JP7039859B2 - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ベルト層に代表される補強層の補強コードとして2+N構造(N=1~3)を有するスチールコードが使用された空気入りラジアルタイヤに関し、更に詳しくは、耐久性を改善することを可能にした空気入りラジアルタイヤに関する。
乗用車用又は小型トラック用の空気入りラジアルタイヤにおいて、ベルト層の補強コードとして、2+N構造を有するスチールコードが広く使用されている(例えば、特許文献1~3参照)。より具体的には、例えば、無撚りで引き揃えられた2本のコアフィラメントと、該コアフィラメントの周囲に撚り合わされた1本のシースフィラメントとを有する2+1構造のスチールコードが挙げられる。
このような2+N構造を有するスチールコードは、乗用車用又は小型トラック用の空気入りラジアルタイヤのベルト層の補強コードとして好ましく使用されるが、タイヤが荷重を受けた際に、そのスチールコードのコアフィラメントが圧縮応力を受けて疲労破断し易いという欠点がある。そして、スチールコードの耐疲労性が不十分であると、空気入りラジアルタイヤの耐久性を十分に確保することができない。
特開2007-63706号公報 特開2012-219389号公報 特開2015-58900号公報
本発明の目的は、2+N構造(N=1~3)を有するスチールコードを補強層の補強コードとして用いるにあたって、耐久性を改善することを可能にした空気入りラジアルタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りラジアルタイヤは、複数本の補強コードを含む補強層を備えた空気入りラジアルタイヤにおいて、前記補強コードとして、無撚りで引き揃えられた2本のコアフィラメントと、該コアフィラメントの周囲に撚り合わされたN本(N=1~3)のシースフィラメントとを有するスチールコードが用いられており、前記コアフィラメントの素線径dc及び前記シースフィラメントの素線径dsが0.15mm~0.40mmの範囲にあり、前記コアフィラメントの素線径dc及び前記シースフィラメントの素線径dsが同一であり、前記コアフィラメントの引張強度Tc(MPa)がその素線径dc(mm)に対して4100-2000dc≦Tc≦4500-2000dcの関係を満たし、前記シースフィラメントの引張強度Ts(MPa)がその素線径ds(mm)に対して3700-2000ds≦Ts<4100-2000dsの関係を満たすことを特徴とするものである。
本発明者は、2+N構造を有するスチールコードの疲労破断について鋭意研究したところ、コアフィラメントの撚り角度はシースフィラメントの撚り角度よりも小さいため、スチールコードが長手方向に圧縮力を受けた際に、コアフィラメントの方がシースフィラメントに比べて圧縮応力を受け易く、疲労破断し易いことを知見し、更には、コアフィラメントの引張強度を高くすることにより、耐疲労性の改善が可能であることを知見し、本発明に至ったのである。
即ち、本発明では、空気入りタイヤの補強層の補強コードとして、無撚りで引き揃えられた2本のコアフィラメントと、該コアフィラメントの周囲に撚り合わされたN本(N=1~3)のシースフィラメントとを有するスチールコードを用いるにあたって、コアフィラメントの素線径dc及びシースフィラメントの素線径dsを適正化すると共に、コアフィラメントの引張強度Tcを高くすることにより、コアフィラメントの疲労破断を抑制することができる。その一方で、シースフィラメントの引張強度Tsを低くすることにより、コード靱性の低下による断線を防止することができる。これにより、スチールコードの耐疲労性を向上し、それを用いた空気入りラジアルタイヤの耐久性を向上することができる。また、シースフィラメントの引張強度Tsを低くした場合、スチールコードの撚り合わせを容易にし、その生産性を良好に維持することができるという利点もある。
本発明では、シースフィラメントの撚りピッチPsが10.0mm~20.0mmの範囲にあることが好ましい。これにより、スチールコードの伸び特性を良好に維持しながら、耐疲労性を改善することができる。
