JP6216612B2 - 不具合検知システムおよび不具合検知方法 - Google Patents
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Description
一方で、センサのFD/FPに関しては、温度、圧力、流量などのプロセス量が対象データになる。これらのデータについては、msec.レベルで全てのデータを保存するのが合理的とは言えない。そこで、センサのデータを装置が管理する処理単位毎に、あるいは一定の期間毎に代表値化して、代表値化した値をチェックするEES対応の基板処理装置(特許文献1参照)などが提案されている。代表値とは、最大値、最小値、平均値などである。これらの代表値によりFD/FPが実現できれば、全てのデータを監視する場合と比較して通信量、必要メモリ量などを大幅に削減できるので効率的である。
また、本発明の不具合検知システムは、設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを算出する操作量算出手段と、前記操作量MVをプロセス制御のアクチュエータに出力する操作量出力手段と、前記操作量MVが所定の操作量上限値で飽和する操作量上限飽和状態の連続時間である上限飽和継続時間を記憶する上限飽和継続時間記憶手段と、前記上限飽和継続時間を制御応答毎に計測する上限飽和継続時間計測手段と、この上限飽和継続時間計測手段によって計測された上限飽和継続時間が前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間よりも長いときに、前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間を前記計測された上限飽和継続時間に更新する上限飽和継続時間更新手段と、前記操作量MVが所定の操作量下限値で飽和する操作量下限飽和状態の連続時間である下限飽和継続時間を記憶する下限飽和継続時間記憶手段と、前記下限飽和継続時間を制御応答毎に計測する下限飽和継続時間計測手段と、この下限飽和継続時間計測手段によって計測された下限飽和継続時間が前記下限飽和継続時間記憶手段に記憶されている下限飽和継続時間よりも短いときに、前記下限飽和継続時間記憶手段に記憶されている下限飽和継続時間を前記計測された下限飽和継続時間に更新する下限飽和継続時間更新手段と、外部からリセット信号を受け取ったときに、前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間を最小値にリセットし、前記下限飽和継続時間記憶手段に記憶されている下限飽和継続時間を最大値にリセットするリセット手段と、前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶された上限飽和継続時間が予め規定された第1の閾値を上回ったときに、上限飽和継続時間に関するアラームを出力し、前記下限飽和継続時間記憶手段に記憶された下限飽和継続時間が予め規定された第2の閾値を下回ったときに、下限飽和継続時間に関するアラームを出力するアラーム出力手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の不具合検知システムの1構成例は、さらに、前記上限飽和継続時間記憶手段に保持されている上限飽和継続時間と前記下限飽和継続時間記憶手段に保持されている下限飽和継続時間とを予め規定された間隔で取得する継続時間取得手段と、前記上限飽和継続時間と下限飽和継続時間の取得後に前記リセット手段に前記リセット信号を送信するリセット信号送信手段と、前記継続時間取得手段が取得した上限飽和継続時間と下限飽和継続時間を記憶する継続時間履歴記憶手段と、この継続時間履歴記憶手段に記憶された過去の任意の上限飽和継続時間に対する最新の上限飽和継続時間の増加量が予め規定された第1の閾値を超え、かつ前記継続時間履歴記憶手段に記憶された過去の任意の下限飽和継続時間に対する最新の下限飽和継続時間の減少量が予め規定された第2の閾値を超えるときに、プロセス制御の維持環境がプロセス制御に対して不利な方向に変化している可能性が高いことを示すアラームを出力する維持環境判定手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の不具合検知方法は、設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを算出する操作量算出ステップと、前記操作量MVをプロセス制御のアクチュエータに出力する操作量出力ステップと、前記操作量MVが所定の操作量上限値で飽和する操作量上限飽和状態の連続時間である上限飽和継続時間を制御応答毎に計測する上限飽和継続時間計測ステップと、