JP2013217881A - 配筋記録システム、配筋記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】配筋記録システム1では、型枠11上に主筋13および配力筋15を格子状に配列した配筋状態に対し、主筋方向に沿って間隔を空けて、複数のレーザー光線23a、23bを配力筋方向に照射する。加えて、配力筋方向に対し傾斜した方向にもレーザー光線23cを照射する。カメラ25により、各レーザー光線23a〜23cの主筋13等への投影部を、配力筋方向の複数の撮影範囲で撮影する。次に、撮影した各画像30aを正射変換し、レーザー光線23cとレーザー光線23aの距離に基づき画像30aを繋ぎ合わせて画像50aを作成する。また、投影部の配置等に基づき、主筋13の本数、間隔、鉄筋径、かぶり厚さを算出する。
【選択図】図1
Description
1.GPSなどの測定装置を用いてカメラの位置を特定する方法
2.画像間の共通点に基づく方法
3.位置を示す標識を配筋と同時に撮影する方法
がある。しかし、1.の方法は測定装置を別途設置することが必要となり、2.の方法は複数の画像に特定の共通点が写るように撮影する必要があり、3.の方法では撮影ごとに決まった位置に標識を設置する必要があり、手間がかかる。
また、前記配筋状態は、前記鉄筋の下方に配置された型枠を含み、前記情報処理装置は、前記正射変換した画像に基づき、前記鉄筋のかぶり厚さを算出することも望ましい。
前記記録ステップでは、前記正射変換した画像に基づき、前記鉄筋の本数、隣り合う前記鉄筋同士の間隔、および前記鉄筋の径を算出することが望ましい。
前記配筋状態は、前記鉄筋の下方に配置された型枠を含み、前記記録ステップでは、前記正射変換した画像に基づき、前記鉄筋のかぶり厚さを算出することも望ましい。
図1は本発明の実施形態の配筋記録システム1について説明する図である。図1(a)は配筋記録システム1と記録対象の配筋状態の一部を示す図であり、図1(b)はレーザー光線23aの照射方向(後述の配力筋方向)に沿った配筋状態の断面を示す図である。
また、各照射装置21a〜21cの高さは異なるようにしておくことが望ましい。1つの光線において下部主筋13bが上部主筋13aに遮蔽されていても、他の光線でこれを投影できるようにするためである。
本実施形態では、以上のように撮影した画像30a等に対し情報処理装置27にて画像処理を行うことにより、配筋状態についての記録を行う。以下、この手順について、図3〜図11を用いて説明する。
図3に示すように、配筋状態の記録に際しては、まず図2(a)に示す画像30a中の各投影部31の中心座標とY軸方向に対する傾斜角度θを算出する(S101)。なお、画像30a中のY軸方向は、前記した配力筋方向に対応する。
一方、光線23cの照射方向は、配力筋方向から角度γ傾いているので、図4(b)に示すように傾斜角度θは大きくなり、角度γに近くなる。
・上部主筋13aへの光線23bの投影部31a
・下部主筋13bへの光線23bの投影部31b
・型枠11への光線23bの投影部31c
・上部主筋13aへの光線23aの投影部31d
・下部主筋13bへの光線23aの投影部31e
・型枠11への光線23aの投影部31f
とする。
・上部主筋13aへの光線23cの投影部31g
・下部主筋13bへの光線23cの投影部31h
・型枠11への光線23cの投影部31i
とする。
同じく、図6(b)に示すように、下部主筋13bの位置は、消失点34から、下部主筋13bへの光線23a〜23cの投影部31e、31b、31hを通過する直線36の位置とする。
正射変換は公知の技術であるので詳細な説明は省略するが、斜めから撮影した画像の各点について変換行列を用いた射影変換を行い、画像の歪みを修正して、撮影範囲を略上方から見た画像に変換するものである。
そして、各投影部の射影変換後の中心座標を、それぞれ、(x1、y5)、(x1、y6)、(x5、y5)、(x5、y6)と定める。以上の座標を用いて前記の変換行列を算出する。
なお、図7(a)に示す2本の直線35(35−1、35−2)上の投影部31g(35g−1、31g−2)も、前記の変換行列により元の座標(x3、y3)、(x4、y4)から変換され、図7(b)に示すように、位置が(x3’、y3’)、(x4’、y4’)となっている。
tanγ=t×tanθ≒t×(x3’−x4’)/(y6−y5)
と満たすような係数tを算出する。
1.上部主筋13a間の間隔と上部主筋13aの径
2.下部主筋13b間の間隔と下部主筋13bの径
3.上部主筋13aと型枠11間のかぶり厚さ
4.下部主筋13bと型枠11間のかぶり厚さ
を求めるので、各測定対象の測定に用いるΔwを別々に算出する。
これは、画像50aは上部主筋13aへの光線の投影部に基づいて正射変換を行ったものであるので、下部主筋13bが配置された平面における実空間長さと画像50aのピクセル幅との対応関係が、上部主筋13aの場合とは若干異なる可能性があること、および画像50aのピクセル幅と実空間の平面上の長さとの対応関係と、画像50aのピクセル幅と実空間の鉛直方向の長さとの対応関係が異なることによる。
