JP7048012B2 - 制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7048012B2
JP7048012B2 JP2020155548A JP2020155548A JP7048012B2 JP 7048012 B2 JP7048012 B2 JP 7048012B2 JP 2020155548 A JP2020155548 A JP 2020155548A JP 2020155548 A JP2020155548 A JP 2020155548A JP 7048012 B2 JP7048012 B2 JP 7048012B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical filter
image pickup
optical
filter
optical path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020155548A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022049370A (ja
Inventor
達也 中辻
大 飯沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SZ DJI Technology Co Ltd
Original Assignee
SZ DJI Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SZ DJI Technology Co Ltd filed Critical SZ DJI Technology Co Ltd
Priority to JP2020155548A priority Critical patent/JP7048012B2/ja
Publication of JP2022049370A publication Critical patent/JP2022049370A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7048012B2 publication Critical patent/JP7048012B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、「交換レンズ2とセンサ41との間において光軸C0方向における互いに異なる位置に、光透過率が異なるフィルタ109が配置される」と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2013-92664号公報
太陽光などの強い光が光学フィルタまたはイメージセンサに悪影響を及ぼす可能性がある。
本発明の一態様に係る制御装置は、イメージセンサと、イメージセンサの前面側に配置され、光路に対して挿入または退避可能に配置されるN層(Nは、2以上の整数)の光学フィルタとを備える撮像装置を制御する制御装置でよい。制御装置は、N層の光学フィルタのそれぞれの光路への挿入または光路からの退避を制御するように構成される回路を備えてよい。回路は、撮像装置の電源をオフする指示を検知すると、光路にN-1以下の層の光学フィルタが挿入されている場合、N-1より多い層の光学フィルタを光路に挿入するように構成されてよい。
N層の光学フィルタは、第1減光率の第1光学フィルタと、第1減光率より高い第2減光率の第2光学フィルタと、第2減光率より高い第3減光率の第3光学フィルタと、第3減光率より高い第4減光率の第4光学フィルタとを含んでよい。回路は、第4光学フィルタが光路に挿入されている状態で、撮像装置の電源をオフする指示を検知すると、第1光学フィルタ及び第2光学フィルタの少なくとも一方を光路に挿入した後、撮像装置の電源をオフするように構成されてよい。
第2光学フィルタは、第1光学フィルタよりイメージセンサ側に配置されてよい。第3光学フィルタは、第2光学フィルタよりイメージセンサ側に配置されてよい。第4光学フィルタは、第3光学フィルタと同一の層に、第3光学フィルタと入れ替えて光路に挿入可能でよい。
回路は、第4光学フィルタが光路に挿入されている状態で、撮像装置の電源をオフする指示を検知すると、第4光学フィルタを光路から退避させ、第1光学フィルタ、第2光学フィルタ、及び第3光学フィルタを光路に挿入した後、撮像装置の電源をオフするように構成されてよい。
N層の光学フィルタは、第1減光率の第1光学フィルタと、第1減光率より高い第2減光率の第2光学フィルタと、第2減光率より高い第3減光率の第3光学フィルタとを含んでよい。回路は、第3光学フィルタが光路に挿入されている状態で、撮像装置の電源をオフする指示を検知すると、第3光学フィルタを光路から退避させ、第1光学フィルタ及び第2光学フィルタの少なくとも一方を光路に挿入した後、撮像装置の電源をオフするように構成されてよい。
本発明の一態様に係る制御装置は、イメージセンサと、イメージセンサの前面側に配置され、光路に対して挿入または退避可能に配置されるN層(Nは、2以上の整数)の光学フィルタとを備える撮像装置を制御する制御装置でよい。制御装置は、N層の光学フィルタのそれぞれの光路への挿入または光路からの退避を制御するように構成される回路を備えてよい。回路は、第1減光率を示す第1設定値に設定する指示を受けると、撮像装置が第1の撮像モードの場合、第1設定値に対応するM層(Mは、N以下の整数)の光学フィルタを挿入し、撮像装置が第2の撮像モードの場合、第1設定値に対応するMより小さいL層(Lは、Mより小さい整数)の光学フィルタを挿入するように構成されてよい。
N層のフィルタは、第1減光率の第1光学フィルタと、第1減光率より高い第2減光率の第2光学フィルタと、第2減光率より高い第3減光率の第3光学フィルタと、第3減光率より高い第4減光率の第4光学フィルタとを含んよい。第1光学フィルタ、第2光学フィルタ、及び第3光学フィルタのそれぞれを光路に挿入した場合の減光率を示す合計の設定値、及び第4光学フィルタを光路に挿入した場合の減光率を示す設定値は、第1設定値でよい。
