JP7147187B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本明細書が開示する技術は、半導体装置に関する。
特許文献1には、半導体素子と、半導体を封止する封止体と、封止体の内部において半導体素子が搭載されている放熱板と、放熱板から延伸しているとともに、封止体の一面から突出する第1のリードと、封止体の内部において半導体素子に電気的に接続されており、封止体の一面から突出し、一つの面において、第1のリードから第1の方向に離間している第2のリードと、を備える半導体装置が開示されている。封止体は、前記一つの面において、第1のリードと第2のリードとの間に凹部を有している。この凹部は、第1のリードと第2のリードとの間の沿面距離を確保する。第1のリードの第1方向における幅寸法は一定である。
特開2015-130465号公報
半導体装置が動作すると、半導体素子が発熱し、第1のリードが熱膨張し、封止体も熱膨張する。第1のリードの熱膨張率と封止体の熱膨張率が相違することから、両者に応力が作用する。このとき、特許文献1のように、封止体の第一面の第1のリードと第2のリードとの間の凹部が形成されていると、凹部に応力が集中する。このため、凹部の周辺にクラックが生じる虞がある。本明細書は、半導体装置の動作時において凹部に生じる応力を低減する技術を開示する。
本明細書に開示される半導体装置は、前記半導体を封止する封止体と、前記封止体の内部において前記半導体素子が搭載されている放熱板と、前記放熱板から延伸しているとともに、前記封止体の一面から突出する第1のリードと、前記封止体の内部において前記半導体素子に電気的に接続されており、前記封止体の前記一面から突出し、前記一面において、前記第1のリードから第1の方向に離間している第2のリード導体板と、を備えてもよい。前記封止体は、前記一面において、前記第1のリードと前記第2のリードとの間に凹部を有しており、前記第1のリードは、前記放熱板から延伸する第1の区間と、前記第1の区間から延伸する第2の区間と、を備え、前記第1の区間の前記第1の方向における幅寸法は、前記第2の区間の前記第1の方向における幅寸法よりも大きく、前記第1の区間の少なくとも一部は、前記封止体内に位置する。
上記の構成によると、第1のリードは、放熱板から延伸する第1の区間と、第1の区間から延伸する第2の区間と、を備え、第1の区間の第1の方向における幅寸法は、第2の区間の第1の方向における幅寸法よりも大きい。この場合、半導体素子が発熱する際の封止体の熱膨張が、第1の区間の幅寸法が比較的に大きい第1のリードによって抑制される。このため、半導体装置の動作時において凹部に生じる応力が緩和される。従って、凹部にクラックが生じることを抑制することができる。
実施例の半導体装置10の平面図。 半導体装置10の内部構造を示す平面図。 図1のIII-III線における内部構造を示す断面図。 図2のIV部を拡大して示す拡大図。 第1変形例~第5変形例に係る吊りリード端子を示す図。
(実施例)
図面を参照して、実施例の半導体装置10について説明する。本実施例の半導体装置10は、例えば電気自動車、ハイブリッド車、燃料電池車といった電動自動車において、コンバータやインバータといった電力変換回路に用いることができる。但し、半導体装置10の用途は特に限定されない。半導体装置10は、様々な装置や回路に広く採用することができる。
図1、図2、図3に示すように、半導体装置10は、第1半導体素子20と、第2半導体素子40と、封止体12と、複数の外部接続端子14、15、16、18、19と、吊りリード端子13、17と、を備える。第1半導体素子20と第2半導体素子40は、封止体12の内部に封止されている。封止体12は、特に限定されないが、例えばエポキシ樹脂といった熱硬化性樹脂で構成されている。各々の外部接続端子14、15、16、18、19は、封止体12の外部から内部に亘って延びており、封止体12の内部で第1半導体素子20及び第2半導体素子40の少なくとも一方に電気的に接続されている。外部接続端子14、15、16は、封止体12の第1の側面12aから突出し、外部接続端子18、19は、封止体12の第1の側面12aとは反対側に位置する第2の側面12bから突出する。一例ではあるが、複数の外部接続端子14、15、16、18、19には、電力用であるP端子14、N端子15及びO端子16と、信号用である複数の第1信号端子18及び複数の第2信号端子19が含まれる。吊りリード端子13、17は、封止体12の外部から内部に亘って延びており、封止体12の内部で第1半導体素子20及び第2半導体素子40の少なくとも一方に電気的に接続されている。吊りリード端子13、17は、封止体12の第2の側面12bから突出する。
