JP3165896U - 摩擦具及び部分洗い用容器入り固体洗剤 - Google Patents

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康夫 植木
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Abstract

【課題】固体洗剤を塗布した後に塗布部分を擦る繊維製品に固体洗剤を馴染ませる作業を迅速かつ確実に行うことができる摩擦具及び部分洗い用容器入り固体洗剤を提供する。【解決手段】衣類等の繊維製品に塗布した固体洗剤Sを擦って馴染ませる摩擦具5を、棒状の部分洗い用容器入り固体洗剤1の長手方向端部に装着可能な基体6、及び、基体6に取着又は一体に形成された、固体洗剤Sを前記繊維製品に塗布した部分を擦る摩擦部材7から構成した。摩擦具5の基体6が棒状の部分洗い用容器入り固体洗剤1の長手方向端部に装着可能であることから、部分洗い用容器入り固体洗剤1に摩擦具5を装着しておけば、容器本体2を持って摩擦部材7により繊維製品に塗布した固体洗剤Sを擦る操作を行うことができるため、固体洗剤Sを繊維製品に馴染ませる作業を迅速かつ確実に行うことができる。【選択図】図3

Description

本考案は、繊維製品に塗布した固体洗剤を擦って馴染ませる摩擦具及びこの摩擦具が装着された部分洗い用容器入り固体洗剤並びに繊維製品に塗布した固体洗剤を擦って馴染ませる摩擦部材を備えた部分洗い用容器入り固体洗剤に関するものである。
ワイシャツの襟若しくは袖口等の汚れが酷い部分又は染みが付いた部分等、通常の洗濯だけでは落ちにくい衣類等の繊維製品の部分汚れを落とすために用いられる部分洗い用容器入り液体洗剤として、容器本体を持って液体洗剤を塗布するもの(例えば、特許文献1参照。)及び容器本体を持って液体洗剤をスプレーするものがあり、同様に用いられる部分洗い用容器入り固体洗剤として、容器本体を持って固体洗剤を塗布するもの(例えば、特許文献2参照。)がある。
これらのような部分洗い用容器入り洗剤を用いて繊維製品の汚れの落ちにくい部分に洗浄力の強い洗剤を馴染ませる前処理を行った後に通常の洗濯をすることにより、衣類等の繊維製品の汚れを効果的に除去することができる。
特許第3977902号公報 実開昭57−21655号公報 登録実用新案第3002994号公報
部分洗い用容器入り液体洗剤は、繊維製品の部分汚れ箇所に対して液体洗剤を塗布又はスプレーする作業を行うことから、洗剤を付着させたい部分以外にも洗剤が付きやすいとともに液だれが生じやすいため、洗剤が無駄になりやすい。
その上、液だれが生じた際、繊維製品に塗布若しくはスプレーする際及び繊維製品を揉み合わせる際等に洗剤に手が触れやすく、手を汚したり肌を荒らす場合がある。
これに対して部分洗い用容器入り固体洗剤は、繊維製品の部分汚れ箇所に対して固体洗剤を直接塗布するため、狙った箇所に塗りやすく洗剤が無駄にならないとともに、洗剤に手が触れにくく手を汚したり肌を荒らすことが少ないという特長(例えば、特許文献2参照。)及び携帯に便利であるという特長(例えば、特許文献3参照。)がある。
しかしながら、部分洗い用容器入り固体洗剤は、繊維製品の部分汚れ箇所に塗布した固体洗剤が繊維の内部に入りにくいことから、固体洗剤を繊維に馴染ませるために揉み合わせる作業又はブラシにより擦る作業をより入念に行う必要がある。
ここで、洗剤に手が触れにくく手を汚したり肌を荒らすことが少ないという部分洗い用容器入り固体洗剤の特長を活かすためには、繊維製品の洗剤塗布部分を揉み合わせる作業ではなく前記洗剤塗布部分をブラシで擦る作業を行うのが望ましいものであるが、固体洗剤を用いていることから、液体洗剤を塗布するもの(例えば、特許文献1参照。)のようにブラシ付きとしてブラシの間に形成した孔から洗剤を出す構成を採用することができない。
したがって、従来の部分洗い用容器入り固体洗剤では、別体のブラシを用いる必要があるため、ブラシを配置した場所からブラシを持ってくる手間が掛かったり、ブラシが無い場合には、洗剤を繊維に馴染ませる前処理を行わないとその後の洗濯で汚れを効果的に除去できなくなり、繊維製品の洗剤塗布部分を揉み合わせる作業を行うと手間が余計に掛かったり洗剤に手が触れて手が汚れたり荒れることがある。
そこで本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、固体洗剤を塗布した後に塗布部分を擦る繊維製品に固体洗剤を馴染ませる作業を迅速かつ確実に行うことができる摩擦具及び部分洗い用容器入り固体洗剤を提供する点にある。
本考案に係る摩擦具は、前記課題解決のために、繊維製品に塗布した固体洗剤を擦って馴染ませる摩擦具であって、棒状の部分洗い用容器入り固体洗剤の長手方向端部に装着可能な基体と、該基体に設けられた、前記固体洗剤を前記繊維製品に塗布した部分を擦る摩擦部材とからなることを特徴とする。
このような摩擦具の構成によれば、摩擦具の基体が棒状の部分洗い用容器入り固体洗剤の長手方向端部に装着可能であることから、部分洗い用容器入り固体洗剤の長手方向端部に摩擦具を装着しておけば、部分洗い用容器入り固体洗剤の容器本体を持って摩擦具の摩擦部材により繊維製品に塗布した固体洗剤を擦る操作を行うことができるため、固体洗剤を繊維製品に馴染ませる作業を迅速かつ確実に行うことができる。
その上、2個の摩擦具をそれらの摩擦部材の硬さや剛性を変えたものとして部分洗い用容器入り固体洗剤の長手方向両端部に装着しておくことにより、繊維製品の素材に応じて使い分けることができるため、摩擦具により固体洗剤を繊維製品に馴染ませて部分汚れを落とす効果を高めながら繊維製品の損傷を抑制することができる。
その上さらに、部分洗い用容器入り固体洗剤の長手方向両端部に装着する2個の摩擦具を、一方の摩擦部材をブラシとし、他方の摩擦部材をスポンジとすることにより、繊維製品の素材に応じて使い分けることができるとともに、スポンジに水を含ませて繊維製品の固体洗剤を塗布する部分を予め濡らす作業を容易に行うことができるため、さらに固体洗剤を繊維製品に馴染ませる効果を高めることができる。
ここで、前記摩擦部材を、前記基体に固定された第1ブラシ及び前記基体により前記第1ブラシの毛体が伸びる方向にスライド可能に支持されるとともに前記第1ブラシの毛体間に毛体が位置する第2ブラシにより構成してなると好ましい。
このような摩擦具の構成によれば、第2ブラシをスライドさせて第1ブラシに対して第2ブラシを進退させることにより摩擦部材の剛性を変えることができる。
したがって、1個の摩擦具を部分洗い用容器入り固体洗剤の長手方向端部に装着しておくことにより、繊維製品の素材に応じて摩擦部材の剛性を変えて使用することができるため、摩擦具により固体洗剤を繊維製品に馴染ませて部分汚れを落とす効果を高めながら繊維製品の損傷を抑制することができる。
また、本考案に係る部分洗い用容器入り固体洗剤は、前記摩擦具が装着されたものである。
さらに、本考案に係る部分洗い用容器入り固体洗剤は、前記課題解決のために、固体洗剤を収容した容器本体及び該容器本体の開口部を覆う蓋体からなる棒状の部分洗い用容器入り固体洗剤であって、長手方向両端部の少なくともどちらかに、繊維製品に塗布した前記固体洗剤を擦って馴染ませる摩擦部材を取着又は一体に形成してなることを特徴とする。
これらのような部分洗い用容器入り固体洗剤の構成によれば、容器本体を持って固体洗剤を繊維製品の部分汚れ箇所に直接塗布するため、狙った箇所に塗りやすく洗剤が無駄にならないとともに、洗剤に手が触れにくく手を汚したり肌を荒らすことが少ない。
その上、容器本体を持って摩擦部材により繊維製品に塗布した固体洗剤を擦ることにより、前記摩擦具と同様の作用効果を奏する。
その上さらに、部分洗い用容器入り固体洗剤は上述のとおり携帯に便利であることから、旅行又は出張等の際に外出先で使用する場合もあり、外出先ではブラシが無いことが多いため、容器本体を持って摩擦部材により繊維製品に塗布した固体洗剤を擦って馴染ませることができる本考案には大きな利点がある。