回路は、第1設定値に設定する指示を受けると、撮像装置が第1の撮像モードの場合、第1光学フィルタ、第2光学フィルタ、及び第3光学フィルタのそれぞれを光路に挿入し、撮像装置が第2の撮像モードの場合、第4光学フィルタを光路に挿入するように構成されてよい。
第2光学フィルタは、第1光学フィルタよりイメージセンサ側に配置されてよい。第3光学フィルタは、第2光学フィルタよりイメージセンサ側に配置されてよい。第4光学フィルタは、第3光学フィルタと同一の層に、第3光学フィルタと入れ替えて光路に挿入可能でよい。
N層の光学フィルタは、第1減光率の第1光学フィルタと、第1減光率より高い第2減光率の第2光学フィルタと、第2減光率より高い第3減光率の第3光学フィルタとを含んでよい。第1光学フィルタ、及び第2光学フィルタのそれぞれを光路に挿入した場合の減光率を示す合計の設定値、及び第3光学フィルタを光路に挿入した場合の減光率を示す設定値は、第1設定値でよい。回路は、第1設定値に設定する指示を受けると、撮像装置が第1の撮像モードの場合、第1光学フィルタ、及び第2光学フィルタのそれぞれを光路に挿入し、撮像装置が第2の撮像モードの場合、第3光学フィルタを光路に挿入するように構成される。
本発明の一態様に係る撮像装置は、上記制御装置と、イメージセンサと、N層の光学フィルタとを備えてよい。
本発明の一態様に係る制御方法は、イメージセンサと、イメージセンサの前面側に配置され、光路に対して挿入または退避可能に配置されるN層(Nは、2以上の整数)の光学フィルタとを備える撮像装置を制御する制御方法でよい。制御方法は、N層の光学フィルタのそれぞれの光路への挿入または光路からの退避を制御する段階を備えてよい。段階は、撮像装置の電源をオフする指示を検知すると、光路にN-1以下の層の光学フィルタが挿入されている場合、N-1より多い層の光学フィルタを光路に挿入する段階を含んでよい。
イメージセンサと、イメージセンサの前面側に配置され、光路に対して挿入または退避可能に配置されるN層(Nは、2以上の整数)の光学フィルタとを備える撮像装置を制御する制御装置でよい。制御装置は、N層の光学フィルタのそれぞれの光路への挿入または光路からの退避を制御する段階を備えてよい。段階は、第1減光率を示す第1設定値に設定する指示を受けると、撮像装置が第1の撮像モードの場合、第1設定値に対応するM層(Mは、N以下の整数)の光学フィルタを挿入し、撮像装置が第2の撮像モードの場合、第1設定値に対応するMより小さいL層(Lは、Mより小さい整数)の光学フィルタを挿入する段階を含んでよい。
本発明の一態様に係るプログラムは、上記制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムでよい。
本発明の一態様によれば、太陽光などの強い光で光学フィルタまたはイメージセンサに悪影響を及ぼすことを抑制できる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
撮像装置の撮像面側から見た外観斜視図である。 撮像装置の機能ブロックの一例を示す図である。 光学フィルタ装置の側面側から見た模式的な断面図である。 光学フィルタの配置状態を正面側から見た図である。 光学フィルタの配置状態を正面側から見た図である。 光学フィルタの配置状態を正面側から見た図である。 撮像装置の電源をオフする場合の光学フィルタ装置の制御手順の一例を示すフローチャートである。 撮像装置の電源をオフする場合の光学フィルタ装置の制御手順の他の一例を示すフローチャートである。 ND値としてND128が設定された場合の光学フィルタ装置の制御手順の一例を示すフローチャートである。 無人航空機及び遠隔操作装置の外観の一例を示す図である。 ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
特許請求の範囲、明細書、図面、及び要約書には、著作権による保護の対象となる事項が含まれる。著作権者は、これらの書類の何人による複製に対しても、特許庁のファイルまたはレコードに表示される通りであれば異議を唱えない。ただし、それ以外の場合、一切の著作権を留保する。
本発明の様々な実施形態は、フローチャート及びブロック図を参照して記載されてよく、ここにおいてブロックは、(1)操作が実行されるプロセスの段階または(2)操作を実行する役割を持つ装置の「部」を表わしてよい。特定の段階及び「部」が、プログラマブル回路、及び/またはプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/またはアナログハードウェア回路を含んでよい。集積回路(IC)及び/またはディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。再構成可能なハードウェア回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、及び他の論理操作、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含んでよい。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよい。その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードの何れかを含んでよい。ソースコードまたはオブジェクトコードは、従来の手続型プログラミング言語を含む。従来の手続型プログラミング言語は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語でよい。コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供されてよい。プロセッサまたはプログラマブル回路は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
