JP2017096808A - 撮像装置、撮像装置の制御方法、及び判定プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法、及び判定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 簡易に対象物の間の間隔を測定することができる撮像装置、撮像装置の制御方法、及び判定プログラムを提供することができる。
【解決手段】 一実施形態に係る撮像装置は、配列された複数の判定対象物が写った判定用画像を取得する画像取得部と、前記判定用画像に写った複数の前記判定対象物の像に基づいて前記複数の判定対象物の間隔が適正であるか否か判定する間隔判定部と、を具備する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法、及び判定プログラムに関する。
写真画像を利用して物体の長さ及び位置等を測定する手法が実用化されている。例えば特許文献1には、測定する対象である対象物とともに、寸法が既知である測定基準が写しこまれた画像に基づいて、対象物の実際の寸法を算出することが記載されている。
特開平10−281728号公報
特許文献1に記載されている方法等により対象物を測定する場合、測定の対象物とともに測定基準を画像に写しこむ必要がある為、手間がかかるという課題がある。
また、撮像装置と対象物との距離と、画像上の対象物の寸法と、撮像レンズの焦点距離と、に基づいて対象物の寸法を測定する方法がある。しかし、このような方法によると、距離の異なる複数の対象物の間の間隔を算出する為に、対象物毎に画像及び距離を取得する必要があり手間であるという課題がある。
本発明は、簡易に対象物の間の間隔を測定することができる撮像装置、撮像装置の制御方法、及び判定プログラムを提供することを目的とする。
一実施形態に係る撮像装置は、配列された複数の判定対象物が写った判定用画像を取得する画像取得部と、前記判定用画像に写った複数の前記判定対象物の像に基づいて前記複数の判定対象物の間隔が適正であるか否か判定する間隔判定部と、を具備する。
簡易に対象物の間の間隔を測定することができる撮像装置、撮像装置の制御方法、及び判定プログラムを提供することができる。
図1は、一実施形態に係る撮像装置の使用例の例について説明する為の図である。 図2は、一実施形態に係る撮像装置の制御系の例について説明する為の図である。 図3は、一実施形態に係る撮像装置により取得した判定用画像の例について説明する為の図である。 図4は、一実施形態に係る撮像装置における第1の間隔判定処理の例について説明する為の図である。 図5は、一実施形態に係る撮像装置における第2の間隔判定処理の例について説明する為の図である。 図6は、一実施形態に係る撮像装置の動作の例について説明する為の図である。 図7は、一実施形態に係る撮像装置の間隔判定処理の例について説明する為の図である。 図8は、一実施形態に係る撮像装置の間隔判定処理の例について説明する為の図である。
以下、図を参照しながら、一実施形態に係る撮像装置、撮像装置の制御方法、及び判定プログラムについて詳細に説明する。
図1は、撮像装置1により同一平面上に並べられた複数の鉄筋により構成された構造体2を撮像する場合の例を示す説明図である。撮像装置1は、例えば工事現場などで用いられ、構造体2の画像を取得し、取得した画像に基づいて構造体2を構成する鉄筋の間隔が予め設定された間隔(例えば等間隔)であるか否かを判定する装置である。
構造体2は、同一平面上に並べられた複数の鉄筋3及び複数の鉄筋4を備えるものである。構造体2は、例えば床版に用いられる格子状に配列された複数の鉄筋3及び複数の鉄筋4により構成されるものである。鉄筋3及び鉄筋4は、それぞれ所定の直径の棒状に形成されている。複数の鉄筋3は、同一平面上に所定の間隔で互いに平行に配列されている。なお、複数の鉄筋3が配列された方向を配列方向と称し、鉄筋3が延びる方向を延出方向と称し、配列方向と延出方向とを含む平面を配列平面と称する。また、複数の鉄筋4は、複数の鉄筋3の延出方向と直交する方向に延び、且つ同一配列平面上に所定の間隔で互いに平行に配列されている。図1では、画面の奥行き方向に配列方向が取られた例を示しているが、この場合には、「配列方向」を「奥行き方向」、または、少し角度が付くが、広義に「撮影光軸方向」とも表現でき、「撮像装置からの距離方向」、「距離変化方向」とも表現が可能である。また、図1の例では、「延出方向」は、これに略直交しているとも表現できるため、「奥行き方向に直交する方向」とか、上記記載に対応する表現が可能である。もちろん、「画面左右方向」とか「画角方向」、図4から見ても撮像素子面の広がり方向とか、撮像素子の一辺の方向、さらには、X、Y方向と表現することも可能である。この場合、配列方向は「Z方向」と言い換えてもよい。
撮像装置1は、撮像装置1から見て奥行方向に配列された鉄筋(図1の例では鉄筋3)を判定の対象物として、判定用画像を取得する。撮像装置1は、取得した判定用画像に基づいて、複数の対象物が所定の間隔で配列されているか否か判定する。なお、撮像装置1は、撮像面と平行な方向に配列された複数の他の鉄筋(図1の例では鉄筋4)が所定の間隔で配列されているか否かをさらに判定する構成であってもよい。
図2は、撮像装置1の構成の例を示すブロック図である。
図2に示すように、撮像装置1は、レンズ11、撮像素子12、信号処理部13、画像処理部14、操作部15、表示部16、メモリI/F17、通信部18、角速度センサ19、及び主制御部20を備える。
レンズ11は、透過した光を撮像素子12に結像させる。レンズ11は、撮像レンズと、絞り機構と、撮像レンズ及び絞り機構の動作を制御するレンズ制御部と、を備える。
撮像レンズは、被写体からの光線を撮像素子12の撮像面上に結像させる。撮像レンズは、複数のレンズの組み合わせにより構成される。
絞り機構は、開閉自在に構成され、撮像レンズを介して撮像素子に入射する光線の量をレンズ制御部の制御に基づいて調整する。
レンズ制御部は、主制御部20と通信可能に構成される。レンズ制御部は、主制御部20からの入力、またはレンズ11に設けられた操作部材の操作に従って、撮像レンズ及び絞り機構の動作をそれぞれ制御する。
