JP7039783B2 - ガス供給システム及びガス遮断方法 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明の第1態様に係るガス供給システムは、弁箱と、前記弁箱に支持され、回転軸周りに回動して管路の開口部を覆う構成とされた弁体と、前記弁体に接続された錘とを備え、前記開口部が前記弁体によって覆われた状態で燃料ガスの流通を遮断する構成とされた水封弁と、前記弁体が前記開口部を覆わない状態で前記弁体及び前記錘の支持を保持する構成とされたストッパー機構と、前記燃料ガスの供給先において、前記燃料ガスの供給を停止する前に、前記燃料ガスの供給を停止できるか否かを判断する判断部とを備え、前記ストッパー機構は圧縮空気によって駆動し、前記圧縮空気の有無によって、前記ストッパー機構が前記錘の支持を保持して前記弁体が前記開口部の開状態を維持し、又は、前記ストッパー機構が前記錘の支持を解除して前記錘の自重によって前記回転軸周りに回動された前記弁体が前記開口部を閉状態とする構成とされて、前記判断部における前記燃料ガスの供給を停止できるか否かの判断に基づき、前記ストッパー機構の状態を維持又は解除し、前記弁体が前記開口部を開状態又は閉状態とする。
また、判断部では、燃料ガスの供給先において、燃料ガスの供給を停止する前に、燃料ガスの供給を停止できるか否かが判断され、燃料ガスの供給を停止できないと判断されたとき、ストッパー機構の状態が維持されて、弁体によって開口部の開状態が維持され、燃料ガスの供給を停止できると判断されたとき、ストッパー機構が駆動されて、弁体によって開口部が閉状態とされる。
これにより、判断部において、燃料ガスの供給を停止できないと判断されたとき、ストッパー機構では、圧縮空気が排出された状態が維持されて、弁体によって開口部の開状態が維持され、燃料ガスの供給を停止できると判断されたとき、ストッパー機構へ圧縮空気が供給されて、弁体によって開口部が閉状態とされる。
したがって、ストッパー機構に対して圧縮空気が供給されるまでは、ストッパー機構に対して圧縮空気が供給されるまでは弁体及び錘の支持が保持し続けるため、弁体による開口部の開状態が維持され、ストッパー機構に対して圧縮空気が供給されると、錘の支持の保持を解除して錘の自重によって回転軸周りに回動された弁体が開口部を閉状態弁体となる。
このため、圧縮空気の喪失(エアレス)の発生や、圧縮ガス系統に異常の発生で、圧縮空気の供給元からシリンダーへ圧縮空気を供給できない場合には、エアタンクから圧縮空気をシリンダーへ供給して、水封弁を少なくとも1回閉動作できるため、信頼性を向上できる。
また、判断部において、燃料ガスの供給を停止できないと判断されたとき、ストッパー機構では、圧縮空気が供給された状態が維持されて、弁体によって開口部の開状態が維持され、燃料ガスの供給を停止できると判断されたとき、ストッパー機構から圧縮空気が排出されて、弁体によって開口部が閉状態とされる。
図2に示すガス供給システム10は、通常時、配管31を介して、副生ガスの発生場所である供給元から、ボイラ30のバーナ32へ副生ガスを供給する。配管31には、バーナ32の上流側にバーナ弁34が設置されてバーナ32への副生ガスの供給量を制御する。本実施形態では、バーナ32に設けたバーナ弁34で副生ガスの供給量を制御する。また、バーナ32はボイラ30に複数設けられてもよく、その際、バーナ弁34は、各バーナ32に個別に設けられる。なお、バーナ弁は、各バーナに個別に設けた開閉弁と、副生ガスを供給する母管に相当する配管31に設けた流量調整弁とで構成されてもよい。また、配管31には、回転式水封弁1のほかに、回転式水封弁1の上流側にV字型水封弁35が設置されてもよい。