図1は、本実施形態に係る撮像装置100の撮像面側から見た外観斜視図である。撮像装置100は、イメージセンサ120と、撮像装置100に交換レンズを着脱可能に連結するマウント800とを備える。
撮像装置100は、交換レンズを装着した状態で、撮像装置100の姿勢を調整する支持機構に支持されてよい。撮像装置100は、移動体に搭載されてよい。撮像装置100は、支持機構を介して移動体に搭載されてよい。移動体とは、空中を移動する飛行体、地上を移動する車両、水上を移動する船舶等を含む概念である。空中を移動する飛行体とは、無人航空機(UAV)の他、空中を移動する他の航空機、飛行船、ヘリコプター等を含む概念である。
図2は、撮像装置100の機能ブロックの一例である。撮像装置100は、撮像制御部110、イメージセンサ120、メモリ130、光学フィルタ装置500、及びマウント800を備える。イメージセンサ120は、CCDまたはCMOSにより構成されてよい。イメージセンサ120は、交換レンズを介して結像された光学像を撮像し、撮像された画像を撮像制御部110に出力する。イメージセンサ120は、光学フィルタ装置500を通過した光を受光する。撮像制御部110は、CPUまたはMPUなどのマイクロプロセッサ、MCUなどのマイクロコントローラなどにより構成されてよい。撮像制御部110は、撮像装置100の動作命令に応じて、撮像装置100を制御してよい。
メモリ130は、コンピュータ可読可能な記録媒体でよく、SRAM、DRAM、EPROM、EEPROM(登録商標)、USBメモリ、及びソリッドステートドライブ(SSD)などのフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでよい。メモリ130は、撮像制御部110がイメージセンサ120などを制御するのに必要なプログラム等を格納する。メモリ130は、撮像装置100の筐体の内部に設けられてよい。メモリ130は、撮像装置100の筐体から取り外し可能に設けられてよい。
光学フィルタ装置500は、イメージセンサ120の前面側に配置され、イメージセンサ120に入射される光の量を調整する。マウント800は、交換レンズを撮像装置100に着脱可能に連結するための機械的構造を有する。マウント800は、イメージセンサ120の撮像面に対向する位置に配置される。マウント800は、ロックピン801、及び電気接点802を有する。ロックピン801は、ばねなどの弾性体により物体側に付勢されて設けられている。交換レンズがロックピン801を撮像面側に押し付けながら回転して、交換レンズが予め定められた位置まで回転すると、ロックピン801が交換レンズの位置決め用の挿入孔に嵌り、交換レンズが撮像装置100にロックされる。また、交換レンズが予め定められた位置まで回転すると、電気接点802と、交換レンズの電気接点とが電気的に接続される。
図3は、光学フィルタ装置500の側面側から見た模式的な断面図である。光学フィルタ装置500は、3層の光学フィルタを有する。光学フィルタ装置500は、N層(Nは、2以上の整数)の光学フィルタを有してよい。光学フィルタ装置500は、第1層に配置され、撮像装置100の光路に挿入可能な光学フィルタとして、ND2の減光フィルタ510を備える。光学フィルタ装置500は、第1層に配置され、減光フィルタ510と入れ替えて光路に挿入可能なクリアガラス512をさらに備える。光学フィルタ装置500は、第2層に配置され、光路に挿入可能な光学フィルタとして、ND4の減光フィルタ514を備える。光学フィルタ装置500は、第2層に配置され、減光フィルタ514と入れ替えて光路に挿入可能なクリアガラス516をさらに備える。光学フィルタ装置500は、第3層に配置され、光路に挿入可能な光学フィルタとして、ND16の減光フィルタ518を備える。光学フィルタ装置500は、第3層に配置され、減光フィルタ518と入れ替えて光路に挿入可能な光学フィルタとして、ND128の減光フィルタ520をさらに備える。光学フィルタ装置500は、クリアガラス512またはクリアガラス516の代わりに、ND2またはND4以外の異なるND値の減光フィルタを備えてもよい。
図3は、第1層に、ND2の減光フィルタ510が光路に挿入され、第2層に、クリアガラス516が光路に挿入されている状態の光学フィルタ装置500を示す。
図4A、図4B、及び図4Cは、光学フィルタの配置状態を正面側から見た図である。図4A、図4B、及び図4Cでは、第1層の光学フィルタを示すが、第2層、及び第3層の光学フィルタも同一の構造でよい。図4Aは、クリアガラス512が光路に挿入された状態を示す。図4Bは、減光フィルタ510が光路に挿入された状態を示す。図4Cは、減光フィルタ510及びクリアガラス512のいずれも光路に挿入されていな状態を示す。
減光フィルタ510は、保持枠511に保持され、棒状の軸である2つの支持体530に沿ってスライドする。クリアガラス512は、保持枠513に保持され、2つの支持体530に沿ってスライドする。保持枠511及び保持枠513は、ギア機構を介して電動機と機械的に係合してよい。電動機の動力がギア機構に伝達され、保持枠511及び保持枠513が2つの支持体530に沿ってスライドする。これにより、減光フィルタ510及びクリアガラス512が、撮像装置100の光路に対して挿入または退避される。
以上のように構成された光学フィルタ装置500を備える撮像装置100において、太陽光などの強い光で減光フィルタまたはイメージセンサ120に悪影響が及ぼされることを防止する。
ND128などのように減光率が高い減光フィルタは、エネルギー吸収率が高い。そのため、そのような減光フィルタに太陽光などの強い光を集光して照射し続けると、減光フィルタは焼き付けを起こしたり、破損したりする可能性がある。一方で、減光フィルタを挿入せず、太陽光などの強い光を集光してイメージセンサ120に照射し続けると、イメージセンサ120に画素欠陥などの悪影響を及ぼす可能性がある。