以上のように、本考案に係る摩擦具及び部分洗い用容器入り固体洗剤によれば、容器本体を持って固体洗剤を繊維製品の部分汚れ箇所に直接塗布するため、狙った箇所に塗りやすく洗剤が無駄になることがなく、洗剤に手が触れにくく手を汚したり肌を荒らすことが少ないとともに、容器本体を持って摩擦部材により繊維製品に塗布した固体洗剤を擦る操作を行うことができるため、固体洗剤を繊維製品に馴染ませる作業を迅速かつ確実に行うことができるという顕著な効果を奏する。
本考案の実施の形態に係る摩擦具を取り付けた状態の部分洗い用容器入り固体洗剤を示す斜視図である。 正面図であり、(a)は部分洗い用容器入り固体洗剤の上端部に摩擦具を取り付けた状態を、(b)は部分洗い用容器入り固体洗剤から摩擦具を取り外した状態を示している。 図1の状態から摩擦具を取り外し、さらに蓋体を取り外した状態を示す斜視図である。 部分洗い用容器入り固体洗剤に摩擦具を取り付けた状態の縦断正面図である。 正面図であり、(a)は部分洗い用容器入り固体洗剤の上下端部に摩擦具を取り付けた状態を、(b)は部分洗い用容器入り固体洗剤から摩擦具を取り外した状態を示している。 摩擦部材の剛性を変えることができる摩擦具の例を示す縦断正面図であり、(a)は剛性が小さい場合を、(b)は剛性が大きい場合を示している。 摩擦部材の方向を変えた摩擦具の例を示す斜視図である。 摩擦部材及び基体の形状を変えた摩擦具の例を示す斜視図である。 部分洗い用容器入り固体洗剤の上端部に摩擦部材を取り付けた例を示す斜視図である。 部分洗い用容器入り固体洗剤の下端部に摩擦部材を取り付けた例を示す斜視図である。 摩擦具に蓋体の機能を持たせた例を示す斜視図である。
次に本考案の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本考案は、添付図面に示された形態に限定されず実用新案登録請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。
なお、本明細書においては、部分洗い用容器入り固体洗剤を立てた状態を基準にして上下方向を定義し、部分洗い用容器入り固体洗剤を立てた状態で側面側から見た図を正面図とする。
図1〜図4に示すように、部分洗い用容器入り固体洗剤(以下、単に「容器入り固体洗剤」という。)1は、棒状であり、略円柱状に成形した固体洗剤Sを収容部4Aに収容した容器本体2及び容器本体2の開口部2Aを覆う蓋体3からなる略円柱状のものである。
図3及び図4に示すように、キャップ状である蓋体3の下面開口3A内に本体2上端部側面の段落ち部2Bを挿入することにより、すなわち蓋体3を容器本体2の上端部に外嵌することにより、容器本体2の開口部2Aを塞いで密封することができるため、固体洗剤Sの劣化を防止することができる。
図3のように蓋体3を取り外した状態で、容器本体2の収容部4Aにより垂直軸まわりに回転可能に支持された底部材4Bを所定方向へ回転することにより、図4に示す底部材4Bに立設されたねじ棒11が所定方向へ回転し、ねじ棒11に螺合して回転しない内底12とともに固体洗剤Sが迫り上がる。
したがって、底部材4Bを回転して容器本体2の開口部2Aから固体洗剤Sを所望量突出させた状態とし、容器本体2を持ちながら固体洗剤Sを衣類等の繊維製品の部分汚れ箇所に直接塗布することができるため、狙った箇所に塗りやすく固体洗剤Sが無駄にならないとともに、固体洗剤Sに手が触れにくく手を汚したり肌を荒らすことが少ない。
図1〜図4に示すように、本考案の実施の形態に係る摩擦具5は、衣類等の繊維製品に塗布した固体洗剤Sを、塗布後直ちに又は一定時間経過後に擦って繊維に馴染ませる(浸透させる)ものであり、棒状の容器入り固体洗剤1の長手方向端部T1又はT2(図2(b)参照。)に装着可能な基体6と、基体6に設けられた、固体洗剤Sを前記繊維製品に塗布した部分を擦る摩擦部材であるブラシ7とからなる。
ここで、摩擦具5の基体6は、ポリプロピレン、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン又はABS等の合成樹脂により、例えば射出成形により形成され、ブラシ7は基体6と一体に形成してもよく、基体6と同一又は異なる素材の合成樹脂繊維を取り付けてもよい。