ストッパー機構20は、図5に示すように、例えば、弁体3に接続された保持レバー8と、支点9aで支持された水平レバー9と、エアシリンダー11と、水平レバー用バランスウェイト(バランスウエイト)12と、圧縮空気系統13などからなる。ストッパー機構20は、弁体用バランスウェイト7とレバー22が設けられた回転軸24の弁箱2の一側面側とは反対側の他側面側に設けられていて、ストッパー機構20はレバー22と干渉することはない。ストッパー機構20は、通常時、弁体3が開口部4cを覆わない状態、すなわち、弁体3の少なくとも一部が開口部4cから外れた位置にある状態で、弁体3及び弁体用バランスウェイト7の支持を保持している。ストッパー機構20が、弁体3及び弁体用バランスウェイト7の支持の保持を解除すると、保持レバー8の回動が自由になり、弁体用バランスウェイト7とレバー22の回動も自由になり、保持レバー8に接続した弁体3が開口部4cを覆う。
本発明におけるストッパー機構20は、上述した第1実施例の場合に限定されず、以下の第2実施例に係るストッパー機構20のような構成を有してもよい。
図6に示すように、第2実施例において、水平レバー9は、一方向に長い棒状部材であり、中央付近に設けられた支点9a周りに回動可能である。水平レバー9の一端には爪部14が設けられ、水平レバー9の他端には水平レバー用バランスウェイト12が設けられ、支点9aと他端に設けた水平レバー用バランスウェイト12との間には、エアシリンダー11が設けられている。本実施例では水平レバー9が略水平状態にあるとき、爪部14が保持レバー8と回動係止されるよう設定している。このとき、水平レバー9は爪部14との係止ができれば、必ずしも水平状態でなくてもよい。水平レバー9において、エアシリンダー11の動作により水平レバー用バランスウェイト12が自重で鉛直方向の下方に移動可能となり、水平レバー9が支点9a周りに所定以上の角度で回動して下方側へ位置を変化させる。その結果、爪部14による回動係止状態が解除される。
まず、ボイラ30を備えるプラント設備において、圧縮カスの供給系統の停止や不具合等による制御用空気の喪失(エアレス)などの事態が発生したとき、水封弁1の閉動作を行い副生ガスの供給を停止できるか否かの判断を判断部が行う。この判断部は、制御室などで判断に必要な各機器の状態データを取得したり、ディスプレイ等に表示して作業員又は監督者などによって行われてもよいし、制御装置によって行われてもよい。
2 :弁箱
3 :弁体
4 :屈曲管
4a :水平部
4b :垂直部
4c :開口部
5 :給水管
6 :開閉弁
7 :弁体用バランスウェイト(錘)
8 :保持レバー
9 :水平レバー
9a :支点
10 :ガス供給システム
11 :エアシリンダー
11a :ピストンロッド
12 :水平レバー用バランスウェイト(バランスウエイト)
13 :圧縮空気系統
14 :爪部
15 :電磁弁
20 :ストッパー機構
22 :レバー
24 :回転軸
25 :配管
26 :逆止弁
27 :エアタンク
28 :補助タンク
29 :制御弁
30 :副生ガス焚ボイラ(ボイラ)
31 :配管
32 :バーナ
33 :ダクト
34 :バーナ弁
35 :V字型水封弁
37 :ダクト
38 :誘引通風機
Claims (15)
- 弁箱と、前記弁箱に支持され、回転軸周りに回動して管路の開口部を覆う構成とされた弁体と、前記弁体に接続された錘とを備え、前記開口部が前記弁体によって覆われた状態で燃料ガスの流通を遮断する構成とされた水封弁と、
