JP7042735B2 - レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、レンズを備えた照明器具に関するものである。
光源としてLEDを用いた照明器具において、広角な配光を得る為にLED素子の前にレンズなどの光学部材を配設したものがある。
これらの照明器具を用いて照射を行うと、照射範囲の中央付近と照射範囲の端部付近などで光ムラが発生することがあった。
そこで、光ムラを防ぐ為、レンズの一部に拡散処理を行うなどをして配光制御を行っているものがある。
たとえば、特許文献1に記載の照明器具は、複数のLEDと、略半円形状でありLEDからの光を広角に照射する複数のレンズとからなるLEDユニットを備えたものである。
このレンズは、照射面側の中央付近が端部付近よりLED側に形成された段差部と、段差部と端部付近の間に傾斜部とが形成されており、所定の広角を形成する為の光は段差部から照射され、光ムラの原因となる光は傾斜部が外方向へ反射させている。
また、特許文献2に記載のレンズは、レンズの入射面の一部、反射面、出射面のいずれかに拡散処理をおこない、LEDから照射される広角な光の光ムラが発生しないよう拡散している。
特開2012-028127号公報 特開2007-005218号公報 韓国公開特許第10-2011-0114005号公報 特開2006-185817号公報 特開2010-114059号公報
しかしながら、特許文献1のレンズは、前面に凹凸を設けており、平面に対して埃などが溜まりやすい形状になっているため、埃などにより照射される出力が減少する、更には所定の配光特性にも影響があるなどの課題がある。
また、特許文献2のレンズは、拡散の為の塗料を塗布し拡散処理を行っており、レンズ成形後に後工程が必要になるという課題がある。
本発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、照射性能を保ちつつ、容易に拡散処理をすることができるレンズを提供することを目的とする。
本発明に係るレンズは、凹部と、前記凹部の側方を囲む反射部とを有する第一のレンズと、前記凹部に挿入される第二のレンズとを有する。
本発明に係るレンズによれば、凹部と、前記凹部の側方を囲む反射部とを有する第一のレンズと、前記凹部に挿入される第二のレンズとを有するので、照射性能を保ちつつ、容易に拡散処理をすることができるレンズを提供することができる。
実施の形態1に係る照明器具1の斜視図である。 実施の形態1に係る照明器具1の分解斜視図である。 実施の形態1に係るヒートシンク10とLEDユニット100とをレンズ部120側から見た分解斜視図である。 実施の形態1に係るヒートシンク10とLEDユニット100との分解断面図である。 実施の形態1に係るヒートシンク10とLEDユニット100との断面図である。 実施の形態1に係るレンズ部120を模式的に示した分解断面図である。 図6のA部を拡大した図である。 図7において第一のレンズ121と第二のレンズ122とが接合した状態を示す図である。 実施の形態2に係るレンズ部120Aを示す図である。 実施の形態3に係るレンズ部120B,120Cを示す図であり、(a)がレンズ部120Bであり、(b)がレンズ部120Cである。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「表」、「裏」といった方向や位置が示されている場合、それらの表記は、説明の便宜上、そのように記載しているだけであって、装置、器具、部品等の配置や向き等を限定するものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る照明器具1の斜視図である。図2は、本実施の形態に係る照明器具1の分解斜視図である。図3は、本実施の形態に係るヒートシンク10とLEDユニット100とをレンズ部120側から見た分解斜視図である。図4は、本実施の形態に係るヒートシンク10とLEDユニット100との分解断面図である。図5は、本実施の形態に係るヒートシンク10とLEDユニット100との断面図である。
図1~図5を用いて、本実施の形態に係る照明器具1の全体構成について説明する。
本実施の形態では、レンズ及びレンズを備えた照明器具に関して説明を行う。なお、本実施の形態では、レンズを備えた照明器具として、被取付部(例えば天井など)に設けられた埋込孔に挿入し設置される電源別置形ダウンライトを例に説明する。
図1及び図2に示すように、照明器具1は、ヒートシンク10(器具本体、または本体部)と、ヒートシンク10に取り付けられるLEDユニット100(または発光ユニット)と、枠体130と、照明器具1を被取付部に固定する為の取付バネ20とを備える。
