JP2019066563A - 制御装置、レンズ装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

制御装置、レンズ装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】光学素子の応答性を向上させることが望まれている。【解決手段】制御装置は、電気的に光の透過率を調節可能な光学素子の透過率を制御する。制御装置は、光学素子の透過率を第1透過率に制御する要求に応じて、光学素子の透過率が第1透過率になるために光学素子に印加すべき第1電圧より大きい第2電圧を、予め定められた期間、光学素子に印加した後、第1電圧を光学素子に印加するように、光学素子に供給する電圧または電流を制御する制御部を備えてよい。【選択図】図4

Description

本発明は、制御装置、レンズ装置、撮像装置、撮像方法、及びプログラムに関する。
電気的に透過率が調整可能なNDフィルタなどの光学素子が知られている。
特許文献1 特開2013−88596号公報
上記のような光学素子の応答性を向上させることが望まれている。
本発明の一態様に係る制御装置は、電気的に光の透過率を調節可能な光学素子の透過率を制御する。制御装置は、光学素子の透過率を第1透過率に制御する要求に応じて、光学素子の透過率が第1透過率になるために光学素子に印加すべき第1電圧より大きい第2電圧を、予め定められた期間、光学素子に印加した後、第1電圧を光学素子に印加するように、光学素子に供給する電圧または電流を制御する制御部を備えてよい。
予め定められた期間は、第1透過率に基づいて定められる期間でよい。
制御部は、透過率に応じた期間を示す情報を記憶する記憶部に記憶された情報を参照して、情報に基づいて第1透過率に対応する予め定められた期間を特定してよい。
制御部は、光学素子の第1時点の透過率と第1透過率との差分が予め定められた差分以上である場合、要求に応じて、第2電圧を、予め定められた期間、光学素子に印加した後、第1電圧を光学素子に印加するように、光学素子に供給する電圧または電流を制御してよい。制御部は、差分が予め定められた差分より小さい場合、要求に応じて、第2電圧を、予め定められた期間、光学素子に印加せずに、第1電圧を光学素子に印加するように、光学素子に供給する電圧または電流を制御してよい。
第2電圧は、光学素子に供給可能な最大電圧に基づいて定められてよい。
光学素子は、エレクトロクロミック素子でよい。
本発明の一態様に係るレンズ装置は、上記制御装置を備えてよい。レンズ装置は、上記光学素子を備えてよい。レンズ装置は、レンズを備えてよい。
本発明の一態様に係る撮像装置は、上記レンズ装置を備えてよい。撮像装置は、レンズ装置により結像された光を撮像する撮像部を備えてよい。
本発明の一態様に係る移動体は、上記撮像装置を備えて移動する移動体でよい。
本発明の一態様に係る制御方法は、電気的に光の透過率を調節可能な光学素子の透過率を制御する。制御方法は、光学素子の透過率を第1透過率に制御する要求に応じて、光学素子の透過率が第1透過率になるために光学素子に印加すべき第1電圧より大きい第2電圧を、予め定められた期間、光学素子に印加した後、第1電圧を光学素子に印加するように、光学素子に供給する電圧または電流を制御する段階を備えてよい。
本発明の一態様に係るプログラムは、電気的に光の透過率を調節可能な光学素子の透過率をコンピュータに制御させるためのプログラムでよい。プログラムは、光学素子の透過率を第1透過率に制御する要求に応じて、光学素子の透過率が第1透過率になるために光学素子に印加すべき第1電圧より大きい第2電圧を、予め定められた期間、光学素子に印加した後、第1電圧を光学素子に印加するように、光学素子に供給する電圧または電流を制御する段階をコンピュータに実行させてよい。
本発明の一態様によれば、光学素子の応答性を向上させることができる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
無人航空機及び遠隔操作装置の外観の一例を示す図である。 無人航空機の機能ブロックの一例を示す図である。 透過率と電圧との関係の一例を示す図である。 透過率と電圧との関係の一例を示す図である。 無人航空機の機能ブロックの一例を示す図である。 透過率の公称値と実測値との関係を示す図である。 メモリに記憶される情報の一例である。 イメージセンサのゲインについて説明するための図である。 ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。以下の実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、図面、及び要約書には、著作権による保護の対象となる事項が含まれる。著作権者は、これらの書類の何人による複製に対しても、特許庁のファイルまたはレコードに表示される通りであれば異議を唱えない。ただし、それ以外の場合、一切の著作権を留保する。
