JP2010225791A - 半導体発光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】配向を制御でき、均一な色度と輝度の光を広範囲に出射することができる半導体発光装置を提供する。
【解決手段】LED1を含むLEDパッケージ3と、LEDパッケージ3を覆うレンズ部8とを有する。レンズ部8は、第1レンズ5と、その外側を覆う第2レンズ6と、第1レンズ5と第2レンズ6との間の空間を充填する蛍光体含有樹脂層7とを有する。このようにレンズ部8を配置することにより、発光部3からの光を配光制御しながら、蛍光体含有樹脂層7により波長変換することができる。蛍光体含有樹脂層7の厚みは、LEDパッケージ3の光軸11方向においてもっとも厚く、端部に近づくにつれ薄くなっていることが望ましい。色ムラを抑制できるからである。
【選択図】図1
【解決手段】LED1を含むLEDパッケージ3と、LEDパッケージ3を覆うレンズ部8とを有する。レンズ部8は、第1レンズ5と、その外側を覆う第2レンズ6と、第1レンズ5と第2レンズ6との間の空間を充填する蛍光体含有樹脂層7とを有する。このようにレンズ部8を配置することにより、発光部3からの光を配光制御しながら、蛍光体含有樹脂層7により波長変換することができる。蛍光体含有樹脂層7の厚みは、LEDパッケージ3の光軸11方向においてもっとも厚く、端部に近づくにつれ薄くなっていることが望ましい。色ムラを抑制できるからである。
【選択図】図1
Description
本発明は、LEDまたはLEDパッケージに、蛍光体を含むレンズ部を被せた半導体発光装置に関する。
LEDを封止する樹脂をレンズ形状にした、いわゆる砲弾型のLEDパッケージが知られている。一方、LEDからの発光を色変換するために、蛍光体含有樹脂によりLEDを封止したLEDパッケージも知られている。
特許文献1では、砲弾型のLEDパッケージの発光を色変換するために、封止樹脂に蛍光体を分散させた場合、封止樹脂内で蛍光体による光散乱が生じ、発光輝度が著しく低下すると指摘している。そのため、砲弾型のLEDパッケージのレンズ形状の封止樹脂に、樹脂性のキャップを被せ、樹脂性のキャップに蛍光体を混合した構造(蛍光体カバー)を開示している。
このように、樹脂性のキャップに蛍光体を混合する構造としたことにより、蛍光体の発光輝度の低下を防止し、波長変換された高輝度で所望の混合色または中間色の光を取り出すことができると特許文献1には開示されている。
特許文献1に開示されている蛍光体カバーは、均一な厚みのキャップ状の部材であるため、レンズのように光の向きを制御する作用はほとんどなく、LEDパッケージの封止樹脂からの出射光の強度分布(配光)を、蛍光体カバーを通過させることにより所望の配光に制御することは難しい。このため、従来はLEDの封止樹脂からの配光特性のまま利用している。
また、LEDパッケージは、光軸からの角度が大きくなるにつれ、出射光の強度が小さくなるのに対し、蛍光カバーは均一な厚みであるために、蛍光体の励起光の強度に分布が生じる。このため、出射角にかかわらず均一な色変換を行うことが困難である。
蛍光カバーは、LEDパッケージに接触しているため、LEDの熱が伝導しやすく、樹脂を劣化させやすい。このため、蛍光カバーの寿命を長く保つことができない。
本発明の目的は、配向を制御でき、均一な色度と輝度の光を広範囲に出射することができる半導体発光装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では以下のような半導体発光装置が提供される。すなわち、半導体発光素子を含む発光部と、発光部を覆うレンズ部とを有する半導体発光装置であって、レンズ部は、発光部側に配置された第1レンズと、その外側を覆う第2レンズと、第1レンズと第2レンズとの間の空間を充填する蛍光体含有樹脂層とを有する。このような構造のレンズ部を配置することにより、発光部からの光を配光制御しながら、蛍光体含有樹脂層により波長変換することができる。
蛍光体含有樹脂層の厚みは、半導体発光素子の光軸方向においてもっとも厚く、端部に近づくにつれ薄くなっていることが望ましい。発光部からの光量に対応して蛍光体量を低減し、色ムラを抑制できるからである。蛍光体含有樹脂層の端部の厚みは、半導体発光素子の光軸方向における厚みの1/2以下であることがさらに好ましい。