前記弁体が前記開口部を覆わない状態で前記弁体及び前記錘の支持を保持する構成とされたストッパー機構と、
前記燃料ガスの供給先において、前記燃料ガスの供給を停止する前に、前記燃料ガスの供給を停止できるか否かを判断する判断部と、
を備え、
前記ストッパー機構は圧縮空気によって駆動し、前記圧縮空気の有無によって、前記ストッパー機構が前記錘の支持を保持して前記弁体が前記開口部の開状態を維持し、又は、前記ストッパー機構が前記錘の支持を解除して前記錘の自重によって前記回転軸周りに回動された前記弁体が前記開口部を閉状態とする構成とされて、
前記判断部における前記燃料ガスの供給を停止できるか否かの判断に基づき、前記ストッパー機構の状態を維持又は解除し、前記弁体が前記開口部を開状態又は閉状態とし、
前記燃料ガスの前記供給先は、ボイラであり、
前記判断部は、前記ボイラの火炉内圧、及び/又は、前記ボイラから排ガスを排出する通風機の運転状態に基づいて、前記燃料ガスの供給停止可否を判断するガス供給システム。 - 弁箱と、前記弁箱に支持され、回転軸周りに回動して管路の開口部を覆う構成とされた弁体と、前記弁体に接続された錘とを備え、前記開口部が前記弁体によって覆われた状態で燃料ガスの流通を遮断する構成とされた水封弁と、
前記弁体が前記開口部を覆わない状態で前記弁体及び前記錘の支持を保持する構成とされたストッパー機構と、
前記燃料ガスの供給先において、前記燃料ガスの供給を停止する前に、前記燃料ガスの供給を停止できるか否かを判断する判断部と、
を備え、
前記ストッパー機構は圧縮空気によって駆動し、前記圧縮空気の有無によって、前記ストッパー機構が前記錘の支持を保持して前記弁体が前記開口部の開状態を維持し、又は、前記ストッパー機構が前記錘の支持を解除して前記錘の自重によって前記回転軸周りに回動された前記弁体が前記開口部を閉状態とする構成とされて、
前記判断部における前記燃料ガスの供給を停止できるか否かの判断に基づき、前記ストッパー機構の状態を維持又は解除し、前記弁体が前記開口部を開状態又は閉状態とし、
前記燃料ガスの前記供給先は、ボイラであり、
前記判断部は、前記ボイラへ供給される前記燃料ガスの流量に基づいて、前記燃料ガスの供給停止可否を判断するガス供給システム。 - 前記判断部の判断に基づき、前記ストッパー機構は、前記圧縮空気が排出された状態で前記弁体及び前記錘を支持して、前記弁体が前記開口部の開状態を維持する構成とされ、
前記圧縮空気が供給された状態で前記錘の支持を解除して、前記錘の自重によって前記回転軸周りに回動された前記弁体が前記開口部を閉状態とする構成とする請求項1または請求項2に記載のガス供給システム。 - 弁箱と、前記弁箱に支持され、回転軸周りに回動して管路の開口部を覆う構成とされた弁体と、前記弁体に接続された錘とを備え、前記開口部が前記弁体によって覆われた状態で燃料ガスの流通を遮断する構成とされた水封弁と、
前記弁体が前記開口部を覆わない状態で前記弁体及び前記錘の支持を保持する構成とされたストッパー機構と、
前記燃料ガスの供給先において、前記燃料ガスの供給を停止する前に、前記燃料ガスの供給を停止できるか否かを判断する判断部と、
を備え、
前記燃料ガスの供給先は、ボイラであり、
前記ストッパー機構は、圧縮空気によって駆動し、前記ストッパー機構から前記圧縮空気が排出された状態で前記弁体及び前記錘の支持を保持して、前記弁体が前記開口部の開状態を維持する構成とされ、
前記ストッパー機構に前記圧縮空気が供給された状態で前記弁体及び前記錘の支持の保持を解除する構成とされて、前記錘の自重によって前記回転軸周りに回動された前記弁体が前記開口部を閉状態とする構成とされていて、