また、「2.下部主筋13b間の間隔と下部主筋13bの径」の測定に用いるΔw=Δw2は、光線23aの下部主筋13bへの投影部31e間のY軸方向のピクセル数がN2の場合、前記のd2を用いて、N2×Δw2=d2を満たすΔw2として算出する。
また、「4.下部主筋13bと型枠11間のかぶり厚さ」の測定に用いるΔw=Δw4は、光線23aの下部主筋13bへの投影部31eと型枠11への投影部31f間のX軸方向のピクセル数がN4の場合、前記のh2を用いて、N4×Δw4=h2を満たすΔw4として算出する。
同じく、光線23aの下部主筋13bへの投影部31eと、投影部31fの間のX軸方向のピクセル数M3にΔw4を掛けて、下部主筋13bのかぶり厚さとする。
なお、かぶり厚さは光線23bの投影部31a〜31cを用いて同様にして算出することもできる。
ここでは、投影部31dの近傍を表す図10(d)に示すように、光線23aの上部主筋13aへの投影部31dのY軸方向のピクセル数M4に、前記のΔw1を掛けたものを上部主筋13aの鉄筋径とする。
図示しないが、下部主筋13bの鉄筋径についても同様に求めることができ、投影部31eのY軸方向のピクセル数にΔw2を掛けたものを下部主筋13bの鉄筋径とすればよい。
なお、鉄筋径も、光線23bの投影部31a〜31cを用いて同様に算出可能である。また、鉄筋径は画像50b(図9(c))上で主筋13の幅方向(Y軸方向)のピクセル数を算出し、これにΔw1(上部主筋13aの場合)やΔw2(下部主筋13bの場合)を掛けたものとしてもよい。
11:型枠
13、13a、13b:主筋
15、15a、15b:配力筋
21a〜21c:レーザー光線照射装置
23a〜23c:レーザー光線
25:カメラ
25a:バンドパスフィルタ
26:撮影範囲
27:情報処理装置
30a、30b、50a、50b:画像
31、31a〜31i:投影部
Claims (8)
- 複数の鉄筋を、前記鉄筋の長手方向が略平行となるように並べて配列した配筋状態の記録を行う配筋記録システムであって、
前記鉄筋の長手方向に間隔を空けて複数配置され、前記鉄筋の配列方向に沿って第1のレーザー光線を前記鉄筋上に照射する第1のレーザー光線照射装置と、
前記鉄筋の配列方向から平面上傾斜した方向に沿って第2のレーザー光線を前記鉄筋上に照射する第2のレーザー光線照射装置と、
各レーザー光線の前記鉄筋への投影部を撮影する撮影装置と、
前記投影部を撮影した画像を正射変換した画像に基づき、前記配筋状態の記録を行う情報処理装置と、
を具備することを特徴とする配筋記録システム。 - 前記情報処理装置は、
前記投影部を前記鉄筋の配列方向の複数の範囲で撮影した各画像を正射変換し、前記第1のレーザー光線と第2のレーザー光線の画像上の距離に基づいて繋ぎ合わせ、一枚の画像を作成することを特徴とする請求項1記載の配筋記録システム。 - 前記情報処理装置は、
前記正射変換した画像に基づき、前記鉄筋の本数、隣り合う前記鉄筋同士の間隔、および前記鉄筋の径を算出することを特徴とする請求項1または請求項2記載の配筋記録システム。 - 前記配筋状態は、前記鉄筋の下方に配置された型枠を含み、
前記情報処理装置は、
前記正射変換した画像に基づき、前記鉄筋のかぶり厚さを算出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の配筋記録システム。 - 複数の鉄筋を、前記鉄筋の長手方向が略平行となるように並べて配列した配筋状態の記録を行う配筋記録方法であって、
前記鉄筋の長手方向に間隔を空けた複数の第1のレーザー光線を、前記鉄筋の配列方向に沿って前記鉄筋上に照射するとともに、第2のレーザー光線を、前記鉄筋の配列方向から平面上傾斜した方向に沿って前記鉄筋上に照射するレーザー光線照射ステップと、
各レーザー光線の前記鉄筋への投影部を撮影する撮影ステップと、
前記投影部を撮影した画像を正射変換した画像に基づき、前記配筋状態の記録を行う記録ステップと、
を具備することを特徴とする配筋記録方法。 - 前記記録ステップでは、
前記投影部を前記鉄筋の配列方向の複数の範囲で撮影した各画像を正射変換し、前記第1のレーザー光線と第2のレーザー光線の画像上の距離に基づいて繋ぎ合わせ、一枚の画像を作成することを特徴とする請求項5記載の配筋記録方法。 - 前記記録ステップでは、
前記正射変換した画像に基づき、前記鉄筋の本数、隣り合う前記鉄筋同士の間隔、および前記鉄筋の径を算出することを特徴とする請求項5または請求項6記載の配筋記録方法。 - 前記配筋状態は、前記鉄筋の下方に配置された型枠を含み、
前記記録ステップでは、
前記正射変換した画像に基づき、前記鉄筋のかぶり厚さを算出することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の配筋記録方法。
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