JP7047915B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関する。
半導体装置の冷却方法として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。特許文献1では、半導体チップの上面、及び下面の双方に冷却部材を接触させ、上面、下面の双方から冷却することが開示されている。
特開2004-40899号公報
しかしながら、上述した特許文献1では、半導体チップの上面から放熱部材まで熱が伝達する経路の長さと、半導体チップの下面から放熱部材まで熱が伝達する経路の長さが異なる。このため、半導体チップの上面及び下面から発生する熱を均一に放熱することが難しく、半導体チップの上面と下面の放熱量に差があるという問題がある。
更に、特許文献1では半導体チップの上面と下面の双方に配線層を設けることを前提としており、一方の面にのみ配線層が設けられた半導体チップでは、上面と下面の放熱量の差がより大きくなり、適用が困難になるという問題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、半導体チップの第1主面と第2主面の放熱量の差を低減することが可能な半導体装置を提供することにある。
本発明の一態様は、第1主面及び第2主面を有する半導体チップと、第1主面に接合した第1接合面と、第1接合面の辺に連結した第2接合面とを有する導電性部材と、第2主面に接合した第3接合面と、第3接合面の辺に連結した第4接合面とを有する熱拡散部材と、第2接合面、及び第4接合面に、直接又は間接的に接合した冷却器とを有する。
発明の効果
本発明の一態様によれば、半導体チップの第1主面と第2主面の放熱量の差を低減することが可能となる。
図1Aは、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の側面図であり、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に対して直交する方向をY方向としている。 図1Bは、図1Aに示した半導体装置を「A1」方向から見た側面図である。 図1Cは、図1Aに示した半導体装置を「B1-B1’」方向から見た断面図である。 図1Dは、正側導体2、負側導体6、及び熱拡散部材4の上に電子部品5を接合しない場合の、半導体チップ3に作用する引っ張り応力を示す説明図である。 図1Eは、正側導体2、負側導体6、及び熱拡散部材4の上に電子部品5を接合した場合の、半導体チップ3に作用する引っ張り応力を示す説明図である。 図1Fは、冷却器として用いるコルゲートフィンの構成を示す斜視図である。 図1Gは、冷却器として用いるピンフィンの構成を示す斜視図である。 図2Aは、本発明の第2実施形態に係る半導体装置の側面図であり、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に対して直交する方向をY方向としている。 図2Bは、図2Aに示した半導体装置を「A2」方向から見た側面図である。 図2Cは、図2Aに示した半導体装置を「B2-B2’」方向から見た断面図である。 図2Dは、絶縁部材の詳細な構成を示す断面図である。 図3Aは、本発明の第3実施形態に係る半導体装置の側面図であり、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に対して直交する方向をY方向としている。 図3Bは、図3Aに示した半導体装置を「A3」方向から見た側面図である。 図3Cは、図3Aに示した半導体装置を「B3-B3’」方向から見た断面図である。 図4Aは、本発明の第4実施形態に係る半導体装置の側面図であり、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に対して直交する方向をY方向としている。 図4Bは、図4Aに示した半導体装置を「A4」方向から見た側面図である。 図4Cは、図4Aに示した半導体装置を「B4-B4’」方向から見た断面図である。 図4Dは、本発明の第4実施形態に係る半導体装置の等価回路図である。 図5Aは、本発明の第5実施形態に係る半導体装置の側面図であり、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に対して直交する方向をY方向としている。 図5Bは、図5Aに示した半導体装置を「A5」方向から見た側面図である。 図5Cは、図5Aに示した半導体装置を「B5-B5’」方向から見た断面図である。 図6Aは、本発明の第6実施形態に係る半導体装置の側面図であり、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に対して直交する方向をY方向としている。 図6Bは、図6Aに示した半導体装置を「A6」方向から見た側面図である。 図6Cは、図6Aに示した半導体装置を「B6-B6’」方向から見た断面図である。 図7Aは、本発明の第7実施形態に係る半導体装置の側面図であり、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に対して直交する方向をY方向としている。 図7Bは、図7Aに示した半導体装置を「A7」方向から見た側面図である。 図7Cは、図7Aに示した半導体装置を「B7-B7’」方向から見た断面図である。 図7Dは、第7実施形態に係る半導体装置に流れる電流を示す説明図である。 図8Aは、本発明の第8実施形態に係る半導体装置の側面図であり、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に対して直交する方向をY方向としている。 図8Bは、図8Aに示した半導体装置を「A8」方向から見た側面図である。 図8Cは、図8Aに示した半導体装置を「B8-B8’」方向から見た断面図である。 図9Aは、本発明の第9実施形態に係る半導体装置の側面図であり、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に対して直交する方向をY方向としている。 図9Bは、図9Aに示した半導体装置を「A9」方向から見た側面図である。 図9Cは、図9Aに示した半導体装置を「B9-B9’」方向から見た断面図である。 図10Aは、本発明の第10実施形態に係る半導体装置の側面図であり、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に対して直交する方向をY方向としている。 図10Bは、図10Aに示した半導体装置を「A10」方向から見た側面図である。 図10Cは、図10Aに示した半導体装置を「B10-B10’」方向から見た断面図である。 