前記判断部は、前記ボイラの火炉内圧、及び/又は、前記ボイラから排ガスを排出する通風機の運転状態に基づいて、前記燃料ガスの供給停止可否を判断し、
前記判断部における前記燃料ガスの供給を停止できるか否かの判断に基づき、前記ストッパー機構の状態を維持又は解除し、前記弁体が前記開口部を開状態又は閉状態とするガス供給システム。 - 弁箱と、前記弁箱に支持され、回転軸周りに回動して管路の開口部を覆う構成とされた弁体と、前記弁体に接続された錘とを備え、前記開口部が前記弁体によって覆われた状態で燃料ガスの流通を遮断する構成とされた水封弁と、
前記弁体が前記開口部を覆わない状態で前記弁体及び前記錘の支持を保持する構成とされたストッパー機構と、
前記燃料ガスの供給先において、前記燃料ガスの供給を停止する前に、前記燃料ガスの供給を停止できるか否かを判断する判断部と、
を備え、
前記燃料ガスの供給先は、ボイラであり、
前記ストッパー機構は、圧縮空気によって駆動し、前記ストッパー機構から前記圧縮空気が排出された状態で前記弁体及び前記錘の支持を保持して、前記弁体が前記開口部の開状態を維持する構成とされ、
前記ストッパー機構に前記圧縮空気が供給された状態で前記弁体及び前記錘の支持の保持を解除する構成とされて、前記錘の自重によって前記回転軸周りに回動された前記弁体が前記開口部を閉状態とする構成とされていて、
前記判断部は、前記ボイラへ供給される前記燃料ガスの流量に基づいて、前記燃料ガスの供給停止可否を判断し、
前記判断部における前記燃料ガスの供給を停止できるか否かの判断に基づき、前記ストッパー機構の状態を維持又は解除し、前記弁体が前記開口部を開状態又は閉状態とするガス供給システム。 - 前記弁体に接続された保持レバーを更に備え、
前記ストッパー機構は、
支点を中心に回動可能な水平レバーと、
前記水平レバーの一端に設けられたバランスウェイトと、
前記水平レバーの他端に接続して設けられ、前記水平レバーに回動力を付与する構成とされたシリンダーと、
前記支点と前記バランスウェイトとの間に設けられ、前記保持レバーの回動を係止する構成とされた爪部と、
を備え、
前記シリンダーは、前記圧縮空気によって駆動し、前記シリンダーに前記圧縮空気が排出された状態で前記水平レバーに回動力を付与することなく前記爪部での前記保持レバーの回動係止を維持して、前記弁体及び前記錘の支持を保持する構成とされ、前記シリンダーに前記圧縮空気が供給された状態で前記水平レバーに回動力を付与して前記爪部での前記保持レバーの回動係止を解除して、前記保持レバーが前記錘の自重で回動して前記弁体及び前記錘の支持の保持を解除する構成とされている請求項1から5のいずれか1項に記載のガス供給システム。 - 前記ストッパー機構は、
前記シリンダーへ前記圧縮空気を供給する構成とされている圧縮空気系統と、
前記圧縮空気の導通を制御する電磁弁と、
を備え、
前記圧縮空気系統は、前記電磁弁が通電状態で前記シリンダー内が大気開放状態となり、前記電磁弁に通電しない状態で前記シリンダーへ前記圧縮空気を導入した状態となる構成とされている請求項6に記載のガス供給システム。 - 前記圧縮空気系統は、
前記電磁弁の上流側に設けられたエアタンクと、
前記エアタンクの上流側に設けられた逆止弁と、
を備え、
前記エアタンクは、前記シリンダーが少なくとも1回以上動作できる前記圧縮空気を前記シリンダーへ供給可能な容量を備えている請求項7に記載のガス供給システム。 - 前記ストッパー機構は、前記圧縮空気によって駆動し、前記ストッパー機構に前記圧縮空気が供給された状態で前記弁体及び前記錘の支持を保持して、前記弁体が前記開口部の開状態を維持する構成とされ、前記ストッパー機構から前記圧縮空気が排出された状態で前記弁体及び前記錘の支持の保持を解除して、前記錘の自重によって前記回転軸周りに回動された前記弁体が前記開口部を閉状態とする構成とされており、
