JP6740171B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、照明装置に関する。
従来から、スポットライト等の種々の照明装置が提供される。例えば、スポットライトとして用いられる照明装置として、出射面から矩形状に光を出射するものがある。
特開2006−286615号公報
しかしながら、従来の照明装置では、光を遮断することで矩形状に光を出射していた。すなわち、従来の照明装置では、光を遮断する分だけ出射効率が低下する課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、矩形状に光を出射することができる照明装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る照明装置は、光を出射する光源と、略格子状に配列された光学素子を前記光源と反対側の面である出射面に有するレンズとを備え、前記光学素子は、第1方向に筋状に延伸する複数の第1プリズムと、前記第1方向と交差する第2方向に筋状に延伸する複数の第2プリズムとを組み合わせた表面形状であり、前記レンズの前記出射面側に配置され、第3方向に筋状に延伸する複数の第3プリズムを主面の一方に有するカバーをさらに備え、前記カバーは、前記第3方向が前記第1方向または前記第2方向と略直交する向きに配置される
本発明の一態様によれば、矩形状に配光を制御することができる。
図1は、実施形態に係る照明装置の模式的な分解斜視図である。 図2は、実施形態に係るレンズの模式図である。 図3Aは、実施形態に係るレンズの出射面の模式図である。 図3Bは、実施形態に係る光学素子の模式図である。 図3Cは、実施形態に係る光学素子の模式図である。 図4は、実施形態に係る照明装置から出射される光の配光を示す図である。 図5は、実施形態に係るカバーレンズの模式図である。 図6は、実施形態に係る第1プリズム、第2プリズムおよび第3プリズムの向きを示す図である。 図7は、実施形態に係るカバーレンズの有無による比較結果を示す図である。
以下、実施形態に係る照明装置について図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実と異なる場合がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
まず、図1を用いて、実施形態に係る照明装置の構成について説明する。図1は、実施形態に係る照明装置の模式的な分解斜視図である。なお、図1には、説明を分かりやすくするために、光が出射する側の面を正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、以下の説明で用いる他の図面においても示す場合がある。
図1に示す照明装置1は、いわゆるスポットライトであり、例えば、美術館などの展示品を照らすために使用される。なお、図1の例では、照明装置1は、Z軸正方向側に光を出射することができる。
実施形態に係る照明装置1は、図1に示すように、ヒートシンク部材11と、筐体12と、光源であるLED(Light Emitting Diode)13と、LEDホルダー14と、調整部材15と、リフレクタ―16と、レンズホルダー17と、レンズ18と、カバーレンズ19と、レンズストッパー20とを備える。
ヒートシンク部材11は、LED13により発生された熱を放熱する。筐体12は、調整部材15と、リフレクタ―16と、レンズホルダー17と、レンズ18と、カバーレンズ19を収容し、ヒートシンク部材11と連結させる。
LED13は、例えば、RGBフルカラーのCOB(Chip On Board)タイプのLEDである。LEDホルダー14は、LED13を覆ってLED13を保護する部材である。調整部材15は、レンズ18の位置を調整し、LED13とレンズ18との距離を調整する。例えば、調整部材15を周方向に摺動させることで、LED13とレンズ18との距離を近づけたり、遠ざけたりすることができる。
リフレクタ―16は、中央位置に開口部が設けれ、開口部に向かって円錐形状に凹んだ形状に形成されており、LED13からの光をレンズ18側に反射させる。
レンズホルダー17は、レンズ18およびカバーレンズ19を収容する部材である。レンズ18は、いわゆるフレネルレンズであり、LED13から出射された光の配光角を制御する。なお、実施形態に係る照明装置1は、レンズ18のLED13と反対側の主面である出射面に光学素子を設けることで、矩形状に配光を制御することができる。この点の詳細については、図2以降を用いて後述する。