また、撮像レンズは、合焦用のレンズ(合焦レンズ)、焦点距離を変更する為のレンズ(変倍レンズ)、及びリレーレンズなどを備える。レンズ制御部は、変倍レンズを撮像レンズの光軸に沿って移動させることにより焦点距離を変えることができる。レンズ制御部は、変倍レンズの位置を検出することにより撮像レンズの焦点距離を検出することができる。また、レンズ制御部は、合焦レンズを撮像レンズの光軸に沿って移動させることにより撮像レンズの主点から合焦対象である被写体までの距離(被写体距離)と、主点から撮像素子12の撮像面までの距離(像距離)と、を変えることができる。レンズ制御部は、合焦時の合焦レンズの位置(合焦位置)を検出することにより被写体距離と、像距離と、を検出することができる。レンズ11は、焦点距離、被写体距離、及び像距離の検出結果を主制御部20に入力する。
なお、撮像装置1は、レンズ11を装着可能なマウントをレンズ11の代わりに備える構成であってもよい。
撮像素子12は、レンズ11の後部、即ち撮像装置1の筐体の内部側に設けられる。撮像素子12は、光を光電変換し電荷を蓄える撮像用画素が複数配列されて構成された撮像面を備える。各撮像用画素の光が入射する面には、カラーフィルタが設けられている。撮像素子12は、例えば、Charge Coupled Devices(CCD)イメージセンサ、Complementary Metal Oxide Semiconductor(CMOS)イメージセンサ、または他の撮像素子により構成される。撮像素子12は、レンズ11を介して集光されて撮像面に結像された被写体像を光量に応じた電気信号に変換することにより、画像信号を生成する。
信号処理部13は、撮像素子12によって生成された画像信号を主制御部20の制御に基づいて読み出す。信号処理部13は、読み出した画像信号に対して主制御部20の制御に基づいて種々の信号処理を施す。信号処理部13は、信号処理を施した画像信号をディジタル信号の画像データに変換し、主制御部20に入力する。
上記のように、レンズ11、撮像素子12、及び信号処理部13が撮像部(画像取得部)を構成する。撮像部は、レンズ11により撮像面に結像された光を撮像素子12が撮像することによって画像データを取得する。撮像部は、上記の撮像動作によって静止画としての画像データを取得する。また、撮像部は、スルー画として表示する為の画像データを連続的に取得する。例えば、撮像部は、撮像素子12により連続的に撮像された画像信号を主制御部20の制御に基づく周期で信号処理部13により読み出すことにより、スルー画として表示可能な連続した画像データを取得することができる。
画像処理部14は、主制御部20の制御に基づいて画像データに対して色補正、ガンマ(γ)補正、コントラスト補正、白黒・カラーモード処理、及びスルー画処理などの各種の画像処理を行う。また、画像処理部14は、主制御部20の制御に基づいて画像データをJPEG方式で圧縮してJPEG方式の画像データであるJPEGデータに変換する。画像処理部14は、JPEGデータを主制御部20に入力する。
操作部15は、ユーザが撮像装置1の各種の操作を行うための複数の操作部材を備える。操作部材は、例えば、タッチセンサ15t、及び種々のボタン等を含む。タッチセンサ15tは、例えば、抵抗膜式タッチセンサ、または静電容量式タッチセンサ等である。即ち、タッチセンサ15tは、ある領域内において指定された位置を示す情報を取得する指定位置取得部である。タッチセンサ15tは、後述する表示部16の表示パネルと一体に設けられ、表示パネルのタッチされた位置を示す信号(タッチ位置信号)を検出し、検出したタッチ位置信号を主制御部20に入力する。
表示部16は、主制御部20から入力された画像データに基づいて画面を表示する。表示部16は、表示装置と、画像データに基づいて表示装置に画面を表示させる駆動回路と、を備える。表示部16は、例えば表示パネルを表示装置として備える。表示パネルは、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、または他の画面を表示する為の表示装置である。表示パネル16は、上述したタッチセンサ15tが一体に組み合わされてタッチパネル(タッチスクリーン)として機能する。表示パネルは、例えば撮像装置1の筐体の背面から回動可能な状態で設けられた支持体に設けられている。支持体は、筐体の背面に設けられたヒンジの軸を中心に回動可能な状態で設けられている。これにより、表示パネルの角度を変更することができる。この表示部に判定結果を表示するのは一つの重要な実施例であるが、通信部を設けて遠隔地や外部に表示してもよく、検出結果を表示することなく、他の制御に反映させてもよい。
メモリI/F17は、複数の接触端子を備える記録媒体Mを挿入可能なカードスロットと、記録媒体Mがカードスロットに挿入された場合に記録媒体Mの接触端子と電気的に接続される接触端子と、を備える。記録媒体Mは、例えばメモリカードである。メモリI/F17は、記録媒体Mと主制御部20との間でのデータの入出力を中継する。
通信部18は、他の機器と通信を行う為のインタフェースである。通信部18は、例えば、図示されないアクセスポイントと無線通信を行なうことにより、アクセスポイントが接続されたネットワーク上の他の機器と通信を行なうことができる。また、通信部18は、例えば、スマートフォン、ノートPC等の情報処理装置とアドホック・モードにより通信を行う構成であってもよい。また、通信部18は、例えば、上記したような情報処理装置と有線通信を行う構成であってもよい。
角速度センサ19は、撮像装置1の筐体の姿勢の変化に伴って生じる回転運動を角速度信号として検出する。角速度センサ19は、例えばジャイロセンサである。角速度センサ19は、例えば、撮像素子12の撮像面の水平方向を軸としたピッチ方向における回転運動、及び撮像面の垂直方向を軸としたヨー方向における回転運動、及びレンズ11の光軸を軸としたロール方向における回転運動、をそれぞれ検出し、角速度信号を生成する。
