JP7047779B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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Description

本技術は、例えば薄型ディスプレイのスピーカ装置に使用して好適なスピーカ装置に関する。
テレビジョン受信装置のように、薄型ディスプレイを使用した場合、音声再生装置としてのスピーカ装置も薄型な構成であることが望まれる。スピーカ装置の薄型化の一つの方法は、コーン形振動板に代えて平面振動板を使用することである。例えば下記の特許文献1から特許文献4には、平面振動板を使用したスピーカ装置が記載されている。
さらに、特許文献5は、磁気ギャップに磁性流体を充填させて、ダンパーを不要としたスピーカ装置が開示されている。ダンパーを省略することによって、スピーカ装置の薄型化を図ることができる。
特開2011-101074号公報 特開2010-226700号公報 特開2010-063080号公報 特開平1-027399号公報 特開2013-046112号公報
特許文献1には、平面振動板を有する動電型スピーカに関する構造が記載されている。しかしながら、特許文献1に記載の構造では、振動板の共振モードを抑えることができないので、音圧周波数特性のピークディップが大きい問題がある。
特許文献2には、平面振動板において、複数の矩形ボイスコイルで駆動させ平坦な周波数特性を得る構造が記載されている。この構成では、振動板全面を駆動する複数のボイスコイルが必要で振動系の重量が増し再生効率が落ちる。また、ボイスコイル1つに対して1つの磁気回路が必要で、構造が複雑である。
特許文献3には、平行四辺形の平面振動板の対角線上に細長形トラック型ボイスコイルを配置して周波数特性のピークディップを抑制する構造が開示されている。特定の平行四辺形にのみ対応する内容であり、振動板形状の自由度が無い問題がある。
特許文献4には、矩形平面振動板をボイスコイル上部の円錐台形ドライブコーンで駆動し、平坦な周波数特性を得ることが開示されている。しかしながら、矩形平面振動板の第1次共振モードを低減する内容であり広帯域への効果は低い。また円錐台形ドライブコーンを介して信号伝達されるので、伝達ロスでの性能劣化が大きい。
さらに、特許文献5は、充填された磁性流体の飛散の抑制を目的とするもので、薄型化に関しては、不十分なものであった。
したがって、本技術の目的は、平面振動板でありながら分割振動による音圧周波数特性のピークディップを低減させ、平坦な特性を得ることができ、また、振動板背面の圧力を、スピーカ後方ではなく外周方向へ放出することによって、従来に比してより薄型化を達成できるスピーカ装置を提供することにある。
本技術は、環状に形成されたマグネットと、ベース面部及びベース面部から突出されたセンターポール部を有しセンターポール部がマグネットの中心部に挿入されて配置されたヨークと、環状に形成されマグネットに取り付けられた状態でヨークのセンターポール部の外周側に配置されたプレートとからなる磁気回路と、
筒状に形成され一部がヨークのセンターポール部に外嵌された状態でセンターポール部の軸方向へ変位可能にされたコイルボビンと、
コイルボビンの外周面に巻き付けられ少なくとも一部がプレートとヨークのセンターポール部との間に形成された磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、
磁気ギャップに充填された磁性流体と、
センターポール部の周方向において磁束密度を変化させて磁性流体に対する磁力を変化させる磁気勾配を形成する凹部と、
コイルボビンに連結されコイルボビンの変位に伴って振動される振動板とを備え 、
凹部によって形成され、振動板の背面側から磁気回路の下面までに至る第1の空気通過経路と、磁気回路の下面に形成され、第1の空気通過経路と磁気回路の側方を結ぶ第2の空気通過経路とが形成されたスピーカ装置である。