封止体12の第2の側面12bにおいて、吊りリード端子13と外部接続端子18との間、及び、吊りリード端子17と外部接続端子19との間に、それぞれ、凹部12c、凹部12dが形成されている。凹部12c、12dは、封止体12の上面から下面まで、Z方向に貫通している。半導体装置10では、凹部12cによって吊りリード端子13と外部接続端子18との間の沿面距離を確保しており、凹部12dによって吊りリード端子17と外部接続端子19との間の沿面距離を確保している。
図3に示すように、第1半導体素子20は、上面電極20aと、下面電極20bと、を有する。上面電極20aは、第1半導体素子20の上面に位置しており、下面電極20bは、第1半導体素子20の下面に位置している。第1半導体素子20は、上下一対の電極20a、20bを有する縦型の半導体素子である。同様に、第2半導体素子40は、上面電極40aと下面電極40bとを有する。上面電極40aは第2半導体素子40の上面に位置しており、下面電極40bは第2半導体素子40の下面に位置する。即ち、第2半導体素子40についても、上下一対の電極40a、40bを有する縦型の半導体素子である。本実施例における第1半導体素子20と第2半導体素子40は、互いに同種の半導体素子であり、詳しくはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)とダイオードとを内蔵するRC-IGBT(Reverse Conducting IGBT)素子である。
但し、第1半導体素子20と第2半導体素子40の各々は、RC-IGBT素子に限定されず、例えばMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)素子といった他のパワー半導体素子であってもよい。あるいは、第1半導体素子20と第2半導体素子40の各々は、ダイオード素子とIGBT素子(又はMOSFET素子)といった二以上の半導体素子に置き換えられてもよい。第1半導体素子20と第2半導体素子40の具体的な構成は特に限定されず、各種の半導体素子を採用することができる。この場合、第1半導体素子20と第2半導体素子40は、互いに異種の半導体素子であってもよい。また、第1半導体素子20と第2半導体素子40の各々は、例えばシリコン(Si)、炭化ケイ素(SiC)、又は窒化ガリウム(GaN)といった各種の半導体材料を用いて構成されることができる。第1半導体素子20の上面電極20a及び下面電極20bを構成する材料には、特に限定されないが、例えばアルミニウム系又はその他の金属を採用することができる。同様に、第2半導体素子40の上面電極40a及び下面電極40bを構成する材料には、特に限定されないが、例えばアルミニウム系又はその他の金属を採用することができる。
図1、図2、図3に示すように、半導体装置10は、第1上側放熱板22と、第1導体スペーサ24と、第1下側放熱板26と、をさらに備える。第1導体スペーサ24は、例えば銅又はその他の金属といった導電性を有する材料を用いて構成されている。第1導体スペーサ24は、概して板形状あるいはブロック形状の部材であり、上面24aと、上面24aとは反対側に位置する下面24bと、を有する。第1導体スペーサ24は封止体12内に位置している。第1導体スペーサ24の上面24aは、第1上側放熱板22にはんだ層23を介して接合されている。第1導体スペーサ24の下面24bは、第1半導体素子20の上面電極20aにはんだ層25を介して接合されている。即ち、第1導体スペーサ24は、第1半導体素子20に電気的に接続されている。第1導体スペーサ24は、必ずしも必要とされないが、第1信号端子18を第1半導体素子20に接続する際のスペースを確保する。
第1上側放熱板22及び第1下側放熱板26は、例えば銅、アルミニウム又はその他の金属といった熱伝導性に優れた材料で構成されている。第1上側放熱板22は、概して直方体形状又は板形状の部材であり、上面22aと、上面22aとは反対側に位置する下面22bと、を有する。第1上側放熱板22の上面22aは、封止体12の上面12eにおいて外部に露出されている。また、第1上側放熱板22の下面22bは、前述した第1導体スペーサ24の上面24aにはんだ層23を介して接合されている。即ち、第1上側放熱板22は第1導体スペーサ24を介して第1半導体素子20と電気的及び熱的に接続されている。これにより、第1上側放熱板22は、半導体装置10の電気回路の一部を構成するだけでなく、第1半導体素子20の熱を外部に放出する放熱板としても機能する。