主制御部20は、撮像装置1の各部の動作を制御する。主制御部20は、例えばCPUとメモリとを備える。主制御部20は、例えばCPUがメモリに記憶されているプログラムを読み出して実行することによって種々の機能を実現する。例えば、主制御部20は、操作判定部21、撮像制御部22、表示制御部23、傾き判定部24、対象抽出部25、間隔判定部26、及び記録制御部27として機能する。
操作判定部21は、操作部15により入力された操作の判定を行う。即ち、操作判定部21は、操作部15によりどのような操作が指示されたかを認識する。また、操作判定部21は、操作部15のタッチセンサ15tから入力されたタッチ位置信号に基づいて、表示パネルのどの位置がタッチされたかを認識する。
撮像制御部22は、各部を制御して画像を取得する為の動作を実行する。例えば、撮像制御部22は、レンズ11に制御信号を入力することにより、絞り機構を駆動して露出制御を行う。また、撮像制御部22は、レンズ11に制御信号を入力することにより、合焦レンズを駆動して合焦処理を行う。具体的には、撮像制御部22は、撮像レンズを通過した光線に基づき、探索領域(AFエリア)内の任意の被写体にピントを合わせて合焦状態を得る自動合焦(AF)処理を行う。
さらに、撮像制御部22は、信号処理部13により撮像素子12から画像信号を読み出してA/D変換を行うことにより画像データを取得する。例えば、撮像制御部22は、判定の対象物である鉄筋3に合焦した状態で判定用画像としての画像データを取得する。
また、例えば、撮像制御部22は、撮像素子12により生成された画像信号を予め設定された周期で読み出すように信号処理部13を制御することにより、表示部16にスルー画として表示可能な画像データを取得する。
また、撮像制御部22は、例えば、自動露出(AE)処理、ホワイトバランス(WB)調整処理、及び他の種々の処理を行う構成であってもよい。
表示制御部23は、表示部16による表示処理を制御する。例えば、表示制御部23は、表示部16に画像データを入力することにより表示部16の表示装置に画面を表示させる。例えば、表示制御部23は、撮像動作によって取得した画像データを表示部16に入力することにより、表示部16に静止画の表示を行わせる。また、表示制御部23は、撮像部により連続して取得した画像データを表示部16に入力することにより、表示部16にスルー画表示を行わせる。
さらに、表示制御部23は、各種の設定情報及び撮像装置1の状態などに基づいて種々のアイコン及び文字などの表示を含むオンスクリーンディスプレイ(OSD)を表示部16に表示させるためのOSDデータを生成する。例えば、表示制御部23は、撮像装置1の撮影モード、各種の設定情報、バッテリー残量、撮影可能枚数、撮影可能時間、及びAFエリアなどの種々の情報を表示部16の表示装置に表示させるためのOSDデータを生成する。表示制御部23は、OSDデータに基づくOSDを重畳させた画像データを表示部16に入力する。
傾き判定部24は、角速度センサ19により検出された角速度信号に基づいて判定の対象物に対するレンズ11の撮像レンズの光軸の傾きを算出する。例えば、床版に用いられる格子状に配列された複数の鉄筋3を判定の対象物とする場合、鉄筋3の配列平面は、水平面と平行な面となる。この場合、傾き判定部24は、水平面に対する撮像レンズの光軸の傾きを算出する。
対象抽出部25は、画像から判定の対象物を抽出する。例えば、床版に用いられる格子状に配列された複数の鉄筋3を判定の対象物とする場合、対象抽出部25は、画像から鉄筋3を抽出する。対象抽出部25は、まず判定の基準となる対象物(基準対象物)を画像から抽出する。次に、対象抽出部25は、基準対象物と比較する対象物(比較対象物)を画像から抽出する。例えば、対象抽出部25は、空間認識、パターン認識、または物体認識などを用いて、判定用画像に映り込んだ鉄筋3を抽出する。具体的には、対象抽出部25は、画像から棒状の物体を抽出することにより、構造体2として構成された複数の鉄筋3を判定対象物として抽出する。さらに、対象抽出部25は、色または模様に基づいて鉄筋3を抽出する構成であってもよい。
間隔判定部26は、判定用画像に映り込んだ複数の鉄筋3の像に基づいて、複数の鉄筋3が予め定められた間隔(例えば等間隔)で配列されているか否か判定する。さらに、間隔判定部26は、複数の対象物の間隔が適正であるか否かに基づいて、警告表示を行う構成であってもよい。即ち、間隔判定部26は、複数の対象物の間隔が適正でないと判定した場合、その旨を表示部16に表示してもよい。さらに、間隔判定部26は、間隔が適正でない対象物を表示部16に表示した判定用画像上で明示してもよい。間隔判定部26は、第1の間隔判定処理を行う第1の間隔判定部28と、第2の間隔判定処理を行う第2の間隔判定部29とを備える。
第1の間隔判定部28は、判定用画像に映り込んだ複数の鉄筋3の径を比較することによって複数の鉄筋3が予め定められた間隔(例えば等間隔など)で配列されているか否か判定する第1の間隔判定処理を行う。第1の間隔判定部28による第1の間隔判定処理については後述する。
第2の間隔判定部29は、判定用画像に映り込んだ複数の鉄筋3の位置と、判定用画像撮像時のレンズ11の撮像レンズの光軸の傾きと、に基づいて、複数の鉄筋3が予め定められた間隔(例えば等間隔など)で配列されているか否か判定する第2の間隔判定処理を行う。第2の間隔判定部29による第2の間隔判定処理については後述する。
間隔判定部26は、第1の間隔判定部28による第1の間隔判定処理の結果と、第2の間隔判定部29による第2の間隔判定処理の結果と、の両方またはいずれかに基づいて、複数の鉄筋3の配列が適正か否かを統合的に判定する。例えば、間隔判定部26は、第1の間隔判定部28による第1の間隔判定処理と、第2の間隔判定部29による第2の間隔判定処理と、の両方において複数の鉄筋3が予め定められた間隔で配列されていると判定した場合に複数の鉄筋3の配列が適正であると判定する。また、例えば、間隔判定部26は、第1の間隔判定部28による第1の間隔判定処理と、第2の間隔判定部29による第2の間隔判定処理と、のいずれかにおいて複数の鉄筋3が予め定められた間隔で配列されていると判定した場合に複数の鉄筋3の配列が適正であると判定する構成であってもよい。
