JP7040918B2 - 石鹸ホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、柱状の固形石鹸を一端の開口から進退可能となるように収容することができる石鹸ホルダーに関するものである。
従来からワイシャツの襟汚れやソックスの部分汚れなどのように部分的に汚れが目立つ洗濯物を洗濯する場合、予めその汚れ部分に洗剤を付けて予洗いすることが多く行われている。そしてその部分洗いでは、固形石鹸(固形の洗濯石鹸)を汚れ部分に擦り付けてもみ洗いしたり、固形石鹸から歯ブラシなどに少量の石鹸分を移し取り、その歯ブラシなどで汚れ部分を擦り洗いすることが行われている。
洗濯する場合、固形石鹸または洗濯物を濡らして行うが、石鹸が濡れると滑ったり、また手がべたつくなど、取扱いが容易ではなく、このような固形石鹸を直接擦り付けることができるように、専用容器に固形石鹸を充填した用具が従来から提案されている。
例えば特許文献1に示された石鹸容器は、角柱状の容器の内側に、中央のネジ棒を取り囲む形で石鹸を配置させ、容器の端部にネジ棒を連結しているつまみが位置しているものであって、つまみを回転させることで容器内にあるナットが移動し、そのナットと一体的となっている石鹸が容器の一端の開口から繰り出されるようにしている。
また特許文献2に示された口紅型容器入り石鹸にあっても、外筒の内側に、中央の上下用スクリューを取り囲む形で石鹸を配置し、外筒の端部に前記上下用スクリューを連結している回転板が位置している用具であり、回転板を回転させることで外筒内にある石鹸上下用円板が移動し、石鹸上下用円板と一体的となっている石鹸が外筒の一端の開口から繰り出されるようにしている。
さらに特許文献3にはスクイズして収容薬剤を注出口から注出できるようにした容器であって、注出口の周りにブラシを設けた工夫が示されており、この工夫を、部分洗いの液体洗剤を収容する容器として採用することが可能である。
実願昭53-031402号のマイクロフィルム(公開実用昭和54-136145号) 実用新案登録第3002994号公報 特開平10-155549号公報
上述したように特許文献1や特許文献2では、予洗いなどに固形石鹸を用いることができるようにした用具が示されている。しかしながら、この用具の固形石鹸が充填にて詰められる製品である場合、固形石鹸を限界まで使用した後には、消費者側では詰め替えが行なうことができず、容器や外筒、そして固形石鹸を出し入れする機構部材が不要物となってゴミが生じてしまう。
また特許文献1での固形石鹸とこの固形石鹸に組み付けられるナットとが一体となる詰め替え品や、特許文献2での固形石鹸と石鹸上下用円板とが一体となっている詰め替え品を製造することも可能であるが、固形石鹸を限界まで使用すると、やはりナットや石鹸上下用円板が不要物になるという問題がある。
さらに固形石鹸とナットとが一体とされた詰め替え品や、固形石鹸と石鹸上下用円板とが一体とされた詰め替え品を容器側に組み入れる場合、容器中央のネジ部分を回転させながら引き込まなければならず、詰め替え作業自体が煩雑になるという不具合が生じる。
そこで本発明は上記事情に鑑み、固形石鹸の詰め替えに際して、上記ナットや石鹸上下用円板などの不要物が生じないようにして、かつ詰め替えが簡単に行えるようにすることを課題とし、固形石鹸を用いた部分洗いに適した洗濯道具を提供することを目的とするものである。
(請求項1の発明)
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、柱状の固形石鹸の端部を着脱可能に保持するスライダーと、両端部を開口とした筒体とを具備し、前記筒体は、内部に前記固形石鹸とこの固形石鹸を保持する前記スライダーを移動可能に収容していて、前記筒体の一端部の開口は、前記スライダーの移動により固形石鹸が進退可能な開口とされ、前記筒体の他端部の開口は、固形石鹸とこの固形石鹸を保持するスライダーとが筒体の内部に出し入れ可能な開口とされていて、前記筒体の筒壁に、前記スライダーの移動方向にして長孔状のガイド孔が開口されて、このガイド孔に沿って複数の爪形状とされた係止片が並べ設けられており、スライダーが前記複数の係止片に係脱可能に係止してこの筒体に対する位置決めが可能とされ、スライダーの前記筒体に対する係止により、前記固形石鹸が筒体に対して位置決めされ、スライダーの係止位置の変更により、固形石鹸の筒体に対する位置決め位置が変更可能とされていて、
前記スライダーには、筒体の内側から係止片に係脱可能に係止するストッパーと、前記ストッパーの係止片に対する係止を解除するロック解除用ボタンとが設けられており、
筒体の下端部に筒壁を外方に張り出した凸部を有し、この凸部に、前記ガイド孔の下端に連続し、前記ロック解除用ボタンが通過可能とされている挿通孔が開口されていることを特徴とする石鹸ホルダーを提供して、上記課題を解消するものである。
(請求項の発明)
また本発明において、上記筒体における一端部の開口側には、上記スライダーが当接して該スライダーが前記一端部の開口から抜け出るのを規制する規制手段が設けられている
ことが良好である。
(請求項の発明)
また本発明において、上記スライダーは、上記固形石鹸の端部を一対の挟持体で挟み込んで保持する構造を有するものであって、前記一対の挟持体と、この一対の挟持体の間に位置して挟持体それぞれを回動可能に連結する作動バネとを備えていて、一対の挟持体の間の開け閉めにより、スライダーが固形石鹸の端部に着脱可能に保持する構成とされていることが良好である。
