JP2015024105A - 摺洗具 - Google Patents

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Abstract

【課題】植毛を有するブラシでの洗浄では対象物が柔らかなものであれば、傷を付けるという課題があり、柄付スポンジのようなものでは汚れのひどいものはきれいにならないという課題があった。【解決手段】ブラシ本体の先端部の一面に植毛部を備え、ブラシ本体の先端部において植毛部以外の全体を被覆する洗浄部材が着脱自在に装着されることにより、対象物を傷つけず、かつ洗剤の使用時に泡立ちが良く、そして凹部の隅まで洗浄することができる。【選択図】図1

Description

本発明は台所や洗面、風呂、赤ちゃんが使う衛生用品等の洗浄のために用いる摺洗具に関するものである。
従来、狭い凹部や曲面を清掃する用具として数多くの清掃ブラシやスポンジが提案されてきた。洗浄の仕方は様々で、固いものに付着した汚れをごしごし擦って洗浄するブラシのようなもの、食事で使った後の食器を洗浄するときには軽く圧縮することができ、気泡を持つことができるスポンジで洗剤を用いて洗浄するものが一般的である。そして、さらに改良したものとして以下のようなものが提案されてきた。
即ち、汚れがひどい場合に、表面に洗浄部材を設けた多数の硬質基台を薄肉のブリッジ部にて各々屈曲自在に連結して成るブラシ部と、このブラシ部を保持する柄部とで構成してあり、これにより、洗浄部材で形成されるブラシ面の屈曲が自在となり、複雑な曲面の製造が円滑に行えるようになっていた。(特許文献1参照)
一方、食事で使った後の平皿などを洗浄する摺洗具として、柄付き掃除具において柄の先端に取り付けられた掃除手段の両面を使用することを提案されてきた。柄の一端に掃除手段保持体を固定し、該掃除手段保持体は掃除手段を保持する一対の保持面を備え、当該一対の保持面は前端縁にて相互に連続すると共に後方に向かって徐々に間隔が開き且つ柄に対して等角度をなすようにそれぞれ傾斜し、掃除手段保持体における当該一対の保持面には連続する一つの掃除手段を着脱自在に取り付けるようにしてあった。(特許文献2参照)
また、洗浄部材の着脱が簡単で使用後の水切り乾燥を手軽に行うことができる、衛生的な食器用洗浄具が提案されてきた。汚れを落とすための洗浄部材の側端部に複数対の係止孔を形成すると共に、洗浄具本体の柄の一部である下方のアーム部材の先端のヘッドに複数対の係止ピンを形成し、該ヘッドに上記洗浄部材を巻き付けて、係止孔を係止ピンに係止させ、押え部材で洗浄部材を上から押えることにより、該洗浄部材をヘッドに着脱自在に装着可能になっていた。(特許文献3参照)
特開2007−14746号公報 特開2002−34884号公報 特開2000−41934号公報
従来、汚れが落ちにくく、固い素材の場合に用いる摺洗具として植毛を用いたブラシがあったが、洗浄する範囲が狭いため、特許文献1に示すような、様々な角度や面に対して洗浄可能な洗浄部材を設けた清掃ブラシが提案されたわけである。しかし、植毛は固いものの洗浄に適しているが、洗いたい平面や曲面など以外に植毛がむき出しとなっているため、周囲の植毛部分が摺洗対象となる以外のところに当たり、対象物を傷つけてしまうという課題があった。そして、植毛も一定の硬さになっているため植毛では適さない汚れの場合は対応が難しかった。また、周囲に植毛を設けているため、全体に大きくなり、細い管や小さな食器などの汚れを落とすこともできなかった。
一方、下面、上面、及び折り曲げ部分を用いて洗浄を行える特許文献2の場合では折り曲げ部分を用いて平らな面を幅広く洗浄するようなものとしては使えるが、管のようなものや、複雑な曲面を有する形状に対しては洗浄が難しいという課題があった。
