JP7044099B2 - サスペンションアーム - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のサスペンションアームに関し、特に、疲労強度を向上させたサスペンションアームに関する。
自動車の車両を構成する部品のうち、サスペンション部品のサスペンションアームにはゴム製のブッシュが多く使用されている。通常、ゴム製のブッシュは金属製のカラーに圧入され、当該カラーはサスペンションアームのアーム本体部の先端部にアーク溶接等により接合されている。
サスペンションアームにおいては、車両走行中に路面からの荷重入力により応力が集中して疲労破壊に至る懸念がある。そのため、事前に安全率を十分に考慮したサスペンション部品の設計が行われる一方で、疲労強度を向上させる技術が適用されている。
例えば、特許文献1には、プラスチックとスチールの複合材質で製造した車両用懸架アームの剛性と強度を向上させる技術が開示されている。
また、特許文献2には、一方向に開放された開断面形状のアーム本体部を備えたサスペンションアームにおいて、荷重作用面が開断面形状の閉側のアーム本体部に一致若しくは外方に存在するようにすることで、要求強度が小さくて済み、十分なスペースを確保することができる技術が開示されている。
特開2019-506328号公報 特開1997-123722号公報
図8に一例として示すようなサスペンションアーム3においては、アーム本体部41の先端部はブッシュ33が圧入された金属製のブッシュ保持円筒部31(カラー)を抱きかかえて接合するような形状に切り取られ、該切り取られた部位にブッシュ保持円筒部31が嵌め込まれて接合されている。
このようなサスペンションアーム3のアーム本体部41においては、車両走行中の路面からの入力によりブッシュ保持円筒部31と接合する部位の近傍に応力が集中して疲労亀裂が発生し、疲労破壊に至る懸念がある。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示されている技術は、このような応力集中による疲労強度の低下を考慮したものではなかった。
また、サスペンションアームの設計は、事前に安全率を十分に考慮した設計が行われているが、万が一、実証試験した時に破壊などの不具合が生じた場合には対策が必要となる。
この場合の対策としては、き裂発生位置にパッチを追加する、サスペンションアームに用いる部材の板厚や材質を変更する措置や、暫定的なものとして後処理等などの措置がとられる。
しかしながら、これらの措置は、部品追加や材質変更・板厚変更、あるいは後処理を要するものであるため、コストや時間を要するものであり、必ずしも十分な疲労強度の向上が得られるものではない。そのため、部品追加や材質変更・板厚変更を行わずコストや時間を要せずに、応力集中を低減し疲労強度を向上することができる技術が望まれていた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、アーム本体部とカラーとが接続する部位の近傍における応力集中を低減して疲労強度を向上させることができるサスペンションアームを提供することを目的とする。
(1)本発明に係るサスペンションアームは、互いに離間して対向する一対の面部と該一対の面部の両側端を接続する側壁部とを備えた中空のアーム本体部と、円筒形状をなして内部にブッシュが保持され、外周面が前記アーム本体部の軸線方向における先端部に接合されたブッシュ保持円筒部と、を備えたものであって、前記アーム本体部の前記先端部は、前記ブッシュ保持円筒部の外周面に沿って前記一対の面部が円弧状に窪んで該ブッシュ保持円筒部を保持する一対の腕部を有し、該腕部の先端は、前記軸線方向において前記ブッシュ保持円筒部の中心又は該中心よりも延出する位置にあり、前記アーム本体部の前記先端部における前記面部は、前記軸線方向に直交する断面において側端側が段差状に凹んだ段差部を有し、該段差部は、前記アーム本体部の軸線方向において、前記腕部の先端から少なくとも前記腕部の円弧状の窪みの最内縁の位置までを含み、該最内縁から前記軸線方向における前記ブッシュ保持円筒部の半径分の距離の位置までの範囲内に設定されていることを特徴とするものである。