(請求項の発明)
また本発明において、上記挟持体それぞれは、固形石鹸の周方向に係止する係止フレームと開閉操作片とからなり、一対の挟持体における前記開閉操作片の間の開け閉めにより前記係止フレームの間を開け閉めして、スライダーが固形石鹸の端部に着脱可能とされていることが良好である。
(請求項の発明)
また本発明において、上記挟持体の係止フレームと開閉操作片との間に、水抜き開口が設けられていることが良好である。
(請求項の発明)
また本発明おいて、上記筒体の筒壁には、スライダーの移動方向に沿って複数の孔が開口されて、この孔は、上記係止片への係止によりスライダーが位置決めされる位置ごとに配置されており、前記スライダーは、前記孔に係脱可能に係止する凸体を有していて、筒体内を移動するスライダーが位置決め位置に到達したときに、凸体の前記孔に対する係止によりスライダーが位置決め位置で移動停止可能に設けられているとともに、凸体が孔に衝突して衝突音を発する構成とされていることが良好である。
(請求項の発明)
また本発明において、上記筒体の内面には、この筒体の長さ方向に沿って位置し、上記固形石鹸が摺接可能とされたリブが設けられていることが良好である。
(請求項の発明)
また本発明において、上記リブには上記スライダーが摺接して、このリブとの摺接によりスライダーが筒体の長手方向に移動可能に案内されることが良好である。
(請求項の発明)
また本発明において、上記筒体の他端部の開口の開口周縁に、切り欠きが設けられていることが良好である。
(請求項10の発明)
また本発明において、上記筒体は角柱状とされているものであることが良好である。
(請求項11の発明)
また本発明において、ブラシを有するキャップを備えていて、該キャップは、上記筒体の両端部の開口の何れにも着脱可能とされていることが良好である。
(請求項12の発明)
また本発明において、上記ブラシは、先端形状が異なる毛が交互に配置されてなるものであることが良好である。
(請求項1の発明の効果)
請求項1の発明によれば、柱状の固形石鹸を保持することができるスライダーを、筒体の内部に移動可能に収容するので、固形石鹸を保持したスライダーを一端部の開口側に移動させて固形石鹸を筒体の一端部の開口から出すことで、固形石鹸に触れることなしに固形石鹸を洗濯物に擦り付けることができる。また前記固形石鹸を筒体の内部に戻す場合もスライダーを移動させるという簡単な操作で行なえ、手間を要することがないという効果を奏する。
また筒体の他端部の開口からスライダーとそのスライダーが保持している固形石鹸とを取り出したり入れたりすることができるので、固形石鹸の詰め替え作業が頗る簡単になる。例えば、限界まで使用した固形石鹸をスライダーとともに筒体の他端部の開口から出して、その固形石鹸からスライダーを取り外し、新たな固形石鹸をスライダーで保持させて一緒にして筒体の内部に収容させることができる。
さらに、固形石鹸の詰め替えに際して、筒体やスライダーが不要物とならずに経済的である。そして石鹸ホルダーの構造が頗る簡単であり、この石鹸ホルダーの製造コストの低廉化を図ることができる。
またさらに、スライダーを筒体に係止させたスライダーの位置決めによって、固形石鹸が筒体に対して位置決めされるようにしているので、固形石鹸に触れることなしに筒体の内部で移動可能に配置させておくことができる。
また、筒体の一端部の開口から突き出る固形石鹸の突出度合いを必要に応じて簡単に選択することができる。
さらに、ストッパーが係止片に係止している状態を解除するロック解除用ボタンが設けられているので、そのロック解除用ボタンを操作することで、固形石鹸の位置決めされた状態から移動可能な状態への変更が迅速に行えるようになるという効果を奏する。
そして、筒体の下端部に筒壁を外方に張り出した凸部を有し、この凸部に、上記ガイド孔の下端に連続し、上記スライダーのロック解除用ボタンが通過可能とされている挿通孔が開口されているので、筒体に出し入れするスライダーの上記ロック解除用ボタンと筒体の下端部とのぶつかりを避けるための筒壁分断部分を設ける必要がない。そして、筒体の下端部にガイド孔に連続するような筒壁分断部分を設けないことから、この筒体の下端部の剛性が損なわれることがない。
(請求項の発明の効果)
請求項の発明によれば、スライダーを筒体の一端部の開口側に向けて移動させる際に、そのスライダーが一端部の開口から誤って抜け出てしまうという不具合を確実に無くすことができる。
(請求項の発明の効果)
請求項の発明によれば、一対の挟持体の間の開け閉めで固形石鹸の端部を保持したり解放したりするので、固形石鹸へのスライダーの取り付けと取り外しとが頗る簡単になる。
(請求項の発明の効果)
請求項の発明によれば、洗濯バサミのように係止フレームの間を開けたり閉めたりすることができ、固形石鹸の端部を保持するときのスライダーの取り扱いが頗る簡単になる。
(請求項の発明の効果)
固形石鹸を用いて部分洗いをする場合には、固形石鹸の突出部分を濡らして洗濯物に擦り付けるようにしている。そのため部分洗いを終えた後では石鹸の成分が溶け込んだ水が固形石鹸を伝いながら筒体の内部に入り込んで、本石鹸ホルダーを立て置きした場合にスライダーの部分にも達し、石鹸がふやけてスライダーから石鹸を取りはずしにくくなることが想定される。