また、食器用洗浄具で用いられているような洗浄部材の着脱できる構成においては、マット状になった洗浄部材を複数の係止ピンでとめる構成で、簡単に交換できるものではなく、また、柔らかなマット状の洗浄部材だけのため、汚れのひどいものは別の摺洗具を用いなければならないという課題があった。
本発明の摺洗具は、上記課題を解決するために、ブラシ本体の先端部の一面に植毛部を備え、ブラシ本体の先端部において植毛部以外の全体を被覆する洗浄部材が着脱自在に装着されるように形成してある。
また、ブラシ本体の先端部に洗浄部材が着脱自在に挿入されるとともに保持される挿入保持部を形成し、挿入保持部に抜け防止手段が設けてある。
さらに、洗浄部材は植毛部と硬度が異なる軟質部材又は硬質部材が用いられている。
そして、洗浄部材は洗浄対象物に適した材質を選択可能とし、不織布又はマイクロファイバー繊維、発泡ウレタン、ポリエステルネット、ナイロン、アクリル繊維のいずれか1種類又は複数種類を用いた軟質部材、紙やすり又は耐水網目研磨布の硬質部材のいずれか1種類又は複数種類が用いられている。
また、洗浄部材の一部をブラシ本体の軸部の軸方向又は軸部の半径方向に羽状に延伸してある。
さらに、植毛部はブラシ本体に圧入により固定され、洗浄部材は筒又は袋状に糸で縫製してある。
上記の課題解決手段を使うことにより、主な洗浄箇所をブラシで洗浄し、他の箇所を洗浄部材で洗浄することができ、一つの動作で複数の洗浄すべき面を洗浄できる。
そして、ブラシ本体の先端部を覆う洗浄部材は着脱自在にしてあるため、洗浄部材が汚れたり、擦り切れたりしたときには容易に交換できるという効果を有する。
また、ブラシ本体の先端部を覆う洗浄部材は抜け防止手段で使用中の洗浄部材の抜け防止ができるため、使用時には洗浄部材が抜けることなく、洗浄部材が汚れたり、擦り切れたりしたときには容易に交換できるという効果を有する。
植毛部と洗浄部材の硬度が異なるため、汚れのひどい場合は硬度の大きい材質部分で、汚れの少ない部分は硬度の低い材質部分で洗浄することができ、一つの摺洗具で汚れがひどい場合と仕上げや細かな汚れ落としなどの使い分けができるという効果を有する。
また、ブラシ本体の洗浄部材の軸方向又は半径方向を羽根状にしているため、管の内部を洗浄する時にも管の先が細くなっていても羽根状部分で汚れを落とすことができ、洗浄方向に直角の方向で凹部があった場合も羽根状部分で汚れを落とすことができるという効果を有する。
また、4面が洗浄部材の為、管の内部を洗浄する時にも管内部を傷つけずに回転方向の移動を少なくして洗浄することができる。
そして、洗浄部材は溝で固定するため、すなわち接着剤を使わず固定するために、哺乳瓶の洗浄や衛生用品の洗浄などでも安心して使用が可能となる。
以上のように本発明ではひとつの摺洗具で汚れのひどいものと細かく丁寧に洗う部分の使い分けをすることが可能になり、洗浄部材のブラシ本体への取り付けに接着剤を使用しないという赤ちゃんの器具など衛生に気をつけなければならない器具の洗浄にも適用できる極めて安全でかつ広範囲の洗浄に対応できるものである。
本発明の一実施例を示す摺洗具の全体概略図。 本発明の一実施例を示すブラシ本体を示す図。 本発明の一実施例を示す洗浄部材の展開図。 本発明の一実施例を示す洗浄部材の組み立て図。 本発明の一実施例を示す使用時の説明図。 本発明の他の実施例を示す洗浄部材の展開図 本発明の他の実施例を示す洗浄部材の組み立て図 本発明の他の実施例を示す全体概略図。 本発明の一実施例を示す摺洗具の正面図。 本発明の一実施例を示す摺洗具の背面図。 本発明の一実施例を示す摺洗具の右側面図。 本発明の一実施例を示す摺洗具の左側面図。 本発明の一実施例を示す摺洗具の平面図。 本発明の一実施例を示す摺洗具の底面図。