この上限飽和継続時間計測ステップで計測した上限飽和継続時間が上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間よりも長いときに、前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間を前記計測した上限飽和継続時間に更新する上限飽和継続時間更新ステップと、前記操作量MVが所定の操作量下限値で飽和する操作量下限飽和状態の連続時間である下限飽和継続時間を制御応答毎に計測する下限飽和継続時間計測ステップと、この下限飽和継続時間計測ステップで計測した下限飽和継続時間が下限飽和継続時間記憶手段に記憶されている下限飽和継続時間よりも短いときに、前記下限飽和継続時間記憶手段に記憶されている下限飽和継続時間を前記計測した下限飽和継続時間に更新する下限飽和継続時間更新ステップと、外部からリセット信号を受け取ったときに、前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間を最小値にリセットし、前記下限飽和継続時間記憶手段に記憶されている下限飽和継続時間を最大値にリセットするリセットステップと、前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶された上限飽和継続時間が予め規定された第1の閾値を上回ったときに、上限飽和継続時間に関するアラームを出力し、前記下限飽和継続時間記憶手段に記憶された下限飽和継続時間が予め規定された第2の閾値を下回ったときに、下限飽和継続時間に関するアラームを出力するアラーム出力ステップとを含むことを特徴とするものである。
発明者は、下記のような性質に着眼した。
(A)加熱系におけるヒータの能力や真空系における真空ポンプの能力などが劣化した場合、フル出力での状態影響力が低下するのだから、操作量上限飽和状態(ヒータや真空ポンプなどがフル出力になる状態)の継続時間に長期化傾向が現れる。
(B)装置内の保温性や気密性などが劣化した場合、加熱系での昇温や真空系での降圧などの過渡状態において状態変化の非効率が増大するのだから、操作量上限飽和状態の継続時間に長期化傾向が現れる。
上記の発明の原理1において、(A)ヒータ能力や真空ポンプ能力の劣化と、(B)装置内の保温性や気密性の劣化の例を示した。(A)の例はプロセス制御のアクチュエータがプロセス制御に対して不利な方向に変化していることを意味するものであり、(B)の例はプロセス制御の維持環境がプロセス制御に対して不利な方向に変化していることを意味するものである。(A)、(B)のどちらも、操作量上限飽和状態の継続時間の長期化に繋がるものであるが、下記の相違が生じる。
(D)装置内の保温性や気密性の劣化では、加熱系での降温側への戻り、真空系での昇圧側への戻りはむしろ有利になる。すなわち、操作量下限飽和状態の継続時間に短期化傾向が現れる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る不具合検知システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態は、上記発明の原理1、発明の原理2に対応する例である。ここでは、不具合検知システムを簡易型のコントローラ(温調計)で実現する例として説明する。本実施の形態の不具合検知システムは、従来から温調計に設けられている一般的構成である温調計制御機能部1と、本実施の形態の特徴的構成であるFD/FP機能部2とから構成される。
まず、初期状態において外部からリセット信号を受け取ったことにより、FD/FP機能部2のリセット部26は、上限飽和継続時間記憶部20に記憶されている継続時間THを0.0にリセットし下限飽和継続時間記憶部21に記憶されている継続時間TLを99999.9にリセットする(図2ステップS100)。
TH←TH+dT ・・・(1)
dTは制御周期である。こうして、操作量上限飽和状態になると、この操作量上限飽和状態が解消されるまでステップS104の処理が繰り返し実行されるので、上限飽和継続時間THを計測することができる。
TL←TL+dT ・・・(2)
こうして、操作量下限飽和状態になると、この操作量下限飽和状態が解消されるまでステップS106の処理が繰り返し実行されるので、下限飽和継続時間TLを計測することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態で示した不具合検知システムを、さらに加熱装置の温度制御系に対して適用した場合の例を示すものである。図5は本実施の形態の不具合検知システムの構成を示すブロック図であり、図1と同一の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の不具合検知システムは、温調計制御機能部1と、FD/FP機能部2と、FD/FP機能部3とから構成される。温調計制御機能部1とFD/FP機能部2の構成および動作は第1の実施の形態で説明したとおりである。