例えば、撮像装置100が野外に放置された場合、太陽光の影響で、イメージセンサ120に悪影響を及ぼす可能性がある。そこで、撮像制御部110は、撮像装置100の電源をオフする指示を検知すると、挿入可能な光学フィルタの枚数より少ない枚数のフィルタのみが撮像装置100の光路に挿入されている場合には、現在挿入されている枚数よりも多い枚数のフィルタを光路に挿入するように光学フィルタ装置500を制御する。
光学フィルタ装置500は、光路に対して挿入または退避可能に配置されるN層(Nは、2以上の整数)のフィルタを備える。撮像制御部110は、撮像装置100の電源をオフする指示を検知すると、光路にN-1以下の層の光学フィルタが挿入されている場合、N-1より多い層の光学フィルタを光路に挿入する。
例えば、光学フィルタ装置500は、光路に対して挿入または退避可能に配置される3層の光学フィルタを備える。撮像制御部110は、撮像装置100の電源をオフする指示を検知すると、光路に1層の光学フィルタがすでに挿入されている場合、さらに1層または2層の光学フィルタを光路に挿入するように光学フィルタ装置500を制御した後、撮像装置100の電源をオフする。
光学フィルタ装置500は、図3に示すように、ND2の減光フィルタ510と、減光フィルタ510よりイメージセンサ120側に配置されるND4の減光フィルタ514と、減光フィルタ514よりイメージセンサ120側に配置されるND16の減光フィルタ518と、減光フィルタ518と同一の層に配置され、減光フィルタ510と入れ替えて挿入可能なND128の減光フィルタ520とを備えてよい。
そして、ND128の減光フィルタ520が光路に挿入されている状態で、撮像制御部110が、撮像装置100の電源をオフする指示を検知すると、撮像制御部110は、ND128の減光フィルタ520を光路から退避させた後、ND2の減光フィルタ510、ND4の減光フィルタ514、及びND16の減光フィルタ518を光路に挿入するように光学フィルタ装置500を制御し、その後、撮像装置100の電源をオフしてよい。これにより、ND128の減光フィルタ520が光路に挿入された状態で、撮像装置100が野外に放置された場合、減光フィルタ520が焼き付けを起こしたり、破損したりすることを防止できる。また、ND128の減光フィルタ520の代わりに、ND2の減光フィルタ510、ND4の減光フィルタ514、及びND16の減光フィルタ518を光路に挿入してよい。これにより、撮像装置100が放置されている間に、太陽光などの強い光でイメージセンサ120に画素欠陥などの悪影響が生じることを防止できる。
光学フィルタ装置500が、複数の異なるND値の減光フィルタを備える場合、指定されたND値を実現できる減光フィルタの組み合わせは複数存在する場合がある。例えば、図3に示すような光学フィルタ装置500の場合、光学フィルタ装置500は、ND128の減光フィルタ520を光路に挿入する以外に、ND2の減光フィルタ510、ND4の減光フィルタ514、及びND16の減光フィルタ518を光路に挿入することで、理論上、ND128を実現できる。ただ、それぞれの減光フィルタの減光率は、誤差がある。したがって、光路の挿入される減光フィルタの枚数が多いほど、誤差が大きくなる。したがって、減光率の精度が要求される場合には、できるだけ光路に挿入する減光フィルタの枚数は少ないほうがよい。一方で、撮像装置100が太陽光などの強い光の環境下で撮像する場合で、減光率の精度が要求されない場合には、太陽光などの強い光が減光フィルタまたはイメージセンサ120に悪影響を受けることを防止するために、できるだけ光路に挿入する減光フィルタの枚数は多いほうがよい。
撮像制御部110は、減光率の精度より太陽光による悪影響の抑制を優先する第1の撮像モードと、太陽光による悪影響より減光率の精度を優先する第2の撮像モードとで、動作する。撮像制御部110は、第1の撮像モードがオンしていない場合、第2の撮像モードで動作してよい。撮像制御部110は、ユーザにより第1の撮像モードが選択されていない場合、第2の撮像モードで動作してよい。光学フィルタ装置500は、光路に対して挿入または退避可能に配置されるN層(Nは、2以上の整数)のフィルタを備える。この場合、撮像制御部110は、第1減光率を示す第1設定値に設定する指示を受けると、撮像装置100が第1の撮像モードの場合、第1設定値に対応するM層(Mは、N以下の整数)の光学フィルタを挿入するように光学フィルタ装置500を制御する。一方、撮像制御部110は、第1減光率を示す第1設定値に設定する指示を受けると、撮像装置100が第2の撮像モードの場合、第1設定値に対応するMより小さいL層(Lは、Mより小さい整数)の光学フィルタを挿入するように光学フィルタ装置500を制御する。
N層の光学フィルタは、第1減光率の第1光学フィルタと、第1減光率より高い第2減光率の第2光学フィルタと、第2減光率より高い第3減光率の第3光学フィルタと、第3減光率より高い第4減光率の第4光学フィルタとを含んでよい。第1光学フィルタ、第2光学フィルタ、及び第3光学フィルタのそれぞれを光路に挿入した場合の減光率を示す合計の設定値、及び第4光学フィルタを光路に挿入した場合の減光率を示す設定値は、第1設定値でよい。撮像制御部110は、第1設定値に設定する指示を受けると、撮像装置が第1の撮像モードの場合、第1光学フィルタ、第2光学フィルタ、及び第3光学フィルタのそれぞれを光路に挿入し、撮像装置が第2の撮像モードの場合、第4光学フィルタを光路に挿入するように光学フィルタ装置500を制御してよい。合計の設定値は、第1光学フィルタ、第2光学フィルタ、及び第3光学フィルタのそれぞれのND値を乗算した理論上のND値でよい。