カバーレンズ19は、レンズ18を覆ってレンズ18を保護する部材である。なお、実施形態に係る照明装置1は、カバーレンズ19の主面の一方にレンズ18から出射した光の配光を制御するプリズムを設けることで、出射する光をより矩形状に近づけることができる。この点の詳細については、図5以降の図面を用いて後述する。
レンズストッパー20は、レンズ18およびカバーレンズ19をレンズホルダー17に固定するための部材である。レンズストッパー20をレンズホルダー17に押し付けた状態で周方向に摺動させることでレンズ18およびカバーレンズ19を固定したり、取り外したりすることができる。
次に、図2を用いてレンズ18の詳細について説明する。図2は、レンズ18の構成を示す断面模式図である。なお、図2では、図1に示したレンズ18のX軸に沿った断面を模式的に示す。図2に示すように、レンズ18のLED13と反対側の主面である出射面は、光学素子18aを有する。
かかる光学素子18aは、出射面と対向する主面である入射面に設けられたプリズム18b、18cによって配光が制御された光に対してさらに配光を矩形状に制御する。なお、レンズ18の入射面側にLED13が設置される。
ここで、従来の照明装置では、色ムラを低減させるために、例えば、レンズの出射面に光を拡散する拡散素子を備えるものが知られている。一方、実施形態に係る照明装置1では、レンズ18の入射面および出射面の両面で配光を制御することで矩形状の配光制御を可能とする。これにより、実施形態に係る照明装置1では、出射する光を遮る部材を用いることなく矩形状に配光を制御することができる。なお、光学素子18aの詳細については図3A〜図3Cを用いて後述する。
また、実施形態に係る照明装置1は、レンズ18のLED13側の主面である入射面にプリズム18b、18cを有する。プリズム18bが屈折型プリズムであり、プリズム18cが全反射型プリズム(TIR(Total Internal Reflection)プリズム)であり、それぞれ同心円状に構成されている。
LED13から入射された光は、プリズム18bでは屈折され、プリズム18cでは内部で全反射させる。これにより、プリズム18bおよびプリズム18cを通過する光は、出射面に対して例えば略垂直となるように、入射角が制御される。なお、レンズ18は、プリズム18b、18cを有さない構成とすることにしてもよい。
次に、図3A〜図3Cを用いてレンズ18の光学素子18aの詳細について説明する。図3Aは、実施形態に係るレンズ18の出射面の模式図である。また、図3Bおよび図3Cは、実施形態に係る光学素子18aの模式図である。なお、図3Aは、レンズ18をZ軸正方向側から見た模式図である。また、図3Bは、第1プリズム18dの頂点18daを含むY軸に沿ったレンズ18の断面模式図であり、図3Cは、第2プリズム18eの頂点18eaを含むX軸に沿ったレンズ18の断面模式図である。なお、図3Bおよび図3Cでは、上記のプリズム18b、18cの記載を省略している。
図3Aに示すように、レンズ18の出射面には、光学素子18aが形成される。光学素子18aは、X軸方向に筋状に延伸する複数の第1プリズム18dと、Y軸方向に筋状に延伸する複数の第2プリズム18eとからなる略格子状のプリズムである。つまり、光学素子18aは、第1プリズム18dと第2プリズム18eとを組み合わせた表面形状である。また、第1プリズム18dおよび第2プリズム18eの短手方向の断面形状は、それぞれ2つの円弧とそれらを接続する傾斜部とからなる略波型形状であり、レンズ18の出射面からZ軸正方向に凸となるよう形成される。
ところで、実施形態に係る照明装置1では、第1プリズム18dおよび第2プリズム18eのそれぞれの頂点18da、18eaからそれぞれの底面18db、18ebまでの高さや、第1プリズム18dおよび第2プリズム18eの間隔を調整することで、配光を調整することが可能である。
具体的には、図3Bおよび図3Cに示すように、第1プリズム18dの頂点18daから第1プリズム18dの底面18dbまでの高さh1が、第2プリズム18eの頂点18eaから第2プリズム18eの底面18ebまでの高さh2よりも低い場合、Y軸方向側に比べて、X軸方向側に光をより広く拡散することができる。
これは、高さh1や高さh2を高くするほど、第1プリズム18dまたは第2プリズム18eの表面積または接触角が大きくなるためであると考えられる。例えば、表面積を大きくすることで、第1プリズム18dまたは第2プリズム18eが延伸する方向と略直交する向きに光をより広く拡散すると考えられる。なお、上記の例では、高さh2が高さh1よりも高いため、第2プリズム18eと直交する向きを長手方向とする略長方形状に光を出射することができる。