少なくとも一つの実施形態によれば、本技術は、2枚の平面振動板を貼り合わせた構成とすることによって平坦な音圧周波数特性を得ることができる。また、スピーカ振動板の背面の圧力をスピーカ後方ではなく、外周方向に放出することによって、より薄型化が可能となる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本技術中に記載されたいずれかの効果又はそれらと異質な効果であっても良い。
図1は、本技術の一実施の形態の使用例を示す略線図である。 図2は、本技術の一実施の形態の断面図である。 図3は、スピーカ振動板の平面図、分解図及び側面図である。 図4A及び図4Bは、磁気ギャップに磁性流体が充填された状態を示す拡大正面図である。 図5は、磁気ギャップの周方向における磁束密度を示すグラフである。 図6は、磁気ギャップの軸方向における磁束密度を示すグラフである。 図7A及び図7Bは、ヨークの一例の斜視図及び平面図である。 図8は、スピーカユニットの斜視図である。 図9A及び図9Bは、本技術の他の例の断面図及びヨークの底面図である。 図10A及び図10Bは、従来のスピーカ装置の断面図及びヨークの底面図である。 図11A及び図11Bは、音圧周波数特性及びインピーダンス特性を示すグラフである。 図12は、スピーカ振動板の形状の複数の例を示す略線図である。 図13は、スピーカ振動板の形状の複数の例を示す略線図である。 図14は、スピーカ振動板の形状の複数の例を示す略線図である。
以下、本技術の実施の形態等について図面を参照しながら説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
<1.一実施の形態>
<2.変形例>
以下に説明する実施の形態等は本技術の好適な具体例であり、本技術の内容がこれらの実施の形態等に限定されるものではない。
また、以下の説明では、図示が煩雑となることを防止するために、一部の構成のみに参照符号を付す場合や、一部の構成を簡略化して示す場合がある。
<1.一実施の形態>
以下、本技術の一実施の形態について詳細に説明する。図1に示すように、複数のスピーカ101L及び101Rが薄型テレビジョン装置102の左右のベゼルに組み込まれる。薄型テレビジョン装置102の厚さ以下にスピーカ101L及び101Rの厚みが収まるようになされている。複数のスピーカ101L及び101Rには、トウィーター、ウーファー及びサブウーファーが含まれている。例えばウーファー及びサブウーファーが磁性流体を使用した構成とされている。本技術は、ウーファー及びサブウーファーに対して適用できる。
図2は、本技術の一実施の形態のスピーカ装置1の断面図である。スピーカ装置1は、平面状のスピーカ振動板を有する。スピーカ振動板は、図3A、図3B及び図3Cに示すように、2枚の平面振動板2及び3を張り合わせた2層構造を有する。スピーカ装置の前面側(音放射側)に例えばほぼ正方形の平面振動板2が配される。平面振動板2の裏面に、平面振動板2とは異なる材料で、より面積の小さい振動板3が貼り合わされる。振動板3は、例えば八角形の形状を有する。なお、平面振動板2及び3を貼り合わせたスピーカ振動板の詳細については、後述する。
平面振動板2の外周に沿ってエッジ4が取り付けられ、エッジ4を介してスピーカ振動板がフレーム6に取り付けられる。平面振動板3の中央部に円形の凹部が形成され、凹部の周囲に段差5が形成されている。この段差5に対してコイルボビン7の端部が接着される。
フレーム6には、磁性材料によって形成されたプレート8が取り付けられている。プレート8は厚みの薄い略円環状に形成されている。プレート8の後面には円環状に形成されたマグネット9が取り付けられている。マグネット9の後面にはヨーク10が取り付けられている。
