JP7037678B2 - 配筋検査装置及び配筋検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、配筋検査装置及び配筋検査方法に関する。
鉄筋コンクリート構造物の建設工事現場において、配列された鉄筋が打設されたコンクリートの内部に埋没する前に、鉄筋が正しく配列されていることを確認及び証明するために、配列された鉄筋の径、ピッチ及び本数等が検査される。例えば、特許文献1には、配列された鉄筋の径、ピッチ及び本数等の設計情報をサーバから取得し、複数の円形のマーカが付与された白色の背景バーを検査すべき鉄筋の後ろ側に挿入して検査対象となる鉄筋を特定し、検査すべき鉄筋をデジタルカメラで撮影し、撮影された画像に写ったマーカ間の領域から計測された鉄筋の径、ピッチ及び本数等と、設計情報の鉄筋の径、ピッチ及び本数等とを比較する配筋検査システムが開示されている。
特開2014‐002536号公報
ところで、鉄筋の撮影のたびにマーカが付与された背景バーを検査すべき鉄筋の後ろ側に挿入する作業には、多大な労力及び時間を要し、検査の作業効率が低い欠点がある。背景バーを挿入する代わりに、検査対象となる鉄筋にマーカの塗布や貼付を行うことも考えられるが、マーカの塗布や貼付に多大な労力及び時間を要することは変わらないため、同様の欠点があり、改善が望まれている。
そこで本発明は、検査の作業効率を向上させた配筋検査装置及び配筋検査方法を提供することを目的とする。
本発明は、第1視点から撮影された三次元空間の中の平面に配列された複数の鉄筋の第1画像と、第1視点とは異なる第2視点から撮影された平面に配列された複数の鉄筋の第2画像とにより、撮影基準点に対する複数の鉄筋の三次元空間における位置情報を取得するステレオ撮影部と、ステレオ撮影部により取得された鉄筋の位置情報に基づいて、複数の鉄筋が配列された平面を特定する配列平面特定部と、配列平面特定部により特定された平面に配列された複数の鉄筋を検査対象として、鉄筋の検査を行う検査部とを備えた配筋検査装置である。
この構成によれば、三次元空間の中の平面に配列された複数の鉄筋に対して、ステレオ撮影部により、撮影基準点に対する複数の鉄筋の三次元空間における位置情報が取得され、配列平面特定部により、ステレオ撮影部により取得された鉄筋の位置情報に基づいて複数の鉄筋が配列された平面が特定され、検査部により、配列平面特定部により特定された平面に配列された複数の鉄筋を検査対象として鉄筋の検査が行われることにより、背景バーの挿入等をしなくとも検査対象となる鉄筋を容易に特定することができるため、検査の作業効率を向上させることができる。
この場合、配列平面特定部は、三次元空間の中に複数の鉄筋が配列された平面が複数含まれている場合に、複数の平面の撮影基準点からの距離に基づいて平面を特定することが好適である。
この構成によれば、配列平面特定部は、三次元空間の中に複数の鉄筋が配列された平面が複数含まれている場合に、複数の平面の撮影基準点からの距離に基づいて平面を特定するため、鉄筋コンクリート構造物の構築予定領域の検査対象とされるべきでない鉄筋が誤って検査対象に含まれることを防止することができる。
また、配列平面特定部は、三次元空間の中に複数の鉄筋が配列された平面が複数含まれている場合に、複数の平面の撮影基準点からの視線に対する角度に基づいて平面を特定することが好適である。
この構成によれば、配列平面特定部は、三次元空間の中に複数の鉄筋が配列された平面が複数含まれている場合に、複数の平面の撮影基準点からの視線に対する角度に基づいて平面を特定するため、鉄筋コンクリート構造物の構築予定領域の検査対象とされるべきでない鉄筋が誤って検査対象に含まれることを防止することができる。
また、検査部は、その長手方向が所定の範囲内である複数の鉄筋を検査対象として、鉄筋の検査を行うことが好適である。
この構成によれば、検査部は、その長手方向が所定の範囲内である複数の鉄筋を検査対象として鉄筋の検査を行うため、その長手方向が全く異なる方向に配列された鉄筋が誤って検査対象に含まれることを防止することができる。
また、検査部は、その径が所定の範囲内である複数の鉄筋を検査対象として、鉄筋の検査を行うことが好適である。
この構成によれば、検査部は、その径が所定の範囲内である複数の鉄筋を検査対象として鉄筋の検査を行うため、その径が全く異なる鉄筋が誤って検査対象に含まれることを防止することができる。
また、検査部は、撮影基準点からの距離が所定の範囲内である複数の鉄筋を検査対象として、鉄筋の検査を行うことが好適である。