本発明においては、アーム本体部の先端部における面部に、軸線方向に直交する断面において側端側が段差状に凹んだ段差部を有し、該段差部は、前記アーム本体部の軸線方向において、腕部の先端から少なくとも該腕部の円弧状の窪みの最内縁の位置までを含み、該最内縁から前記軸線方向におけるブッシュ保持円筒部の半径分の距離の位置までの範囲内に設定されていることにより、前記アーム本体部における前記ブッシュ保持円筒部との接合部位の近傍における応力集中を緩和し、疲労強度を向上することができる。
本発明の実施の形態に係るサスペンションアームの構成を示す概略図である((a)平面図、(b)A-A矢視断面図)。 実施例において、サスペンションアームをモデル化して解析対象としたサスペンションアームモデルを説明する図である((a)斜視図、(b)平面図)。 実施例において、解析対象としたサスペンションアームモデルにおける段差部を説明する図である。((a)従来例、(b)発明例)。 実施例において、荷重条件を示す図である。 実施例において、剛性解析により求めた応力分布を示す図である((a)従来例、(b)発明例1、(c)発明例2)。 実施例において、剛性解析により得られたサスペンションアームモデルの変形状態の解析結果である(従来例)。 実施例において、剛性解析により得られたサスペンションアームモデルの変形状態の解析結果である(発明例2)。 従来のサスペンションアームの構成を示す概略図である((a)平面図、(b)A-A矢視断面図)。
本発明の実施の形態に係るサスペンションアーム1は、図1に一例として示すように、互いに離間して対向する一対の面部13と、一対の面部13の側端を接続する側壁部15とを備えた中空のアーム本体部11と、アーム本体部11の先端部に接合されたブッシュ保持円筒部31と、を備えたものである。以下、各構成について具体的に説明する。
なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化している。
<アーム本体部>
アーム本体部11は、図1(b)に示すように、面部13aとその両側端から連続する側壁部15aを有してなる断面コ字状の部材11aと、面部13bとその両側端から連続する側壁部15bを有してなる断面コ字状の部材11bの開口側を向かい合わせて側壁部15aと側壁部15bとが溶接ビード15cにより溶接接合され、中空の閉断面に形成されたものである。
アーム本体部11の軸線方向における先端部は、面部13a及び面部13bのそれぞれがブッシュ保持円筒部31の外周面に沿うように軸線方向における基端側に向かって円弧状に窪んでブッシュ保持円筒部31を保持する一対の腕部17を有する。
そして、腕部17の先端17aは、軸線方向においてブッシュ保持円筒部31の中心O又は中心Oよりも延出する位置にある(図1(a)参照)。
アーム本体部11の先端部における面部13は、軸線方向に直交する断面において側端側が内方に段差状に凹んだ段差部19を有している。
段差部19は、アーム本体部11の軸線方向において、腕部17の先端17aから円弧状の窪みの最内縁17bまでの範囲を含み、最内縁17bからブッシュ保持円筒部31の半径r分の距離の位置までの範囲(図1(a)中の最大段差設定範囲)内に設定されている。
<ブッシュ保持円筒部>
ブッシュ保持円筒部31は、円筒形状をなしてその内部にブッシュ33が保持され、外周面がアーム本体部11の先端部に設けられた一対の腕部17に保持されたものである。さらに、ブッシュ保持円筒部31の内部には、円筒形状の内筒部35が同軸で配設されており、ブッシュ33は、ブッシュ保持円筒部31と内筒部35との間隙に圧入されている。
なお、ブッシュ保持円筒部31は、金属製の円筒部材を用いることができ、アーム本体部11の先端部である腕部17と溶接接合されることにより保持される。そして、ブッシュ保持円筒部31と腕部17との接合部位には溶接ビード37が形成される。