本発明において、上記スチールコードが使用される空気入りラジアルタイヤの補強層は特に限定されるものではなく、例えば、カーカス層、ベルト層、サイド補強層を挙げることができる。しかしながら、上記スチールコードの特性を考慮すると、該スチールコードが使用される補強層はベルト層であることが好ましい。この場合、ベルト層に含まれるスチールコードの耐疲労性を改善し、空気入りラジアルタイヤの耐久性を効果的に改善することができる。
また、本発明は乗用車用又は小型トラック用の空気入りラジアルタイヤに適用することが好適であるが、上述のようなスチールコードが補強層の補強コードとして使用される限りにおいて、上記以外の用途の空気入りラジアルタイヤにも適用可能である。
本発明の実施形態からなる空気入りラジアルタイヤを示す子午線半断面図である。 本発明で使用される2+N構造を有するスチールコードの一例を示す側面図である。 図2のスチールコードを示す断面図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施形態からなる空気入りラジアルタイヤを示し、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビード部である。左右一対のビード部3,3間にはタイヤ径方向に延びる複数本の補強コードを含むカーカス層4が装架され、そのカーカス層4の端部がビードコア5の廻りにタイヤ内側から外側に折り返されている。ビードコア5の外周上には断面三角形状のゴム組成物からなるビードフィラー6が配置されている。
一方、トレッド部1におけるカーカス層4の外周側には複数層のベルト層7が埋設されている。これらベルト層7はタイヤ周方向に対して傾斜する複数本の補強コードを含み、かつ層間で補強コードが互いに交差するように配置されている。ベルト層7において、補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は例えば10°~40°の範囲に設定されている。ベルト層7の外周側には、高速耐久性の向上を目的として、補強コードをタイヤ周方向に対して例えば5°以下の角度で配列してなる少なくとも1層のベルトカバー層8が配置されている。ベルトカバー層8の補強コードとしては、ナイロンやアラミド等の有機繊維コードが好ましく使用される。
上記空気入りラジアルタイヤにおいて、ベルト層7の補強コードとして、後述する2+N構造を有するスチールコードが使用されている。
図2及び図3は本発明で使用される2+N構造を有するスチールコードの一例を示すものである。図2及び図3に示すように、スチールコード10は、無撚りで引き揃えられた2本のコアフィラメント11と、該コアフィラメント11の周囲に撚り合わされたN本(N=1~3)のシースフィラメント12とを有している。本実施形態において、スチールコード10は2本のコアフィラメント11と1本のシースフィラメント12とから構成されている。つまり、2+1構造である。その他の例として、2+2構造や2+3構造を挙げることができる。
スチールコード10において、コアフィラメント11の素線径dc及びシースフィラメント12の素線径dsはそれぞれ0.15mm~0.40mmの範囲に設定されている。また、コアフィラメント11の引張強度Tc(MPa)はその素線径dc(mm)に対して4100-2000dc≦Tc≦4500-2000dcの関係を満たし、シースフィラメント12の引張強度Ts(MPa)はその素線径ds(mm)に対して3700-2000ds≦Ts<4100-2000dsの関係を満たしている。これらフィラメント11,12の引張強度Tc,Tsは、スチールの炭素含有量や伸線加工度に基づいて適宜調整することが可能である。
上述した空気入りラジアルタイヤでは、ベルト層7の補強コードとして、無撚りで引き揃えられた2本のコアフィラメント11と、該コアフィラメント11の周囲に撚り合わされたN本(N=1~3)のシースフィラメント12とを有するスチールコード10を用いるにあたって、コアフィラメント11の素線径dc及びシースフィラメント12の素線径dsを適正化すると共に、コアフィラメント11の引張強度Tcを高くすることにより、コアフィラメント11の疲労破断を抑制することができる。