JP3113244U - 筆洗浄具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 手や衣服等を汚すことなく、筆洗いを簡単に行えるようにしたを筆洗浄具を提供する。
【解決手段】 手や洗浄容器本体1の内部に、洗浄皿2を収納して配置する。洗浄容器本体1は、その底面板に排水口13を有すると共に、その側面に筆挿入口14を有する。洗浄容器本体1に上部ホルダ3を配置し、ボトル又は水道の蛇口から水を供給する。筆挿入口14から洗浄皿2に筆4を挿入し、洗浄容器本体1の上部から水を、洗浄皿2に落下させ、洗浄皿2で筆を洗浄し、洗浄皿2からの洗浄水を排水口13から排出させる。筆4を筆挿入口14から洗浄皿2内に挿入し、筆4を洗浄皿2上に擦りつけることで、筆4を洗浄できる。洗浄皿2が洗浄容器本体1内に配置されているため、筆4の洗浄水が周囲に飛び散ることがなく、手や衣服等を汚すことがない。
【選択図】 図1

Description

本考案は、書道などにおいて用いる筆を洗うための筆洗浄具に関するもので、特に、手や衣服を汚さずに筆を洗浄できるようにしたものに関する。
毛筆では、筆をきれいに洗い、保守、管理することが不可欠である。つまり、最近では、毛筆用の墨として、専ら墨汁が使われている。特に、にかわを主成分とした墨汁を使った場合、使用した直後に、筆を水で良くを洗っておかないと、筆が固まってしまい、その後、筆が使用できなくなってしまう。また、硯に残った墨汁をそのままにしておくと、墨汁が固まって付着してしまい、落ちなくなってしまう。
筆を洗う作業は、従来では、洗い場で、水道の蛇口からの水を筆に直接かけて、筆に付着している墨を洗い落している。この際、筆に付着した墨を良く洗い落すためには、使用者は筆先を手でもむか、あるいは、筆先を流し台に押し付けるようにしている。
また、特許文献1には、筆に付着していた汚れを含む水をカップ外に排出するための排出孔を筆洗い用カップに設け、使用時には、これを例えば洗い場の流し台の上に置き、これに水を流入し、筆を入れて、筆を例えば回すことにより、筆に付着している汚れを落とすことができるようにしたものが開示されている。
実開平5−9986号公報
上述のように、毛筆では、筆の保守、管理が大変であり、毛筆の練習が終わったら、筆を良く洗っておく必要がある。また、筆を洗う際に、手が汚れたり、水が跳ねて、手や衣服が汚れたりしまうことがある。
特許文献1に示されるものでは、筆を洗う際に、手や衣服を汚すことはなくなる。しかしながら、特許文献1のものは、カップの中に筆を入れて、筆を回すことにより、筆に付着している汚れを落とすものであり、筆に付着した墨をきれいに落とすことができない。筆に付着した墨をきれいに落とすには、カップの底に筆を擦りつけて洗う必要があるが、特許文献1のものでは、筆をカップの底に擦りつけるようにすると、筆の部分ばかりでなく、柄の部分も水の中に入ってしまい、手を汚すことになる。
本考案は、上述の課題を鑑み、手や衣服等を汚すことなく、筆洗いを簡単に行えるようにしたを筆洗浄具を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本考案の筆洗浄具は、底部に滞留する水を排出する排水口を有すると共に、側面に筆挿入口を有する洗浄容器本体と、洗浄容器本体の内部に配置される洗浄皿とからなり、筆挿入口から洗浄皿に筆を挿入し、洗浄容器本体に上部から水を供給し、洗浄容器本体の上部からの水を洗浄皿に落下させ、洗浄皿で筆を洗浄し、洗浄皿からの洗浄水を排水口から排出させるようにしたことを特徴とする。
好ましくは、更に、洗浄容器本体の上側に、開口を有する上部ホルダを設けるようにしたことを特徴とする。
好ましくは、洗浄皿の底面に複数の突起を設けるようにしたことを特徴とする。
好ましくは、洗浄皿の側面の下縁に複数の孔を設けるようにしたことを特徴とする。
好ましくは、洗浄皿の底面を、複数の孔が下側を向くように傾斜を持って配置するようにしたことを特徴とする。
好ましくは、洗浄容器本体の底面を、排水口が下側を向くように傾斜を持って配置するようにしたことを特徴とする。