ヨーク10は円板状のベース面部11とベース面部11の中心部から前方へ突出されたセンターポール部12とが一体に形成されて成り、センターポール部12は、例えば、円柱状に形成されている。なお、ベース面部11とセンターポール部12が別体の構成をとれる場合もあり、この場合、ベース面部11に相当するプレートは、バックプレートと称される。ヨーク10のベース面部11の前面がマグネット9の後面に取り付けられている。ヨーク10のベース面部11の背面に合成樹脂、アルミニウムなどの非磁性材からなるエンクロージャ21の背板の内面が近接又は密着されている。エンクロージャ21は、フレーム6を介してスピーカ装置1を支持する。
プレート8とマグネット9とヨーク10は、中心軸が一致された状態で結合されている。ヨーク10は、例えば、センターポール部12の前端面に付加された磁束変化部13がプレート8から前方へ突出された状態で配置され、プレート8とセンターポール部12の間の空間が磁気ギャップ14として形成されている。
ヨーク10のセンターポール部12にはコイルボビン7が前後方向、即ち、センターポール部12の軸方向へ変位可能(移動可能)に支持されている。コイルボビン7は円筒状に形成され、コイルボビン7の後端側における外周面にボイスコイル15が巻き付けられている。ボイスコイル15は少なくとも一部が磁気ギャップ14に配置されている。ボイスコイル15が磁気ギャップ14に配置されることにより、プレート8とマグネット9とヨーク10とボイスコイル15によって磁気回路が構成される。
磁気ギャップ14には磁性流体16が充填されている。磁性流体16は界面活性剤を用いて水や油に磁性体の微粒子を分散させたものであり、飽和磁束が、例えば、30mT(ミリテスラ)~40mTにされ、粘度が300cP(センチポアズ)(=0.3Pa・s(パスカル・秒))以下にされている。
図4Aに示すように、プレート8の内周面には、例えば、三つの凹部が周方向に等間隔に離隔して形成され、これらの凹部がそれぞれ磁束変化部8a、8a、8aとして形成されている。磁束変化部8a、8a、8aはそれぞれ前後方向に延びる状態で形成されている。磁束変化部8a、8a、8aはそれぞれ軸方向に垂直な断面形状が、例えば、略半円形状に形成されているが、磁束変化部8a、8a、8aは軸方向に垂直な断面形状が、例えば、三角形状や四角形状等の他の形状であってもよい。なお、磁束変化部8aの数は任意であり、二つ以下であってもよく、また、四つ以上であってもよい。
図4Bは、変形例を示すもので、センターポール部12Aの外周面に、例えば、三つの凹部が周方向に等間隔に離隔して形成され、これらの凹部がそれぞれ磁束変化部12a、12a、12aとして形成されている。なお、プレート8の内周面に磁束変化部8aを形成するとともに、センターポール部12Aの外周面に磁束変化部12aを形成してもよい。
上述したように、プレート8に磁束変化部8a、8a、8aが形成されている(図4A参照)。プレート8の磁束変化部8a、8a、8aは磁気ギャップ14の磁束密度を周方向において変化させて磁性流体16に対する磁力を変化させる磁気勾配Sa、Sa、・・・を形成する機能を有している(図5参照)。従って、磁気ギャップ14に充填された磁性流体16は磁束密度が高い部分に保持され、磁束変化部8a、8a、8aが形成された部分にはセンターポール部12の外周面とプレート8の内周面との間にそれぞれ空隙14a、14a、14aが形成される(図4A参照)。
図5は、磁気ギャップ14の周方向における磁束密度を示すグラフ図である。図5に示すように、プレート8の磁束変化部8a、8a、8aが形成された部分においては、磁束変化部8a、8a、8aによって磁気勾配(傾斜部)Sa、Sa、・・・が形成され、他の部分より磁力が小さくされている。磁気勾配Saは磁力が存在するが磁束変化部8aの周方向における中央に近付くに従って磁力が低下する磁束密度の変化を示すものである。
センターポール部12Aに形成された磁束変化部12a、12a、12aも、上述した磁束変化部8a、8a、8aと同様に機能して磁気勾配を形成する。
また、スピーカ装置1にあっては、上記したように、ヨーク10のセンターポール部12に磁束変化部13が形成されている。センターポール部12の磁束変化部13は磁束密度を軸方向、即ち、コイルボビン7の変位方向において変化させて磁性流体16に対する磁力を変化させる磁気勾配Sbを形成する機能を有している(図6参照)。
