JPH0117233Y2 - - Google Patents

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JPH0117233Y2
JPH0117233Y2 JP1984012244U JP1224484U JPH0117233Y2 JP H0117233 Y2 JPH0117233 Y2 JP H0117233Y2 JP 1984012244 U JP1984012244 U JP 1984012244U JP 1224484 U JP1224484 U JP 1224484U JP H0117233 Y2 JPH0117233 Y2 JP H0117233Y2
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JP
Japan
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sponge
detergent
small hole
cleaning tool
flexible
Prior art date
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JP1984012244U
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は新規な洗浄具に関する。さらに詳しく
は、床、トイレの便器、浴槽などの洗浄の際に使
用される洗浄具に関する。
従来より床、トイレの便器、浴槽、フロ釜など
を洗浄するときは、柄つきのタワシやスポンジな
どの洗浄具が使用されている。すなわち洗剤を洗
浄具に数滴落とすか、直接対象物に適当量垂ら
し、そののち洗浄具で対象物の表面に洗剤を拡げ
ながら汚れをこすり落としている。ところがこの
ような方法では、洗浄具に含まれている洗剤がな
くなるたびに新たに洗剤容器から洗浄具または洗
浄対象物に洗剤を数滴補充しなければならず、洗
浄作業が煩雑であるという問題がある。
そこで本考案者は叙上の問題を解決すべく鋭意
検討を重ねた結果、開閉可能な洗剤投入口を介し
て外部と連通する中空部を有する本体と、該本体
の一面に形成されるスポンジ取りつけ面に固着さ
れている通液性の柔軟なスポンジと、該柔軟なス
ポンジの表面に固着されると共に通液性および前
記柔軟なスポンジよりも高い剛性を有する摺擦部
材とを有し、前記スポンジ取りつけ面に前記中空
部と連通する小孔が貫通され、さらに、前記小孔
に連通する位置において前記柔軟なスポンジに空
気溜りが形成されてなる洗浄具を使用するとき
は、作業者が中空部内の洗剤を適時摺擦部材に補
給しながら連続的に洗浄作業を行ないうるという
新規な事実を見出し、本考案を完成するにいたつ
た。
つぎに図面を参照しながら本考案の洗浄具を説
明する。
第1図は本考案の洗浄具の一実施例を示す一部
断面側面図、第2図は本考案の洗浄具の他の実施
例を示す断面図、第3図は本考案にかかわるバル
ブ体の一実施例を示す拡大斜視図、第4図は本考
案の洗浄具の他の実施例を示す斜視図である。
第1図において1は本体であり、本体1の内部
には洗剤を収容しておくための中空部2が設けら
れている。中空部2は本体1上部の洗剤投入口3
によつて外部と連通している。洗剤投入口3には
着脱自在のキヤツプ4が螺着されている。
本体1の下面にはスポンジ取りつけ面5が形成
されている。スポンジ取りつけ面5には前記中空
部2と連通する小孔6が穿設されている。さらに
スポンジ取りつけ面5には連通液孔を有する柔軟
なスポンジ7がたとえば接着剤などによつて固着
されている。柔軟なスポンジ7の下面にはさらに
摺擦部材である硬いスポンジ8が固着されてい
る。硬いスポンジ8は前記柔軟なスポンジ7より
も剛性が高く、連通液孔を有している。10は空
気溜りである。
第1図に示される洗浄具においては、本体1の
側面に柄11が取りつけられている。本体1と柄
11とは、熱融着、リベツト止めなどの従来公知
の方法で取りつけることができるが、たとえは第
4図に示されるように本体1に形成した差し込み
溝12内に柄11の先端を着脱自在に取りつけら
れるように構成してもよい。
第4図の洗浄具で柄11をとりはずしたばあ
い、あるいは第2図のようにもともと柄が取りつ
けられていない洗浄具では、本体1を手で持つて
洗浄作業を行なえばよい。
本考案における本体1および柄11はたとえば
合成樹脂などで一体に成形することができるが、
その製造方法、材質はとくに限定されるものでは
ない。なお強アルカリ性の洗剤または強酸性の洗
剤を使用するばあいには、本体1、柔軟なスポン
ジ7、摺接部材などはそのような洗剤によつて侵
されにくい材質のものを使用するのが好ましい。
本体1の底面形状および摺擦部材の形状は円
形、長方形、だ円形など、洗浄対象物の曲面状態
などに応じて適宜選択することができ、さらに円
柱面状または球面状などの立体的な曲面に形成し
てもよい。
つぎに叙上のごとく構成される洗浄具の使用方
法および作用を説明する。
使用者は洗浄作業の前に洗剤投入口3から液状