好ましくは、筆挿入口に、筆挿入口の穴を小さく絞り込む部材を設けるようにしたことを特徴とする。
好ましくは、洗浄容器本体の側面に、筆を吊り下げるためのフックを設けるようにしたことを特徴とする。
好ましくは、前記洗浄容器本体内に、硯を保持する係止突起と、前記硯が横方向に動くのを規制する係止突起を設けるようにしたことを特徴とする。
本考案によれば、底部に滞留する水を排出する排水口を有すると共に、側面に筆挿入口を有する洗浄容器本体と、洗浄容器本体の内部に配置される洗浄皿とからなり、筆挿入口から洗浄皿に筆を挿入し、洗浄容器本体に上部から水を供給し、洗浄容器本体の上部からの水を洗浄皿に落下させ、洗浄皿で筆を洗浄し、洗浄皿からの洗浄水を排水口から排出させるようにしている。このため、筆を筆挿入口から洗浄皿内に挿入し、筆を洗浄皿上に擦りつけて、筆をきれいに洗浄することができる。そして、洗浄皿が洗浄容器本体内に配置されているため、筆の洗浄水が周囲に飛び散ることがなく、手や衣服等を汚すことがない。
本考案によれば、更に、洗浄容器本体の上側に、開口を有する上部ホルダを設けるようにしている。この開口には、水の入ったボトルや受水具を固定することができる。これにより、上部ホルダに水の入ったボトルを逆さに配置して、ボトルからの水を洗浄容器本体に供給することができる。また、上部ホルダにロート状の受水具を配置して、洗浄容器本体に、水道からの水を供給することもできる。
本考案によれば、洗浄皿の底面に複数の突起を設けるようにしているので、筆を突起上に押し当てて筆を擦りつければ、筆の腰の部分の墨もよりきれいに洗浄することができる。
本考案によれば、洗浄皿の側面の下縁に複数の孔を設けるようにしているので、洗浄皿に溜まった水が孔を介して排水される。このため、筆を洗い終わった後に、洗浄皿に溜まった水を捨てる必要がなく、清掃が不要になる。
本考案によれば、洗浄皿の側面の下側に複数の孔を設けるようにしているので、洗浄皿に溜まった水を確実に排水できる。
本考案によれば、洗浄皿の底面を、複数の孔が下側を向くように傾斜を持って配置するようにしているので、洗浄皿に溜まった水を確実に排水できる。
本考案によれば、洗浄容器本体の底面を、排水口が下側を向くように傾斜を持って配置するようにしているので、洗浄容器本体内に溜まった水を確実に排水できる。
本考案によれば、筆挿入口に、筆挿入口の穴を小さく絞り込む部材を設けるようにしているので、筆の水を絞ることができる。
本考案によれば、洗浄容器本体の側面に、筆を吊り下げるためのフックを設けるようにしているので、洗浄の終わった筆を、吊り下げて乾燥させることができる。
本考案によれば、前記洗浄容器本体内に保持する係止突起と、硯が横方向に動くのを規制する係止突起を設けるようにしているので、筆ばかりでなく、硯を洗浄することができる。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本考案の第1実施形態を示す分解斜視図である。図1において、符号1は洗浄容器本体、符号2は洗浄皿、符号3は上部ホルダ部である。
洗浄容器本体1は、その上部から水を供給し、その内部に保持された洗浄皿2で筆を洗い、その底部の排水口13から水を排出するものである。この例では、洗浄容器本体1は直方体の形状であり、底面板11と、前後の側面板12a及び12bと、左右の側面板12c及び12dとからなる。洗浄容器本体1は、中の筆の洗浄状態が分かるように、例えば、透明の合成樹脂により形成される。勿論、洗浄容器本体1を着色材を用いて形成するようにしても良い。
側面板12cの下縁に、洗浄容器本体1に溜まった水を排出するための排水口13が設けられる。また、側面板12aに、筆挿入口14が形成される。側面板12b、12c、12dの内側には、洗浄皿2を保持するための突出片15a、15b、15cがそれぞれ取り付けられる。また、側面板12b、12c、12dの上縁には、上部ホルダ3を保持するためのリブ16a、16b、16cがそれぞれ形成される。また、洗浄容器本体1の底面には、脚部19a、19b、19c、19dが設けられる。