本実施の形態1に係るサスペンションアーム1において、疲労強度が向上する理由は以下のとおりである。
図8に例示するような従来のサスペンションアーム3においては、前述のとおり、アーム本体部41の先端部に接合されたブッシュ保持円筒部31を介して荷重が入力する場合、ブッシュ保持円筒部31との接合部位である溶接ビード37の近傍に応力集中が生じ、当該応力集中により疲労強度が低下するという問題があった。
これに対して、本実施の形態1に係るサスペンションアーム1においては、前述した図1に示すように、ブッシュ保持円筒部31が接合されているアーム本体部11の先端部には、軸線方向に直交する閉断面にて面部13の側端側が内方に凹むように形成された段差部19が設けられている。
このような段差部19がアーム本体部11における面部13に軸線方向に沿って形成されることで、アーム本体部11の先端部における剛性が向上する。そのため、ブッシュ保持円筒部31を介してアーム本体部11に作用する荷重が基端側に分散して伝達されるようになり、アーム本体部11における腕部17とブッシュ保持円筒部31との接合部位である溶接ビード37を含むその周囲に生じる応力集中を緩和することができる。
さらに、本実施の形態1に係るサスペンションアーム1の段差部19は、応力が集中しやすい形状になっている。そのため、ブッシュ保持円筒部31を介して荷重が作用した際、ブッシュ保持円筒部31との接合部位である溶接ビード37の近傍だけに応力集中するのではなく段差部19にも応力が分散されることで応力のピーク値を低減できる。その結果、疲労強度の低下を抑制するという効果が得られる。
以上のように、本実施の形態1に係るサスペンションアーム1によれば、部品の追加や材質の変更、板厚の変更を要せずに、車両の走行中に路面からの入力によりブッシュ保持円筒部31を介してアーム本体部11に荷重が作用した際に応力集中を緩和し、疲労強度を向上することができる。
なお、アーム本体部11の先端部における面部13に形成された段差部19による剛性の向上と応力集中の緩和については、後述する実施例において実証されている。
また、本実施の形態1に係るサスペンションアーム1は、対向する2つの面部13a及び面部13bの双方に段差部19a及び段差部19bが形成されたものである。これにより、ブッシュ保持円筒部31を介して入力する荷重の向きが変わった場合においても、応力集中による疲労強度の低下を抑制することができる。サスペンションアーム1に加わる荷重は、車両の重量からの荷重だけでなく、走行中に路面の段差から加わる逆方向の荷重もある。これら双方向の荷重による溶接ビード37近傍に加わる応力集中を緩和できるわけである。
また、段差部19は、例えば、断面コ字状の部材11a及び部材11bをプレス成形する際に形成することができるが、段差部19を形成する範囲が長くなると、その形成に要するプレス成形荷重が増加して好ましくない場合がある。さらに、段差部19を長くしすぎても、応力集中を緩和する効果に差異が見られなくなる。そこで、段差部19は、前述のとおり、少なくとも腕部17における面部13の先端17aから円弧状の縁部の最内縁17bまでを含み、最内縁17bからブッシュ保持円筒部31の直径r分の距離にある位置Pまでの範囲内に形成されているものとする。
ここで、段差部の段差深さh(図1(b)参照)は、面部13の板厚以上であることが望ましい。
また、本発明は、段差部19aにより内方に凹んだ段差面部21aと段差部19bにより内方に凹んだ段差面部21bとが当接するものを含むものではなく、段差面部21aと段差面部21bとの隙間s(図1(b)参照)が、面部13(13a、13b)の板厚の2倍以上であるものが好ましい。