つまり、上述のような撚り構造を有するスチールコード10は、図2に示すように、コアフィラメント11のコード長手方向に対する撚り角度θcがシースフィラメント12のコード長手方向に対する撚り角度θsよりも小さくなるため、スチールコード10が長手方向に圧縮力を受けた際に、コアフィラメント11の方がシースフィラメント12に比べて圧縮応力を受け易いが、コアフィラメント11の引張強度Tcを高くすることで耐疲労性を高めることができる。その一方で、シースフィラメント12の引張強度Tsを低くすることにより、スチールコード10の靱性の低下による断線を防止することができる。これにより、スチールコード10の耐疲労性を向上し、それを用いた空気入りラジアルタイヤの耐久性を向上することができる。また、シースフィラメント12の引張強度Tsを低くした場合、スチールコード10の撚り合わせを容易にし、その生産性を良好に維持することができるという利点もある。
ここで、スチールコード10において、コアフィラメント11の素線径dc及びシースフィラメント12の素線径dsは0.15mm~0.40mmの範囲に設定することが必要であるが、このように素線径dc,dsを適正化することにより、コード強力を十分に確保しながら、良好な耐疲労性を確保することができる。素線径dc,dsが0.15mmよりも小さいとコード強力が不十分になり、逆に0.40mmよりも大きいと耐疲労性が低下することになる。また、dc/ds≦1.10の関係を満たすことが好ましい。特に、dc=dsであると良い。
また、コアフィラメント11の引張強度Tc(MPa)はその素線径dc(mm)に対して4100-2000dc≦Tc≦4500-2000dcの関係を満たすことが必要であるが、この引張強度Tcが4200-2000dc(MPa)よりも小さいと、コアフィラメント11の耐疲労性が不十分になり、逆に4500-2000dcよりも大きいと、コード生産性が低下し、コード靱性の低下により断線を生じ易くなる。特に、4200-2000dc≦Tc≦4500-2000dcであることが好ましい。シースフィラメント12の引張強度Ts(MPa)はその素線径ds(mm)に対して3700-2000ds≦Ts<4100-2000dsの関係を満たすことが必要であるが、この引張強度Tsが3700-2000dsよりも小さいと、コード強力を十分に確保することができず、逆に4100-2000dsよりも大きいと、コード生産性が低下し、コード靱性の低下により断線を生じ易くなる。
スチールコード10において、コアフィラメント11の本数を2本としているが、これはスチールコード10の偏平構造を安定化させるためである。また、シースフィラメント12の本数をN本(N=1~3)としているが、その本数が上記範囲から外れると、コアフィラメント11に対するバランスが悪くなり、安定した撚り構造を得ることが困難になる。
上記空気入りラジアルタイヤにおいて、図2に示すように、シースフィラメント12の撚りピッチPsは10.0mm~20.0mmの範囲、より好ましくは、12.0mm~20.0mmの範囲にあると良い。これにより、スチールコード10の伸び特性を良好に維持しながら、耐疲労性を改善することができる。ここで、シースフィラメント12の撚りピッチPsが10.0mmよりも小さいと例えばベルト層7によるタガ効果が低下するためタイヤに外径成長が生じ易くなり、逆に20.0mmよりも大きいと、スチールコード10の圧縮剛性が増加することで、ベルト折れやベルトエッジセパレーションにより耐疲労性が低下する。
上述した実施形態では、2+N構造を有するスチールコード10をベルト層7に使用した場合について説明したが、本発明では、上記のようなスチールコード10を他の補強層に適用することが可能である。
タイヤサイズ195/55R16の空気入りラジアルタイヤにおいて、ベルト層の補強コードだけを異ならせた従来例1、比較例1~2及び実施例1~5のタイヤを製作した。
即ち、従来例1、比較例1~2及び実施例1~5において、ベルト層の補強コードとして、無撚りで引き揃えられた2本のコアフィラメントと、該コアフィラメントの周囲に撚り合わされた2本のシースフィラメントとを有するスチールコードを使用し、各フィラメントの引張強度Tc,Ts、素線径dc,ds、シースフィラメントの撚りピッチPsを表1のように設定した。
これら試験タイヤについて、下記の評価方法により、コード生産性及びタイヤ耐久性を評価し、その結果を表1に併せて示した。
コード生産性:
