JP7034602B2 - 温度調節計 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば加熱装置や冷却装置、空調機等に使用される温度調節計に関するものである。
温度調節計には待機機能を備えるものがある。待機機能とは、電源投入時や設定値変更時に、待機状態が解除されるまで(例えば測定値が設定値に達するまで)は許容範囲外の測定値を異常として扱わない、というものである。
例えば図15は温度調節計の電源投入時の待機機能を説明する図である。図15の例では、時刻t0で温度調節計の電源が投入され温度制御が開始されたときに、時刻t1までは待機状態となっている。このため、時刻t0から時刻t1まで測定値PV(温度)が許容範囲から外れていても、異常として検出されることはない。図15の例では、時刻t1において測定値PVが設定値SPに対して設定される許容範囲内に入って待機状態が解除された後、時刻t2において測定値PVが許容範囲外になったときに異常として検出される。
図16は温度調節計の設定値変更時の待機機能を説明する図である。図16の例では、時刻t3において設定値がSP=SPAからSP=SPBに変更され、測定値PVが設定値SP=SPBに対して設定される許容範囲B内に入る時刻t4まで待機状態となっている。このため、時刻t3から時刻t4まで測定値PVが許容範囲Bから外れていても、異常として検出されることはない。図16の例では、時刻t4において待機状態が解除された後、時刻t5において測定値PVが許容範囲Bから外れたときに異常として検出される。
しかしながら、待機機能の性質上、待機状態のときに断線などの異常検出を適切に行い難いという課題があった。例えば図17の例では、図16の例と同様に時刻t3において設定値がSP=SPAからSP=SPBに変更されているが、時刻t6において断線等の異常が発生したために、測定値PVが設定値SP=SPBに追従せずに低下している。測定値PVが設定値SP=SPBに対して設定される許容範囲B内に入らないため、待機状態のままとなり、異常を検出することができない。
このような課題に対して、特許文献1に開示された温度調節装置では、制御開始からの時間を計時するタイマがタイムアップしたときに、温度センサの測定値が設定値の変動許容範囲内にないと判定した場合には異常と判定して警報信号を出力するようにしている。例えば図18の例では、図17の例と同様に時刻t3において設定値がSP=SPAからSP=SPBに変更され、時刻t6において断線等の異常が発生している。このとき、時刻t3から待機状態となるが、所定のタイムアウト時間が経過した時刻t7において待機状態が解除され、待機状態が解除されたときに測定値PVが許容範囲Bから外れているために異常として検出される。
また、特許文献2に開示された表示装置では、測定値と合わせて待機中であることを表示するようにしている。これにより、許容範囲外の測定値を異常検出しない理由が、待機状態によるものであることを明示する。
しかしながら、特許文献1に開示された温度調節装置では、異常検出は可能であるが、タイムアウト時間の設定によっては即応性を欠くという課題があった。つまり、特許文献1に開示された温度調節装置では、大きな設定値変更が生じたときには、測定値に異常がない場合でも、タイムアウト時間までに測定値が許容範囲内に到達できない場合があるので、異常と誤認する虞がある。このような誤認を避けようとしてタイムアウト時間を過剰にとると、本当の異常状態が生じても直ちに検出できないことになる。
また、特許文献2に開示された表示装置では、ユーザの混乱を防ぐことはできるが、待機状態のときの異常を検出することはできない。
特開平11-007326号公報 特開2016-038761号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、温度制御開始時や設定値変更時などの待機状態であっても、即応性のある異常検出が可能な温度調節計を提供することを目的とする。