そして請求項の発明によれば、スライダーの係止フレームと開閉操作片との間に水抜き開口が設けられているので、石鹸ホルダーを立て置きした場合、石鹸の成分が溶け込んだ水は前記水抜き開口を通ることとなり、筒体の他端部の開口側へと流れ落ちる。そのため、筒体に入り込んだ水をスライダーの部分で溜めてしまうことを防止することができる。
(請求項の発明の効果)
請求項の発明によれば、筒体の内部をスライダーが移動する際、スライダーが備える凸体が上記孔に係脱可能に係止することで、位置決め位置でスライダーの移動停止ができるようにしたり凸体が前記孔に衝突して衝突音を生じさせるようにしている。そのためスライダーを移動させている操作をしている人は、スライダーを移動させる手に伝わる感触や音によって位置決めできる位置を知ることができる。
さらに筒体の筒壁に複数の孔が開口されているので、部分洗いで濡れした固形石鹸を伝って筒体の内部に水が入り、また水掛けをしながら本石鹸ホルダーを持って部分洗いをしてその水が筒体の内部に入った場合でも、その水を複数の孔から筒体の外部に流し出すことができるようになり、水に溶け込んだ石鹸成分が塊りとなって筒体の内面側に固着するのを抑えることができる。
(請求項の発明の効果)
請求項の発明によれば、筒体の内面に設けたリブによってその筒体の内面と固形石鹸の外面とを離し、その間に筒体の長さ方向に連続する水抜き用空間が形成されるようになる。そのため、本石鹸ホルダーを立て置きすることで、部分洗いをした際に筒体の内部に入った水を前記水抜き用空間を通して筒体の他端部の開口側へと簡単に案内でき、筒体の内部に入り込んだ水が溜まることを防止できる。
(請求項の発明の効果)
請求項の発明によれば、スライダーをリブに案内させて筒体の長手方向に移動させるようにしているので、スライダーの移動にガタ付きを生じさせないという効果を奏する。
(請求項の発明の効果)
部分洗いで筒体の内部に水が入り込んでいて、筒体の他端部が下となるように本石鹸ホルダーを立て置きした際に、筒体の他端部側に水が移動することとなる。
そして請求項の発明によれば、前記他端部の開口の開口周縁に切り欠きが設けられているので、前記他端部に移動してきた水が、切り欠きを通して外部にスムーズに流れ出るようになる。
(請求項10の発明の効果)
請求項10の発明によれば、筒体が角柱状とされているので、石鹸ホルダーが水で濡れしていても確実に掴むことができ、筒体の一端部の開口から出ている固形石鹸の所望の箇所を確実に洗濯物に当てることができる。また、石鹸ホルダーを横置きしても、転がりにくくなる。
(請求項11の発明の効果)
請求項11の発明によれば、ブラシを別途に用意する必要がない。また筒体の一端部の開口から固形石鹸を出して、他端部の開口にはブラシ付きのキャップを取り付けることで、本石鹸ホルダーの上下反転で、ブラシを用いた部分洗いが簡単に行えるようになる。
(請求項12の発明の効果)
ブラシ洗いする際に洗濯物の布地に毛の先端が擦ることとなり、毛の先端形状が異なれば、布地への毛先の当たり方が相違し、毛の先端形状ごとに汚れの取り除き方が相違する。
そして請求項12の発明によれば、ブラシは、先端形状が異なる毛が交互に配置されてなるものであるので、布地に付着した汚れに対して、二種の取り除き方を一つのブラシにて実施することができるようになるという優れた効果を奏するものである。
本発明に係る石鹸ホルダーの実施の形態を正面斜め上方から見た状態で示す説明図である。 石鹸ホルダーを分離した状態で示す説明図である。 孔が開口された筒壁側を示す説明図である。 筒体の他端部の開口側を示す説明図である。 固形石鹸を示すもので、(a)は上方から見た状態を示す説明図、(b)は側方から見た状態を示す説明図、(c)は下端部の端面を示す説明図、(d)は(b)のA-A線に沿った位置でのくびれ部分を断面で示す説明図である。 スライダーを斜視状態で示す説明図である。 筒体の内部にスライダーを収容した状態を示す説明図である。 スライダーのガイド板が設けられていない挟持体の側面を示す説明図である。 キャップを示すもので、(a)はブラシ側から見た平面を示す説明図、(b)は側方から見て一部を切り欠いて示す説明図、(c)は他の側方から見て一部を切り欠いて示す説明図である。 キャップのブラシにおける毛の先端形状を示す説明図である。
つぎに本発明を図1から図10に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は洗濯での部分洗いなどに用いる石鹸ホルダー1である。そしてこの石鹸ホルダー1は図1、図2、図4に示されているように、両端部を開口した筒体2と、この筒体2の内部に移動可能にして収容される柱状の固形石鹸3の端部を保持してこの固形石鹸3と共に前記筒体2の内部に移動可能にして収容されるスライダー4とで構成されており、更に本実施の形態では、前記筒体2の両端部の開口に取り付けることが可能とされたキャップ5を備えているものである。
この石鹸ホルダー1は、上記スライダー4の操作によって上記筒体2の一端部の開口から固形石鹸3を突出させ、その突出した固形石鹸3の突出部分を洗濯物の部分洗いする箇所に水付けをしながら擦り付けて、その部分洗いする箇所の汚れを落とすための道具であり、以下に示す工夫が施されている。
(筒体)