例えば、第1レンズは、発光部側の入射面が、外向きに凸の球面である構成とする。この場合、該球面の径は、発光部の径以上とすることが好ましい。これにより、発光部から出射する光が第1レンズの入射面で全反射されるのを低減することができるからである。
第2レンズは、出射面が外向きに凸の球面であって、出射面の径は、第1レンズの入射面の径より大きいことが好ましい。第2レンズから出射される光の色ムラを低減することができるからである。特に、第2レンズの出射面の径が、第1レンズの入射面の径の1.5倍以上2倍以下であることが好ましい。
半導体発光素子の光軸方向における第1レンズの厚さは、第2レンズの厚さに対して、1/4以上1/2以下であることが好ましい。これにより、所定の白色光を得ることが可能になるためである。特に、半導体発光素子の光軸方向における第1レンズの厚さは、第2レンズの厚さに対して、1/3であることが好ましい。
第1レンズの外形形状は、第1レンズの入射面の径中心から半導体発光素子の光軸に対して90度方向における第1レンズの厚さが、当該方向における第2レンズの厚さよりも大きくなる形状の曲面により形成されていることが好ましく、特に、2倍以上3倍以下であることが好ましい。配光(配向)角による色むらを低減することができるからである。
レンズ部の厚み、すなわち第1レンズ、蛍光体含有樹脂層および第2レンズの厚みの和は、いずれの方向(配光角)においても一定の値であることが好ましい。これにより半導体発光素子の配向特性に影響を与えることを低減し、色ムラを低減することができる。
第1レンズおよび第2レンズは、端部につば部を有する構成にすることも可能である。
半導体発光素子の配光特性は、光軸方向の出射光強度の半値が、光軸方向から45度より大きい角度に位置することが好ましい。配光角による色度ムラを低減できるためである。特に、60度より大きい角度に位置することが好ましい。
発光部と第1レンズとの間の空間が、樹脂により封止されていることが好ましい。第1レンズへの入射効率を高めるためである。
第1レンズと第2レンズは、蛍光体含有樹脂層により接着され一体化されている構成にすることができる。
発光部から前記第2レンズの出射面までの間にある各部材を構成する材料は、第2レンズの出射面側に位置にする部材の屈折率が、それに隣接して発光部側に位置する部材の屈折率と同等もしくはそれ以下となるように構成されていることが好ましい。界面ごとに屈折率を段階的に小さくすることにより、光の取り出し効率が向上するためである。
本発明の一実施の形態の半導体発光装置について図面を用いて説明する。
本発明では、図1の概念図を示したように、LEDまたはLEDパッケージに被せるレンズ部を、第1レンズ5と第2レンズ6の2層構造とし、その間に蛍光体含有樹脂層7を挟んだ構造とした。
蛍光体含有樹脂層7の厚みは均一ではなく、第1及び第2のレンズ5,6の中央部(光軸の部分)で最も厚く、光軸から離れるにつれ徐々に薄くなるように構成している。
具体的な本実施形態の半導体発光装置の構成について、図2(a)を用いて説明する。
本実施形態の半導体発光装置は、図2(a)にその全体構造の断面図を示すように、LEDパッケージ3と、その上に被せるように配置されたレンズ部8とを有する。この他にLEDパッケージ3に給電するためのリード線を備える構成とすることも可能である。
LEDパッケージ3は、発光部10となる所定の開口を備える基板(パッケージ部)2と、開口の底面に配置されたLED1とを含む。
レンズ部8は、LEDパッケージ3側に配置された第1レンズ5と、その上を覆う第2レンズ6と、第1レンズ5と第2レンズ6との間に挟まれた蛍光体含有樹脂層7とを含む。第1レンズ5と第2レンズ6は、蛍光体含有樹脂層7により接着されて、一体となっている。
第1レンズ5は、球面部5aと、球面部5aの縁に設けられたつば部5bからなる。球面部5aは、入射面(LEDパッケージ3側の面)が外向きに凸の球面形状であり、出射面(第2レンズ6側の面)が外向きに凸の球面形状または曲面形状である。つば部5bは、底面および上面が、いずれもLEDパッケージ3の開口底面と平行であり、外周面が光軸11に平行な円筒状の面である。