本発明の温度調節計は、温度センサによって測定される測定値と設定値とに基づいて制御対象への操作量を算出するように構成された制御部と、所定の事象が発生したときの待機状態において前記測定値が前記待機状態の許容範囲を外れたときに異常と判定し、前記事象の発生前後の通常状態において前記測定値が前記通常状態の許容範囲を外れたときに異常と判定するように構成された異常検出部と、前記事象が発生したときに、このときの前記設定値に基づいて前記待機状態の後の前記通常状態の許容範囲を設定すると共に、この設定した許容範囲の上限値および下限値のうち前記設定値に追従して前記測定値が近づく第1の側にある値を、前記待機状態の許容範囲の上限値および下限値のうち前記第1の側の限界値とし、前記通常状態の直前の許容範囲の下限値および上限値のうち前記第1の側と反対側の第2の側にある値、前記事象が発生したときの前記測定値と前記通常状態の最新の許容範囲の幅との差および前記事象が発生したときの前記測定値と前記通常状態の最新の許容範囲の幅との和のいずれかを、前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値とするように構成された許容範囲設定部とを備え、前記許容範囲設定部は、前記待機状態において前記測定値と前記通常状態の最新の許容範囲の幅との差または和と、前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値との比較結果から、前記測定値が前記設定値に近づいている場合に、前記差または和を前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の新たな限界値として更新することを特徴とするものである。
また、本発明の温度調節計の1構成例において、前記異常検出部は、前記事象の発生に応じて前記許容範囲設定部によって設定された前記通常状態の許容範囲の内に前記測定値が入ったとき、または前記測定値が前記設定値に達したときに、前記待機状態を解除して前記通常状態とすることを特徴とするものである。
また、本発明の温度調節計の1構成例において、前記異常検出部によって異常と判定されたときに警報を発するように構成された警報出力部をさらに備えることを特徴とするものである。
また、本発明の温度調節計の1構成例において、前記事象は、前記制御部による温度制御の開始であり、前記許容範囲設定部は、前記温度制御が開始されたときの前記測定値が前記設定値よりも低い場合に、この測定値と前記通常状態の最新の許容範囲の幅との差を前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値とし、前記温度制御の開始に応じて設定した前記通常状態の最新の許容範囲の上限値を前記待機状態の許容範囲の前記第1の側の限界値とすることを特徴とするものである。
また、本発明の温度調節計の1構成例において、前記事象は、前記設定値の増加する方向への変更であり、前記許容範囲設定部は、前記設定値の変更に応じて設定した前記通常状態の最新の許容範囲の上限値を前記待機状態の許容範囲の前記第1の側の限界値とし、前記通常状態の直前の許容範囲の下限値を前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値とすることを特徴とするものである。
また、本発明の温度調節計の1構成例において、前記許容範囲設定部は、前記待機状態において前記測定値と前記通常状態の最新の許容範囲の幅との差が、前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値よりも大きい場合に、前記差を前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の新たな限界値として更新することを特徴とするものである。
また、本発明の温度調節計の1構成例において、前記事象は、前記制御部による温度制御の開始であり、前記許容範囲設定部は、前記温度制御が開始されたときの前記測定値が前記設定値よりも高い場合に、この測定値と前記通常状態の最新の許容範囲の幅との和を前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値とし、前記温度制御の開始に応じて設定した前記通常状態の最新の許容範囲の下限値を前記待機状態の許容範囲の前記第1の側の限界値とすることを特徴とするものである。
また、本発明の温度調節計の1構成例において、前記事象は、前記設定値の減少する方向への変更であり、前記許容範囲設定部は、前記設定値の変更に応じて設定した前記通常状態の最新の許容範囲の下限値を前記待機状態の許容範囲の前記第1の側の限界値とし、前記通常状態の直前の許容範囲の上限値を前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値とすることを特徴とするものである。
また、本発明の温度調節計の1構成例において、前記許容範囲設定部は、前記待機状態において前記測定値と前記通常状態の最新の許容範囲の幅との和が、前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値よりも小さい場合に、前記和を前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の新たな限界値として更新することを特徴とするものである。