なお、以下の手法により金型を形成し、かかる金型の形状をレンズ18の出射面に転写することで光学素子18aを形成することができる。具体的には、まず、金型に対して第1プリズム18dに対応する溝をレーザ照射により形成する。かかる場合に、溝の深さが略均一となるように金型に対してレーザ照射を行う。続いて、第1プリズム18dに対応する溝が形成された金型に対して第1プリズム18dと略直交する向きに第2プリズム18eに対応する溝をレーザ照射により形成する。なお、金型に形成される第1プリズムと第2プリズムに対応する溝の形状(深さ)は、レーザ加工時のレーザ照射条件等を変えることで調整できる。
つまり、かかる金型をレンズ18の出射面に転写することで、高さh1および高さh2が異なる光学素子18aが形成される。ただし、第2プリズム18eに対応するレーザ加工工程において、先に加工された第1プリズム18dに対応する溝と重なる部分が部分的に深くなる。すなわち、第1プリズム18dの頂部と第2プリズム18eの頂部とが重なる部分が部分的に高くなる。
次に、図4を用いて第1プリズム18dまたは第2プリズム18eのピッチ、高さh1、高さh2と、レンズ18から出射される光の配光の相関について説明する。図4は、実施形態に係る照明装置1から出射される光の配光を示す図である。なお、図4には、LED13とレンズ18との距離を25mmにした場合の結果を示す。
また、ピッチとは、隣り合う第1プリズム18dの頂点18daの間隔を示す。なお、光学素子18aが略格子状に配置されることより、かかる間隔と、隣り合う第2プリズム18eの頂点18eaの間隔とは略等しいものとする。
図4に示すように、ピッチが長いほど、略十字状の配光を有する。具体的には、ピッチが、100μmでは、略十字状の配光であり、ピッチを80、64、50μmと短くするほど、十字状から矩形状に近い配光となる。
そして、ピッチを32μmとする場合に、略矩形状の配光を有する。すなわち、実施形態に係る照明装置1では、ピッチを短くすることで、矩形状に配光を制御することが可能となる。
これは、ピッチを短くすることで、図3Bや図3C等に示したように、光学素子18aの底面が湾曲した形状となるためである。換言すると、実施形態に係る照明装置1ではピッチを短くすることで、光学素子18aの底面に平らな部分を形成しないようにしている。
これは、ピッチが長くなると、光学素子18aの底面に平らな部分が形成され、かかる平らな部分を通過する光が、光学素子18aで制御されず、配向が円形状に近づくためである。このため、実施形態に係る照明装置1では、光学素子18aの底面に平らな部分が形成されない程度にピッチが短いことが好ましい。
なお、本実施形態に係る光学素子18aの形状は、断面が2つの円弧とそれらを接続する傾斜部とからなる略波型形状であるが、本発明はかかる形状に限られず、断面が三角形状やなどその他の形状であってもよい。また、LED13とレンズ18との距離等によっては、光学素子18aの底面に平らな部分を設けることにしてもよい。また、上記の例では、第1プリズム18dのピッチと、第2プリズムのピッチとが略等しい場合について例示したが、双方のピッチが異なる長さであってもよい。
次に、図5〜図7を用いて、実施形態に係るカバーレンズ19について説明する。まず、図5を用いて実施形態に係るカバーレンズ19の概要について説明する。図5は、実施形態に係るカバーレンズ19の概要を示す図である。
なお、図5では、カバーレンズ19をZ軸負方向側から見た図である。すなわち、図5は、カバーレンズ19のLED13側の主面である入射面を模式的に示す図である。
図5に示すように、カバーレンズ19は、X軸方向に筋状に延伸する複数の第3プリズム19aを有する。かかる第3プリズム19aは、例えば、レーザ照射された金型の形状をカバーレンズ19の入射面に転写することで形成される。なお、第3プリズム19aは、短手方向の断面が略円弧状で、カバーレンズ19の入射面からZ軸負方向に凸となるように形成される。
ここで、各第3プリズム19aの高さは、X軸座標に応じて異なる高さとなるように形成される。具体的には、各第3プリズム19aは、同図に示すように、カバーレンズ19の中央部における高さが最も低く、両端部に行くにしたがって徐々に高くなる。換言すると、第3プリズム19aは、カバーレンズ19の中央部から端部に行くにつれて、高さが高く形成される。