第1下側放熱板26は、概して直方体形状又は板形状の部材である。上面26aと、上面26aとは反対側に位置する下面26bと、を有する。第1下側放熱板26の下面26bは、封止体12の下面12fにおいて外部に露出されている。また、第1下側放熱板26の上面26aは、第1半導体素子20の下面電極20bにはんだ層27を介して接合されている。即ち、第1下側放熱板26は、第1半導体素子20と電気的及び熱的に接続されている。これにより、第1下側放熱板26においても半導体装置10の電気回路の一部を構成するだけでなく、第1半導体素子20の熱を外部に放出する放熱板としても機能する。このように、本実施例の半導体装置10は、封止体12の両面12e、12fに第1上側放熱板22及び第1下側放熱板26が露出される両面冷却構造を有する。
また、半導体装置10は、第2上側放熱板42と、第2導体スペーサ44と、第2下側放熱板46と、をさらに備える。第2導体スペーサ44は、例えば銅又はその他の金属といった導電性を有する材料を用いて構成されている。第2導体スペーサ44は、概して板形状あるいはブロック形状の部材であり、上面44aと、上面44aとは反対側に位置する下面44bと、を有する。第2導体スペーサ44は封止体12内に位置している。第2導体スペーサ44の上面44aは、第2上側放熱板42にはんだ層43を介して接合されている。第2導体スペーサ44の下面44bは、第2半導体素子40の上面電極40aにはんだ層45を介して接合されている。即ち、第2導体スペーサ44は、第2半導体素子40に電気的に接続されている。第2導体スペーサ44は、必ずしも必要とされないが、第2信号端子19を第2半導体素子40に接続する際のスペースを確保する。
第2上側放熱板42及び第2下側放熱板46は、例えば銅、アルミニウム又はその他の金属といった熱伝導性に優れた材料で構成されている。第2上側放熱板42は、概して直方体形状又は板形状の部材であり、上面42aと、上面42aとは反対側に位置する下面42bと、を有する。第2上側放熱板42の上面42aは、封止体12の上面12eにおいて外部に露出されている。また、第2上側放熱板42の下面42bは、前述した第2導体スペーサ44の上面44aにはんだ層43を介して接合されている。即ち、第2上側放熱板42は第2導体スペーサ44を介して第2半導体素子40と電気的及び熱的に接続されている。これにより、第2上側放熱板42は、半導体装置10の電気回路の一部を構成するだけでなく、第2半導体素子40の熱を外部に放出する放熱板としても機能する。
第2下側放熱板46は、概して直方体形状又は板形状の部材であり、上面46aと、上面46aとは反対側に位置する下面46bと、を有する。第2下側放熱板46の下面46bは、封止体12の下面12fにおいて外部に露出されている。また、第2下側放熱板46の上面46aは、第2半導体素子40の下面電極40bにはんだ層47を介して接合されている。即ち、第2下側放熱板46は、第2半導体素子40と電気的及び熱的に接続されている。これにより、第2下側放熱板46においても半導体装置10の電気回路の一部を構成するだけでなく、第2半導体素子40の熱を外部に放出する放熱板としても機能する。このように、本実施例の半導体装置10は、封止体12の両面12e、12fに第2上側放熱板42及び第2下側放熱板46が露出される両面冷却構造を有する。第2下側放熱板46は、第1継手部22c及び第2継手部46cを介して、第1上側放熱板22に接続されている。
上述したように、半導体装置10は、外部接続端子として、P端子14、N端子15及びO端子16を備える。本実施例におけるP端子14、N端子15及びO端子16は、銅で構成されている。但し、P端子14、N端子15及びO端子16は、銅に限定されず、他の導体で構成されてもよい。P端子14は、封止体12の内部において、第1下側放熱板26の上面26aに接続されている。N端子15は、封止体12の内部において、第2上側放熱板42の下面42bに接続されている。そして、O端子16は、第2下側放熱板46の上面46aに接続されている。一例ではあるが、P端子14及びO端子16は、それぞれ第1下側放熱板26及び第2下側放熱板46に一体に形成されている。但し、P端子14及びO端子16の一方又は両方は、それぞれ第1下側放熱板26及び第2下側放熱板46に例えば溶接によって接合されてもよい。また、N端子15は、第2上側放熱板42の継手部42cにはんだ付けによって接合されている。半導体装置10は外部接続端子として、複数の第1信号端子18及び複数の第2信号端子19もまた備える。本実施例における複数の信号端子18、19は、第1半導体素子20及び第2半導体素子40に、それぞれ、ボンディングワイヤ18a、19aによって接続されている。