第2レンズ6は、球面部6aと、球面部6aの縁に設けられたつば部6bからなる。球面部6aは、入射面(第1レンズ5側の面)が外向きに凸の球面形状または曲面形状であり、出射面(外部側の面)が外向きに凸の球面形状である。つば部6bは、底面および上面が、いずれもLEDパッケージ3の開口底面と平行であり、外周面が光軸11に平行な円筒状の面である。
第1レンズ5を構成する材料、第2レンズ6を構成する材料、蛍光体含有樹脂層7の樹脂、および、充填樹脂4は、いずれもLED1の発光する光、および、蛍光体含有樹脂層7の蛍光体の発する蛍光に対して透明である。
蛍光体含有樹脂層7の厚みは、均一ではなく、第1及び第2レンズ5,6の球面部5a、6aの中央部(光軸11の部分)で最も厚く、光軸11から離れるにつれ(光軸11からの開き角θが大きくなるにつれ)徐々に薄くなっている。具体的には、第1レンズ5の出射面の外径および第2レンズ6の内径を設計することにより蛍光体含有樹脂層7の形状を定めている。このように、光軸11から離れるにつれ、蛍光体含有樹脂層7の厚さを徐々に薄くすることにより、含有される蛍光体量も徐々に少なくなる。一般的なLED1の配光は、図3に示すように、光軸からの開き角が大きくなるほど出射光強度が小さくなる分布である。これに合わせて蛍光体含有樹脂層7の膜厚を徐々に薄くし、蛍光体量を低減することにより、均一な色変換を行うことが可能になり、色ムラを防止できる。
例えば、球面部5a,6aの端部(θ=90°付近)における蛍光体含有樹脂層7の厚みは、中央部(θ=0°付近)の厚みの1/2以下であることが好ましい。なお、球面部5a,6aの端部(θ=90°付近)につば部5b,6bを設けた場合、球面部5a,6aの端部での入射面及び出射面の形状が、上述した球面または曲面形状にはならないが、このような場合には、つば部5b,6bが無い場合を想定して、球面部5a,6aの入射面及び出射面の形状を上述した条件で設定し、その後、球面部5a,6aの端部につば部5b,6bを形成すれば良い。また、本実施形態では、つば部5b,6bを光軸11から90°以上の部分に設けているが、これに限らず必要に応じて90°付近の90°以下になる部分に設けても良く、この場合も球面部5a,6aの形状は、上記と同様な方法で設計すれば良い。
第1レンズ5の球面部5aの内径(入射面(LEDパッケージ3側の面)の直径)は、LEDパッケージ3の発光部10(すなわち基板2の開口)の径以上であることが望ましい。LED1からの光が、第1レンズ5の入射面によって全反射される現象を抑制し、LED1からの光をすべて第1レンズ5内に取り込める。球面部5aの入射面の球面の中心は、発光部10の中心と一致する位置にあることが望ましい。このようにすることにより、LED1から出射するどの方向の光も、第1レンズ5の入射面に入射する角度が略等しくなるため効率良く光を取り込める。
第2レンズ6の球面部6aの外径(出射面(外部側の面)の直径)は、第1レンズ5の入射面の径より大きいことが好ましく、1.5倍以上2倍以下であることがさらに好ましい。このように設定することにより、第2レンズ6から出射される光の色ムラを低減することができる。球面部6aの出射面の球面形状の中心は、発光部10の中心と一致する位置にあることが望ましい。これにより、第2レンズ6内の光を効率良く外部に取り出すことができる。
光軸11方向における第1レンズ5の厚み(A1)および第2レンズ6の厚み(B1)の比、すなわち光軸11方向における第1レンズ5および第2レンズ6内の蛍光体含有樹脂層7の位置は、A1:B1=1:2〜1:4であることが好ましく、A1:B1=1:3付近であることが特に好ましい。このようにA1:B1を設定することにより、第2レンズ6からの出射光を白色(色度x=y=0.31付近)にすることができる。このように設定することにより、以降に説明する蛍光体含有樹脂層の厚み及び形状を適度なものとすることができる。
一方、光軸11から90°方向における第1レンズ5の厚み(A2)を第2レンズ6の厚み(B2)よりも厚く設定している。特に、第1レンズ5の厚み(A2)と第2レンズ6の厚み(B2)の比が、図2に示すようにA2:B2=2:1〜3:1であることが好ましい。すなわち光軸11から90°方向における第1レンズ5および第2レンズ6内の蛍光体含有樹脂層7は、外側寄りに位置する。