記録制御部27は、撮像動作によって取得した画像データをファイル化し、メモリI/F17に装着されている記録媒体Mに書き込む。また、記録制御部27は、上記の判定処理の結果をメモリI/F17に装着されている記録媒体Mに書き込む。また、記録制御部27は、判定用画像と、判定処理の結果と、を関連付けてメモリI/F17に装着されている記録媒体Mに書き込む構成でもよい。例えば、記録制御部27は、第1の間隔判定処理の結果、第2の間隔判定処理の結果、及び統合的な判定結果のうちのいずれか、または複数と、判定用画像と、を関連付けてメモリI/F17に装着されている記録媒体Mに書き込む構成でもよい。
次に、第1の間隔判定部28による第1の間隔判定処理について説明する。図3は、撮像部により取得した判定用画像31の例を示す。判定用画像31には、3つの鉄筋3と、複数の鉄筋4とが写っている。なお、撮像装置1に近い順に鉄筋3a、鉄筋3b、鉄筋3cと称する。また、鉄筋3bを基準対象物として扱い、鉄筋3bの前後の鉄筋3a及び鉄筋3cを比較対象物として扱うとする。なお、ここでは、撮像素子の横方向(X方向)と、測定対象の延出方向がぴたりと一致しているような図となっているが、回転があっても、モータなどアクチュエータによる撮像素子の回転補正によっても、画像処理的な補正を行えば、同様の画像が取得可能であることを追記しておく。このような構成(撮像素子位置変更部、回転画像処理部)を持つものも、本願の範疇に入るものとなっている。また、ここでは、鉄筋と鉄筋の間を間隔としているが、間隔と間隔の間の鉄筋部を見れば、鉄筋の太さの均一性を見ることも可能であることは言うまでもない。また、棒状のものである必要もなく、飛び石のようなものでも、同様の効果で測定が可能である。
第1の間隔判定部28は、判定用画像31における鉄筋3aの径rn、鉄筋3bの径r0、及び鉄筋3cの径rfの関係に基づいて、複数の鉄筋3が予め定められた間隔で配列されているか否か判定する。
例えば、第1の間隔判定部28は、複数の鉄筋3が等間隔で配列されているか否か判定する。図4は、撮像装置1と鉄筋3との位置関係を鉄筋3の延出方向から見た図である。図4に示すように、鉄筋3a、鉄筋3b、及び鉄筋3cの実際の径をRとし、基準となる鉄筋3bまでの被写体距離をLとし、撮像面から撮像レンズの主点Pまでの距離(焦点距離)をXとする。
ここで、鉄筋3a、鉄筋3b、及び鉄筋3cが間隔ΔKで配列平面に配列されているとする。また、撮像レンズの光軸と配列平面とが成す角をθとする。この場合、鉄筋3aと鉄筋3bとの被写体距離の差、及び鉄筋3aと鉄筋3cとの被写体距離の差であるΔLは、ΔL=ΔK・cosθで表すことができる。複数の鉄筋3が等間隔で配列されている場合、
r0=R・X/L・・・(数式1)
rn=R・X/(L−ΔL)・・・(数式2)
rf=R・X/(L+ΔL)・・・(数式3)
が成り立つ。
数式2より
ΔL=L−R・X/rn・・・(数式4)
を導き出すことができる。
また、数式3より
ΔL=R・X/rf−L・・・(数式5)
を導き出すことができる。
数式4と数式5とでは、左辺が等しいので、
L−R・X/rn=R・X/rf−L・・・(数式6)
が成り立つ。
数式6より
X・R((1/rf)+(1/rn))=2L・・・(数式7)
が成り立つ。
また、数式1より
X・R=r0・L・・・(数式8)
を導き出すことができる。
数式7に数式8を代入することにより、
(r0/rf)+(r0/rn)=2・・・(数式9)を導き出すことができる。
第1の間隔判定部28は、判定用画像31に基づいて鉄筋3aの径rn、鉄筋3bの径r0、及び鉄筋3cの径rfをそれぞれ算出する。第1の間隔判定部28は、径rn、径r0、及び径rfの値を数式9に代入して数式9が成り立つ場合、鉄筋3a、鉄筋3b、及び鉄筋3cが等間隔で配列されていると判定する。なお、ここでは3本の鉄筋3を対象として間隔を判定する例について説明したが、第1の間隔判定部28は、基準対象物となる鉄筋を変更しつつ間隔を判定することにより、4本以上の鉄筋の間隔について判定することもできる。
なお、実際は、鉄筋3の間隔は厳密に等間隔で配列できないことが想定される為、第1の間隔判定部28による鉄筋3a、鉄筋3b、及び鉄筋3cが等間隔で配列されているか否かの判定にマージンが設けられてもよい。例えば、第1の間隔判定部28は、(r0/rf)+(r0/rn)≒2である場合に鉄筋3a、鉄筋3b、及び鉄筋3cが等間隔で配列されていると判定する構成であってもよい。またさらに、第1の間隔判定部28は、(r0/rf)+(r0/rn)の値が任意で設定された範囲内である場合に鉄筋3a、鉄筋3b、及び鉄筋3cが等間隔で配列されていると判定する構成であってもよい。
次に、第2の間隔判定部29による第2の間隔判定処理について説明する。第2の間隔判定部29は、図3により示される判定用画像31における鉄筋3aと鉄筋3bとの間隔Δy1と、鉄筋3aと鉄筋3cとの間隔Δy2と、の関係に基づいて、複数の鉄筋3が予め定められた間隔で配列されているか否か判定する。なお、鉄筋3bを基準対象物として扱い、鉄筋3bの前後の鉄筋3a及び鉄筋3cを比較対象物として扱うとする。
例えば、第2の間隔判定部29は、基準となる鉄筋3bと撮像レンズの光軸(撮像光軸)とが交わっている状態で鉄筋3bと鉄筋3aとの間隔と、鉄筋3bと鉄筋3cとの間隔と、が等しく配列されているか否か判定する。図5は、撮像装置1と鉄筋3との位置関係を鉄筋3の延出方向から見た図である。図5に示すように、鉄筋3bまでの被写体距離をLとし、撮像面から撮像レンズの主点Pまでの距離(焦点距離)をXとする。空間上における鉄筋3aの位置を点A、鉄筋3bの位置を点B、鉄筋3cの位置を点Cとする。撮像光軸上で点Aと同じ被写体距離に位置する点を点Dとし、像光軸上で点Cと同じ被写体距離に位置する点を点Eとする。主点Pと点Aとの延長線と、撮像光軸と点Eにおいて直交する平面と、が交わる点を点Fとする。点Aから撮像光軸と平行に伸ばした補助線と、撮像光軸と点Eにおいて直交する平面と、が交わる点を点Gとする。また、撮像面上の鉄筋3aが写った位置を点Hとし、鉄筋3bが写った位置を点Iとし、鉄筋3cが写った位置を点Jとする。