本発明の様々な実施形態は、フローチャート及びブロック図を参照して記載されてよく、ここにおいてブロックは、(1)操作が実行されるプロセスの段階または(2)操作を実行する役割を持つ装置の「部」を表わしてよい。特定の段階及び「部」が、プログラマブル回路、及び/またはプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/またはアナログハードウェア回路を含んでよい。集積回路(IC)及び/またはディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。再構成可能なハードウェア回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、及び他の論理操作、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含んでよい。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよい。その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードの何れかを含んでよい。ソースコードまたはオブジェクトコードは、従来の手続型プログラミング言語を含む。従来の手続型プログラミング言語は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語でよい。コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供されてよい。プロセッサまたはプログラマブル回路は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
図1は、無人航空機(UAV)10及び遠隔操作装置300の外観の一例を示す。UAV10は、UAV本体20、ジンバル50、複数の撮像装置60、及び撮像装置100を備える。ジンバル50、及び撮像装置100は、撮像システムの一例である。UAV10は、推進部により推進される移動体の一例である。移動体とは、UAVの他、空中を移動する他の航空機などの飛行体、地上を移動する車両、水上を移動する船舶等を含む概念である。
UAV本体20は、複数の回転翼を備える。複数の回転翼は、推進部の一例である。UAV本体20は、複数の回転翼の回転を制御することでUAV10を飛行させる。UAV本体20は、例えば、4つの回転翼を用いてUAV10を飛行させる。回転翼の数は、4つには限定されない。また、UAV10は、回転翼を有さない固定翼機でもよい。
撮像装置100は、所望の撮像範囲に含まれる被写体を撮像する撮像用のカメラである。ジンバル50は、撮像装置100を回転可能に支持する。ジンバル50は、支持機構の一例である。例えば、ジンバル50は、撮像装置100を、アクチュエータを用いてピッチ軸で回転可能に支持する。ジンバル50は、撮像装置100を、アクチュエータを用いて更にロール軸及びヨー軸のそれぞれを中心に回転可能に支持する。ジンバル50は、ヨー軸、ピッチ軸、及びロール軸の少なくとも1つを中心に撮像装置100を回転させることで、撮像装置100の姿勢を変更してよい。
複数の撮像装置60は、UAV10の飛行を制御するためにUAV10の周囲を撮像するセンシング用のカメラである。2つの撮像装置60が、UAV10の機首である正面に設けられてよい。更に他の2つの撮像装置60が、UAV10の底面に設けられてよい。正面側の2つの撮像装置60はペアとなり、いわゆるステレオカメラとして機能してよい。底面側の2つの撮像装置60もペアとなり、ステレオカメラとして機能してよい。複数の撮像装置60により撮像された画像に基づいて、UAV10の周囲の3次元空間データが生成されてよい。UAV10が備える撮像装置60の数は4つには限定されない。UAV10は、少なくとも1つの撮像装置60を備えていればよい。UAV10は、UAV10の機首、機尾、側面、底面、及び天井面のそれぞれに少なくとも1つの撮像装置60を備えてもよい。撮像装置60で設定できる画角は、撮像装置100で設定できる画角より広くてよい。撮像装置60は、単焦点レンズまたは魚眼レンズを有してもよい。