なお、上記の説明では、図1においてアーム本体部11の腕部17の先端17aは、軸線方向においてブッシュ保持円筒部31の中心Oよりも延出する位置にあるものであったが、本発明は、アーム本体部の腕部の先端が、軸線方向においてブッシュ保持円筒部の中心に位置にするものであってもよい。この場合において、アーム本体部の先端部に形成する段差部は、少なくとも、腕部における面部の先端から円弧状の窪みの最内縁までを含み、該最内縁から軸方向におけるブッシュ保持円筒部の半径分の距離の位置までの範囲に設定することができる。
本発明の作用効果について確認するための数値実験を行ったので、これについて以下に説明する。
本実施例では、サスペンションアーム1(図1参照)を図2に示すようにモデル化したサスペンションアームモデル51を解析対象としてFEM(有限要素法)による応力解析を行い、サスペンションアームモデル51に発生した最大主応力に基づいて疲労強度を評価した。
サスペンションアームモデル51は、互いに離間して対向する2つの面部55と、面部55の両側端が接続する側壁部57とを備えた中空のアーム本体部53と、円筒形状をなして外周面がアーム本体部の先端部に接合されたブッシュ保持円筒部59と、からなる。
アーム本体部53の先端部は、ブッシュ保持円筒部59の外周面に沿って面部55が円弧状に窪んでブッシュ保持円筒部59を保持する一対の腕部61を有する。そして、腕部61の先端61aは、軸線方向においてブッシュ保持円筒部59の中心Oの位置にある(図2(b))。
さらに、アーム本体部53の先端部における面部55は、軸線方向に直交する断面において側端側が段差状に凹んだ段差部63を有する。
段差部63は、アーム本体部53の軸線方向において、腕部61の先端61aから腕部61の円弧状の窪みの最内縁61bまで設定されている。
応力解析において、サスペンションアームモデル51の材料パラメータとして、アーム本体部53及びブッシュ保持円筒部59の材料はいずれも板厚2.5mmの熱延鋼板として設定した。
本実施例では、図3(b)に示すように、段差部63を有するサスペンションアームモデル51を発明例とした。そして、サスペンションアームモデル51における段差部63の段差深さhを2mm、5mmに変更して応力解析を行い、段差深さの影響について調査した。
また、比較対象として、段差部が設けられていないサスペンションアームモデル71(図3(a)参照)を従来例とし、発明例と同様に応力解析を行った。
図4に、従来例に係るサスペンションアームモデル71を解析対象とした応力解析における荷重拘束条件を示す。なお、発明例に係るサスペンションアームモデル51についても、図4と同様に荷重拘束条件を与えた。
本実施例における応力解析では、荷重拘束条件として、サスペンションアームモデル51(又はサスペンションアームモデル71)の軸線方向における基端部(ブッシュ保持円筒部59と反対側の端部)を完全拘束とし、ブッシュ保持円筒部59の荷重・モーメント負荷点Q(図4参照)に荷重又はモーメントを負荷した。
荷重又はモーメントを負荷する方向は、図4に示すように、ブッシュ保持円筒部59の軸方向(z方向)とした。そして、ブッシュ保持円筒部59の軸方向に負荷する荷重Fzは100Nとした。
なお、本実施例で解析対象としたサスペンションアームモデル51及び71は、ブッシュ保持円筒部59の内部にブッシュが保持されておらず、ブッシュ保持円筒部59の内部における中心に、入力条件として荷重又はモーメントを負荷する荷重・モーメント負荷点Qが設定され、荷重・モーメント負荷点Qとブッシュ保持円筒部の両端面とを剛体要素で結合するようにモデル化されたものである。
このように、本実施例での応力解析ではブッシュを考慮していないために、実際のサスペンションアームにおいてブッシュ保持円筒部に入力した荷重のうちブッシュの変形に要した分が考慮されていない。もっとも、段差深さの違いによるアーム本体部に伝達する荷重の傾向も同様である。そのため、本実施例での応力解析により、段差深さの違いによる応力集中の緩和の大小を評価することができる。
図5に、応力解析においてブッシュ保持円筒部59の軸方向に荷重Fzを負荷したときの応力分布の解析結果を示す。図5(a)は従来例、図5(b)は発明例1(段差深さ2mm)、図5(c)は発明例2(段差深さ5mm)である。
