JP7049025B1 - クリーニング受渡し管理システム、方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】クリーニング衣類等の受渡しを無人で行えるクリーニング受渡しサービスの提供において、顧客の利便性と業務の効率化を更に推し進める。【解決手段】活動情報受信部105は、ユーザ101が利用する外部サービスシステム108から、ユーザ101に関する行動予定等の活動情報を受信する。受渡し予定情報生成部106は、受信した活動情報に基づいて、クリーニング品109の受渡し予定情報を生成する。そして、受渡し予定情報通知部107は、生成した受渡し予定情報を、ユーザ端末装置102又は外部サービスシステム108の管理コンピュータの何れか一方又は両方に通知する。ユーザ101又は外部サービスシステム108の担当者は、ユーザ端末装置102又は管理コンピュータに通知された受渡し予定情報に従って、無人受渡しスポット130のロッカー装置103を介して、ユーザ101のクリーニング品109の受渡しを行う。外部サービスシステム108で設定される行動予定等に対応した受入れ予定情報やロッカー装置103の場所が提示される。【選択図】図1

Description

本発明は、クリーニング衣類等の受渡しを無人で行えるクリーニング受渡し管理システム、方法、及びプログラムに関する。
従来、投げ込みポスト型や個別型のロッカー装置を利用し、更に顧客と運用業者間で顧客の携帯端末等を利用して情報をやりとりしながら、クリーニング衣類等の受け入れや、クリーニング工場でクリーニングされた洗濯物の引取りを、無人で行う技術が知られている(例えば特許文献1)。
特開2015-217040号公報
ところで、例えばドライクリーニングのニーズは、例えば結婚式、パーティー、葬儀、法事への出席における礼服の着用、出張先での会議やイベントへの出席におけるスーツの着用、各種施設での衣服の使用等に伴って発生する場合が多い。従って、これらの様々な場面に対応するサービスとクリーニングサービスとが連携できれば、各サービスの顧客に更なる利便性を与えることが期待できる。
また、クリーニングサービスの提供において、業務の更なる効率化と顧客に対する更なる利便性の提供も求められている。
しかしながら、上述の従来技術は、クリーニングサービスの提供において、古典的なIT(情報技術)技術等を利用することによって、顧客とクリーニング業者との間で、労力の省力化や利便性の向上を図るための技術であった。このため、クリーニングサービスと他のサービスとで連携を図ることは難しかった。また、人工知能やロボットといった最新のテクノロジーをクリーニングサービスにうまく活用することができていなかった。
そこで、本発明は、クリーニング受渡しサービスの提供において、顧客の利便性と業務の効率化を更に推し進めることを目的とする。
態様の一例のクリーニング受渡し管理システムは、ユーザが操作するユーザ端末装置との間で通信をしながら、ロッカー装置を介してユーザとクリーニング工場との間でクリーニング品の受渡しをさせることによって、ユーザが利用するクリーニング受渡しサービスを制御するクリーニング受渡し管理システムであって、ユーザが利用する外部サービスから、ユーザに関する活動情報を受信する活動情報受信部と、活動情報に基づいてユーザのクリーニング品の受渡し予定情報を生成する受渡し予定情報生成部と、受渡し予定情報をユーザ端末装置又は外部サービスの管理コンピュータの何れか一方又は両方に通知する受渡し予定情報通知部と、を備え、ユーザ又は外部サービスの担当者は、ユーザ端末装置又は管理コンピュータに通知された受渡し予定情報に従って、ロッカー装置を介してユーザのクリーニング品の受渡しを行う。
本発明によれば、クリーニング受渡しサービスの提供において、顧客の利便性と業務の効率化を更に推し進めることが可能となる。
実施形態のブロック図である。 クリーニング受渡し管理システム100のハードウェア構成例を示す図である。 外部サービスシステム連携処理の例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態(以下「本実施形態」と記載)のブロック図である。本実施形態は、大きく分けて、クリーニング受渡し管理システム100と、無人受渡しスポット130と、クリーニング工場104と、インターネット126とからなる。
無人受渡しスポット130には、本実施形態によるクリーニング受渡しサービスを利用するユーザ101からのクリーニング品109を受け入れ、また、ユーザ101にクリーニングが完了したクリーニング品109を引渡すための投げ込みポスト型ロッカー装置103(#1)や個別型ロッカー装置103(#2)等のロッカー装置103が設置される。
クリーニング受渡し管理システム100は、ユーザプロフィールDB(データベース)120、クリーニング管理DB121、ユーザ登録部122、受渡し管理部123、活動情報受信部105、受渡し予定情報生成部106、受渡し予定情報通知部107、価格最適化部110、洗浄方法指示部111、及びオプション注文レコメンド部112の各機能が、破線125として示されるように相互に連携する構成を有する。
クリーニング工場104には、工場スタッフ140が操作するクリーニング装置143が設置される。工場スタッフ140は、クリーニング装置143を操作してクリーニング作業を実施しながら、工場内端末装置141に接続されるタグリーダ/ライタ142を使ってクリーニング品109に付けられた例えばICタグに対して、情報の読み書きを行う。そして、工場スタッフ140は、工場内端末装置141を使って、クリーニング受渡し管理システム100と通信をしながら、クリーニング作業の進捗を管理する。
インターネット126上では、後述するオンラインカレンダーシステム108(#1)、旅行宿泊サービスシステム108(#2)、オンライン商取引システム108(#3)、施設サービスシステム108(#4)、又はスポーツ施設サービスシステム108(#5)等の外部サービスシステム108が運用される。これらの外部サービスシステム108は、クリーニング受渡し管理システム100と連携して、ユーザ101にクリーニング受渡しサービスを提供する。
上述の構成を有する本実施形態の基本的な動作について、まず説明する。第1番目の基本動作として、ユーザ101は、クリーニング受渡しサービスの申込みを行う。申込みの方法としては、以下に示すような方法を採用することができる。
<申込み方法1>ユーザ101は、ユーザ端末装置102において、指定アプリ114を、クリーニング受渡しサービスのWebサイトからダウンロードしてインストールする。ユーザ101は、ユーザ端末装置102において、その指定アプリ114をオープンした後、個人情報(氏名・住所・電話番号・生年月日等)及び決済情報(クレジットカード情報等)を入力し顧客登録を完了する。これに対して、クリーニング受渡し管理システム100のユーザ登録部122は、上記個人情報及び決済情報を受信して、ユーザプロフィールDB120に顧客登録する。顧客登録が完了した後、ユーザ登録部122は、個別の顧客番号を割り当て、ユーザ端末装置102の指定アプリ114に通知する。