また、本発明の温度調節計の1構成例において、前記異常検出部は、前記事象が発生した後で前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値の更新が一定時間以上なかったときに異常と判定することを特徴とするものである。
本発明によれば、所定の事象が発生したときに、このときの設定値に基づいて待機状態の後の通常状態の許容範囲を設定すると共に、この設定した許容範囲の上限値および下限値のうち設定値に追従して測定値が近づく第1の側にある値を、待機状態の許容範囲の上限値および下限値のうち第1の側の限界値とし、第1の側と反対側の第2の側にある値、事象が発生したときの測定値と通常状態の最新の許容範囲の幅との差および事象が発生したときの測定値と通常状態の最新の許容範囲の幅との和のいずれかを、待機状態の許容範囲の第2の側の限界値とすることにより、温度制御開始時や設定値変更時などの待機状態であっても、即応性のある異常検出が可能となる。
図1は、本発明の第1の実施例に係る温度調節計の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1の実施例に係る温度調節計の異常検出部と警報出力部の動作を説明するフローチャートである。 図3は、本発明の第1の実施例に係る温度調節計の許容範囲設定部の動作を説明するフローチャートである。 図4は、本発明の第1の実施例に係る温度調節計の異常検出部と許容範囲設定部と警報出力部の動作例を説明する図である。 図5は、本発明の第1の実施例に係る温度調節計の異常検出部と許容範囲設定部と警報出力部の別の動作例を説明する図である。 図6は、本発明の第1の実施例に係る温度調節計の異常検出部と許容範囲設定部と警報出力部の別の動作例を説明する図である。 図7は、本発明の第2の実施例に係る温度調節計の異常検出部と警報出力部の動作を説明するフローチャートである。 図8は、本発明の第2の実施例に係る温度調節計の許容範囲設定部の動作を説明するフローチャートである。 図9は、本発明の第2の実施例に係る温度調節計の異常検出部と許容範囲設定部と警報出力部の動作例を説明する図である。 図10は、本発明の第2の実施例に係る温度調節計の異常検出部と許容範囲設定部と警報出力部の別の動作例を説明する図である。 図11は、本発明の第2の実施例に係る温度調節計の異常検出部と許容範囲設定部と警報出力部の別の動作例を説明する図である。 図12は、本発明の第3の実施例に係る温度調節計の異常検出部と警報出力部の動作を説明するフローチャートである。 図13は、本発明の第4の実施例に係る温度調節計の異常検出部と警報出力部の動作を説明するフローチャートである。 図14は、本発明の第6の実施例に係る温度調節計の構成を示すブロック図である。 図15は、従来の温度調節計の温度制御時の待機機能を説明する図である。 図16は、従来の温度調節計の設定値変更時の待機機能を説明する図である。 図17は、従来の温度調節計の待機機能の問題点を説明する図である。 図18は、特許文献1に開示された温度調節装置の動作を説明する図である。
[第1の実施例]
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。本実施例では、温度制御の開始を所定の事象とする場合について説明する。また、本発明では、設定値SPに追従して測定値PVが近づく側を第1の側、前記第1の側と反対の側を第2の側と呼ぶ。
図1は本実施例に係る温度調節計の構成を示すブロック図である。温度調節計は、制御部1と、測定値PVの異常を検出する異常検出部2と、通常状態および待機状態の測定値PVの許容範囲を設定する許容範囲設定部3と、異常検出部2によって異常と判定されたときに警報を発する警報出力部4とを備えている。
制御部1は、図示しない温度センサによって測定される、制御対象の測定値PV(温度)が設定値SP(温度設定値)と一致するように操作量MVを算出する。操作量MVは、例えば加熱装置や冷却装置、空調機等の制御対象に出力される。制御部1の制御演算アルゴリズムとしては、例えばPIDがある。このような制御部1の温度制御動作は周知の技術であるので、詳細な説明は省略する。
図2は異常検出部2と警報出力部4の動作を説明するフローチャート、図3は許容範囲設定部3の動作を説明するフローチャート、図4は異常検出部2と許容範囲設定部3と警報出力部4の動作を説明する図である。
異常検出部2は、温度調節計の電源が投入され、制御部1による温度制御が開始されると、異常検出機能を待機状態とする(図2ステップS100)。