これにより、第3プリズム19aは、端部に行くにつれて、第3プリズム19aと直交する向きであるY軸方向に光を広く拡散させることができると考えられる。すなわち、第3プリズム19aは、図5に示すエリアAにおいてY軸方向に光を効果的に拡散することができる。
なお、第3プリズム19aを全て均一の高さにすることにしてもよいし、あるいは、カバーレンズ19の一方向の端部(例えば、エリアAに囲まれる領域)のみに形成することにしてもよい。
また、カバーレンズ19の出射面側に第3プリズム19aを設けることにしてもよいし、カバーレンズ19の出射面および入射面の両面に第3プリズム19aを形成することにしてもよい。また、カバーレンズ19に代えて、第3プリズム19aを有する他の部材を用いることにしてもよい。
なお、カバーレンズ19に第3プリズム19aを設けることで、他の部材を用いる場合に比べて部品点数の削減や、かかる他の部材を削減する分だけ、出射効率の低下を抑制することができる。
次に、図6を用いて第1プリズム18d、第2プリズム18eおよび第3プリズム19aの向きについて説明する。図6は、第1プリズム18d、第2プリズム18eおよび第3プリズム19aの向きを説明する図である。
なお、図6では、説明を分かりやすくするため、第1プリズム18d、第2プリズム18eおよび第3プリズム19aのみを示している。なお、上述したように、第1プリズム18d、第2プリズム18eは、レンズ18の出射面に形成され、第3プリズム19aは、カバーレンズ19の入射面に形成される。
また、以下では、第1プリズム18dが延伸する方向を第1方向と記載し、第2プリズム18eが延伸する方向を第2方向と記載する。そして、第3プリズム19aが延伸する方向を第3方向と記載する。
図6に示すように、第1方向と、第2方向とが略直交し、図3Bおよび図3Cに示したように、高さh1が高さh2より低い場合、第3プリズム19aは、第3方向が第2方向と直交する向きに配置される。
すなわち、第3プリズム19aは、第1プリズム18dおよび第2プリズム18eのうち、高さが高いプリズムと直交する向きに配置される。これにより、第3プリズム19aを通過する光は、第1方向と略直交する向きに効果的に拡散される。
なお、第1プリズム18dおよび第2プリズム18eは、必ずしも略直交している必要はなく、交差していればよい。かかる場合であっても、カバーレンズ19は、第3プリズム19aが第2プリズム18eと略直交した向きに配置することとすればよい。なお、第3プリズム19aの形状によっては、第3方向と、第1方向とが直交する向きにレンズ18およびカバーレンズ19を配置することにしてもよい。また、第1方向または第2方向と第3方向とは、必ずしも略直交していなくてもよい。
次に、図7を用いて第3プリズム19aを有するカバーレンズ19の有無における光の配光の比較結果について説明する。図7は、実施形態に係るカバーレンズ19の有無による比較結果を示す図である。
図7に示すように、カバーレンズ19が無い場合、中央部に凹み部を有する形状の配光となり、カバーレンズ19を有する場合、カバーレンズが無い場合に比べてより矩形状に近い配光となる。
これは、第3プリズム19aによって、凹み部を無くす向きに光が拡散されるためであると考えられる。すなわち、カバーレンズ19は、第1方向と直交する向きに光を拡散することで、凹み部を解消し、配光を矩形状により近づけることができる。
換言すると、実施形態に係る照明装置1では、第3方向が第2方向と略直交する向きとなるようにレンズ18およびカバーレンズ19を配置することで、カバーレンズ19から出射する光をより矩形状に近づけることができる。
上述したように、実施形態に係る照明装置1において、光源(LED13)は、光を出射する。レンズ18は、略格子状に配列された光学素子18aを光源と反対側の面である出射面に有する。これにより、矩形状に光を出射することができる。
また、上述したように、実施形態に係る照明装置1において、光学素子18aは、底面が湾曲した形状である。これにより、矩形状に光を拡散することができる。
また、上述したように、実施形態に係る照明装置1において、光学素子18aは、第1方向に筋状に延伸する複数の第1プリズム18dと、第1方向と交差する第2方向に筋状に延伸する複数の第2プリズム18eとを組み合わせた表面形状である。これにより、効率よく矩形状に光を照射することができる。
また、上述したように、実施形態に係る照明装置1において、レンズ18の出射面側に配置され、第3方向に筋状に延伸する複数の第3プリズム19aを主面の一方に有するカバー(カバーレンズ19)をさらに備える。これにより、レンズ18から出射された光の配光をカバーレンズ19によってさらに制御することができる。