各試験タイヤに使用されるスチールコードを生産するにあたって、その生産性を評価した。評価結果は、安定した撚り構造が得られた場合を「○」で示し、撚り構造に若干の乱れが生じた場合、もしくは撚り工程中でフィラメント断線が若干生じた場合を「△」で示し、撚り構造が大幅に乱れてコード生産性が低下した場合、もしくは撚り工程中でフィラメント断線が著しく生じた場合を「×」で示した。
タイヤ耐久性:
各試験タイヤをリムサイズ16インチの試験リムに装着し、空気圧200kPa、速度90km/h、初期荷重4.2kNの条件にて、室内ドラム試験機により走行試験を実施し、6時間毎に荷重を0.2kNずつ増加させ、タイヤが故障するまでの走行時間を計測した。評価結果は、従来例1を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど耐久性が優れていることを意味する。
Figure 0007039859000001
表1から明らかなように、実施例1~5では、従来例1との対比において、スチールコードの耐疲労性を改善し、空気入りラジアルタイヤの耐久性を改善することができた。これに対して、比較例1では、コアフィラメントの引張強度Tcが高過ぎるため、コード生産性が低下し、しかもコード靱性の低下によりタイヤ耐久性の改善効果が得られなかった。また、比較例2では、コアフィラメントの引張強度Tcのみならずシースフィラメントの引張強度Tsも高くしているため、コード生産性が低下し、しかも過剰品質によるコストアップを招いた。
次に、タイヤサイズ195/55R16の空気入りラジアルタイヤにおいて、ベルト層の補強コードだけを異ならせた従来例11、比較例11~12及び実施例11~15のタイヤを製作した。
即ち、従来例11、比較例11~12及び実施例11~15において、ベルト層の補強コードとして、無撚りで引き揃えられた2本のコアフィラメントと、該コアフィラメントの周囲に撚り合わされた1本のシースフィラメントとを有するスチールコードを使用し、各フィラメントの引張強度Tc,Ts、素線径dc,ds、シースフィラメントの撚りピッチPsを表2のように設定した。
これら試験タイヤについて、上述の評価方法により、コード生産性及びタイヤ耐久性を評価し、その結果を表2に併せて示した。但し、タイヤ耐久性の評価結果は、従来例11を100とする指数にて示した。
Figure 0007039859000002
表2から明らかなように、2+1構造のスチールコードを用いた場合においても、2+2構造のスチールコードを用いた場合と同様の結果が得られた。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 ベルト層
8 ベルトカバー層
10 スチールコード
11 コアフィラメント
12 シースフィラメント

Claims (3)

  1. 複数本の補強コードを含む補強層を備えた空気入りラジアルタイヤにおいて、前記補強コードとして、無撚りで引き揃えられた2本のコアフィラメントと、該コアフィラメントの周囲に撚り合わされたN本(N=1~3)のシースフィラメントとを有するスチールコードが用いられており、前記コアフィラメントの素線径dc及び前記シースフィラメントの素線径dsが0.15mm~0.40mmの範囲にあり、前記コアフィラメントの素線径dc及び前記シースフィラメントの素線径dsが同一であり、前記コアフィラメントの引張強度Tc(MPa)がその素線径dc(mm)に対して4100-2000dc≦Tc≦4500-2000dcの関係を満たし、前記シースフィラメントの引張強度Ts(MPa)がその素線径ds(mm)に対して3700-2000ds≦Ts<4100-2000dsの関係を満たすことを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
  2. 前記シースフィラメントの撚りピッチPsが10.0mm~20.0mmの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  3. 前記補強層がベルト層であることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りラジアルタイヤ。
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