洗浄皿2は、筆挿入口14から挿入された筆をその底面板21に擦りつけて、筆を洗浄するもので、底面板21と、前後の側面板22a及び22bと、左右の側面板22c及び22dとからなる。また、側面板22b、22c、22dの上縁には、外方に突出する突出片23a、23b、23cがそれぞれ形成されている。また、側面板22aには、洗浄皿2から溢れた水を落下させるための凹部25が設けられる。
上部ホルダ3は、洗浄容器本体1内に水を導くためのホルダである。筆を洗浄するための水としては、ボトルに入った水と、水道の蛇口からの水とを使うことができる。上部ホルダ3は、ホルダ板31と、側面板32a、32b、32c、32dとからなる。また、ホルダ板31の中心には、開口33が形成される。開口33は、ボトルの水を利用して洗浄する場合には、ボトルを保持するのに利用され、蛇口の水を使って洗浄する場合には、ロート状のホルダを保持するのに利用される。
筆を洗浄する時には、図2に示すように、洗浄容器本体1内に洗浄皿2が配置され、洗浄容器本体1の上面に上部ホルダ3が配置される。すなわち、洗浄容器本体1内に洗浄皿2が収納され、洗浄容器本体1の突出片15a、15b、15c上に、洗浄皿2の突出片23a、23b、23cが載置され、洗浄容器本体1内に洗浄皿2が配置される。また、洗浄容器本体1のリブ16a、16b、16c上に、上部ホルダ3のホルダ板31が載置され、洗浄容器本体1の上面に上部ホルダ3が配置される。
図3及び図4は、ボトルの水を利用して筆を洗浄する場合の洗浄の様子を示すものである。
筆を洗浄するための水としてボトルの水を使う場合には、図3に示すように、水の入ったボトル5を逆さにして、上部ホルダ3の開口33に係合させる。また、排水口13には、ホース6を連結し、排水口13からの水を排出できるようにしておく。そして、筆4を筆挿入口14から洗浄皿2内に挿入する。ボトル5としては、市販の飲料水のPET(PolyEthylene Terephthalate resin)ボトルを利用することができる。勿論、ボトル5として、専用のボトルを用意するようにしても良い。
図4に示すように、ボトル5を逆さにして、上部ホルダ3の開口33に係合させると、ボトル5内の水がボトル口5aから落下する。ボトル口5aの水の抵抗により、ボトル5の水は一度に落下することはなく、徐々に落下していく。ボトル5から落下した水は、洗浄皿2の上に置いた筆4に当たる。ここで、筆4を洗浄皿2上に擦りつければ、筆4に付いた墨が洗浄されることになる。洗浄皿2に水が溜まると、洗浄水が洗浄皿2から溢れ、この洗浄水は、洗浄容器本体1内に落下する。そして、この洗浄水は、洗浄容器本体1の下側の排水口13から排出される。
図5及び図6は、蛇口からの水を利用して筆を洗浄する場合の洗浄の様子を示すものである。
筆を洗浄するための水として蛇口の水とを使う場合には、図5に示すように、上部ホルダ3の開口33にロート状の受水具8を係合させる。そして、受水具8により水道の蛇口から水を供給し、筆4を筆挿入口14から洗浄皿2内に挿入する。
図6に示すように、上部ホルダ3の開口33にロート状の受水具8を係合させ、受水具8により水道の蛇口9からの水を供給すると、受水具8の落下口8aから水が落下する。落下口8aの水の抵抗により、受水具8からの水は一斉に落下することはなく、徐々に落下していく。受水具8から落下した水は、洗浄皿2の上に置いた筆4に当たる。ここで、筆4を洗浄皿2上に擦りつければ、筆4に付いた墨が洗浄されることになる。洗浄皿2に水が溜まると、洗浄水が洗浄皿2から溢れ、この洗浄水は、洗浄容器本体1内に落下する。そして、この洗浄水は、洗浄容器本体1の下側の排水口13から排出される。
以上説明したように、本考案の第1実施形態の筆洗浄具では、洗浄容器本体1の上部から水を供給し、筆4を筆挿入口14から洗浄皿2内に挿入し、筆4を洗浄皿2上に擦りつけて筆4を洗浄し、この洗浄水を側面板12cの下側の排水口13から排出するようにしている。このような構成では、使用者は、筆4を筆挿入口14から洗浄皿2内に挿入し、筆4を洗浄皿2上に擦りつけることで、筆4をきれいに洗浄することができる。そして、洗浄皿2が洗浄容器本体1内に配置されているため、筆4の洗浄水が周囲に飛び散ることがなく、手や衣服等を汚すことがない。
第2実施形態.
