JP7039870B2 - 建設機械及び建設機械のジャッキアップ方法 - Google Patents
建設機械及び建設機械のジャッキアップ方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7039870B2 JP7039870B2 JP2017133128A JP2017133128A JP7039870B2 JP 7039870 B2 JP7039870 B2 JP 7039870B2 JP 2017133128 A JP2017133128 A JP 2017133128A JP 2017133128 A JP2017133128 A JP 2017133128A JP 7039870 B2 JP7039870 B2 JP 7039870B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- jack
- float
- cylinder
- construction machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Description
図1に、本発明に係る建設機械の一実施形態であるクローラークレーンを示す。
ジャッキアップ装置3は、下部走行体1を持ち上げるトランスリフターである。当該建設機械は、ジャッキアップ装置3によって下部走行体1を持ち上げた状態でトレーラーを下部走行体1の下に移動させることでトレーラーに積載することができる。
シリンダ9は、ロッド10の外側の下端に、受け具15の上に載置できるよう、フロート12に対向する平坦な支持面17を有する。この支持面17は、例えばシリンダ9の下端とロッドと10との隙間を埋めるブッシングをフランジ状に外側に張り出して形成することができる。
ロッド10のロッド本体13は、下端に軸方向に開口するよう形成されるねじ穴18と、このねじ穴18の周囲に平坦で補強部材16に当接する下端面19とを有する。
フロート12は、ロッド10の下端、つまり調節部材14の頭部21を受け入れる凹部24と、この凹部24の周囲にシリンダ9の支持面17に対向し、受け具15を載置可能な平坦な載置面25とを有する構成とすることができる。
当該建設機械のジャッキアップ方法は、ロッド10をシリンダ9から突出させる第1工程と、この第1工程後に、シリンダ9の下に受け具15を配置する第2工程と、この第2工程後に、ロッド10をシリンダ9内に後退させることにより受け具15上にシリンダ9を載置する第3工程と、この第3工程後に、油圧シリンダユニット11の伸縮機構を伸長する第4工程と、この第4工程後に、ロッド10をシリンダ9から突出させる第5工程とを備える。
以上のように、当該建設機械は、油圧シリンダユニット11によって受け具15上にシリンダ9を載置してロッド10とフロート12とを離間させた状態でロッド10の調節部材14をロッド本体13に対して突出させることでロッド10を伸長することができる。これにより、当該建設機械は、ジャッキアップ装置3によりロッド10のシリンダ9に対する移動可能量よりも大きいジャッキアップ量で下部走行体1を持ち上げることができる。従って、当該建設機械は、荷台床面が比較的高いトレーラー等にも容易に積載することができる。
図15に、本発明の別の実施形態に係る建設機械のジャッキアップ装置3aの要部を示す。図15のジャッキアップ装置3aは、図3のジャッキアップ装置3に換えて用いることができる。つまり、本実施形態に係る建設機械は、図1の建設機械のジャッキアップ装置3を図15のジャッキアップ装置3aに置き換えたものである。このため、本実施形態の説明において、第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付して重複する説明を省略する。
ジャッキアップ装置3aは、メインフレーム5に揺動アーム8を介して軸が鉛直になるよう取り付けられるシリンダ9及びこのシリンダ9内に往復移動可能に配設されるロッド10aを有する油圧シリンダユニット11aと、地面に載置され、ロッド10aの下端に当接するフロート12aとを備える。
当該建設機械のジャッキアップ方法は、ロッド10aをシリンダ9から突出させる第1工程と、この第1工程後に、シリンダ9の下に受け具34を配置する第2工程と、この第2工程後に、ロッド10aをシリンダ9内に後退させることにより受け具34上にシリンダ9を載置する第3工程と、この第3工程後に、油圧シリンダユニット11aの伸縮機構を伸長する第4工程と、この第4工程後に、ロッド10aをシリンダ9から突出させる第5工程とを備える。
以上のように、当該建設機械は、ジャッキアップ装置3aによりロッド10aのシリンダ9に対する移動可能量よりも大きいジャッキアップ量で下部走行体1を持ち上げることができる。
上記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
2 上部旋回体
3,3a ジャッキアップ装置
4 クレーンアタッチメント
5 メインフレーム
6 クローラーフレーム
7 クローラー
8 揺動アーム
9 シリンダ
10,10a ロッド
11,11a 油圧シリンダユニット
12,12a フロート
13 ロッド本体
14 調節部材
15 受け具
16 補強部材
17 支持面
18 ねじ穴
19 下端面
20 ねじ部
21 頭部
22 上面
23 下面
24 凹部
25 載置面
26 フロート本体
27 調節部材
28 ねじ穴
29 載置面
30 ねじ部
31 頭部
32 凹部
33 下面
34 受け具
35 補強部材
Claims (8)
- ベースフレームを有する下部走行体と、
上記ベースフレーム上に旋回可能に配設される上部旋回体と、
上記ベースフレームに配設される複数のジャッキアップ装置と、
上記ジャッキアップ装置を支持するフロートと
を備える建設機械であって、
上記ジャッキアップ装置が、
上記ベースフレームに鉛直に取り付けられるシリンダ及びこのシリンダ内に往復移動可能に配設されるロッドを有する油圧シリンダユニットを備え、
上記フロートが、地面に載置され、上記ロッドの下端に当接し、
