JP7035801B2 - 媒体処理装置及び媒体取引装置 - Google Patents
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Description
[1-1.現金自動預払機の構成]
図1に外観を示すように現金自動預払機1は、箱状の筐体2を中心に構成されており、例えば金融機関や各種商業施設等に設置され、使用者(すなわち金融機関や商業施設の顧客等)との間で、入金処理や出金処理等の現金に関する取引を行う。
図2に示すように紙幣入出金機10は、内部に媒体としての紙幣に関する種々の処理を行う複数の部分が組み込まれている。この紙幣は、例えば紙や樹脂等の材料により、薄い長方形の紙葉状に形成されている。以下では紙幣入出金機10内において紙幣が搬送される方向を搬送方向とも呼び、搬送方向と紙幣の厚み方向とに直交する左右方向を搬送幅方向とも呼ぶ。
図3及び図4に示すように、接客部12は箱状の接客部筐体22を中心に構成されており、該接客部筐体22の内部に、収容器30、ビルプレス42、プールガイド44、分離繰出部46及び集積部48を有している。接客部筐体22は、収容器30の上方の前寄り、すなわち使用者が現金自動預払機1と対峙した際にプールガイド44よりも使用者側の上側に、側面視で略三角形状の投入ガイド24が形成されている。投入ガイド24は、前方から紙幣収容部31に向かうように、水平方向に対し後方へ向かうに連れて下方へ傾斜する平面である投入ガイド面24Sが形成されることにより、紙幣収容部31に投入される紙幣や、使用者の手をガイドしている。以下では、この投入ガイド面24Sに沿う延長線をガイド面延長線L1(図4)とも呼ぶ。また以下では、紙幣BLが投入される元の方向である上方向を、投入元方向とも呼ぶ。
使用者との間で入金取引を行う場合の紙幣投入時において、接客部12は、図4に示すように、入出金口5の下方で、プールガイド44とビルプレス42とを、入出金口5の開口よりも狭く且つ使用者の手が入る程度の前後幅で紙幣収容部31を構成するように所定の間隔だけ離間させて配置させ、投入ポジションとする。続いて接客部12は、シャッタ32を開いて入出金口5を開放することにより、使用者に入出金口5から紙幣BLを投入させる。接客部12は、図示しないセンサが最後に紙幣BLを投入する使用者の手を検知してから所定時間経過後にシャッタ32を閉鎖させる。
紙幣BLが投入されると繰出動作時において接客部12は、プールガイド44及びビルプレス42により紙幣BLを立位の状態で挟持したまま、図5に示すようにビルプレス42及びプールガイド44をピックアップローラ50側へと移動させることにより繰出ポジションとする。この繰出ポジションにおいて、ピックアップローラ50がプールガイド44の孔部から紙幣収容部31内に突出し、立位の状態で収容されている紙幣BLに当接する。続いて接客部12は、ピックアップローラ50及びフィードローラ51を繰出方向へ回転させることにより、ピックアップローラ50に当接している紙幣をフィードローラ51とゲートローラ52との間に送り出し、フィードローラ51とゲートローラ52との間で紙幣を1枚ずつ分離させて取込搬送路36へ繰り出す。紙幣入出金機10は、紙幣BLを鑑別部14へ搬送して鑑別させ、鑑別結果に応じて紙幣を各紙幣収納庫19に収納し、入金処理を行う。
リジェクト紙幣又は出金する紙幣を放出搬送路38を介して紙幣収容部31に集積する場合の集積動作時において、接客部12は、図6に示すように、プールガイド44及びビルプレス42を集積ローラ54側へと移動させると共に、ビルプレス42を図6中時計回りに回動させ、集積ポジションとする。このとき、投入ポジションよりもビルプレス42が図6中時計回りに回動することにより、支持面42S1がプールガイド44の紙幣当接面44S1に対して平行な状態から集積ローラ54側に傾いた状態となる。このためビルプレス42の支持面42S1の下端部が、放出口40よりも後方に位置した状態となる。
図7、図8及び図9に示すようにプールガイド44は、搬送幅方向、すなわち左右方向の中央部を対称の中心として左右対称に形成されている。プールガイド44は、後端面における下側の半分程度の範囲に、紙幣当接面44S1の下側の一部分である、ほぼ上下左右方向に沿う平面の下側当接面61が形成されている。下側当接面61は、収容器30内に立位の状態で集積された紙幣の紙面とほぼ平行な平面であり、集積された紙幣の紙面に当接することにより、紙幣を立位の状態で保つ。以下では紙幣当接面44S1が沿う方向を当接面延在方向D1(図9)とも呼ぶ。当接面延在方向D1は、上下方向に対し上方が僅かに前方へ傾斜している。
図10及び図11に示したように、従来の接客部112においては、ガイド面延長線L1よりも上側にリブ164が突出してしまっていたため、使用者が紙幣BLを投入する際にリブ164に紙幣BLが接触してしまい挿入し難いといった問題があった。また従来のプールガイド144は、リブ164の上面がほぼ水平方向に沿っているため、紙幣投入時においてリブ164の上面に紙幣BLが載ってしまうことがあった。
なお上述した実施の形態においては、ガイド面44S2(内側リブ上端面64ius及び外側リブ上後端面64oubs)を投入ポジション(図4)においてガイド面延長線L1上に配置する場合について述べた。本発明はこれに限らず、ガイド面44S2(内側リブ上端面64ius及び外側リブ上後端面64oubs)を投入ポジション(図4)においてガイド面延長線L1よりも下側に配置しても良い。その場合、使用者がリブ64により一層接触しないようにできる。
Claims (16)
- 媒体を収容する媒体収容部に向かう投入ガイド面が形成された投入ガイドと、
