-カルボキシレート(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-heptadecafluorodecyl5-norbornene-2-carboxylate);N-(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-ヘプタデカフルオロデシル)-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシミド(N-(3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,10-heptadecafluorodecyl)-5-norbornene-exo-2,3-dicarboximide);N-(2-(2,2,3,3,4,4,4-ヘプタフルオロブチル))-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸(N-(2-(2,2,3,3,4,4,4-heptafluorobutyl))-5-norbornene-2,3-dicarboxylic acid);N-(2-(2,2,3,3,4,4,4-ヘプタフルオロブチル))-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシイミド(N-(2-(2,2,3,3,4,4,4-heptafluorobutyl))-5-norbornene-exo-2,3-dicarboximide);N-(ペンタフルオロフェニル)-5-ノルボルネン-2,3-ジカルボン酸(N-(pentafluorophenyl)-5-norbornene-2,3-dicarboxylic acid);及びN-(ペンタフルオロフェニル)-5-ノルボルネン-エキソ-2,3-ジカルボキシイミド(N-(pentafluorophenyl)-5-norbornene-exo-2,3-dicarboximide);からなる群から選択される1種以上である、リチウム電極。
  2. 前記アセタールを含む単量体Aはアセタール官能基を含む単量体であって、前記アセタール官能基は、1,3-ジオキソラン(1,3-dioxolane)及び2-メチル-1,3-ジオキソラン(2-methyl-1,3-dioxolane)からなる群から選択される1種以上である、請求項に記載のリチウム電極。
  3. 前記フッ素系物質を含む単量体Bはフッ素系官能基を含む単量体であって、
    前記フッ素系官能基は、フルオロカーボン(fluorocarbon)及びペンタフルオロフェニル(pentafluorophenyl)からなる群から選択される1種以上である、請求項1又は2に記載のリチウム電極。
  4. 前記アセタールを含む単量体Aと前記フッ素系物質を含む単量体Bのモル比は3~7:7~3である、請求項からのいずれか一項に記載のリチウム電極。
  5. 前記保護層の厚さは0.1μmないし10μmである、請求項1からのいずれか一項に記載のリチウム電極。
  6. 前記リチウム金属は、集電体の一面に形成された層(layer)であるか、またはリチウム金属が粒子形態で集まった構造体形態である、請求項1からのいずれか一項に記載のリチウム電極。
  7. 前記リチウム金属の厚さは5μmないし150μmである、請求項1からのいずれか一項に記載のリチウム電極。
  8. 請求項1からのいずれか一項に記載のリチウム電極を含む、リチウム二次電池。
  9. 前記リチウム二次電池はリチウム-硫黄二次電池である、請求項に記載のリチウム二次電池。
  10. 前記単量体Aと単量体Bのランダム共重合体の重量平均分子量は、10,000ないし1,000,000である、請求項に記載のリチウム電極。
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