例えば、図3に示す光学フィルタ装置500を備える撮像装置100が第1の撮像モードで動作する場合、撮像制御部110が、設定値として、ND128に設定する指示を受けると、ND2の減光フィルタ510、ND4の減光フィルタ514、及びND16の減光フィルタ518を光路に挿入するように光学フィルタ装置500を制御する。一方、撮像装置100が第2の撮像モードで動作する場合、撮像装置100が、設定値として、ND128に設定する指示を受けると、ND128の減光フィルタ520を光路に挿入するように光学フィルタ装置500を制御する。
これにより、太陽光などの強い光の影響で、減光率の高い減光フィルタが焼き付けを起こしたり、破損したり、またはイメージセンサ120に画素欠陥が生じたりすることを抑制しつつ、ある程度の精度の減光率で、撮像装置100に撮像させることができる。
図5は、撮像装置100の電源をオフする場合の光学フィルタ装置500の制御手順の一例を示すフローチャートである。
撮像制御部110は、撮像装置100の電源をオフする指示を検知すると、ND128の減光フィルタ520が光路に挿入されているか否かを判定する(S100)。ND128の減光フィルタ520が光路に挿入されている場合、撮像制御部110は、ND128の減光フィルタ520を光路から退避させるように光学フィルタ装置500を制御する(S102)。次いで、撮像制御部110は、ND2の減光フィルタ510、ND4の減光フィルタ514、及びND16の減光フィルタ518を光路に挿入するように光学フィルタ装置500を制御する(S104)。撮像制御部110は、撮像装置100の電源をオフして、動作を終了する。
ND128の減光フィルタ520が挿入されていない場合にも、撮像制御部110は、ND2の減光フィルタ510、ND4の減光フィルタ514、及びND16の減光フィルタ518を光路に挿入するように光学フィルタ装置500を制御する(S104)。撮像制御部110は、撮像装置100の電源をオフして、動作を終了する。
これにより、ND128の減光フィルタ520が光路に挿入された状態で、撮像装置100の電源がオフされる。よって、例えば、撮像装置100が野外に放置された場合に、太陽光が、ND128の減光フィルタ520またはイメージセンサ120に悪影響を及ぼすことを抑制できる。
図6は、撮像装置100の電源をオフする場合の光学フィルタ装置500の制御手順の他の一例を示すフローチャートである。
撮像制御部110は、撮像装置100の電源をオフする指示を検知すると、ND128の減光フィルタ520が光路に挿入されているか否かを判定する(S200)。ND128の減光フィルタ520が光路に挿入されている場合、撮像制御部110は、ND2の減光フィルタ510、及びND4の減光フィルタ514を光路にさらに挿入するように光学フィルタ装置500を制御する(S202)。撮像制御部110は、撮像装置100の電源をオフして、動作を終了する。
ND128の減光フィルタ520が挿入されていない場合、撮像制御部110は、ND2の減光フィルタ510、ND4の減光フィルタ514、及びND16の減光フィルタ518を光路に挿入するように光学フィルタ装置500を制御する(S204)。撮像制御部110は、撮像装置100の電源をオフして、動作を終了する。
これにより、ND128の減光フィルタ520が光路に挿入されている状態でも、ND2の減光フィルタ510、及びND4の減光フィルタ514が光路にさらに挿入される。これにより、撮像装置100が野外に放置されても、ND128の減光フィルタ520で吸収される光を抑制でき、ND128の減光フィルタ520への悪影響を抑制できる。また、光路にいずれの減光フィルタも挿入されていない場合には、減光率の比較的低い、複数枚の減光フィルタが優先的に挿入される。これにより、撮像装置100が電源オフされている状態で、野外に放置される場合に、太陽光が減光率の比較的高い減光フィルタに照射されて、減光フィルタに悪影響を及ぼしたり、イメージセンサ120に太陽光が照射されることで、イメージセンサ120に悪影響を及ぼすことを防止できる。
図7は、ND値としてND128が設定された場合の光学フィルタ装置500の制御手順の一例を示すフローチャートである。
撮像制御部110は、ユーザからND値として、ND128の設定を受け付けると、撮像装置100の撮影モードとして、太陽ダメージ軽減モードがオンかどうかを判定する(S300)。すなわち、撮像制御部110は、撮像装置100の撮影モードとして、減光率の精度より太陽光による悪影響の抑制を優先する第1の撮像モードが設定されているか、太陽光による悪影響より減光率の精度を優先する第2の撮像モードが設定されているかを判定する。撮像制御部110は、第1の撮影モードが設定されている場合、太陽ダメージ軽減モードがオンであると判定する。
太陽ダメージ軽減モードがオンの場合、撮像制御部110は、ND値として、ND128を設定すべく、ND2の減光フィルタ510、ND4の減光フィルタ514、及びND16の減光フィルタ518を光路に挿入するように光学フィルタ装置500を制御する(S302)。一方、太陽ダメージ軽減モードがオフの場合、ND値として、ND128を設定すべく、ND128の減光フィルタ520を光路に挿入するように光学フィルタ装置500を制御する(S304)。
これにより、精度の高い減光率の設定が要求されない場合には、ある程度の精度で設定すべき減光率を実現しつつ、減光率の高い減光フィルタ及びイメージセンサ120が太陽光から悪影響を受けることを抑制できる。
上記のような撮像装置100は、移動体に搭載されてもよい。撮像装置100は、図8に示すような、無人航空機(UAV)に搭載されてもよい。UAV10は、UAV本体20、ジンバル50、複数の撮像装置60、及び撮像装置100を備えてよい。ジンバル50、及び撮像装置100は、撮像システムの一例である。UAV10は、推進部により推進される移動体の一例である。移動体とは、UAVの他、空中を移動する他の航空機などの飛行体、地上を移動する車両、水上を移動する船舶等を含む概念である。
UAV本体20は、複数の回転翼を備える。複数の回転翼は、推進部の一例である。UAV本体20は、複数の回転翼の回転を制御することでUAV10を飛行させる。UAV本体20は、例えば、4つの回転翼を用いてUAV10を飛行させる。回転翼の数は、4つには限定されない。また、UAV10は、回転翼を有さない固定翼機でもよい。