LEDユニット100は、複数のLED111(または発光素子)(図3参照)が実装されたLED基板110(または発光基板部)と、レンズ部120(またはレンズ)とを備える。
ヒートシンク10は、アルミニウムなど放熱性に優れた材料により形成されており、LEDユニット100から発生する熱を放熱する。
図3に示すように、ヒートシンク10は、LEDユニット100が取り付けられるLEDユニット取付面11と、LEDユニット取付面11の反対側から取付方向(上方)に向かって略垂直に形成された複数の放熱フィン12とを備える。
図1及び図2に示すように、枠体130には、LEDユニット100が取り付けられた状態のヒートシンク10が取り付けられる。図1に示すように、LEDユニット100が取り付けられた状態のヒートシンク10は、取付方向(上方)に向かって放熱フィン12が立つように、枠体130に取り付けられる。
取付バネ20は、ステンレス鋼線等のバネ材を折り曲げ形成したものであり、枠体130の側面に略均等に配置され、照明器具1を被取付部に固定する。
図2及び図3に示すように、LEDユニット100は、LED基板110とレンズ部120とから構成される。
LED基板110は、実装面1121を有する基板112と、実装面1121に実装される複数のLED111とを備える。複数のLED111は、基板112の中央部に配置されているLED111を中心として、略放射状に配置されている。なお、複数のLED111の配置は放射状に限らず、格子状、直線状、曲線状など、どのように配置されていても本実施の形態は適用することができる。
レンズ部120は、LED基板110の照射側(前面側)に配置される。
レンズ部120は、LED111から発せられる光を配光する。
図2~図5に示すように、レンズ部120は、照射側に配設され略円形の円板形状をした第一のレンズ121と、第一のレンズ121のLED基板110側に配設され、略半球形状(椀形状、山形状)をした複数の第二のレンズ122とから構成されている。
第一のレンズ121は、基板112と略同等の大きさに形成されている略円板形状をしたものであり、LED111からの光を照明器具1の外部へ照射するものである。
図3に示すように、第一のレンズ121は、基板112と略同等の大きさに形成されている略円板形状の底面部1211と、底面部1211の周縁から取付方向側に底面部1211に対して略直角に形成された側面部1212とを有する蓋形状をしている。なお、第一のレンズ121は、底面部1211を有していればよく、側面部1212はなくてもよい。
第二のレンズ122は、図4に示すように断面が略半円形状の略半球形状(椀形状)であり、略半球形状の頂点部分(椀形状の底部)が、複数のLED111のそれぞれに対向するように第一のレンズ121の底面部1211に配設される。
図4及び図5に示すように、第二のレンズ122の略半球形状の頂点部分(椀形状の底部)には、LED111から発生する光をレンズ部120の内部に入光する入射凹部122a(または入光部)が形成される。
図3~図5に示すように、LED基板110は、実装面1121の反対面がヒートシンク10のLEDユニット取付面11と当接するように、LEDユニット取付面11に取り付けられる。LED基板110は、例えば、ネジ1122などによりLEDユニット取付面11に固定される。
また、レンズ部120は、LED基板の実装面1121を覆うように配置され、例えば、ネジ1123などによりLEDユニット取付面11に取り付けられる。
図5に示すように、ヒートシンク10にLED基板110及びレンズ部120が取り付けられると、第二のレンズ122の入射凹部122aの凹みにLED111が入り込む。よって、レンズ部120には、LED111から発生する光が無駄なく入射される。
レンズ部120の構成の詳細については、後で説明する。
なお、LED基板及びレンズ部は、略円形でなくても構わない。例えば、多角形、楕円形、不定形などでも本実施の形態を適用することができる。
図6は、本実施の形態に係るレンズ部120を模式的に示した分解断面図である。図7は、図6のA部を拡大した図である。図8は、図7において第一のレンズ121と第二のレンズ122とが接合した状態を示す図である。
なお、図面をわかり易くするために、以降の図7~図10では、断面であることを示す斜線の記載を省略する。
図6に示すように、レンズ部120は、第一のレンズ121と、第一のレンズ121に接合される第二のレンズ122とから構成される。
図7に示すように、第一のレンズ121は、底面部1211の照射側の一面にLED111からの光をレンズ部120の外部に照射(出光)する照射部121a(または出光部)を備える。また、第一のレンズ121は、底面部1211の取付側の他面に第二のレンズ122が取り付けられる第一の取付部121b(第一の接合部)を備える。