<申込み方法2>ユーザ101は、ユーザ端末装置102において、指定アプリ114をダウンロードする代わりに、クリーニング受渡し管理システム100の指定のアドレスの申込みフォームにアクセスし、<申込み方法1>の場合と同様に個人情報と決済情報を入力し、個別の顧客番号の割当てを受ける。
<申込み方法3>ユーザ101は、紙の申込みシートに個人情報と決済情報を記入し、その記入内容に基づいて専用の端末装置から顧客登録を行い、個別の顧客番号の割当てを受ける。専用の端末装置は、例えば特には図示しない有人のクリーニング店舗に備え付けのものや、図1の個別型ロッカー装置103(#2)に備え付けのタッチパネル134等である。
<申込み方法4>ユーザ101は、例えばユーザ端末装置102である携帯電話から、クリーニング受渡しサービスの所定の電話番号にダイヤルし、その電話番号を用いて専用の端末で顧客登録を完了後、個別の顧客番号の割当てを受ける。
第2番目の基本動作として、ユーザ101は、無人受渡しスポット130のロッカー装置103を利用して、クリーニング品109をクリーニング受渡しサービスに預け入れる受入れ動作を行う。ロッカー装置103としては、投げ込みポスト型ロッカー装置103(#1)、又は個別型ロッカー装置103(#2)の、2種類を採用することができる。
<投げ込みポスト型ロッカー装置103(#1)の利用>ユーザ101は、顧客情報(顧客番号、電話番号、バーコード、QRコード(登録商標)、ICチップ等)が入った所定のランドリーバッグにクリーニング品109を入れ、又は顧客番号、電話番号、個人情報がわかるような紙等と共にクリーニング品109を袋又はバッグに入れ、受け入れボックスに投函する。このとき、顧客情報をスキャナ132で認識されるようにすることができる。このとき、クリーニング受渡し管理システム100の受渡し管理部123は、認識した顧客情報をユーザプロフィールDB120に問い合わせることにより、顧客と判断する。この結果、投げ込みポスト型ロッカー装置103(#1)の開口部131が解錠されて開くようにすることができる。なお、バッグにて個人情報が判断可能な場合は、施錠していないボックスでも回収可能なようにすることができる。
<個別型ロッカー装置103(#2)の利用>クリーニング品109の投函時に顧客情報(顧客番号、電話番号、バーコード、QRコード(登録商標)、ICチップ等)を認識できれば、履歴が残るためバッグに情報が無くても投函できる。ユーザ101は例えば、ユーザ端末装置102の指定アプリ114上に表示されたバーコード、又は専用のカードやレシートに印字されたバーコードを読取り機135にかざすことにより、顧客情報が読み取られる。或いは、顔認証技術によって顧客情報が読み取られるようにしてもよい。クリーニング受渡し管理システム100の受渡し管理部123は、読み取られた顧客情報をユーザプロフィールDB120に問い合わせることにより、ユーザ101がクリーニング受渡しサービスの顧客であると判断する。この結果、個別型ロッカー装置103(#2)の空いている何れかのロッカーボックス133が開扉され、ユーザ101はそのロッカーボックス133にクリーニング品109を入れることができる。なお、携帯電話から所定の電話番号にダイヤルし、解錠されれば顧客情報を認識できるので登録がなくても投函できるような技術も採用可能である。特に、顔認証の場合、ユーザ101が入店すると同時に例えば図1の撮像装置113によりユーザ101を撮像して顔認証を行って顧客を特定、記録し、受入れ用又は引取り用のロッカーボックス133の旋錠が解除されるようにすることができる。更に、パーソナライズにオプションの提案や納期の提案を行うようにしてもよい。
ロッカー装置103への投函時には、クリーニング受渡し管理システム100の受渡し管理部123が、どのユーザ101が、いつ、どのロッカーボックス133にクリーニング品109を投函したかを、クリーニング管理DB121に記録する。これと共に、受渡し管理部123は、これらの情報を、ユーザ端末装置102の指定アプリ114に直接、又はユーザ端末装置102の登録メールアドレスに通知するようにでき、或いは、レシートや受取票として、ロッカー装置103に備え付けの特には図示しないプリンタから紙で出力されるようにすることができる。
第3番目の基本動作として、ユーザ101は、クリーニング品109に関する相談を行いときには、例えば個別型ロッカー装置103(#2)に備え付けのタッチパネル134を介して、或いは、ユーザ端末装置102の指定アプリ114を通じて、相談ボタンをタップする。この結果、クリーニング受渡し管理システム100の受渡し管理部123が、例えばクリーニング工場104の工場スタッフ140が操作する工場内端末装置141と接続する。これにより、ユーザ101は、工場スタッフ140に、クリーニング品109に関する相談を、テキストチャット、音声、又はテレビカメラ映像を用いて行うことができる。このとき、工場スタッフ140は、無人受渡しスポット130に備え付けの撮像装置113やユーザ端末装置102のカメラを使って、クリーニング品109を確認し、専門家としての立場でアドバイスや提案を行うこともできる。
第4番目の基本動作として、ロッカー装置103へのクリーニング品109の投函後、クリーニング受渡し管理システム100の受渡し管理部123は、その旨を集配車150のドライバーが操作する集配端末装置151に通知することができる。これにより、集配車150のドライバーは、例えば定期ルート便による集配作業において、通知を受けた無人受渡しスポット130に出向き、通知を受けた投げ込みポスト型ロッカー装置103(#1)から、又は通知を受けた個別型ロッカー装置103(#2)のロッカーボックス133から、クリーニング品109を回収し、そのロッカーボックス133内の清掃、消毒を済ませ、そのクリーニング品109をクリーニング工場104に届けることができる。
第5番目の基本動作として、クリーニング工場104において、工場スタッフ140は、無人受渡しスポット130から回収したクリーニング品109を、1点1点確認しながら、工場内端末装置141からユーザ101の情報を含むクリーニング品109に関する情報を入力する。クリーニング受渡し管理システム100の受渡し管理部123は、工場内端末装置141で入力されたクリーニング品109に関する情報を、クリーニング管理DB121に登録する。
工場スタッフ140は、例えばクリーニング品109のボタンが取れている等の不具合を認識した場合には、その旨を工場内端末装置141から入力する。クリーニング受渡し管理システム100の受渡し管理部123は、その不具合をユーザ端末装置102の指定アプリ又はメールアドレスに通知することができる。
工場スタッフ140は、工場内端末装置141に接続されたタグリーダ/ライタ142から、上記クリーニング品109に関する情報をICタグに書き込み、そのICタグをクリーニング品109に添付するようにしてもよい。