撮像装置100は、所望の撮像範囲に含まれる被写体を撮像する撮像用のカメラである。ジンバル50は、撮像装置100を回転可能に支持する。ジンバル50は、支持機構の一例である。例えば、ジンバル50は、撮像装置100を、アクチュエータを用いてピッチ軸で回転可能に支持する。ジンバル50は、撮像装置100を、アクチュエータを用いて更にロール軸及びヨー軸のそれぞれを中心に回転可能に支持する。ジンバル50は、ヨー軸、ピッチ軸、及びロール軸の少なくとも1つを中心に撮像装置100を回転させることで、撮像装置100の姿勢を変更してよい。
複数の撮像装置60は、UAV10の飛行を制御するためにUAV10の周囲を撮像するセンシング用のカメラである。2つの撮像装置60が、UAV10の機首である正面に設けられてよい。更に他の2つの撮像装置60が、UAV10の底面に設けられてよい。正面側の2つの撮像装置60はペアとなり、いわゆるステレオカメラとして機能してよい。底面側の2つの撮像装置60もペアとなり、ステレオカメラとして機能してよい。複数の撮像装置60により撮像された画像に基づいて、UAV10の周囲の3次元空間データが生成されてよい。UAV10が備える撮像装置60の数は4つには限定されない。UAV10は、少なくとも1つの撮像装置60を備えていればよい。UAV10は、UAV10の機首、機尾、側面、底面、及び天井面のそれぞれに少なくとも1つの撮像装置60を備えてもよい。撮像装置60で設定できる画角は、撮像装置100で設定できる画角より広くてよい。撮像装置60は、単焦点レンズまたは魚眼レンズを有してもよい。
遠隔操作装置300は、UAV10と通信して、UAV10を遠隔操作する。遠隔操作装置300は、UAV10と無線で通信してよい。遠隔操作装置300は、UAV10に上昇、下降、加速、減速、前進、後進、回転などのUAV10の移動に関する各種命令を示す指示情報を送信する。指示情報は、例えば、UAV10の高度を上昇させる指示情報を含む。指示情報は、UAV10が位置すべき高度を示してよい。UAV10は、遠隔操作装置300から受信した指示情報により示される高度に位置するように移動する。指示情報は、UAV10を上昇させる上昇命令を含んでよい。UAV10は、上昇命令を受け付けている間、上昇する。UAV10は、上昇命令を受け付けても、UAV10の高度が上限高度に達している場合には、上昇を制限してよい。
図9は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ1200の一例を示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーションまたは当該装置の1または複数の「部」として機能させることができる。または、当該プログラムは、コンピュータ1200に当該オペレーションまたは当該1または複数の「部」を実行させることができる。当該プログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、及びRAM1214を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、入力/出力ユニットを含み、それらは入力/出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。コンピュータ1200はまた、ROM1230を含む。CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブが、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納してよい。ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/またはコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。プログラムが、CR-ROM、USBメモリまたはICカードのようなコンピュータ可読記録媒体またはネットワークを介して提供される。プログラムは、コンピュータ可読記録媒体の例でもあるRAM1214、またはROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーションまたは処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、またはUSBメモリのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、USBメモリ等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上またはコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 UAV
20 UAV本体
50 ジンバル
60 撮像装置
100 撮像装置
110 撮像制御部
120 イメージセンサ
130 メモリ
300 遠隔操作装置
500 光学フィルタ装置
510 減光フィルタ
511 保持枠
512 クリアガラス
513 保持枠
514 減光フィルタ
516 クリアガラス
518 減光フィルタ
520 減光フィルタ
530 支持体
800 マウント
801 ロックピン
802 電気接点
1200 コンピュータ
1210 ホストコントローラ
1212 CPU
1214 RAM
1220 入力/出力コントローラ
1222 通信インタフェース
1230 ROM

Claims (7)

  1. イメージセンサと、前記イメージセンサの前面側に配置され、光路に対して挿入または退避可能に配置されるN層(Nは、2以上の整数)の光学フィルタとを備える撮像装置を制御する制御装置であって、
    N層の前記光学フィルタのそれぞれの前記光路への挿入または前記光路からの退避を制御するように構成される回路を備え、