この構成によれば、検査部は、撮影基準点からの距離が所定の範囲内である複数の鉄筋を検査対象として鉄筋の検査を行うため、撮影基準点からの距離が遠い鉄筋が誤って検査対象に含まれることを防止することができる。
また、第1画像及び第2画像の少なくともいずれかに基づく表示画像を表示画面に表示し、表示画像の中で検査部により検査対象とされた複数の鉄筋にマークを付して表示画面に表示する表示制御部をさらに備えることが好適である。
この構成によれば、表示制御部により、第1画像及び第2画像の少なくともに基づく表示画像が表示画面に表示され、表示画像の中で検査部により検査対象とされた複数の鉄筋にマークが付されて表示画面に表示されるため、表示画面から検査対象とされた鉄筋を視覚的に認識し易い。
この場合、表示画像の中で検査部により検査対象とされてマークを付されて表示画面に表示される鉄筋の選択、追加及び削除の少なくともいずれかを行うことにより、検査部により検査対象とされる鉄筋の選択、追加及び削除の少なくともいずれかを行う入力操作を受け付ける入力操作受付部をさらに備えることが好適である。
この構成によれば、入力操作受付部により、表示画像の中で検査部により検査対象とされてマークを付されて表示画面に表示される鉄筋の選択、追加及び削除の少なくともいずれかを行うことにより、前記検査部により前記検査対象とされる前記鉄筋の選択、追加及び削除の少なくともいずれかを行う入力操作が受け付けられるため、検査の作業効率をさらに向上させることができる。
また、第1画像及び第2画像の少なくともいずれかに基づく表示画像を表示画面に表示し、表示画像の中で検査部により検査対象とされた複数の鉄筋が配列されている検査範囲を表示画面に表示する表示制御部と、表示画面に表示される検査範囲の拡大、縮小、移動及び指定の少なくともいずれかを行うことにより、検査部により検査対象とされる鉄筋が配列されている検査範囲の拡大、縮小、移動及び指定の少なくともいずれかを行う入力操作を受け付ける入力操作受付部とをさらに備えることが好適である。
この構成によれば、表示制御部により、第1画像及び第2画像の少なくともに基づく表示画像が表示画面に表示され、表示画像の中で検査部により検査対象とされた複数の鉄筋が配列されている検査範囲が表示画面に表示されるため、表示画面から検査対象とされた鉄筋や検査範囲を視覚的に認識し易い。また、入力操作受付部により、表示画面に表示される検査範囲の拡大、縮小、移動及び指定の少なくともいずれかを行うことにより、検査部により検査対象とされる鉄筋が配列されている検査範囲の拡大、縮小、移動及び指定の少なくともいずれかを行う入力操作が受け付けられるため、検査の作業効率をさらに向上させることができる。
また、検査部は、検査対象とされた複数の鉄筋の径、ピッチ及び本数の少なくともいずれかを検出することが好適である。
この構成によれば、検査部は、検査対象とされた複数の鉄筋の径、ピッチ及び本数の少なくともいずれかを検出するため、鉄筋コンクリート構造物の建設工事現場における検査の目的に合致した情報を検出することができる。
一方、本発明は、第1視点から撮影された三次元空間の中の平面に配列された複数の鉄筋の第1画像と、前記第1視点とは異なる第2視点から撮影された前記平面に配列された複数の前記鉄筋の第2画像とにより、撮影基準点に対する複数の前記鉄筋の前記三次元空間における位置情報を取得するステレオ撮影工程と、ステレオ撮影工程により取得された鉄筋の位置情報に基づいて、複数の鉄筋が配列された平面を特定する配列平面特定工程と、配列平面特定工程により特定された平面に配列された複数の鉄筋を検査対象として、鉄筋の検査を行う検査工程とを備えた配筋検査方法である。
本発明の配筋検査装置及び配筋検査方法によれば、検査の作業効率を向上させることができる。
第1実施形態に係る配筋検査装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る配筋検査方法の工程を示すフローチャートである。 ステレオカメラ、撮影基準点及び検査対象となる鉄筋の位置関係を示す図である。 第1実施形態に係る表示画面の例を示す図である。 第2実施形態に係る配筋検査装置の構成を示すブロック図である。 図5の鉄筋設計諸元記憶部に記憶された鉄筋コンクリート構造物の構築予定領域の径、間隔及び本数の例を示す表である。 第3実施形態に係る表示画面の例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る配筋検査装置及び配筋検査方法について詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態の配筋検査装置1aは、ステレオカメラ2、パーソナルコンピュータ本体3及び必要に応じて接続されたキーボード10から構成されている。本実施形態の配筋検査装置1aは、例えば、既存のステレオカメラ2とタッチパネル式ディスプレイ9を備えたタブレット端末等のパーソナルコンピュータ本体とから構成される。
