JP2002215230A - 管理システムとその管理方法、及び管理プログラム - Google Patents

管理システムとその管理方法、及び管理プログラム

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JP2002215230A
JP2002215230A JP2001011053A JP2001011053A JP2002215230A JP 2002215230 A JP2002215230 A JP 2002215230A JP 2001011053 A JP2001011053 A JP 2001011053A JP 2001011053 A JP2001011053 A JP 2001011053A JP 2002215230 A JP2002215230 A JP 2002215230A
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JP2001011053A
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Solomon Raja Sawarirayan
ソロモン ラジャ サワリラヤン
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閾値を用いて監視対象装置から管理装置に警
告を通報する管理システムにおいて、監視対象装置から
通知される通報数と、利用者が設定した通報目標数を基
に適切な閾値を自動的に設定する管理システムを提供す
る。 【解決手段】 監視対象装置20の状態を自動的に監視
する管理システムにおいて、監視対象装置20の監視対
象の状態を示す値を、設定されている閾値と比較し、閾
値に示される値を超えた場合に警告を発信する監視部2
2と、予め設定された一定期間内に監視部22から発信
される警告の件数が、予め登録された目標件数に合う値
となるように、予め定められた算出方法に基づき閾値の
新たな値を算出して更新する閾値決定部12を備えるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視対象装置の状
態を監視する管理システムに関し、特に、監視対象装置
において検出される警告の件数が、利用者の設定した所
望の件数に近い値となるように自動制御する機能を備え
る管理システムとその管理方法、及び管理プログラムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、閾値を用いて、監視対象装置の関
し対象の状態を示す数値が閾値の値を超えた場合に警告
を発信する方式の管理システムでは、閾値を設定する際
に、利用者が手動で閾値を設定していた。
【0003】また、このような管理システムにおいて
は、監視対象装置から発信される警告を受け付ける管理
装置を備え、管理装置に監視対象装置を接続し監視を行
なうシステム等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
管理システムでは、以下に述べるような問題点があっ
た。
【0005】従来の管理システムでは、個々の閾値の値
の監視対象装置への影響度が不明であり、異常の発生に
伴う適切な判断を行なうための閾値の値を適正に設定す
ることが困難であった。また、このような閾値を設定す
る操作は、当該装置の利用者や管理者が手動で設定する
必要があり面倒であった。また、閾値を予測又は計算し
た上で設定しなければならないため、多くの工数が必要
であった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解
決し、閾値を用いて監視対象装置の状態を監視する管理
システムにおいて、監視対象装置から通知される通報数
と利用者が設定した通報目標数を基に、自動的に適切な
閾値を算出し最適化する管理システムとその管理方法、
及び管理プログラムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の管理システムは、監視対象装置の状態を自動的
に監視する管理システムにおいて、前記監視対象装置の
監視対象の状態を示す値を、設定されている閾値と比較
し、閾値に示される値を超えた場合に警告を発信する監
視部と、予め設定された一定期間内に前記監視部から発
信される前記警告の件数が、予め登録された目標件数に
合う値となるように、予め定められた算出方法に基づき
前記閾値の新たな値を算出して更新する閾値決定部を備
えることを特徴とする。
【0008】請求項2の本発明の管理システムは、監視
対象装置の状態を自動的に監視する管理システムにおい
て、前記監視対象装置を管理する管理装置を備え、前記