遠隔操作装置300は、UAV10と通信して、UAV10を遠隔操作する。遠隔操作装置300は、UAV10と無線で通信してよい。遠隔操作装置300は、UAV10に上昇、下降、加速、減速、前進、後進、回転などのUAV10の移動に関する各種命令を示す指示情報を送信する。指示情報は、例えば、UAV10の高度を上昇させる指示情報を含む。指示情報は、UAV10が位置すべき高度を示してよい。UAV10は、遠隔操作装置300から受信した指示情報により示される高度に位置するように移動する。指示情報は、UAV10を上昇させる上昇命令を含んでよい。UAV10は、上昇命令を受け付けている間、上昇する。UAV10は、上昇命令を受け付けても、UAV10の高度が上限高度に達している場合には、上昇を制限してよい。
図2は、UAV10の機能ブロックの一例を示す。UAV10は、UAV制御部30、メモリ32、通信インタフェース34、推進部40、GPS受信機41、慣性計測装置42、磁気コンパス43、気圧高度計44、温度センサ45、湿度センサ46、ジンバル50、撮像装置60及び撮像装置100を備える。
通信インタフェース34は、遠隔操作装置300などの他の装置と通信する。通信インタフェース34は、遠隔操作装置300からUAV制御部30に対する各種の命令を含む指示情報を受信してよい。メモリ32は、UAV制御部30が、推進部40、GPS受信機41、慣性計測装置(IMU)42、磁気コンパス43、気圧高度計44、温度センサ45、湿度センサ46、ジンバル50、撮像装置60、及び撮像装置100を制御するのに必要なプログラム等を格納する。メモリ32は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体でよく、SRAM、DRAM、EPROM、EEPROM、及びUSBメモリ等のフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでよい。メモリ32は、UAV本体20の内部に設けられてよい。UAV本体20から取り外し可能に設けられてよい。
UAV制御部30は、メモリ32に格納されたプログラムに従ってUAV10の飛行及び撮像を制御する。UAV制御部30は、CPUまたはMPU等のマイクロプロセッサ、MCU等のマイクロコントローラ等により構成されてよい。UAV制御部30は、通信インタフェース34を介して遠隔操作装置300から受信した命令に従って、UAV10の飛行及び撮像を制御する。推進部40は、UAV10を推進させる。推進部40は、複数の回転翼と、複数の回転翼を回転させる複数の駆動モータとを有する。推進部40は、UAV制御部30からの命令に従って複数の駆動モータを介して複数の回転翼を回転させて、UAV10を飛行させる。
GPS受信機41は、複数のGPS衛星から発信された時刻を示す複数の信号を受信する。GPS受信機41は、受信された複数の信号に基づいてGPS受信機41の位置(緯度及び経度)、つまりUAV10の位置(緯度及び経度)を算出する。IMU42は、UAV10の姿勢を検出する。IMU42は、UAV10の姿勢として、UAV10の前後、左右、及び上下の3軸方向の加速度と、ピッチ、ロール、及びヨーの3軸方向の角速度とを検出する。磁気コンパス43は、UAV10の機首の方位を検出する。気圧高度計44は、UAV10が飛行する高度を検出する。気圧高度計44は、UAV10の周囲の気圧を検出し、検出された気圧を高度に換算して、高度を検出する。温度センサ45は、UAV10の周囲の温度を検出する。湿度センサ46は、UAV10の周囲の湿度を検出する。
撮像装置100は、撮像部102及びレンズ部200を備える。レンズ部200は、レンズ装置の一例である。撮像部102は、イメージセンサ120、撮像制御部110、メモリ130、及び電源140を有する。イメージセンサ120は、CCDまたはCMOSにより構成されてよい。イメージセンサ120は、複数のレンズ210を介して結像された光学像の画像データを撮像制御部110に出力する。撮像制御部110は、CPUまたはMPUなどのマイクロプロセッサ、MCUなどのマイクロコントローラなどにより構成されてよい。撮像制御部110は、UAV制御部30からの撮像装置100の動作命令に応じて、撮像装置100を制御してよい。メモリ130は、コンピュータ可読可能な記録媒体でよく、SRAM、DRAM、EPROM、EEPROM、及びUSBメモリなどのフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでよい。メモリ130は、撮像制御部110がイメージセンサ120などを制御するのに必要なプログラム等を格納する。メモリ130は、撮像装置100の筐体の内部に設けられてよい。メモリ130は、撮像装置100の筐体から取り外し可能に設けられてよい。電源140は、撮像部102及びレンズ部200に電力を供給する。なお、撮像装置100は、UAV本体20が備える電源から提供される電力を使用して、撮像部102及びレンズ部200のそれぞれを動作させてよい。