パーソナルコンピュータ本体3は、ステレオ撮影部4、配列平面特定部5、検査部6、表示制御部7及び入力操作受付部8を備えている。パーソナルコンピュータ本体3は、CPU[CentralProcessing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]等を有する。パーソナルコンピュータ本体3では、ROMに記憶されているプログラムがRAMにロードされ、CPUで実行されることで、上記のステレオ撮影部4等の各部の制御が実行される。
ステレオ撮影部4は、ステレオカメラ2により第1視点から撮影された三次元空間の中の平面に配列された複数の鉄筋の第1画像と、第1視点とは異なる第2視点からステレオカメラ2により撮影された平面に配列された複数の鉄筋の第2画像とにより、撮影基準点に対する複数の鉄筋の三次元空間における位置情報を取得する。例えば、第1視点と第2視点とは、水平方向に所定の間隔を隔てて位置する視点である。撮影基準点は、例えば、第1視点と第2視点との中間に位置する基準点である。鉄筋の位置情報は、例えば、撮影基準点を原点とする球座標又は当該球座標を変換した直交座標により示される。
配列平面特定部5は、ステレオ撮影部4により取得された鉄筋の位置情報に基づいて、複数の鉄筋が配列された平面を自動的に特定する。検査部6は、配列平面特定部5により特定された平面に配列された複数の鉄筋を検査対象として、鉄筋の検査を行う。検査部6は、例えば、第1画像及び第2画像のいずれかのみに基づいて鉄筋の検査を行ってもよいし、視差を考慮しつつ合成された第1画像及び第2画像に基づいて鉄筋の検査を行ってもよい。
表示制御部7は、第1画像及び第2画像の少なくともいずれかに基づく表示画像を表示画面に表示し、表示画像の中で検査部6により検査対象とされた複数の鉄筋にマークを付して表示画面に表示する。入力操作受付部8は、表示画像の中で検査部6により検査対象とされてマークを付されて表示画面に表示される鉄筋の選択、追加及び削除の少なくともいずれかを行うタッチパネル式ディスプレイ9やキーボード10への入力操作を受け付ける。
以下、本実施形態の配筋検査方法について説明する。図2に示すように、配筋検査装置1aのステレオ撮影部4により、第1視点から撮影された三次元空間の中の平面に配列された複数の鉄筋の第1画像と、第1視点とは異なる第2視点から撮影された平面に配列された複数の鉄筋の第2画像とにより、撮影基準点に対する複数の鉄筋の三次元空間における位置情報を取得するステレオ撮影工程が行われる(S1)。図3に示すように、ステレオカメラ2の撮影基準点20からの視線Sの前方には、鉄筋コンクリート構造物となる複数の鉄筋Rが配列されている。複数の鉄筋Rは、平面P1、平面P2、平面P3及び平面P4等の中に配列されている。
ステレオ撮影工程においては、検査対象となる鉄筋からステレオカメラ2が例えば2~3m離れており、且つ鉄筋が配列された平面に対してステレオカメラ2からの視線が例えば45°~90°の角度で交わるような位置にステレオカメラ2を配置して撮影を行うだけでよく、背景バーの挿入や鉄筋へのマーカの塗布及び貼付は不要である。
図2に示すように、配筋検査装置1aの配列平面特定部5により、ステレオ撮影工程により取得された複数の鉄筋Rの位置情報に基づいて、複数の鉄筋が配列された平面を特定する配列平面特定工程が行われる(S2)。配列平面特定部5は、例えば、ステレオ撮影部4により取得された複数の鉄筋Rの位置情報に基づいて、三次元空間の中の所定の距離以内に互いに近接した2本以上の鉄筋Rを含む平面P1等を自動的に特定する。平面P1等を自動的に特定するとは、パーソナルコンピュータの電算処理により、例えば、仮想の平面P1に対して所定の数値範囲に配列された鉄筋Rが複数ある場合は、複数の鉄筋Rが仮想の平面P1上に配列されているとして、複数の鉄筋Rが配列された平面P1として検出して配列平面を特定することを意味する。図3の例では、三次元空間の中に所定の距離以内に互いに近接した2本以上の鉄筋Rを含む平面P1、P2、P3及びP4等が特定される。この場合の所定の距離は、例えば、鉄筋コンクリート構造物の設計又は規格における鉄筋同士の間隔に基づいて設定することができる。