監視対象装置は、閾値を記録する閾値テーブルと、前記
監視対象装置の監視対象の状態を示す値を、設定されて
いる閾値と比較し、閾値に示される値を超えた場合に警
告を、前記管理装置に対し発信する監視部を備え、前記
管理装置は、前記監視対象装置から通知される前記警告
を受信し、前記警告の件数を調べる通報管理部と、予め
設定された一定期間内に前記監視部から発信される前記
警告の件数が、予め登録された目標件数に合う値となる
ように、予め定められた算出方法に基づき前記閾値の新
たな値を算出して、当該監視対象装置の前記閾値テーブ
ルに記録された前記閾値の値を更新する閾値決定部を備
えることを特徴とする。
【0009】請求項3の本発明の管理システムは、前記
閾値の値を修正する方向を規定するための収束方向の値
の設定を備え、前記閾値決定部は、前記閾値の値を修正
する場合には、前記収束方向の値に向けて修正すること
を特徴とする。
【0010】請求項4の本発明の管理システムは、前記
閾値決定部は、前記閾値を増加方向に修正する場合にお
いて、前回設定されていた閾値が現在の閾値より大きい
場合には、前記前回の閾値と前記現在の閾値との中間値
を新たな閾値として算出する手段と、前記閾値を減少方
向に修正する場合において、前回設定されていた閾値が
現在の閾値より小さい場合には、前記前回の閾値と前記
現在の閾値との中間値を新たな閾値として算出する手段
を備えることを特徴とする。
【0011】請求項5の本発明の管理システムは、前記
閾値の上限値と下限値の値の設定を備え、前記閾値決定
部は、前記閾値を増加方向に修正する場合において、前
回設定されていた閾値が現在の閾値より小さい場合に
は、前記現在の閾値と前記上限値との中間値を新たな閾
値として算出する手段と、前記閾値を減少方向に修正す
る場合において、前回設定されていた閾値が現在の閾値
より大きい場合には、前記現在の閾値と前記下限値との
中間値を新たな閾値として算出する手段を備えることを
特徴とする。
【0012】請求項6の本発明の管理装置は、監視対象
装置の状態を自動的に監視する管理装置において、前記
監視対象装置の監視対象の状態を示す値の、設定されて
いる閾値に示される値を超えた場合に発信される警告
を、前記監視対象装置から受信し、前記警告の件数を調
べる通報管理部と、予め設定された一定期間内に発信さ
れる前記警告の件数が、予め登録された目標件数に合う
値となるように、予め定められた算出方法に基づき前記
閾値の新たな値を算出して、当該監視対象装置に設定さ
れた前記閾値の値を更新する閾値決定部を備えることを
特徴とする。
【0013】請求項7の本発明の管理装置は、前記閾値
の値を修正する方向を規定するための収束方向の値の設
定を備え、前記閾値決定部は、前記閾値の値を修正する
場合には、前記収束方向の値に向けて修正することを特
徴とする。
【0014】請求項8の本発明の管理装置は、前記閾値
決定部は、前記閾値を増加方向に修正する場合におい
て、前回設定されていた閾値が現在の閾値より大きい場
合には、前記前回の閾値と前記現在の閾値との中間値を
新たな閾値として算出する手段と、前記閾値を減少方向
に修正する場合において、前回設定されていた閾値が現
在の閾値より小さい場合には、前記前回の閾値と前記現
在の閾値との中間値を新たな閾値として算出する手段を
備えることを特徴とする。
【0015】請求項9の本発明の管理装置は、前記閾値
の上限値と下限値の値の設定を備え、前記閾値決定部
は、前記閾値を増加方向に修正する場合において、前回
設定されていた閾値が現在の閾値より小さい場合には、
前記現在の閾値と前記上限値との中間値を新たな閾値と
して算出する手段と、前記閾値を減少方向に修正する場
合において、前回設定されていた閾値が現在の閾値より
大きい場合には、前記現在の閾値と前記下限値との中間
値を新たな閾値として算出する手段を備えることを特徴
とする。
【0016】請求項10の本発明の管理方法は、監視対
象装置の状態を自動的に監視する管理方法において、前
記監視対象装置の監視対象の状態を示す値の、設定され
ている閾値に示される値を超えた場合に発信される警告
を、前記監視対象装置から受信し、前記警告の件数を調
べる通報管理ステップと、予め設定された一定期間内に
発信される前記警告の件数が、予め登録された目標件数
に合う値となるように、予め定められた算出方法に基づ
き前記閾値の新たな値を算出して、当該監視対象装置に
設定された前記閾値の値を更新する閾値決定ステップを
備えることを特徴とする。
【0017】請求項11の本発明の管理方法は、前記閾
値の値を修正する方向を規定するための収束方向の値の
設定を参照するステップを備え、前記閾値の値を修正す