レンズ部200は、複数のレンズ210、複数のレンズ駆動部212、及びレンズ制御部220を有する。複数のレンズ210は、ズームレンズ、バリフォーカルレンズ、及びフォーカスレンズとして機能してよい。複数のレンズ210の少なくとも一部または全部は、光軸に沿って移動可能に配置される。レンズ部200は、撮像部102に対して着脱可能に設けられる交換レンズでよい。レンズ駆動部212は、カム環などの機構部材を介して、複数のレンズ210の少なくとも一部または全部を光軸に沿って移動させる。レンズ駆動部212は、アクチュエータを含んでよい。アクチュエータは、ステッピングモータを含んでよい。レンズ制御部220は、撮像部102からのレンズ制御命令に従って、レンズ駆動部212を駆動して、機構部材を介して1または複数のレンズ210を光軸方向に沿って移動させる。レンズ制御命令は、例えば、ズーム制御命令、及びフォーカス制御命令である。
レンズ部200は、メモリ222、位置センサ214、絞り234、絞り駆動部236、フィルタ238、及びフィルタ制御部240をさらに有する。
レンズ制御部220は、撮像部102からのレンズ動作命令に応じてレンズ駆動部212を介して、レンズ210の光軸方向への移動を制御する。レンズ制御部220は、撮像部102からのレンズ動作命令に応じてレンズ駆動部212を介して、レンズ210の光軸方向への移動を制御する。レンズ210の一部または全部は、光軸に沿って移動する。レンズ制御部220は、レンズ210の少なくとも1つを光軸に沿って移動させることで、ズーム動作及びフォーカス動作の少なくとも一方を実行する。位置センサ214は、レンズ210の位置を検出する。位置センサ214は、現在のズーム位置またはフォーカス位置を検出してよい。
レンズ駆動部212は、振れ補正機構を含んでよい。レンズ制御部220は、振れ補正機構を介して、レンズ210を光軸に沿った方向、または光軸に垂直な方向に移動させることで、振れ補正を実行してよい。レンズ駆動部212は、ステッピングモータにより振れ補正機構を駆動して、振れ補正を実行してよい。なお、振れ補正機構は、ステッピングモータにより駆動されて、イメージセンサ120を光軸に方向に沿った方向、または光軸に垂直な方向に移動させることで、振れ補正を実行してよい。
絞り234は、イメージセンサ120に入射される光の量を調整する。絞り234は、少なくとも一枚の羽部材を含んでよい。絞り駆動部236は、アクチュエータを含んでよい。アクチュエータは、ステッピングモータを含んでよい。絞り駆動部236は、レンズ制御部220からの指令を受けて、ステッピングモータを駆動して、複数の羽部材の重なり度合いを調整して、絞り開口の大きさを調整してよい。
フィルタ238は、レンズ210を介して入射される光の光量を減光する。フィルタ238は、NDフィルタでよい。フィルタ238は、電気的に光の透過率を調整可能な光学素子の一例である。フィルタ238は、エレクトロクロミック素子でよい。エレクトロミック素子は、電圧を印加、または電流を流すことにより可逆的に光学的吸収が生じるエレクトロミック材料を含む。フィルタ238は、電圧を印加することにより液晶配列を変更して、透過率を調整可能な液晶NDフィルタでもよい。フィルタ制御部240は、フィルタ238に供給する電圧または電流を制御することにより、フィルタ238の透過率を制御する。フィルタ制御部240は、撮像制御部110及びレンズ制御部220を介して電源140から受け取った電力を使用して、フィルタ238に供給する電圧または電流を制御してよい。フィルタ制御部240は、フィルタ238の透過率を所望の透過率に制御する要求を撮像制御部110及びレンズ制御部220を介して取得してよい。所望の透過率は、ユーザにより設定されてよい。所望の透過率は、撮像モードに応じて設定されてよい。
メモリ222は、レンズ駆動部212を介して移動する複数のレンズ210の制御値を記憶する。メモリ222は、SRAM、DRAM、EPROM、EEPROM、及びUSBメモリなどのフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでよい。
このように構成された撮像装置100において、フィルタ制御部240が、フィルタ238に所望の透過率に対応する予め定められた電圧を印加することで、フィルタ238を所望の透過率に制御することができる。例えば、フィルタ238の透過率が25%になるために必要な予め定められた電圧は2.5Vである。しかし、図3に示すように、フィルタ238の透過率を25%にするためにフィルタ238に2.5Vの電圧を印加しても、フィルタ238の透過率が25%になるまでにはある程度の時間を要する。すなわち、フィルタ238の透過率の応答性は高いとは言えない。