このように設定することにより、外側に位置する第2レンズ6の厚さが、光軸11から離れるに従って肉薄となり、第2レンズ6から出射する光の配光を制御し、光軸11からの角度θの大きな方向における出射光量を増すことができるとともに、光の取り出し効率を向上させることができる。また、配光角による色ムラを低減することが可能である。
また、本実施形態では、つば部6bを設けたことにより、第2レンズ6の内部を全反射しながら伝搬する光を、つば部6bから水平方向(すなわち光軸11から90°の方向)へ出射することができる。これにより、第2レンズ6の出射光の配向を制御し、光軸11から90度の方向への出射光量を増すことができるとともに、光の取り出し効率を向上させることができる。
LED1の配光は、光軸11方向の出射光強度の半値が、図3に示すように光軸から45度よりも大きい角度に位置することが望ましい。特に、出射強度の半値が60度以上に位置することが望ましい。
LEDパッケージ3と第1レンズ5との間の空間は、封止樹脂4により充填されていることが望ましい。この空間を空気よりも屈折率の高い封止樹脂4により充填することにより、第1レンズ5との境界における全反射光が減少し、光の取り出し効率を向上させることができる。
第1レンズ5および第2レンズ6の材料としては、樹脂全般およびガラスを好適に用いることができる。
蛍光体含有樹脂層7の基材樹脂は、例えば、紫外線硬化樹脂を用いることが好ましい。第1レンズ5と第2レンズ6との接着を容易に行うことができるためである。例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ガラス及び透過性樹脂を好適に用いることができる。
また、LEDパッケージ3の発光部10から外部に向かって順に位置する、封止樹脂4、第1レンズ5、蛍光体含有樹脂層7、第2レンズ6を構成する材料の屈折率は、この順に高い値から低い値となっていることが望ましい。各界面における全反射を低減し、光の取り出し効率を向上させるためである。
第1および第2レンズ5,6には、必要に応じて散乱材を分散することが可能である。同様に、蛍光体含有樹脂層7に散乱材を分散することも可能である。また、第1レンズ5および第2レンズ6の出射面の一部または全面に微細なドット形状を形成することも可能である。これらにより、出射光を散乱させ、強度ムラを低減することができる。
蛍光体含有樹脂層7の基材樹脂に分散させる蛍光体としては、LED1の発光波長により励起され、所望の波長の蛍光を発するものを選択する。たとえば、LED1が青色光を発する場合、青色光を励起光として黄色光を発するYAG蛍光体を用いることにより、青色光と黄色光を混合した白色光を出射する半導体発光装置を構成することができる。なお、蛍光体は、単一の種類のものに限定されず、2種類以上のものを混合して用いることができる。
図2の半導体発光装置の製造方法を簡単に説明する。第1レンズ5、第2レンズ6は、公知のレンズ製造方法により上記条件を満たす形状に予め製造しておく。LED1を基板3に搭載し、ダイボンディングやワイヤボンディングを施すことによりLEDパッケージ3を製造する。蛍光体含有樹脂層7の基材樹脂に、所定の蛍光体を所定量混合することにより蛍光体を樹脂中に分散させる。この樹脂を第1レンズ5と第2レンズ6との間に塗布した後、両者を位置合わせして接着する。紫外線を照射する等、所定の硬化方法により樹脂を硬化させる。これにより、蛍光体含有樹脂層7により第1レンズ5と第2レンズ6とが接着されたレンズ部8が作製される。
第1レンズ5の入射面側の空間に封止樹脂4を充填し、LEDパッケージ3を第1レンズ5の内側空間の開口部に挿入する。封止樹脂4を、所定温度での加熱、もしくは、紫外線照射等、所定の硬化方法により硬化させる。必要に応じて、LEDパッケージにリード線等を取り付ける。以上により、半導体発光装置を製造することができる。
このような構造の本実施形態の半導体発光装置の各部の作用について説明する。ここでは、LED1の発光波長460nmもしくは、450〜470nmの青色光、蛍光体含有樹脂層7に含有される蛍光体はYAG蛍光体とし、蛍光体量が重量比30%の例について説明する。