る場合に、前記収束方向の値に向けて修正することを特
徴とする。
【0018】請求項12の本発明の管理方法は、前記閾
値を増加方向に修正する場合において、前回設定されて
いた閾値が現在の閾値より大きい場合には、前記前回の
閾値と前記現在の閾値との中間値を新たな閾値として算
出するステップと、前記閾値を減少方向に修正する場合
において、前回設定されていた閾値が現在の閾値より小
さい場合には、前記前回の閾値と前記現在の閾値との中
間値を新たな閾値として算出するステップを備えること
を特徴とする。
【0019】請求項13の本発明の管理方法は、前記閾
値の上限値と下限値の値の設定を参照するステップと、
前記閾値を増加方向に修正する場合において、前回設定
されていた閾値が現在の閾値より小さい場合には、前記
現在の閾値と前記上限値との中間値を新たな閾値として
算出するステップと、前記閾値を減少方向に修正する場
合において、前回設定されていた閾値が現在の閾値より
大きい場合には、前記現在の閾値と前記下限値との中間
値を新たな閾値として算出するステップを備えることを
特徴とする。
【0020】請求項14の本発明の管理プログラムは、
コンピュータを制御することにより、監視対象装置の状
態を自動的に監視する管理プログラムにおいて、前記監
視対象装置の監視対象の状態を示す値の、設定されてい
る閾値に示される値を超えた場合に発信される警告を、
前記監視対象装置から受信し、前記警告の件数を調べる
通報管理処理と、予め設定された一定期間内に発信され
る前記警告の件数が、予め登録された目標件数に合う値
となるように、予め定められた算出方法に基づき前記閾
値の新たな値を算出して、当該監視対象装置に設定され
た前記閾値の値を更新する閾値決定処理を実行させるこ
とを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の第1の実施の形態による
管理システムの構成を示すブロック図である。
【0023】図1を参照すると、本実施の形態の管理シ
ステムは、監視対象の監視対象装置20を、管理装置1
0から管理する。
【0024】管理装置10と監視対象装置20とは、L
AN等のケーブルや通信ネットワーク等を介して接続す
ることができる。また、1台の管理装置10には、複数
台の監視対象装置20を接続して、そのそれぞれの監視
対象装置20を同時に管理することもできる。
【0025】監視対象装置20は、閾値を記録する閾値
テーブル21と、監視対象装置20の監視対象の状態を
監視する監視部22を備える。監視部22は、監視対象
の状態を示す値を閾値と比較し、閾値に示される値を超
えた場合に警告を管理装置10に対し発信する。
【0026】管理装置10は、一定期間における監視対
象装置20からの警告が発信される件数の目標件数を記
録する通報目標数テーブル11と、監視対象装置20か
ら発信される警告を受け付ける通報管理部14と、一定
期間毎の警告件数を記録する通報数履歴テーブル13
と、実際に発信された警告件数とその目標件数を基に新
たな閾値を算出し更新する閾値決定部12を備える。閾
値決定部12は、この算出された新たな閾値の値に、監
視対象装置20の閾値テーブル21記録される閾値の値
を更新するのである。
【0027】図4は、本実施の形態の通報目標数テーブ
ル11の一例を示す図である。図4の例の通報目標数テ
ーブル11では、項目名、通報目標数、規定値、収束方
向、上限、下限の各項目を備えている。通報目標数テー
ブル11は、管理装置10に1つ備える。
【0028】図5は、本実施の形態の通報数履歴テーブ
ル13の一例を示す図である。図5の例の通報数履歴テ
ーブル13では、項目名、閾値、カレントフラグ、通報
数の各項目を備えている。通報数履歴テーブル13は、
管理装置10に各監視対象装置20のそれぞれに対応さ
せて備える。
【0029】図6は、本実施の形態の閾値テーブル21
の一例を示す図である。図6の例の閾値テーブル21で
は、項目名、閾値の各項目を備えている。閾値テーブル
21は、各監視対象装置20において1つ備える。
【0030】次に、本実施の形態の管理システムの処理
を説明する。
【0031】まず、利用者は、通報目標数テーブル11
に各監視対象装置20において監視する監視対象項目の
それぞれについて、一定期間(例えば“1日”等)に通
知される件数の目標値を設定する。監視対象の項目は、
1台の各監視対象装置20に複数個を設定するものでも
よい。
【0032】監視対象装置20においては、監視部22
が、監視対象として設定された項目の状態を定期的に監
視し、取得した状態を示す値と閾値テーブル21に登録
されている閾値とを比較し、もし取得した値が閾値を超
えている場合は、管理装置10の通報管理部14に(警
告を)通報する。