許容範囲設定部3は、温度調節計の電源が投入され、制御部1による温度制御が開始されると、例えばオペレータによって設定される設定値SP(温度設定値)を中心とする所定の範囲を、待機状態の後の通常状態の許容範囲Bとして設定する(図3ステップS200)。
続いて、許容範囲設定部3は、現在の測定値PVが設定値SPよりも低い場合(図3ステップS201においてYES)、現在の測定値PVと通常状態の最新の許容範囲Bの幅BWとの差PV-BWを待機状態の許容範囲Cの下限値Clowとし(図3ステップS202)、通常状態の許容範囲Bの上限値を待機状態の許容範囲Cの上限値Chighとする(図3ステップS203)。例えば図4の例では、時刻t0で温度制御が開始され、許容範囲Cの上限値Chigh(第1の側の限界値)と下限値Clow(第2の側の限界値)とが設定される。
待機状態において、異常検出部2は、測定値PVが許容範囲C内かどうかを判定する(図2ステップS101)。異常検出部2は、測定値PVが許容範囲C内であれば正常と判定し(図2ステップS102)、測定値PVが許容範囲Cを外れている場合には異常と判定する(図2ステップS103)。警報出力部4は、異常検出部2によって異常が検出された場合、警報を発する(図2ステップS104)。警報出力の方法としては、例えば異常検出メッセージの表示、LEDの点灯、音声出力などがある。
図4の例では、時刻t0以降の待機状態において測定値PVが許容範囲C内であるため、警報出力部4から警報が出力されることはない。異常検出部2は、後述のように測定値PVが通常状態の許容範囲B内に入るまで、ステップS101~S104の処理を一定時間毎に行う。
次に、許容範囲設定部3は、待機状態において測定値PVと通常状態の最新の許容範囲Bの幅BWとの差PV-BWと、待機状態の現在の許容範囲Cの下限値Clowとを比較し(図3ステップS204)、測定値PVと通常状態の許容範囲Bの幅BWとの差PV-BWが待機状態の現在の許容範囲Cの下限値Clowよりも大きい場合には、PV-BWを許容範囲Cの新たな下限値Clowとして許容範囲Cを更新する(図3ステップS205)。許容範囲設定部3は、測定値PVと通常状態の許容範囲Bの幅BWとの差PV-BWが待機状態の現在の許容範囲Cの下限値Clow以下の場合には、現在の下限値Clowを維持する。許容範囲設定部3は、後述のように通常状態になるまで、ステップS204,S205の処理を一定時間毎に行う。
こうして、測定値PVが設定値SPに近づく場合に、許容範囲Cの下限値Clowを上昇させる。図4の例では、制御部1による温度制御によって測定値PVが設定値SPに向かって上昇し、PV-BWが許容範囲Cの下限値Clowよりも大きいために、許容範囲設定部3によって許容範囲Cの下限値Clowが更新され、下限値Clowが上昇している。
一方、異常検出部2は、待機状態において測定値PVが通常状態の許容範囲B内に入ったかどうかを判定する(図2ステップS105)。異常検出部2は、測定値PVが通常状態の許容範囲B内に入った場合、待機状態を解除し、異常検出機能を通常状態とする(図2ステップS106)。異常検出部2は、測定値PVが通常状態の許容範囲Bから外れている場合、待機状態を維持する。
許容範囲設定部3は、通常状態になった時点で(図3ステップS206においてYES)、待機状態の許容範囲Cの設定を解除し(図3ステップS207)、処理を終了する。図4の例では、時刻t11の時点で許容範囲Cの設定が解除され、通常状態の許容範囲Bのみが有効となる。
異常検出部2は、通常状態において測定値PVが許容範囲B内かどうかを判定する(図2ステップS107)。異常検出部2は、測定値PVが許容範囲B内であれば正常と判定し(図2ステップS108)、測定値PVが許容範囲Bを外れている場合には異常と判定する(図2ステップS109)。警報出力部4は、異常検出部2によって異常が検出された場合、警報を発する(図2ステップS110)。異常検出部2は、制御部1による温度制御が終了するまで(図2ステップS111においてYES)、ステップS107~S110の処理を一定時間毎に行う。
以上のように、本実施例では、待機状態への移行時に測定値PVに対する許容範囲を通常状態の許容範囲よりも広げておき、測定値PVの変化に追従して許容範囲Cを狭めていく。これにより、測定値PVに応じた許容範囲Cで判定ができるので、待機状態でも即応性のある異常検出が可能となる。例えば図5の例では、時刻t12の時点で断線等の異常が発生したために、測定値PVが設定値SPに追従せずに低下している。これにより、時刻t13において測定値PVが許容範囲Cから外れ、異常として検出される。