上記筒体2は略六角柱形状とされていて、縦置きしたときの上部となる一端部の開口6からこの筒体2の内部に収容されている固形石鹸3を出し入れして突出させることができるとともに、固形石鹸3を内部に後退させた状態でこの一端部の開口6に上記キャップ5を着脱可能に被せ付けることで閉じることができるように設けられている。
筒体2は縦置きした状態を安定させるために、その縦置きしたときの下部となる他端部はこの筒体2の胴部分より広がっている。そして他端部の開口7は一端部の開口6より広口にされていて、開口7の内側にキャップ5を着脱可能に取り付けることができるように設けられている。図2参照
(筒体:係止片)
筒体2は、内部に移動可能に収容されているスライダー4をこの筒体2に対して複数の位置で位置決めするために使用される仕組みを有している。図1、図2に示すように筒体2の筒壁の一つの面に、筒体2の長さ方向であってスライダー4の移動方向に開口された長孔状のガイド孔8が設けられている。
そして上記ガイド孔8の長手側の側辺それぞれを鋸刃状にすることによって、このガイド孔8に沿って複数の爪形状の係止片9が一定間隔で並ぶように形成されており、ガイド孔8の側辺それぞれの係止片9は、ガイド孔8を中心にして対称位置となるように配置されている。
ガイド孔8の上端は筒体2の一端部(上部)に至る手前に位置しているとともに、ガイド孔8の下端も筒体2の他端部(下部)に至る手前で位置しており、ガイド孔8が筒壁を分断する形態とせずに筒体2の強度を保つように図られている。
ガイド孔8の下端は、筒体2の他端部の筒壁の一部を外方に張り出させた凸部10に開口された挿通孔11に連続していて、筒体2の他端部の開口7から固形石鹸3と共に挿入される上記スライダー4の一部分(後述のロック解除用ボタン)が、この挿通孔11を通ってガイド孔8に入ることができるようにしている。
(筒体:リブ)
上述したように筒体2が略六角柱形状とされ、平らな六面の筒壁の内、上記係止片9が配された正面側の平らな筒壁と後面側の平らな筒壁とを除く残り四面の平らな筒壁の内面それぞれに、筒体2の内方に向けた突条からなるリブ12が設けられている。図2、図4参照
そしてリブ12は筒体2の一端部の開口6の高さ位置から筒体2の長さ方向(スライダー4の移動方向)に沿っていて、筒体2の下部側(他端部の開口7側)の拡径部分との境となる高さ位置までの範囲に配置されている。
さらにスライダー4は、上記リブ12に対して摺接して筒体2の長手方向に移動可能である。リブ12とスライダー4とが摺接し合う構成とすることで、スライダー4がこのリブ12に案内されながら移動し、固形石鹸3を一端部の開口6から突出させたり筒体2の内部に後退させたりする操作がスムーズに行えるようにしている。勿論、固形石鹸3の移動がリブ12にて妨げられることはないように設けられている。
なお、筒体2は内方に四本の上記リブ12を一体にして備えることで強度が高められている。
(筒体:下部の切り欠き)
また、筒体2には、本石鹸ホルダー1を縦置きしたときに下となる上記他端部の開口7の開口周縁において、他端部側の上記挿孔1に反対側となる位置にして切り欠き14が設けられている。本石鹸ホルダー1を縦置きした際、筒体2の内部に入っていた水が他端部側に落ちることとなり、その水が切り欠き14から外部に流れ出易くする。図3参照
(固形石鹸)
固形石鹸3は、上記スライダー4にて端部が保持された状態でこのスライダー4と共に、筒体2の他端部の開口7から筒体2の内部に出し入れ可能にして収容される。また固形石鹸3はスライダー4の移動によって一端部の開口6から上方に向けて突出するように進退可能に設けられている。さらにスライダー4を筒体2に対する係止により位置決めされることで、固形石鹸3は筒体2に対して位置決めがなされる。
例えば、部分洗いに際して固形石鹸3を一端部の開口6から突出させた状態となるように筒体2に対して位置決めできるとともに、筒体2に収容した状態でこの筒体2に対して位置決めされるものであり、スライダー4の筒体2に対する係脱可能な係止によって固形石鹸3の位置が定められるようにしている。
図5に示すように固形石鹸3は、周面の六か所に外方に角立つ稜線部分を備える略六角形状に設けられており、筒体2の内部では上記リブ12と固形石鹸3の側面とが対応し、その平らな面がリブ12と摺接可能に接する。そして他端部の開口7を通して筒体2の内部に収容するときや一端部の開口6から出し入れするときに、固形石鹸3がリブ12に案内されるので、固形石鹸3の筒体2の長手方向に沿った移動がスムーズになる。
(水抜き用空間)
上述したように筒体2の筒壁の内面にリブ12を設けているので、このリブ12が、固形石鹸3の周面側に向けて突出した突条の形態のものとなる。そして、前記リブ12の存在により、筒体2の筒壁の内面における平らな部分と固形石鹸3の何れかの側面とがぴったりと密着するということがなく、筒体2の筒壁の内面の平らな部分と固形石鹸3との間を離しておくことができるメリットがある。そのため、石鹸ホルダー1では、筒体2の筒壁の内面と固形石鹸3の外面との間に、筒体2の長さ方向に連続する水抜き用空間15が形成されている。
このように筒体2の筒壁の内面と固形石鹸3の外面との間に水抜き用空間15が形成されているので、部分洗いに際して筒体2の内部に入った水が本石鹸ホルダー1を縦置きすることで水抜き用空間15を通って簡単に他端部の開口7側に流れ落ちるようになる。
