JP7035985B2 - 産業車両 - Google Patents
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Description
この場合、プレート部材を電子機器に固定することにより、プレート部材を仕切り板に固定する場合と比較すると、プレート部材を取り付け易くすることができる。
この場合、隙間に介在させた弾性部材は、仕切り部材とプレート部材との間の隙間を通じた通孔への水の進入を防止することができる。また、プレート部材の上部にて仕切り部材とプレート部材との間に隙間を設けてもよいので、プレート部材をより簡単に設けることができる。
この場合、プレート部材の下部における折り返しは、プレート部材の流水誘導部を流れる水の勢いを弱めることができる。その結果、水が周囲に飛散しにくくなり、電子機器を水から保護することができる。
この場合、車体の幅方向において複数のプレート部材を配設することで、仕切り部材において通孔が存在する箇所の上方にプレート部材を設けることができるとともに、通孔が存在しない箇所の上方にプレート部材を設けないようにすることが可能となる。また、複数のプレート部材が配設されることで、エンジンルーム内のスペースの制約に対応してプレート部材を設けることができる。
以下、第1の実施形態に係る産業車両としてのトーイングトラクターについて図面を参照して説明する。本実施形態のトーイングトラクターは運転席が覆われたキャビンタイプのトーイングトラクターである。なお、方向を特定する「前後」、「左右」および「上下」については、トーイングトラクターのオペレータが運転席の運転シートに着座して、トーイングトラクターの前進側を向いた状態を基準として示す。
(1)プレート部材45が、仕切り部材31に取り付けられた電子機器36および仕切り部材31の通孔40、42の上方に位置し、仕切り部材31を挟んで運転席12の反対側下方に向けて延在する。このため、エンジンルーム14にて仕切り部材31の近くを流下する水は、プレート部材45が有する流水誘導部によって通孔40、42から離間する方向へ誘導され、通孔40、42への水の進入は妨げられる。その結果、仕切り部材31の通孔40、42を通じた運転席12への水の進入を防止することができる。また、プレート部材45を設ける作業は、シール部材を形成する流動性の樹脂材料の塗布作業と比較すると簡単であり短時間で済むことができる。
次に第2の実施形態に係るトーイングトラクターについて説明する。本実施形態のトーイングトラクターでは、プレート部材の構成が第1の実施形態と異なる。本実施形態では、第1の実施形態と同じ構成については第1の実施形態の説明を援用し、共通の符号を用いる。
○ 上記の実施形態では、プレート部材の上部にて仕切り部材とプレート部材との間に弾性部材としてのスポンジ部材を介在したが、弾性部材はスポンジ部材に限定されない。弾性部材は、例えば、ゴムラバーのようにプレート部材および仕切り板を変形させることなく弾性変形することが可能な部材であればよい。
○ 上記の実施形態では、プレート部材の下部は、運転席の反対側上方へ折り返された折り返しを有したがこの限りではない。折り返しは必須の構成ではなく、折り返しを備えないプレート部材であってもよい。
○ 上記の実施形態では、車体の幅方向において複数のプレート部材が配設されたが、これに限らない。車体の幅方向において単一のプレート部材を設けるようにしてもよい。また、車体の幅方向において複数のプレート部材を配設する場合、プレート部材の数は2個に限らず、3個以上のプレート部材を配設してもよい。
○ 上記の実施形態では、産業車両としてのトーイングトラクターの例について説明したが、産業車両はトーイングトラクターに限定されない。小型牽引車などのように、エンジンルームと運転席とを仕切る仕切り部材を有する車両であればよい。
11 車体
12 運転席
13 エンジン
14 エンジンルーム
20 キャビン部
26 ドローバ装置
27 ドローバ操作レバー
31 仕切り部材
36 電子機器
37 本体部
38 カバー部
39 配線
40、42 通孔
45、61 プレート部材
45R 右プレート部材
45L 左プレート部材
50 スポンジ部材(弾性部材)
51 折り返し
52 第1切り欠き
54 第2切り欠き
62 後方延長部
Claims (5)
- 車体における運転席とエンジンルームとを仕切る仕切り部材と、
前記仕切り部材に取り付けられる電子機器と、を備えた産業車両において、
前記仕切り部材に形成され、前記運転席と前記エンジンルームとを連通する通孔と、
前記エンジンルームにて前記電子機器および前記通孔の上方に位置し、前記仕切り部材を挟んで前記運転席の反対側下方に向けて延在するプレート部材と、を備え、
前記プレート部材は、前記エンジンルームにて流下する水を前記通孔から離間するように誘導する流水誘導部を有することを特徴とする産業車両。 - 前記プレート部材は、前記電子機器に固定されていることを特徴とする請求項1記載の産業車両。
- 前記プレート部材の上部にて前記仕切り部材と前記プレート部材との間に弾性部材が介在されていることを特徴とする請求項1又は2記載の産業車両。
- 前記プレート部材の下部は、前記運転席の反対側上方へ折り返された折り返しを有することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項記載の産業車両。
- 前記車体の幅方向において複数の前記プレート部材が配設されていることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項記載の産業車両。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018221291A JP7035985B2 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | 産業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018221291A JP7035985B2 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | 産業車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020083102A JP2020083102A (ja) | 2020-06-04 |
JP7035985B2 true JP7035985B2 (ja) | 2022-03-15 |
Family
ID=70905957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018221291A Active JP7035985B2 (ja) | 2018-11-27 | 2018-11-27 | 産業車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61196110U (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-06 | ||
JP3381450B2 (ja) * | 1995-04-26 | 2003-02-24 | 日産自動車株式会社 | 自動車の電子制御部品取付構造 |
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2018
- 2018-11-27 JP JP2018221291A patent/JP7035985B2/ja active Active
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JP2020083102A (ja) | 2020-06-04 |
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