JP5814847B2 - 照明装置 - Google Patents
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側の面と形状が異なる、非軸対称の形状を有し、上記入射面は、上記一方側の面が上記他方側の面よりも、レンズ底部に対する傾きが大きい形状をなし、上記出射面は、上記他方側の面が上記一方側の面よりも、レンズ底部に対する傾きが大きい形状をなすことを特徴としている。
い光)が照射される。従って、広域にわたって照度ムラの少ない光を照射することができる。
る。
図2は、本発明の実施の一形態に係る照明装置10の上面側を示す斜視図である。図3は、本発明の実施の一形態に係る照明装置10の下面側を示す斜視図である。
図4は、照明装置10における光源ユニット31の一部を示す図であり、上段が平面図であり、下段が中央部の断面図である。図5の(a)および(b)は、照明装置10における光源ユニット31が備えるレンズ34a,34bを示す斜視図である。
照明装置10は、照射面を均一に照射することが重要である。特に、本実施形態の照明装置10は、ペンダントライトとして、天井から離れた位置から天井を照射するが、天井とシャーシ1の上面との距離は、床面と拡散板6との距離と比べて近い。このため、天井を均一に照射することが比較的困難である。具体的には、ペンダントライトでは、照射面としての天井において、光源の近くが明るくなり、光源から遠いほどが暗くなるため、照度分布にムラが生じる。
、直線Bは光軸(直線A)に一致しない。さらに、光出射面36は、上記他方側の面が上記一方側の面よりも、レンズ34a底部に対する傾きが大きい形状をなしている。具体的には、本実施形態では、右側の面36cが左側の面36bよりも、レンズ34a底部に対する傾きが大きい形状となっている。すなわち、光入射面35における傾きが大きい側(左側の面35b)のレンズ34a底部に対する傾きが、右側の面36cのレンズ34a底部に対する傾きよりも小さくなっている。
右側の面35cまたは左側の面35b)よりも光拡散性が高い形状となっており、光出射面36は、光入射面35において光拡散性が高くなっている側と同じ側(左側の面36bまたは右側の面36c)の面が、他方の面(右側の面36cまたは左側の面36b)よりも、光拡散性高くなっている特性を有する形状となっていればよい。レンズ34aでは、光入射面35および光出射面36の左側の面35b,36bおよび右側の面35c,36cは、それぞれ単一の曲率を持った面である。しかし、上述の特性を有する限り、各面は、複数の曲率を有する面(曲面)を有していてもよいし、曲率を有さない面(平面)を有していてもよい。
図8は、光源ユニット31から出射される光線の追跡図である。上述のように、光源ユニット31のレンズ34aは、光入射面35の左側の面35bおよび光出射面36の左側の面36bが光を拡散させる形状となっており、光入射面35の右側の面35cおよび光出射面36の右側の面36cが光を集光させる形状となっている。さらに、レンズ34aは、LED33が搭載されたシャーシ1が天井等の設置面に取り付けられた状態において、レンズ34aの厚さ方向の断面において、上記直線B(図1参照)に対して、一方側の出射面から出射される光がシャーシ1から近い側の照射面を照射し、他方側の出射面が上記装置本体から遠い側の照射面を照射すべく取り付けられている。例えば、図8では、出射面36の左側の面36bがシャーシ1から近い側の照射面を照射し、出射面36の右側の面36cがシャーシ1から遠い側の照射面を照射すべく取り付けられている。つまり、光入射面35の左側の面35bおよび光出射面36の左側の面36bが、天井(照射面)に近くに配置されている。これにより、天井におけるLED33に近い領域には、光入射面35の左側の面35bおよび光出射面36の左側の面36bによって拡散された光が照射される。一方、天井におけるLED33に遠い領域に、光入射面35の右側の面35cおよび光出射面36の右側の面36cによって集光された光が照射される。つまり、LED33に近いため明るくなりやすい領域に照射される光は拡散され、LED33から離れているため暗くなりやすい領域に照射される光は集光される。
その結果、天井に、略均一な照度分布の光を照射することができる。また、照明装置10では、光源ユニット31の光軸が天井に対して斜めに配置されているが、この場合であっても照射面を均一に照射することができる。すなわち、照射面積を広げつつ、照射面を均一に照射することができる。
本実施形態の照明装置10は、以下のような構成とすることもできる。図11は、本発明の他の実施の一形態に係る照明装置10aの配置状態を示す図である。図12は、照明装置10aにおける隣接する照明装置10の光源ユニット31の配置状態を示す図である。図13は、照明装置10aにおける光源ユニット(実施例)および比較例1,2の光源ユニットの照度分布を示すグラフである。
ける比較例1および比較例2の光源ユニットを図12と同様に配置した場合の照度分布も示している。図13に示すように、照明装置10aにおいても、光源ユニット31の天井面における照度比は、照度比の最大値と最小値との差が、光源ユニット310aおよび光源ユニット310bに比べて顕著に小さくなっている。従って、照明装置10aは、照度ムラの少ない均一な光を照射することができることがわかる。
3 光源ユニット群
10,10a,10b 照明装置
33 LED
34a,34b レンズ
35 光入射面
35a 頂点
36 光出射面
36a 頂点
A 直線(光軸,頂点の接線に直交する軸)
B 直線(頂点の接線に直交する軸)
Claims (4)
- レンズと、光源と、上記光源が搭載された装置本体とを備えた照明装置であって、
上記レンズは、凹状の光入射面と、凸状の光出射面とを有し、
上記光入射面及び上記光出射面は、レンズの厚さ方向の断面において、それぞれの頂点を通り各頂点の接線に直交する軸に対して、一方側の面が他方側の面と形状が異なる、非軸対称の形状を有し、
上記光入射面は、上記一方側の面が上記他方側の面よりも、レンズ底部に対する傾きが大きい形状をなし、
上記光出射面は、上記他方側の面が上記一方側の面よりも、レンズ底部に対する傾きが大きい形状をなし、
上記光源は、上記レンズの上記光入射面の頂点を通る接線に直交する軸が通る位置に配置される光源であり、
上記光源及び上記レンズは、上記装置本体を設置する設置面を照射するように取り付けられており、
上記設置面に対向する面を照射するように取り付けられた光源をさらに備えていることを特徴とする照明装置。 - レンズと、光源と、上記光源が搭載された装置本体とを備えた照明装置であって、
上記レンズは、凹状の光入射面と、凸状の光出射面とを有し、
上記光入射面及び上記光出射面は、レンズの厚さ方向の断面において、それぞれの頂点を通り各頂点の接線に直交する軸に対して、一方側の面が他方側の面と形状が異なる、非軸対称の形状を有し、
上記光入射面は、上記一方側の面が上記他方側の面よりも、光拡散性が高い形状をなし、
上記光出射面は、上記他方側の面が上記一方側の面よりも、光拡散性が高い形状をなし、
上記光源は、上記レンズの上記光入射面の頂点を通る接線に直交する軸が通る位置に配置される光源であり、
上記光源及び上記レンズは、上記装置本体を設置する設置面を照射するように取り付けられており、
上記設置面に対向する面を照射するように取り付けられた光源をさらに備えていることを特徴とする照明装置。 - 上記光源は、上記レンズから出射される光の照射面に対して光軸が斜めになるように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
- 上記レンズは、
上記装置本体が上記設置面に取り付けられた状態において、上記一方側の光出射面から出射される光が上記装置本体から近い側の照射面を照射し、上記他方側の光出射面から出射される光が上記装置本体から遠い側の照射面を照射すべく取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置。
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