そして、水に溶け込んでいた石鹸成分は、筒体2の筒壁の内面と固形石鹸3の外面との間に残留せず、筒体2の筒壁の内面に石鹸成分の塊りが生じて固形石鹸3やスライダー4の移動を損なうことがないようになる。
(固形石鹸のくびれ部分)
固形石鹸3の端部には横断面の形状を略正六角形状としたくびれ部分16が設けられている。そして上記スライダー4が前記くびれ部分16における少なくとも対向二面の平面を挟み持つようにして固形石鹸3の端部を保持するものとされており、これによってスライダー4が固形石鹸3を軸回転不能に保持する。そのため、部分洗いにおいて、筒体2を持ちながら固形石鹸3を洗濯物に擦り付けるときに、固形石鹸3が単独で軸回転してしまうのを防止できる。
(スライダー)
図6に示すようにスライダー4は、一対の挟持体17と、この一対の挟持体17の間に位置して、挟持体17それぞれを回動可能に連結する断面略U字状の作動バネ18とを備えてなるものであり、一対の挟持体17とその間の作動バネ18とが合成樹脂材により一体に成形されている。
さらに一対の挟持体17の間の開け閉めにより固形石鹸3の端部に着脱可能とされ、挟持体17の後述する作用端となる部分の間隔が維持される方向に作動バネ18の復元力が作用するように設けられている。これによってスライダー4は、固形石鹸3における上記くびれ部分16を含む端部を洗濯バサミのように一対の挟持体17で挟み込むことで保持する構造を有しているものである。
(挟持体)
上記一対の挟持体17それぞれは、固形石鹸3の端部を保持するに際して作用端の役割を果たす係止フレーム19と、係止フレーム19が上面に立設されている座板20と、この座板20の下面に位置する開閉操作片21とからなるものであり、座板20を間にした状態で係止フレーム19と座板20と開閉操作片21とが一体に形成されている。
そして一対の挟持体17においては、洗濯バサミのように上記開閉操作片21の間の開け閉めを行なうことで係止フレーム19の間が開け閉めされ、係止フレーム19が対となって固形石鹸3の端部に着脱可能に係止する。これによってスライダー4が固形石鹸3のくびれ部分16を含む端部を着脱可能に保持する。
挟持体17の上記係止フレーム19は、固形石鹸3の下端面を受ける上記座板20から立ち上がる二本の縦材22と、この二本の縦材22の間に亘って設けられていて、固形石鹸3のくびれ部分16に入り込む横材23とからなり、横材23の端部それぞれに縦材22が連続した略門状に形成されている。
係止フレーム19それぞれの上記横材23は、断面略正六角形状のくびれ部分16の連続する三面を受ける折曲した形状とされ、対の係止フレーム19が向かい合うことで、二つの横材23がくびれ部分16の六面に密に接触するようにしている。このためスライダー4が固石鹸3を保持すれば、固石鹸3が単独で軸回転することがない。
固形石鹸3の端部を保持する上記スライダー4では、係止フレーム19を略門状にしていて座板20との間で水抜き開口24が設けられており、この水抜き開口24の位置から固形石鹸3の最下端部が側方に食み出るようにしている。図7参照
上述のようにスライダー4では、固形石鹸3の最下端部が食み出るようにした水抜き開口24を設けているので、固形石鹸3の外周を伝う水がその固形石鹸の最下端部に達したとしても、スライダー4がその水を溜め受けることはない。そして本石鹸ホルダー1を縦置きすれば、その水は筒体2の上記他端部の開口7側へと流し落ちることとなり、スライダー4では固形石鹸3の端部を保持する部分に、石鹸成分の塊りが固着することが防止される。
(係止爪への係止と解除)
スライダー4は、筒体2の上記係止片9に係脱可能に係止して筒体2に対して位置決めされるとともに、係止する係止片9を変えることで筒体2への位置決め位置を変更するための仕組みを備えている。
図7に示されているようにスライダー4の一対の挟持体17の内、一方の挟持体17が筒体2の内部での正面側に配置されるとともに、他方の挟持体17は筒体2の内部における後面側に配置される。そして一方の挟持体17には、正面の筒壁の内面に摺接するバネ板25が開閉操作片21の基端側(座板側)に設けられていて、前記バネ板25は湾曲して常時外方に向けて筒壁を押す方向に復元力が生じている。
(ストッパー)
またバネ板25の筒壁側となる面(摺接面)に、ガイド孔8を通過してこのガイド孔8の長さ方向に移動できる厚さのガイド板26が設けられて、このガイド板26の一部が筒体2の外方に張り出ている。そしてガイド板26の基端の両側部それぞれからバネ板25にかけてストッパー27が一体に設けられている。
上記係止片9それぞれの上辺部分は、係止して位置決めされたスライダー4が筒体2の他端部(下部)側に不用意に移動しないようにスライダー4の移動方向とほぼ直交する方向に沿っており、また係止片9それぞれの下辺部分は、スライダー4の移動方向(ガイド孔8の長手方向)に対して傾斜する方向に沿っていて、ガイド孔8の長さ方向に沿って下るに従ってガイド孔8の中心位置から離れる傾斜とされ、下位の係止片9の上辺部分に連続している。
一方、ガイド板26の両側に位置するストッパー27それぞれの下辺部分が、係止片9に適切に係止するようにスライダー4の移動方向に直交する方向に沿っているとともに、その下辺部分から上方に向けて連続する側辺部分が、ガイド板26に近付いて傾斜する方向に沿っている。