または粉末状の洗剤を入れ、中空部2内に洗剤を
充填しておく。その状態で硬いスポンジ8などの
摺擦部材をたとえば洗浄対象物などに押しあてて
柔軟なスポンジ7を圧縮すると、柔軟なスポンジ
7内に含まれている空気が小孔6を通つて中空部
2内に送り込まれる。柔軟なスポンジ7の圧縮を
解除すると送り込まれた空気の代わりに洗剤が小
孔6から小出しにされる。したがつて使用者は洗
浄作業中適当な時期に圧縮、解除することにより
摺擦部材に洗剤を供給し、汚れを洗剤で溶かしな
がらこすり落とす作業を連続して続けることがで
きる。なお一旦洗剤を中空部3内に充填したのち
は、洗浄作業を開始するたびに洗剤をスポンジな
どに滴下する必要がなく、簡単に洗浄作業を開始
しうる。
粉末状の洗剤を使用するときは、あらかじめ水
などの溶媒に溶解した状態で中空部2内に充填し
ておいてもよいが、使用中に小孔6から入り込む
水などで少しずつ溶かしながら洗浄してもよい。
なお叙上のごとく使用者が意識的に洗剤を滴下
させるばあいのほか、洗浄作業に伴なつて無意識
のうちに柔軟なスポンジ7を圧縮、解除している
ばあいにも、柔軟なスポンジ7や摺擦部材には常
時少しずつ洗剤が供給されている。したがつて実
際には常に柔軟なスポンジ7に適量の洗剤が含ま
れている。
本考案の洗浄具においては、硬いスポンジ8や
後述するブラシ(第2図の13)などの比較的剛
性が高い摺擦部材が対象物にこすりつけられる。
したがつて摩耗しにくく、しかも汚れを確実にこ
すり落とすことができる。
さらに本体1と摺擦部材の間に柔軟なスポンジ
7が介在されているため、柄11をしつかりと把
持した床面などを洗浄する際にも摺擦部材の下面
が床面によくなじみ、スムーズに洗浄することが
できる。
また剛性の高い摺擦部材の一部を押圧するだけ
で柔軟なスポンジ7全体にその押圧力が伝わり、
柔軟なスポンジ7全体が圧縮、解除される。その
ため前記小孔6から洗剤を滴下させる作業がきわ
めて容易である。
本考案の洗浄具において、柄11が取りつけら
れているときは、強アルカリ性または強酸性の洗
剤のばあいに手が荒れることがないという利点が
ある。
本考案の洗浄具では、柔軟なスポンジ7とスポ
ンジ取りつけ面5の間に空気溜りを設けるので、
柔軟なスポンジ7を圧縮するときに中空部3内に
空気を効果的に送り込むことができる。
空気溜りは第2図に示されるように柔軟なスポ
ンジ7に直接凹所14を形成したものでよいが、
たとえばスポンジ取りつけ面5側に凹所を設ける
ことによつても形成しうる。第1図に示されるよ
うに、スポンジ取りつけ面5に小孔6を囲む環状
突起9を設け、柔軟なスポンジ7を押しつけて固
着することによつても空気溜り10を形成しう
る。スポンジ取りつけ面5に凹所または環状突起
9を設けるばあいは柔軟なスポンジ7に凹所14
を形成する必要がなくなる。
空気溜りの容積は柔軟なスポンジ7を1回圧縮
するときに滴下される洗剤の量に関係しており、
通常の家庭用洗剤のばあい空気溜りを0.5〜2.0cm3
程度とするのが好ましい。すなわち0.5cm3より小
さいときは洗剤の滴下量が少なく、2.0mm3より大
きいときは洗剤が多量に出すぎる。
本考案の洗浄具においては小孔6の直径は使用
する洗剤の粘度などに応じて適宜選択しうるが、
通常の液状洗剤のばあい、0.8〜2.0mm程度が好ま
しい。0.8mmより小さいばあいは洗剤が出にくく、
2.0mmより大きいばあいは出すぎるためである。
なおスポンジ取りつけ面5の形状は平面状のほ
か、対象物の形状に合わせて、たとえば円柱面状
または球面状などであつてもよい。
本考案の洗浄具において第2図に示されるよう
に比較的内径の大きい小孔6内に小孔6を貫通す
るバルブ体15を設けるときは、比較的大量の洗
剤をスムーズに送り出すことができる。
バルブ体15の上端には中空部2側から小孔6
を開閉するための逆円錐状の膨大部16が形成さ
れ、下端には係止部17が形成されている。スポ
ンジ取りつけ面5と係止部17の間にはコイルス
プリング18が介在されており、そのためバルブ
体15は常時下方に付勢されている。摺擦部材で
あるブラシ13を押圧することによりバルブ体1
5が上方に移動すると洗剤がバルブ体15を伝わ
つて凹所14内に供給される。このバルブ体15
は空気溜り14の空間を利用して取りつけられて
いるが、この空気溜り14はバルブ体15に占め
られていない部分の体積によつて、充分に空気溜
りとして機能しうるだけの大きい空間を有してい
る。
なおバルブ体15の係止部17は、第2図およ
び第3図に示されるように円錐状であるのが好ま
しく、それにより洗剤が広範囲にわたつて散布さ
れる。とくに係止部17の円錐面上に放射状の多
数の溝19を形成するときは、洗剤が均等に散布
されるため好ましい。
なお係止部17を第2〜3図のように円錐状に
構成するときは、膨大部16または係止部17を
バルブ体15のロツド部15aと別体に形成し、
ロツド部15aを小孔6に貫通させたのちに、た
とえば弾着せしめることにより結合するのが好ま
しい。係止部17としてはコイルスプリング18