また、配列平面特定部5は、三次元空間の3本以上の鉄筋Rを含む平面P1等を特定する場合、鉄筋R同士の間隔によらず平面P1等を特定することも可能である。例えば、配列平面特定部5は、公知のV-disparityにより平面P1等を特定することができる。V-disparityでは、ステレオカメラ2により撮影された視差画像がV-disparity画像に変換される。V-disparity画像とは、視差画像における画像平面上下方向の視差の出現頻度を表した画像である。V-disparity画像では、縦軸が視差画像と共通の縦方向であり、横軸が視差(disparity)からなる画像であり、ある縦座標でのある視差値の出現回数を表している。V-disparity画像では、鉄筋Rの存在による視差値のそれぞれを近似直線により結ぶことにより、平面P1等を特定することができる。
更に、配列平面特定部5は、三次元空間の中に複数の鉄筋Rが配列された平面が平面P1,P2,P3、P4等の複数含まれている場合には、複数の平面P1等の撮影基準点20からの視線Sに対する角度に基づいて平面P1等を特定する。図3の例では、複数の平面P1,P2,P3、P4等の中で撮影基準点20からの視線Sに対して45°以上の角度θをなす平面P1,P2,P3が特定され、視線Sに対して45°未満の角度をなす平面P4は除外される。例えば、配列平面特定部5が撮影基準点20からの視線Sに対して最も垂直に近い角度をなす平面を特定すると、平面P3が特定される。配列平面特定部5は、撮影基準点20からの視線Sに対して、順次垂直に近い角度をなす平面P1,P2,P3等を特定してもよい。
また、配列平面特定部5は、三次元空間の中に複数の鉄筋Rが配列された平面が平面P1,P2,P3、P4等の複数含まれている場合には、複数の平面P1等の撮影基準点20からの距離に基づいて平面を特定する。図3の例では、複数の平面P1,P2,P3、P4等の中で撮影基準点20から最も近接した距離Dの平面P1が特定される。配列平面特定部5は、撮影基準点20から順次、所定の距離以内に近接した平面を特定してもよい。以上のようにして、配列平面特定工程において、配列平面特定部5は、複数の鉄筋が配列された平面を特定する。
図2に示すように、配筋検査装置1aの検査部6により、配列平面特定工程により特定された平面P1に配列された複数の鉄筋Rを検査対象として、鉄筋Rの検査を行う検査工程が行われる(S3)。図3及び図4に示すように、検査部6は、その長手方向lが所定の範囲内である複数の鉄筋Rを検査対象として、鉄筋Rの検査を行う。検査部6は、例えば、その長手方向lが±5°以内の範囲の複数の鉄筋Rを検査対象とすることができる。
また、検査部6は、例えば、鉄筋コンクリート構造物の設計又は規格における鉄筋Rの内の主筋(縦筋)の長手方向に対して、その長手方向lが±5°以内の範囲の複数の鉄筋Rを検査対象とすることができる。また、検査部6は、例えば、鉄筋コンクリート構造物の設計又は規格における鉄筋Rの内の主筋の長手方向に対して、その長手方向lが90°±5°以内の範囲の複数の鉄筋Rを検査対象とすることができる。具体的には、鉄筋コンクリート構造物の設計又は規格における鉄筋Rの内の主筋の長手方向に対して、その長手方向lが±5°以内の範囲とした場合、主筋である鉄筋D22を検査することができる。また、鉄筋コンクリート構造物の設計又は規格における鉄筋Rの内の主筋の長手方向に対して、その長手方向1が90°±5°以内の範囲とした場合、配力筋(横筋)である鉄筋D19を検査対象とすることができる。
また、図3及び図4に示すように、検査部6は、その径dが所定の範囲内である複数の鉄筋Rを検査対象として、鉄筋Rの検査を行う。検査部6は、例えば、その径dが38mm±3.8mm(±10%)以内の範囲の複数の鉄筋Rを検査対象とすることができる。また、図3及び図4に示すように、検査部6は、撮影基準点20からの距離Dが所定の範囲内である複数の鉄筋Rを検査対象として、鉄筋Rの検査を行う。検査部6は、例えば、撮影基準点20と平面P1との距離Dが2.0~3.0m以内の範囲の複数の鉄筋Rを検査対象とすることができる。また、検査部6は、例えば、配列平面特定工程において配列平面特定部5により特定された平面P1と撮影基準点20からの視線Sとの交点から2.0~3.0m以内の範囲の複数の鉄筋Rを検査対象とすることができる。