上下の係止片9の位置の間の空間は、平面視で略三角形状となっている。そしてこの上下の係止片9の位置の間の空間形状に対応するように、対のストッパー27とストッパー27の間でのガイド板26とを含めた形状も、平面視で略三角形状となるように設けられている。
そしてスライダー4の移動で、係止片9にストッパー27が係止する位置に差し掛かった際、上記バネ板25による付勢にて筒体2の内方から外方に向けて押し出され、ストッパー27それぞれが、上下の係止片9の位置の間で形成された略三角形状の空間に嵌まり込んでガタ付くことなしに、かつ係止片9に適正に係止して、スライダー4を位置決めする。
上記ガイド板26にはロック解除用ボタン28が設けられている。このロック解除用ボタン28をバネ板25の付勢力(復元力)に抗して筒体2の内部に向けて押し込むことで、上記ストッパー27が係止片9から外れて筒体2の内部に移動し、ストッパー27の係止片9に対する係止状態が解除される。
これによってスライダー4が筒体2に対して位置決めされた状態(ロック)が解かれ、上方や下方の係止片9にストッパー27を係止させるためにスライダー4を前記ロック解除用ボタン28を押した状態のままで移動させることができ、新たな位置決め位置に達した時点でロック解除用ボタン28の押し込みをやめると、再びストッパー27がバネ板25によって外方に押し出されて係止片9と係止して、スライダー4の位置決め位置の変更が行なえる。
勿論、スライダー4が固形石鹸3の端部を保持しているので、上記スライダー4の筒体2に対する位置決め位置の変更により、固形石鹸3の筒体2に対する位置決め位置が変更されることとなる。
上記ストッパー27それぞれは、下辺部分から尖頭部分にかけて厚さが徐々に薄くされて上面がバネ板25に向けて傾斜している。そのため、スライダー4を筒体2の一端部の開口6側に向けて位置決め位置を変更する場合(即ち、固形石鹸3を一端部の開口から突出させる操作を行なう場合)には、ロック解除用ボタン28を軽く押し込むようにしながら、このロック解除用ボタン28を筒体2の上部側に移動させるようにすればよい。
ロック解除用ボタン28を軽く押し込みながら筒体2の上部側に移動させれば、ストッパー27の尖頭部分が、係止片9の下辺部分に摺接しながら筒体2の内部に向けて滑り込みをするようになり、そのため、若干の抵抗を受けることにはなるが、小さな力でスライダー4の位置決め位置を一端部の開口6側の位置に変更することが行なえ、固形石鹸3の一端部の開口6からの突出操作が極めて簡単に行えるようにしている。
筒体2の下部に開口した挿通孔11は、固形石鹸3とスライダー4とを共に筒体2の下端部の開口7から挿入する際に、上記ガイド板26とロック解除用ボタン28とを通過させるための孔である。
(抜け防止)
筒体2の下端部の開口7から固形石鹸3とスライダー4とを挿入して筒体2の内部に配置した後には、上述したようにロック解除用ボタン28を押し込みながらストッパー27と係止片9との係止関係が解除された状態にすることで、固形石鹸3と共にスライダー4を筒体2の上下方向に移動させることができ、スライダー4を上方に移動させていけば、ガイド孔8の閉じた上端部分にロック解除用ボタン28が到達することとなる。
そして、図7に示されているようにスライダー4のガイド板26がガイド孔8を通って筒体2の外側に延びているとともに、ガイド板26に連続するロック解除用ボタン28が筒体2の外側に位置しているので、ロック解除用ボタン28がガイド孔8の上端部分に到達した時点で、スライダー4の上方移動が停止し、固形石鹸3とスライダー4とが筒体2から抜けるのが防止されるようになる。
(位置決め位置到達表現手段)
上述したように上記ロック解除用ボタン28を押し込みながらスライダー4を筒体2の長手方向に沿って一端部の開口6側に向けて移動させることができるとともに、他端部の開口7側に向けても移動させることができる。しかしながら、ストッパー27と係止片9との当接が生じない状態でスライダー4を移動させた場合、スライダー4が所望の位置決め位置に到達しているにもかかわらず、係止片9がロック解除用ボタン28を押し込む指で隠れることで、その到達が判断し難くなることがある。
そこで本石鹸ホルダー1では、スライダー4を移動させているときに、係止片9に対応した位置決め位置にスライダー4が達したことを知らせる工夫が施されている。
(筒壁の孔)
まず、図3に示すように筒体2の上記係止片9が配されている筒壁と対向する筒壁、即ち後面側の筒壁にはスライダー4の移動方向(筒体2の長手方向)に沿って複数の孔13が開口されている。
また、スライダー4における一対の挟持体17の内、筒体2の後面側に位置する挟持体17の開閉操作片21に、筒壁に向けて突出した凸体29が設けられている。前記凸体29は孔13が配列されている線上を摺接して移動することができるもので、孔13の開口幅(石鹸ホルダーの周方向での開口幅)より狭い幅にして成形されており、孔13に係脱可能に係止する。
そして複数の孔13は、係止片9への係止によりスライダー4が位置決めされる位置ごとに配置されていて、筒体2の内部をスライダー4が移動する際、スライダー4の凸体29が孔13に係脱可能に係止することで、位置決め位置でスライダー4の移動停止ができるようにしたり凸体29が孔13に衝突して衝突音を生じさせるようにしている。