LED1から図3のような配光で出射された青色光は、封止樹脂4を通過し、第1レンズ5に入射する。このとき、第1レンズ5の入射面の内径は、発光部10とほぼ同等であるとともに、封止樹脂4と第1レンズ5との界面の屈折率差が小さいため、LED1からの光の全反射を抑制することができる。なお、ここで発光部10の径とは、発光部10が円形である場合には、当然、この円の直径を示すものであるが、発光部10が長方形等の矩形、又は、他の多角形である場合には、最も長い直線距離を有する対角線等を、発光部10の径と見做すものである。
また、図2(a)の実施形態では、LEDパッケージ3は基板に開口部を備え開口の底面にLED1が配置されたものとしたが、図2(b)に示すように、基板上にLED1を搭載し、このLED1を光透過性の樹脂により封止した封止部1aを有するタイプのLEDパッケージ3も利用可能である。この場合、発光部10の径とは、封止部1aの最長となる直線距離(例えば、対角線)とするものである。そして、この場合にも、第1レンズ5の入射面及び第2レンズ6の出射面の球面の中心は、LED1の上面中心に略一致させるものである。
第1レンズ5に入射した光は、そのレンズ効果により、広がりながら蛍光体含有樹脂層7に入射し、その一部の光は、YAG蛍光体を励起する。蛍光体は、所定波長の黄色の蛍光を発する。蛍光体から発せられた黄色光および蛍光体含有樹脂層7を通過した青色光は、第2レンズ6に入射する。このとき、光軸11方向における第1レンズ5の厚み(A1)と第2レンズ6の厚み(B1)を1:2〜1:4に設定することにより、白色(色度x=y=0.31付近)を達成することができる。
また、蛍光体含有樹脂層7の厚みが、光軸11から離れるにつれ薄くなるように設計されているため、LED1から出射される光の強度分布が、光軸からの開き角が大きくなるほど出射光強度が小さくなるように配向していても、それに対応して蛍光体量も減少しているため、均一な色変換を行うことができ、色ムラを低減できる。
また、第2レンズ6の球面部6aの外径を発光部10(基板2の開口)の径以上、好ましくは、1.5倍以上2倍以下に設定しているため、第2レンズ6から出射される光の色ムラを低減することができる。
さらに、光軸11から90°方向における第1レンズ5の厚み(A2)を第2レンズ6の厚み(B2)よりも大きく設定している。特に、第1レンズ5の厚み(A2)と第2レンズ6の厚み(B2)との比をA2:B2=2〜3:1に設定し、第2レンズ6の厚さが光軸11から離れるに従って肉薄となっている。よって、光軸11からの角度θの大きな方向における出射光量を増すことができ、配光を制御できる。また、配光角による色むらを低減することができる。
さらに、第2レンズ6の内部で反射を繰り返す光は、つば部6bから出射することができる。これにより、光軸11からの角度θの大きな方向における出射光量を増すことができ、出射光の配向を制御できる。また、光の取り出し効率が向上する。
第1レンズ5や第2レンズ6に散乱材が分散されている場合には、光を散乱する作用により、光の強度ムラを低減できる。
このように、本実施の形態の半導体発光装置は、LED1の発光をレンズ型のレンズ部により、所望の白色光に色変換するとともに、色度ムラを低減し、図3のように、光軸11から角度θの大きな領域に広げて出射することができる。また、光の取り出し効率を向上させることもできる。
これにより、従来のLEDよりも配光が広がり、電球に近い配光の半導体発光装置を提供することができる。
本発明の半導体発光装置は、例えば一般照明の用途に好適であり、特に街路灯や洗面台用照明のように、横方向からも光を出射することが望まれる用途に適している。
本発明の実施例として実施形態の半導体発光装置の色度分布をシミュレーションにより求めた。
(実施例1)
実施例1では、光軸11方向における第1レンズ5の厚み(A1)と第2レンズ6の厚み(B1)の比の最適範囲を求めるシミュレーションを行った。
実施例1では、光軸11方向における第1レンズ5の厚み(A1)と第2レンズ6の厚み(B1)の比の最適範囲を求めるシミュレーションを行った。