以下、図1から図4を用いて一実施例を説明する。
図1、図2において1は本発明の摺洗具、2は摺洗具1のブラシ本体で先端の一面に植毛部3を有している。4は植毛部3近傍に設け、植毛部3以外の全体を被覆する洗浄部材、5は植毛部3の横に設けた溝6を挟んで設けた突起部(以下アーム状ガイドと称す)で、溝6及びアーム状ガイド5により洗浄部材4を保持する挿入保持部7を形成している。8は植毛部3横の溝6にアーム状ガイド5から突き出して設けた抜け防止手段、9はブラシ本体2に設けた植毛部3を植え込む凹部で、複数本のナイロンやポリプロピレンなどの糸を束ねてなる毛束を、先端部10に設けられた複数の凹部9に平線を打ち込んで植設固定により凹部9に固定している。10はブラシ本体2の先端部、11はブラシ本体2の軸、12はブラシ本体2の柄部である。以上説明したように本発明の摺洗具1は植毛をブラシ本体2の凹部9に圧入し、植毛部3を形成し、洗浄部材4は挿入保持部7に挿入するというように両方の洗浄手段は接着剤を用いず固定している。
図3は本発明の洗浄部材4の組み立て前の展開図で、図4は洗浄部材4の組立図である。13、14は展開図における端部で、組立図における下部に相当する部分になり、以下、下部(内)13、下部(外)14と称す。15、16は左右の端部である。17は表部、18は裏部と称し、図4に示す洗浄部材4として組み立てる。即ち、図3で示す下部(内)13、下部(外)14を合わせるように裏部18側に谷折りし、左右の端部15を糸19で、端部16を糸19でそれぞれ縫製している。従って、洗浄部材4は接着剤を用いず袋状に構成されており、下部13、14側を口として袋状になっている。20は組立後、ブラシ本体2の植毛部3の裏面のブラシ本体2に接する内側部、21は内側部20の反対側となる面で、ブラシ本体2に組み込み後は洗浄可能な面になる外側部である。22は開口部で、挿入保持部7に挿入するようにしてある。挿入の仕方は開口部22に植毛部3横に2箇所突き出たアーム状ガイド5を挿入するとともに溝6でブラシ本体2の植毛部3と反対側に内側部20が来るようにしてある。従って、袋状の洗浄部材は挿入保持部7の所でブラシ本体2の裏側(植毛部3と反対側)と植毛部3の周囲に配置するようにしてある。ここでは挿入保持部7を溝6とアーム状ガイド5で形成した場合で説明してあるが、洗浄部材4を挿入の後、保持できる形であればどのような形状でも構わない。なお、ここでの本発明の実施例では洗浄部材4は不織布で構成されている場合について説明する。また、全体構成を正確に表すために図9から図14に6面図を付してある。
また、本発明の実施例の一つとして、一旦、洗浄部材4を挿入保持部7に差し込むと、図2に示す抜け防止部8により抜ける方向に洗浄部材4が動こうとすると引っかかるため、使用中に抜けないように固定されている。ただ、使用していない場合は注意深く扱えば、着脱可能であり、この着脱可能なマット状の不織布は、ナイロン、アクリル、ポリエステルなどで構成されており、食器などの洗浄に適した素材としてある。
以上の構成を元に、使い方について説明する。柄付の摺洗具では平面の汚れを落とす役割と、側面の汚れを落とす役割とコップなどのような底面の汚れを落とす役割とがある。そこで、これらの代表的な3方向の摺洗の仕方に対応できることを示すために、以下、3種類の汚れの落とし方について順次説明する。
図5は手で本発明の摺洗具1の柄11を持って平面を洗う様子を示している。矢印は動く方向を表している。はじめに硬い構造のものの平面の汚れを取るときの使い方の一つの例について説明する。