図4に示すように、配筋検査装置1aの表示制御部7は、第1画像及び第2画像の少なくともいずれかに基づく表示画像をタッチパネル式ディスプレイ9の表示画面90に表示する。表示画像の中で上記のように、ステレオカメラ2とステレオ撮影部4と配列平面特定部5と検査部6とにより検査対象とされた複数の鉄筋RにマークMを付して表示画面90に表示する。図4の例では、タッチパネル式ディスプレイ9の表示画面90の表示画像の中で長手方向lが略水平方向に伸び、検査範囲Aの中の鉄筋Rに重ねて直線状のマークMが表示されている。表示画面90に第1画像及び第2画像の少なくともいずれかに基づく表示画像が表示され、その鉄筋Rの画像とともに、鉄筋Rに重ねてマークMが表示されるので検査対象となる鉄筋を人間が表示画面90により視覚的に確認できるので、検査の正確性を向上できる。
配筋検査装置1aの入力操作受付部8は、表示画像の中で検査部6により検査対象とされてマークMを付されて表示画面90に表示される鉄筋Rの選択、追加及び削除の少なくともいずれかを行うことにより、検査部6により検査対象とされる鉄筋Rの選択、追加及び削除の少なくともいずれかを行う入力操作を受け付ける。ステレオカメラ2による撮影した画像が不鮮明であったりすると、ステレオ撮影部4による鉄筋の位置情報に誤差を生じることがある。配列平面特定部5により、検査対象とされるべきでない鉄筋Rの配列された平面P4等が特定されて、検査部6により検査対象とされる鉄筋Rにエラー(本来検査対象とされるべき鉄筋Rの抽出漏れや、本来検査対象とされるべきでない鉄筋Rを抽出してしまう。)が生じることがある。
例えば、検査対象とされるべき鉄筋Rの抽出漏れがある場合、例えば、タッチパネル式ディスプレイ9の表示画面90にマークMを付されずに表示されている鉄筋Rをクリックすることにより、検査対象となる鉄筋Rが新たに選択及び追加され、表示画面90の新たに選択及び追加された鉄筋Rに新たにマークMが付されて表示される。また、検査対象とされるべき鉄筋でない鉄筋を削除する場合、例えば、タッチパネル式ディスプレイ9の表示画面90に既にマークMを付されて表示されている鉄筋Rをクリックすることにより、既に検査部6により検査対象とされている鉄筋Rの中から検査対象となる鉄筋Rが選択及び削除され、表示画面90の選択及び削除された鉄筋RからマークMの表示が消去される。検査対象となる鉄筋Rを人間が表示画面90により視覚的に確認して、検査対象となる鉄筋Rを選択及び追加し、又は、選択及び削除できるので、検査結果を事後的に修正する必要がなく、検査の効率が向上する。
配筋検査装置1aの検査部6は、検査対象とされた複数の鉄筋Rの径d、ピッチp及び本数の少なくともいずれかを検出する。図4の例では、検査部6は鉄筋Rの径d、ピッチp及び検査範囲Aの中の鉄筋Rの本数を検出し、配筋検査装置1aの表示制御部7は、表示画面90の表示画像の中の鉄筋Rの近傍に鉄筋Rの径d、ピッチp及び本数(鉄筋Rの番号)を表示している。
本実施形態では、三次元空間の中の平面P1に配列された複数の鉄筋Rに対して、ステレオ撮影部4により、撮影基準点20に対する複数の鉄筋Rの三次元空間における位置情報が取得され、配列平面特定部5により、ステレオ撮影部4により取得された鉄筋Rの位置情報に基づいて複数の鉄筋Rが配列された平面P1が特定され、検査部6により、配列平面特定部5により特定された平面P1に配列された複数の鉄筋Rを検査対象として鉄筋Rの検査が行われることにより、背景バーの挿入等をしなくとも検査対象となる鉄筋Rを容易に特定することができるため、検査の作業効率を向上させることができる。なお、鉄筋Rの検査は、ステレオ撮影部4により撮影された第1画像及び第2画像の少なくともいずれかに基づいて行われてもよい。
また、本実施形態によれば、配列平面特定部5は、三次元空間の中に複数の鉄筋Rが配列された平面P1,P2,P3,P4等が複数含まれている場合に、複数の平面P1,P2,P3,P4等の撮影基準点20からの距離に基づいて平面P1を特定するため、鉄筋コンクリート構造物の構築予定領域の検査対象とされるべきでない鉄筋Rが誤って検査対象に含まれることを防止することができる。
また、本実施形態によれば、配列平面特定部5は、三次元空間の中に複数の鉄筋Rが配列された平面P1,P2,P3,P4等が複数含まれている場合に、複数の平面P1,P2,P3,P4等の撮影基準点20からの視線Sに対する角度に基づいて平面P1,P2,P3を特定するため、鉄筋コンクリート構造物の構築予定領域の検査対象とされるべきでない鉄筋が誤って検査対象に含まれることを防止することができる。
また、本実施形態によれば、検査部6は、その長手方向lが所定の範囲内である複数の鉄筋Rを検査対象として鉄筋Rの検査を行うため、その長手方向lが全く異なる方向に配列された鉄筋Rが誤って検査対象に含まれることを防止することができる。