工場スタッフ140は、このクリーニング品109の仕上がり日がわかった時点で、その日付情報を工場内端末装置141から入力する。また、工場スタッフ140は、クリーニング品109のクリーニングの進捗状況、クリーニングの終了、及びクリーニング品109の仕上がり写真を、工場内端末装置141から入力するようにしてもよい。クリーニング受渡し管理システム100の受渡し管理部123は、これらの情報を、クリーニング管理DB121に登録すると共に、ユーザ101のユーザ端末装置102の指定アプリ114やメールアドレスに通知することができる。
第6番目の基本動作として、クリーニング品109のクリーニングが完了したら、例えば以下の方法で引取り日の確認・予約を行うことができる。ユーザ101が、例えばユーザ端末装置102の指定アプリ114やメールでクリーニング品109に関する情報を受け取ったら、指定アプリ114やWeb上で引取り日の設定や確認を行う。ユーザ101は、引取り日が確定したタイミングで、例えばクレジットカードにて、代金の決済を完了させる。これらの情報は、クリーニング受渡し管理システム100の受渡し管理部123が、クリーニング工場104内の工場内端末装置141及び集配車150の集配端末装置151に通知する。この結果、指定の日時に、集配車150がクリーニング工場104から指定された無人受渡しスポット130にクリーニング品109を配送し、例えば個別型ロッカー装置103(#2)の空いているロッカーボックス133に、クリーニング品109を入れる。クリーニング受渡し管理システム100の受渡し管理部123は、クリーニング品109が入れられたロッカーボックス133等の情報等を、該当するユーザ101のユーザ端末装置102の指定アプリ114又はメールアドレスに通知する。
クリーニング品109の投函時に仕上がり予定日が明記されている場合、ユーザ101はその仕上がり日以降に無人受渡しスポット130に来店し、引取りのタイミングで指定アプリ114等から決済を行うようにしてもよい。
第7番目の基本動作として、ユーザ101は、クリーニング品109の引取りを行う。通知された無人受渡しスポット130に入店後、ユーザ101は例えば、ユーザ端末装置102の指定アプリ114上に表示されたバーコードを例えば個別型ロッカー装置103(#2)の読取り機135にかざす。この結果、クリーニング受渡し管理システム100の受渡し管理部123が、クリーニング管理DB121に問い合わせることにより顧客情報を判断し、指定されたロッカーボックス133が解錠され、扉が開閉可能になる。ユーザ101は、指示されたロッカーボックス133から仕上がったクリーニング品109を取り出し、扉を閉めて退店する。
例えば、ユーザ101が何日かクリーニング品109を取りに来なかったら、クリーニング受渡し管理システム100の受渡し管理部123は、宅配に切り替えるレコメンド通知をユーザ端末装置102の指定アプリ114又はメールアドレスに出すようにしてもよい。ユーザ101によって宅配が指示された場合、受渡し管理部123は、その旨を集配車150の集配端末装置151に通知する。この通知を受けて、集配車150のドライバーは、通知された無人受渡しスポット130の例えば個別型ロッカー装置103(#2)のロッカーボックス133からクリーニング品109を取り出し、そのクリーニング品109を通知されたユーザ101の自宅等に宅配する。
第8番目の基本動作として、ユーザ101は、クリーニング受渡しサービスの利用内容や仕上がったクリーニング品109について問合せやクレームを申し出たい場合には、例えば個別型ロッカー装置103(#2)に備え付けのタッチパネル134を介して、或いは、ユーザ端末装置102の指定アプリ114を通じて、クレームボタンをタップする。この結果、クリーニング受渡し管理システム100の受渡し管理部123が、前述した第3番目の基本動作の場合と同様にして、例えばクリーニング工場104の工場スタッフ140が操作する工場内端末装置141と接続する。これにより、ユーザ101は、工場スタッフ140に、クレーム等を申し出ることができる。
次に、本実施形態の特徴的な機能である、上述のクリーニング受渡しサービスと、外部サービスシステム108との連携動作について説明する。本実施形態では、クリーニング受渡し管理システム100の活動情報受信部105、受渡し予定情報生成部106、及び受渡し予定情報通知部107によって、インターネット126上で運用されている各種の外部サービスシステム108をクリーニング受渡しサービスに連携させることができる。図2は、外部サービスシステム連携処理を実行するクリーニング受渡し管理システム100のハードウェア構成例を示す図、図3は、図2に例示されるハードウェアによって実行される外部サービスシステム連携処理の例を示すフローチャートである。
図2は、実施形態による図1のクリーニング受渡し管理システム100のハードウェア構成例を示す図である。図2において、クリーニング受渡し管理システム100は、一般的なサーバコンピュータシステムの構成でよく、CPU(中央演算処理装置)201と、ROM(リードオンリーメモリ)202と、RAM(ランダムアクセスメモリ)203と、外部記憶装置204と、ネットワークインタフェース205が、システムバス206によって相互に接続された構成を備える。
図1のクリーニング受渡し管理システム100の105、106、107、110、111、112、122、及び123の各部は夫々、図2のCPU201が、ROM202又は外部記憶装置204からRAM203にロードした各制御プログラムを実行する機能部である。
また、外部記憶装置204は、図1のユーザプロフィールDB120及びクリーニング管理DB121として機能する。
前述した基本動作として説明したユーザ登録部122及び受渡し管理部123の処理は、既知の技術であり各種先行技術文献に開示されているため、その詳細な処理例は省略する。図2のCPU201は、図3のフローチャートとして例示される外部サービスシステム連携処理のプログラムを、ROM202又は外部記憶装置204からRAM203に読み出して、例えば定期的に実行する。
図3において、まず、図2のCPU201は、例えば指定アプリ114を介して申告されるユーザ101が利用する外部サービスシステム108から、図2のネットワークインタフェース205及びシステムバス206を介して、ユーザ101に関する活動情報を受信する活動情報受信処理を実行する(ステップS301)。この処理は、図1のクリーニング受渡し管理システム100の活動情報受信部105の機能に対応する。
次に、図2のCPU201は、ステップS301で受信した活動情報に基づいて、図1のユーザ101のクリーニング品109の受渡し予定情報を生成する受渡し予定情報生成処理を実行する(ステップS302)。この処理は、図1のクリーニング受渡し管理システム100の受渡し予定情報生成部106の機能に対応する。
そして、図2のCPU201は、ステップS302で生成した受渡し予定情報を、図1のユーザ端末装置102又は外部サービスシステム108の管理コンピュータ(図示せず)の何れか一方又は両方に通知する受渡し予定情報通知処理を実行する(ステップS303)。この処理は、図1のクリーニング受渡し管理システム100の受渡し予定情報通知部107の機能に対応する。