まず、洗剤を平面である対象物に落とす。この落としたところに水に塗らした洗浄部材4側を対象物に沿うようにして洗剤をのばす。ここで水と洗剤により対象物のところに薄められた洗剤が拡がる。なお、洗浄部材4は不織布でできており、内部に空間があるため洗剤が内部に保持される。次にブラシ本体2は軸11を中心に180度反転させて植毛部3が対象物に当たるようにする。そして、植毛部3でごしごし擦る。その後、水洗いをして、再度植毛部3で擦り少し残った洗剤のある状態で仮の仕上げをする。その後、ブラシ本体2を、軸11を中心に180度反転させて洗浄部材4を対象物側に向け、再び擦る。この時は薄まった洗剤は残っており、洗浄部材4では十分に泡立つ状態になっている。そして、最後に洗剤なしの状態で洗浄部材4により仕上げる。その後、対象物に水をかけ、水洗いにより完全に洗剤を取り去り、洗浄が完了する。この例では最初に硬めのブラシで洗浄箇所の汚れを取り、後で柔らかな洗浄部材で仕上げる方法である。
ここでは洗剤をつけて植毛部3で洗うことを1回の摺洗と1回の仮仕上げで終わらせているが、汚れ度合いにより複数回洗剤付で植毛部により汚れを落とすようにしてもよいことは言うまでもない。また、洗浄部材4で洗剤を使って洗浄する場合も同様に複数回行ってもよい。汚れ度合いによって、植毛部3で摺洗する回数を少なく、洗浄部材4での摺洗する回数を多くしても良い。いずれにしても軸11を中心に反転させるだけで違った洗浄材料で洗浄をすることができる。従って、2面同時に摺洗することができる。
次に、平面の横に角度を持った壁がある場合、即ちその壁に沿って平面と壁(側面)を摺洗する場合について説明する。同じように、洗剤を対象物に落とす。この落としたところに水に塗らした洗浄部材4側を対象物に沿うようにして洗剤をのばす。次にブラシ本体2の軸11を中心に180度反転させて植毛部3が対象物に当たるようにする。そして、植毛部3でごしごし擦る。そのときに、洗浄部材4の側面が前記壁部分に当たるようにして擦る。そうすることにより壁部分は植毛部で擦る前に、洗浄部材4で軽く洗浄できる。
その他の摺洗の仕方は平面の場合と同じであるが、壁側の汚れがひどい場合は、はじめに植毛部3で摺洗する対象を壁にして、平面側は洗浄部材4で摺洗するようにしてもよい。平面と側面の両方を植毛部3で擦ることにより、ひどい汚れは植毛部3で摺洗でき、軽い汚れは洗浄部材4で摺洗できる。また、洗浄部材4は柔らかく、各部の形状はコーナー、平面などいろいろな形状になっているため構造が複雑な部分入れ歯や総入れ歯などの義歯を洗浄することができる。また、キッチンや洗面所などの蛇口の根元付近の細かい部分の洗浄ができる。
次に、コップなどのように底があり内部の側面及び底面を摺洗する場合について説明する。まず、洗剤を対象物(ここでは深いコップとして説明する)に落とす。この落としたところに水に塗らし、洗浄部材4の先端を押し付け、あらゆる方向に動かして洗浄部材4で摺洗する。次にブラシ本体2の植毛部3を用いてコップのう内側側面を擦って汚れを落とす。側面の汚れ具合により洗浄部材4側に力を入れてごしごし擦る。あるいは、コップなどでは洗う時にコップを回しながら、底面と側面を同時に洗える。その後、水洗いをして、仕上げを行い、最後に水で洗剤を洗い流す。この間、汚れ方により植毛部3側と洗浄部材4側の適した部分を使用して摺洗するようにすれば良い。洗浄部材4は全周を4方向に別けた場合、3方向にセットされているため、図5の矢印の方向に動かすとき底面も同時に摺洗することができる。かつ、ブラシ本体2の動きを少なくすることができ、非常に効率よく摺洗できる。なお、汚れが少ない場合には洗浄部材4だけで摺洗してもかまわない。
また、哺乳瓶を洗う場合、小さな子供には接着剤を使うことは体に良くないため、本発明のような糸で縫った不織布で、そして、すべての固定を接着剤を使わず、かつ、使用時には外れない構成を持っているが、洗浄部材4は着脱可能であるため、新しい洗浄部材に取り替えることができ、非常に衛生的である。