また、本実施形態によれば、検査部6は、その径dが所定の範囲内である複数の鉄筋Rを検査対象として鉄筋Rの検査を行うため、その径dが全く異なる鉄筋Rが誤って検査対象に含まれることを防止することができる。
また、本実施形態によれば、検査部6は、撮影基準点20からの距離Dが所定の範囲内である複数の鉄筋Rを検査対象として鉄筋Rの検査を行うため、撮影基準点20からの距離Dが遠い鉄筋Rが誤って検査対象に含まれることを防止することができる。
また、本実施形態によれば、表示制御部7により、第1画像及び第2画像の少なくともいずれかに基づく表示画像が表示画面90に表示され、表示画像の中で検査部6により検査対象とされた複数の鉄筋RにマークMが付されて表示画面90に表示されるため、表示画面90から検査対象とされた鉄筋Rを視覚的に認識し易い。
また、本実施形態によれば、入力操作受付部8により、表示画像の中で検査部6により検査対象とされてマークMを付されて表示画面90に表示される鉄筋Rの選択、追加及び削除の少なくともいずれかを行うことにより、検査部6により検査対象とされる鉄筋の選択、追加及び削除の少なくともいずれかを行う入力操作が受け付けられるため、検査の作業効率をさらに向上させることができる。
また、本実施形態によれば、検査部6は、検査対象とされた複数の鉄筋Rの径d、ピッチp及び本数の少なくともいずれかを検出するため、鉄筋コンクリート構造物の建設工事現場における検査の目的に合致した情報を検出することができる。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。図5に示すように、本実施形態の配筋検査装置1bは、鉄筋コンクリート構造物の鉄筋配列の設計緒元を記憶する鉄筋設計諸元記憶部11をさらに備える。図6に示すように、鉄筋設計諸元記憶部11には、鉄筋Rの径、間隔(ピッチ)及び本数が入力されて記録されている。
検査部6は、鉄筋設計諸元記憶部11に記録された設計諸元を参照して、検査対象とする鉄筋Rの間隔の範囲を設定する。その後、検査部6は、三次元空間の中の設定した間隔の範囲内に互いに近接した2本以上の鉄筋Rを検査対象とする。検査部6は、例えば、設計緒元における鉄筋Rの間隔が200mmである場合に、その間隔が200mm±20mm(±10%)以内の範囲の複数の鉄筋Rを検査対象とすることができる。
本実施形態では、検査部6は、鉄筋設計諸元記憶部11に記録されている鉄筋Rの間隔を参照して、検査対象となる鉄筋Rの間隔の範囲を設定することで、検査の不要な鉄筋Rを検査することが防止できるので、鉄筋検査の作業効率が向上する。
また、検査部6は、鉄筋設計諸元記憶部11に記録された設計諸元を参照して、検査対象とする鉄筋Rの径の範囲を設定する。その後、検査部6は、その径dが設定した径の範囲内である複数の鉄筋Rを検査対象として、鉄筋Rの検査を行う。検査部6は、例えば、その径dが38mm±3.8mm(±10%)以内の範囲の複数の鉄筋Rを検査対象とすることできる。
本実施形態では、検査部6は、鉄筋設計諸元記憶部11に記録されている鉄筋Rの径を参照して、検査対象となる鉄筋Rの径を設定することで、検査の不要な鉄筋Rを検査することが防止できるので、鉄筋検査の作業効率が向上する。
以下、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、表示制御部7は、第1画像及び第2画像の少なくともいずれかに基づく表示画像を表示画面90に表示し、表示画像の中で検査部6により検査対象とされた複数の鉄筋Rが配列されている検査範囲を表示画面90に表示する。図7に示すように、入力操作受付部8は、表示画面90に表示される検査範囲の拡大、縮小、移動及び指定の少なくともいずれかを行うことにより、検査部6により検査対象とされる鉄筋Rが配列されている検査範囲Aの拡大、縮小、移動及び指定の少なくともいずれかを行う入力操作を受け付ける。
例えば、検査部6が配列平面特定工程において特定された平面P1と撮影基準点20からの視線Sとの交点から2.0~3.0m以内の範囲の複数の鉄筋Rを検査対象として検査範囲Aを設定したとしても、ステレオカメラ2による撮影した画像が不鮮明であったりすると、ステレオ撮影部4による鉄筋の位置情報に誤差を生じ、配列平面特定部5により、検査対象とされるべきでない鉄筋Rの配列された平面P4等が特定されて、検査部6により検査対象とされる鉄筋Rにエラーが生じることがある。