図6は、軸方向における磁束密度を示すグラフ図である。図6に示すように、センターポール部12の磁束変化部13が形成された部分においては、磁束変化部13によって磁気勾配(傾斜部)Sbが形成され、プレート8が対向して存在する部分より磁力が小さくされている。磁気勾配Sbは磁力が存在するがプレート8から遠ざかるに従って磁力が低下する磁束密度の変化を示すものである。
なお、スピーカ装置1においては、周方向における磁束密度の最低値Samin(図5参照)が軸方向における磁束密度の最高値Sbmax(図6参照)の2分の1の値Sbmid(図6参照)より大きくされている。
上記のように構成されたスピーカ装置1において、ボイスコイル15に駆動電圧又は駆動電流が供給されると、磁気回路において推力が発生されコイルボビン7が前後方向(軸方向)へ変位してコイルボビン7の変位に伴って平面振動板2、3が振動する。このとき電圧又は電流に比例した音声の出力が行われる。
音声の出力時にはコイルボビン7の変位に伴って磁気ギャップ14に充填された磁性流体16に飛散される力が付与される。しかしながら、スピーカ装置1にはプレート8の磁束変化部8a、8a、8aによって周方向において磁性流体16に対する磁力を変化させる磁気勾配Sa、Sa、・・・が形成されている。また、周方向における磁束密度の最低値Saminが軸方向における磁束密度の最高値Sbmaxの2分の1の値Sbmidより大きくされている。
従って、軸方向又は周方向に飛散されようとする磁性流体16の一部は、磁気勾配Sa、Sa、・・・が形成された磁力を有する部分である空隙14a、14a、14aから磁気ギャップ14に引き寄せられ、飛散が抑制される。また、軸方向に飛散されようとする磁性流体16の一部は、磁気勾配Sbが形成された磁力を有する部分から磁気ギャップ14に引き寄せられ、飛散が抑制される。
図7は、ヨーク10の一例の斜視図及び平面図である。センターポール部12Aの外周面には、例えば、三つの凹部が周方向に等間隔に離隔して形成され、これらの凹部がそれぞれ磁束変化部12a、12a、12aとして形成されている(図4B参照)。この磁束変化部12aは、平面振動板2、3の背面側から磁気回路例えばヨーク10のベース面部11の下面までに至る第1の空気通過経路を形成する。
この磁束変化部12aのそれぞれの位置から外方に延びる切欠き22がヨーク10のベース面部11に形成されている。磁束変化部12aが120°の等角間隔で形成されている場合、各磁束変化部12aと一致するベース面部11のセンターポール部12A側の位置を起点として、ベース面部11の外周に向かって放射状に延びる3本の切欠き22が形成される。ベース面部11の上面側マグネット9が配され、底面側にエンクロージャの背面板が密着して配される。したがって、切欠き22の上下面が閉塞され、切欠き22が断面矩形の穴となる。すなわち、第1の空気通過経路とベース面部11の側方を結ぶ第2の空気通過経路が形成される。
かかるヨーク10を取り付けたスピーカユニット23の背面からみた斜視図を図8に示す。図8のスピーカユニット23がエンクロージャ21(図8では省略)に対して取り付けられることによってスピーカ装置1が組み立てられる。上述した第1及び第2の空気通過経路によって、平面振動板2、3及びコイルボビン7が変位した時に発生する背圧の抜けを良好とすることができる。
すなわち、平面振動板2、3が変位すると、平面振動板2、3の背面では、放射される音と逆相の疎密波が発生する。この背面で空気が押されることによって背圧が発生し、背圧がエンクロージャの背板で反射されてスピーカユニットに作用すると、スピーカ装置の特性を劣化させる原因となる。切欠き22は、ヨーク10のベース面部11の前面にマグネット9の後面が位置すると共に、ベース面部11の底面側にエンクロージャ21の背板が位置するので、孔となり、この孔が背圧をガイドして磁気回路の側方からエンクロージャ21の側板方向に放出させる。したがって、本技術によれば、薄型化された構造でありながら、平面振動板2、3及び/又はコイルボビン7によって発生する背圧の影響を少なくしてスピーカ装置の特性を良好とすることができる。