【0033】図2は、本実施の形態の管理装置10にお
ける閾値の更新処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【0034】管理装置10は、通報管理部14により、
監視部22からの通報を取得し、利用者に監視対象装置
20から通報があった旨の表示を行なうと共に、通報を
受けた監視対象装置20の通報数履歴テーブル13の通
報を受けた項目のカレントの(現在の)通報数を加算す
る(ステップ201)。
【0035】閾値決定部12は、一定間隔毎に起動し、
通報数履歴テーブル13から項目名とカレントフラグを
キーとして検索し、閾値を設定する監視対象装置20の
通報数を取得する。そして、通報目標数テーブル11に
設定されている(当該監視対象装置20の当該状態の項
目の)通報目標数とを比較する(ステップ202)。
【0036】そして、監視対象装置20から通報される
件数が、通報目標数に合うように(またより近い値とな
るように)するための、新たな閾値の値を算出し(ステ
ップ203)、当該監視対象装置20の閾値テーブル2
1に登録される閾値の値を、この新たな閾値の値に更新
する(ステップ203)。
【0037】管理装置10は、上述した処理を定期的に
繰り返すことにより、通報目標数テーブル11に設定し
た通報目標数に合うように、監視対象装置の閾値を自動
で最適化するのである。
【0038】図3は、本実施の形態の閾値決定部12に
よる、新たな閾値の算出処理の一例を説明するためのフ
ローチャートである。
【0039】まず、閾値決定部12は、通報数履歴テー
ブル13に格納されていた最新の通報数が、通報目標数
テーブル11に設定されている通報目標数と比較する
(ステップ301)。
【0040】ここで、最新の通報数が通報目標数と等し
い場合には、閾値を変更する必要はないためその更新を
せず、処理を終了する。また必要であれば、通報数履歴
テーブル13等にその旨を登録する。
【0041】最新の通報数が、通報目標数と異なる場合
には、閾値決定部12は閾値の更新を行なう。本実施の
形態においては、閾値を収束方向に設定されている値に
向けて更新する。つまり、収束方向に設定されている値
に合わせ加算方向に修正(増加)するか、減算方向に修
正する(減少)かを決定するのである(ステップ30
2)。
【0042】最新の通報数が通報目標数より大きい場合
には、通報目標数テーブル11の収束方向に設定されて
いる値に合わせ加算方向に修正するか、減算方向に修正
するかを決定する。次に、通報数履歴テーブル13から
前回の閾値を取得する。この時、通報数履歴テーブル1
3から前回として登録されている情報を削除する。
【0043】取得した前回の閾値がカレントの閾値より
大きく、加算方向に修正する場合、前回の閾値とカレン
トの閾値の中間値を新たなカレントの閾値とし通報数履
歴テーブル13に登録するため、現在、カレントとして
登録されている履歴データのカレントフラグを“前回”
を示すフラグに切り換えると共に、新規に決定した閾値
を通報数履歴テーブル13にカレントとして登録する
(ステップ306)。
【0044】前回の閾値がカレントの閾値より大きく、
減算方向に修正する場合は、カレントの閾値と通報目標
数テーブル11の下限値との中間値を新たなカレントの
閾値とし通報数履歴テーブル13に同様の手順で新たな
閾値を登録する(ステップ305)。
【0045】前回の閾値がカレントの閾値より小さく、
加算方向に修正する場合は、カレントの閾値と通報目標
数テーブル11の上限値との中間値を新たなカレントの
閾値とし通報数履歴テーブル13に同様の手順で新たな
閾値を登録する(ステップ307)。
【0046】前回の閾値がカレントの閾値より小さく、
減算方向に修正する場合は、カレントの閾値と前回閾値
との中間値を新たなカレントの閾値とし通報数履歴テー
ブル13に同様の手順で新たな閾値を登録する(ステッ
プ306)。
【0047】同様に、最新の通報数が通報目標数より小
さい場合、通報目標数テーブル11の収束方向に設定さ
れている値に合わせ加算方向に修正するか、減算方向に
修正するかを決定する。次に、通報数履歴テーブル13
から前回の閾値を取得する。この時、通報数履歴テーブ
ル13から前回として登録されている情報を削除する。
【0048】取得した前回の閾値がカレントの閾値より
小さく、減算方向に修正する場合、前回の閾値とカレン
トの閾値の中間値を新たなカレントの閾値とし通報数履
歴テーブル13に登録するため、現在、カレントとして
登録されている履歴データのカレントフラグを前回を示
すフラグに切り換えると共に、新規に決定した閾値を通
報数履歴テーブル13にカレントとして登録する(ステ
ップ306)。