    前記回路は、前記撮像装置の電源をオフする指示を検知すると、前記光路にN-1以下の層の前記光学フィルタが挿入されている場合、N-1より多い層の前記光学フィルタを前記光路に挿入するように構成され
    前記N層の光学フィルタは、第1減光率の第1光学フィルタと、前記第1減光率より高い第2減光率の第2光学フィルタと、前記第2減光率より高い第3減光率の第3光学フィルタと、前記第3減光率より高い第4減光率の第4光学フィルタとを含み、
    前記回路は、前記第4光学フィルタが前記光路に挿入されている状態で、前記撮像装置の電源をオフする指示を検知すると、前記第1光学フィルタ及び前記第2光学フィルタの少なくとも一方を前記光路に挿入した後、前記撮像装置の電源をオフするように構成され、
    前記第2光学フィルタは、前記第1光学フィルタより前記イメージセンサ側に配置され、前記第3光学フィルタは、前記第2光学フィルタより前記イメージセンサ側に配置され、前記第4光学フィルタは、前記第3光学フィルタと同一の層に、前記第3光学フィルタと入れ替えて前記光路に挿入可能である、制御装置。
  2. 前記回路は、前記第4光学フィルタが前記光路に挿入されている状態で、前記撮像装置の電源をオフする指示を検知すると、前記第4光学フィルタを前記光路から退避させ、前記第1光学フィルタ、前記第2光学フィルタ、及び前記第3光学フィルタを前記光路に挿入した後、前記撮像装置の電源をオフするように構成される、請求項に記載の制御装置。
  3. イメージセンサと、前記イメージセンサの前面側に配置され、光路に対して挿入または退避可能に配置されるN層(Nは、2以上の整数)の光学フィルタとを備える撮像装置を制御する制御装置であって、
    N層の前記光学フィルタのそれぞれの前記光路への挿入または前記光路からの退避を制御するように構成される回路を備え、
    前記回路は、前記撮像装置の電源をオフする指示を検知すると、前記光路にN-1以下の層の前記光学フィルタが挿入されている場合、N-1より多い層の前記光学フィルタを前記光路に挿入するように構成され、
    前記N層の光学フィルタは、第1減光率の第1光学フィルタと、前記第1減光率より高い第2減光率の第2光学フィルタと、前記第2減光率より高い第3減光率の第3光学フィルタとを含み、
    前記回路は、前記第3光学フィルタが前記光路に挿入されている状態で、前記撮像装置の電源をオフする指示を検知すると、前記第3光学フィルタを前記光路から退避させ、前記第1光学フィルタ及び前記第2光学フィルタの少なくとも一方を前記光路に挿入した後、前記撮像装置の電源をオフするように構成される、制御装置。
  4. 請求項1からの何れか1つに記載の制御装置と、
    前記イメージセンサと、
    N層の前記光学フィルタとを備える撮像装置。
  5. イメージセンサと、前記イメージセンサの前面側に配置され、光路に対して挿入または退避可能に配置されるN層(Nは、2以上の整数)の光学フィルタとを備える撮像装置を制御する制御方法であって、
    N層の前記光学フィルタのそれぞれの前記光路への挿入または前記光路からの退避を制御する段階を備え、
    前記段階は、前記撮像装置の電源をオフする指示を検知すると、前記光路にN-1以下の層の前記光学フィルタが挿入されている場合、N-1より多い層の前記光学フィルタを前記光路に挿入する段階を含み、
    前記N層の光学フィルタは、第1減光率の第1光学フィルタと、前記第1減光率より高い第2減光率の第2光学フィルタと、前記第2減光率より高い第3減光率の第3光学フィルタと、前記第3減光率より高い第4減光率の第4光学フィルタとを含み、
    前記制御方法は、前記第4光学フィルタが前記光路に挿入されている状態で、前記撮像装置の電源をオフする指示を検知すると、前記第1光学フィルタ及び前記第2光学フィルタの少なくとも一方を前記光路に挿入した後、前記撮像装置の電源をオフする段階をさらに備え、
    前記第2光学フィルタは、前記第1光学フィルタより前記イメージセンサ側に配置され、前記第3光学フィルタは、前記第2光学フィルタより前記イメージセンサ側に配置され、前記第4光学フィルタは、前記第3光学フィルタと同一の層に、前記第3光学フィルタと入れ替えて前記光路に挿入可能である、制御方法。
  6. イメージセンサと、前記イメージセンサの前面側に配置され、光路に対して挿入または退避可能に配置されるN層(Nは、2以上の整数)の光学フィルタとを備える撮像装置を制御する制御方法であって、
    N層の前記光学フィルタのそれぞれの前記光路への挿入または前記光路からの退避を制御する段階を備え、
    前記段階は、前記撮像装置の電源をオフする指示を検知すると、前記光路にN-1以下の層の前記光学フィルタが挿入されている場合、N-1より多い層の前記光学フィルタを前記光路に挿入する段階を含み、
    前記N層の光学フィルタは、第1減光率の第1光学フィルタと、前記第1減光率より高い第2減光率の第2光学フィルタと、前記第2減光率より高い第3減光率の第3光学フィルタとを含み、
    前記制御方法は、前記第3光学フィルタが前記光路に挿入されている状態で、前記撮像装置の電源をオフする指示を検知すると、前記第3光学フィルタを前記光路から退避させ、前記第1光学フィルタ及び前記第2光学フィルタの少なくとも一方を前記光路に挿入した後、前記撮像装置の電源をオフする段階をさらに備える、制御方法。
  7. 請求項1からの何れか1つに記載の制御装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