次に、温度制御の開始時に測定値PVが設定値SPよりも高い場合の許容範囲設定部3の動作について説明する。
許容範囲設定部3は、温度調節計の電源が投入され、制御部1による温度制御が開始されたときに、現在の測定値PVが設定値SPよりも高い場合(図3ステップS201においてNO)、通常状態の許容範囲Bの下限値を待機状態の許容範囲Cの下限値Clowとし(図3ステップS208)、現在の測定値PVと通常状態の最新の許容範囲Bの幅BWとの和PV+BWを待機状態の許容範囲Cの上限値Chighとする(図3ステップS209)。例えば図6の例では、時刻t0で温度制御が開始され、許容範囲Cの上限値Chigh(第2の側の限界値)と下限値Clow(第1の側の限界値)とが設定される。
次に、許容範囲設定部3は、待機状態において測定値PVと通常状態の最新の許容範囲Bの幅BWとの和PV+BWと、待機状態の現在の許容範囲Cの上限値Chighとを比較し(図3ステップS210)、測定値PVと通常状態の許容範囲Bの幅BWとの和PV+BWが待機状態の現在の許容範囲Cの上限値Chighよりも小さい場合には、PV+BWを許容範囲Cの新たな上限値Chighとして許容範囲Cを更新する(図3ステップS211)。許容範囲設定部3は、測定値PVと通常状態の許容範囲Bの幅BWとの和PV+BWが待機状態の現在の許容範囲Cの上限値Chigh以上の場合には、現在の上限値Chighを維持する。許容範囲設定部3は、通常状態になるまで、ステップS210,S211の処理を一定時間毎に行う。
こうして、測定値PVが設定値SPに近づく場合に、許容範囲Cの上限値Chighを下降させる。図6の例では、制御部1による温度制御によって測定値PVが設定値SPに向かって下降し、PV+BWが許容範囲Cの上限値Chighよりも小さいために、許容範囲設定部3によって許容範囲Cの上限値Chighが更新され、上限値Chighが下降している。
そして、許容範囲設定部3は、通常状態になった時点で(図3ステップS212においてYES)、待機状態の許容範囲Cの設定を解除し(図3ステップS213)、処理を終了する。図6の例では、時刻t15の時点で許容範囲Cの設定が解除され、通常状態の許容範囲Bのみが有効となる。
異常検出部2の動作は、温度制御の開始時に測定値PVが設定値SPよりも低い場合の動作と同じである。
こうして、温度制御の開始時に測定値PVが設定値SPよりも高い場合においても、上記と同様の効果を得ることができる。
なお、異常検出部2は、待機状態において測定値PVが通常状態の許容範囲B内に入ったときに待機状態を解除しているが(ステップS105)、待機状態において測定値PVが設定値SPに達したときに待機状態を解除するようにしてもよい。
[第2の実施例]
次に、本発明の第2の実施例について説明する。本実施例では、設定値SPの変更を所定の事象とする場合について説明する。本実施例においても、温度調節計の構成は第1の実施例と同様であるので、図1の符号を用いて説明する。
図7は異常検出部2と警報出力部4の動作を説明するフローチャート、図8は許容範囲設定部3の動作を説明するフローチャート、図9は異常検出部2と許容範囲設定部3と警報出力部4の動作を説明する図である。
異常検出部2は、例えばオペレータによって設定値SPが変更されると、異常検出機能を待機状態とする(図7ステップS300)。
許容範囲設定部3は、設定値SPが変更されると、この変更後の設定値SPを中心とする所定の範囲を通常状態の変更後の許容範囲Bとして設定する(図8ステップS400)。続いて、許容範囲設定部3は、設定値SPが増加する方向に変更された場合(図8ステップS401においてYES)、通常状態の直前の許容範囲A(変更前の設定値SPを中心とする所定の範囲)の下限値を待機状態の許容範囲Cの下限値Clowとし(図8ステップS402)、通常状態の最新の許容範囲Bの上限値を待機状態の許容範囲Cの上限値Chighとする(図8ステップS403)。
通常状態の直前の許容範囲Aの下限値は、第1の側と反対側の第2の側にある値である。例えば図9の例では、時刻t16において設定値がSP=SPAからSP=SPBに変更され、許容範囲Cの上限値Chigh(第1の側の限界値)と下限値Clow(第2の側の限界値)とが設定される。なお、通常状態の許容範囲Aの幅と許容範囲Bの幅は通常同一である。
異常検出部2のステップS301~S304の処理は図2のステップS101~S104の処理と同じなので、説明は省略する。異常検出部2は、測定値PVが通常状態の許容範囲B内に入るまで、あるいは測定値PVが変更後の設定値SP=SPBに達するまで、ステップS301~S304の処理を一定時間毎に行う。図9の例では、時刻t16以降の待機状態において測定値PVが許容範囲C内であるため、警報が出力されることはない。