このように孔13と凸体29とで、移動するスライダー4が位置決め位置に到達したことをそのスライダーの移動停止や衝突音で表す位置決め位置到達表現手段30が構成されていて、スライダーを移動させている操作をしている人は、スライダーを移動させる手に伝わる感触や音によって位置決めできる位置を簡単に知ることができるように設けられている。図7参照
なお、本石鹸ホルダー1にて水掛けなどしながら固形石鹸3を洗濯物に擦り付ける作業をしているときに筒体2の内部に水が入り込むが、筒体2の筒壁に上記複数の孔13が開口されているので、この孔13からも水が筒体2の外部に流れ出るようになり、この孔13それぞれが、筒体2の内部で水が溜まらないようにする役割も兼ねるものとなる。
(挟持体のガイド突起)
符号31は挟持体17の座板20の端部に突設したガイド突起であり、このガイド突起31がリブ12に摺接するものとされており、ガイド突起31がリブ12に案内されることで、スライダー4がスムーズに筒体2の長手方向に移動する。
(規制手段)
また符号32は、筒体2における一端部の開口6側の内面に設けられた規制手段を示している。この規制手段32は、一端部の開口6に向けて移動するスライダー4が当接し、そのスライダー4が一端部の開口6から食み出るのを規制するものである。
本実施の形態では、上記規制手段32は、筒体2における一端部の開口6側の筒壁に、筒体2の内方に向けての厚さが大きくなるようにした厚肉部33を設け、その厚肉部33の下縁の段差部分から形成されているものである。そして一端部の開口6における前記厚肉部33で囲まれた領域については、固形石鹸3が通過できる広さとされているが、上方に向けて移動してきたスライダー4の上記ガイド突起31が規制手段32に当接することで、そのスライダー4が停止し、それ以上上方には移動することができないように設けられている。
(スライダーの表示)
挟持体17の座板20それぞれの上面には、図6に示されているように「こちらにせっけん」と文字表記した注意表示39が設けられており、スライダー4に固形石鹸3を取り付けるときに、固形石鹸3のくびれ部分16側の端部を座板20に当てるようにすることを使用者が理解し易いようにしている。
また、上記ガイド板26が設けられていない挟持体17の開閉操作片21には、スライダー4を筒体2に差し込む際の挿入方向表示40が矢印の形状で示されている。図8参照
(ボタン押し込みの規制)
上記ロック解除用ボタン28での開閉操作片21側となる面には、図7に示すようにガイド板26を挟む配置にして凸体41が一体にして設けられている。この凸体41は、スライダー4を移動させるためにロック解除用ボタン28を押し込み、ストッパー27と係止片9との係止関係が解けたとき、筒体2に当接するものであり、必要以上のロック解除用ボタン28の押し込みを規制するものである。
上記凸体41が存在しない場合、必要以上にロック解除用ボタン28が押し込まれるとバネ板25を介して一方の挟持体17が筒体2の中心側にズレて、リブ12によるスライダー4の案内が不良になり易い。
この点、本実施の形態では、上記凸体41が設けられていて、ロック解除用ボタン28が必要以上に押し込まれないようにしているので、リブ12によるスライダー4の案内がより良好になる。
(キャップ)
キャップ5は、図9に示されているように多数本の毛34を立てたブラシ35を天板36に備えている。キャップ5自体は上述したように筒体2の一端部の開口6を覆うようにして筒体2の上部に被せ付けることができるとともに、部分洗いに際してブラシ洗いを行なう際には、筒体2の他端部の拡径された開口7の内側に取り付けて、下に突出するように配したブラシ35を洗濯物に当てることができる。なお、下端部の開口7に取り付けたキャップ5を取り外すときには、上記切り欠き14に表われるキャップ側面に指先を当てて抜き取るようにすることが簡単である。
ブラシ35における毛3は、先端形状が異なる二種のものが交互に周方向(キャップ周方向)に並べ設けられており、先端形状の相違から洗濯物の布地に対する毛先の当て方が二種となった状態で一度にブラシ洗いをすることができるようにしている。そして毛3は、本実施の形態では、同心円状に7周配置されている。
毛34の先端形状の異ならせ方自体は限定されるものではないが、例えば、複数本の毛34の先端を拡大した図10に示すように一方の毛34aの先端形状を平鑿状とするとともに、他方の毛34bの先端形状を針状とすれば、平鑿状の毛34aにて洗濯物の布地表面に広がって付着した汚れを削り取り、針状とした毛34bにて布目の細かい部分に入り込んだ汚れをかき出すことが、ブラシ洗いの時点で同時に行えるようになる。
(キャップの水抜き孔)
図9ではキャップ5について、ブラシ35側から見た状態(a)と、一部を縦断面にして側方から見た状態(b)と、異なる一部を縦断面にして側方から見た状態(c)とが示されている。この図9に示されているように、天板36において段付き形成されてブラシ35が起立している円板部37の中央の位置とこの円板部37の周囲の等間隔の位置とに水抜き孔38が設けられ、この水抜き孔38は天板36を貫通している。
この天板36に設けられている水抜き孔38の役割はつぎの通りである。洗濯物に対してブラシ洗いをする場合、ブラシ35の部分が下に向くようにしてキャップ5を筒体2の開口7に取り付けて、ブラシ35を洗濯物に当ててこするようにする。このとき固形石鹸3やスライダー4に付いている水や筒体2の内面に付いている水が、その筒体2の内部を移動してキャップ5の内部に入り込むようになる。