図2(b)に示すように摩擦具5の基体6の開口6A内に蓋体3を挿入することにより、すなわち蓋体3に基体6を外嵌することにより、図2(a)に示すように容器入り固体洗剤1に摩擦具5を容易に装着することができる。
なお、図1〜図4に示す例では摩擦具5を容器入り固体洗剤1の上端部に装着しているが、摩擦具5を容器入り固体洗剤1の下端部に装着してもよい。この場合には、摩擦具5の基体6の開口6A内に容器本体2下端部の底部材4Bを挿入することにより、すなわち底部材4Bに基体6を外嵌することにより、容器入り固体洗剤1に摩擦具5を容易に装着することができる。
このような摩擦具5の構成によれば、摩擦具5の基体6が棒状の容器入り固体洗剤1の長手方向端部T1,T2に装着可能であることから、容器入り固体洗剤1の長手方向端部T1,T2に摩擦具5を装着しておけば、容器入り固体洗剤1の容器本体2を持って摩擦具5の摩擦部材(例えばブラシ7)により繊維製品に塗布した固体洗剤Sを擦る操作を行うことができるため、固体洗剤Sを繊維製品に馴染ませる作業を迅速かつ確実に行うことができる。
また、容器入り固体洗剤1は携帯に便利であることから、旅行又は出張等の際に外出先で使用する場合もあり、外出先ではブラシが無いことが多いため、摩擦具5を容器入り固体洗剤1に装着しておくメリットは大きい。
図5に示すように、2個の摩擦具5,5を容器入り固体洗剤1の長手方向両端部T1及びT2に装着してもよく、2個の摩擦具5,5をそれらの摩擦部材の硬さや剛性を変えたものとして容器入り固体洗剤1の長手方向両端部T1,T2に装着しておくことにより、繊維製品の素材に応じて使い分けることができるため、摩擦具5により固体洗剤を繊維製品に馴染ませて部分汚れを落とす効果を高めながら繊維製品の損傷を抑制することができる。
また、摩擦具5の摩擦部材はブラシ7ではなくスポンジ10(図5の下側の摩擦具5参照。)としてもよく、摩擦部材をスポンジ10とすることにより、スポンジに水を含ませて繊維製品の固体洗剤を塗布する部分を予め濡らす作業を容易に行うことができるため、さらに固体洗剤を繊維製品に馴染ませる効果を高めることができる。
なお、摩擦部材を、ブラシ又はスポンジではなくゴム等の他の素材としてもよい。
図6に示すように、摩擦具5の摩擦部材を、基体6に固定された第1ブラシ7A及び基体6により第1ブラシ7Aの毛体H1が伸びる方向にスライド可能に支持されるとともに第1ブラシ7Aの毛体H1,H1,…間に毛体H2が位置する第2ブラシ7Bにより構成してもよく、基体6の開口6Aの段落ち部6Bに容器入り固体洗剤1の長手方向端部(例えば蓋体3)を挿入することにより、摩擦具5を容器入り固体洗剤1に装着することができる。
このような構成によれば、第2ブラシ7B(毛体H2,H2,…)が取り付けられたスライド体9のつまみ9Aを操作することにより第2ブラシ7Bをスライドさせて第1ブラシ7Aに対して第2ブラシ7Bを進退させることにより摩擦部材の剛性を変えることができる。すなわち、図6(a)のように第2ブラシ7B(毛体H2,H2,…)の突出長さが小さいと剛性が小さくなり、図6(B)のように第2ブラシ7B(毛体H2,H2,…)の突出長さが大きいと剛性が大きくなる。
したがって、このような構成の1個の摩擦具5を容器入り固体洗剤1の長手方向端部に装着しておくことにより、繊維製品の素材に応じて摩擦部材の剛性を変えて使用することができるため、摩擦具5により固体洗剤Sを繊維製品に馴染ませて部分汚れを落とす効果を高めながら繊維製品の損傷を抑制することができる。
摩擦具5は、図1〜図6のようなブラシ7等の摩擦部材の方向が容器入り固体洗剤1の長手方向でなくてもよく、例えば図7に示すように摩擦具5の基体6を容器入り固体洗剤1に装着した状態で、摩擦部材の方向が前記長手方向から傾斜したものであってもよく、この傾斜角度は45度、90度等の適宜の角度に設定することができるため、繊維製品に塗布した固体洗剤Sを擦って馴染ませる作業を行う際の操作性を高めることができる。
なお、図7のように摩擦具5の基体6を曲げた形状にすることにより、摩擦具5を装着した容器入り固体洗剤1を横置きした際に転がらないという利点がある。
