JPH1014842A - 洗剤液添加器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗剤液と、洗剤を付けて洗う専用のスポンジ
と、すすぎ洗い専用のスポンジを、本発明の洗剤液添加
器として一個の容器に収納したことにより、洗剤とスポ
ンジが流し台の上にちらかることもなく、洗剤液添加器
を利用することにより食器洗いの仕事を手早く行なえる
ようにしたものである。 【構成】 洗剤液入れ部２の下部に、上段スポンジ受け
部３を設け、さらにその下部に下段スポンジ受け部４を
設けて洗剤液添加器本体１としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、食器洗い用スポンジに
洗剤液をワンタッチで添加できる洗剤液添加器である。

【０００２】

【従来の技術】流し台の上に無造作にスポンジと洗剤が
別々に置かれていて、それを右手で洗剤を取り上げ、左
手で持ったスポンジに洗剤を添加してから食器等を洗
い、さらに食器に付いた洗剤をきれいに落とすために、
スポンジに残っている洗剤を水で完全に洗い流してか
ら、そのスポンジを使ってもう一度食器を仕上げ洗いす
るという方法が一般に行なわれている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】流し台の上は、いろい
ろな物を置くので洗剤容器とスポンジを置くスペースを
確保するのも容易でなく、又、一つのスポンジを洗剤洗
いとすすぎ洗いに使用するために、少しの食器をスポン
ジに洗剤を付けて洗った後、あまり汚れていないスポン
ジでも、せっかく付いている洗剤を洗い流してから食器
の仕上げ洗いをするため洗剤のムダ使いでもある。従っ
て、洗剤容器と洗剤を付ける専用のスポンジとすすぎ洗
い専用のスポンジを、いかに最小のスペースに、いかに
使いやすいように収納できるかということが前述の欠点
を解決するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】いまこれを図面について
説明すれば、洗剤液添加器本体１に洗剤液入れ部２と、
上段スポンジ受け部３と下段スポンジ受け部４を一体化
させていることにより問題点を解決している。

【０００５】

【作用】レバーを下方にワンタッチするだけで、スポン
ジに洗剤液を添加できる。

【０００６】

【実施例】以下、添付図面に従って一実施例を説明す
る。まずキャップ９を取り、洗剤液入れ部２の中に洗剤
液を注入して置く。上段スポンジ受け部３と下段スポン
ジ受け部４には、それぞれスポンジを乗せて置く。レバ
ー７を下方に押すとストッパー棒５が上方向に引き上げ
られ、その際、ストッパー棒５の先端に付いているスト
ッパー球１２が、バネ６に抗じてバネ収納管８の一部で
あり、洗剤液入れ部の底部に当たる所の第一出口１１よ
り上の方まで引き上げられるため洗剤液入れ部２の中の
洗剤液は、第一出口１１より流れ出て、第二出口１３よ
りスポンジ１０の上面中央部へ添加されるものである。
又、添加された洗剤液がこぼれないように、その状態で
手によって引き出すことができやすいように上段スポン
ジ受け部３には、切り込み部１４が設けてある。又、本
発明の特徴の一つでもある、下段スポンジ受け部４には
食器をすすぎ洗いをする専用のスポンジ１０が収納され
ている。

【０００７】

【発明の効果】食器を洗うときに必要な洗剤液とスポン
ジを、洗剤液出口の下部にスポンジをセットできるよう
に、スポンジ受け部を設けたことにより、レバーにワン
タッチするだけでスポンジに素早く洗剤液を添加でき
る。又、すすぎ洗い専用のスポンジを使い食器を手早く
仕上げ洗いできる。又、洗剤入れ部と、スポンジ受け部
二ヶ所を縦方向に、本発明である洗剤液添加器として組
み合わせたことにより、流し台の上を、スポンジ一個分
のスペースを使い以上述べた作業を効率よくできるよう
にしたものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の透視斜視図である。

【符号の説明】

１ 洗剤液添加器本体 ２ 洗剤液入れ部 ３ 上段スポンジ受け部 ４ 下段スポンジ受け部 ５ ストッパー棒 ６ バネ ７ レバー ８ バネ収納管 ９ キャップ １０ スポンジ １１ 第一出口 １２ ストッパー球 １３ 第二出口 １４ 切り込み部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 洗剤液入れ部２の下方向に、切り込み部
   １４を設けた上段スポンジ受け部３と、下段スポンジ受
   け部４を設け、洗剤液添加器本体１として一体化させた
   ことを特徴とする洗剤液添加器。