図10Dは、図10Aに示した半導体装置を「C10」方向から見た側面図である。 図11Aは、本発明の第11実施形態に係る半導体装置の側面図であり、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に対して直交する方向をY方向としている。 図11Bは、図11Aに示した半導体装置を「B11-B11’」から見た断面図である。 図11Cは、図11Aに示した側面図とは反対側の側面図である。 図11Dは、図11Aに示した半導体装置を「A11」の方向から見た側面図である。 図11Eは、第11実施形態に係る半導体装置の等価回路図である。 図12は、本発明の第12実施形態に係る半導体装置の側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に示す各図に記載する半導体装置の各部材は、理解を容易にするために縦方向或いは横方向の長さを誇張して示している。従って、各図に示す部材の縦方向と横方向の比率は、実際の部材の比率とは異なっている。
[第1実施形態の説明]
以下、第1実施形態について説明する。図1A、1B、1Cは、第1実施形態に係る半導体装置101の構成を示す説明図である。図1Aは半導体装置101の側面図、図1Bは図1Aの「A1」方向から見た側面図、図1Cは図1Aの「B1-B1’」方向から見た断面図である。なお、図1Aにおいて、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に直交する方向をY方向と定義する。
図1A~図1Cに示すように第1実施形態に係る半導体装置101は、平板形状の半導体チップ3を備えている。半導体チップ3は、互いに対向する第1主面p1、及び第2主面p2を有している(図1B、1C参照)。半導体チップ3は、Si(珪素)、SiC(炭化珪素)、GaN(窒化ガリウム)などの基板からなる。半導体チップ3の基板上に、MOS型トランジスタ、高電子移動度トランジスタ(HEMT)等の電界効果型トランジスタ(FET)、バイポーラトランジスタ、ダイオードなどの電子部品となる素子(能動素子)が形成されている。素子には、能動素子の他に、コンデンサなどの受動素子が含まれる。
図1Cに示すように、半導体チップ3の第1主面p1は、導電性部材の一つの側面q1(第1接合面)に接合されている。第1実施形態では、導電性部材が正側導体2(第1導電性部材)、及び負側導体6(第2導電性部材)からなる例を示す。よって、半導体チップ3の第1主面p1は、正側導体2(第1導電性部材)、及び負側導体6(第2導電性部材)の一つの側面q1(第1接合面)に接合されている。半導体チップ3の第1主面p1と、正側導体2及び負側導体6の各々の側面q1との接合は、半田による金属接合が用いられる。正側導体2、負側導体6は共に直方体形状をなしている。また、正側導体2及び負側導体6は導電性を有し、且つ、熱伝導性が高い材質、例えば、Cu(銅)、Al(アルミニウム)で形成されている。正側導体2及び負側導体6は、半導体チップ3に設けられた素子と電気的に接続されている。正側導体2は、半導体チップ3上の正極電極に電気的に接続され、負側導体6は、半導体チップ3上の負極電極に接続されている。正側導体2から正極電極を介して素子へ電流が流入し、素子から負極電極を介して負側導体6へ電流が流出する。
半導体チップ3の第2主面p2は、熱拡散部材4(ヒートスプレッダ)の一つの側面q3(第3接合面)に接合されている。半導体チップ3の第2主面p2と、熱拡散部材4の側面q3との接合は、半田による金属接合が用いられる。熱拡散部材4は、直方体形状をなしており、熱伝導性が高い材質、例えば、Cu、Alで形成されている。
図1A、図1Bに示すように、正側導体2及び負側導体6の各々の下面q2(第2接合面)、及び熱拡散部材4の下面q4(第4接合面)はそれぞれ、冷却器1の上面に接合されている。
即ち、導電性部材(正側導体2、負側導体6)は、半導体チップ3の第1主面p1に接合した第1接合面(側面q1)と、この第1接合面q1の辺に連結した第2接合面(下面q2)とを有し、半導体チップ3に形成された素子と電気的に接続されている。また、熱拡散部材4は、半導体チップ3の第2主面p2に接合した第3接合面(側面q3)と、この第3接合面の辺に連結した第4接合面(下面q4)とを有している。また、第2接合面、及び、第4接合面は冷却器1に接合されている。
第1接合面q1の辺とは、第1接合面q1の外周縁を示す。第1接合面q1の外周縁が、第2接合面q2の辺(外周縁)と一致している。第1接合面q1と第2接合面q2とが、同じ辺(外周縁)を共有している。
なお、本実施形態では、正側導体2及び負側導体6は直方体形状をなしているので、第2接合面は、第1接合面に直交する面である。同様に、熱拡散部材4は直方体形状をなしているので、第4接合面は、第3接合面に直交する面である。
本実施形態では、図1Aに示すように、半導体チップ3の主面に平行な方向がZ方向である例、即ち、平板形状をなす半導体チップ3の主面が冷却器1に対して直角をなす例について示しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、半導体チップ3の主面が冷却器1に対して直角以外の角度をなす構成であってもよい。換言すれば、半導体チップ3の平面方向と冷却器1の上面が平行でなければよい。
また、正側導体2と冷却器1との接合、負側導体6と冷却器1との接合、熱拡散部材4と冷却器1との接合は、半田による金属接合が用いられる。
冷却器1は、図1Aに示すように多穴管構造の直方体形状をなしており、中空部に空気、冷却水、或いは冷却油を流すことにより、冷却器1に伝達した熱を放熱する。冷却器1は、多穴管構造以外に、図1Fに示すコルゲートフィン構造としてもよい。水冷冷却構造としては図1Gに示すピンフィン構造であってもよい。
図1A、図1Bに示すように、第2接合面q2に対向する正側導体2及び負側導体6の上面q5(第5接合面)、及び第4接合面q4に対向する熱拡散部材4の上面q6(第6接合面)には電子部品5が設けられ、半田により金属接合されている。電子部品5は、コンデンサなどの各種のデバイス備え、半導体チップ3に設けられた素子と電気的に接続されて所定の回路が形成される。
電子部品5の線膨張係数は、半導体チップ3の線膨張係数以上である。また、電子部品5の線膨張係数は、冷却器1の線膨張係数以下である。線膨張係数とは、単位温度上昇時の直線方向に膨張する長さを指す。
上述のように構成された第1実施形態に係る半導体装置101では、以下に示す作用、効果が発揮される。