図5より、従来例と発明例1及び発明例2のいずれにおいても、アーム本体部73又は53におけるブッシュ保持円筒部59が接合されている部位の近傍の最大主応力の値が高く、応力集中が生じていることが分かる。そして、従来例(図5(a))に比べると、発明例(図5(b)及び(c))の方が、最大主応力の値が低くなっている。さらに、発明例1と発明例2とを比較すると、段差部63の段差深さを大きくした発明例2の方が最大主応力は低下している。このことから、アーム本体部53に段差部63を設けることで応力集中を緩和することができることが分かる。
図6に、従来例に係るサスペンションアームモデル71において、ブッシュ保持円筒部59の軸方向に荷重を負荷(Fz=100N)したときの変形の様子を、図7に、発明例2に係るサスペンションアームモデル51(段差深さh=5mm)において、ブッシュ保持円筒部59の軸方向に荷重を負荷(Fz=100N)したときの変形の様子を示す。なお、図6及び図7に示す結果は、いずれも変位を5000倍拡大して表示したものである。
図6及び図7に示す変形を比較すると、従来例に係るサスペンションアームモデル71のアーム本体部73の変形に比べて、発明例2に係るサスペンションアームモデル51のアーム本体部53の変形が抑えられていることが分かる。このことは、アーム本体部53の先端部に段差部63を設けることによりアーム本体部53の剛性が向上したことを示すものである。
このように、図5~図7に示した結果から、アーム本体部53の先端部に段差部63を設けることにより剛性が向上し、ブッシュ保持円筒部59を介して荷重が負荷したときの変形が抑えられ、ブッシュ保持円筒部59との接合部位における応力集中が低減したと考えられる。
以上、本発明に係るサスペンションアームによれば、該アーム本体部の先端部に荷重が作用した際の最大応力を低下させて応力集中を緩和できることが実証された。そして、このことから、本発明に係るサスペンションアームにおいては、応力集中が緩和し、疲労強度を向上できることが示唆された。
1 サスペンションアーム(発明例)
3 サスペンションアーム(従来例)
11 アーム本体部
13、13a、13b 面部
15、15a、15b 側壁部
17 腕部
17a 先端
19、19a、19b 段差部
21、21a、21b 段差面部
31 ブッシュ保持円筒部
33 ブッシュ
35 内筒部
41 アーム本体部
43、43a、43b 面部
45、45a、45b 側壁部
47 腕部
47a 先端
51 サスペンションアームモデル(発明例)
53 アーム本体部
55 面部
57 側壁部
59 ブッシュ保持円筒部
61 腕部
63 段差部
65 段差面部
71 サスペンションアームモデル(従来例)
73 アーム本体部
75 面部
77 側壁部

Claims (1)

  1. 互いに離間して対向する一対の面部と該一対の面部の両側端を接続する側壁部とを備えた中空のアーム本体部と、円筒形状をなして内部にブッシュが保持され、外周面が前記アーム本体部の軸線方向における先端部に接合されたブッシュ保持円筒部と、を備えたサスペンションアームであって、
    前記アーム本体部の前記先端部は、前記ブッシュ保持円筒部の外周面に沿って前記一対の面部が円弧状に窪んで該ブッシュ保持円筒部を保持する一対の腕部を有し、
    該腕部の先端は、前記軸線方向において前記ブッシュ保持円筒部の中心又は該中心よりも延出する位置にあり、
    前記アーム本体部の前記先端部における前記面部は、前記軸線方向に直交する断面において側端側が段差状に凹んだ段差部を有し、
    該段差部は、前記アーム本体部の軸線方向において、前記腕部の先端から少なくとも前記腕部の円弧状の窪みの最内縁の位置までを含み、該最内縁から前記軸線方向における前記ブッシュ保持円筒部の半径分の距離の位置までの範囲内に設定されていることを特徴とするサスペンションアーム。
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