継続時間取得部30は、FD/FP機能部2の上限飽和継続時間記憶部20に記憶されている上限飽和継続時間THと下限飽和継続時間記憶部21に記憶されている下限飽和継続時間TLとを取得する(図7ステップS200)。
継続時間履歴記憶部32は、継続時間取得部30が取得した上限飽和継続時間THと下限飽和継続時間TLを記憶する(図7ステップS202)。
ここでは、本実施の形態の不具合検知システムを図6に示した加熱装置の温度制御系に適用した場合について説明する。加熱装置を利用した生産プロセスでは、対象製品により様々な温度変更があり、昇降温工程も様々であるが、昇降温パターンは有限であり、1週間中には概ね標準的な昇降温パターンが平均的な頻度で実行されるものとする。したがって、FD/FP機能部3の動作周期を1週間とする。閾値は、Trh=200秒、Trl=200秒とする。上限飽和継続時間THと下限飽和継続時間TLが継続時間履歴記憶部32に1週間毎に図8のように記録されるものとする。
Claims (10)
- 設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを算出する操作量算出手段と、
前記操作量MVをプロセス制御のアクチュエータに出力する操作量出力手段と、
前記操作量MVが所定の操作量上限値で飽和する操作量上限飽和状態の連続時間である上限飽和継続時間を記憶する上限飽和継続時間記憶手段と、
前記上限飽和継続時間を制御応答毎に計測する上限飽和継続時間計測手段と、
この上限飽和継続時間計測手段によって計測された上限飽和継続時間が前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間よりも長いときに、前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間を前記計測された上限飽和継続時間に更新する上限飽和継続時間更新手段と、
外部からリセット信号を受け取ったときに、前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間を最小値にリセットするリセット手段と、
前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶された上限飽和継続時間が予め規定された閾値を上回ったときに、上限飽和継続時間に関するアラームを出力するアラーム出力手段とを備えることを特徴とする不具合検知システム。 - 設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを算出する操作量算出手段と、
前記操作量MVをプロセス制御のアクチュエータに出力する操作量出力手段と、
前記操作量MVが所定の操作量上限値で飽和する操作量上限飽和状態の連続時間である上限飽和継続時間を記憶する上限飽和継続時間記憶手段と、
前記上限飽和継続時間を制御応答毎に計測する上限飽和継続時間計測手段と、
この上限飽和継続時間計測手段によって計測された上限飽和継続時間が前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間よりも長いときに、前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間を前記計測された上限飽和継続時間に更新する上限飽和継続時間更新手段と、
前記操作量MVが所定の操作量下限値で飽和する操作量下限飽和状態の連続時間である下限飽和継続時間を記憶する下限飽和継続時間記憶手段と、
前記下限飽和継続時間を制御応答毎に計測する下限飽和継続時間計測手段と、
この下限飽和継続時間計測手段によって計測された下限飽和継続時間が前記下限飽和継続時間記憶手段に記憶されている下限飽和継続時間よりも短いときに、前記下限飽和継続時間記憶手段に記憶されている下限飽和継続時間を前記計測された下限飽和継続時間に更新する下限飽和継続時間更新手段と、
外部からリセット信号を受け取ったときに、前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間を最小値にリセットし、前記下限飽和継続時間記憶手段に記憶されている下限飽和継続時間を最大値にリセットするリセット手段と、