半導体チップ3の第1主面p1に正側導体2(第1導電性部材)及び負側導体6(第2導電性部材)の側面q1が金属接合され、第2主面p2に熱拡散部材4の側面q3が金属接合されている。更に、図1A、図1Bに示すように、正側導体2及び負側導体6の下面q2、熱拡散部材4の下面q4が冷却器1に、直接、金属接合されている。
従って、半導体チップ3の主面が冷却器1の接合面に対してほぼ直交して配置されることになり、半導体チップ3の第1主面p1と第2主面p2から、冷却器1までの熱が伝達する経路の長さがほぼ同一になる。このため、半導体チップ3の2つの主面がほぼ均一に冷却されることになり、半導体チップ3の2つの主面における放熱量の差が発生することを抑制できる。半導体チップ3の2つの主面に温度差を低減することができる。
半導体チップ3の第1主面p1及び第2主面p2を均一に冷却できるので、半導体チップ3の一方の面にのみ配線層が設けられ、第1主面p1と第2主面p2で発熱量が異なる構成であっても、効率よく半導体チップ3を冷却することができる。
また、正側導体2及び負側導体6の上面q5(第5接合面)、及び熱拡散部材4の上面q6(第6接合面)に電子部品5を金属接合しているので、熱収縮により半導体チップ3に加えられる応力を低減できる。
以下、図1D、図1Eを参照して、応力が低減される理由について詳細に説明する。図1Dは、正側導体2、負側導体6、及び熱拡散部材4の上面に電子部品5を接合しない比較例に係わる半導体装置の構成を示す側面図、図1Eは、電子部品5を接合する第1実施形態に係わる半導体装置の構成の側面図、即ち、図1Bと同様の側面図を示している。
半導体装置101の温度が高温から低温に変化する場合には、図1Dに示すように、冷却器1が収縮する。このため、半導体チップ3の下側(冷却器1側)では、正側導体2及び負側導体6と、熱拡散部材4との間隔が狭くなる方向に圧縮応力F1が発生する。一方、半導体チップ3の上側(冷却器1の反対側)では、正側導体2及び負側導体6と、熱拡散部材4との間隔が広くなる方向に引っ張り応力F2が発生する。半導体チップ3の第1主面p1及び第2主面p2の中で不均一な応力が発生するため、半導体チップ3が劣化、損傷することがある。半導体装置101の温度が低温から高温に変化する場合には、上記とは逆の方向へ応力が発生する。
これに対し、図1Eに示す構成では、半導体装置101の温度が高温から低温に変化する場合には、冷却器1、及び電子部品5の双方が収縮する。即ち、電子部品5の線膨張係数は、半導体チップ3の線膨張係数以上であるので、電子部品5が収縮することにより半導体チップ3の上側(電子部品5側)にも、圧縮応力F3が作用する。よって、半導体チップ3の上側(電子部品5側)に生じる上記の引っ張り応力F4が低減される。従って、半導体チップ3の第1主面p1及び第2主面p2の中の不均一な応力の発生を抑制して、半導体チップ3の劣化、損傷を防止でき、信頼性を向上させることができる。
また、図1Eに示す構成では、電子部品5と熱拡散部材4が金属接合されるので、電子部品5に発生した熱を熱拡散部材4を経由して冷却器1に伝達することができる。このため、電子部品5の冷却効果を高めることができる。
なお、上述した第1実施形態では、金属接合として半田による接合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の金属接合、例えば、焼成銀による接合とすることも可能である。
また、電子部品5の線膨張係数は、冷却器1の線膨張係数以下であるので、半導体チップ3の温度が高温から低温に変化する場合には、電子部品5の収縮量が冷却器1の収縮量よりも大きくなることはないため、半導体チップ3と正側導体2及び負側導体6との接合部や、半導体チップ3と熱拡散部材4との接合部を必要以上に圧縮することを抑制できる。
また、電子部品5に設けられるトランジスタ、コンデンサ、ダイオードなどのデバイスと、半導体チップ3に形成された素子とが電気的に接続することにより、所定の回路を形成できる。例えば、半導体チップ3にスイッチ素子を形成し、電子部品5に形成されたコンデンサと接続することにより、電力変換装置を構成することができる。
更に、半導体チップ3と正側導体2及び負側導体6(第1、第2導電性部材)との接合、半導体チップ3と熱拡散部材4との接合、正側導体2及び負側導体6と冷却器1との接合、熱拡散部材4と冷却器1との接合、正側導体2、負側導体6と電子部品5との接合、熱拡散部材4と電子部品5とが金属接合されるので、接合部における抵抗を低くすることができる。更に、堅固な接合が可能となる。
また、導電性部材として、正側導体2(第1導電性部材)、及び負側導体6(第2導電性部材)を有しているので、各導体2、6を電極とすることにより、半導体チップ3に設けられる各素子との接続を容易に行うことが可能となる。
なお、上記した第1実施形態では、半導体チップ3の第1主面p1及び第2主面p2が冷却器1の接合面に対して直角を成す例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、半導体チップ3の第1主面p1及び第2主面p2が冷却器1の接合面に対して、直角以外の角度を成していてもよい。
[第2実施形態の説明]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図2A、図2B、図2Cは、第2実施形態に係る半導体装置102の構成を示す説明図である。図2Aは、半導体装置102の側面図、図2Bは図2Aの「A2」方向から見た側面図、図2Cは図2Aの「B2-B2’」方向から見た断面図である。なお、図2Aにおいて、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に直交する方向をY方向と定義する。
第2実施形態に係る半導体装置102は、前述した第1実施形態と対比して、正側導体2と冷却器1との間、及び負側導体6と冷却器1との間に、それぞれ配置された絶縁部材7、8(第1絶縁部材)を更に備える点で相違する。絶縁部材7、8は、互いに対向する2つの主面(第3主面p3、第4主面p4)の各々に表出した金属部材(第1金属層)を有している。即ち、正側導体2及び負側導体6の下面q2(第2接合面)は、絶縁部材7、8の第3主面p3に金属接合している。絶縁部材7、8の第4主面p4は冷却器1の上面に金属接合されている。
図2Dは、絶縁部材7、8の詳細を示す側面図である。図2Dに示すように、絶縁部材7、8は、SiN(窒化シリコン)、AlN(窒化アルミニウム)などの材料で形成された平板形状の絶縁部51と、絶縁部51の2つの主面に形成されたCu(銅)などの材質の金属部材52、53とを備える。そして、各金属部材52、53を、正側導体2、負側導体6、及び冷却器1と金属接合する。なお、図2Dにおいて、金属部材52、53の厚さは、絶縁部51の厚さに対して誇張して示している。