次に他の実施例として、図6、図7に示すように洗浄部材4の先端を羽状にした構成としてある。図6は他の実施例の洗浄部材4の展開図、図7は洗浄部材4の組立図、図8はブラシ本体2に取り付けた全体概略図である。図6において、23は羽根先端部である。他の部分は第一の実施例と同様である。図7は組立図で、本実施例では縫製の仕方が第一の実施例と異なり、一か所になっている、即ち、洗浄部材4の端部15と16を糸19で縫ってある。ここでも洗浄部材4の形成には接着剤を用いず構成してある。使用するときの動作などは第1の実施例で説明したとおりであるため、省略する。ここでは羽根状部分の使い方について説明する。
深いコップや底が狭くなった入れ物(コップのような形状のもの)では本発明の一実施例のような構成では入らない場合がある。もちろん、構成は同じで種々の大きさのものを用意すればよいのであるが、便利さにおいてひとつのもので狭いところを摺洗できることが望ましい。そこで、洗浄部材4の先端部分を羽根のようなフリーにしてある羽部先端部23を狭いところに押し込むようにして、その後回転することにより摺洗できる。
一方、ブラシ本体2の洗浄部材4の半径方向を羽根状にすることにより(図示せず)、管の内部を洗浄する時に、洗浄方向に直角の方向で凹部があった場合も羽根状部分が凹部に入り、汚れを落とすことができるという効果を有する。
さらに、洗浄部材4の材質を変えることにより、次のような対象物に対応可能となる。
本発明の着脱可能な洗浄部材4は不織布で構成されており、この不織布は、ナイロン、アクリル、ポリエステルなどの材料を使用している。従って、食器などの洗浄に適した素材である。その他にも、耐水性や耐久性に優れており、繊維を織らずに絡み合わせたという特徴がある。
次に着脱可能な洗浄部材4としてマイクロファイバーを用いる場合の説明をする。このマイクロファイバーは、起毛させた極細繊維で構成されており、茶シブの汚れなど通常洗剤や薬品を使用しなければ落とせない、頑固な汚れが付着したものの洗浄に適した素材である。
また、着脱可能な洗浄部材4としてウレタンを用いる場合の説明をする。このウレタンは、保水性や通気性に優れた脱膜ウレタンで構成されており、食器などの洗浄に適した素材である。その他にも、泡立ちや水切れがよいという特徴がある。
さらに、着脱可能な洗浄部材4としてポリエステルネットを用いる場合の説明をする。このポリエステルネットはポリエチレンを樹脂にしたもので構成されており、食器などの洗浄に適した素材である。その他にも、水に強く乾燥が早いという特徴がある。
そして、着脱可能な洗浄部材4としてナイロン立体ブラシを用いる場合の説明をする。このナイロン立体ブラシは、ナイロンの糸が立体に織られているもので構成されており、一般的な植毛ブラシのようにザルや網戸の網目などの洗浄に適した素材である。その他にも、泡立ちをよくするため、スポンジに貼り合わせて使用できるという特徴がある。
さらに、着脱可能な洗浄部材4としてアクリル繊維クロスを用いる場合の説明をする。このアクリル繊維クロスは、アクリルの繊維で編んだもので構成されており、油で汚れた調理器具などの洗浄を、洗剤を使用することなく水だけで洗浄することができる素材である。
この着脱可能な洗浄部材4は植毛部3と耐久性が違うので、劣化の早い洗浄部材4を交換することができるという効果も有する。又、使用者への提供として1つの摺洗具に複数種類の洗浄部材4を提供することで利便性の向上を図ることができる。さらに、よく使う洗浄部材を複数個セットにして提供することにより常に衛生的で安全な摺洗具を使うことが可能となる。