また、図8に示すように、摩擦具5の基体6及びブラシ7の形状を平面視矩形状としてもよく、このような形状にすることによっても摩擦具5を装着した容器入り固体洗剤1を横置きした際に転がらないという利点がある。なお、このような転がり防止という観点から、基体6の形状を平面視矩形状ではない平面視多角形状としてもよい。
あるいは、基体6の形状が平面視円形状である場合においても、側面に突起等の回転抑止部材を横設することにより、摩擦具5を装着した容器入り固体洗剤1を横置きした際に転がらないようにすることができる。
ここで、図8のようにブラシ7の形状を平面視矩形状にすることにより、繊維製品(例えば、ワイシャツの襟若しくは袖口等)に塗布した固形洗剤Sを擦って馴染ませる際に、繊維製品に均等に力を掛けやすいという利点もある。
さらに、容器入り固体洗剤1に対して別体の摩擦具5を装着する構成ではなく、容器入り固体洗剤1の長手方向端部T1,T2の少なくともどちらかに、容器入り固体洗剤1自体に摩擦部材を取着又は一体に形成してもよい。
すなわち、例えば、図9に示すように容器入り固体洗剤1の上端部T1(蓋体3)に摩擦部材であるブラシ8を取り付けてもよく、図10に示すように容器入り固体洗剤1の下端部T2(底部材4B)に摩擦部材であるブラシ8を取り付けてもよい。
このような容器入り固体洗剤1自体に摩擦部材(例えば、ブラシ8)を設ける構成によっても、摩擦具5を容器入り固体洗剤1に装着する構成と同様の作用効果を奏する。
さらにまた、図11に示すように、摩擦具5に蓋体3の機能を持たせるようにしてもよく、このような構成では、図11(a)のように摩擦具5(蓋体3)を外して図11(b)のように容器本体2の下端部に装着しておき、容器本体2を持って繊維製品の部分汚れ箇所に固体洗剤Sを塗布した後、容器本体2を持ち替えて摩擦部材であるブラシ7により繊維製品に塗布した固体洗剤Sを擦って繊維に馴染ませることができる。
以上の説明においては、棒状の容器入り固体洗剤1の外観形状が略円柱状である場合を示したが、容器入り固体洗剤1は略角柱状等の他の外観形状であってもよく、摩擦具5の形状は容器入り固体洗剤1の形状に合わせて、その長手方向端部に装着可能な形状に製作される。
S 固体洗剤
T1,T2 長手方向端部
H1,H2 毛体
1 部分洗い用容器入り固体洗剤
2 容器本体
2A 開口部
2B 段落ち部
3 蓋体
3A 下面開口
4A 収容部
4B 底部材
5 摩擦具
6 基体
6A 開口
6B 段落ち部
7,8 ブラシ(摩擦部材)
7A 第1ブラシ(摩擦部材)
7B 第2ブラシ(摩擦部材)
9 スライド体
9A つまみ
10 スポンジ(摩擦部材)
11 ねじ棒
12 内底

Claims (4)

  1. 繊維製品に塗布した固体洗剤を擦って馴染ませる摩擦具であって、
    棒状の部分洗い用容器入り固体洗剤の長手方向端部に装着可能な基体と、該基体に設けられた、前記固体洗剤を前記繊維製品に塗布した部分を擦る摩擦部材とからなることを特徴とする摩擦具。
  2. 前記摩擦部材を、前記基体に固定された第1ブラシ及び前記基体により前記第1ブラシの毛体が伸びる方向にスライド可能に支持されるとともに前記第1ブラシの毛体間に毛体が位置する第2ブラシにより構成してなる請求項1記載の摩擦具。
  3. 請求項1又は2記載の摩擦具が装着された棒状の部分洗い用容器入り固体洗剤。
  4. 固体洗剤を収容した容器本体及び該容器本体の開口部を覆う蓋体からなる棒状の部分洗い用容器入り固体洗剤であって、
    長手方向両端部の少なくともどちらかに、繊維製品に塗布した前記固体洗剤を擦って馴染ませる摩擦部材を取着又は一体に形成してなることを特徴とする部分洗い用容器入り固体洗剤。
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JP2019080625A (ja) * 2017-10-27 2019-05-30 花王株式会社 石鹸ホルダー

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