そこで、本実施形態に係る撮像装置100によれば、フィルタ238に供給する電圧または電流を制御することで、フィルタ238の透過率の応答性を向上させる。より具体的には、フィルタ制御部240が、フィルタ238の透過率を所望の透過率、例えば第1透過率に制御する要求を撮像制御部110及びレンズ制御部220を介して受信する。フィルタ制御部240は、その要求に応じて、フィルタ238の透過率が第1透過率になるためにフィルタ238に印加すべき第1電圧より大きい第2電圧を、予め定められた期間、フィルタ238に印加した後、第1電圧をフィルタ238に印加するように、フィルタ238に供給する電圧または電流を制御する。例えば、フィルタ制御部240が、フィルタ238の透過率を25%に制御する要求に応じて、図4に示すように、フィルタ238の透過率が25%になるためにフィルタ238に印加すべき2.5Vの電圧より大きい5.0Vの電圧を、予め定められた期間T、フィルタ238に印加した後、2.5Vの電圧をフィルタ238に印加するように、フィルタ238に供給する電圧または電流を制御する。これにより、フィルタ238の透過率が所望の透過率になるまでの時間を短縮できる。
ここで、予め定められた期間Tは、フィルタ238に設定されるべき透過率によらず一定の期間、例えば、1msでよい。予め定められた期間Tは、フィルタ238に設定されるべき透過率に基づいて定められる期間でよい。予め定められた期間Tは、フィルタ238で設定できるそれぞれの透過率ごとに定められる期間でよい。予め定められた期間Tは、フィルタ238の電気的特性に基づいて定められる期間でよい。予め定められた期間Tは、フィルタ238の透過率が小さいほど長い期間でよい。メモリ222は、フィルタ238の透過率に応じた期間を示す情報を記憶してよい。予め定められた期間Tにフィルタ238に印加される第2電圧は、電源140からフィルタ238に供給可能な最大電圧に基づいて定められてよい。第2電圧は、電源140からフィルタ238に供給可能な最大電圧でよい。
フィルタ制御部240は、フィルタ238の透過率を第1透過率に制御する要求を受けたことに応じて、メモリ222を参照して、フィルタ238の透過率に応じた期間を示す情報に基づいて、第1透過率に対応する予め定められた期間Tを特定してよい。フィルタ制御部240は、特定された予め定められた期間T、第2電圧をフィルタ238に印加した後、第1電圧をフィルタ238に印加する。これにより、フィルタ238に設定すべき透過率に応じて、適切な期間、第2電圧をフィルタ238に印加することができる。よって、フィルタ238に設定すべき透過率によらずに、フィルタ238の応答性を向上させることができる。
ここで、フィルタ238の現在の透過率から、フィルタ238に設定すべき透過率までの差が大きくない場合、予め定められた期間T、フィルタ238に印加する電圧を高くしても、高くしなくても、フィルタ238の透過率が、設定すべき透過率になるまでの時間はほとんど変わらない場合がある。
そこで、フィルタ制御部240は、フィルタ238の現在の透過率とフィルタ238に設定すべき透過率との差分が予め定められた差分Th以上である場合、要求に応じて、第2電圧を、予め定められた期間T、フィルタ238に印加した後、第1電圧をフィルタ238に印加するように、フィルタ238に供給する電圧または電流を制御してよい。現在の透過率は、第1時点の透過率の一例である。第1時点の透過率は、第1透過率に制御する要求を受ける前の時点に、フィルタ238に対して設定されていた透過率でよい。第1時点の透過率は、フィルタ制御部240がフィルタ238の透過率を第1透過率に制御する処理を開始する前の時点に、フィルタ238に対して設定されていた透過率でよい。一方、フィルタ制御部240は、差分が予め定められた差分Thより小さい場合、要求に応じて、第2電圧を、予め定められた期間T、フィルタ238に印加せずに、第1電圧をフィルタ238に印加するように、フィルタ238に供給する電圧または電流を制御してよい。すなわち、フィルタ制御部240は、差分が予め定められた差分Thより小さい場合、要求に応じて、フィルタ238に第2電圧を印加せずに、直ちに第1電圧を印加するように、フィルタ238に供給する電圧または電流を制御してよい。これにより、フィルタ238に供給される電力を無駄に増加させることを防止できる。
以上のように、フィルタ238の透過率が設定すべき透過率になるのに必要な電圧よりも大きい電圧を、予め定められた期間、最初に印加しておくことで、フィルタ238の透過率が設定すべき透過率になるまでの時間を短縮できる。これにより、フィルタ238の応答性を向上させることができる。