次に、許容範囲設定部3のステップS404,S405の処理は図3のステップS204,S205の処理と同じなので、説明は省略する。許容範囲設定部3は、通常状態になるまで、ステップS404,S405の処理を一定時間毎に行う。
こうして、測定値PVが設定値SPに近づく場合に、許容範囲Cの下限値Clowを上昇させる。図9の例では、制御部1による温度制御によって測定値PVが設定値SP=SPBに向かって上昇し、時刻t17においてPV-BWが許容範囲Cの下限値Clowよりも大きくなったために、許容範囲設定部3によって許容範囲Cの下限値Clowが更新され、下限値Clowが上昇している。
異常検出部2は、待機状態において測定値PVが通常状態の許容範囲B内に入った場合、待機状態を解除し、異常検出機能を通常状態とする(図7ステップS306)。異常検出部2は、測定値PVが通常状態の許容範囲Bから外れている場合、待機状態を維持する。第1の実施例で説明したとおり、異常検出部2は、待機状態において測定値PVが設定値SP=SPBに達したときに待機状態を解除するようにしてもよい。
許容範囲設定部3は、通常状態になった時点で(図8ステップS406においてYES)、待機状態の許容範囲Cの設定を解除し(図8ステップS407)、処理を終了する。図9の例では、時刻t18の時点で許容範囲Cの設定が解除され、通常状態の許容範囲Bのみが有効となる。
異常検出部2のステップS307~S310の処理は図2のステップS107~S110の処理と同じなので、説明は省略する。異常検出部2は、制御部1による温度制御が終了するまで(図7ステップS311においてYES)、ステップS307~S310の処理を一定時間毎に行う。
こうして、本実施例では、設定値SPの変更時に測定値PVに対する許容範囲を通常状態の許容範囲よりも広げておき、測定値PVの変化に追従して許容範囲Cを狭めていく。これにより、測定値PVに応じた許容範囲Cで判定ができるので、待機状態でも即応性のある異常検出が可能となる。例えば図10の例では、時刻t19の時点で断線等の異常が発生したために、測定値PVが設定値SPに追従せずに低下している。これにより、時刻t20において測定値PVが許容範囲Cから外れ、異常として検出される。
次に、設定値SPが減少する方向に変更された場合の許容範囲設定部3の動作について説明する。
許容範囲設定部3は、設定値SPが減少する方向に変更された場合(図8ステップS401においてNO)、通常状態の最新の許容範囲Bの下限値を待機状態の許容範囲Cの下限値Clowとし(図8ステップS408)、通常状態の直前の許容範囲Aの上限値を待機状態の許容範囲Cの上限値Chighとする(図8ステップS409)。
通常状態の直前の許容範囲Aの上限値は、第1の側と反対側の第2の側にある値である。例えば図11の例では、時刻t21において設定値がSP=SPAからSP=SPBに変更され、許容範囲Cの上限値Chigh(第2の側の限界値)と下限値Clow(第1の側の限界値)とが設定される。
許容範囲設定部3のステップS410,S411の処理は図3のステップS210,S211の処理と同じなので、説明は省略する。許容範囲設定部3は、通常状態になるまで、ステップS410,S411の処理を一定時間毎に行う。
こうして、測定値PVが設定値SPに近づく場合に、許容範囲Cの上限値Chighを下降させる。図11の例では、制御部1による温度制御によって測定値PVが設定値SP=SPBに向かって下降し、時刻t22においてPV+BWが許容範囲Cの上限値Chighよりも小さくなったために、許容範囲設定部3によって許容範囲Cの上限値Chighが更新され、上限値Chighが下降している。
そして、許容範囲設定部3は、通常状態になった時点で(図8ステップS412においてYES)、待機状態の許容範囲Cの設定を解除し(図8ステップS413)、処理を終了する。図11の例では、時刻t23の時点で許容範囲Cの設定が解除され、通常状態の許容範囲Bのみが有効となる。
異常検出部2の動作は、設定値SPが増加する方向に変更された場合の動作と同じである。
こうして、設定値SPが減少する方向に変更された場合においても、上記と同様の効果を得ることができる。
[第3の実施例]
第1の実施例では、待機状態において測定値PVが許容範囲Cを外れたとき、または通常状態において測定値PVが許容範囲Bを外れたときに異常と判定するが、待機状態において許容範囲Cの設定後に許容範囲Cの更新が一定時間以上なかったときに異常と判定するようにしてもよい。