前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶された上限飽和継続時間が予め規定された第1の閾値を上回ったときに、上限飽和継続時間に関するアラームを出力し、前記下限飽和継続時間記憶手段に記憶された下限飽和継続時間が予め規定された第2の閾値を下回ったときに、下限飽和継続時間に関するアラームを出力するアラーム出力手段とを備えることを特徴とする不具合検知システム。 - 請求項1または2記載の不具合検知システムにおいて、
さらに、前記上限飽和継続時間記憶手段に保持されている上限飽和継続時間を予め規定された間隔で取得する継続時間取得手段と、
前記上限飽和継続時間の取得後に前記リセット手段に前記リセット信号を送信するリセット信号送信手段と、
前記継続時間取得手段が取得した上限飽和継続時間を記憶する継続時間履歴記憶手段と、
この継続時間履歴記憶手段に記憶された過去の任意の上限飽和継続時間に対する最新の上限飽和継続時間の増加量が予め規定された閾値を超えたときに、プロセス制御に関わる装置に憂慮すべき変化の兆候が現れていることを示すアラームを出力する兆候判定手段とを備えることを特徴とする不具合検知システム。 - 請求項2記載の不具合検知システムにおいて、
さらに、前記上限飽和継続時間記憶手段に保持されている上限飽和継続時間と前記下限飽和継続時間記憶手段に保持されている下限飽和継続時間とを予め規定された間隔で取得する継続時間取得手段と、
前記上限飽和継続時間と下限飽和継続時間の取得後に前記リセット手段に前記リセット信号を送信するリセット信号送信手段と、
前記継続時間取得手段が取得した上限飽和継続時間と下限飽和継続時間を記憶する継続時間履歴記憶手段と、
この継続時間履歴記憶手段に記憶された過去の任意の上限飽和継続時間に対する最新の上限飽和継続時間の増加量が予め規定された第1の閾値を超え、かつ前記継続時間履歴記憶手段に記憶された過去の任意の下限飽和継続時間に対する最新の下限飽和継続時間の変化量が予め規定された第2の閾値を超えないときに、プロセス制御のアクチュエータがプロセス制御に対して不利な方向に変化している可能性が高いことを示すアラームを出力するアクチュエータ判定手段とを備えることを特徴とする不具合検知システム。 - 請求項2記載の不具合検知システムにおいて、
さらに、前記上限飽和継続時間記憶手段に保持されている上限飽和継続時間と前記下限飽和継続時間記憶手段に保持されている下限飽和継続時間とを予め規定された間隔で取得する継続時間取得手段と、
前記上限飽和継続時間と下限飽和継続時間の取得後に前記リセット手段に前記リセット信号を送信するリセット信号送信手段と、
前記継続時間取得手段が取得した上限飽和継続時間と下限飽和継続時間を記憶する継続時間履歴記憶手段と、
この継続時間履歴記憶手段に記憶された過去の任意の上限飽和継続時間に対する最新の上限飽和継続時間の増加量が予め規定された第1の閾値を超え、かつ前記継続時間履歴記憶手段に記憶された過去の任意の下限飽和継続時間に対する最新の下限飽和継続時間の減少量が予め規定された第2の閾値を超えるときに、プロセス制御の維持環境がプロセス制御に対して不利な方向に変化している可能性が高いことを示すアラームを出力する維持環境判定手段とを備えることを特徴とする不具合検知システム。 - 設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを算出する操作量算出ステップと、
前記操作量MVをプロセス制御のアクチュエータに出力する操作量出力ステップと、
前記操作量MVが所定の操作量上限値で飽和する操作量上限飽和状態の連続時間である上限飽和継続時間を制御応答毎に計測する上限飽和継続時間計測ステップと、
この上限飽和継続時間計測ステップで計測した上限飽和継続時間が上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間よりも長いときに、前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間を前記計測した上限飽和継続時間に更新する上限飽和継続時間更新ステップと、
外部からリセット信号を受け取ったときに、前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間を最小値にリセットするリセットステップと、
前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶された上限飽和継続時間が予め規定された閾値を上回ったときに、上限飽和継続時間に関するアラームを出力するアラーム出力ステップとを含むことを特徴とする不具合検知方法。 - 設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを算出する操作量算出ステップと、
前記操作量MVをプロセス制御のアクチュエータに出力する操作量出力ステップと、