上記ロッドが、上記フロートに対する当接方向の長さを可変する伸縮機構を有し、
上記ロッドの先端面が球状に形成され、
上記フロートに上記ロッドの先端面を受け入れる凹部が形成され、
上記伸縮機構が、上記ロッドに突退可能に配設され、上記フロートに当接する調節部材を有し、
上記シリンダ及び上記フロート間に配置可能な受け具をさらに備え、
上記調節部材が上記ロッドに螺合することを特徴とする建設機械。 - 上記フロートに対する当接方向の長さを可変する上記伸縮機構が上記ロッドのみに設けられている請求項1に記載の建設機械。
- ベースフレームを有する下部走行体と、
上記ベースフレーム上に旋回可能に配設される上部旋回体と、
上記ベースフレームに配設される複数のジャッキアップ装置と、
上記ジャッキアップ装置を支持するフロートと
を備える建設機械であって、
上記ジャッキアップ装置が、上記ベースフレームに鉛直に取り付けられるシリンダ、及びこのシリンダ内に往復移動可能に配設されるロッドを有する油圧シリンダユニットを有し、
上記フロートが、地面に載置され、上記ロッドの下端に当接すると共に、上記ロッドに対する当接方向の長さを可変する伸縮機構を有し、
上記伸縮機構が上記フロートの本体に突退可能に配設され、上記ロッドに当接する調節部材を有し、
上記シリンダ及び上記フロート間に配置可能な受け具をさらに備え、
上記調節部材が上記フロートの本体に螺合することを特徴とする建設機械。 - 上記ロッドに対する当接方向の長さを可変する上記伸縮機構が上記フロートのみに設けられている請求項3に記載の建設機械。
- 上記受け具が上記ロッドを平面視で一方側が開放するよう取り囲む請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の建設機械。
- 上記ジャッキアップ装置が上記受け具を配置した状態で上記調節部材の外周に着脱可能な補強部材をさらに有する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の建設機械。
- 上記補強部材が、平面視で上記調節部材の一方側が開放している請求項6に記載の建設機械。
- ベースフレームを有する下部走行体と、上記ベースフレーム上に旋回可能に配設される上部旋回体と、上記ベースフレームに配設される複数のジャッキアップ装置とを備える建設機械のジャッキアップ方法であって、
上記ジャッキアップ装置として、上記ベースフレームに鉛直に取り付けられるシリンダ及びこのシリンダ内に往復移動可能に配設されるロッドを有する油圧シリンダユニットと、地面に載置され、上記ロッドの下端に当接するフロートとを備え、上記ロッド及びフロートのいずれかそれ自身の他方に対する当接方向の長さを可変する伸縮機構を有するものを用い、
上記ロッドを上記シリンダから突出させる第1工程と、
上記第1工程後に、上記シリンダ又は上記下部走行体の下に堅固な受け具を配置する第2工程と、
上記第2工程後に、上記ロッドを上記シリンダ内に後退させることにより上記受け具上に上記シリンダ又は上記下部走行体を載置する第3工程と、
上記第3工程後に、上記伸縮機構を伸長する第4工程と、
上記第4工程後に、上記ロッドを上記シリンダから突出させる第5工程と
を備えることを特徴とする建設機械のジャッキアップ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017133128A JP7039870B2 (ja) | 2017-07-06 | 2017-07-06 | 建設機械及び建設機械のジャッキアップ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017133128A JP7039870B2 (ja) | 2017-07-06 | 2017-07-06 | 建設機械及び建設機械のジャッキアップ方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019014573A JP2019014573A (ja) | 2019-01-31 |
JP7039870B2 true JP7039870B2 (ja) | 2022-03-23 |
Family
ID=65358311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017133128A Active JP7039870B2 (ja) | 2017-07-06 | 2017-07-06 | 建設機械及び建設機械のジャッキアップ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7039870B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7294285B2 (ja) * | 2020-09-11 | 2023-06-20 | コベルコ建機株式会社 | ジャッキ装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007230747A (ja) | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | 作業方法および作業機械 |
US20110112727A1 (en) | 2009-11-11 | 2011-05-12 | Flanders Electric., Ltd. | Systems and methods for detecting jack contact with ground |
JP2017001861A (ja) | 2015-06-15 | 2017-01-05 | コベルコクレーン株式会社 | 作業機械のジャッキアップ装置 |
JP2017141075A (ja) | 2016-02-08 | 2017-08-17 | コベルコクレーン株式会社 | 旋回式作業機械、およびこれに用いられるフロート装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4014519A (en) * | 1976-01-30 | 1977-03-29 | Fmc Corporation | Hydraulic jack with mechanical locking device |