一実施の形態では、磁気ギャップ14に磁性流体16を充填する構成において、磁性流体16が飛散することを防止するための磁束変化部8aとして複数の凹部をプレート8及び/又はヨーク10のセンターポール部12に形成している。この凹部には、磁性流体16が保持されないので、凹部と切欠き22を連通させて背圧(空気)が抜ける経路として機能することができる。したがって、背圧がスピーカユニットの真後ろに抜ける場合のように、スピーカユニットの後ろ側とエンクロージャの背板の間の距離を大きくとる必要がなく、スピーカ装置の薄型化が可能となる。さらに、上述したように、磁気勾配を形成するための磁束変化部8aを利用して背圧を抜くようにするので、プレート8及び/又はヨーク10の加工の手間が少なくなる。
さらに、本技術は、磁性流体を使用しないスピーカ装置に対しても適用できる。図9A及び図9Bに示すスピーカ装置31は、平面振動板32に取り付けられたコイルボビン33の外周面にボイスコイルが巻き付けられている。ボイスコイルがプレート34とヨーク35のセンターポール部36の間の磁気ギャップに配置されている。コイルボビン33に対してダンパー37が取り付けられている。プレート34の後面には円環状に形成されたマグネット38が取り付けられている。マグネット38の後面にはヨーク35が取り付けられている。
ヨーク35のセンターポール部36を前後方向に貫通して複数例えば4本の貫通孔39が等角間隔で形成されている。貫通孔39が第1の空気通過経路となる。ヨーク35のベース面部に貫通孔39を開始位置として半径方向に外周まで延びる切欠き40(第2の空気通過経路)が形成される。スピーカ装置31の背圧は、貫通孔39及び切欠き40を通じてヨーク35の側方からエンクロージャ41の側板に向かう。したがって、スピーカ装置31の前後方向の寸法を小さくして薄型構造とすることができる。
図10A及び図10Bは、従来のスピーカ装置51を比較例として示すものである。スピーカ装置51は、振動板52に取り付けられたコイルボビン53の外周面にボイスコイルが巻き付けられている。ボイスコイルがプレート54とヨーク55のセンターポール部56の間の磁気ギャップに配置されている。コイルボビン53に対してダンパー57が取り付けられている。プレート54の後面には円環状に形成されたマグネット58が取り付けられている。マグネット58の後面にはヨーク55が取り付けられている。
図10Bに示すように、ヨーク55の中心位置を前後に貫通する孔59と、磁気ギャップの後方のセンターポール部56及びマグネット58の隙間を通りヨーク55を貫通する4個の孔60が形成される。孔60は、90°の角間隔で形成されている。これらの孔55、59を通じて振動板52及びコイルボビン53の背圧がスピーカユニットの後方に抜ける。かかる構成の場合には、スピーカユニットの後方のエンクロージャ61の背面板までの距離を大きくして背圧の影響を少なくする必要がある。したがって、薄型化が本技術と比較して難しい問題がある。
通常、スピーカ装置の薄型化のためには振動板を平面とすることが有利となるが、反面、平面形状の振動板は、振動共振モードが多数発生し、周波数特性にピークディップを生じさせてしまう。図11Aに一般的な平面振動板を使用したスピーカ装置の音圧周波数特性(実線)及びインピーダンス特性(破線)を示す。例えば2kHz付近及び10kHzよりやや高い周波数付近で、音圧周波数特性の乱れがある。