前記燃料ガスの供給を停止する前に、前記判断部にて、前記燃料ガスの供給を停止できないと判断されたとき、前記ストッパー機構へ前記圧縮空気が供給された状態が維持されて、前記弁体が前記開口部の開状態を維持し、
前記判断部にて、前記燃料ガスの供給を停止できると判断されたとき、前記ストッパー機構から前記圧縮空気が排出されて、前記弁体が前記開口部を閉状態とする請求項1または請求項2に記載のガス供給システム。 - 前記弁体に接続された保持レバーを更に備え、
前記ストッパー機構は、
支点を中心とした回動可能な水平レバーと、
前記水平レバーの一端に設けられ、前記保持レバーの回動を係止する構成とされた爪部と、
前記水平レバーの他端に設けられたバランスウェイトと、
前記支点と前記バランスウェイトとの間で前記水平レバーの回動を保持する構成とされたシリンダーと、
を備え、
前記シリンダーは、前記圧縮空気によって駆動し、前記圧縮空気が供給された状態で前記水平レバーに回動力を付与することなく前記爪部での前記保持レバーの回動係止を維持して、前記弁体及び前記錘の支持を保持する構成とされ、前記圧縮空気が排出された状態で前記水平レバーの回動保持をすることなく、前記爪部での前記保持レバーの回動係止を解除して、前記保持レバーが前記錘の自重で回動して前記弁体及び前記錘の支持の保持を解除する構成とされている請求項9に記載のガス供給システム。 - 前記ストッパー機構は、
前記シリンダーへ前記圧縮空気を供給する構成とされている圧縮空気系統と、
前記圧縮空気の導通を制御する電磁弁と、
を備え、
前記圧縮空気系統は、前記電磁弁が通電状態で前記シリンダーへ前記圧縮空気を導入する開状態となり、前記電磁弁に通電しない状態で前記シリンダー内が大気開放状態となる構成とされている請求項10に記載のガス供給システム。 - 弁箱と、前記弁箱に支持され、回転軸周りに回動して管路の開口部を覆う構成とされた弁体と、前記弁体に接続された錘とを備え、前記開口部が前記弁体によって覆われた状態で燃料ガスの流通を遮断する構成とされた水封弁と、前記弁体が前記開口部を覆わない状態で前記弁体及び前記錘の支持を保持する構成とされたストッパー機構と、を備えるガス供給システムのガス遮断方法であって、
判断部が、前記燃料ガスの供給先のボイラが、前記燃料ガスの供給を停止する前に、前記ボイラの火炉内圧、及び/又は、前記ボイラから排ガスを排出する通風機の運転状態に基づいて、前記燃料ガスの供給を停止できるか否かを判断するステップと、
前記ストッパー機構が、圧縮空気によって駆動し、前記圧縮空気の有無によって、前記錘の支持を保持して、前記弁体が前記開口部の開状態を維持するステップと、
前記ストッパー機構が、前記錘の支持を解除して、前記錘の自重によって前記回転軸周りに回動された前記弁体が前記開口部を閉状態とするステップと、
前記判断部が、前記燃料ガスの供給を停止できるか否かの判断に基づき、前記ストッパー機構の状態を維持又は解除するステップと、
前記弁体が前記開口部を開状態又は閉状態とするステップと、
を備えるガス遮断方法。 - 弁箱と、前記弁箱に支持され、回転軸周りに回動して管路の開口部を覆う構成とされた弁体と、前記弁体に接続された錘とを備え、前記開口部が前記弁体によって覆われた状態で燃料ガスの流通を遮断する構成とされた水封弁と、前記弁体が前記開口部を覆わない状態で前記弁体及び前記錘の支持を保持する構成とされたストッパー機構と、を備えるガス供給システムのガス遮断方法であって、