第二のレンズ122において、略半球形状の頂点部分(椀形状の底部)を底部122dとし、底部122dに対向する位置に形成される面を第二の取付部122b(第二の接合部)とする。第二の取付部122bは、第一のレンズ121の第一の取付部121bに接合される(取り付けられる)。
第二のレンズ122は、底部122dにLED111からの光が入射される入射凹部122a(または入光部)が形成されている。
また、入射凹部122aから第二の取付部122bの周縁にわたって広がるように形成された曲面(側面)は、入射凹部122aから入射された光を反射して第二の取付部122bの方へ向かわせる外郭部122eとなる。
第二のレンズ122は、底部122dを取付方向に向けた状態で第二の取付部122bが第一のレンズ121の第一の取付部121bに対向するように、底面部1211に取り付けられる。
上述したように、第二のレンズ122の照射方向側(前面側)は、第一のレンズ121の第一の取付部121bに面する第二の取付部122bであり、LED111から照射される光を拡散させる拡散部1201が形成されている。拡散部1201は、第二の取付部122bの面に、例えば、エンボス加工等の粗面加工を施すことにより、細かい凹凸(例えば、シボ形状等)を形成したものである。
レンズ部120は、第一のレンズ121に複数の第二のレンズ122が、第一の取付部121bの略中央を中心として放射状に配設されている(図2参照)。これは、複数のLED111が基板112の実装面1121の略中央を中心として放射状に配置されていることに対応する(図3参照)。なお、複数の第二のレンズ122は、必ずしも放射状に配設されていなくてもよい。複数の第二のレンズ122は、複数のLED111の配置に対応して、格子状、直線状、曲線状などに配置されていても、本実施の形態は適用することができる。
レンズ部120は、第一の取付部121bと第二の取付部122bとが対向するように配置され接合されている。例えば、第一の取付部121bに樹脂を流し込み、この樹脂を接合剤として、第一のレンズ121と第二のレンズ122とが接合される。
図8に示すように、第一のレンズ121と第二のレンズ122とが接合された状態では、入射凹部122aと照射部121aとの間に拡散部1201が形成されている。換言すると、拡散部1201は、入射凹部122aと照射部121aとの間、かつ、レンズ部120の内部に設けられ、入射凹部122aから内部に入光された光を拡散する。
次に、図8を用いて、レンズ部120の配光特性について説明する。
レンズ部120は、入射凹部122aにおいてLED111からの光が入射される。
このとき、レンズ部120の入射凹部122aに入射された光は、直接、照射部121a方向に向かう直接光1202と、第二のレンズ122の外郭方向に進み外郭部122eによって反射され照射部121aに向かう反射光1203になる。
拡散部1201は、この直接光1202と反射光1203とを拡散する。照射部121aは、拡散部1201により拡散された直接光1202と反射光1203とを、レンズ部120の外部に照射する。これにより、照明器具1から照射される光の光ムラ(光色ムラ)を防ぐことができる。
また、照明器具1は、レンズ部120が、レンズ部120の内側(内部)に拡散部1201を有していることにより、凹凸が形成された部分が表面に露出しない。よって、拡散部1201が埃などの影響を受けないため、所定の配光制御を保つことができる。また、拡散部1201の形成は、レンズ部120の成形時に行っているので、追加の処理を必要としない。
以上のように、本実施の形態に係る照明器具によれば、製造工程を簡易化することができるとともに、照射性能を長期に保ちつつ、光ムラを防ぐことができる。
また、第一のレンズ121に拡散入射した光の一部は、照射部121aにより全反射されて第一のレンズ121内を導光し、側面方向に光が拡がる。これにより、照射部121aの全体を光ムラ(明暗ムラ)を少なく光らせることができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、実施の形態1と異なる点について説明する。本実施の形態では、実施の形態1で説明したレンズ部120の変形例について説明する。
図9は、本実施の形態に係るレンズ部120Aを示す図である。図9は、実施の形態1で説明した図7に対応する図であり、同様の機能を有する構成部については同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。また、レンズ部120Aの構成部であることを示すために、実施の形態1,2で説明した符号に添え字Aを付して説明する場合がある。