なお、上記では、レンズ部200がフィルタ238を備える例について説明した。しかし、フィルタ238は、撮像部102が備えてもよい。また、レンズ部200を撮像部102に着脱可能に連結するためのアダプタが、フィルタ238を備えてもよい。
撮像装置100がUAV10などの移動体に搭載されて利用される場合、ユーザは、例えば外付けのNDフィルタを付け替えることを容易にできない。一方、上記のように電気的に透過率が調整可能なフィルタ238を撮像装置100に設けることで、容易に撮像装置100の光学系の透過率を調整できる。しかも、上記のようにフィルタ238に印加される電圧を制御することで、フィルタ238の透過率の応答性を向上させることができる。よって、UAV10などの移動体に搭載される撮像装置100の利便性をさらに向上させることができる。また、バッテリで駆動するUAV10などの移動体に搭載された撮像装置100で撮像する場合、移動体全体での消費電力を抑えるために、撮像装置100が比較的短時間で撮像できることが望ましい。しかし、上記のように、フィルタ238の透過率の設定に時間がかかると、撮像装置100による短時間の撮影が難しい場合がある。一方、本実施形態によれば、上記のようにフィルタ238の透過率の応答性を向上させることができるので、撮像装置100による撮影を短縮でき、移動体全体の消費電力を抑制できる。
図5は、他の実施形態に係るUAV10の機能ブロックの一例を示す。図5に示すUAV10が、レンズ部200が、フィルタ238及びフィルタ制御部240の代わりに、フィルタ242及びフィルタ駆動部244を備える点で、図2に示すUAV10と異なる。
フィルタ242は、セルロースアセテート、PET、塩化ビニル等の合成樹脂材料と、光を吸収する有機色素または顔料とを含むNDフィルタでよい。フィルタ242は、電気的に透過率を調整可能ではなく、特定の透過率を有する。フィルタ駆動部244は、レンズ部200の光学系の光路中に出し入れ可能にフィルタ242を移動する移動機構を含む。
このようなフィルタ242は、予め定められた公称値の透過率になるように設計されて、製造される。しかしながら、フィルタ242を量産する場合、個々のフィルタ242の光学的な特性にばらつきが生じる。フィルタ242の実測値の透過率は、公称値の透過率とは異なる場合がある。例えば、図6に示すように、特定の波長(550nm)の透過率の公称値が25%のフィルタ242でも、特定の波長(550nm)の透過率の実測値は、30%の場合がある。
フィルタ242の個々の性能のばらつきを抑えるために、公称値と実測値との誤差が予め定められた許容範囲内にあるフィルタ242のみを選択して、レンズ部200に設けることが考えられる。しかし、このようにすると、フィルタ242の製造コストが増加する。フィルタ242の製造コストを抑制しつつ、フィルタ242の個々の性能のばらつきの影響を抑制することが望まれている。
そこで、他の実施形態に係る撮像装置100によれば、フィルタ242の透過率の公称値と実測値とを関連付けてそのフィルタ242が設けられるレンズ部200のメモリ222に登録しておく。さらに、そのメモリ222には、フィルタ242の透過率の実測値に基づいて定められる撮像部102の撮像に関する制御値の補正値を登録しておく。撮像部102は、フィルタ242を用いた撮像を行う場合、メモリ222から読み出した補正値を用いて撮像に関する制御値を補正して、撮像を制御する。これにより、フィルタ242の製造コストを抑制しつつ、フィルタ242の個々の性能のばらつきの影響を抑制することができる。
制御値は、例えば、イメージセンサ120のゲイン、ISO感度、シャッタースピード、及びF値のうちの少なくとも1つを含んでよい。補正値は、例えば、イメージセンサ120のゲイン、ISO感度、シャッタースピード、及びF値のうちの少なくとも1つを、フィルタ242の透過率の実測値に適合するように補正するための値でよい。
撮像制御部110は、取得部112を含んでよい。取得部112は、フィルタ242の透過率の公称値に基づく撮像部102の制御値に対する、フィルタ242の透過率の実測値に基づく補正値を取得する。取得部112は、フィルタ242の透過率の実測値に基づく補正値を、メモリ222から読み出してよい。撮像制御部110は、取得部112により取得された補正値に基づいて撮像部102の撮像を制御してよい。
メモリ222は、例えば、図7に示すように、フィルタ242ごとに、ND値、ND値に対応する透過率の公称値、透過率の実測値、及び補正値であるイメージセンサ120のゲインを関連付けて記憶してよい。