図1のユーザ101又は外部サービスシステム108の担当者は、上述の外部サービスシステム連携処理によってユーザ端末装置102又は管理コンピュータに通知された受渡し予定情報に従って、図1の無人受渡しスポット130のロッカー装置103(投げ込みポスト型ロッカー装置103(#1)又は個別型ロッカー装置103(#2))を介して、ユーザ101のクリーニング品109の受渡しを行う。
図1において、外部サービスシステム108として例えば、インターネット126上で運用される例えばGoogleカレンダー等のオンラインカレンダーシステム108(#1)を採用することができる。その場合の、図3の外部サービスシステム連携処理の具体的な処理について以下に説明する。
まず、図2のCPU201は、図1の活動情報受信部105の機能である図3のステップS301の活動情報受信処理において、図1のオンラインカレンダーシステム108(#1)が提供するオンラインカレンダー上でユーザ101が作成するユーザ101に関する行動予定を活動情報として受信する。この行動予定情報は例えば、ユーザ101が関わる冠婚葬祭、出張、会議、行事、又は旅行宿泊に関する日程情報を含む。
次に、図2のCPU201は、図1の受渡し予定情報生成部106の機能である図3のステップS302の受渡し予定情報生成処理において、ユーザ101の自宅又は職場に近いロッカー装置103をクリーニング品109の受渡しの推奨場所として提示する情報を、受渡し予定情報の一部として生成する。
また、CPU201は、行動予定情報から抽出した冠婚葬祭、出張、会議、行事、又は旅行宿泊に適した場所(例えば近い場所)のロッカー装置103をクリーニング品109の引渡しの推奨場所として提示する情報を、受渡し予定情報の一部として生成する。
一方、CPU201は、行動予定情報から抽出した行動予定情報に含まれる日程情報よりも早い第1の日程をクリーニング品109の受入れ期限日として提示する情報を、受渡し予定情報の一部として生成する。
また、CPU201は、上記第1の日程よりも遅く行動予定情報に含まれる日程情報よりも早い第2の日程をクリーニング品109の引渡し日として提示する情報を、受渡し予定情報の一部として生成する。
次に、図2のCPU201は、図1の受渡し予定情報通知部107の機能である図3のステップS303の受渡し予定情報通知処理において、ステップS302で生成した受渡し予定情報を、ユーザ端末装置102及びオンラインカレンダーシステム108(#1)の管理コンピュータ(図示せず)の両方に通知する。
上述の外部サービスシステム連携処理に基づいて、オンラインカレンダーシステム108(#1)の管理コンピュータは、図3のステップS303の受渡し予定情報通知処理により通知された受渡し予定情報を、対応するユーザ101のオンラインカレンダー上に提示する。
そして、ユーザ101は、ユーザ端末装置102に通知された又はオンラインカレンダー上に提示された受渡し予定情報に従って、ロッカー装置103を介してユーザ101のクリーニング品109の受渡しを行う。
このようにして、オンラインカレンダーのサービスとクリーニング受渡しサービスとが連携することにより、ユーザ101は、オンラインカレンダー上で自身が作成した行動予定に対応して、適切なタイミングでクリーニング受渡しサービスの利用のリマインダーを忘れずに受け取ることができ、また、行動予定で使用する礼服やスーツ等のクリーニング品109を、その行動予定に対応する地域のロッカー装置103で受け取ることができ、クリーニング受渡しサービスの利用の利便性が向上する。
上述のオンラインカレンダーシステム108(#1)とクリーニング受渡しサービスとの連携において、ユーザ101は例えば、インターネット126に接続されたスマートスピーカーに話しかけることにより、オンラインカレンダー上で行動予定情報を登録することができる。そして、オンラインカレンダーの管理コンピュータ又は図3のステップS303の受渡し予定情報通知処理を実行する図2のCPU201は、前述した行動予定情報に含まれる日程情報よりも前の所定の1回以上のタイミングで、受渡し予定情報の内容に対応する音声をスマートスピーカーからリマインドとして放音するようにしてもよい。これにより、ユーザ101がお年寄り等であった場合に、更に利便性が向上する。
図1において、外部サービスシステム108として例えば、インターネット126上で運用されるいわゆる旅行、ホテル予約サイト等の例えば旅行宿泊サービスシステム108(#2)を採用することができる。その場合の、図3の外部サービスシステム連携処理の具体的な処理について以下に説明する。
まず、図2のCPU201は、図1の活動情報受信部105の機能である図3のステップS301の活動情報受信処理において、図1の旅行宿泊サービスシステム108(#2)が提供するユーザ101に関する旅程やホテル宿泊予定等の行動予定を活動情報として受信する。この行動予定情報は、オンラインカレンダーシステム108(#1)の場合と同様の、例えばユーザ101が関わる冠婚葬祭、出張、会議、行事、又は旅行宿泊に関する日程情報を含む。
次に、オンラインカレンダーシステム108(#1)の場合と同様に、図2のCPU201は、図1の受渡し予定情報生成部106の機能である図3のステップS302の受渡し予定情報生成処理において、ユーザ101の自宅又は職場に近いロッカー装置103をクリーニング品109の受渡しの推奨場所として提示する情報を、受渡し予定情報の一部として生成する。
また、CPU201は、行動予定情報から抽出した冠婚葬祭、出張、会議、行事、又は旅行宿泊に適した場所(例えば近い場所)のロッカー装置103をクリーニング品109の引渡しの推奨場所として提示する情報を、受渡し予定情報の一部として生成する。
一方、CPU201は、行動予定情報から抽出した行動予定情報に含まれる日程情報よりも早い第1の日程をクリーニング品109の受入れ期限日として提示する情報を、受渡し予定情報の一部として生成する。
また、CPU201は、上記第1の日程よりも遅く行動予定情報に含まれる日程情報よりも早い第2の日程をクリーニング品109の引渡し日として提示する情報を、受渡し予定情報の一部として生成する。
次に、図2のCPU201は、図1の受渡し予定情報通知部107の機能である図3のステップS303の受渡し予定情報通知処理において、ステップS302で生成した受渡し予定情報を、少なくともユーザ端末装置102に通知する。
ユーザ101は、ユーザ端末装置102に通知された受渡し予定情報に従って、ロッカー装置103を介してユーザ101のクリーニング品109の受渡しを行う。
このようにして、旅行宿泊サービスシステム108(#2)とクリーニング受渡しサービスとが連携することにより、ユーザ101は、旅行宿泊予約サイト等で予約した行動予定に対応して、適切なタイミングでクリーニング受渡しサービスの利用のリマインダーを忘れずに受け取ることができ、また、行動予定で使用する礼服やスーツ等のクリーニング品109を、その行動予定に対応する地域のロッカー装置103で受け取ることができ、クリーニング受渡しサービスの利用の利便性が向上する。