ここで、鉄筋3a、鉄筋3b、及び鉄筋3cが間隔ΔKで配列平面に配列されているとする。また、撮像レンズの光軸と配列平面とが成す角をθとする。この場合、鉄筋3aと鉄筋3bとの被写体距離の差、及び鉄筋3aと鉄筋3cとの被写体距離の差であるΔLは、ΔL=ΔK・cosθで表すことができる。
鉄筋3a、鉄筋3b、及び鉄筋3cが等間隔で配列平面上に配列されているとすると、三角形ABDと三角形CBEとは合同である為、点Dから点Bの間隔と点Eから点Bの間隔は長さがΔLで等しく、点Dから点Aの間隔と点Eから点Cの間隔がΔY1で等しい。また、三角形JIPと三角形CEPとは相似である為、点Jと点Iとの間隔Δy1は、
Δy1=X・ΔY1/(L+ΔL)・・・(数式10)
で表される。
また、三角形HIPと三角形FEPとは相似である為、点Hと点Iとの間隔Δy2は、
Δy2=X・(ΔY1+ΔY2)/(L+ΔL)・・・(数式11)
で表される。
また、三角形HIPと三角形FAGとは相似である為、点Fと点Gとの間隔ΔY2は、
ΔY2=2ΔL・Δy2/X・・・(数式12)
で表される。
また、点Dから点Aの間隔及び点Eから点Cの間隔であるΔY1は、
ΔY1=ΔL・tanθ・・・(数式13)
で表される。
数式11に数式12を代入することにより、
Δy2=X・(ΔY1+2ΔL・Δy2/X)/(L+ΔL)・・・(数式14)
を導き出すことができる。
数式14より
Δy2(L+ΔL)=X・ΔY1+2ΔL・Δy2・・・(数式15)
を導き出すことができる。
さらに、数式15に数式13を代入することにより、
Δy2(L+ΔL)=X・ΔL・tanθ+2ΔL・Δy2・・・(数式16)
を導き出すことができる。
また、数式10を変形することによって、
Δy1(L+ΔL)=X・ΔY1・・・(数式17)
を導き出すことができる。
さらに、数式17に数式13を代入することにより、
Δy1(L+ΔL)=X・ΔL・tanθ・・・(数式18)
を導き出すことができる。
さらに、数式16と数式18とを用いてΔy1とΔy2との比率を示す
Δy2/Δy1=(X・ΔL・tanθ+2ΔL・Δy2)/(X・ΔL・tanθ)
・・・(数式19)
を導き出すことができ、
数式19を変形することによって、
Δy2/Δy1=1+(2・Δy2)/(X・tanθ)・・・(数式20)
を導き出すことができる。
第2の間隔判定部29は、判定用画像31に基づいて鉄筋3aと鉄筋3bとの間隔Δy1と、鉄筋3bと鉄筋3cとの間隔Δy2とをそれぞれ算出する。第2の間隔判定部29は、間隔Δy1、間隔Δy2、焦点距離X、及び傾きθの値を数式20に代入して数式20が成り立つ場合、鉄筋3a、鉄筋3b、及び鉄筋3cが等間隔で配列されていると判定する。なお、ここでは3本の鉄筋3を対象として間隔を判定する例について説明したが、第1の間隔判定部28は、基準対象物となる鉄筋を変更しつつ間隔を判定することにより、4本以上の鉄筋の間隔について判定することもできる。
なお、実際は、鉄筋3の間隔は厳密に等間隔で配列できないことが想定される為、第2の間隔判定部29による鉄筋3a、鉄筋3b、及び鉄筋3cが等間隔で配列されているか否かの判定にマージンが設けられてもよい。例えば、第2の間隔判定部29は、Δy2/Δy1≒1+(2・Δy2)/(X・tanθ)である場合に鉄筋3a、鉄筋3b、及び鉄筋3cが等間隔で配列されていると判定する構成であってもよい。またさらに、第2の間隔判定部29は、Δy2/Δy1と1+(2・Δy2)/(X・tanθ)との差が予め設定された範囲内である場合に鉄筋3a、鉄筋3b、及び鉄筋3cが等間隔で配列されていると判定する構成であってもよい。
図6乃至図8は、撮像装置1の動作の例について説明する為のフローチャートである。図6は、撮像装置1のモード選択に関する処理について説明する為のフローチャートである。
撮像装置1の主制御部20は、撮影モードが選択されているか否か(ステップS11)、間隔判定モードが選択されているか否か(ステップS12)、再生モードが選択されているか否か(ステップS13)をそれぞれ判定する。
ステップS11で撮影モードが選択されていると判定した場合(ステップS11、YES)、主制御部20は、撮影処理を実行し(ステップS14)、ステップS17に移行する。撮影処理は、撮像装置1が操作に応じて撮像動作を実行して画像データを記録する処理である。
ステップS12で間隔判定モードが選択されていると判定した場合(ステップS12、YES)、主制御部20は、間隔判定処理を実行し(ステップS15)、ステップS17に移行する。間隔判定処理は、鉄筋3などの複数の対象物の間隔が予め設定された間隔であるか否かを判定する処理である。
ステップS13で再生モードが選択されていると判定した場合(ステップS13、YES)、主制御部20は、再生処理を実行し(ステップS16)、ステップS17に移行する。再生処理は、撮像装置1が操作に応じて記録媒体Mに記録されているファイルを再生して表示部16に表示する処理である。
ステップS13で再生モードが選択されていないと判定した場合(ステップS13、NO)、主制御部20は、動作を終了するか否か判断する(ステップS17)。主制御部20は、動作を終了しない場合(ステップS17、NO)、ステップS11に戻る。また、主制御部20は、動作を終了する場合(ステップS17、YES)、図6の処理を終了する。
図7及び図8は、図6のステップS15に示した間隔判定処理について説明する為のフローチャートである。
主制御部20は、撮像部によりスルー画として表示可能な画像データを取得する(ステップS21)。主制御部20は、ステップS21で取得した画像データを表示部16に表示させるスルー画表示を実行する(ステップS22)。
主制御部20は、対象抽出部25により画像データから基準対象物を抽出する(ステップS23)。主制御部20は、例えば画像データから棒状であり且つ撮像装置1から見て奥側に3つ並んで配列された鉄筋3のうちの真中の1つを基準対象物として抽出する。
主制御部20は、ステップS23で基準対象物が抽出されたか否か判定する(ステップS24)。主制御部20は、基準対象物が抽出されたと判定した場合(ステップS24、YES)、対象抽出部25により画像データから比較対象物を抽出する(ステップS25)。主制御部20は、例えば画像データから棒状であり、撮像装置1から見て奥側に配列され、且つ基準対象物と隣り合う2つの鉄筋を比較対象物として抽出する。