図7では、第二のレンズ122側に拡散部1201が形成されていた。しかし、入射凹部122aと照射部121aとの間、かつ、レンズ部120の内部に拡散部1201が形成されていれば、実施の形態1で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
よって、図9に示すように、拡散部1201Aは第一のレンズ121の第一の取付部121bの面に形成されていてもよい。図9の状態から第一のレンズ121と第二のレンズとが接合されると、図8に示すレンズ部120と同様に、入射凹部122aと照射部121aとの間、かつ、レンズ部120Aの内部に拡散部1201Aが設けられた状態となる。
このように、拡散部1201は、第一のレンズ121の第一の取付部121bと、第二のレンズ122の第二の取付部122bといずれかに設けられればよい。あるいは、拡散部1201は、第一のレンズ121の第一の取付部121bと、第二のレンズ122の第二の取付部122bとのいずれにも設けられていてもよい。あるいは、拡散部1201は、第一のレンズ121の第一の取付部121bと、第二のレンズ122の第二の取付部122bとの間に別部材の拡散材として設けられていてもよい。
以上のように、本実施の形態に係る照明器具1のレンズ部120Aによれば、複数の第二のレンズ122のそれぞれに拡散部1201を形成する必要がなく、第一のレンズ121の第一の取付部121bに拡散部1201Aを形成すればよい。よって、製造工程をより簡易化することができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、実施の形態1,2と異なる点について説明する。本実施の形態では、実施の形態1,2で説明したレンズ部120,120Aの変形例について説明する。
図10は、本実施の形態に係るレンズ部120B,120Cを示す図であり、(a)がレンズ部120Bであり、(b)がレンズ部120Cである。
本実施の形態では、実施の形態1,2で説明した構成部と同様の機能を有する構成部については同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。また、レンズ部120B,120Cの構成部であることを示すために、実施の形態1,2で説明した符号に添え字B,Cを付して説明する。
図10(a)に示すように、レンズ部120Bは、第一のレンズ121Bと第二のレンズ122Bとから構成される。レンズ部120Bは、入射凹部122aBと、入射凹部122aBから入射された光を照射する照射部121aBとを有する。
第一のレンズ部121Bは、略半球形状の底部122dBから照射方向に向かって略円柱状にくり抜かれた後の形状である。
また、第二のレンズ122Bは、略半球形状の底部122dBから照射方向に向かってくり抜いた略円柱形状である。第二のレンズ122Bの取付方向の端部には、LED111から発生した光を入射する入射凹部122aBが形成される。
第一のレンズ121Bの中央部には、第二のレンズ122Bが挿入される取付孔1204Bが形成される。この取付孔1204Bの側面に、拡散部1201Bが形成される。あるいは、第二のレンズ122Bの外周側面に拡散部1201Bを形成してもよい。
第一のレンズ121Bに第二のレンズ122Bが取り付けられると、入射凹部122aB(底部122dB)と照射部121aBとの間で、かつ、レンズ部120Bの内部に拡散部1201Bが設けられる。
レンズ部120Bでは、第1のレンズ121Bの取付孔1204Bの側面が第1の取付部121bBとなり、第二のレンズ122Bの外周側面が第二の取付部122bBとなる。
図10(b)に示すように、レンズ部120Cは、第一のレンズ121Cと第二のレンズ122Cとから構成される。レンズ部120Cは、入射凹部122aCと、入射凹部122aCから入射された光を照射する照射部121aCとを有する。
第一のレンズ部121Cは、略半球形状を取付方向側と照射方向側とに2つに分けた照射方向側である。
また、第二のレンズ122Bは、略半球形状を取付方向側と照射方向側とに2つに分けた取付方向側である。
第二のレンズ122Cの取付方向の端部には、LED111から発生した光を入射する入射凹部122aCが形成される。
第一のレンズ121Cと第二のレンズ122Cとの境界面に拡散部1201Cが形成される。
レンズ部120Cでは、第一のレンズ121Cの境界面が第一の取付部121bCとなり、第二のレンズ122Bの境界面が第二の取付部122bCとなる。