図1において、外部サービスシステム108として例えば、インターネット126上で運用される、いわゆるオンラインフリーマーケットやネットオークション等のオンライン商取引システム108(#3)を採用することができる。オンラインフリーマーケットやネットオークションで売買される衣類等の商品は中古品である場合が多いため、商品の購入者は購入時にクリーニングをしたいというニーズがある。本実施形態は、そのようなニーズに応える連携サービスを提供する。その場合の、図3の外部サービスシステム連携処理の具体的な処理について以下に説明する。
まず、クリーニング受渡しサービスを利用する図1のユーザ101は例えば、オンライン商取引システム108(#3)の配送担当者である。
そして、図2のCPU201は、図1の活動情報受信部105の機能である図3のステップS301の活動情報受信処理において、売却又は購入された商品の発送地と、商品の配送先と、商品の配送予定日とを含む情報を、活動情報として受信する。
次に、図2のCPU201は、図1の受渡し予定情報生成部106の機能である図3のステップS302の受渡し予定情報生成処理において、図3のステップS301で受信した活動情報に含まれる商品の発送地に近いロッカー装置103を商品であるクリーニング品109の受け入れの推奨場所として提示する情報を含む、受渡し予定情報を生成する。
これにより、上記受渡し予定情報を通知されたオンライン商取引システム108(#3)の配送担当者は、商品の発送地の近傍のロッカー装置103を用いて、商品であるクリーニング品109の受け入れ作業を行うことができる。
また、クリーニング受渡しサービスの引渡し担当者は、クリーニングが完了したクリーニング品109である商品を、ステップS301で受信した活動情報に含まれる商品の配送先に、図1の集配車150に依頼して直接配送する。
このようにして、オンライン商取引サービスシステム108(#3)とクリーニング受渡しサービスとが連携することにより、オンライン商取引サービスシステム108(#3)の利用者にクリーニングされた綺麗な商品を届けることが可能となる。
図1において、外部サービスシステム108として例えば、インターネット126上で運用される、介護施設、幼稚園、保育園、又は児童養護施設を含む各種施設が提供する施設サービスシステム108(#4)を採用することができる。その場合の、図3の外部サービスシステム連携処理の具体的な処理について以下に説明する。
まず、クリーニング受渡しサービスを利用する図1のユーザ101は、上述の施設の担当者である。
そして、クリーニング受渡しサービスで提供される図1のロッカー装置103は、上述の施設内に設置される。
施設サービスシステム108(#4)とクリーニング受渡しサービスとが連携することにより、介護施設、幼稚園、保育園、又は児童養護施設を含む各種施設で発生するクリーニングのニーズに応えることができ、施設利用者の家族等のクリーニングの負担を軽減し、利便性を高めることが可能となる。
図1において、外部サービスシステム108として例えば、インターネット126上で運用される、スポーツ施設が提供するスポーツ施設サービスシステム108(#5)を採用することができる。その場合の、図3の外部サービスシステム連携処理の具体的な処理について以下に説明する。
まず、クリーニング受渡しサービスを利用する図1のユーザ101は、上述のスポーツ施設の利用者である。
そして、クリーニング受渡しサービスで提供される図1のロッカー装置103は、上述の施設内に設置される。
スポーツ施設サービスシステム108(#5)とクリーニング受渡しサービスとが連携することにより、スポーツ施設の利用者による使用済みのスポーツウェア等のクリーニングのニーズに応えることができ、スポーツ施設の利用者のクリーニングの負担を軽減し、利便性を高めることが可能となる。
次に、他のいくつかの実施形態について説明する。まず、他の第1の実施形態として、図1のクリーニング受渡し管理システム100の価格最適化部110は、過去におけるクリーニング工場104の稼働率とロッカー装置103の稼働状態に対するクリーニング受渡しサービスの運用効率の関係を機械学習し、現在におけるクリーニング工場104の稼働率とロッカー装置103の稼働状態に基づいて機械学習の結果に基づいて現在のクリーニング受渡しサービスの運用効率を算出することにより、依頼されるクリーニング品109の価格を最適化する。
価格最適化部110が提供する機能により、クリーニング工場104の稼働率やロッカー装置103の稼働数を計算し、混雑時を避けることで料金を低価格で提供することが可能となる。
また、クイックサービス(当日仕上がり)や急な対応は料金が高くなるが、機械学習(AI:人工知能)を利用することによって、クリーニング受渡しサービスを計画的に利用できるスケジューリングが可能となる。
他の第2の実施形態として、図1において、ロッカー装置103の近傍に、クリーニング品109を撮像する撮像装置113が設置される。そして、図1のロッカー装置103は、撮像装置113が撮像して得たクリーニング品109の大きさ及び量と、ユーザ101の属性情報とに基づいて、ロッカー装置103においてクリーニング品109に対して最適なサイズのロッカーボックスをクリーニング品109のために選択し解錠する。この構成により、ロッカー装置103の効率的な稼働が可能となる。
他の第3の実施形態として、図1において、ロッカー装置103の近傍に、クリーニング品109に添付されているケアラベルを撮像する撮像装置113が設置される。そして、図1のクリーニング受渡し管理システム100の洗浄方法指示部111は、撮像装置113が撮像して得たクリーニング品109のケアラベルを認識することにより、クリーニング工場104に対してクリーニング品109に対する最適な洗浄方法を指示する。クリーニング品109の多くを占める衣類には、必ずケアラベルをつけることが義務付けられている、また、商品は全てJANコードで管理されているため、それらをスキャンすることにより衣類メーカーが推奨する洗濯方法を自動で判断できるシステムが構築できる。それを元に、クリーニング工場104でクリーニングすることでコストを削減することが可能となり、品質の高いクリーニングサービスを提供することが可能となる。
なお、クリーニング品109には、ケアラベルの代わりにICタグが添付されていてもよく、上述の撮像装置113の代わりにICタグリーダが設置され、このICタグリーダを介してクリーニング品109のICタグが認識されることにより、クリーニング工場104に対してクリーニング品109に対する最適な洗浄方法等が指示されてもよい。
他の第4の実施形態として、図1のクリーニング受渡し管理システム100のオプション注文レコメンド部112は、過去におけるユーザ101によるクリーニング品109の注文属性を機械学習し、今回におけるユーザ101によるクリーニング品109の注文に際して、ユーザ端末装置102にオプション注文を推奨提示する。この構成により、ユーザ101に応じたきめの細かいクリーニング受渡しサービスを提供することが可能となる。