次に、着脱可能な洗浄部材4として紙やすりを用いる場合の説明をする。この紙やすりは、研磨加工に用いる紙状のシートに研磨剤を塗布したもので構成されており、コンロなどのコゲやサビなど通常の洗浄では落とせないものを、研磨するのに適した素材である。この材料では上述した洗浄部材4の材料と異なり植毛部3で構成されている材料に比べて硬度が高く、固い素材となっている。植毛部3でも落とせない汚れを落とすための材料である。
また、着脱可能な洗浄部材4として耐水網目研磨布を用いる場合の説明をする。この耐水網目研磨布は、メッシュ(ネット)に研磨剤を均一に固着して構成されており、コンロなどのコゲやサビの研磨に適した素材である。その他にも、目詰まりすることなく使用でき、寿命が非常に長いという特徴がある。
以上説明してきたように洗浄部材4と植毛部3の硬度の違いを設けることにより対象物の汚れ方に対応した摺洗具を提供することができる。本発明による摺洗具では洗浄部材は糸で縫製して袋状を形成し、この袋状の穴を摺洗具のアーム状ガイドに挿入して溝にて挟持し、そして、一旦挿入した後では抜け防止手段で抜けないようにし、植毛部3は平線を打ち込んでブラシ本体の凹部に植設固定してあるため、どこにも接着材を用いていない。従って、赤ちゃんや病気がちの方の食器などの洗浄には接着剤が付着することなく極めて安全な摺洗具となっている。なお、ウレタンなどの洗浄部材の場合糸の縫製ではなく、熱溶着により袋状等に形成しても良い。いずれも接着剤を使わず安全な構成とすることができれば同様の効果が得られる。
なお、すでに述べたように一部の材料を除いて洗浄部材に比べ植毛部は長持ちする。すなわち、洗浄部材、植毛部ともに擦って使うため、ともに磨耗するが、その磨耗による減り方、崩れ方が違ってきており、洗浄部材のほうが磨耗しすぎた状態になるため、洗浄部材を交換することによって、植毛部を活かせることができる。また、洗浄部材の種類を変えることにより、2種類の洗浄だけではなく、もっと多くの洗浄形態をとることができる。
以上説明してきたように、本発明では例えば一般家庭や飲食店で使われる瓶、コップ、ポット、さらには哺乳瓶等の容器の内面を摺洗する摺洗具に利用可能であり、産業上極めて有用な摺洗具を提供する者である。
1 摺洗具
2 ブラシ本体
3 植毛部
4 洗浄部材
5 凸部(アーム状ガイド)
6 溝
7 挿入保持部
8 抜け防止手段
9 凹部
10 先端部
11 軸
12 柄部
13 下部(内)
14 下部(外)
15 端部(左)
16 端部(右)
17 表部
18 裏部
19 糸
20 内側部
21 外側部
22 開口部
23 羽根先端部

Claims (6)

  1. ブラシ本体の先端部の一面に植毛部を備え、前記ブラシ本体の前記先端部において前記植毛部以外の全体を被覆する洗浄部材が着脱自在に装着されることを特徴とする摺洗具。
  2. 前記ブラシ本体の前記先端部に前記洗浄部材が着脱自在に挿入されるとともに保持される挿入保持部を形成し、前記挿入保持部に抜け防止手段が設けられた請求項1項記載の摺洗具。
  3. 前記洗浄部材は植毛部と硬度が異なる軟質部材又は硬質部材が用いられている請求項1項又は2項に記載の摺洗具。
  4. 前記洗浄部材は洗浄対象物に適した材質を選択可能とし、不織布又はマイクロファイバー繊維、発泡ウレタン、ポリエステルネット、ナイロン、アクリル繊維のいずれか1種類又は複数種類を用いた軟質部材、紙やすり又は耐水網目研磨布の硬質部材のいずれか1種類又は複数種類が用いられた請求項1項から3項のいずれか1項に記載の摺洗具。
  5. 前記洗浄部材の一部をブラシ本体の軸部の軸方向又は軸部の半径方向に羽根状に延伸してなる請求項1項から4項のいずれか1項に記載の摺洗具。
  6. 前記植毛部はブラシ本体に圧入により固定され、前記洗浄部材は筒又は袋状に糸で縫製してなる請求項1項から5項のいずれか1項に記載の摺洗具。
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