第一のレンズ121C側の境界面に拡散部1201Cを形成してもよいし、第二のレンズ122C側の境界面に拡散部1201Cを形成してもよい。図9(b)では、第一のレンズ121C側の境界面に拡散部1201Cを形成している。この境界面は、平面でもよいし、曲面でもよい。しかし、この境界面を、入射凹部122aCから略等距離の曲面とした方が光ムラの防止に効果的である。
第一のレンズ121Cに第二のレンズ122Cが取り付けられると、入射凹部122aCと照射部121aCとの間で、かつ、レンズ部120Cの内部に拡散部1201Cが設けられる。
以上のように、本実施の形態に係る照明器具によれば、略半球形状のレンズ部120を形成する場合であっても、レンズ部120の内側に拡散部1201を設けることができる。
上記実施の形態では、発光素子から発せられる光を内部に入光する入光部と、前記入光部から入光された光を外部に出光する出光部と、前記入光部と前記出光部との間の内部に設けられ、前記入光部から入光された光を拡散する拡散部とを備えるレンズについて説明した。
また、前記レンズは、前記入光部を有する第一のレンズと、前記第一のレンズと接合され、前記出光部を有する第二のレンズとを備える。また、前記拡散部は、前記第一のレンズと前記第二のレンズの接合部分に形成される。
また、前記出光部は、前記拡散部により拡散された光を外部に出光する。
また、前記入光部は、複数設けられている。
さらに、上記実施の形態では、上記実施の形態で説明したレンズと、前記発光素子が実装された発光基板部とを備えた発光ユニットについて説明した。
さらに、上記実施の形態では、上記実施の形態で説明した発光ユニットと、前記発光ユニットが取り付けられる本体部とを備えた照明器具について説明した。
上記実施の形態1~3では、照明器具として電源別置形ダウンライトについて説明したが、電源別置形ダウンライト以外の照明器具でも実施の形態1~3を適用することができる。例えば、長尺形状の発光ユニット、天井直付照明器具、高天井照明器具など、レンズを用いる照明器具であれば実施の形態1~3を適用することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、いくつかを組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、いずれか1つ又はいくつかを部分的に実施しても構わない。例えば、これらの実施の形態の説明において「部」として説明するもののうち、いずれか1つのみを採用してもよいし、いくつかの任意の組み合わせを採用してもよい。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
1 照明器具、10 ヒートシンク、11 LEDユニット取付面、12 放熱フィン、20 取付バネ、100 LEDユニット、110 LED基板、111 LED、112 基板、120 レンズ部、121 第一のレンズ、121a 照射部、121b 第一の取付部、122 第二のレンズ、122a 入射凹部、122b 第二の取付部、122c 拡散部、122d 底部、122e 外郭部、130 枠体、1121 実装面、1122 ネジ、1123 ネジ、1201 拡散部、1202 直接光、1203 反射光、1204 取付孔、1211 底面部、1212 側面部。

Claims (2)

  1. 第一のレンズと第二のレンズとを有するレンズにおいて、
    前記第二のレンズは、発光素子から発せられる光を内部に入光し、
    前記第一のレンズは、前記発光素子から発せられる光を外部に出光する出光部と、前記発光素子の側から前記出光部まで貫通しており、前記発光素子の側から前記第二のレンズが取り付けられた状態で貫通穴の全体が前記第二のレンズにより埋められている取付孔と、前記取付孔の側方を囲む反射部とを有し、
    前記レンズは、さらに、
    前記第一のレンズと前記第二のレンズとの間に設けられ、前記第二のレンズの出射光を拡散させて第一のレンズに入射させる拡散部を有するレンズ。
  2. 第一のレンズと第二のレンズとを有するレンズにおいて、
    前記第二のレンズは、発光素子から発せられる光を内部に入光し、
    前記第一のレンズは、半球になるように形成されており、前記発光素子から発せられる光を外部に出光する出光部と、前記半球の頂点側から前記出光部の側に向かって凹むように形成され、この凹みの全体が前記第二のレンズにより埋められている凹部と、前記凹部の側方を囲む反射部とを有し、
    前記レンズは、さらに、
    前記第一のレンズと前記第二のレンズとの間に設けられ、前記第二のレンズの出射光を拡散させて第一のレンズに入射させる拡散部を有するレンズ。
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