上述した本技術の一実施の形態では、図3を参照して説明したように、2種以上の物理特性の異なる材料で構成され、一方の平面振動板に対して大きく異なる面積の他方の平面振動板を貼り合わせる2層構造とすることで、平坦な音圧周波数特性を得る。振動板面積の中で2層構造部分と1層構造部分とを有する構造となる。一例として、1層目の平面振動板2の面積は約1400mm2、2層目の平面振動板3の面積は約650mm2となされている。共振モードを分散させるため、面積比率を最適化させると平坦な特性が得られる。面積比率は、材料物理特性/振動板の大きさ/振動板の形状が関係し、FEM(有限要素解析)シュミュレーション、CAE(Computer Aided Engineering)で最適化が可能である。
図3における平面振動板2としてCFRP(Carbon Fiber-Reinforced Plastics)を使用し、平面振動板3として発泡マイカを使用し、エッジ4としてラバーを使用する。発泡マイカは、マイカ(雲母)フレークを発泡セル状に成型し、パルプや合成繊維を配合して強度を高めたものであり、成型加工が可能な材料である。かかる振動板を使用した本技術の一実施の形態の音圧周波数特性及びインピーダンス特性を図11Bに示す。図11Aに示す音圧周波数特性において認められた特性の暴れを抑えることができ、平坦な音圧周波数特性を得ることができる。スピーカ振動板の具体例としては、上述した例以外に、平面振動板2としてCFRPを使用し、平面振動板3として紙を使用したもの、平面振動板2としてアルミニウムを使用し、平面振動板3として発泡マイカを使用したものなどが使用できる。
これらの例のように、貼り合わされる振動板の物理特性が互いに異なることが望ましい。平面振動板2、3のそれぞれの材料としては、上述した材料以外に、PP(ポリプロピレン)などの樹脂材、アルミニウム、紙、などの音響素材を使用することが可能である。考慮される物理特性として、比重、ヤング率、音速、内部損失などがある。下記の表1に振動板素材の主な物理特性を示す。なお、2層構造に限らず、3層以上の構造としてもよい。例えば貼り合わせる振動板の素材としてヤング率がなるべく相違するものを選ぶようになされる。
Figure 0007047779000001
図3の構成では、1層目の平面振動板2を平面四角形とし、2層目の平面振動板3を立体形状八角形としているが、形状は、これ以外のものが可能である。図12に示すように、平面振動板2が四角形の場合、平面振動板3(斜線領域で示す)は、種々の形状をとりうる。すなわち、三角形、四角形、多角形、円形等の形状を平面振動板3がとることができる。
また、図13に示すように、平面振動板2Aを円形としてもよい。平面振動板2Aに対して、三角形、四角形、多角形、円形等の形状の平面振動板3Aが貼り合わされる。さらに、図14に示すように、トラック形の平面振動板2Bを使用し、平面振動板2Bに対して、三角形、四角形、多角形、円形等の形状の平面振動板3Bを貼り合わせるようにしてもよい。
<2.変形例>
以上、本技術の一実施の形態について具体的に説明したが、上述の一実施の形態に限定されるものではなく、本技術の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば磁気回路の底面に形成する第2の空気通過経路として、1本の溝又は孔を形成しているが、複数に分岐した溝又は孔を形成してもよい。
上述の実施の形態において挙げた構成、方法、工程、形状、材料及び数値などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる構成、方法、工程、形状、材料及び数値などを用いてもよい。上述した実施の形態及び変形例は、適宜組み合わせることができる。
本技術は、以下の構成も採ることができる。
(1)
第1の平面振動板の背面に対して、前記第1の平面振動板に比して小さい面積とされ、前記第1の平面振動板と物理特性が異なる材料の第2の平面振動板を貼り合わせてなるスピーカ振動板。
(2)
前記物理特性がヤング率及び/又は内部損失である(1)に記載のスピーカ振動板。
(3)
前記第1の平面振動板がCFRPであり、前記第2の平面振動板が発泡マイカである(1)又は(2)に記載のスピーカ振動板。
(4)
環状に形成されたマグネットと、ベース面部及び前記ベース面部から突出されたセンターポール部を有し前記センターポール部が前記マグネットの中心部に挿入されて配置されたヨークと、環状に形成され前記マグネットに取り付けられた状態で前記ヨークのセンターポール部の外周側に配置されたプレートとからなる磁気回路と、
筒状に形成され一部が前記ヨークのセンターポール部に外嵌された状態で前記センターポール部の軸方向へ変位可能にされたコイルボビンと、
前記コイルボビンの外周面に巻き付けられ少なくとも一部が前記プレートと前記ヨークのセンターポール部との間に形成された磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、
前記コイルボビンに連結され前記コイルボビンの変位に伴って振動される振動板とを備え、
前記振動板の背面側から前記磁気回路の下面までに至る第1の空気通過経路と、前記磁気回路の下面に形成され、前記第1の空気通過経路と前記磁気回路の側方を結ぶ第2の空気通過経路とが形成されたスピーカ装置。
(5)
前記振動板が(1)に記載のスピーカ振動板である(4)に記載のスピーカ装置。
(6)
前記磁気ギャップに磁性流体が充填され、
前記センターポール部の周方向において磁束密度を変化させて前記磁性流体に対する磁力を変化させる磁気勾配を形成する凹部を有し、
前記凹部によって前記第1の空気通過経路が形成された(4)又は(5)に記載のスピーカ装置。
(7)
前記磁気回路の下面に形成された複数の溝と、前記磁気回路の下面に近接又は密着して配されたエンクロージャの背面板によって、前記第2の空気通過経路が形成された(4)から(6)のいずれかに記載のスピーカ装置。
1・・・スピーカ装置、2,3・・・平面振動板、7・・・コイルボビン、8・・・プレート、8a・・・磁束変化部、9・・・マグネット、10・・・ヨーク、11・・・ベース面部、12・・・センターポール部、12a・・・磁束変化部、13・・・磁束変化部、14・・・磁気ギャップ、15・・・ボイスコイル、16・・・磁性流体、21・・・エンクロージャ、22・・・切欠き

Claims (3)

  1. 環状に形成されたマグネットと、ベース面部及び前記ベース面部から突出されたセンターポール部を有し前記センターポール部が前記マグネットの中心部に挿入されて配置されたヨークと、環状に形成され前記マグネットに取り付けられた状態で前記ヨークのセンターポール部の外周側に配置されたプレートとからなる磁気回路と、
    筒状に形成され一部が前記ヨークのセンターポール部に外嵌された状態で前記センターポール部の軸方向へ変位可能にされたコイルボビンと、
    前記コイルボビンの外周面に巻き付けられ少なくとも一部が前記プレートと前記ヨークのセンターポール部との間に形成された磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、
    前記磁気ギャップに充填された磁性流体と、
    前記センターポール部の周方向において磁束密度を変化させて前記磁性流体に対する磁力を変化させる磁気勾配を形成する凹部と、
    前記コイルボビンに連結され前記コイルボビンの変位に伴って振動される振動板とを備え 、
    前記凹部によって形成され、前記振動板の背面側から前記磁気回路の下面までに至る第1の空気通過経路と、前記磁気回路の下面に形成され、前記第1の空気通過経路と前記磁気回路の側方を結ぶ第2の空気通過経路とが形成されたスピーカ装置。
  2. 前記振動板は、第1の平面振動板の背面に対して、前記第1の平面振動板に比して小さい面積とされ、前記第1の平面振動板と物理特性が異なる材料の第2の平面振動板を貼り合わせてなる請求項に記載のスピーカ装置。
  3. 前記磁気回路の下面に形成された複数の溝と、前記磁気回路の下面に近接又は密着して配されたエンクロージャの背面板によって、前記第2の空気通過経路が形成された請求項に記載のスピーカ装置。
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