主制御部20は、比較対象物が抽出されたか否か判定する(ステップS26)。主制御部20は、ステップS24で基準対象物が抽出されていないと判定した場合(ステップS24、NO)、またはステップS26で比較対象物が抽出されていないと判定した場合(ステップS26、NO)、アラートを出力し(ステップS27)、間隔判定処理を終了する。例えば、主制御部20は、基準対象物、または基準対象物と比較対象物との両方が画角内で抽出されない為、撮像装置1の向きの修正を促すアラート表示を表示部16により出力する。また、そもそも、等配列でないことは問題であるとして、不具合マークを表示しても良いし、どの部分の測定で問題があったかを、測定対象物の画像上に表示して、問題点を明確化するようにしてもよい。もちろん、測定結果に従って、対象物の配列を修正するようなメカニズムを連携させてもよい。また、検査の姿勢が悪い時には、検査する装置の方を、角度なり位置なり画角なりを補正するような自動化を行う応用も可能である。
主制御部20は、ステップS26で比較対象物が抽出されたと判定した場合(ステップS26、YES)、判定の対象物に合焦しているか否か判定する(ステップS28)。例えば、主制御部20は、基準対象物と比較対象物との両方に合焦しているか否か判定する。なお、主制御部20は、通常の撮像処理時の合焦の基準に従って合焦しているか否か判定する構成であってもよいし、上記の第1の間隔判定処理及び第2の間隔判定処理を実行可能な合焦の度合であれば合焦したと判断する構成であってもよい。
主制御部20は、判定の対象物に合焦していないと判定した場合(ステップS28、NO)、自動合焦処理を行い(ステップS29)、ステップS28の処理に戻る。なお、主制御部20は、ステップS29の自動合焦処理を行っても判定の対象物に合焦しない場合、レンズ11の絞り機構を制御することにより被写界深度を深くする構成であってもよい。例えば、主制御部20は、パンフォーカスが可能な絞り値にすることによって、ステップS28及びステップS29を省略する構成であってもよい。
主制御部20は、判定の対象物に合焦したと判定した場合(ステップS28、YES)、撮像動作を実行することにより判定用画像を取得する(ステップS30)。
また、主制御部20は、判定用画像の取得時の撮像光軸の傾きを取得する(ステップS31)。主制御部20は、判定する間隔の方向と平行な方向に対する撮像光軸の傾きを取得する。例えば、本例のように床版に用いられる鉄筋3の配列を判定の対象とする場合、鉄筋の延出方向及び配列方向が水平面と平行であることが想定される。この為、主制御部20は、判定用画像の取得時の水平面に対する撮像光軸の傾きを取得する。
主制御部20は、第1の間隔判定処理の結果と、第2の間隔判定処理の結果と、の両方に基づいて間隔判定を行うか否か判断する(ステップS32)。
主制御部20は、第1の間隔判定処理の結果と、第2の間隔判定処理の結果と、の両方に基づいて間隔判定を行うと判断した場合(ステップS32、YES)、ステップS30で取得した判定用画像に基づいて第1の間隔判定部28により第1の間隔判定処理を実行し、ステップS30で取得した判定用画像とステップS31で取得した傾きとに基づいて第2の間隔判定部29により第2の間隔判定処理を実行し、第1の間隔判定処理の結果と、第2の間隔判定処理の結果と、の両方に基づいて複数の鉄筋3の配列が適正であるか否か判定し(ステップS33)、間隔判定処理を終了する。例えば、主制御部20は、第1の間隔判定部28による第1の間隔判定処理と、第2の間隔判定部29による第2の間隔判定処理と、の両方において複数の鉄筋3が予め定められた間隔で配列されていると判定した場合に複数の鉄筋3の配列が適正であると判定する。また、例えば、主制御部20は、第1の間隔判定部28による第1の間隔判定処理と、第2の間隔判定部29による第2の間隔判定処理と、のいずれかにおいて複数の鉄筋3が予め定められた間隔で配列されていると判定した場合に複数の鉄筋3の配列が適正であると判定する構成であってもよい。
主制御部20は、ステップS32で第1の間隔判定処理の結果と、第2の間隔判定処理の結果と、の両方に基づいて間隔判定を行わないと判断した場合(ステップS32、NO)、第1の間隔判定処理を実行するか否か判断する(ステップS34)。主制御部20は、ステップS34で第1の間隔判定処理を実行すると判断した場合(ステップS34、YES)、ステップS30で取得した判定用画像に基づいて第1の間隔判定部28により第1の間隔判定処理を実行し、第1の間隔判定処理の結果に基づいて複数の鉄筋3の配列が適正であるか否か判定し(ステップS35)、間隔判定処理を終了する。
また、主制御部20は、ステップS34で第1の間隔判定処理を実行しないと判断した場合(ステップS34、NO)、ステップS30で取得した判定用画像とステップS31で取得した傾きとに基づいて第2の間隔判定部29により第2の間隔判定処理を実行し、第2の間隔判定処理の結果に基づいて複数の鉄筋3の配列が適正であるか否か判定し(ステップS36)、間隔判定処理を終了する。
さらに、主制御部20は、第1の間隔判定処理の結果、第2の間隔判定処理の結果、及び統合的な判定結果のうちのいずれか、または複数と、判定用画像と、を関連付けてメモリI/F17に装着されている記録媒体Mに間隔判定処理の結果として書き込む構成でもよい。
上記したように、撮像装置1は、平面に配列された鉄筋3を撮像して判定用画像を取得し、取得した判定用画像に映り込んだ複数の鉄筋3の像に基づいて、複数の鉄筋3が予め定められた間隔で配列されているか否か判定する。これにより、撮像装置1は、対象物と撮像装置1との距離を検出することなく判定用画像の情報に基づいて複数の鉄筋3の配列が適正であるか否か判定することができる。
また、上記したように、撮像装置1は、判定用画像に映り込んだ複数の鉄筋3の径を比較することによって複数の鉄筋3が予め定められた間隔で配列されているか否か判定する第1の間隔判定処理と、判定用画像に映り込んだ複数の鉄筋3の位置及び判定用画像撮像時のレンズ11の撮像レンズの光軸の傾きに基づいて複数の鉄筋3が予め定められた間隔配列されているか否か判定する第2の間隔判定処理と、の両方またはいずれかに基づいて複数の鉄筋3の配列が適正であるか否か判定する。