ここでは、図4に示すように、第1レンズ5および第2レンズ6の厚みは、光軸からの角度にかかわらず、それぞれA1,B1でそれぞれ一定とし、蛍光体含有層7の厚みは、第1レンズ5の厚みの7%で一定とした。ここでは、第1レンズ5および第2レンズ6は、つば部5a、6aを備えていない構成としている。
LED1の発光波長は、460nmもしくは450〜470nmであり、配光は、図3に示した分布であるとした。蛍光体は、YAG蛍光体とし、その含有量は重量比30%とした。第1レンズ5および第2レンズ6の屈折率は、1.49とした。
A1:B1を表1のように、1:5〜4:1まで7種類に変化させた場合について、色度x、yを計算により求めた。その結果を表1に示す。
表1から明らかなように、A1:B1=1:2〜1:4である場合に、色度x、yはいずれも0.30以上0.32未満の値をとり、良好な白色光を得ることができる。特に、A1:B1=1:3の場合、色度x=0.31、y=0.315となり、より望ましいことが明らかになった。
(実施例2)
実施例2として、図5に示すように光軸方向の第1レンズ5の厚み(A1)と第2レンズ6の厚み(B1)の比を1:3に固定し、光軸11から90°方向における第1レンズ5の厚み(A2)と第2レンズ6の厚み(B2)の比の最適範囲を求めるシミュレーションを行った。
実施例2として、図5に示すように光軸方向の第1レンズ5の厚み(A1)と第2レンズ6の厚み(B1)の比を1:3に固定し、光軸11から90°方向における第1レンズ5の厚み(A2)と第2レンズ6の厚み(B2)の比の最適範囲を求めるシミュレーションを行った。
ここでは、第1レンズ5と第2レンズ6の厚みの合計は、図5のように光軸11からの角度にかかわらず一定とした。この場合も、つば部5b、6bは、設けていない。
また、光軸11から90°方向における第1レンズ5の厚み(A2)と第2レンズ6の厚み(B2)の比は、A2:B2=1:3〜3:1の5種類に変化させた。
A2:B2の比のそれぞれについて、蛍光体含有樹脂層7の厚みの変化は、図6(a)、(b)、(c)のように、タイプ1,2,3の3種類とした。タイプ1は、図6(a)のように、光軸11方向の厚さ1に対し、光軸11から90°の方向の厚さがゼロ、すなわち端部が尖った形状である。タイプ2は、図6(b)のように、光軸11方向の厚さ1に対し、光軸11から90°の方向の厚さが0.5の形状である。タイプ3は、図6(c)のように、光軸11からの方向にかかわらず一定の厚さである。いずれも光軸方向の蛍光体含有樹脂層7の厚みは、レンズ5の15%とした。他の条件は、実施例1と同様にした。
これらの条件で、光軸11からの角度θ(配光角)による色度x、yの変化を求めた。蛍光体含有樹脂層7のタイプ1としてA2:B2を5種類に変化させた場合の色度x、yを図7(a),(b)に、蛍光体含有樹脂層7をタイプ2としてA2:B2を5種類に変化させた場合の色度x、yを図8(a),(b)に、蛍光体含有樹脂層7をタイプ3としてA2:B2を5種類に変化させた場合の色度x、yを図9(a),(b)にそれぞれ示す。
これらの図から、蛍光体含有樹脂層7の厚みがどのタイプであっても、光軸11から90度の方向の第1レンズ5の厚み(A2)および第2レンズ6の厚み(B2)が、A2:B2=2:1〜3:1である場合が、色度x、yの変化が小さく好ましいことがわかった。
特に、蛍光体含有樹脂層7の厚みが、タイプ1またはタイプ2(図6(a)、(b))の端部が薄くなっている形状のものが好ましいことがわかった。
(実施例3)
実施例3として、図5と同様に、光軸方向の第1レンズ5の厚み(A1)と第2レンズ6の厚み(B1)の比を1:3に固定し、光軸11から90°方向における第1レンズ5の厚み(A2)と第2レンズ6の厚み(B2)の比を3:1に固定し、第2レンズ6の出射面の径を、発光部10(基板2の開口)の1.5倍から3.0倍の4種類に変化させた場合の、光軸11からの角度θ(配光角)による色度x、yの変化を求めた。
実施例3として、図5と同様に、光軸方向の第1レンズ5の厚み(A1)と第2レンズ6の厚み(B1)の比を1:3に固定し、光軸11から90°方向における第1レンズ5の厚み(A2)と第2レンズ6の厚み(B2)の比を3:1に固定し、第2レンズ6の出射面の径を、発光部10(基板2の開口)の1.5倍から3.0倍の4種類に変化させた場合の、光軸11からの角度θ(配光角)による色度x、yの変化を求めた。