図7は、本考案の第2実施形態における洗浄皿2を示すものである。この実施形態では、洗浄皿2の底面板21に、内方に突出する複数の突起24を設けるようにしている。洗浄皿2では、前述したように、筆4を洗浄皿2上に擦りつけて洗浄している。この実施形態では、このように、内方に突出する複数の突起24が設けられるため、筆4を突起24上に押し当てて擦りつければ、筆4の腰の部分の墨をよりきれいに洗浄することができる。他の構成については、前述の第1実施形態と同一であり、その説明を省略する。
第3実施形態。
図8〜図10は、本考案の第3実施形態を示すものである。この実施形態は、洗浄具自体の清掃を簡単に行えるようにしたものである。
本考案の第3実施形態では、図8に示すように、洗浄皿2の前方の側面板22aの下縁に、複数の孔27が設けられる。そして、突出片15a、15b、15cに、前方に向かうに従って下を向くように、傾斜が付けられている。このため、洗浄容器本体1内に洗浄皿2を配置すると、洗浄皿2は、孔27が設けられている側に向かって下を向くように、傾斜することになる。また、脚部19a、19bに対して、脚部19c、19dの高さが高くなっている。このため、洗浄容器本体1は、排水口13に向かって下を向くように、傾斜することになる。他の構成については、前述の第1及び第2実施形態と同一であり、その説明を省略する。
このような構成では、図9に示すように、孔27が下側を向くように洗浄皿2が傾斜を持って配置されているので、洗浄皿2に溜まった洗浄水は、孔27から洗浄容器本体1に確実に落下する。
そして、図10に示すように、排水口13側が下を向くように底面板11が傾斜を持って配置されているので、洗浄容器本体1に溜まった洗浄水は、排水口13から確実に外に流される。
このように、本考案の第3実施形態では、洗浄皿2に残った洗浄水や、洗浄容器本体1に溜まった洗浄水は、確実に排出されることになる。このため、筆洗いが終了した後、洗浄皿2や洗浄容器本体1に溜まった洗浄水を外に排出しなくても、洗浄皿2や洗浄容器本体1に溜まった洗浄水は自然に排出され、洗浄容器本体1や洗浄皿2の清掃は殆ど不要となる。
なお、上述の例では、孔27が下側を向くように洗浄皿2が傾斜させているが、洗浄皿2の底面板21のみ傾斜させるようにしても良い。また、上述の例では、排水口13側が下を向くように、洗浄容器本体1全体を傾斜させているが、底面板11のみ、傾斜させるようにしても良い。
第4実施形態.
図11及び図12は、本考案の第4実施形態を示すものである。この実施形態では、筆挿入口14に、筆挿入口14の穴を小さく絞り込む部材を設けるようにしたものである。図11に示すように、この実施形態では、側面板12aの上部に、板材42が揺動自在に枢支される。板材42の下縁には、凹部41が設けられている。
側面板12aを矢印A1方向に動かし、板材42を側面板12a上に重ねると、図12に示すように、筆挿入口14は、板材42により殆ど閉じられ、筆挿入口14と凹部41とが重なる部分14aのみが開口となる。したがって、板材42を側面板12a上に配置すると、筆挿入口14の穴が小さく絞り込まれたことになる。ここで、筆4を部分14aに挟み込み、筆4を引けば、筆4に含まれた水を絞り出すことができる。
なお、ここでは、凹部41を有する板材42を側面板12aに枢支しているが、凹部41を有する板材42を側面板12a上に摺動自在に配置し、凹部41を有する板材42を側面板12a上で上下にスライドさせて、筆挿入口14の径を小さく絞り込めるようにしても良い。他の構成については、前述の第1〜第3実施形態と同一であり、その説明を省略する。
第5実施形態.
図13は、本考案の第5実施形態を示すものである。この実施形態は、側面板12dの上部に、フック50を取り付け、洗浄の終わった筆4を、洗浄容器本体1の側面に吊り下げられるようにしたものである。洗浄の終わった筆4を洗浄容器本体1の側面に吊り下げておけば、筆4を乾かすことができると。他の構成については、前述の第1〜第4実施形態と同一であり、その説明を省略する。
なお、ここでは、洗浄容器本体1の側面板12dにフック50を取り付けているが、洗浄容器本体1の他の側面板12a、12b、12cにフック50を取り付けるようにしても良い。
第6実施形態.