この点を考慮して天板36の複数個所に水抜き孔38が設けられており、ブラシ35の位置を下向きにしてブラシ洗いをしているときにも、キャップ5の内部に流れ込んできた水を水抜き孔38から外部に流し落として、そのキャップ5の内部に水が溜まらないようにしている。また、水抜き孔38を設けることにより、図1に示すように、キャップ5を筒体2に取り付けて固形石鹸3を保管する場合、キャップ5内部の通気性を向上させ、固形石鹸3が筒体2内面側に固着することを防止することができる。
なお、上記実施の形態において筒体や固形石鹸を略六角形状のものとして示したが、四角形状や円形状等、本発明はこれに限定されるものでない。
1…石鹸ホルダー
2…筒体
3…固形石鹸
4…スライダー
5…キャップ
6、7…開口
8…ガイド孔
9…係止片
10…凸部
12…リブ
13…孔
14…切り欠き
15…水抜き用空間
16…くびれ部分
17…挟持体
19…係止フレーム
21…開閉操作片
24…スライダーの水抜き開口
27…ストッパー
28…ロック解除用ボタン
29…凸体
30…位置決め位置到達表現手段
31…ガイド突起
32…規制手段
34…ブラシの毛
35…キャップのブラシ
34a…平鑿の毛
34b…針状の毛
38…キャップの水抜き孔

Claims (12)

  1. 柱状の固形石鹸の端部を着脱可能に保持するスライダーと、両端部を開口とした筒体とを具備し、前記筒体は、内部に前記固形石鹸とこの固形石鹸を保持する前記スライダーを移動可能に収容していて、前記筒体の一端部の開口は、前記スライダーの移動により固形石鹸が進退可能な開口とされ、前記筒体の他端部の開口は、固形石鹸とこの固形石鹸を保持するスライダーとが筒体の内部に出し入れ可能な開口とされていて、前記筒体の筒壁に、前記スライダーの移動方向にして長孔状のガイド孔が開口されて、このガイド孔に沿って複数の爪形状とされた係止片が並べ設けられており、スライダーが前記複数の係止片に係脱可能に係止してこの筒体に対する位置決めが可能とされ、スライダーの前記筒体に対する係止により、前記固形石鹸が筒体に対して位置決めされ、スライダーの係止位置の変更により、固形石鹸の筒体に対する位置決め位置が変更可能とされていて、
    前記スライダーには、筒体の内側から係止片に係脱可能に係止するストッパーと、前記ストッパーの係止片に対する係止を解除するロック解除用ボタンとが設けられており、
    筒体の下端部に筒壁を外方に張り出した凸部を有し、この凸部に、前記ガイド孔の下端に連続し、前記ロック解除用ボタンが通過可能とされている挿通孔が開口されていることを特徴とする石鹸ホルダー。
  2. 上記筒体における一端部の開口側には、上記スライダーが当接して該スライダーが前記一端部の開口から抜け出るのを規制する規制手段が設けられている請求項に記載の石鹸ホルダー。
  3. 上記スライダーは、上記固形石鹸の端部を一対の挟持体で挟み込んで保持する構造を有するものであって、前記一対の挟持体と、この一対の挟持体の間に位置して挟持体それぞれを回動可能に連結する作動バネとを備えていて、一対の挟持体の間の開け閉めにより、スライダーが固形石鹸の端部に着脱可能に保持する構成とされている請求項1または2に記載の石鹸ホルダー。
  4. 上記挟持体それぞれは、固形石鹸の周方向に係止する係止フレームと開閉操作片とからなり、一対の挟持体における前記開閉操作片の間の開け閉めにより前記係止フレームの間を開け閉めして、スライダーが固形石鹸の端部に着脱可能とされている請求項に記載の石鹸ホルダー。
  5. 上記挟持体の係止フレームと開閉操作片との間に、水抜き開口が設けられている請求項に記載の石鹸ホルダー。
  6. 上記筒体の筒壁には、スライダーの移動方向に沿って複数の孔が開口されて、この孔は、上記係止片への係止によりスライダーが位置決めされる位置ごとに配置されており、前記スライダーは、前記孔に係脱可能に係止する凸体を有していて、筒体内を移動するスライダーが位置決め位置に到達したときに、凸体の前記孔に対する係止によりスライダーが位置決め位置で移動停止可能に設けられているとともに、凸体が孔に衝突して衝突音を発する構成とされている請求項1からの何れか一項に記載の石鹸ホルダー。
  7. 上記筒体の内面には、この筒体の長さ方向に沿って位置し、上記固形石鹸が摺接可能とされたリブが設けられている請求項1からの何れか一項に記載の石鹸ホルダー。
  8. 上記リブには上記スライダーが摺接して、このリブとの摺接によりスライダーが筒体の長手方向に移動可能に案内される請求項に記載の石鹸ホルダー。
  9. 上記筒体の他端部の開口の開口周縁に、切り欠きが設けられている請求項1からの何れか一項に記載の石鹸ホルダー。
  10. 上記筒体は角柱状とされているものである請求項1からの何れか一項に記載の石鹸ホルダー。
  11. ブラシを有するキャップを備えていて、該キャップは、上記筒体の両端部の開口の何れにも着脱可能とされている請求項1から10の何れか一項に記載の石鹸ホルダー。
  12. 上記ブラシは、先端形状が異なる毛が交互に配置されてなるものである請求項11に記載の石鹸ホルダー。
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