第1の間隔判定処理によると、判定用画像撮像時に撮像レンズの傾きを検出する構成を備えていない場合であっても複数の鉄筋3が予め定められた間隔で配列されているか否か判定することができる。これにより、撮像装置1は、簡易な構成で複数の鉄筋3の配列が適正であるか否か判定することができる。
第2の間隔判定処理によると、判定用画像撮像時の撮像装置1の状態を傾きとして検出することにより、複数の鉄筋3が予め定められた間隔で配列されているか否かをより厳密に判定することができる。これにより、撮像装置1は、高い精度で複数の鉄筋3の配列が適正であるか否か判定することができる。
また、第1の間隔判定処理と第2の間隔判定処理との両方を用いることにより、撮像装置1は、両方の結果が一致しない場合に複数の鉄筋3の配列が適正ではないと判定することができる。これにより、さらに高い精度で複数の鉄筋3の配列が適正であるか否か判定することができる。
なお、上記した実施形態では、撮像装置1は、鉄筋3を撮像して判定用画像を取得し、取得した判定用画像に基づいて複数の鉄筋3の配列が適正であるか否か判定する構成であるとして説明したがこの構成に限定されない。撮像装置1は、記録媒体Mに格納されている画像データに基づいて第1の間隔判定処理を行う構成であってもよい。また、撮像装置1は、記録媒体Mに格納されている画像データに撮像時の傾きの情報が付加されている場合、記録媒体Mに格納されている画像データに基づいて第2の間隔判定処理を行う構成であってもよい。
また、上記した実施形態では、撮像装置1は、合焦処理を行うことにより基準対象物と比較対象物との両方に合焦した判定用画像を取得する構成であると説明したが、この構成に限定されない。撮像装置1は、フォーカスレンズを駆動しながら連写を行い、複数枚の画像を取得し、取得した複数枚の画像を用いて深度合成を行うことにより深度合成画像を生成し、深度合成画像を判定用画像として用いる構成であってもよい。
また、上記した実施形態では、撮像装置1は、床版に用いられ、且つ撮像装置1から見て奥行方向に並んだ鉄筋3の間隔が適正であるか否か判定する構成であると説明したがこの構成に限定されない。撮像装置1は、鉄筋3の配列方向と直交する方向に配列された鉄筋4の間隔が適正であるか否か判定する構成であってもよい。この場合、撮像装置1は、判定用画像に写った鉄筋4を抽出し、判定用画像における複数の鉄筋4の間隔に基づいて、鉄筋4の間隔が適正であるか否か判定する。
また、上記した実施形態では、撮像装置1は、床版に用いられた鉄筋3の間隔が適正であるか否か判定する構成であると説明したがこの構成に限定されない。撮像装置1は、壁または天井などに平面的に配列された鉄筋、梁、または柱に用いられる配力鉄筋(帯鉄筋)の間隔が適正であるか否か判定する構成であってもよい。この場合、撮像装置1は、判定を行う対象の鉄筋の延出方向と配列方向とが成す面に対する撮像レンズの光軸の傾きと、判定用画像と、に基づいて鉄筋の間隔が適正であるか否か判定する。
また、撮像装置1は、GPSにより自身の位置を認識する機能を備えていてもよい。このような構成によると、撮像装置1は、工事案件毎の工事件名、工事件名毎の工事場所の一覧、工事場所毎の部位名の一覧、及び部位名毎の鉄筋の配置を示す鉄筋配置図などを含む設計情報を予め取得し、GPSにより認識した自身の位置を位置情報と設定情報とを照らし合わせることにより設計情報におけるどの部位の鉄筋の判定を行うのかを判定用画像を取得する際に認識することができる。即ち、撮像装置1は、間隔判定の対象となる鉄筋の配列方向及び延出方向を設計情報と位置情報とから認識することができる。これにより、撮像装置1は、ユーザ操作に因らず間隔判定の対象となる鉄筋の配列方向及び延出方向を認識することができる為、より容易に上記の第2の間隔判定処理を行うことができる。また、間隔判定が完了した部位を設計情報上に記録することにより、同じ部位に対して間隔判定が複数回行われることを防ぐこともできる。
また、上記の実施形態では、複数の鉄筋の間隔を間隔判定の対象とする例について説明したが、この構成に限定されない。撮像装置1は、鉄筋の他に鉄骨、壁の孔、線路のレール及び枕木、または橋脚部などの間隔が適正であるか否かを判定する構成であってもよい。もちろん、建築物や構造物に限る必要はなく、工場で出来る製造物の出来映え管理、顕微鏡で観察する微細構造の配列や、微細部品の出来映えや、その実装や加工時の問題発見、内視鏡で観察する内部構造の規則性判定に応用可能なことは言うまでもない。撮像素子と、そこに対象物の像を導く光学系からなるシステムであれば、距離の違いによって像倍率が変わることを利用することによって、何にでも応用が可能である。つまり、距離差による像倍率変化から生じる幾何学的な関係式によるものであれば、本願のカバーする範疇となる。さらに、等間隔でなければ、どうなっているかや、どの部分が等間隔でないかなど、具体的に問題のある部分を表示するような応用が可能であることは言うまでもない。例えば、自動修理ロボットなどの目として連携すれば、正しい配列になるような修正作業も自動化が可能となる。また、等間隔であるかどうか以外に、特定の間隔であるかどうかを判定する応用も可能で、各数式の比や定数を変更すればよい。間隔が把握できれば、二足歩行、複数足歩行のロボットなどの歩幅の制御などが可能となり、間隔によっては立ち止まる必要も出てくるため無駄な動きやロボットの故障、破壊を防ぐことも可能である。また、目の不自由な人のために設けられた点字ブロックなどの把握も、白杖などに変わって、あるいは、それを補助する形で可能となる。単に、間隔が等間隔であるかにとどまらず、等間隔でない場合、では、続きはどこにあるかを判定すれば、途切れ検出も可能である。検出していたものと類似画像がどこにあるかを判定すればよく、横断歩道などが代表例になるが、規則的な配列がどこで途切れるかの判断などにも応用が可能である。従って、撮像結果によって対象物の特定の規則を瞬時に把握できる本願は、様々な機器の自動化や、ユーザの補助に役立つ非常に有用な発明となっている。