図14及び図15は、本考案の第5実施形態を示すものである。この実施形態では、筆4と共に、硯7の洗浄も行えるようにしたものである。図14に示すように、この実施形態では、洗浄容器本体1の底面板11に、係止突起51が設けられる。また、側面板12aに、係止突起52a及び52bが設けられる。そして、図15に示すように、筆4と共に、硯7が洗浄容器本体1内に収納される。すなわち、係止突起51により、硯7が斜めに立てかけられた状態で、洗浄容器本体1内に配置される。また、係止突起52a及び52bにより、硯7が横に動くことが防止される。他の構成については、前述の第1〜第5実施形態と同一であり、その説明を省略する。
この実施形態では、図15に示すように、上部ホルダ3のボトル5から落下した水は、洗浄皿2に落下し、更に、硯7に落下して、洗浄容器本体1の底面板11上に落下し、側面板12cの下側の排水口13から排出される。このため、筆4と共に硯7の洗浄を行うことができる。なお、蛇口からの水を使って洗浄する場合も同様である。
本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、この例では、洗浄容器本体1は直方体としているが、洗浄容器本体1を円筒形としても良い。
本考案は、書道などにおいて用いる筆を洗うための筆洗浄具として用いられる他、水彩画の筆を洗うための筆洗浄具として用いることが可能である。
本考案の第1実施形態の分解斜視図である。 本考案の第1実施形態の構成を示す斜視図である。 本考案の第1実施形態において、洗浄水としてボトルを用いる場合の説明に用いる分解斜視図である。 本考案の第1実施形態において、洗浄水としてボトルを用いる場合の説明に用いる断面図である。 本考案の第1実施形態において、洗浄水として蛇口からの水を用いる場合の説明に用いる分解斜視図である。 本考案の第1実施形態において、洗浄水として蛇口からの水を用いる場合の説明に用いる断面図である。 本考案の第2実施形態の分解斜視図である。 本考案の第3実施形態の分解斜視図である。 本考案の第3実施形態の説明に用いる断面図である。 本考案の第3実施形態の説明に用いる断面図である。 本考案の第4実施形態の分解斜視図である。 本考案の第4実施形態におけるの筆挿入口の絞り込みの説明図である。 本考案の第5実施形態の分解斜視図である。 本考案の第6実施形態の分解斜視図である。 本考案の第6実施形態の説明に用いる断面図である。
符号の説明
1 洗浄容器本体
2 洗浄皿
3 上部ホルダ
4 筆
6 ホース
7 硯
8 受水具
9 蛇口
11 底面板
12a、12b、12c、12d 側面板
13 排水口
14 筆挿入口
15a、15b、15c、15d 突出片
16a、16b、16c、16d リブ
19a、19b、19c、19d 脚部
21 底面板
22a、22b、22c、22d 側面板
23a、23b、23c、23d 突出片
24 突起
25 凹部
27 孔
31 ホルダ板
32a、32b、32c、32d 側面板
33 開口
41 凹部
42 板材
50 フック
51 係止突起
52a、52b 係止突起

Claims (9)

  1. 底部に滞留する水を排出する排水口を有すると共に、側面に筆挿入口を有する洗浄容器本体と、
    前記洗浄容器本体の内部に配置される洗浄皿とからなり、
    前記筆挿入口から前記洗浄皿に筆を挿入し、前記洗浄容器本体に上部から水を供給し、前記洗浄容器本体の上部からの水を前記洗浄皿に落下させ、前記洗浄皿で筆を洗浄し、前記洗浄皿からの洗浄水を前記排水口から排出させる
    ようにしたことを特徴とする筆洗浄具。
  2. 更に、前記洗浄容器本体の上側に、開口を有する上部ホルダを設けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の筆洗浄具。
  3. 前記洗浄皿の底面に複数の突起を設けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の筆洗浄具。
  4. 前記洗浄皿の側面の下縁に複数の孔を設けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の筆洗浄具。
  5. 前記洗浄皿の底面を、前記複数の孔が下側を向くように傾斜を持って配置するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の筆洗浄具。
  6. 前記洗浄容器本体の底面を、前記排水口が下側を向くように傾斜を持って配置するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の筆洗浄具。
  7. 前記筆挿入口に、前記筆挿入口の穴を小さく絞り込む部材を設けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の筆洗浄具。
  8. 前記洗浄容器本体の側面に、前記筆を吊り下げるためのフックを設けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の筆洗浄具。
  9. 前記洗浄容器本体内に、硯を保持する係止突起と、前記硯が横方向に動くのを規制する係止突起を設けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の筆洗浄具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107696745A (zh) * 2017-11-02 2018-02-16 上海海笛数字出版科技有限公司 一种节水自动笔洗装置及洗笔方法

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