また、上述したように、半導体装置10は、吊りリード端子13、17を備える。図1、図2、図4に示すように、吊りリード端子13は、封止体12の内部において、第1下側放熱板26の上面26aに接続されている。吊りリード端子17は、封止体12の内部において、第2上側放熱板42の下面42bに接続されている。一例ではあるが、吊りリード端子13、17は、それぞれ第1下側放熱板26及び第2下側放熱板46に一体に形成されている。但し、吊りリード端子13、17の一方又は両方は、それぞれ第1下側放熱板26及び第2下側放熱板46に例えば溶接によって接合されてもよい。
吊りリード端子13は、第1下側放熱板26からY軸正方向(封止体12の第2の側面12bの方向)に延伸し、第2の側面12bから突出する。なお、吊りリード端子13のZ軸方向の厚み寸法は、第1下側放熱板26のZ軸方向の厚み寸法よりも小さい。図4に示すように、吊りリード端子13は、Y軸に平行な第1の平面13aと、第1の平面13aに対向し、Y軸正方向に向かってX軸負方向に傾斜している傾斜面13bと、第1の平面13aに対向し、傾斜面13bと連続し、Y軸に平行な第2の平面13cと、を有する。吊りリード端子13は、第1の平面13aの一部と傾斜面13bとを含む第1の区間S1と、第1の平面13aの一部と第2の平面13cとを含む第2の区間S2と、を備える。第1の区間S1は封止体12の内部に形成されている区間であり、第2の区間S2は封止体12の内部から外部に亘って伸びている区間である。第1の区間S1において、第1の区間S1のX方向における幅寸法は、Y軸正方向に向かって幅W1から幅W2に徐々に小さくなっている。第2の区間S2のX方向における幅寸法は幅W2で一定である。傾斜面13bのY軸負方向側の第1の端E1のX方向の位置は、凹部12cの中心C1と凹部12cのX軸負方向側の第3の端E3との間に位置しており、第1の端E1のY方向の位置は、凹部12cの中心C1よりもY軸負方向側に位置している。また、傾斜面13bと第2の平面13cとの間の第2の端E2のX方向の位置は、第1の端E1よりもX軸負方向側に位置し、第2の端E2のY方向の位置は、凹部12cの中心C1のY方向の位置と一致する。
図1、図2に示すように、吊りリード端子17は、吊りリード端子13と左右対称な構造を有するため、詳細な説明を省略する。
図2、図3に示すように、半導体装置10の第1上側放熱板22は、導体で構成された第1継手部22cをさらに有する。同様に第2下側放熱板46は、導体で構成された第2継手部46cをさらに有する。第1継手部22c及び第2継手部46cは、封止体12の内部に位置している。第1上側放熱板22の第1継手部22cは、第2下側放熱板46の第2継手部46cにはんだ層50を介して接合されている。即ち、第1継手部22c及び第2継手部46cは、第1上側放熱板22と第2下側放熱板46との間を電気的に接続している。これにより、第1半導体素子20と第2半導体素子40は、第1継手部22c及び第2継手部46cを介して直列に接続される。第1継手部22c及び第2継手部46cは、例えば銅で構成されることができる。第1継手部22cと第1上側放熱板22とは、一体に形成されていてもよいし、互いに接合されていてもよい。この場合の接合手法は、特に限定されず、例えば溶接によって接合されていてもよい。同様に、第2継手部46cの第2下側放熱板46とは、一体に形成されていてもよいし、互いに接合されていてもよい。この場合の接合手法においても、特に限定されず、例えば溶接によって接合されていてもよい。
上記の構成によると、吊りリード端子13は、第1下側放熱板26から延伸する第1の区間S1と、第1の区間から延伸する第2の区間S2と、を備える。第1の区間S1のX方向における幅寸法は、第2の区間S2のX方向における幅寸法よりも大きい。吊りリード端子13は、例えば、第1の区間S1及び第2の区間S2のX方向の幅寸法が幅W2で一定の吊りリード端子よりも変形し難い。このため、半導体装置10が動作して、半導体素子20、40が発熱する際の封止体12の熱膨張が、吊りリード端子13によって抑制される。このため、半導体装置10の動作時において凹部12cに生じる応力が緩和される。従って、凹部12cにクラックが生じることを抑制することができる。なお、吊りリード端子17によって凹部12dに生じる応力についても緩和される。