絶縁部材7、8を設ける以外の構成は、第1実施形態で示した半導体装置101と同様であるので、説明を省略する。
上述のように構成された第2実施形態に係る半導体装置102では、正側導体2及び負側導体6の下面q2が、冷却器1に、絶縁部材7、8を介して間接的に接合されている。従って、半導体チップ3の第1主面p1と第2主面p2から、冷却器1までの熱が伝達する経路の長さがほぼ同一になる。このため、半導体チップ3の2つの主面がほぼ均一に冷却されることになり、半導体チップ3の2つの主面の放熱量の差が発生することを抑制できる。半導体チップ3の2つの主面に温度差を低減することができる。
また、正側導体2及び負側導体6と、冷却器1との間に絶縁性を持たせることにより、半導体チップ3と冷却器1を絶縁することができる。このため、冷却器1としてCu、Al、Fe(鉄)などの導電性を有する金属を用いることが可能となる。
[第3実施形態の説明]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図3A、図3B、図3Cは、第3実施形態に係る半導体装置103の構成を示す説明図である。図3Aは、半導体装置103の側面図、図3Bは図3Aの「A3」方向から見た側面図、図3Cは図3Aの「B3-B3’」方向から見た断面図である。なお、図3Aにおいて、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に直交する方向をY方向と定義する。
第3実施形態に係る半導体装置103は、前述した第2実施形態で示した半導体装置102と対比して、熱拡散部材4の上面と電子部品5との間に絶縁部材9(第2絶縁部材)を更に備える点で相違している。絶縁部材9は、図2Dに示した絶縁部材と同様に、平板形状の絶縁部51の2つの主面に金属部材52、53(第2金属層)が形成されている。
即ち、熱拡散部材4の上面q6(第6接合面)と電子部品5の間には、互いに対向する2つの主面(第5主面p5、第6主面p6)の各々に表出した金属部材(第2金属部材)を有する絶縁部材9(第2絶縁部材)が設けられている。そして、第6主面p6と電子部品5、及び、熱拡散部材4の上面q6と第5主面p5を半田により金属接合する。それ以外の構成は、第2実施形態で示した半導体装置102と同様である。
第3実施形態に係る半導体装置103では、熱拡散部材4と電子部品5との間を絶縁することができる。従って、電子部品5と冷却器1の間の絶縁性能を向上させることができる。
[第4実施形態の説明]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図4A、図4B、図4Cは、第4実施形態に係る半導体装置104の構成を示す説明図である。図4Aは半導体装置104の側面図、図4Bは図4Aの「A4」方向から見た側面図、図4Cは図4Aの「B4-B4’」方向から見た断面図である。なお、図4Aにおいて、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に直交する方向をY方向と定義する。
図4A~図4Cに示すように、第4実施形態に係る半導体装置104は、冷却器1の上面に配置された2つの半導体装置、即ち、第1の半導体装置104aと第2の半導体装置104bを備える。
第1の半導体装置104aは、第3実施形態で示した半導体装置103と同様に、平板形状の半導体チップ3aを有している。また、図4B、4Cに示すように、半導体チップ3aの第1主面p1は、正側導体2a及び負側導体6aの一つの側面q1(第1接合面)に接合されている。第1主面p1と側面q1は、半田により金属接合されている。
図4Aに示すように、正側導体2aと冷却器1との間には絶縁部材7aが設けられ、負側導体6aと冷却器1との間には絶縁部材8aが設けられている。
図4B及び図4Cに示すように、熱拡散部材4aの上面の一部は、絶縁部材9aの下面に金属接合されている。絶縁部材9aの上面、及び正側導体2aの上面は、Y方向から見た際に「L字形状」を成す正側電極17aの下面に金属接合されている。絶縁部材7a、8a、9aは、前述した図3A~図3Cに示した絶縁部材7、8、9と同様の構成を有している。
第2の半導体装置104bについても、第1の半導体装置104aと同様の構成を有している。第2の半導体装置104bは、平板形状の半導体チップ3bを有しており、半導体チップ3bの2つの主面は、正側導体2b及び負側導体6bの一つの側面と金属接合され、更に、熱拡散部材4bの一つの側面と金属接合されている。
正側導体2bと冷却器1との間には絶縁部材7bが金属接合され、負側導体6bと冷却器1との間には絶縁部材8bが金属接合されている。熱拡散部材4bの上面の一部は、絶縁部材9bの下面に金属接合されている。絶縁部材9bの上面、及び負側導体6の上面は、側面視「L字形状」の負側電極17bの下面に金属接合されている。
また、第1の半導体装置104aの負側導体6aの上面と、第2の半導体装置104bの正側導体2bの上面には、平板形状の金属導体20が半田により金属接合されている。従って、負側導体6aと正側導体2bは電気的に接続されている。
更に、図4Aに示すように、正側電極17aと負側電極17bとの間には、コンデンサ18が設けられている。従って、第1の半導体装置104aの正側導体2aと、第2の半導体装置104bの負側導体6bは、コンデンサ18を介して電気的に接続されている。
図4Dは、上記のように構成された半導体装置104の等価回路図である。図4Dに示すように、第1の半導体装置104aは電力変換回路の上アームとなるトランジスタTr1を構成し、第2の半導体装置104bは下アームとなるトランジスタTr2を構成する。金属導体20は、2つのトランジスタTr1とTr2を接続する接続部となる。また、コンデンサ18は、平滑コンデンサC1を構成する。従って、2つのトランジスタTr1、Tr2のオン、オフ制御により作動する電力変換回路を構成することができる。
このように、第4実施形態に係る半導体装置104では、前述した第1実施形態と同様に、半導体チップ3a、3bの平面方向が、冷却器1に対してほぼ直交して配置される。このため、半導体チップ3a、3bの第1主面p1から冷却器1までの熱伝導経路と、第2主面p2から冷却器1までの熱伝導経路がほぼ同一になる。このため、半導体チップ3a、3bの2つの主面がほぼ均一に冷却されることになり、半導体チップ3a、3bの2つの主面の放熱量の差が発生することを抑制できる。
また、コンデンサ18と半導体チップ3a、3bとの間の配線距離を短くすることができるので、コンデンサ18と半導体チップ3a、3bとの間の寄生インダクタンスを低減することが可能となる。