それぞれについて、蛍光体含有樹脂層7の厚みの変化は、図6(a)、(b)、(c)のように、タイプ1,2,3の3種類とした。
LED1の発光波長は、460nmもしくは450〜470nmであり、配光は、図3に示した分布であるとした。蛍光体は、YAG蛍光体とし、その含有量は重量比30%とした。
この条件で、光軸11からの角度θ(配光角)による色度x、yの変化を求めた。蛍光体含有樹脂層7のタイプ1として、第2レンズ6の出射面の径を4種類に変化させた場合の色度x、yを図10(a),(b)に、蛍光体含有樹脂層7をタイプ2として、第2レンズ6の出射面の径を4種類に変化させた場合の色度x、yを図11(a),(b)に、蛍光体含有樹脂層7をタイプ3として第2レンズ6の出射面の径を4種類に変化させた場合の色度x、yを図12(a),(b)にそれぞれ示す。
これらの図から、蛍光体含有樹脂層7の厚みがどのタイプであっても、第2レンズ6の出射面の径は、発光部10の開口径の1.5倍以上2.0倍以下である場合に、色度の変化が低く好ましいことが明らかになった。
特に、蛍光体含有樹脂層7の厚みが、タイプ1またはタイプ2(図6(a)、(b))の端部が薄くなっている形状のものが好ましいことがわかった。
(実施例4)
実施例4として、LED1の配光(出射光の配向)の最適値をシミュレーションにより求めた。
実施例4として、LED1の配光(出射光の配向)の最適値をシミュレーションにより求めた。
LED1の光軸11方向の出射強度の半値の位置は、15度、30度、45度、60度、75度の5種類に異なるものを用いた。配光はランバーシアン分布とした。
光軸11方向の第1レンズ5の厚み(A1)および第2レンズ6の厚み(B1)の比は、1:3とし、光軸11から90°方向における第1レンズ5の厚み(A2)と第2レンズ6の厚み(B2)の比は、3:1とし、第2レンズ6の出射面の径は、発光部10(基板2の開口)の1.5倍とした。他の条件は、実施例2と同様にした。
それぞれについて、蛍光体含有樹脂層7の厚みの変化は、図6(a)、(b)、(c)のように、タイプ1,2,3の3種類とした。
蛍光体含有樹脂層7の形状をタイプ1として、LED1の配光を5種類に変化させた場合の色度x、yを図13(a),(b)に、蛍光体含有樹脂層7をタイプ2として、LED1の配光を5種類に変化させた場合の色度x、yを図14(a),(b)、蛍光体含有樹脂層7をタイプ3としてLED1の配光を5種類に変化させた場合の色度x、yを図15(a),(b)にそれぞれ示す。
これらの図から、蛍光体含有樹脂層7の厚みがどのタイプであっても、光軸11における光強度の半値が45度以下の配光分布をもつLED1を用いた場合は、半導体発光装置の色度が大きく変化している。よって、LED1の配光は、光軸11の光強度の半値が45度より大きいもの、特に60度以上が好ましいことが明らかになった。
蛍光体含有樹脂層7の厚みのタイプは、タイプ1またはタイプ2(図6(a)、(b))の端部が薄くなっている形状のものが好ましいことがわかった。
1…LED、2…基板、3…LEDパッケージ、4…封止樹脂、5…第1レンズ、5a…球面部、5b…つば部、6…第2レンズ、6a…球面図、6b…つば部、7…蛍光体含有樹脂層、8…レンズ部、10…LED発光部。
Claims (17)
- 半導体発光素子を含む発光部と、前記発光部を覆うレンズ部とを有し、
前記レンズ部は、前記発光部側に配置された第1レンズと、その外側を覆う第2レンズと、前記第1レンズと第2レンズとの間の空間を充填する蛍光体含有樹脂層とを有することを特徴とする半導体発光装置。 - 請求項1に記載の半導体発光装置において、前記蛍光体含有樹脂層の厚みは、前記半導体発光素子の光軸方向においてもっとも厚く、端部に近づくにつれ薄いことを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項2に記載の半導体発光装置において、前記蛍光体含有樹脂層の端部の厚みは、前記半導体発光素子の光軸方向における厚みの1/2以下であることを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の半導体発光装置において、前記第1レンズは、前記発光部側の入射面が、外向きに凸の球面であり、該入射面の径は、前記発光部の径以上であることを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項4に記載の半導体発光装置において、前記第2レンズは、出射面が外向きに凸の球面であり、該出射面の径は、前記第1レンズの入射面の径より大きいことを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項5に記載の半導体発光装置において、前記第2レンズの前記出射面の径は、前記第1レンズの入射面の径の1.5倍以上2倍以下であることを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の半導体発光装置において、前記半導体発光素子の光軸方向における前記第1レンズの厚さは、前記第2レンズの厚さに対して、1/4以上1/2以下であることを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項7に記載の半導体発光装置において、前記半導体発光素子の光軸方向における前記第1レンズの厚さは、前記第2レンズの厚さに対して、1/3であることを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の半導体発光装置において、前記第1レンズの外形形状は、前記第1レンズの入射面の径中心から前記半導体発光素子の光軸に対して90度方向における前記第1レンズの厚さが、当該方向における前記第2レンズの厚さよりも大きくなる形状の曲面により形成されていることを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項9に記載の半導体発光装置において、前記第1レンズの外形形状は、前記第1レンズの入射面の径中心から前記半導体発光素子の光軸に対して90度方向における前記第1レンズの厚さが、当該方向における前記第2レンズの厚さに対して、2倍以上3倍以下であることを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の半導体発光装置において、前記第1レンズ、前記蛍光体含有樹脂層および前記第2レンズの厚みの和は、いずれの方向においても一定の値であることを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の半導体発光装置において、前記第1レンズおよび第2レンズは、端部につば部を有することを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項1ないし12のいずれか1項に記載の半導体発光装置において、前記半導体発光素子の配光特性は、光軸方向の出射光強度の半値が、光軸方向から45度より大きい角度に位置することを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項13に記載の半導体発光装置において、前記半導体発光素子の配光特性は、光軸方向の出射光強度の半値が、光軸方向から60度より大きい角度に位置することを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項1ないし14のいずれか1項に記載の半導体発光装置において、前記発光部と前記第1レンズとの間の空間は、樹脂により封止されていることを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項1ないし15のいずれか1項に記載の半導体発光装置において、前記第1レンズと第2レンズは、前記蛍光体含有樹脂層により接着され一体化されていることを特徴とする半導体発光装置。
- 請求項1ないし16のいずれか1項に記載の半導体発光装置において、前記発光部から前記第2レンズの出射面までの間にある各部材を構成する材料は、前記第2レンズの出射面側に位置にする部材の屈折率が、それに隣接して前記発光部側に位置する部材の屈折率と同等もしくはそれ以下となるように構成されていることを特徴とする半導体発光装置。
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