例えば、フィルタ242が光路中に配置されると、ライブビューなどディスプレイに表示される画像または動画の輝度が変化する。このような変化を抑制するために、フィルタ242が挿入される前と、フィルタ242が挿入された後で、イメージセンサ120のゲインを変更する場合がある。このようなゲインが、フィルタ242の透過率の公称値に基づいて設定されている場合、透過率の実測値のばらつきにより、ディスプレイに表示される輝度にばらつきが生じる可能性がある。そこで、例えば、フィルタ242の透過率の公称値が0.25であり、実測値が0.30である場合、図8に示すように、撮像制御部110は、フィルタ242を挿入時にイメージセンサ120に設定すべきゲイン「×4.0」の5/6である約「×3.3」のゲインになるようにイメージセンサ120のゲインを調整してよい。これにより、透過率の実測値のばらつきにより、ディスプレイに表示される輝度のばらつきを抑えることができる。
また、フィルタ242の特性のばらつきの違いにより撮像部102により撮像される画像にばらつきが生じる場合がある。そこで、撮像時に設定されるISO感度、シャッタースピード、及びF値の少なくとも1つを、撮像制御部110は、フィルタ242の透過率の実測値に基づく補正値で補正して、撮影を制御してよい。撮像制御部110は、フィルタ242が挿入されている場合、ユーザにより設定されているISO感度、シャッタースピード、及びF値の少なくとも1つを、フィルタ242の透過率の実測値に対応する補正値で補正して、補正後のISO感度、シャッタースピード、及びF値で、撮像してよい。これより、設定が同じ状態で撮像された個々の撮像装置100の画像が、フィルタ242の透過率のばらつきにより、見かけ上ばらつくことを抑制できる。
撮像制御部110は、撮像モードに基づいて、ゲイン、ISO感度、シャッタースピード、及びF値のそれぞれの重み付けを特定してよい。撮像制御部110は、ゲイン、ISO感度、シャッタースピード、及びF値のそれぞれの重み付けに応じた補正値を特定してよい。撮像制御部110は、撮像モードに応じて重み付けされた補正値に従って、撮像を制御してよい。撮像モードは、動画モード、静止画モードを含んでよい。撮像モードは、ポートレートモード、夜景モード、スポーツモードなどの被写体に応じたモードを含んでよい。重み付けは、撮影モードに応じて、影響の少ない撮影パラメータ(ゲイン、ISO感度、シャッタースピード、及びF値)がより高い重みとなるように調整されてよい。
図9は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ1200の一例を示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーションまたは当該装置の1または複数の「部」として機能させることができる。または、当該プログラムは、コンピュータ1200に当該オペレーションまたは当該1または複数の「部」を実行させることができる。当該プログラムは、コンピュータ1200に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、及びRAM1214を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、入力/出力ユニットを含み、それらは入力/出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。コンピュータ1200はまた、ROM1230を含む。CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブが、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納してよい。ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/またはコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。プログラムが、CR−ROM、USBメモリまたはICカードのようなコンピュータ可読記録媒体またはネットワークを介して提供される。プログラムは、コンピュータ可読記録媒体の例でもあるRAM1214、またはROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーションまたは処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、またはUSBメモリのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、USBメモリ等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上またはコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 UAV