【0049】前回の閾値がカレントの閾値より小さく、
加算方向に修正する場合は、カレントの閾値と通報目標
数テーブル11の上限値との中間値を新たなカレントの
閾値とし通報数履歴テーブル13に同様の手順で新たな
閾値を登録する(ステップ307)。
【0050】前回の閾値がカレントの閾値より大きく、
加算方向に修正する場合は、カレントの閾値と前回閾値
との中間値との中間値を新たなカレントの閾値とし通報
数履歴テーブル13に同様の手順で新たな閾値を登録す
る(ステップ306)。
【0051】前回の閾値がカレントの閾値より大きく、
減算方向に修正する場合は、カレントの閾値と通報目標
数テーブル11の下限値との中間値を新たなカレントの
閾値とし通報数履歴テーブル13に同様の手順で新たな
閾値を登録する(ステップ305)。
【0052】そして、閾値決定部12は、通報目標数テ
ーブルに登録されている全ての項目に対して上記処理を
行ない、閾値の設定対象となる監視対象装置の閾値テー
ブル21に新しく決定した閾値を書き込む。
【0053】以上の処理により、閾値決定部12は、新
たな閾値を算出し更新することができる。
【0054】また、本発明は、この第1の実施の形態に
示されるように、管理装置10と監視対象装置20とを
別個の装置とする形態に限られるものではなく、管理装
置10と監視対象装置20とを1台の装置とする形態も
同様に可能である。
【0055】なお、上記各実施の形態の管理システム
は、管理装置10における閾値決定部12、通報管理部
14等の機能や、監視対象装置20における監視部22
等の機能や、その他の機能をハードウェア的に実現する
ことは勿論として、各機能を備えるコンピュータプログ
ラムを、コンピュータ処理装置のメモリにロードされる
ことで実現することができる。このコンピュータプログ
ラムは、磁気ディスク、半導体メモリその他の記録媒体
80、90に格納される。そして、その記録媒体からコ
ンピュータ処理装置にロードされ、コンピュータ処理装
置の動作を制御することにより、上述した各機能を実現
する。
【0056】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明の管理システ
ムによれば、以下のような効果が達成される。
【0058】本発明の管理システムにより、閾値を用い
て監視対象装置の状態を監視する管理システムにおい
て、監視対象装置から通知される通報数と利用者が設定
した通報目標数を基に、自動的に適切な閾値を算出し最
適化することができる。また、閾値を用いて監視対象装
置から管理装置に警告を通報するシステムにおいて、監
視対象装置から通知される通報数と利用者が設定した通
報目標数を基に、自動で監視対象装置の閾値を最適化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による管理システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の閾値の更新処理
を説明するためのフローチャートである。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の新たな閾値の算
出処理の一例を説明するためのフローチャートである。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の通報目標数テー
ブルの一例を示す図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態の通報数履歴テー
ブルの一例を示す図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態の閾値テーブルの
一例を示す図である。
【符号の説明】
10 管理装置 11 通報目標数テーブル 12 閾値決定部 13 通報数履歴テーブル 14 通報管理部 20 監視対象装置 21 閾値テーブル 22 監視部 90、80 記録媒体

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象装置の状態を自動的に監視する
    管理システムにおいて、 前記監視対象装置の監視対象の状態を示す値を、設定さ
    れている閾値と比較し、閾値に示される値を超えた場合
    に警告を発信する監視部と、 予め設定された一定期間内に前記監視部から発信される
    前記警告の件数が、予め登録された目標件数に合う値と
    なるように、予め定められた算出方法に基づき前記閾値
    の新たな値を算出して更新する閾値決定部を備えること
    を特徴とする管理システム。
  2. 【請求項2】 監視対象装置の状態を自動的に監視する