また、半導体装置10が動作して、半導体素子20、40が発熱する際、封止体12は、主に、X軸方向と平行に熱膨張する。これに関して、吊りリード端子13、17が、第1下側放熱板26からY軸と平行に延伸しているため、封止体12の熱膨張が、吊りリード端子13、17によってより抑制される。
(対応関係)
第1下側放熱板26及び第2下側放熱板46が、「放熱板」の一例である。吊りリード端子13、17が、「第1のリード」の一例である。第1信号端子18及び第2信号端子19が、「第2のリード」の一例である。封止体12の第2の側面12bが、「封止体の第一面」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(変形例)
図5を参照して、吊りリード端子13の変形例について説明する。なお、吊りリード端子17についても、同様の形状に変形することができる。なお、実施例と同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。
(第1変形例)図5(a)では、吊りリード端子113の傾斜面113bの形状が、実施例の吊りリード端子13の傾斜面13bの形状と異なる。具体的には、傾斜面113bのY軸負方向側の第1の端E11のX方向の位置が、実施例の傾斜面13bの第1の端E1のX方向の位置と異なる。第1の端E11のX方向の位置は、凹部12cのX軸正方向側の第4の端E4のX方向の位置と一致する。本変形例では、第1の区間S1のX方向における幅寸法は、Y軸正方向に向かって幅W3から幅W2に徐々に小さくなっている。幅W3は、実施例1の幅W1よりも大きい。このような構成によると、吊りリード端子113が封止体12により大きな面積で接触するので、封止体12の熱膨張が吊りリード端子113によってさらに抑制される。これにより、半導体装置10が動作して、半導体素子20、40が発熱する際の封止体12の熱膨張をより抑制することができ、凹部12cに生じる応力をより緩和することができる。なお、別の変形例では、第1の端E11は、第4の端E4よりもX軸正方向側に位置していてもよい。
(第2変形例)図5(b)では、吊りリード端子213の湾曲面213bの形状が、実施例の吊りリード端子13の傾斜面13bの形状と異なる。湾曲面213bは円弧状に湾曲している。湾曲面213bのY軸負方向側の第1の端E21のX方向及びY方向の位置は、実施例の傾斜面13bの第1の端E1のX方向及びY方向の位置に一致する。このような構成によっても、実施例と略同様の効果を奏することができる。また、湾曲面213bによって、実施例と比較して、凹部12cに生じる応力をより緩和することができる。
(第3変形例)図5(c)では、吊りリード端子313の湾曲面313bの形状が、第2変形例の吊りリード端子213の湾曲面213bの形状と異なる。具体的には、湾曲面313bのY軸負方向側の第1の端E31のX方向の位置が、第2変形例の湾曲面213bの第1の端E21のX方向の位置と異なる。本変形例の第1の端E31のX方向の位置は、凹部12cの第4の端E4のX方向の位置と一致する。本変形例では、第1の区間S1のX方向における幅寸法は、Y軸正方向に向かって幅W3から幅W2に徐々に小さくなっている。幅W3は、実施例1の幅W1よりも大きい。このような構成によると、半導体装置10が動作して、半導体素子20、40が発熱する際の封止体12の熱膨張をより抑制することができ、半導体装置10の動作時において凹部12cに生じる応力をより緩和することができる。また、湾曲面313bによって、第1変形例と比較して、凹部12cに生じる応力をより緩和することができる。なお、別の変形例では、第1の端E31は、第4の端E4よりもX軸正方向側に位置していてもよい。