また、上記のような撮像装置1の構成は、従来の一般撮影用のカメラに間隔判定部26に応じた機能を搭載することにより実現が可能になる。例えば、一般的なカメラにアプリケーションを搭載することにより実現が可能である為、撮像装置1の量産効果による製造コストの低減、及びユーザーインターフェースの親和性の高さによる応用性の向上などが期待できる。
また、上記のような撮像装置1の撮像部、表示部、及び間隔判定部などの各種の構成は、通信可能な複数の装置に分散して搭載されることにより、システムとして実現されていてもよい。このように撮像装置1の各種の構成が複数の装置に分散して搭載されることにより、撮像装置の単純化、小型化、及び軽量化を実現することができる。これにより、撮像部をドローンなどの無人飛行装置などに搭載し、表示部及び間隔判定部をドローンと通信可能なスマートフォンなどの情報処理装置に搭載することにより、人が確認することが困難である場所の対象の間隔の判定を行うことが容易になる。
なお、上述の各実施の形態で説明した機能は、ハードウエアを用いて構成するに留まらず、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現することもできる。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。間隔をもって配置されたものを撮影して、その間隔における位置関係を判定して、その旨を表示する機器であれば、本願を利用したものと考える事が可能である。
1…撮像装置、2…構造体、3…鉄筋、4…鉄筋、11…レンズ、12…撮像素子、13…信号処理部、14…画像処理部、15…操作部、15t…タッチセンサ、16…表示部、17…メモリI/F、18…通信部、19…角速度センサ、20…主制御部、21…操作判定部、22…撮像制御部、23…表示制御部、24…傾き判定部、25…対象抽出部、26…間隔判定部、27…記録制御部、28…第1の間隔判定部、29…第2の間隔判定部。

Claims (10)

  1. 配列された複数の判定対象物が写った判定用画像を取得する画像取得部と、
    前記判定用画像に写った複数の前記判定対象物の像に基づいて前記複数の判定対象物の間隔が適正であるか否か判定する間隔判定部と、
    を具備する撮像装置。
  2. 前記間隔判定部は、前記判定用画像に写った複数の前記判定対象物のうちの1つである基準対象物の像と、前記基準対象物と隣り合う前記判定対象物である一対の比較対象物の像と、を比較して前記複数の判定対象物の間隔が適正であるか否か判定する請求項1に記載の撮像装置。
  3. 画像を表示する表示部をさらに具備し、
    前記間隔判定部は、前記複数の判定対象物の間隔が適正でないと判定した場合に前記複数の判定対象物の間隔が適正でないことを前記表示部に表示する請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記間隔判定部は、前記基準対象物の像の寸法と一対の前記比較対象物のうちの一方の像の寸法との比と、前記基準対象物の像の寸法と一対の前記比較対象物のうちの他方の像の寸法との比と、が予め設定された関係である場合に前記複数の判定対象物の間隔が適正であると判定する第1の間隔判定部を具備する請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記判定用画像の撮像時の前記判定対象物の配列平面に対する撮像光軸の傾きを判定する傾き判定部をさらに具備し、
    前記間隔判定部は、前記基準対象物の像の位置と一対の前記比較対象物のうちの一方の像の位置との間隔と、前記基準対象物の像の位置と一対の前記比較対象物のうちの他方の像の位置との間隔と、前記判定用画像の撮像時の焦点距離と、前記傾きと、が予め設定された関係である場合に前記複数の判定対象物の間隔が適正であると判定する第2の間隔判定部を具備する請求項2に記載の撮像装置。
  6. 前記判定用画像の撮像時の前記判定対象物の配列平面に対する撮像光軸の傾きを判定する傾き判定部をさらに具備し、
    前記間隔判定部は、前記基準対象物の像の寸法と一対の前記比較対象物のうちの一方の像の寸法との比と、前記基準対象物の像の寸法と一対の前記比較対象物のうちの他方の像の寸法との比と、が予め設定された関係である場合に前記複数の判定対象物の間隔が適正であると判定する第1の間隔判定部と、
    前記間隔判定部は、前記基準対象物の像の位置と一対の前記比較対象物のうちの一方の像の位置との間隔と、前記基準対象物の像の位置と一対の前記比較対象物のうちの他方の像の位置との間隔と、前記判定用画像の撮像時の焦点距離と、前記傾きと、が予め設定された関係である場合に前記複数の判定対象物の間隔が適正であると判定する第2の間隔判定部と、を具備し、
    前記第1の間隔判定部の判定結果と、前記第2の間隔判定部の判定結果とに基づいて前記複数の判定対象物の間隔が適正であるか否かを判定する請求項2に記載の撮像装置。
  7. 前記第1の間隔判定部は、複数の前記判定対象物の像の寸法が予め設定された比率で変化している場合に前記複数の判定対象物の間隔が適正であると判定する請求項4または6に記載の撮像装置。
  8. 前記第2の間隔判定部は、複数の前記判定対象物の像の位置が前記傾き、前記焦点距離に応じて前記基準対象物と前記比較対象物との間隔が変化している場合に前記複数の判定対象物の間隔が適正であると判定する請求項5または6に記載の撮像装置。
  9. 配列された複数の判定対象物が写った判定用画像を取得し、
    前記判定用画像に写った複数の前記判定対象物の像に基づいて前記複数の判定対象物の間隔が適正であるか否か判定する、
    撮像装置の制御方法。
  10. コンピュータにより実行される判定プログラムであって、前記判定プログラムは、前記コンピュータを
    配列された複数の判定対象物が写った判定用画像を取得する画像取得部と、
    前記判定用画像に写った複数の前記判定対象物の像に基づいて前記複数の判定対象物の間隔が適正であるか否か判定する間隔判定部と、
    して動作させるものである判定プログラム。
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