本実施例を第1の実施例に適用した場合の異常検出部2の動作を図12に示す。異常検出部2は、待機状態において許容範囲設定部3によって許容範囲Cが設定されてから一定時間以上、許容範囲Cの第2の側の限界値(下限値Clowまたは上限値Chigh)が変更されず、許容範囲Cの更新がない場合(図12ステップS112においてYES)、異常と判定する(図12ステップS113)。警報出力部4は、異常検出部2によって異常が検出された場合、警報を発する(図12ステップS114)。
異常検出部2は、許容範囲設定部3によって許容範囲Cが設定されてからの経過時間が一定時間に達していない場合、または許容範囲Cが設定されてから一定時間内に許容範囲Cの下限値Clowまたは上限値Chighが変更され、許容範囲Cが更新された場合(ステップS112においてNO)、正常と判定する(図12ステップS115)。他の動作は第1の実施例で説明したとおりである。
[第4の実施例]
同様に、第2の実施例において許容範囲Cの設定後に許容範囲Cの更新が一定時間以上なかったときに異常と判定するようにしてもよい。
本実施例を第2の実施例に適用した場合の異常検出部2の動作を図13に示す。異常検出部2は、待機状態において許容範囲設定部3によって許容範囲Cが設定されてから一定時間以上、許容範囲Cの第2の側の限界値(下限値Clowまたは上限値Chigh)が変更されず、許容範囲Cの更新がない場合(図13ステップS312においてYES)、異常と判定する(図13ステップS313)。警報出力部4は、異常検出部2によって異常が検出された場合、警報を発する(図13ステップS314)。
異常検出部2は、許容範囲設定部3によって許容範囲Cが設定されてからの経過時間が一定時間に達していない場合、または許容範囲Cが設定されてから一定時間内に許容範囲Cが更新された場合(ステップS312においてNO)、正常と判定する(図13ステップS315)。他の動作は第2の実施例で説明したとおりである。
[第5の実施例]
なお、第1~第4の実施例の温度調節計において、異常検出部2は、待機状態に入ったときからの経過時間が所定のタイムアウト時間に達したときに、待機状態を解除して通常状態にするようにしてもよい。
[第6の実施例]
また、図14に示すように温度調節計に表示部5を設け、待機状態における許容範囲Cおよび通常状態における許容範囲A,Bを測定値PV、設定値SPと共に表示部5にグラフ表示させるようにしてもよい。これにより、異常検出の状況をオペレータに知らせることができる。
第1~第6の実施例で説明した温度調節計は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って第1~第6の実施例で説明した処理を実行する。
本発明は、温度調節計に適用することができる。
1…制御部、2…異常検出部、3…許容範囲設定部、4…警報出力部、5…表示部。

Claims (10)

  1. 温度センサによって測定される測定値と設定値とに基づいて制御対象への操作量を算出するように構成された制御部と、
    所定の事象が発生したときの待機状態において前記測定値が前記待機状態の許容範囲を外れたときに異常と判定し、前記事象の発生前後の通常状態において前記測定値が前記通常状態の許容範囲を外れたときに異常と判定するように構成された異常検出部と、
    前記事象が発生したときに、このときの前記設定値に基づいて前記待機状態の後の前記通常状態の許容範囲を設定すると共に、この設定した許容範囲の上限値および下限値のうち前記設定値に追従して前記測定値が近づく第1の側にある値を、前記待機状態の許容範囲の上限値および下限値のうち前記第1の側の限界値とし、前記通常状態の直前の許容範囲の下限値および上限値のうち前記第1の側と反対側の第2の側にある値、前記事象が発生したときの前記測定値と前記通常状態の最新の許容範囲の幅との差および前記事象が発生したときの前記測定値と前記通常状態の最新の許容範囲の幅との和のいずれかを、前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値とするように構成された許容範囲設定部とを備え、
    前記許容範囲設定部は、前記待機状態において前記測定値と前記通常状態の最新の許容範囲の幅との差または和と、前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値との比較結果から、前記測定値が前記設定値に近づいている場合に、前記差または和を前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の新たな限界値として更新することを特徴とする温度調節計。