判断部が、前記燃料ガスの供給先のボイラが、前記燃料ガスの供給を停止する前に、前記ボイラへ供給される前記燃料ガスの流量に基づいて、前記燃料ガスの供給を停止できるか否かを判断するステップと、
前記ストッパー機構が、圧縮空気によって駆動し、前記圧縮空気の有無によって、前記錘の支持を保持して、前記弁体が前記開口部の開状態を維持するステップと、
前記ストッパー機構が、前記錘の支持を解除して、前記錘の自重によって前記回転軸周りに回動された前記弁体が前記開口部を閉状態とするステップと、
前記判断部が、前記燃料ガスの供給を停止できるか否かの判断に基づき、前記ストッパー機構の状態を維持又は解除するステップと、
前記弁体が前記開口部を開状態又は閉状態とするステップと、
を備えるガス遮断方法。 - 弁箱と、前記弁箱に支持され、回転軸周りに回動して管路の開口部を覆う構成とされた弁体と、前記弁体に接続された錘とを備え、前記開口部が前記弁体によって覆われた状態で燃料ガスの流通を遮断する構成とされた水封弁と、前記弁体が前記開口部を覆わない状態で前記弁体及び前記錘の支持を保持する構成とされたストッパー機構と、を備え、前記燃料ガスの供給先はボイラであるガス供給システムのガス遮断方法であって、
判断部が、前記燃料ガスの供給先のボイラが、前記燃料ガスの供給を停止する前に、前記ボイラへ供給される前記燃料ガスの流量に基づいて、前記燃料ガスの供給を停止できるか否かを判断するステップと、
前記ストッパー機構が、圧縮空気によって駆動し、前記ストッパー機構から前記圧縮空気が排出された状態で前記弁体及び前記錘の支持を保持して、前記弁体が前記開口部の開状態を維持するステップと、
前記ストッパー機構に前記圧縮空気が供給された状態で前記弁体及び前記錘の支持の保持を解除して、前記錘の自重によって前記回転軸周りに回動された前記弁体が前記開口部を閉状態とするステップと、
前記判断部が、前記燃料ガスの供給を停止できるか否かの判断に基づき、前記ストッパー機構の状態を維持又は解除するステップと、
前記弁体が前記開口部を開状態又は閉状態とするステップと、
を備えるガス遮断方法。 - 弁箱と、前記弁箱に支持され、回転軸周りに回動して管路の開口部を覆う構成とされた弁体と、前記弁体に接続された錘とを備え、前記開口部が前記弁体によって覆われた状態で燃料ガスの流通を遮断する構成とされた水封弁と、前記弁体が前記開口部を覆わない状態で前記弁体及び前記錘の支持を保持する構成とされたストッパー機構と、を備え、前記燃料ガスの供給先はボイラであるガス供給システムのガス遮断方法であって、
判断部が、前記燃料ガスの供給先のボイラが、前記燃料ガスの供給を停止する前に、前記ボイラへ供給される前記燃料ガスの流量に基づいて、前記燃料ガスの供給を停止できるか否かを判断するステップと、
前記ストッパー機構が、圧縮空気によって駆動し、前記ストッパー機構から前記圧縮空気が排出された状態で前記弁体及び前記錘の支持を保持して、前記弁体が前記開口部の開状態を維持するステップと、
前記ストッパー機構に前記圧縮空気が供給された状態で前記弁体及び前記錘の支持の保持を解除して、前記錘の自重によって前記回転軸周りに回動された前記弁体が前記開口部を閉状態とするステップと、
前記判断部が、前記燃料ガスの供給を停止できるか否かの判断に基づき、前記ストッパー機構の状態を維持又は解除するステップと、
前記弁体が前記開口部を開状態又は閉状態とするステップと、
を備えるガス遮断方法。
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