の一端を挿通しうるようにロツド部15a下端に
穿設した貫通孔であつてもよい。
第2図に示される洗浄具では、摺擦部材として
通液性のプレート20に多数の毛を植設してなる
ブラシ13が採用されている。このように本考案
の洗浄具においては通液性を有し、かつ柔軟なス
ポンジ7よりも高い剛性を有するものであれば、
洗浄対象物に応じて種々の摺擦部材を採用しう
る。
叙上のごとく本考案の洗浄具は、連続的に洗浄
作業を行なうことができるもものであるため、
床、トイレの便器、浴槽などを洗浄する作業の能
率をいちじるしく向上させうるものであり、その
実用価値はきわめて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の洗浄具の一実施例を示す一部
断面側面図、第2図は本考案の洗浄具の他の実施
例を示す断面図、第3図は本考案にかかわるバル
ブ体の一実施例を示す拡大斜視図、第4図は本考
案の洗浄具の他の実施例を示す斜視図である。 図面の主要符号、1……本体、2……中空部、
3……洗剤投入口、5……スポンジ取りつけ面、
6……小孔、7……柔軟なスポンジ、8……硬い
スポンジ、10……空気溜り、11……柄、13
……ブラシ、15……バルブ体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 開閉可能な洗剤投入口を介して外部と連通す
    る中空部を有する本体と、該本体の一面に形成
    されるスポンジ取りつけ面に固着されている通
    液性の柔軟なスポンジと、該柔軟なスポンジの
    表面に固着されると共に通液性および前記柔軟
    なスポンジよりも高い剛性を有する摺擦部材と
    を有し、前記スポンジ取りつけ面に前記中空部
    と連通する小孔が貫通され、さらに前記小孔に
    連通する位置において前記柔軟なスポンジに空
    気溜りが設けられてなる洗浄具。 2 前記小孔に小孔を貫通するバルブ体が設けら
    れており、該バルブ体の上端には前記中空部側
    から小孔を開閉するための膨大部が形成され、
    バルブ体の下端に形成されている係止部とスポ
    ンジ取りつけ面にコイルスプリングが配置され
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の洗
    浄具。
JP1224484U 1984-01-30 1984-01-30 洗浄具 Granted JPS60123165U (ja)

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JP1224484U JPS60123165U (ja) 1984-01-30 1984-01-30 洗浄具

Applications Claiming Priority (1)

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JP1224484U JPS60123165U (ja) 1984-01-30 1984-01-30 洗浄具

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Publication Number Publication Date
JPS60123165U JPS60123165U (ja) 1985-08-20
JPH0117233Y2 true JPH0117233Y2 (ja) 1989-05-19

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ID=30495119

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI508692B (zh) * 2013-02-08 2015-11-21 Self-propelled trailing machine

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4818860B1 (ja) * 1969-04-04 1973-06-08
JPS4818866B1 (ja) * 1969-05-27 1973-06-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS501575Y2 (ja) * 1971-07-08 1975-01-17
JPS4818860U (ja) * 1971-07-09 1973-03-03
JPS522302Y2 (ja) * 1973-08-23 1977-01-19
JPS50109463U (ja) * 1974-02-14 1975-09-06

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JPS4818860B1 (ja) * 1969-04-04 1973-06-08
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