(第4変形例)図5(d)では、吊りリード端子413は、実施例の吊りリード端子13の傾斜面13bに代えて、Y軸と平行な第3の平面413bを有する。第3の平面413bのY軸負方向側の第1の端E41のX方向の位置は、凹部12cの第3の端E3のX方向の位置と一致しており、第1の端E41のY方向の位置は、凹部12cの中心C1よりもY軸負方向側に位置している。本変形例では、第1の区間S1のX方向における幅寸法は、幅W1で一定である。このような構成によると、吊りリード端子413が封止体12により大きな面積で接触するので、封止体12の熱膨張が吊りリード端子413によってさらに抑制される。これにより、半導体装置10が動作して、半導体素子20、40が発熱する際の封止体12の熱膨張をより抑制することができ、凹部12cに生じる応力をより低減することができる。
(第5変形例)図5(e)では、吊りリード端子513は、Y軸負方向側に突出する形状を有する。吊りリード端子513は、Y軸に平行な第1の平面513aと、第1の平面513aよりもX軸正方向側に位置し、Y軸に平行な第2の平面513bと、第1の平面513a及び第2の平面513bに対向し、Y軸に平行な第3の平面513cと、を有する。吊りリード端子513は、第1の平面513aと第3の平面513cとを含む第1の区間S51と、第2の平面513bと第3の平面513cの一部とを含む第2の区間S52と、を備える。第1の区間S51のX方向における幅寸法は幅W4で一定であり、第2の区間S52のX方向における幅寸法はW2で一定である。幅W4は、実施例の幅W1よりも大きい。第3の平面513cのY軸負方向側の第1の端E51のX方向の位置は、凹部12cの第3の端E3よりもX軸負方向側に位置しており、第1の端E51のY方向の位置は、凹部12cの中心C1よりもY軸負方向側に位置している。このような構成によると、半導体装置10が動作して、半導体素子20、40が発熱する際の封止体12の熱膨張をより抑制することができ、凹部12cに生じる応力をより低減することができる。
また、吊りリード端子513は、凹部12cと重ならないように設ける必要がある。第4変形例のように、吊りリード端子413の一部をX軸正方向側に突出させる場合、突出部を形成可能な領域が比較的に狭い。一方、本変形例のように、吊りリード端子513の一部をX軸負方向側に突出させる場合、突出部を形成可能な領域が比較的に広い。このため、幅寸法が比較的に大きくなるように、第1の平面513aを設けることができる。
なお、上記の変形例以外にも、図4の吊りリード端子13の第1の端E1のX方向の位置が、凹部12cの第3の端E3よりX軸負方向側に位置していてもよい。また、図4の吊りリード端子13の第2の端E2のY方向の位置が、凹部12cの中心C1のY方向の位置よりもY軸負方向側又はY軸正方向側に位置していてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10 :半導体装置
12 :封止体
12a :第1の側面
12b :第2の側面
12c、12d :凹部
13、17 :吊りリード端子
14 :P端子
15 :N端子
16 :O端子
17 :吊りリード端子
18、19 :信号端子
20、40 :半導体素子
22 :第1上側放熱板
26 :第1の下側放熱板
S1 :第1の区間
S2 :第2の区間

Claims (1)

  1. 半導体装置であって、
    半導体素子と、
    前記半導体素子を封止する封止体と、
    前記封止体の内部において前記半導体素子が搭載されている放熱板と、
    前記放熱板から延伸しているとともに、前記封止体の一面から突出する第1のリードと、
    前記封止体の内部において前記半導体素子に電気的に接続されており、前記封止体の前記一面から突出し、前記一面において、前記第1のリードから第1の方向に離間している第2のリードと、を備え、
    前記封止体は、前記一面において、前記第1のリードと前記第2のリードとの間に凹部を有しており、
    前記第1のリードは、前記放熱板から延伸する第1の区間と、前記第1の区間から延伸する第2の区間と、を備え、
    前記第1の区間の前記第1の方向における幅寸法は、前記第2の区間の前記第1の方向における幅寸法よりも大きく、
    前記第1の区間の少なくとも一部は、前記封止体内に位置し、
    前記第1のリードは、前記放熱板から、前記第1の方向に直交する方向である第2の方向の第1の側に延伸し、
    前記第2の方向において、前記第1の区間と前記第2の区間との境界部は、前記凹部の前記第1の側とは反対側の第2の側の端部と一致する位置、又は、前記凹部の前記第2の側の端部よりも前記第1の側に位置している、
    半導体装置。
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