前記操作量MVが所定の操作量上限値で飽和する操作量上限飽和状態の連続時間である上限飽和継続時間を制御応答毎に計測する上限飽和継続時間計測ステップと、
この上限飽和継続時間計測ステップで計測した上限飽和継続時間が上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間よりも長いときに、前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間を前記計測した上限飽和継続時間に更新する上限飽和継続時間更新ステップと、
前記操作量MVが所定の操作量下限値で飽和する操作量下限飽和状態の連続時間である下限飽和継続時間を制御応答毎に計測する下限飽和継続時間計測ステップと、
この下限飽和継続時間計測ステップで計測した下限飽和継続時間が下限飽和継続時間記憶手段に記憶されている下限飽和継続時間よりも短いときに、前記下限飽和継続時間記憶手段に記憶されている下限飽和継続時間を前記計測した下限飽和継続時間に更新する下限飽和継続時間更新ステップと、
外部からリセット信号を受け取ったときに、前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶されている上限飽和継続時間を最小値にリセットし、前記下限飽和継続時間記憶手段に記憶されている下限飽和継続時間を最大値にリセットするリセットステップと、
前記上限飽和継続時間記憶手段に記憶された上限飽和継続時間が予め規定された第1の閾値を上回ったときに、上限飽和継続時間に関するアラームを出力し、前記下限飽和継続時間記憶手段に記憶された下限飽和継続時間が予め規定された第2の閾値を下回ったときに、下限飽和継続時間に関するアラームを出力するアラーム出力ステップとを含むことを特徴とする不具合検知方法。 - 請求項6または7記載の不具合検知方法において、
さらに、前記上限飽和継続時間記憶手段に保持されている上限飽和継続時間を予め規定された間隔で取得する継続時間取得ステップと、
前記上限飽和継続時間の取得後に前記リセット信号を送信するリセット信号送信ステップと、
前記継続時間取得ステップで取得した上限飽和継続時間を継続時間履歴記憶手段に記憶させる継続時間履歴記憶ステップと、
前記継続時間履歴記憶手段に記憶された過去の任意の上限飽和継続時間に対する最新の上限飽和継続時間の増加量が予め規定された閾値を超えたときに、プロセス制御に関わる装置に憂慮すべき変化の兆候が現れていることを示すアラームを出力する兆候判定ステップとを含むことを特徴とする不具合検知方法。 - 請求項7記載の不具合検知方法において、
さらに、前記上限飽和継続時間記憶手段に保持されている上限飽和継続時間と前記下限飽和継続時間記憶手段に保持されている下限飽和継続時間とを予め規定された間隔で取得する継続時間取得ステップと、
前記上限飽和継続時間と下限飽和継続時間の取得後に前記リセット信号を送信するリセット信号送信ステップと、
前記継続時間取得ステップで取得した上限飽和継続時間と下限飽和継続時間を継続時間履歴記憶手段に記憶させる継続時間履歴記憶ステップと、
前記継続時間履歴記憶手段に記憶された過去の任意の上限飽和継続時間に対する最新の上限飽和継続時間の増加量が予め規定された第1の閾値を超え、かつ前記継続時間履歴記憶手段に記憶された過去の任意の下限飽和継続時間に対する最新の下限飽和継続時間の変化量が予め規定された第2の閾値を超えないときに、プロセス制御のアクチュエータがプロセス制御に対して不利な方向に変化している可能性が高いことを示すアラームを出力するアクチュエータ判定ステップとを含むことを特徴とする不具合検知方法。 - 請求項7記載の不具合検知方法において、
さらに、前記上限飽和継続時間記憶手段に保持されている上限飽和継続時間と前記下限飽和継続時間記憶手段に保持されている下限飽和継続時間とを予め規定された間隔で取得する継続時間取得ステップと、
前記上限飽和継続時間と下限飽和継続時間の取得後に前記リセット信号を送信するリセット信号送信ステップと、
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前記継続時間履歴記憶手段に記憶された過去の任意の上限飽和継続時間に対する最新の上限飽和継続時間の増加量が予め規定された第1の閾値を超え、かつ前記継続時間履歴記憶手段に記憶された過去の任意の下限飽和継続時間に対する最新の下限飽和継続時間の減少量が予め規定された第2の閾値を超えるときに、プロセス制御の維持環境がプロセス制御に対して不利な方向に変化している可能性が高いことを示すアラームを出力する維持環境判定ステップとを含むことを特徴とする不具合検知方法。
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