20 UAV本体
30 UAV制御部
32 メモリ
34 通信インタフェース
40 推進部
41 GPS受信機
42 慣性計測装置
43 磁気コンパス
44 気圧高度計
45 温度センサ
46 湿度センサ
50 ジンバル
60 撮像装置
100 撮像装置
102 撮像部
110 撮像制御部
112 取得部
120 イメージセンサ
130 メモリ
140 電源
200 レンズ部
210 レンズ
212 レンズ駆動部
214 位置センサ
220 レンズ制御部
222 メモリ
236 絞り駆動部
238 フィルタ
240 フィルタ制御部
242 フィルタ
244 フィルタ駆動部
300 遠隔操作装置
1200 コンピュータ
1210 ホストコントローラ
1212 CPU
1214 RAM
1220 入力/出力コントローラ
1222 通信インタフェース
1230 ROM

Claims (12)

  1. 電気的に光の透過率を調節可能な光学素子の透過率を制御する制御装置であって、
    前記光学素子の透過率を第1透過率に制御する要求に応じて、前記光学素子の透過率が第1透過率になるために前記光学素子に印加すべき第1電圧より大きい第2電圧を、予め定められた期間、前記光学素子に印加した後、前記第1電圧を前記光学素子に印加するように、前記光学素子に供給する電圧または電流を制御する制御部
    を備える、制御装置。
  2. 前記予め定められた期間は、前記第1透過率に基づいて定められる期間である、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、透過率に応じた期間を示す情報を記憶する記憶部に記憶された前記情報を参照して、前記情報に基づいて前記第1透過率に対応する前記予め定められた期間を特定する、請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記光学素子の第1時点の透過率と前記第1透過率との差分が予め定められた差分以上である場合、前記要求に応じて、前記第2電圧を、前記予め定められた期間、前記光学素子に印加した後、前記第1電圧を前記光学素子に印加するように、前記光学素子に供給する電圧または電流を制御する、請求項1に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記差分が前記予め定められた差分より小さい場合、前記要求に応じて、前記第2電圧を、前記予め定められた期間、前記光学素子に印加せずに、前記第1電圧を前記光学素子に印加するように、前記光学素子に供給する電圧または電流を制御する、請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記第2電圧は、前記光学素子に供給可能な最大電圧に基づいて定められる、請求項1に記載の制御装置。
  7. 前記光学素子は、エレクトロクロミック素子である、請求項1に記載の制御装置。
  8. 請求項1から7の何れか1つに記載の制御装置と、
    前記光学素子と、
    レンズと
    を備えるレンズ装置。
  9. 請求項8に記載のレンズ装置と、
    前記レンズ装置により結像された光を撮像する撮像部と
    を備える撮像装置。
  10. 請求項9に記載の撮像装置を備えて移動する移動体。
  11. 電気的に光の透過率を調節可能な光学素子の透過率を制御する制御方法であって、
    前記光学素子の透過率を第1透過率に制御する要求に応じて、前記光学素子の透過率が第1透過率になるために前記光学素子に印加すべき第1電圧より大きい第2電圧を、予め定められた期間、前記光学素子に印加した後、前記第1電圧を前記光学素子に印加するように、前記光学素子に供給する電圧または電流を制御する段階
    を備える、制御方法。
  12. 電気的に光の透過率を調節可能な光学素子の透過率をコンピュータに制御させるためのプログラムであって、
    前記光学素子の透過率を第1透過率に制御する要求に応じて、前記光学素子の透過率が第1透過率になるために前記光学素子に印加すべき第1電圧より大きい第2電圧を、予め定められた期間、前記光学素子に印加した後、前記第1電圧を前記光学素子に印加するように、前記光学素子に供給する電圧または電流を制御する段階
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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