    管理システムにおいて、 前記監視対象装置を管理する管理装置を備え、 前記監視対象装置は、 閾値を記録する閾値テーブルと、 前記監視対象装置の監視対象の状態を示す値を、設定さ
    れている閾値と比較し、閾値に示される値を超えた場合
    に警告を、前記管理装置に対し発信する監視部を備え、 前記管理装置は、 前記監視対象装置から通知される前記警告を受信し、前
    記警告の件数を調べる通報管理部と、 予め設定された一定期間内に前記監視部から発信される
    前記警告の件数が、予め登録された目標件数に合う値と
    なるように、予め定められた算出方法に基づき前記閾値
    の新たな値を算出して、当該監視対象装置の前記閾値テ
    ーブルに記録された前記閾値の値を更新する閾値決定部
    を備えることを特徴とする管理システム。
  3. 【請求項3】 前記閾値の値を修正する方向を規定する
    ための収束方向の値の設定を備え、 前記閾値決定部は、 前記閾値の値を修正する場合には、前記収束方向の値に
    向けて修正することを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の管理システム。
  4. 【請求項4】 前記閾値決定部は、 前記閾値を増加方向に修正する場合において、前回設定
    されていた閾値が現在の閾値より大きい場合には、前記
    前回の閾値と前記現在の閾値との中間値を新たな閾値と
    して算出する手段と、 前記閾値を減少方向に修正する場合において、前回設定
    されていた閾値が現在の閾値より小さい場合には、前記
    前回の閾値と前記現在の閾値との中間値を新たな閾値と
    して算出する手段を備えることを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれか一つに記載の管理システム。
  5. 【請求項5】 前記閾値の上限値と下限値の値の設定を
    備え、 前記閾値決定部は、 前記閾値を増加方向に修正する場合において、前回設定
    されていた閾値が現在の閾値より小さい場合には、前記
    現在の閾値と前記上限値との中間値を新たな閾値として
    算出する手段と、 前記閾値を減少方向に修正する場合において、前回設定
    されていた閾値が現在の閾値より大きい場合には、前記
    現在の閾値と前記下限値との中間値を新たな閾値として
    算出する手段を備えることを特徴とする請求項4に記載
    の管理システム。
  6. 【請求項6】 監視対象装置の状態を自動的に監視する
    管理装置において、 前記監視対象装置の監視対象の状態を示す値の、設定さ
    れている閾値に示される値を超えた場合に発信される警
    告を、前記監視対象装置から受信し、前記警告の件数を
    調べる通報管理部と、 予め設定された一定期間内に発信される前記警告の件数
    が、予め登録された目標件数に合う値となるように、予
    め定められた算出方法に基づき前記閾値の新たな値を算
    出して、当該監視対象装置に設定された前記閾値の値を
    更新する閾値決定部を備えることを特徴とする管理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記閾値の値を修正する方向を規定する
    ための収束方向の値の設定を備え、 前記閾値決定部は、 前記閾値の値を修正する場合には、前記収束方向の値に
    向けて修正することを特徴とする請求項6に記載の管理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記閾値決定部は、 前記閾値を増加方向に修正する場合において、前回設定
    されていた閾値が現在の閾値より大きい場合には、前記
    前回の閾値と前記現在の閾値との中間値を新たな閾値と
    して算出する手段と、 前記閾値を減少方向に修正する場合において、前回設定
    されていた閾値が現在の閾値より小さい場合には、前記
    前回の閾値と前記現在の閾値との中間値を新たな閾値と
    して算出する手段を備えることを特徴とする請求項6又
    は請求項7に記載の管理装置。
  9. 【請求項9】 前記閾値の上限値と下限値の値の設定を
    備え、 前記閾値決定部は、 前記閾値を増加方向に修正する場合において、前回設定
    されていた閾値が現在の閾値より小さい場合には、前記
    現在の閾値と前記上限値との中間値を新たな閾値として
    算出する手段と、 前記閾値を減少方向に修正する場合において、前回設定
    されていた閾値が現在の閾値より大きい場合には、前記
    現在の閾値と前記下限値との中間値を新たな閾値として