例えば、検査範囲Aが狭過ぎて検査対象とされるべき鉄筋Rの抽出漏れがある場合、例えば、タッチパネル式ディスプレイ9の表示画面90の検査範囲Aをクリック及びドラッグにより拡大させることにより、検査部6により検査対象とされる鉄筋Rが配列されている検査範囲Aが拡大され、拡大された検査範囲Aに新たに含まれる鉄筋RにマークMが付されて表示される。検査範囲Aが広過ぎて検査対象とされるべきでない鉄筋Rが検査対象になっている場合、タッチパネル式ディスプレイ9の表示画面90の検査範囲Aをクリック及びドラッグにより縮小させることにより、検査部6により検査対象とされる鉄筋Rが配列されている検査範囲Aが縮小され、縮小された検査範囲Aに含まれなくなった鉄筋RからマークMの表示が消去されて表示される。検査範囲Aを移動又は指定する場合も同様である。
本実施形態では、表示制御部7により、第1画像及び第2画像の少なくともに基づく表示画像が表示画面90に表示され、表示画像の中で検査部6により検査対象とされた複数の鉄筋Rが配列されている検査範囲Aが表示画面90に表示されるため、表示画面90から検査対象とされた鉄筋Rや検査範囲Aを視覚的に認識し易い。また、入力操作受付部8により、表示画面90に表示される検査範囲Aの拡大、縮小、移動及び指定の少なくともいずれかを行うことにより、検査部6により検査対象とされる鉄筋Rが配列されている検査範囲Aの拡大、縮小、移動及び指定の少なくともいずれかを行う入力操作が受け付けられるため、検査の作業効率をさらに向上させることができる。つまり、検査対象となる鉄筋Rを人間が表示画面90により視覚的に確認して、検査対象となる鉄筋Rを選択及び追加し、又は、選択及び削除できるので、検査結果を事後的に修正する必要がなく、検査の効率が向上する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
なお、特願2017‐116046号の請求項は以下の通りである。
[請求項1]
第1視点から撮影された三次元空間の中の平面に配列された複数の鉄筋の第1画像と、前記第1視点とは異なる第2視点から撮影された前記平面に配列された複数の前記鉄筋の第2画像とにより、撮影基準点に対する複数の前記鉄筋の前記三次元空間における位置情報を取得するステレオ撮影部と、
前記ステレオ撮影部により取得された前記鉄筋の前記位置情報に基づいて、複数の前記鉄筋が配列された前記平面を特定する配列平面特定部と、
前記配列平面特定部により特定された前記平面に配列された複数の前記鉄筋を検査対象として、前記鉄筋の検査を行う検査部と、
を備えた配筋検査装置。
[請求項2]
前記配列平面特定部は、前記三次元空間の中に複数の前記鉄筋が配列された前記平面が複数含まれている場合に、複数の前記平面の前記撮影基準点からの距離に基づいて前記平面を特定する、請求項1に記載の配筋検査装置。
[請求項3]
前記配列平面特定部は、前記三次元空間の中に複数の前記鉄筋が配列された前記平面が複数含まれている場合に、複数の前記平面の前記撮影基準点からの視線に対する角度に基づいて前記平面を特定する、請求項1又は2に記載の配筋検査装置。
[請求項4]
前記検査部は、その長手方向が所定の範囲内である複数の前記鉄筋を前記検査対象として、前記鉄筋の検査を行う、請求項1~3のいずれか1項に記載の配筋検査装置。
[請求項5]
前記検査部は、その径が所定の範囲内である複数の前記鉄筋を前記検査対象として、前記鉄筋の検査を行う、請求項1~4のいずれか1項に記載の配筋検査装置。
[請求項6]
前記検査部は、前記撮影基準点からの距離が所定の範囲内である複数の前記鉄筋を前記検査対象として、前記鉄筋の検査を行う、請求項1~5のいずれか1項に記載の配筋検査装置。
[請求項7]
前記第1画像及び前記第2画像の少なくともいずれかに基づく表示画像を表示画面に表示し、前記表示画像の中で前記検査部により前記検査対象とされた複数の前記鉄筋にマークを付して前記表示画面に表示する表示制御部をさらに備えた、請求項1~6のいずれか1項に記載の配筋検査装置。
[請求項8]
前記表示画像の中で前記検査部により前記検査対象とされて前記マークを付されて前記表示画面に表示される前記鉄筋の選択、追加及び削除の少なくともいずれかを行うことにより、前記検査部により前記検査対象とされる前記鉄筋の選択、追加及び削除の少なくともいずれかを行う入力操作を受け付ける入力操作受付部をさらに備えた、請求項7に記載の配筋検査装置。
[請求項9]
前記第1画像及び前記第2画像の少なくともいずれかに基づく表示画像を表示画面に表示し、前記表示画像の中で前記検査部により前記検査対象とされた複数の前記鉄筋が配列されている検査範囲を前記表示画面に表示する表示制御部と、