また、上述したように、実施形態に係る照明装置1において、カバーは、第3方向が第1方向または第2方向と略直交する向きに配置される。これにより、第1方向または第2方向と直交する向きに光を拡散することができる。
また、上述したように、実施形態に係る照明装置1において、第1方向と第2方向とが略直交し、第1プリズム18dの頂点18daから第1プリズム18dの底面18dbまでの高さh1が第2プリズム18eの頂点18eaから第2プリズム18eの底面18ebまでの高さh2よりも低い場合に、第3方向が第2方向と略直交する向きに配置される。これにより、出射する光をより矩形状に近づけることができる。
また、上述したように、実施形態に係る照明装置1において、第3プリズム19aは、第3方向に沿ってカバーの中央から端部に向かうにつれて高さが徐々に高くなる。これにより、出射する光をより効果的に矩形状に近づけることができる。
また、上述したように、実施形態に係る照明装置1において、カバーは、レンズ18を保護するカバーレンズ19である。これにより、部品点数を抑えるとともに、出射効率の低下を抑制することができる。
ところで、上述した実施形態では、レンズ18の出射面が円形状である場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、レンズ18の出射面は、楕円形状、矩形状、三角形状等の他の形状であってもよい。また、レンズ18は、平板状に限られず、例えば、球面上など厚みが不均一であってもよい。
また、上記実施の形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
1 照明装置
11 ヒートシンク部材
12 筐体
13 LED(光源の一例)
14 LEDホルダー
15 調整部材
16 リフレクタ―
17 レンズホルダー
18 レンズ
18a 光学素子
18b、c プリズム
18d 第1プリズム
18e 第2プリズム
19 カバーレンズ
19a 第3プリズム
20 レンズストッパー

Claims (6)

  1. 光を出射する光源と、
    略格子状に配列された光学素子を前記光源と反対側の面である出射面に有するレンズとを備え、
    前記光学素子は、第1方向に筋状に延伸する複数の第1プリズムと、前記第1方向と交差する第2方向に筋状に延伸する複数の第2プリズムとを組み合わせた表面形状であり、
    前記レンズの前記出射面側に配置され、第3方向に筋状に延伸する複数の第3プリズムを主面の一方に有するカバーをさらに備え、
    前記カバーは、前記第3方向が前記第1方向または前記第2方向と略直交する向きに配置される、
    照明装置。
  2. 光を出射する光源と、
    略格子状に配列された光学素子を前記光源と反対側の面である出射面に有するレンズとを備え、
    前記光学素子は、第1方向に筋状に延伸する複数の第1プリズムと、前記第1方向と交差する第2方向に筋状に延伸する複数の第2プリズムとを組み合わせた表面形状であり、
    前記レンズの前記出射面側に配置され、第3方向に筋状に延伸する複数の第3プリズムを主面の一方に有するカバーをさらに備え、
    前記カバーは、前記レンズを保護するカバーレンズである、
    照明装置。
  3. 光を出射する光源と、
    略格子状に配列された光学素子を前記光源と反対側の面である出射面に有するレンズとを備え、
    前記光源は点光源であり、
    前記光学素子は、第1方向に筋状に延伸する複数の第1プリズムと、前記第1方向と交差する第2方向に筋状に延伸する複数の第2プリズムとを組み合わせた表面形状であり、
    前記第2プリズムは、前記第1プリズムとは高さが異なり、
    前記レンズは前記光源側の入射面に同心円状の第4プリズムを有する、
    照明装置。
  4. 前記光学素子は、
    底面が湾曲した形状である請求項1〜3のいずれか一つに記載の照明装置。
  5. 前記レンズは、
    前記第1方向と前記第2方向とが略直交し、
    前記カバーは、
    前記第1プリズムの頂点から前記第1プリズムの底面までの高さが前記第2プリズムの頂点から前記第2プリズムの底面までの高さよりも低い場合に、前記第3方向が前記第2方向と略直交する向きに配置される請求項1または2に記載の照明装置。
  6. 前記第3プリズムは、
    前記第3方向に沿って前記カバーの中央から端部に向かうにつれて高さが徐々に高くなる請求項1または2に記載の照明装置。
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