    算出する手段を備えることを特徴とする請求項8に記載
    の管理装置。
  10. 【請求項10】 監視対象装置の状態を自動的に監視す
    る管理方法において、 前記監視対象装置の監視対象の状態を示す値の、設定さ
    れている閾値に示される値を超えた場合に発信される警
    告を、前記監視対象装置から受信し、前記警告の件数を
    調べる通報管理ステップと、 予め設定された一定期間内に発信される前記警告の件数
    が、予め登録された目標件数に合う値となるように、予
    め定められた算出方法に基づき前記閾値の新たな値を算
    出して、当該監視対象装置に設定された前記閾値の値を
    更新する閾値決定ステップを備えることを特徴とする管
    理方法。
  11. 【請求項11】 前記閾値の値を修正する方向を規定す
    るための収束方向の値の設定を参照するステップを備
    え、 前記閾値の値を修正する場合に、前記収束方向の値に向
    けて修正することを特徴とする請求項10に記載の管理
    方法。
  12. 【請求項12】 前記閾値を増加方向に修正する場合に
    おいて、前回設定されていた閾値が現在の閾値より大き
    い場合には、前記前回の閾値と前記現在の閾値との中間
    値を新たな閾値として算出するステップと、 前記閾値を減少方向に修正する場合において、前回設定
    されていた閾値が現在の閾値より小さい場合には、前記
    前回の閾値と前記現在の閾値との中間値を新たな閾値と
    して算出するステップを備えることを特徴とする請求項
    10又は請求項11に記載の管理方法。
  13. 【請求項13】 前記閾値の上限値と下限値の値の設定
    を参照するステップと、 前記閾値を増加方向に修正する場合において、前回設定
    されていた閾値が現在の閾値より小さい場合には、前記
    現在の閾値と前記上限値との中間値を新たな閾値として
    算出するステップと、 前記閾値を減少方向に修正する場合において、前回設定
    されていた閾値が現在の閾値より大きい場合には、前記
    現在の閾値と前記下限値との中間値を新たな閾値として
    算出するステップを備えることを特徴とする請求項12
    に記載の管理方法。
  14. 【請求項14】 コンピュータを制御することにより、
    監視対象装置の状態を自動的に監視する管理プログラム
    において、 前記監視対象装置の監視対象の状態を示す値の、設定さ
    れている閾値に示される値を超えた場合に発信される警
    告を、前記監視対象装置から受信し、前記警告の件数を
    調べる通報管理処理と、 予め設定された一定期間内に発信される前記警告の件数
    が、予め登録された目標件数に合う値となるように、予
    め定められた算出方法に基づき前記閾値の新たな値を算
    出して、当該監視対象装置に設定された前記閾値の値を
    更新する閾値決定処理を実行させることを特徴とする管
    理プログラム。
  15. 【請求項15】 前記閾値の値を修正する方向を規定す
    るための収束方向の値の設定を参照する処理と、 前記閾値の値を修正する場合に、前記収束方向の値に向
    けて修正する処理を実行させることを特徴とする請求項
    14に記載の管理プログラム。
  16. 【請求項16】 前記閾値を増加方向に修正する場合に
    おいて、前回設定されていた閾値が現在の閾値より大き
    い場合には、前記前回の閾値と前記現在の閾値との中間
    値を新たな閾値として算出する処理と、 前記閾値を減少方向に修正する場合において、前回設定
    されていた閾値が現在の閾値より小さい場合には、前記
    前回の閾値と前記現在の閾値との中間値を新たな閾値と
    して算出する処理を実行させることを特徴とする請求項
    14又は請求項15に記載の管理プログラム。
  17. 【請求項17】 前記閾値の上限値と下限値の値の設定
    を参照する処理と、 前記閾値を増加方向に修正する場合において、前回設定
    されていた閾値が現在の閾値より小さい場合には、前記
    現在の閾値と前記上限値との中間値を新たな閾値として
    算出する処理と、 前記閾値を減少方向に修正する場合において、前回設定
    されていた閾値が現在の閾値より大きい場合には、前記
    現在の閾値と前記下限値との中間値を新たな閾値として
    算出する処理を実行させることを特徴とする請求項16
    に記載の管理プログラム。
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