前記表示画面に表示される前記検査範囲の拡大、縮小、移動及び指定の少なくともいずれかを行うことにより、前記検査部により前記検査対象とされる前記鉄筋が配列されている前記検査範囲の拡大、縮小、移動及び指定の少なくともいずれかを行う入力操作を受け付ける入力操作受付部と、
をさらに備えた、請求項1~8のいずれか1項に記載の配筋検査装置。
[請求項10]
前記検査部は、前記検査対象とされた複数の前記鉄筋の径、ピッチ及び本数の少なくともいずれかを検出する、請求項1~9のいずれか1項に記載の配筋検査装置。
[請求項11]
第1視点から撮影された三次元空間の中の平面に配列された複数の鉄筋の第1画像と、前記第1視点とは異なる第2視点から撮影された前記平面に配列された複数の前記鉄筋の第2画像とにより、撮影基準点に対する複数の前記鉄筋の前記三次元空間における位置情報を取得するステレオ撮影工程と、
前記ステレオ撮影工程により取得された前記鉄筋の前記位置情報に基づいて、複数の前記鉄筋が配列された前記平面を特定する配列平面特定工程と、
前記配列平面特定工程により特定された前記平面に配列された複数の前記鉄筋を検査対象として、前記鉄筋の検査を行う検査工程と、
を備えた配筋検査方法。
1a,1b…配筋検査装置、2…ステレオカメラ、3…パーソナルコンピュータ本体、4…ステレオ撮影部、5…配列平面特定部、6…検査部、7…表示制御部、8…入力操作受付部、9…タッチパネル式ディスプレイ、10…キーボード、11…鉄筋設計諸元記憶部、20…撮影基準点、90…表示画面、P1,P2,P3,P4…平面、S…視線、D…距離、θ…角度、l…長手方向、d…径、p…ピッチ、A…検査範囲。

Claims (10)

  1. 三次元空間の中に配列された複数の鉄筋の撮影により取得された撮影基準点に対する位置情報基づいて、複数の前記鉄筋が配列された平面を特定する配列平面特定部と、
    前記配列平面特定部により特定された前記平面に配列された複数の前記鉄筋を検査対象として、検査を行う検査部と、
    を備えた配筋検査装置。
  2. 前記配列平面特定部は、前記三次元空間の中に複数の前記鉄筋が配列された前記平面が複数含まれている場合に、複数の前記平面の前記撮影基準点からの距離に基づいて前記平面を特定する、請求項1に記載の配筋検査装置。
  3. 前記配列平面特定部は、前記三次元空間の中に複数の前記鉄筋が配列された前記平面が複数含まれている場合に、複数の前記平面の前記撮影基準点からの視線に対する角度に基づいて前記平面を特定する、請求項1又は2に記載の配筋検査装置。
  4. 前記検査部は、その長手方向が所定の範囲内である複数の前記鉄筋を前記検査対象として、検査を行う、請求項1~3のいずれか1項に記載の配筋検査装置。
  5. 前記検査部は、その径が所定の範囲内である複数の前記鉄筋を前記検査対象として、検査を行う、請求項1~4のいずれか1項に記載の配筋検査装置。
  6. 前記鉄筋を撮影した画像基づく表示画像を表示画面に表示し、前記表示画像の中で前記検査部により前記検査対象とされた複数の前記鉄筋にマークを付して前記表示画面に表示する表示制御部をさらに備えた、請求項1~5のいずれか1項に記載の配筋検査装置。
  7. 前記表示画像の中で前記検査部により前記検査対象とされて前記マークを付されて前記表示画面に表示される前記鉄筋の選択、追加及び削除の少なくともいずれかを行うことにより、前記検査部により前記検査対象とされる前記鉄筋の選択、追加及び削除の少なくともいずれかを行う入力操作を受け付ける入力操作受付部をさらに備えた、請求項6に記載の配筋検査装置。
  8. 前記鉄筋を撮影した画像基づく表示画像を表示画面に表示し、前記表示画像の中で前記検査部により前記検査対象とされた複数の前記鉄筋が配列されている検査範囲を前記表示画面に表示する表示制御部をさらに備えた、請求項1~5のいずれか1項に記載の配筋検査装置。
  9. 前記表示画面に表示される前記検査範囲の拡大、縮小、移動及び指定の少なくともいずれかを行うことにより、前記検査部により前記検査対象とされる複数の前記鉄筋が配列されている前記検査範囲の拡大、縮小、移動及び指定の少なくともいずれかを行う入力操作を受け付ける入力操作受付部をさらに備えた、請求項8に記載の配筋検査装置。
  10. 三次元空間の中に配列された複数の鉄筋の撮影により取得された撮影基準点に対する位置情報基づいて、複数の前記鉄筋が配列された平面を特定する配列平面特定工程と、
    前記配列平面特定工程により特定された前記平面に配列された複数の前記鉄筋を検査対象として、検査を行う検査工程と、
    を備えた配筋検査方法。
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