なお、第4実施形態では、前述した第3実施形態で示した半導体装置103を2個設置した半導体装置104を形成する例について説明したが、第1実施形態、或いは第2実施形態で示した半導体装置101、102を2個設置する構成としてもよい。
また、上述した第4実施形態では、第1の半導体装置104aの負側導体6aと、第2の半導体装置104bの正側導体2bとの間を、金属導体20で接続する構成としたが、負側導体6aと正側導体2bを一体化して形成してもよい。
[第5実施形態の説明]
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図5A、図5B、図5Cは、第5実施形態に係る半導体装置105の構成を示す説明図である。図5Aは半導体装置105の側面図、図5Bは図5Aの「A5」方向から見た側面図、図5Cは図5Aの「B5-B5’」方向から見た断面図である。なお、図5Aにおいて、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に直交する方向をY方向と定義する。
図5A~図5Cに示すように第5実施形態に係る半導体装置105は、平板形状の半導体チップ3を備えている。半導体チップ3は、互いに対向する第1主面p1、及び第2主面p2を有している(図5A参照)。半導体チップ3には、トランジスタ、FET、ダイオードなどの電子部品となる素子が形成されている。半導体チップ3は、Si、SiC、GaNなどから成る。
図5Aに示すように、半導体チップ3の第1主面p1は、導電性部材31の一つの側面q1(第1接合面)と金属接合されている。導電性部材31は直方体形状をなしており、半導体チップ3に設けられた素子に対して電気的に接続されている。導電性部材31は、導電性、及び熱伝導性を有する材質、例えば、Cu、Alで形成されている。
半導体チップ3の第2主面p2は、熱拡散部材32の一つの側面q3(第3接合面)と金属接合されている。熱拡散部材32は、導電性を有し且つ熱伝導性の高い材質、例えば、Cu、Alで形成されている。また、熱拡散部材32は、半導体チップ3に設けられた素子に対して電気的に接続されている。従って、熱拡散部材32は、半導体チップ3に接続する電極としての機能を備えている。
導電性部材31の下面q2(第2接合面)、及び熱拡散部材32の下面q4(第4接合面)はそれぞれ、冷却器1の上面に金属接合されている。
冷却器1は、前述した第1実施形態と同様に多穴管構造であり、中空部に空気、冷却水、或いは冷却油が流れることにより冷却器1に伝達した熱を放熱する。冷却器1は、多穴管構造以外に、前述の図1Fに示したコルゲートフィン構造としてもよい。水冷冷却構造としては図1Gに示したピンフィン構造であってもよい。
導電性部材31の上面(冷却器1に接合する面に対向する面)には、絶縁部材33(第3絶縁部材)が金属接合されている。絶縁部材33は、前述した図2Dに示した絶縁部材と同様の構成を有している。
熱拡散部材32の上面には、導電性部材31の上側まで延在した延在部323が形成されている。延在部323の下面s1は、絶縁部材33の上面に金属接合されている。即ち、熱拡散部材32の一部が、半導体チップ3よりも導電性部材31の側まで延在し、延在した一部(延在部323)は、絶縁部材33(第3絶縁部材)を介して導電性部材31の上面に接合されている。
このように構成された、第5実施形態に係る半導体装置105では、半導体チップ3の平面方向が、冷却器1に対してほぼ直交して配置されるので、半導体チップ3の第1主面p1と第2主面p2で、冷却器1までの距離がほぼ同一になる。このため、半導体チップ3の2つの主面がほぼ均一に冷却されることになり、半導体チップ3の2つの主面の放熱量の差が発生することを抑制できる。
また、図5Aに示すように、熱拡散部材32の上面には、導電性部材31の上側まで延在した延在部323が形成され、更に、絶縁部材33を介して導電性部材31の上面に金属接合されている。このため、前述した図1Eと同様に、半導体装置105の温度が高温から低温に変化した場合には、冷却器1、及び熱拡散部材32の双方が収縮し、半導体チップ3に生じる引っ張り応力が低減される。従って、半導体チップ3の劣化、損傷、密着性の低下を防止でき、信頼性を向上させることができる。
なお、上述した第5実施形態では、熱拡散部材32の上面が導電性部材31の側まで延在する例について説明したが、これとは反対に、導電性部材31の上面が熱拡散部材32の側まで延在する構成とすることも可能である。
また、第5実施形態では、金属接合として半田を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、焼成銀による接合などの、他の金属接合とすることも可能である。
[第6実施形態の説明]
次に、本発明の第6実施形態について説明する。図6A、図6B、図6Cは、第6実施形態に係る半導体装置106の構成を示す説明図である。図6Aは半導体装置106の側面図、図6Bは図6Aの「A6」方向から見た側面図、図6Cは図6Aの「B6-B6’」方向から見た断面図である。なお、図6Aにおいて、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に直交する方向をY方向と定義する。
図6A~図6Cに示すように第6実施形態に係る半導体装置106は、平板形状の半導体チップ3を備えている。半導体チップ3は、互いに対向する第1主面p1、及び第2主面p2を有している(図6A参照)。半導体チップ3には、トランジスタ、FET、ダイオードなどの電子部品となる素子が形成されている。半導体チップ3は、Si、SiC、GaNなどから成る。
図6Aに示すように、半導体チップ3の第1主面p1は、導電性部材31の一つの側面q1(第1接合面)と金属接合されている。導電性部材31は直方体形状をなしており、半導体チップ3に設けられた素子に対して電気的に接続されている。導電性部材31は、導電性、及び熱伝導性を有する材質、例えば、Cu、Alで形成されている。
半導体チップ3の第2主面p2は、熱拡散部材321の一つの側面q3と金属接合されている。熱拡散部材321は、導電性を有し、且つ熱伝導性の高い材質、例えば、Cu、Alで形成されている。また、熱拡散部材321は、半導体チップ3に設けられた素子に対して電気的に接続されている。従って、熱拡散部材321は、半導体チップ3に接続する電極としての機能を備えている。
導電性部材31の下面q2(第2接合面)、及び熱拡散部材321の下面q4(第4接合面)はそれぞれ、冷却器1の上面に金属接合されている。
導電性部材31の上面(冷却器1に接合する面に対向する面)には、絶縁部材(第4絶縁部材37)が金属接合されている。第4絶縁部材37は、前述した図2Dに示した絶縁部材と同様の構成を有している。
熱拡散部材321の上面には、連結部材322が金属接合されている。連結部材322の一部は、半導体チップ3よりも導電性部材31の上側まで延在し、第4絶縁部材37の上面に金属接合されている。即ち、熱拡散部材321には、冷却器1と接合する面に対向する面に接合され、一部が半導体チップ3よりも導電性部材31の側まで延在する連結部材322を備えている。連結部材322は、絶縁部材37(第4絶縁部材)を介して導電性部材31の上面に金属接合されている。
上述のように構成された第6実施形態に係る半導体装置106では、前述した第5実施形態と同様の効果を得ることができる。更に、熱拡散部材321と連結部材322が別部材として形成されるので、図5Aに示した半導体装置105のように、Y方向から見た際に「逆L字形状」を成す熱拡散部材32を形成する必要がない。このため、半導体装置106を容易に製造することが可能となる。
[第7実施形態の説明]
次に、本発明の第7実施形態について説明する。図7A、図7B、図7Cは、第7実施形態に係る半導体装置107の構成を示す説明図である。図7Aは、半導体装置107の側面図、図7Bは図7Aの「A7」方向から見た側面図、図7Cは図7Aの「B7-B7’」方向から見た断面図である。なお、図7Aにおいて、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に直交する方向をY方向と定義する。
図7A~図7Cに示すように第7実施形態に係る半導体装置107は、第5実施形態にて示した半導体装置105を2個併設し、双方の半導体装置が有する導電性部材31を共通とした構成を有している。即ち、図7Aに示すように、半導体チップ3aの第1主面p1は、導電性部材31の一つの側面q1(第1接合面)と金属接合されている。第2主面p2は、熱拡散部材32aの一つ側面q3(第3接合面)と金属接合されている。同様に、半導体チップ3bの2つの主面は、導電性部材31の側面、熱拡散部材32bの側面と金属接合されている。
また、図7A、図7Bに示すように、熱拡散部材32aの一部(延在部323a)は、半導体チップ3aよりも導電性部材31の側まで延在し、絶縁部材33a(第3絶縁部材)を介して導電性部材31の上面に金属接合されている。同様に、熱拡散部材32bの一部(延在部323b)は、半導体チップ3bよりも導電性部材31の側まで延在し、絶縁部材33b(第3絶縁部材)を介して導電性部材31の上面に金属接合されている。
即ち、第7実施形態に係る半導体装置107は、半導体チップと、熱拡散部材と、第3絶縁部材と、の組を2つ備えている。各々の組の半導体チップ3a、3bは、導電性部材31に金属接合されている。
このため、熱拡散部材32a、32bを各半導体チップ3a、3bに接続する電極とし、2つの半導体チップ3a、3bを用いて電力変換装置を構成できる。図7Dは、半導体装置107を電力変換装置として作動させた際に流れる電流を示す説明図である。図7Dは、半導体装置107の平面図を示している。半導体装置107を電力変換装置として作動させる場合には、各半導体チップ3a、3bを上アーム、下アームとして直列接続回路を形成する。この場合、熱拡散部材32a、32bは、上アーム及び下アームのそれぞれの端子電極となる。この場合には、熱拡散部材32aから32bに電流Idが流れることになる。この際、熱拡散部材32a、32bにはそれぞれ渦電流Igが発生する。この渦電流Igの発生により半導体装置10のインダクタンスを低減することができる。
[第8実施形態の説明]
次に、本発明の第8実施形態について説明する。図8A、図8B、図8Cは、第8実施形態に係る半導体装置108の構成を示す説明図である。図8Aは、半導体装置108の側面図、図8Bは図8Aの「A8」方向から見た側面図、図8Cは図8Aの「B8-B8’」方向から見た断面図である。なお、図8Aにおいて、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に直交する方向をY方向と定義する。
第8実施形態では、前述した第7実施形態で示した半導体装置107において、導電性部材31と冷却器1との間に絶縁部材34(第5絶縁部材)を設けた点、及び熱拡散部材32a、32bと冷却器1との間に絶縁部材35a、35b(第6絶縁部材)を設けた点で相違する。それ以外の構成は第7実施形態と同様であるので、説明を省略する。
第5絶縁部材34は、互いに対向する第7主面p7及び第8主面p8の各々に表出した第5金属層を有している。一方、第6絶縁部材35a、35bは、互いに対向する第9主面p9及び第10主面p10の各々に表出した第6金属層を有している。
導電性部材31と第7主面p7は金属接合され、冷却器1と第8主面p8は金属接合されている。熱拡散部材32a、32bと第9主面p9、及び、冷却器1と第10主面p10は金属接合されている。
そして、第8実施形態に係る半導体装置108では、絶縁部材34、35a、35bを設けることにより、導電性部材31と冷却器1との間、熱拡散部材32a、32bと冷却器1との間を絶縁することができる。従って、冷却器1を、Cu、Al、Feなどの導電性の部材で構成することが可能となる。
[第9実施形態の説明]
次に、本発明の第9実施形態について説明する。図9A、図9B、図9Cは、第9実施形態に係る半導体装置109の構成を示す説明図である。図9Aは、半導体装置109の側面図、図9Bは図9Aの「A9」方向から見た側面図、図9Cは図9Aの「B9-B9’」方向から見た断面図である。なお、図9Aにおいて、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に直交する方向をY方向と定義する。
図9A~図9Cに示すように第9実施形態に係る半導体装置109は、前述した第7実施形態と対比して、半導体チップが1つである点が相違する。即ち、1つの半導体チップ3を有しており、半導体チップ3の第1主面p1は、導電性部材31の一つの側面q1(第1接合面)に金属接合されている。半導体チップ3の第2主面p2は、熱拡散部材32a及び熱拡散部材32bの各々の一つの側面q3(第3接合面)に金属接合されている。
それ以外の構成は、前述した第7実施形態と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
そして、第9実施形態に係る半導体装置109では、半導体チップ3の第2主面p2に、2つの熱拡散部材32a、32bが金属接合されている。従って、半導体チップ3がトランジスタ、FETなどの素子を有する場合に、熱拡散部材32aを第1の電極、熱拡散部材32bを第2の電極として、他の電子部品に接続することができる。
また、前述した第7実施形態と同様に、半導体装置109のインダクタンスを低減することが可能となる。
[第10実施形態の説明]
次に、本発明の第10実施形態について説明する。図10A、図10B、図10C、図10Dは、第10実施形態に係る半導体装置110の構成を示す説明図である。図10Aは、半導体装置110の側面図、図10Bは図10Aの「A10」方向から見た側面図、図10Cは図10Aの「B10-B10’」方向から見た断面図、図10Dは図10Aの「C10」方向から見た側面図である。なお、図10Aにおいて、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に直交する方向をY方向と定義する。
第10実施形態では、前述した第9実施形態で示した半導体装置109において、熱拡散部材32a、32bと冷却器1との間に絶縁部材35a、35b(第6絶縁部材)を設けた点で相違する。それ以外の構成は第9実施形態と同様であるので、同一符号を付して構成説明を省略する。
縁部材35a、35bは、第8実施形態に示した絶縁部材35a、35bと同様の構成を有している。
そして、第10実施形態に係る半導体装置110では、絶縁部材35a、35bを設けることにより、熱拡散部材32a、32bと冷却器1との間を絶縁することができる。従って、冷却器1を、Cu、Al、Feなどの導電性を有する部材で構成することが可能となる。
[第11実施形態の説明]
次に、本発明の第11実施形態について説明する。図11A、図11B、図11C、図11Dは、第11実施形態に係る半導体装置111の構成を示す説明図である。図11Aは半導体装置111の側面図、図11Bは図11Aの「B11-B11’」方向から見た断面図、図11Cは半導体装置111の背面図(即ち、図11Aの反対側の側面図)、図11Dは図11Aの「A11」方向から見た側面図である。なお、図11Aにおいて、左右方向をX方向、上下方向をZ方向、紙面に直交する方向をY方向と定義する。
半導体装置111は、第1の半導体装置111aと、第2の半導体装置111bを備えている。なお、第1の半導体装置111aと第2の半導体装置111bは、左右対称の構成を有している。以下では、第1の半導体装置111aの構成を説明し、第2の半導体装置111bについては、第1の半導体装置111aで示した同一の構成要素の符号に「’」を付して示すことにする。例えば、図11Aに示す第1の半導体装置111aの導電性部材31に対して、第2の半導体装置111bの導電性部材を符号「31’」で示す。
各半導体装置111a、111bは、共通の冷却器1及び金属部材36(図11B、図11C参照)に金属接合されている。
第1の半導体装置111aは、図中X方向に向けて金属部材36が設けられている点を除いて、第10実施形態にて示した半導体装置110と同一である。以下、詳細に説明する。
図11Aに示すように、第1の半導体装置111aは、1つの半導体チップ3cを有しており、半導体チップ3cの第1主面p1は、導電性部材31の一つの側面q1(第1接合面)に金属接合されている。導電性部材31は、図11Dに示すように、Y方向の一端側から他端側まで設けられている。図11Aに示すように、半導体チップ3cの第2主面p2は、熱拡散部材32a、32bの一つの側面q3(第3接合面)に金属接合されている。
導電性部材31の下面は、冷却器1の上面に金属接合されている。また、熱拡散部材32a、32bの下面は、絶縁部材35a、35bを介して冷却器1の上面に金属接合されている。
熱拡散部材32aの上面には、半導体チップ3cよりも導電性部材31側に延在した延在部323aを備える。延在部323aの下面s1は、絶縁部材33aを介して導電性部材31の上面に金属接合されている。
一方、図11Cに示すように、熱拡散部材32bの上面の高さは、絶縁部材33bの上面の高さと一致している(Z方向の位置が一致している)。更に、熱拡散部材32b及び絶縁部材33bの上面には、直方体形状の金属部材36が金属接合されている。更に、金属部材36は、図11CにおけるX方向の右側へ延在しており、第2の半導体装置111bの熱拡散部材32b’、絶縁部材33b’の上面に金属接合されている。
第2の半導体装置111bは、第1の半導体装置111aとは、X方向の向きが異なる。即ち、前述したように第2の半導体装置111bは第1の半導体装置111aに対して左右対称となっている点で相違しているのみであるので、詳細な構成説明を省略する。
第11実施形態に係る半導体装置111では、一つの冷却器1に、第1の半導体装置111a、及び第2の半導体装置111bが搭載されている。そして、半導体チップ3c、3c’を接続することにより、電力変換回路を形成することができる。即ち、半導体チップ3c、3c’をトランジスタとすることにより、図11Eに示すように、トランジスタTr11、Tr12の直列接続回路を構成することができる。
第1の半導体装置111aの熱拡散部材32a、熱拡散部材32b、及び、第2の半導体装置111bの熱拡散部材32a’、熱拡散部材32b’が接近した位置に設けられ、且つ電流の向きが対向する方向になるので、電力変換装置を形成したときのインダクタンスを低減することができる。
[第12実施形態の説明]
次に、本発明の第12実施形態について説明する。図12は、第12実施形態に係る半導体装置112の側面図である。第12実施形態に係る半導体装置112は、前述した第5実施形態に示した半導体装置105の周囲に、封止材54を充填した点で相違しており、それ以外の構成は、第5実施形態と同様であるので説明を省略する。封止材54として例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂を用いることができる。
第12実施形態に係る半導体装置112では、半導体装置112を構成する各部材の周囲に封止材54を充填しているので、冷却器1が収縮した場合に、半導体チップ3に加えられる引っ張り応力をより一層低減することができる。このため、半導体チップ3の劣化、損傷を防止でき、信頼性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
1 冷却器
2、2a、2b 正側導体
3、3a、3b、3c、3c’ 半導体チップ
4、4a、4b 熱拡散部材
5 電子部品
6、6a、6b 負側導体
7、7a、7b、8、8a、8b 絶縁部材(第1絶縁部材)
9、9a、9b 絶縁部材(第2絶縁部材)
17a 正側電極
17b 負側電極
18 コンデンサ
20 金属導体
31 導電性部材
32、32a、32b、32a’、32b’ 熱拡散部材
33、33a、33b、33a、33b’ 絶縁部材(第3絶縁部材)
34 絶縁部材(第5絶縁部材)
35a、35b 絶縁部材(第6絶縁部材)
36 金属部材
37 絶縁部材(第4絶縁部材)
51 絶縁部
52、53 金属部材
54 封止材
101~112 半導体装置
104a、111a 第1の半導体装置
104b、111b 第2の半導体装置
321 熱拡散部材
322 連結部材
323、323a、323b 延在部
C1 平滑コンデンサ
p1 第1主面
p2 第2主面
p3 第3主面
p4 第4主面
p5 第5主面
p6 第6主面
p7 第7主面
p8 第8主面
p9 第9主面
p10 第10主面
q1 側面(第1接合面)
q2 下面(第2接合面)
q3 側面(第3接合面)
q4 下面(第4接合面)
q5 上面(第5接合面)
q6 上面(第6接合面)

Claims (14)

  1. 素子が形成され、互いに対向する第1主面及び第2主面を有する半導体チップと、
    前記第1主面に接合した第1接合面と、前記第1接合面の辺に連結した第2接合面とを有し、前記素子と電気的に接続された導電性部材と、
    前記第2主面に接合した第3接合面と、前記第3接合面の辺に連結した第4接合面とを有する熱拡散部材と、
    前記第2接合面、及び、前記第4接合面に、直接又は間接的に接合した冷却器と、
    を備え、
    前記導電性部材は、前記第2接合面に対向する第5接合面を有し、
    前記熱拡散部材は、前記第4接合面に対向する第6接合面を有し、
    前記第5接合面及び前記第6接合面に接合された電子部品を更に備える
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. (削除)
  3. 前記素子と、前記電子部品は、電気的に接続されて所定の回路を構成すること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記第1主面と前記第1接合面との接合、前記第2主面と前記第3接合面との接合、前記第2接合面と前記冷却器との接合、前記第4接合面と前記冷却器との接合、前記第5接合面と前記電子部品との接合、前記第6接合面と前記電子部品との接合、
    のうちの少なくとも一つは金属接合であること
    を特徴とする請求項1または3に記載の半導体装置。
  5. 前記第2接合面と前記冷却器との間に配置され、且つ互いに対向する第3主面及び第4主面の各々に表出した第1金属層を有する第1絶縁部材を更に備え、
    前記第2接合面と前記第3主面、及び、前記冷却器と前記第4主面は金属接合されていること
    を特徴とする請求項1または3に記載の半導体装置。
  6. 前記第6接合面と前記電子部品との間に配置され、且つ互いに対向する第5主面及び第6主面の各々に表出した第2金属層を有する第2絶縁部材を更に備え、
    前記第6接合面と前記第5主面、及び、前記電子部品と前記第6主面は金属接合されていること
    を特徴とする請求項1または3に記載の半導体装置。
  7. 前記電子部品の線膨張係数は、前記半導体チップの線膨張係数以上であること
    を特徴とする請求項1、3、4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記電子部品の線膨張係数は、前記冷却器の線膨張係数以下であること
    を特徴とする請求項1、3、4、7のいずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記導電性部材及び前記熱拡散部材の一方の、前記冷却器に接合する面に対向する面に接合した第3絶縁部材、を更に備え、
    前記導電性部材及び前記熱拡散部材の他方の一部が、前記半導体チップよりも前記熱拡散部材及び前記導電性部材の前記一方の側まで延在し、延在した前記一部は、前記第3絶縁部材を介して前記熱拡散部材及び前記導電性部材の前記一方に接合されていること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  10. 素子が形成され、互いに対向する第1主面及び第2主面を有する半導体チップと、
    前記第1主面に接合した第1接合面と、前記第1接合面の辺に連結した第2接合面とを有し、前記素子と電気的に接続された導電性部材と、
    前記第2主面に接合した第3接合面と、前記第3接合面の辺に連結した第4接合面とを有する熱拡散部材と、
    前記第2接合面、及び、前記第4接合面に、直接又は間接的に接合した冷却器と、
    前記導電性部材及び前記熱拡散部材の一方の、前記冷却器に接合する面に対向する面に接合した第4絶縁部材と、
    前記導電性部材及び前記熱拡散部材の他方の、前記冷却器と接合する面に対向する面に接合され、一部が前記半導体チップよりも前記熱拡散部材及び前記導電性部材の前記一方の側まで延在する連結部材と、を備え、
    延在した前記連結部材の前記一部は、前記第4絶縁部材を介して前記熱拡散部材及び前記導電性部材の前記一方に接合されていること
    を特徴とする半導体装置。
  11. 前記導電性部材と前記冷却器との間に、互いに対向する第7主面及び第8主面の各々に表出した第5金属層を有する第5絶縁部材を設け、
    前記熱拡散部材と前記冷却器との間に、互いに対向する第9主面及び第10主面の各々に表出した第6金属層を有する第6絶縁部材を設け、
    前記導電性部材と前記第7主面、及び、前記冷却器と前記第8主面は金属接合され、前記熱拡散部材と前記第9主面、及び、前記冷却器と前記第10主面は、金属接合されていること
    を特徴とする請求項1、3~10のいずれか1項に記載の半導体装置。
  12. 前記導電性部材は、第1導電性部材及び第2導電性部材からなり、
    前記第1導電性部材及び前記第2導電性部材の各々は、前記半導体チップの前記第1主面に接合する前記第1接合面、及び、前記冷却器に接合する前記第2接合面、
    を備えたことを特徴とする請求項1、3~11のいずれか1項に記載の半導体装置。
  13. 前記半導体チップと、前記導電性部材及び前記熱拡散部材の前記他方と、前記第3絶縁部材とからなる組を2つ備え、前記組の各々の前記半導体チップは、前記導電性部材及び前記熱拡散部材の前記一方と接合されること
    を特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  14. 前記導電性部材、前記熱拡散部材、及び前記半導体チップの周囲に充填された樹脂を更に備えることを特徴とする請求項1、3~13のいずれか1項に記載の半導体装置。
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