前記媒体が前記媒体収容部に集積される際に前記媒体に当接する媒体当接面と、前記媒体当接面と前記投入ガイド面との間において、前記投入ガイド面に沿う延長線よりも上側へ突出しないように前記投入ガイド面側から前記媒体収容部に向かって形成されたガイド面とが形成されたステージと
を有する媒体処理装置。 - 前記ガイド面は、前記投入ガイド面に沿う延長線上にほぼ沿う
請求項1に記載の媒体処理装置。 - 前記ガイド面は、前記投入ガイド面とほぼ平行に形成される
請求項1に記載の媒体処理装置。 - 前記ガイド面における前記媒体収容部側の端部は、集積部から前記媒体収容部へ放出された前記媒体の移動経路よりも上側に位置する
請求項1に記載の媒体処理装置。 - 前記ガイド面は、前記媒体が前記媒体収容部に投入される際に、前記ガイド面が前記投入ガイド面に沿う延長線よりも上側へ突出しない状態となる
請求項1に記載の媒体処理装置。 - 前記投入ガイド面は、水平方向に対し傾斜する
請求項1に記載の媒体処理装置。 - 前記ステージは、
前記媒体収容部に投入された前記媒体を搬送路に繰り出す分離繰出部と使用者に受け渡す前記媒体を前記媒体収容部に集積させる集積部との間を往復移動し前記媒体を支持するプールガイドと、
前記プールガイドに対向して配置され前記プールガイドよりも前記集積部側において前記分離繰出部と前記集積部との間を往復移動し、前記媒体を押圧するビルプレスと
を含む請求項1に記載の媒体処理装置。 - 前記媒体当接面に対する前記ガイド面の傾斜角度は、30度~60度である
請求項1に記載の媒体処理装置。 - 前記媒体収容部は、上方から前記媒体が投入され、
前記ステージは、上端部において前記ガイド面の少なくとも一部分を形成するよう上方に向かって立設した突起部を有する
請求項1に記載の媒体処理装置。 - 前記ステージは、前記突起部の左右外側において、前記突起部の上端から左右外側に向かって下方へ傾斜する肉盛部面が形成された肉盛部を有する
請求項9に記載の媒体処理装置。 - 前記肉盛部は、水平方向に対する前記肉盛部面の傾斜角度が30度~60度であるか、又は左右方向の幅が10[mm]以上であるかの、少なくとも何れか一方を満たす
請求項10に記載の媒体処理装置。
- 前記ステージは、前記突起部よりも左右方向外側において、左右外側に向かって下方へ傾斜する傾斜削り部面が形成された傾斜削り部を有する
請求項9に記載の媒体処理装置。 - 前記傾斜削り部は、左右方向の幅がほぼ50[mm]であるか、又は深さが10[mm]~20[mm]であるかの、少なくとも何れか一方を満たす
請求項12に記載の媒体処理装置。 - 前記突起部は、左右一対設けられ、
前記ステージは、前記突起部同士の間に、前記媒体当接面から窪んだ指先ガイド凹みが形成されている
請求項9に記載の媒体処理装置。 - 前記指先ガイド凹みは、左右方向の幅が40[mm]~50[mm]であるか、深さが10[mm]~20[mm]であるか、又は曲率半径が10[mm]~20[mm]であるかの、少なくとも何れか一方を満たす
請求項14に記載の媒体処理装置。 - 紙葉状の媒体に関する取引を受け付ける利用者応対部と、
前記媒体を収容する媒体収容部に向かう投入ガイド面が形成された投入ガイドと、
前記媒体が前記媒体収容部に集積される際に前記媒体に当接する媒体当接面と、前記媒体当接面と前記投入ガイド面との間において、前記投入ガイド面に沿う延長線よりも上側へ突出しないように前記投入ガイド面から前記媒体収容部に向かって形成されたガイド面とが形成されたステージと
を有する媒体取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018098004A JP7035801B2 (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | 媒体処理装置及び媒体取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018098004A JP7035801B2 (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | 媒体処理装置及び媒体取引装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019204219A JP2019204219A (ja) | 2019-11-28 |
JP7035801B2 true JP7035801B2 (ja) | 2022-03-15 |
Family
ID=68727091
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JP2018098004A Active JP7035801B2 (ja) | 2018-05-22 | 2018-05-22 | 媒体処理装置及び媒体取引装置 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010277365A (ja) | 2009-05-28 | 2010-12-09 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
JP2014229185A (ja) | 2013-05-24 | 2014-12-08 | 沖電気工業株式会社 | 媒体集積装置及び媒体処理装置 |
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2018
- 2018-05-22 JP JP2018098004A patent/JP7035801B2/ja active Active
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