JP2020155548A 2020-09-16 2020-09-16 制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム Active JP7048012B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020155548A JP7048012B2 (ja) 2020-09-16 2020-09-16 制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020155548A JP7048012B2 (ja) 2020-09-16 2020-09-16 制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022049370A JP2022049370A (ja) 2022-03-29
JP7048012B2 true JP7048012B2 (ja) 2022-04-05

Family

ID=80853825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020155548A Active JP7048012B2 (ja) 2020-09-16 2020-09-16 制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7048012B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010107212A (ja) 2008-10-28 2010-05-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 距離測定装置
JP6054429B2 (ja) 2013-01-30 2016-12-27 キヤノン電子株式会社 光量調整装置及び光学装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI268265B (en) * 2004-08-13 2006-12-11 Au Optronics Corp Glass substrate cassette

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010107212A (ja) 2008-10-28 2010-05-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 距離測定装置
JP6054429B2 (ja) 2013-01-30 2016-12-27 キヤノン電子株式会社 光量調整装置及び光学装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022049370A (ja) 2022-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6399498B1 (ja) 制御装置、撮像システム、移動体、制御方法、及びプログラム
JP2019066563A (ja) 制御装置、レンズ装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP7048012B2 (ja) 制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP6838231B2 (ja) 制御装置、無人航空機、制御方法、及びプログラム
JP6544542B2 (ja) 制御装置、撮像装置、無人航空機、制御方法、及びプログラム
JP6496953B2 (ja) 制御装置、撮像装置、移動体、制御方法、及びプログラム
JP7048019B2 (ja) 制御装置、飛行体、制御方法、及びプログラム
JP6972458B1 (ja) 制御装置、撮像システム、移動体、制御方法、及びプログラム
JP7003358B2 (ja) 制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP6888215B2 (ja) 制御装置、撮像装置、撮像システム、移動体、制御方法、及びプログラム
JP6794601B1 (ja) 制御装置、撮像装置、撮像システム、移動体、制御方法、及びプログラム
JP6801161B1 (ja) 画像処理装置、撮像装置、移動体、画像処理方法、及びプログラム
JP6821881B1 (ja) 制御装置、撮像システム、移動体、制御方法、及びプログラム
JP6565071B2 (ja) 制御装置、撮像装置、飛行体、制御方法、及びプログラム
JP6676859B1 (ja) 制御装置、撮像装置、移動体、制御方法、及びプログラム
JP6673428B1 (ja) 制御装置、撮像装置、移動体、制御方法、及びプログラム
JP6638147B2 (ja) 撮像システム、及び移動体
JP6903848B2 (ja) 制御装置、レンズ装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP6788153B2 (ja) 制御装置、撮像装置、移動体、制御方法、及びプログラム
JP6878738B1 (ja) 制御装置、撮像システム、移動体、制御方法、及びプログラム
US11275383B2 (en) Control device, lens device, imaging device, imaging system, movable object control method, and program
JP6852243B1 (ja) 制御装置、撮像システム、移動体、制御方法、及びプログラム
JP2022049404A (ja) 制御装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム
JP2021189368A (ja) 制御装置、撮像システム、制御方法、及びプログラム
JP2021026581A (ja) 画像処理装置、撮像装置、移動体、画像処理方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7048012

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150