  2. 請求項1記載の温度調節計において、
    前記異常検出部は、前記事象の発生に応じて前記許容範囲設定部によって設定された前記通常状態の許容範囲の内に前記測定値が入ったとき、または前記測定値が前記設定値に達したときに、前記待機状態を解除して前記通常状態とすることを特徴とする温度調節計。
  3. 請求項1または2記載の温度調節計において、
    前記異常検出部によって異常と判定されたときに警報を発するように構成された警報出力部をさらに備えることを特徴とする温度調節計。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の温度調節計において、
    前記事象は、前記制御部による温度制御の開始であり、
    前記許容範囲設定部は、前記温度制御が開始されたときの前記測定値が前記設定値よりも低い場合に、この測定値と前記通常状態の最新の許容範囲の幅との差を前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値とし、前記温度制御の開始に応じて設定した前記通常状態の最新の許容範囲の上限値を前記待機状態の許容範囲の前記第1の側の限界値とすることを特徴とする温度調節計。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の温度調節計において、
    前記事象は、前記設定値の増加する方向への変更であり、
    前記許容範囲設定部は、前記設定値の変更に応じて設定した前記通常状態の最新の許容範囲の上限値を前記待機状態の許容範囲の前記第1の側の限界値とし、前記通常状態の直前の許容範囲の下限値を前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値とすることを特徴とする温度調節計。
  6. 請求項4または5記載の温度調節計において、
    前記許容範囲設定部は、前記待機状態において前記測定値と前記通常状態の最新の許容範囲の幅との差が、前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値よりも大きい場合に、前記差を前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の新たな限界値として更新することを特徴とする温度調節計。
  7. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の温度調節計において、
    前記事象は、前記制御部による温度制御の開始であり、
    前記許容範囲設定部は、前記温度制御が開始されたときの前記測定値が前記設定値よりも高い場合に、この測定値と前記通常状態の最新の許容範囲の幅との和を前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値とし、前記温度制御の開始に応じて設定した前記通常状態の最新の許容範囲の下限値を前記待機状態の許容範囲の前記第1の側の限界値とすることを特徴とする温度調節計。
  8. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の温度調節計において、
    前記事象は、前記設定値の減少する方向への変更であり、
    前記許容範囲設定部は、前記設定値の変更に応じて設定した前記通常状態の最新の許容範囲の下限値を前記待機状態の許容範囲の前記第1の側の限界値とし、前記通常状態の直前の許容範囲の上限値を前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値とすることを特徴とする温度調節計。
  9. 請求項7または8記載の温度調節計において、
    前記許容範囲設定部は、前記待機状態において前記測定値と前記通常状態の最新の許容範囲の幅との和が、前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値よりも小さい場合に、前記和を前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の新たな限界値として更新することを特徴とする温度調節計。
  10. 請求項6または9記載の温度調節計において、
    前記異常検出部は、前記事象が発生した後で前記待機状態の許容範囲の前記第2の側の限界値の更新が一定時間以上なかったときに異常と判定することを特徴とする温度調節計。
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