他の第5の実施形態として、図示しないが、図1の無人受渡しスポット130内に、ロッカー装置103によるクリーニング品109の受渡し方法をサポートするロボットを備える。この構成により、ユーザ101が迷うこと無くロッカー装置103を利用できるようになる。
他の第6の実施形態として、図示しないが、クリーニング品109の引渡しスケジュールに従って、クリーニング品109をユーザ101の自宅やオフィスに自動配送する配送ロボット又はドローンを備える。この構成により、クリーニング品109の引取りのために、ユーザ101が自分でロッカー装置103まで出向く必要がなくなり、特に高齢者ユーザや島嶼部若しくは山間部のユーザの利便性が向上する。
他の第7の実施形態として、クリーニング受渡し管理システム100を外部サービスシステム108である商品管理サービスと連携させることができる。この連携においては例えば、AIが自身が所有する洋服を全て管理し、スタイリスト機能、スケジュール機能と連携して、予定に来ていく洋服のチョイス、メンテナンスの管理までノーストレスで管理するように実施することができる。具体的には、クリーニングの利用タイミングを適切にアドバイスするように実施することができる。また、ワイシャツ等利用する物が少なくなったら、自動で利用時期を知らせるように実施することができる。更に、自宅のクローゼットをIoT化して、アプリで自身の洋服について、例えばクリーニング中又は保管中等、今どのような状態にあるかを確認できるように実施することができる。
他の第8の実施形態として、更に、洋服のレンタル事業とも連携してもよく、ファッショ管理を一元化するように実施することができる。
他の第9の実施形態として、クリーニング受渡し管理システム100を外部サービスシステム108である広告サービスと連携させることができる。これにより、ユーザ101の個人情報、所得している洋服のデータ、利用履歴、利用金額、利用時間から、最適化された広告をユーザ101に提案するように実施することができる。ユーザ端末装置102にインストールされた専用アプリ、店内のデジタルサイネージ、クリーニング品109のカバー・ビニール等を介して、広告を行うようにしてよい。
他の第10の実施形態として、クリーニング受渡し管理システム100にログの取得機能を付加することができる。例えば、ユーザ101によるロッカーの解錠のタイミングで撮像装置113により写真を撮影し、又はユーザ101が入店するタイミングで撮像装置113により顔認証を行い、動画を撮影する。これにより、いつ、誰が、どの商品を出したかの記録をとり、商品をお預かりした旨の連絡をユーザ端末装置102へ通知し、同時にこれらのデータを取得することで、マーケティング等に活用することができる。
他の第11の実施形態として、クリーニング受渡し管理システム100に下記のようなロッカー利用の最適化機能を付加することができる。例えば、無人受渡しスポット130のオープンからロッカー装置103の利用状況のデータを収集し、それを元にロッカー装置103の利用の最適化をAIにて判断する。利用率が設定値を超える場合は、利用料のダイナミックプライシング(変動価格制)を導入したり、ドミナント戦略で近隣への出店を事前に計画したりできる。クリーニング特有の立上りの悪さを活用し、データ取得した後のロッカー利用の最適化をAIが判断するようにできる。
他の第12の実施形態として、クリーニング受渡し管理システム100における投げ込みポスト型ロッカー装置103(#1)の利用におけるランドリーバッグとして、抗菌オリジナルバッグを採用できる。抗菌効果があるオリジナルのランドリーバッグを作成して、衛生法規を遵守したランドリーバッグにて受渡しを行うことが可能となる。
他の第13の実施形態として、クリーニング受渡し管理システム100を外部サービス108であるネットスーパーの配達サービスと連携させることができる。例えば、ネットスーパーや、注文料理の宅配サービス、宅配便の配達のタイミングで、情報を共有し、クリーニング品109を同時に受渡し可能な仕組みを構築できる。
他の第14の実施形態として、クリーニング受渡し管理システム100を外部サービス108である3Dプリントサービスと連携させることができる。無人受渡しスポット130に、3Dプリンタと連動するロッカー装置103を導入することにより、インターネットで購入した商品を引取ることができる。
他の第15の実施形態として、クリーニング受渡し管理システム100を外部サービス108であるバーチャル接客サービスと連携させることができる。ユーザ端末装置102の指定アプリ114や、無人受渡しスポット130に設置された端末装置等において、クリーニング品109の受渡しを、拡張現実又は人工知能の技術を用いたアンドロイド又は遠隔地のスタッフ若しくは有資格者等の専門スタッフが、ライブ映像又は音声、静止画像、若しくは動画像によりサポートする、バーチャル接客機能を導入することができる。これにより、クリーニング品109の無人受渡しにおけるユーザビリティを向上させることが可能となる。
以上説明した各実施形態において、図1のロッカー装置103(投げ込みポスト型ロッカー装置103(#1)又は個別型ロッカー装置103(#2))は、クリーニング受渡しサービスの運営者が提供するのではなく、外部サービスシステム108の運営会社が提供するものであってもよい。
100 クリーニング受渡し管理システム
101 ユーザ
102 ユーザ端末装置
103 ロッカー装置
103(#1) 投げ込みポスト型ロッカー装置
103(#2) 個別型ロッカー装置
104 クリーニング工場
105 活動情報受信部
106 受渡し予定情報生成部
107 受渡し予定情報通知部
108 外部サービスシステム
108(#1) オンラインカレンダーシステム
108(#2) 旅行宿泊サービスシステム
108(#3) オンライン商取引システム
108(#4) 施設サービスシステム
108(#5) スポーツ施設サービスシステム
109 クリーニング品
110 価格最適化部
111 洗浄方法指示部
112 オプション注文レコメンド部
113 撮像装置
114 指定アプリ
120 ユーザプロフィールDB
121 クリーニング管理DB
122 ユーザ登録部
123 受渡し管理部
126 インターネット
130 無人受渡しスポット
131 開口部
132 スキャナ
133 ロッカーボックス
134 タッチパネル
135 読取り機
140 工場スタッフ
141 工場内端末装置
142 タグリーダ/ライタ
150 集配車
151 集配端末装置

Claims (17)

  1. ユーザが操作するユーザ端末装置との間で通信をしながら、ロッカー装置を介して前記ユーザとクリーニング工場との間でクリーニング品の受渡しをさせることによって、前記ユーザが利用するクリーニング受渡しサービスを制御するクリーニング受渡し管理システムであって、
    前記ユーザが利用する外部サービスから、前記ユーザに関する活動情報を受信する活動情報受信部と、
    前記活動情報に基づいて前記ユーザのクリーニング品の受渡し予定情報を生成する受渡し予定情報生成部と、
    前記受渡し予定情報を前記ユーザ端末装置又は前記外部サービスの管理コンピュータの何れか一方又は両方に通知する受渡し予定情報通知部と、
    を備え、
    前記ユーザ又は前記外部サービスの担当者は、前記ユーザ端末装置又は前記管理コンピュータに通知された前記受渡し予定情報に従って、前記ロッカー装置を介して前記ユーザのクリーニング品の受渡しを行
    前記外部サービスは、旅行宿泊サービスシステムであり、
    前記活動情報受信部は、前記旅行宿泊サービスシステムが提供する前記ユーザに関する行動予定を前記活動情報として受信し、
    前記受渡し予定情報通知部は、前記受渡し予定情報を少なくとも前記ユーザ端末にリマインド通知する、
    クリーニング受渡し管理システム。
  2. 前記外部サービスは、オンラインカレンダーシステムであり、
    前記活動情報受信部は、前記オンラインカレンダーシステムが提供するオンラインカレンダー上で前記ユーザが作成する前記ユーザに関する行動予定を前記活動情報として受信し、
    前記受渡し予定情報通知部は、前記受渡し予定情報を前記ユーザ端末装置にリマインド通知すると共に前記管理コンピュータに通知し、
    前記管理コンピュータは、前記受渡し予定情報通知部から通知された前記受渡し予定情報を、前記受渡し予定情報に対応する前記ユーザの前記オンラインカレンダー上に提示し、
    前記ユーザは、前記ユーザ端末装置にリマインド通知された又は前記オンラインカレンダー上に提示された前記受渡し予定情報に従って前記ロッカー装置を介して前記ユーザのクリーニング品の受渡しを行う、
    請求項1に記載のクリーニング受渡し管理システム。
  3. 前記ユーザは、スマートスピーカーに話しかけることにより前記オンラインカレンダー上で行動予定情報を登録し、前記管理コンピュータ又は前記受渡し予定情報通知部は、前記行動予定情報に含まれる日程情報よりも前の所定の1回以上のタイミングで、前記受渡し予定情報の内容に対応する音声を前記スマートスピーカーからリマインド通知として放音する、請求項2に記載のクリーニング受渡し管理システム。
  4. ユーザが操作するユーザ端末装置との間で通信をしながら、ロッカー装置を介して前記ユーザとクリーニング工場との間でクリーニング品の受渡しをさせることによって、前記ユーザが利用するクリーニング受渡しサービスを制御するクリーニング受渡し管理システムであって、
    前記ユーザが利用する外部サービスから、前記ユーザに関する活動情報を受信する活動情報受信部と、
    前記活動情報に基づいて前記ユーザのクリーニング品の受渡し予定情報を生成する受渡し予定情報生成部と、
    前記受渡し予定情報を前記ユーザ端末装置又は前記外部サービスの管理コンピュータの何れか一方又は両方に通知する受渡し予定情報通知部と、
    を備え、
    前記ユーザ又は前記外部サービスの担当者は、前記ユーザ端末装置又は前記管理コンピュータに通知された前記受渡し予定情報に従って、前記ロッカー装置を介して前記ユーザのクリーニング品の受渡しを行い、
    前記外部サービスは、ネットスーパーの配達サービス、注文料理の宅配サービス、又は宅配便の配達サービスであり、配達又は宅配の情報を共有することにより、該配達又は宅配と同時に前記クリーニング品の受渡しを行う、クリーニング受渡し管理システム。
  5. ユーザが操作するユーザ端末装置との間で通信をしながら、ロッカー装置を介して前記ユーザとクリーニング工場との間でクリーニング品の受渡しをさせることによって、前記ユーザが利用するクリーニング受渡しサービスを制御するクリーニング受渡し管理システムであって、
    前記ユーザが利用する外部サービスから、前記ユーザに関する活動情報を受信する活動情報受信部と、
    前記活動情報に基づいて前記ユーザのクリーニング品の受渡し予定情報を生成する受渡し予定情報生成部と、
    前記受渡し予定情報を前記ユーザ端末装置又は前記外部サービスの管理コンピュータの何れか一方又は両方に通知する受渡し予定情報通知部と、
    を備え、
    前記ユーザ又は前記外部サービスの担当者は、前記ユーザ端末装置又は前記管理コンピュータに通知された前記受渡し予定情報に従って、前記ロッカー装置を介して前記ユーザのクリーニング品の受渡しを行い、
    動予定情報は、前記ユーザが関わる冠婚葬祭、出張、会議、行事、又は旅行宿泊に関する日程情報を含み、
    前記受渡し予定情報生成部は、前記ユーザの自宅又は職場に近い前記ロッカー装置を前記クリーニング品の受渡しの推奨場所として提示する情報と、前記行動予定情報から抽出した前記冠婚葬祭、前記出張、前記会議、前記行事、又は前記旅行宿泊に適した場所の前記ロッカー装置を前記クリーニング品の引渡しの推奨場所として提示する情報と、前記行動予定情報から抽出した前記日程情報よりも早い第1の日程を前記クリーニング品の受入れ期限日として提示する情報と、前記第1の日程よりも遅く前記日程情報よりも早い第2の日程を前記クリーニング品の引渡し日として提示する情報とを、前記受渡し予定情報として生成する
    クリーニング受渡し管理システム。
  6. ユーザが操作するユーザ端末装置との間で通信をしながら、ロッカー装置を介して前記ユーザとクリーニング工場との間でクリーニング品の受渡しをさせることによって、前記ユーザが利用するクリーニング受渡しサービスを制御するクリーニング受渡し管理システムであって、
    前記ユーザが利用する外部サービスから、前記ユーザに関する活動情報を受信する活動情報受信部と、
    前記活動情報に基づいて前記ユーザのクリーニング品の受渡し予定情報を生成する受渡し予定情報生成部と、
    前記受渡し予定情報を前記ユーザ端末装置又は前記外部サービスの管理コンピュータの何れか一方又は両方に通知する受渡し予定情報通知部と、
    を備え、
    前記ユーザ又は前記外部サービスの担当者は、前記ユーザ端末装置又は前記管理コンピュータに通知された前記受渡し予定情報に従って、前記ロッカー装置を介して前記ユーザのクリーニング品の受渡しを行い、
    前記外部サービスは、オンライン商取引サービスであり、
    前記ユーザは、前記オンライン商取引サービスの配送担当者であり、
    前記活動情報受信部は、売却又は購入された商品の発送地と、前記商品の配送先と、前記商品の配送予定日とを含む情報を、前記活動情報として受信し、
    前記受渡し予定情報生成部は、前記活動情報に含まれる前記商品の発送地に近い前記ロッカー装置を前記商品である前記クリーニング品の受け入れの推奨場所として提示する情報を、前記受渡し予定情報として生成し、
    前記クリーニング受渡しサービスの引渡し担当者は、クリーニングが完了した前記クリーニング品である前記商品を、前記活動情報に含まれる前記商品の配送先に直接配送する
    クリーニング受渡し管理システム。
  7. ユーザが操作するユーザ端末装置との間で通信をしながら、ロッカー装置を介して前記ユーザとクリーニング工場との間でクリーニング品の受渡しをさせることによって、前記ユーザが利用するクリーニング受渡しサービスを制御するクリーニング受渡し管理システムであって、
    前記ユーザが利用する外部サービスから、前記ユーザに関する活動情報を受信する活動情報受信部と、
    前記活動情報に基づいて前記ユーザのクリーニング品の受渡し予定情報を生成する受渡し予定情報生成部と、
    前記受渡し予定情報を前記ユーザ端末装置又は前記外部サービスの管理コンピュータの何れか一方又は両方に通知する受渡し予定情報通知部と、
    を備え、
    前記ユーザ又は前記外部サービスの担当者は、前記ユーザ端末装置又は前記管理コンピュータに通知された前記受渡し予定情報に従って、前記ロッカー装置を介して前記ユーザのクリーニング品の受渡しを行い、
    前記外部サービスは、介護施設、幼稚園、保育園、又は児童養護施設を含む施設が提供する施設サービスであり、
    前記ユーザは、前記施設の担当者であり、
    前記ロッカー装置は、前記施設内に設置され、
    前記活動情報受信部は、前記施設サービスによって提供される前記施設サービスの利用者の利用スケジュールを前記活動情報として受信し、
    前記受渡し予定情報通知部は、前記活動情報に基づいて生成した前記受渡し予定情報を、前記ユーザ端末装置にリマインド通知する
    クリーニング受渡し管理システム。
  8. ユーザが操作するユーザ端末装置との間で通信をしながら、ロッカー装置を介して前記ユーザとクリーニング工場との間でクリーニング品の受渡しをさせることによって、前記ユーザが利用するクリーニング受渡しサービスを制御するクリーニング受渡し管理システムであって、
    前記ユーザが利用する外部サービスから、前記ユーザに関する活動情報を受信する活動情報受信部と、
    前記活動情報に基づいて前記ユーザのクリーニング品の受渡し予定情報を生成する受渡し予定情報生成部と、
    前記受渡し予定情報を前記ユーザ端末装置又は前記外部サービスの管理コンピュータの何れか一方又は両方に通知する受渡し予定情報通知部と、
    を備え、
    前記ユーザ又は前記外部サービスの担当者は、前記ユーザ端末装置又は前記管理コンピュータに通知された前記受渡し予定情報に従って、前記ロッカー装置を介して前記ユーザのクリーニング品の受渡しを行い、
    前記外部サービスは、スポーツに関する施設が提供するスポーツ施設サービスであり、
    前記ユーザは、前記施設の利用者であり、
    前記ロッカー装置は、前記施設内に設置され、
    前記活動情報受信部は、前記スポーツ施設サービスによって提供される前記ユーザの予約スケジュール又はトレーニングスケジュールを前記活動情報として受信し、
    前記受渡し予定情報通知部は、前記活動情報に基づいて生成した前記受渡し予定情報を、前記ユーザ端末装置にリマインド通知する
    クリーニング受渡し管理システム。
  9. 前記ロッカー装置は、前記外部サービスの運営会社が提供する、請求項1乃至8の何れかに記載のクリーニング受渡し管理システム。
  10. 前記外部サービスは商品管理サービスであり、該商品管理サービスにおいて、前記クリーニング品のチョイス、利用時期、又はクリーニング時期を、AIによる判断に基づいて前記ユーザ端末装置に通知する、請求項1に記載のクリーニング受渡し管理システム。
  11. 前記外部サービスは衣類、靴、バッグ、又はアクセサリ類のレンタルサービスであり、該レンタルサービスにおけるレンタル品を前記クリーニング品として管理する、請求項1に記載のクリーニング受渡し管理システム。
  12. 前記外部サービスは広告サービスであり、前記ユーザの個人情報又は前記ユーザによる前記クリーニング品の利用履歴、利用金額、利用時間に基づいて、前記ユーザ端末装置、無人受渡しスポットのデジタルサイネージディスプレイ、又は前記クリーニング品の受渡しを行うためのランドリーバッグを介して、最適化された広告を行う、請求項1に記載のクリーニング受渡し管理システム。
  13. 前記ユーザによる前記ロッカー装置の利用ログを取得する手段を更に備える、請求項1に記載のクリーニング受渡し管理システム。
  14. 前記ユーザによる前記ロッカー装置の資料ログを解析することにより、前記ロッカー装置の利用の最適化を行う、請求項1に記載のクリーニング受渡し管理システム。
  15. 前記クリーニング品の受渡しを抗菌作業を施したランドリーバッグを使用する、請求項1に記載のクリーニング受渡し管理システム。
  16. ユーザが操作するユーザ端末装置との間で通信をしながら、ロッカー装置を介して前記ユーザとクリーニング工場との間でクリーニング品の受渡しをさせることによって、前記ユーザが利用するクリーニング受渡しサービスを制御するクリーニング受渡し管理方法であって、
    前記ユーザが利用する外部サービスから、前記ユーザに関する活動情報を受信し、
    前記活動情報に基づいて前記ユーザの前記クリーニング品の受渡し予定情報を生成し、
    前記受渡し予定情報を前記ユーザ端末装置又は前記外部サービスの管理コンピュータの何れか一方又は両方に通知し、
    前記ユーザ又は前記外部サービスの担当者は、前記ユーザ端末装置又は前記管理コンピュータに通知された前記受渡し予定情報に従って、前記ロッカー装置を介して前記ユーザのクリーニング品の受渡しを行
    前記外部サービスは、旅行宿泊サービスシステムであり、
    前記活動情報受信部は、前記旅行宿泊サービスシステムが提供する前記ユーザに関する行動予定を前記活動情報として受信し、
    前記受渡し予定情報通知部は、前記受渡し予定情報を少なくとも前記ユーザ端末にリマインド通知する、
    クリーニング受渡し管理方法。
  17. ユーザが操作するユーザ端末装置との間で通信をしながら、ロッカー装置を介して前記ユーザとクリーニング工場との間でクリーニング品の受渡しをさせることによって、前記ユーザが利用するクリーニング受渡しサービスを制御するコンピュータに、
    前記ユーザが利用する外部サービスから、前記ユーザに関する活動情報を受信し、
    前記活動情報に基づいて前記ユーザの前記クリーニング品の受渡し予定情報を生成し、
    前記受渡し予定情報を前記ユーザ端末装置又は前記外部サービスの管理コンピュータの何れか一方又は両方に通知
    前記外部サービスは、旅行宿泊サービスシステムであり、
    前記活動情報受信部は、前記旅行宿泊サービスシステムが提供する前記ユーザに関する行動予定を前記活動情報として受信し、
    前記受渡し予定情報通知部は、前記受渡し予定情報を少なくとも前記ユーザ端末にリマインド通知する、処理を実行させるためのプログラム。
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