JPS53113513U (ja) * | 1977-02-16 | 1978-09-09 | ||
JPS5562459U (ja) * | 1978-10-24 | 1980-04-28 | ||
JPS61188396A (ja) * | 1985-02-15 | 1986-08-22 | 株式会社 昭和製作所 | 車載型油圧スタンド |
JPH0797183A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-11 | Tadano Ltd | アウトリガー装置 |
JPH11322282A (ja) * | 1998-05-15 | 1999-11-24 | Taisei Corp | 揚体の仮受け装置及びその方法 |
-
2017
- 2017-07-06 JP JP2017133128A patent/JP7039870B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007230747A (ja) | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | 作業方法および作業機械 |
US20110112727A1 (en) | 2009-11-11 | 2011-05-12 | Flanders Electric., Ltd. | Systems and methods for detecting jack contact with ground |
JP2017001861A (ja) | 2015-06-15 | 2017-01-05 | コベルコクレーン株式会社 | 作業機械のジャッキアップ装置 |
JP2017141075A (ja) | 2016-02-08 | 2017-08-17 | コベルコクレーン株式会社 | 旋回式作業機械、およびこれに用いられるフロート装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019014573A (ja) | 2019-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101234731B1 (ko) | 차량, 특히 건설 차량 | |
JP5297624B2 (ja) | 可変位置カウンタウエイトユニットを装備している自走式リフトクレーン及びその操作方法 | |
US8857567B1 (en) | Self-contained powered jib boom and optional work platform attachment for mobile cranes | |
US7997369B2 (en) | Articulating cab assembly for excavator | |
US7621077B1 (en) | Hinged pole apparatus | |
CN103130110A (zh) | 移动式作功机械、特别是车辆起重机 | |
JP7039870B2 (ja) | 建設機械及び建設機械のジャッキアップ方法 | |
JP2021119101A (ja) | ブレーシング装置を備える車両クレーン用のジブシステムと車両クレーンのブレーシング装置をリギングおよびデリギングする方法 | |
US20150300169A1 (en) | Mining roof support system | |
CN215052151U (zh) | 一种桥梁施工临时支撑装置 | |
RU169192U1 (ru) | Универсальная автономная грузоподъемная поворотная гидравлическая стрела | |
CN202187714U (zh) | 新型履带式钻机的自起升及起吊装置 | |
JP4753962B2 (ja) | ブームの輸送装置 | |
JP6816618B2 (ja) | フロート格納装置およびフロート格納方法 | |
CN210286557U (zh) | 一种用于起重机的升降支腿 | |
CN103663199B (zh) | 起重机械 | |
CN112061995A (zh) | 一种起重机械的底盘支承结构及起重机 | |
JP4665230B2 (ja) | 作業車両 | |
JP2011236593A (ja) | 建設機械 | |
JP2000118367A (ja) | 作業車のジャッキ装置 | |
CN212356319U (zh) | 一种起重机械的底盘支承结构及起重机 | |
JP2014034213A (ja) | ダンプトラックのジャッキアップ装置 | |
CN210284174U (zh) | 油井维修装置底座 | |
US9415980B2 (en) | Lift crane with mast-raising mechanism | |
JP7327447B2 (ja) | 建設機械及び嵩上げリンク |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200602 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210312 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210406 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210604 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210831 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211025 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7039870 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |