JP7034297B2 - メッシュ溶接ロボット - Google Patents

メッシュ溶接ロボット Download PDF

Info

Publication number
JP7034297B2
JP7034297B2 JP2020536792A JP2020536792A JP7034297B2 JP 7034297 B2 JP7034297 B2 JP 7034297B2 JP 2020536792 A JP2020536792 A JP 2020536792A JP 2020536792 A JP2020536792 A JP 2020536792A JP 7034297 B2 JP7034297 B2 JP 7034297B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed
steel strip
frame
mesh
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020536792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021508603A (ja
Inventor
振東 陳
Original Assignee
建科機械(天津)股▲フン▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 建科機械(天津)股▲フン▼有限公司 filed Critical 建科機械(天津)股▲フン▼有限公司
Publication of JP2021508603A publication Critical patent/JP2021508603A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7034297B2 publication Critical patent/JP7034297B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/002Resistance welding; Severing by resistance heating specially adapted for particular articles or work
    • B23K11/008Manufacturing of metallic grids or mats by spot welding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/36Auxiliary equipment

Description

本開示は、メッシュシート溶接の技術分野に関し、例えば、メッシュ溶接ロボットに関する。
鉄筋メッシュは、横リブ及び縦リブがいずれも鉄筋であるメッシュシートであり、橋梁建設、高速鉄道、及び建築等の分野に大量に使用される。メッシュシートは、コストが高く、輸送しにくい。関連技術のメッシュ溶接ロボットは、コイル形式の縦リブを収容した縦リブペイオフスタンドと、縦リブを矯正する線整理矯正機構と、縦リブを牽引する牽引機構と、縦リブを推進するステップ機構と、縦リブと横リブとを溶接する溶接機構と、メッシュシートをせん断するせん断機と、メッシュシートを反転する反転機構とを備える。ロール状の鉄筋メッシュを取得しようとすると、メッシュ巻取り装置を更に追加する必要がある。
上記メッシュ溶接ロボットは、構造が複雑であり、設備コストが高く、生産効率が低く、鉄筋加工産業の発展の需要を満たすことができないという欠点が存在する。
本願は、鋼帯メッシュシートを作製でき、かつ機械構造を簡略化し、コストを低減し、生産効率を向上させるメッシュ溶接ロボットを提供する。
一実施例において、本願は、
鋼帯送り機構であって、第1フレーム、第1ガイドレール、制限部、及び送り部を備え、前記第1ガイドレールは、鋼帯の送り方向に沿って前記第1フレームに設けられ、前記制限部は、前記第1ガイドレールに固定され、前記送り部が前記制限部の近くに到達していない場合に前記鋼帯を前記送り方向に移動しないように制限するように構成され、前記送り部は、第1ガイドレールに摺動可能に設けられ、前記鋼帯を固定し、前記送り方向に沿って移動するように前記鋼帯を駆動するように構成される鋼帯送り機構と、
横リブを受けて前記横リブを溶接機構まで搬送するように構成される落下機構と、
前記第1フレームに設けられ、前記鋼帯と横リブとをメッシュシートに溶接するように構成される溶接機構と、
メッシュ巻取り機構であって、固定ベース、主軸、可動ベース、及び伝動手段を備え、固定ベースは地面に対して固定設置され、主軸は前記固定ベースに回動可能に穿設され、前記可動ベースは、前記主軸に接続され、前記主軸周りに回動し、前記伝動手段は、前記固定ベース及び前記可動ベースに設けられ、前記固定ベースの前記可動ベースから離れた一端から前記可動ベースに近づく方向へ移動するように前記メッシュシートを駆動することで、前記メッシュシートを巻き取るように構成されるメッシュ巻取り機構と、
を備えるメッシュ溶接ロボットを提供する。
好ましくは、前記送り部は送りフレームを備え、前記送りフレームは、前記第1ガイドレールに跨設され、前記第1ガイドレールの送り方向に沿って往復移動し、前記送りフレームに第1ロック構造が設けられ、前記第1ロック構造は、前記鋼帯を前記送りフレームに固定するように構成される。
好ましくは、前記第1ロック構造は、支持板と、前記支持板に設けられた第1駆動装置と備え、前記第1駆動装置に押付ブロックが接続され、前記押付ブロックは、前記支持板の内部に設けられ、前記第1駆動装置の駆動で前記鋼帯を前記送りフレームに押し付けるように構成される。
好ましくは、前記鋼帯送り機構は駆動部を更に備え、前記駆動部は、リンク手段、第1伝動軸、及び第2駆動装置を備え、
前記リンク手段の第1端は前記送り部に接続され、前記リンク手段の第2端は前記第1伝動軸の第1端に接続され、前記第1伝動軸は前記第1フレームに固定され、前記第1伝動軸の第2端は、前記第1フレームに固定された前記第2駆動装置に接続され、
第2駆動装置は、周方向往復運動を行うように前記第1伝動軸の回動を駆動し、前記送り部が前記第1ガイドレールに沿って直線往復運動を行うように前記リンク手段を駆動する。
好ましくは、前記リンク手段は、送りビーム、中間リンク、及びスイングアームを備え、
前記送りビームの第1端は前記送り部に固定され、前記送りビームの前記送り部から離れた第2端は前記中間リンクの第1端にヒンジ接続され、前記中間リンクの前記送りビームから離れた第2端は前記スイングアームにヒンジ接続され、前記スイングアームは前記第1伝動軸に固定され、
前記第1伝動軸が前記第2駆動装置の駆動で前記スイングアームの揺動を駆動することにより、前記スイングアームは、前記中間リンクにより、前記第1ガイドレールに沿って直線往復運動を行うように前記送りビーム及び前記送りビームに接続された送り部を駆動する。
好ましくは、前記制限部は、前記第1ガイドレールに固定された台座と、前記台座に設けられた第2ロック構造とを備え、
前記第2ロック構造は、前記鋼帯を前記台座に固定するように構成される。
好ましくは、前記落下機構は、水平材料貯蔵装置、段付き送り装置、及び落下装置を備え、
前記段付き送り装置は、前記水平材料貯蔵装置から搬送された横リブを受け取り、前記横リブを段階的に前記段付き送り装置の先端まで搬送するように構成され、
前記落下装置の第1端は前記段付き送り装置に近接して設けられ、前記落下装置の第2端は前記溶接機構に近接して設けられ、前記段付き送り装置の先端からの横リブを受けて前記横リブを前記溶接機構まで搬送するように構成される。
好ましくは、前記落下機構は落下スライドレールを更に備え、前記落下スライドレールは、前記段付き送り装置と前記落下装置との間に位置し、前記段付き送り装置の先端における横リブは、前記落下スライドレールの前記落下装置に近い一端に滑り落ちることができる。
好ましくは、前記落下装置は、並設された複数の支持スライドレールと、複数の前記支持スライドレールの同一端に穿設された駆動軸と、各前記支持スライドレールの一側に位置して前記駆動軸により駆動されて動作する伝送手段とを備え、
前記落下スライドレール上の横リブは前記伝送手段に落下し、前記伝送手段により前記溶接機構まで搬送される。
好ましくは、前記水平材料貯蔵装置は、並設された複数の水平伝送手段を備え、前記横リブは、前記水平伝送手段に配置され、前記水平伝送手段により前記段付き送り装置に搬送される。
好ましくは、前記落下機構は第2フレームを更に備え、
前記水平伝送手段は、前記第2フレームに取り付けられて前記横リブを貯蔵するように構成される材料貯蔵本体と、前記材料貯蔵本体の長さ方向の両端に取り付けられた材料貯蔵スプロケットとを備え、前記材料貯蔵本体の長さ方向の一端にある前記材料貯蔵スプロケットは、第2伝動軸に嵌設され、かつ前記第2伝動軸の駆動で回動することにより、前記複数の水平伝送手段は横リブを搬送する。
好ましくは、前記伝送手段は、前記駆動軸により駆動されて回動する駆動輪と、前記支持スライドレールに設けられて自体の軸線周りに回動可能な従動輪と、前記駆動輪と前記従動輪とを接続する伝送チェーンとを備え、前記伝送チェーンに開口が上向きで前記横リブを受けるように構成されるフックが設けられている。
好ましくは、前記溶接機構は複数の溶接手段を備え、前記複数の溶接手段は所定距離の間隔をあけて設けられ、前記複数の溶接手段は前記第1フレームに移動可能に取り付けられ、前記溶接手段は、
前記第1フレームに移動可能に配置された固定バーと、
前記固定バーに位置し、鋼帯が貫通して鋼帯を制限してガイドするように構成されるガイドブロックと、
前記ガイドブロックの一側に位置し、前記鋼帯の下端面を支持するように構成される下電極と、
前記下電極に対して前記鋼帯の上端面の一側に設けられ、かつ、前記鋼帯と横リブとを溶接する際に前記下電極に近づき、前記鋼帯と横リブとの溶接が終了した後、前記下電極から離れるように構成される上電極と、
両端がそれぞれ前記上電極及び前記下電極に接続された変圧器と、
を備える。
好ましくは、前記固定バーの両端にいずれも歯車が設けられ、かつ、2つの歯車の間が歯車軸により接続され、前記第1フレームの両側に前記歯車と噛み合われたラックが設けられ、前記歯車と前記ラックとの噛み合いにより、前記固定バーは前記第1フレームに対して移動し、前記固定バーの両端にいずれも走行フレームが設けられ、前記第1フレームの両側にいずれも走行溝が設けられ、前記走行フレームは前記走行溝内に配置されて前記走行溝に沿って摺動する。
好ましくは、前記伝動手段は、第1スプロケット、第2スプロケット、第3スプロケット、第1チェーン、及び第2チェーンを備え、前記第1スプロケットは、ダブルスプロケットでありかつ前記主軸に嵌設され、前記主軸は駆動装置により駆動されて回動し、前記第2スプロケットは、前記固定ベースの前記主軸から離れた一端に回動可能に設けられ、前記第3スプロケットは、前記可動ベースの前記主軸から離れた一端に回動可能に設けられ、前記第2スプロケット及び前記第3スプロケットは、それぞれ前記第1チェーン及び前記第2チェーンにより前記第1スプロケットに接続される。
本願に係るメッシュ溶接ロボットは、鋼帯メッシュシートの生産に適用する鋼帯送り機構、落下機構、溶接機構、及びメッシュ巻取り機構を備え、鋼帯メッシュシートの溶接要求及び鉄筋加工産業の発展の需要を満たすことができ、溶接されたメッシュシートを直接巻き取ってロール状に梱包し、鋼帯メッシュシートのコストが低く、輸送しやすく、対応するメッシュ溶接ロボットは構造が簡単で、コストが低く、操作しやすく、工数を低減し、手間を節約し、生産効率を向上させる。
本願の実施例に係るメッシュ溶接ロボットの構造模式図である。 本願の実施例に係る鋼帯送り機構の構造模式図である。 本願の実施例に係る送り部の構造模式図である。 本願の実施例に係る送り部と送りビームとの接続関係の模式図である。 本願の実施例に係る鋼帯送り機構が鋼帯を送る場合の構造模式図である。 本願の実施例に係る鋼帯送り機構の送り部が制限部に近づく方向へ移動する場合の構造模式図である。 本願の実施例に係る別の溶接ロボットの構造模式図である。 本願の実施例に係る溶接ロボットの正面図である。 本願の実施例に係る落下機構の正面図である。 本願の実施例に係る落下機構の平面図である。 本願の実施例に係る段付き送り装置の構造模式図である。 本願の図9のA箇所の部分拡大図である。 本願の図9のB箇所の部分拡大図である。 本願の実施例に係る溶接機構の正面図である。 本願の実施例に係る溶接機構の側面図である。 本願の実施例に係る溶接機構の平面図である。 本願の実施例に係る溶接機構の溶接手段の構造模式図である。 本願の図17のC箇所の部分拡大図である。 本願の実施例に係るメッシュ巻取り機構の構造模式図である。 本願の実施例に係る別のメッシュ巻取り機構の構造模式図である。 本願の実施例に係る溶接ロボットの側面図である。 本願の図21におけるD箇所の部分拡大図である。 本願の図21の平面図である。 本願の図23におけるE箇所の部分拡大図である。
1000 鋼帯送り機構
1100 第1フレーム
1200 第1ガイドレール
1300 送り部
1400 制限部
1500 駆動部
1600 ガイド部
1700 鋼帯
1310 送りフレーム
1320 走行輪
1330 第1ロック構造
1331 支持板
1332 第1駆動装置
1333 押付ブロック
1410 台座
1420 第2ロック構造
1510 リンク手段
1520 第1伝動軸
1530 第2駆動装置
1511 送りビーム
1512 中間リンク
1513 スイングアーム
1610 取付座
1620 軸受
2000 落下機構
2100 水平材料貯蔵装置
2200 段付き送り装置
2300 落下スライドレール
2400 落下装置
2500 第2フレーム
2600 横リブ
2110 第2伝動軸
2120 材料貯蔵本体
2130 材料貯蔵スプロケット
2140 材料貯蔵チェーン
2150 材料貯蔵整合板
2210 固定板
2220 可動板
2230 第2ガイドレール
2240 可動輪
2250 偏心輪
2260 供給軸
2270 接続板
2310 落下面
2320 ストッパ部
2330 分配装置
2410 支持スライドレール
2420 駆動軸
2430 駆動輪
2440 従動輪
2450 伝送チェーン
2460 フック
2470 伝送モータ
2411 円弧面
2412 延伸部
3000 溶接機構
3100 溶接手段
3110 固定バー
3120 ガイドブロック
3130 下電極
3140 上電極
3150 変圧器
3160 歯車
3170 歯車軸
3180 ラック
3190 走行フレーム
3200 下電極座接続板
3210 下電極座
3220 電極押圧ブロック
3230 第1エアシリンダ
3240 第1エアシリンダ固定座
3250 ピン軸
3260 上電極溶接アーム
3270 上電極座接続板
3280 上電極座
3290 変圧器固定板
3300 上電極リード線
3310 下電極リード線
4000 メッシュ巻取り機構
4100 第3フレーム
4200 固定ベース
4300 主軸
4400 可動ベース
4500 伝動手段
4600 第2エアシリンダ
4700 モータ
4800 メッシュロール
4510 第1スプロケット
4520 第2スプロケット
4530 第3スプロケット
4540 第1チェーン
4550 第2チェーン
4560 第1スプロケット軸
4570 第2スプロケット軸
4610 第2エアシリンダ本体
4620 ピストンロッド
5000 台車
以下、図面及び実施例を参照しながら本願の技術案について説明する。
本実施例は、メッシュ溶接ロボットを提供し、図1~図24に示すように、メッシュ溶接ロボットは、鋼帯送り機構1000、落下機構2000、溶接機構3000、メッシュ巻取り機構4000、及び台車5000を備える。ここで、台車5000は、鋼帯1700を収容して鋼帯1700を鋼帯送り機構1000まで送るように構成される。鋼帯送り機構1000は、第1フレーム1100、第1ガイドレール1200、制限部1400、及び送り部1300を備え、第1ガイドレール1200は鋼帯1700の送り方向に沿ってフレームに設けられ、制限部1400は第1ガイドレール1200に固定され、送り部1300が制限部1400の近くに到達していない場合に鋼帯1700を送り方向に沿って移動しないように制限することができ、送り部1300は第1ガイドレール1200に摺動可能に設けられ、鋼帯1700は、送り部1300に固定されて送り部1300と伴って移動することができる。
溶接機構3000は、第1フレーム1100に設けられて鋼帯送り機構1000の前端に位置し、上電極3140及び下電極3130を備え、溶接機構3000は、鋼帯1700と横リブ2600とをメッシュシートに溶接するように構成される。
落下機構2000は、鋼帯送り機構1000及び溶接機構3000の上方に設けられ、矯正された横リブ2600を受けて横リブ2600を下電極3130まで搬送するように構成される。
メッシュ巻取り機構4000は、溶接機構3000の前端に設けられ、固定ベース4200、主軸4300、可動ベース4400、及び伝動手段4500を備え、固定ベース4200は地面に対して固定設置され、主軸4300は固定ベース4200に回動可能に穿設され、可動ベース4400は主軸4300に接続され、可動ベース4400は主軸4300周りに回動でき、伝動手段4500は、固定ベース4200及び可動ベース4400に設けられ、固定ベース4200の可動ベース4400から離れた一端から可動ベース4400に近づく方向へ移動するようにメッシュシートを駆動することにより、メッシュシートを巻き取ることができる。
図2~図8に示すように、鋼帯送り機構1000は、第1フレーム1100、第1ガイドレール1200、送り部1300、制限部1400、及び駆動部1500を備え、鋼帯1700の自動伝送を実現できる。ここで、第1ガイドレール1200は、鋼帯1700の送り方向に沿って第1フレーム1100に設けられ、制限部1400は、第1ガイドレール1200に固定され、送り方向に移動しないように鋼帯1700を制限することができ、送り部1300は第1ガイドレール1200に摺動可能に設けられ、鋼帯1700は送り部1300に固定されて送り部1300と伴って移動することができる。鋼帯1700が軟らかいため、鋼帯1700を押す方式により鋼帯1700を伝送することができない。該鋼帯送り機構1000において、制限部1400と送り部1300との協働により、鋼帯1700を段階的に伝送することを実現できる。送り部1300が制限部1400から遠い場合、制限部1400は鋼帯1700を固定し、送り部1300は制限部1400に近づく方向へ摺動し、その後、送り部1300は鋼帯1700を固定し、制限部1400は鋼帯1700を弛めると、鋼帯1700を送り部1300と伴って送り方向へ送ることができ、鋼帯1700の伝送を実現する。
本実施形態において、図3に示すように、送り部1300は送りフレーム1310を備え、送りフレーム1310は、第1ガイドレール1200に跨設され、第1ガイドレール1200の送り方向に沿って往復移動できる。一実施例において、送りフレーム1310に回動可能な走行輪1320が設けられ、走行輪1320は第1ガイドレール1200と転がり接触されている。走行輪1320は複数で2層に分けて設けられ、第1層の走行輪1320が第1ガイドレール1200の上面に接触し、第2層の走行輪1320が第1ガイドレール1200の下面に接触する。該走行輪1320の設置は、送りフレーム1310の第1ガイドレール1200に沿う安定した移動を確保することができる。
送りフレーム1310に第1ロック構造1330が設けられ、第1ロック構造1330は鋼帯1700を送りフレーム1310に固定することができる。一実施例において、第1ロック構造1330は、支持板1331と、支持板1331に設けられた第1駆動装置1332とを備え、第1駆動装置1332に押付ブロック1333が接続され、押付ブロック1333は、鋼帯1700を送りフレーム1310に押し付けることができる。該第1駆動装置1332はエアシリンダである。第1駆動装置1332のピストンロッドの伸縮は、押付ブロック1333が鋼帯1700の位置に近づく又は離れることを制御することができる。上記支持板1331は中空のスリーブ状となり、第1駆動装置1332の本体は支持板1331の頂部に固定され、第1駆動装置1332のピストンは、支持板1331の中空位置に進入することができ、押付ブロック1333は支持板1331の内部に設けられてピストンロッドに接続され、支持板1331の内部は、更に押付ブロック1333の往復移動をガイドすることができる。
押付ブロック1333の押付面に凸状の模様が設けられ、鋼帯1700と押付ブロック1333との間の最大静止摩擦力を増大し、鋼帯1700をより良好に押し付けることができる。
支持板1331における送りフレーム1310に接触する面に、鋼帯1700を収納するための通し溝が開設され、鋼帯1700は該通し溝内を貫通することができる。
本実施形態において、図2及び図6に示すように、制限部1400は、第1ガイドレール1200に固定された台座1410と、台座1410に設けられた第2ロック構造1420とを備え、鋼帯1700は、台座1410と第2ロック構造1420との間を貫通することができ、第2ロック構造1420は、鋼帯1700を台座1410に固定することができる。
該実施形態における第2ロック構造1420の構造は第1ロック構造1330の構造と同じであり、設置位置が異なるだけである。該第2ロック構造1420は、支持板1331と、支持板1331に設けられた第1駆動装置1332とを備え、第1駆動装置1332に押付ブロック1333が接続され、押付ブロック1333は、鋼帯1700を台座1410に押し付けることができる。支持板1331、第1駆動装置1332及び押付ブロック1333の構造は上述したとおりである。
本実施形態において、図4及び図5に示すように、駆動部1500は、リンク手段1510、第1伝動軸1520、及び第2駆動装置1530を備える。ここで、リンク手段1510の第1端は送り部1300に接続され、リンク手段1510の第2端は第1伝動軸1520の第1端に接続されている。第2駆動装置1530は第1伝動軸1520に接続されて第1伝動軸1520の回動を駆動する。第1伝動軸1520は、ベース付き軸受により第1フレーム1100に固定され、第1伝動軸1520の第2端は、第1フレーム1100に固定された第2駆動装置1530に接続されている。第1伝動軸1520は、第2駆動装置1530の駆動で周方向往復運動を行うことができ、リンク手段1510に接続された送り部1300は、リンク手段1510の伝達で第1ガイドレール1200に沿って直線往復運動を行うことができる。送り部1300が第1ガイドレール1200に沿って往復運動することを実現するために、リンク手段1510は、送り部1300に固定された送りビーム1511を備え、送りビーム1511の送り部1300から離れた一端に中間リンク1512がヒンジ接続され、中間リンク1512の送りビーム1511から離れた一端にスイングアーム1513がヒンジ接続され、スイングアーム1513は第1伝動軸1520に固定されている。第1伝動軸1520は、第2駆動装置1530の作用で正逆回転を実現することができ、第1伝動軸1520の正逆回転の角度も第2駆動装置1530により制御することができる。第1伝動軸1520が正逆回転すると、スイングアーム1513を揺動させ、スイングアーム1513は中間リンク1512により、第1ガイドレール1200方向に沿って前進後退するように送りビーム1511を駆動することができる。本実施形態における第2駆動装置1530はモータであり、具体的な状況に応じて選択してもよく、ここでは説明を省略する。
図5及び図7に示すように、本実施形態の鋼帯送り機構1000はガイド部1600を更に備え、ガイド部1600は第1ガイドレール1200に設けられ、取付座1610及び複数の軸受1620を備え、軸受1620は鋼帯1700の上方、下方及び両側に分布している。
本実施例において、ガイド部1600、制限部1400、及び送り部1300は鋼帯1700の送り方向に沿って順次設けられている。
鋼帯送り機構1000の動作時に、鋼帯1700は、まず、ガイド部1600により制限部1400に至り、その後、制限部1400を貫通してから送り部1300を貫通し、最後に、上電極3140と下電極3130との間に至り、電極により横リブ2600と鋼帯1700とを溶接する。鋼帯1700が前に送られるとき、まず、制限部1400における第1駆動装置1332により、鋼帯1700を台座1410に押し付けるように押付ブロック1333を駆動し、その後、図6に示すように、第2駆動装置1530により第1伝動軸1520の回動を駆動し、リンク手段1510により、第1ガイドレール1200で制限部1400に近づく方向へ移動するように送り部1300を駆動し、送り部1300における第1駆動装置1332は、鋼帯1700を送りフレーム1310に押し付けるように押付ブロック1333を駆動する。それと同時に、制限部1400の第1駆動装置1332は、上へ移動するように押付ブロック1333を駆動し、鋼帯1700は制限部1400に制限されない。最後に、送り部1300は、スイングアーム1513により押されて制限部1400から離れた方向へ移動し、図5に示すように、鋼帯1700を電極へ所定距離送り、該所定距離は、メッシュシートの隣接する2つの鉄筋の間の距離である。以上のステップにより往復送りを実現する。
図9~13に示すように、落下機構2000は、水平材料貯蔵装置2100、段付き送り装置2200、落下スライドレール2300、落下装置2400、及び第2フレーム2500を備える。
図10に示すように、上記水平材料貯蔵装置2100は、並設された複数の水平伝送手段を備え、複数の水平伝送手段は、いずれも第2伝動軸2110により駆動部材に接続され、横リブ2600は水平伝送手段に配置され、水平伝送手段により段付き送り装置2200まで搬送される。一実施例において、上記水平伝送手段は、第2フレーム2500に取り付けられて横リブ2600を貯蔵するように構成される材料貯蔵本体2120と、材料貯蔵本体2120の長さ方向の両端に回動可能に取り付けられた材料貯蔵スプロケット2130とを備え、そのうちの1つの材料貯蔵スプロケット2130は第2伝動軸2110に嵌設され、第2伝動軸2110により駆動されて回動する。2つの材料貯蔵スプロケット2130の間は、材料貯蔵チェーン2140により接続されている。好ましくは、上記駆動部材はモータであり、油圧駆動の構造を用いて第2伝動軸2110の回動を駆動してもよい。本実施例の複数の水平伝送手段の材料貯蔵本体2120は、横リブ2600を同時に貯蔵して支持し、かつ、複数の水平伝送手段の同一端の材料貯蔵スプロケット2130は、いずれも第2伝動軸2110により駆動されて同期的に回動し、更に、複数の水平伝送手段は横リブ2600を同時に水平搬送する。上記材料貯蔵スプロケット2130及び材料貯蔵チェーン2140の構造は、タイミングプーリ及びタイミングベルトの構造で代替されてもよく、横リブ2600の搬送を満たすことができれば良い。
本実施例において、水平材料貯蔵装置2100の両側に、材料貯蔵整合板2150が対称に設けられ、横リブ2600を搬送しやすいために、水平材料貯蔵装置2100における複数の横リブ2600の両端は材料貯蔵整合板2150により整合できる。一実施例において、上記材料貯蔵整合板2150は、横リブ2600を整合しやすいために、第2フレーム2500に位置調整可能に取り付けられ、横リブ2600の長さに応じて位置の調整を行うことができる。
上記段付き送り装置2200は、水平材料貯蔵装置2100の一側に設けられ、水平材料貯蔵装置2100から搬送された横リブ2600を受け取るように構成され、かつ、該段付き送り装置2200は、受け取った横リブ2600を先端まで段差毎に搬送することができる。一実施例において、上記段付き送り装置2200は並設された複数の段付き送り手段を備え、該段付き送り手段は、上記水平伝送手段と1対1で対応して設けられ、図11に示すように、上記段付き送り手段は、固定の間隔をあけて設けられた2つの固定板2210と、2つの前記固定板2210の間に位置する可動板2220とを備え、固定板2210及び可動板2220には、いずれも横リブ2600の搬送方向に傾斜する段差面が設けられ、かつ、固定板2210の段差面と可動板2220の段差面とは方向及び構造がいずれも同じである。水平材料貯蔵装置2100により伝送された横リブ2600は、固定板2210及び可動板2220の最下端の段差面の階段に配置され得る。
上記可動板2220は、横リブ2600の搬送方向に沿って往復運動することができ、一実施例において、第2フレーム2500に第2ガイドレール2230が取り付けられ、上記可動板2220は第2ガイドレール2230に沿って摺動でき、一実施例において、第2ガイドレール2230は接続板2270に摺動可能に接続され、上記可動板2220と接続板2270との間は固接されている。可動板2220の底部に複数の可動輪2240が取り付けられ、各可動輪2240の下方に、いずれも可動輪2240と相接する偏心輪2250が設けられ、上記偏心輪2250は供給軸2260に設けられて供給軸2260により駆動されて回動し、供給軸2260は、第2フレーム2500に回動可能に取り付けられて供給モータにより駆動されて回動する。供給モータが供給軸2260の回動を駆動し、供給軸2260が偏心輪2250の回動を駆動することにより、偏心輪2250は可動輪2240を駆動して往復運動させ、可動輪2240は、第2ガイドレール2230に沿って横リブ2600の搬送方向において往復運動するように可動板2220を駆動する。可動板2220の往復運動により、その段差面における横リブ2600は段差毎に上向きに搬送され、最終的に先端まで搬送される。
上記落下スライドレール2300は、段付き送り装置2200と落下装置2400との間に位置し、段付き送り装置2200の先端における横リブ2600は、落下スライドレール2300の落下装置2400に近い一端に滑り落ちることができる。一実施例において、図9に示すように、上記落下スライドレール2300は傾斜している落下面2310を有し、かつ、段付き送り装置2200の先端の横リブ2600が落下スライドレール2300に滑り落ちることができるように、落下スライドレール2300の一端が段付き送り装置2200の先端に接続されている。図12を参照し、上記落下スライドレール2300の落下装置2400に近い一端にストッパ部2320が設けられ、横リブ2600が該端に滑り落ちると、ストッパ部2320は横リブ2600をストップすることができ、横リブ2600が落下スライドレール2300から直接脱落することを防止する。
一実施例において、上記落下スライドレール2300の落下装置2400に近い一端に、分配装置2330が更に設けられ、該分配装置2330は、落下スライドレール2300における横リブ2600を1つずつに突き出すことができ、分配装置2330により突き出された横リブ2600は落下装置2400に落下する。一実施例において、エアシリンダ、油圧シリンダ又はリニアモータを用いてエジェクタロッドを駆動してもよく、該エジェクタロッドにより、横リブ2600を落下スライドレール2300から突き出す。
上記落下装置2400の一端は落下スライドレール2300の一側に配置され、落下装置2400の他端は、下電極3130に近接して設けられ、落下スライドレール2300上の分配装置2330により突き出された横リブ2600を受けて横リブ2600を下電極3130まで搬送するように構成される。一実施例において、図9、図10、図12及び図13に示すように、該落下装置2400は、並設されてかついずれも第2フレーム2500に取り付けられた複数の支持スライドレール2410と、複数の支持スライドレール2410の同一端に穿設された駆動軸2420と、各支持スライドレール2410の一側に位置してかつ駆動軸2420により駆動されて動作する伝送手段とを備え、落下スライドレール2300上の横リブ2600は、前記伝送手段に落下し、伝送手段により下電極3130まで搬送することができる。本実施例の上記複数の支持スライドレール2410及び伝送手段はいずれも同期的に動作し、すなわち、共に作用して横リブ2600を落下スライドレール2300から下電極3130まで搬送する。
上記支持スライドレール2410の下電極3130に近い一端に円弧面2411が設けられ、伝送手段における横リブ2600が支持スライドレール2410の下端に伝送されると、横リブ2600は該円弧面2411に落下し、最終的に円弧面2411を介して電極3130に落下する。
本実施例において、図12及び図13に示すように、上記伝送手段は、駆動軸2420により駆動されて回動する駆動輪2430と、支持スライドレール2410に設けられてかつ自体の軸線周りに回動可能な従動輪2440と、駆動輪2430と従動輪2440とを接続する伝送チェーン2450とを備え、伝送チェーン2450に開口が上向きで横リブ2600を受けるように構成されるフック2460が間隔をあけて設けられている。上記駆動軸2420は伝送モータ2470により駆動されて回動することができ、伝送モータ2470が駆動軸2420の回動を駆動することにより、駆動軸2420は駆動輪2430の回動を駆動し、更に、伝送チェーン2450は駆動輪2430及び従動輪2440と伴って回動し、伝送チェーン2450の移動に伴い、フック2460及びフック2460における横リブ2600も駆動されて移動し、最終的に、支持スライドレール2410の円弧面2411に落下し、下電極3130まで搬送される。
本実施例において、支持スライドレール2410の落下スライドレール2300に近い一端に延伸部2412が設けられ、該延伸部2412と落下スライドレール2300との間に通路が設けられ、落下スライドレール2300から滑り落ちた横リブ2600は該通路に入り、落下スライドレール2300のストッパ部2320に滑り落ちる。
落下機構2000は、使用時に、まず、異なる仕様のメッシュシートの要求に応じ、材料貯蔵本体2120に一定の数の予め矯正された横リブ2600を置き、水平伝送手段により横リブ2600を前へ伝送し、最終的に段階的供給装置の可動板2220及び固定板2210の段差面まで伝送し、その後、偏心輪2250により可動板2220を駆動して上下移動させ、複数の横リブ2600を分けて段差毎に上向きに伝達し、その後、横リブ2600が落下スライドレール2300に落下し、落下スライドレール2300上の分配装置2330は横リブ2600を1つずつに突き出し、横リブ2600は運転状態にある伝送チェーン2450のフック2460に落下し、それに伴って支持スライドレール2410の下端まで伝動され、最終的に下電極3130に落下し、鋼帯1700と溶接される。
図14~18に示すように、溶接機構3000は、間隔をあけて設けられた複数の溶接手段3100を備え、ここで、複数の溶接手段3100はいずれも第1フレーム1100に移動可能に取り付けられ、溶接手段3100の位置を調整することにより、異なるメッシュピッチのメッシュシートの溶接を実現することができる。
上記溶接手段3100は、固定バー3110、ガイドブロック3120、下電極3130、上電極3140、及び変圧器3150を備える。
上記固定バー3110は、第1フレーム1100に移動可能に設けられ、図15及び図16を参照し、上記固定バー3110の両端にいずれも歯車3160が設けられ、かつ、2つの歯車3160の間は歯車軸3170により接続され、第1フレーム1100の両側に、歯車3160に噛み合われたラック3180が対応して設けられ、固定バー3110が移動すると、歯車軸3170を回動し、歯車3160とラック3180との噛み合いにより、固定バー3110は第1フレーム1100に対して移動することができる。本実施例において、上記歯車軸3170は手動で回動する方式を採用してもよく、例えば、歯車軸3170の端部にねじ込み部を設け、作業員はレンチによりねじ込み部をねじ込み、歯車軸3170を回動させ、更に固定バー3110を移動させる。上記歯車軸3170は電動の方式を採用して回動を駆動してもよく、例えば、モータにより歯車軸3170の回動を駆動する。本実施例の上記歯車3160及びラック3180は、スプロケット及びチェーンで代替されてもよく、第1フレーム1100に対する固定バー3110の移動も実現できる。
本実施例は、固定バー3110の両端に走行フレーム3190が更に設けられ、第1フレーム1100の両側に走行溝(図示せず)が対応して設けられ、上記走行フレーム3190は走行溝内に配置されて走行溝に沿って摺動できる。走行フレーム3190の設置により、固定バー3110を支持及びガイドする作用を果たすことができ、固定バー3110の位置調節に寄与する。
本実施例において、図17及び図18を参照し、固定バー3110に下電極座接続板3200が固定設置され、下電極座接続板3200に下電極座3210が取り付けられ、かつ、下電極座3210と下電極座接続板3200との間は絶縁的に設けられ、上記下電極3130は下電極座3210に取り付けられている。好ましくは、下電極3130を交換しやすいために、上記下電極3130は下電極座3210に取り外し可能に取り付けられ、電極押圧ブロック3220により下電極3130を下電極座3210に押し付けて固定することができる。
本実施例において、上記ガイドブロック3120は上記下電極座3210に取り付けられ、一実施例において、ガイドブロック3120は下電極3130と隣接して設けられる。該ガイドブロック3120は、鋼帯1700が貫通して鋼帯1700を制限してガイドするように構成され、一実施例において、該ガイドブロック3120にベルマウス状の溝が開設され、鋼帯1700が該溝を貫通し、鋼帯1700の下端面が下電極3130に配置される。メッシュシートの溶接を行うとき、横リブ2600は鋼帯1700に配置される。
上記上電極3140と下電極3130とがセットとなって設けられ、すなわち、上電極3140は前記下電極3130に対して前記鋼帯1700の上端面の一側に設けられ、上電極3140と下電極3130との協働により、鋼帯1700と横リブ2600との溶接を実現できる。一実施例において、図17及び図18に示すように、固定バー3110に第1エアシリンダ固定座3240が固着され、第1エアシリンダ固定座3240に第1エアシリンダ3230が取り付けされ、第1エアシリンダ3230の搬出端は、ピン軸3250により上電極溶接アーム3260が回動可能に接続され、該上電極溶接アーム3260の両端は、ピン軸3250により固定バー3110に回動可能に接続され、かつ、上電極溶接アーム3260の第1エアシリンダ3230の搬出端に接続されていない一端に上電極座接続板3270が固着され、上電極座接続板3270に上電極座3280が取り付けられ、上電極座3280と上電極座接続板3270との間は絶縁的に設けられ、上電極3140は上電極座3280に取り付けられ、一実施例において、上電極3140を交換しやすいために、電極押圧ブロック3220により上電極3140を上電極座3280に押し付けて固定する。第1エアシリンダ3230により上電極溶接アーム3260を押し下げさせるように駆動することで、下電極3130に近づくように上電極3140を駆動し、更に横リブ2600と鋼帯1700との溶接を実現する。第1エアシリンダ3230により上電極溶接アーム3260を持ち上げさせるように駆動することで、下電極3130から離れるように上電極3140を駆動し、溶接終了後、メッシュシートの運搬と搬送を容易にすることができる。
図15を参照し、固定バー3110に変圧器固定板3290が取り付けられ、上記変圧器3150は変圧器固定板3290に固定され、かつ、変圧器3150の第1端は上電極リード線3300を介して上電極3140に接続され、変圧器3150の第2端は下電極リード線3310を介して下電極3130に接続され、溶接回路全体を形成し、鋼帯1700と横リブ2600との溶接を実現する。本実施例は、各溶接手段3100にいずれも独立した変圧器3150が設けられ、変圧器3150は溶接手段3100と伴って走行でき、溶接手段3100の位置調節を容易にする。更に、独立した変圧器3150を用いることにより、溶接品質が高く、変形が小さく、更に、上電極リード線3300及び下電極リード線3310が相対的に短く、分流を効果的に低減でき、電気的損失を低減し、省電力になる。
本願に係る上記調整可能型の溶接機構3000は、動作時に、異なる仕様の鋼帯1700と横リブ2600の溶接型メッシュシートの要求に応じ、1枚のメッシュシートは複数本の鋼帯1700と横リブ2600とを溶接してなされ、各本の鋼帯1700はいずれも1組の溶接手段3100に対応し、鋼帯1700はガイドブロック3120を貫通してから下電極3130の上方に配置され、その後、第1エアシリンダ3230は伸び出し、上電極溶接アーム3260がピン軸3250を中心として回転し、かつ、上電極溶接アーム3260が回動時に、上電極3140を押し下げさせるように駆動し、下電極3130と協働して横リブ2600と鋼帯1700とを溶接する。異なる仕様のメッシュシートの溶接を行う場合、鋼帯1700の位置は変化し、このとき、歯車軸3170を回動することにより、溶接手段3100全体の位置を調整して該仕様のメッシュシートの鋼帯1700の位置に対応することができ、各溶接点をいずれも同じ方式で調整し、簡単で迅速である。調節が完了すると、該鋼帯1700と横リブ2600とを溶接することができる。上記方式により、異なるメッシュピッチのメッシュシートの溶接を効果的に実現することができ、メッシュピッチが変動した場合の調整時間を節約し、生産効率を向上させ、メッシュシートの複数の仕様の生産要求を満たす。
図19~24に示すように、メッシュ巻取り機構4000は、第3フレーム4100、固定ベース4200、主軸4300、可動ベース4400、伝動手段4500、第3駆動装置、及び第4駆動装置を備える。ここで、第3フレーム4100は最下方に設けられて地面に固定されている。固定ベース4200は第3フレーム4100に設けられ、主軸4300は固定ベース4200に回動可能に穿設され、可動ベース4400は主軸4300に接続され、可動ベース4400は主軸4300周りに回動でき、伝動手段4500は、固定ベース4200及び可動ベース4400に設けられ、固定ベース4200の可動ベース4400から離れた一端から可動ベース4400に近づく方向へ移動するようにメッシュシートを駆動することができ、第3駆動装置は、主軸4300周りに回動するように可動ベース4400を駆動するように構成され、第4駆動装置は、伝動手段4500を駆動するように構成される。該メッシュ巻取り機構4000において、伝動手段4500により、メッシュシートを固定ベース4200の一端から可動ベース4400の方向へ伝送することができ、可動ベース4400と固定ベース4200とが一定の角度をなすと、メッシュシートは軟らかいため、可動ベース4400と固定ベース4200とが形成した角度で曲がりが発生し、伝動手段4500の摩擦作用で回動し続けてメッシュロール4800を形成する。
本実施形態において、図21~図24に示すように、伝動手段4500は、第1スプロケット4510、第2スプロケット4520、第3スプロケット4530、第1チェーン4540、及び第2チェーン4550を備え、第1スプロケット4510はダブルスプロケットでありかつ主軸4300に嵌設され、主軸4300は、第4駆動装置により第1スプロケット4510の回動を駆動し、第2スプロケット4520は固定ベース4200の主軸4300から離れた一端に回動可能に設けられ、第3スプロケット4530は可動ベース4400の主軸4300から離れた一端に回動可能に設けられ、第2スプロケット4520及び第3スプロケット4530は、それぞれ第1チェーン4540及び第2チェーン4550を介して第1スプロケット4510に接続される。第4駆動装置が主軸4300の回動を駆動すると、第1スプロケット4510は回動し、第1チェーン4540及び第2チェーン4550により、第2スプロケット4520及び第3スプロケット4530の回動を駆動する。第1チェーン4540及び第2チェーン4550の回動過程において、鋼帯1700との間の摩擦力により、メッシュシートの移動を駆動する。
可動ベース4400に第3駆動装置が接続され、第3駆動装置は、主軸4300周りに往復回動するように可動ベース4400を駆動する。一実施例において、第3駆動装置は第2エアシリンダ4600であり、第2エアシリンダ4600は第2エアシリンダ本体4610及びピストンロッド4620を備え、第2エアシリンダ本体4610と第3フレーム4100とがヒンジ接続され、ピストンロッド4620と可動ベース4400とがヒンジ接続される。可動ベース4400に接続耳が設けられ、接続耳と第2エアシリンダ4600のピストンロッド4620とがヒンジ接続される。ピストンロッド4620が第2エアシリンダ本体4610内で往復伸縮すると、第2エアシリンダ4600は、主軸4300に対して一定の角度範囲内で揺動するように可動ベース4400を駆動する。可動ベース4400が揺動すると、可動ベース4400と固定ベース4200との間の角度も変化し、第1チェーン4540及び第2チェーン4550の鋼帯1700に接触した表面の間の角度も変化し、メッシュシートがロールになった後の外径も対応して異なる。そのため、異なるサイズのメッシュロール4800を取得しようとすると、可動ベース4400と固定ベース4200との間の角度を対応して変更すれば良い。
一実施例において、第1スプロケット4510と主軸4300とがキーにより接続される。図21に示すように、第4駆動装置はモータ4700であり、モータ軸が主軸4300の軸線と重なり、モータ4700は第3フレーム4100に設けられている。モータ4700は、油圧システムで代替されてもよい。第2スプロケット4520と固定ベース4200との間は第1スプロケット軸4560により接続され、第2スプロケット4520と第1スプロケット軸4560との間にテンションスリーブが設けられている。第3スプロケット4530と可動ベース4400との間は第2スプロケット軸4570により接続され、第3スプロケット4530と第2スプロケット軸4570との間にテンションスリーブが設けられている。第1スプロケット4510が回動すると、チェーンにより第2スプロケット4520及び第3スプロケット4530の回動を駆動する。図23及び図24に示すように、第1スプロケット軸4560及び第2スプロケット軸4570は、ベース付き軸受により、それぞれ固定ベース4200及び可動ベース4400に取り付けられている。
ここで、固定ベース4200に十字状の貫通孔が設けられ、第1スプロケット軸4560は十字状の貫通孔内に穿設され、十字状の貫通孔の異なる位置に固定されて第1スプロケット軸4560と主軸4300との間のチェーンの緊張度合いの調整を実現するか、又は第1チェーン4540と第2チェーン4550との間の角度の調整を実現し、更に、メッシュロール4800のサイズの調整を実現することができる。該十字状の貫通孔は、横孔及び縦孔を含み、第1スプロケット軸4560の上下方向及び水平方向における位置の調整を実現することができる。
本実施例は溶接ロボットを更に提供し、該溶接ロボットは、溶接電極と、少なくとも1組の上記メッシュ巻取り機構4000とを備え、メッシュ巻取り機構4000は溶接電極の下流に位置する。メッシュシートが一定の幅を有するため、メッシュ巻取り機構4000は複数並設されてメッシュシートの安定した伝送を実現することができる。
該溶接ロボットによるメッシュ巻取りの過程は以下のとおりである。
まず、メッシュシートを構成する鋼帯1700及び鉄筋は、溶接電極により溶接された後、第1チェーン4540に伝送され、第1チェーン4540は鋼帯1700との間の摩擦力によりメッシュシートの移動を駆動し、メッシュシートの前端にパイプフレームを溶接し、メッシュシートがパイプフレームに接触して第1チェーン4540と第2チェーン4550との角度箇所に到達すると、図19に示すように、チェーンの回動に伴い、パイプフレームは該角度箇所で回動し、メッシュシートが軟らかいため、メッシュシートの伝送過程においてパイプフレームに巻き取られ続け、メッシュロール4800を形成する。鋼帯1700がパイプフレームに一定の長さ巻き取られると、メッシュシートを切断し、第2エアシリンダ4600のピストンロッド4620を調整することにより可動ベース4400を回動させ、可動ベース4400の自由端が斜め下方に向くようになると、図20に示すように、メッシュロール4800は可動ベース4400から転出し、1つのメッシュロール4800の巻き取りを完了する。
本実施例におけるメッシュ溶接ロボットの動作過程は以下のとおりである。
台車5000内に貯蔵された盤状の鋼帯1700を、鋼帯送り機構1000により溶接機構3000の電極まで送る。送り部1300は、鋼帯1700を駆動して往復運動させて鋼帯1700の段階的な送りを実現する。鋼帯1700が前へ送られる場合、まず、制限部1400における第1駆動装置1332により、鋼帯1700を台座1410に押し付けるように押付ブロック1333を駆動し、その後、第2駆動装置1530により、第1伝動軸1520の回動を駆動し、リンク手段1510により、第1ガイドレール1200で制限部1400に近づく方向へ移動するように送り部1300を駆動し、送り部1300における第1駆動装置1332は、鋼帯1700を送りフレーム1310に押し付けるように押付ブロック1333を駆動し、図6に示すとおりである。それと同時に、制限部1400の第1駆動装置1332は、上へ移動するように押付ブロック1333を駆動し、鋼帯1700は制限部1400により制限されない。最後に、送り部1300はスイングアーム1513により押されて制限部1400から離れた方向へ移動し、図5に示すように、鋼帯1700を上電極3140及び下電極3130へ所定距離送る。材料貯蔵本体2120に一定の数の予め矯正された横リブ2600を置き、水平伝送手段により横リブ2600を前へ伝送し、最終的に段階供給装置の可動板2220及び固定板2210の段差面まで伝送し、その後、偏心輪2250により可動板2220を駆動して上下移動させ、複数の横リブ2600を分けて段差毎に上向きに伝達し、その後、横リブ2600は落下スライドレール2300に落下し、落下スライドレール2300上の分配装置2330は横リブ2600を1つずつに突き出し、横リブ2600は運転状態にある伝送チェーン2450のフック2460に落下し、それに伴って支持スライドレール2410の下端まで伝動され、最終的に溶接機構3000の下電極3130に落下し、溶接機構3000により鋼帯1700と横リブ2600とを溶接する。溶接されたメッシュシートを第1チェーン4540まで伝送し、第1チェーン4540は、鋼帯1700との間の摩擦力によりメッシュシートの移動を駆動し、メッシュシートの前端にパイプフレームを溶接し、メッシュシートがパイプフレームに接触して第1チェーン4540と第2チェーン4550の角度箇所に到達すると、図19に示すように、チェーンの回動に伴い、パイプフレームは該角度箇所で回動し、メッシュシートが軟らかいため、メッシュシートの伝送過程においてパイプフレームに巻き取られ続け、メッシュロール4800を形成する。鋼帯1700がパイプフレームに一定の長さ巻き取られると、メッシュシートを切断し、第2エアシリンダ4600のピストンロッド4620を調整することにより可動ベース4400を回動させ、可動ベース4400の自由端が斜め下方に向くようになると、図20に示すように、メッシュロール4800は可動ベース4400から転出し、手動で梱包し、メッシュロール4800を取り外す。

Claims (14)

  1. 鋼帯送り機構(1000)であって、第1フレーム(1100)、第1ガイドレール(1200)、制限部(1400)、及び送り部(1300)を備え、前記第1ガイドレール(1200)は鋼帯(1700)の送り方向に沿って前記第1フレーム(1100)に設けられ、前記制限部(1400)は、前記第1ガイドレール(1200)に固定され、前記送り部(1300)が前記制御部(1400)の近く到達していない場合に前記鋼帯(1700)を前記送り方向に移動しないように制限するように構成され、前記送り部(1300)は、前記第1ガイドレール(1200)に摺動可能に設けられ、鋼帯(1700)を固定し、前記送り方向に沿って移動するように前記鋼帯(1700)を駆動するように構成される鋼帯送り機構(1000)と、
    横リブ(2600)を受けて前記横リブ(2600)を溶接機構(3000)まで搬送するように構成される落下機構(2000)と、
    前記第1フレーム(1100)に設けられ、前記鋼帯(1700)と横リブ(2600)とをメッシュシートに溶接するように構成される溶接機構(3000)と、
    メッシュ巻取り機構(4000)であって、固定ベース(4200)、主軸(4300)、可動ベース(4400)、及び伝動手段(4500)を備え、前記固定ベース(4200)は地面に対して固定設置され、前記主軸(4300)は前記固定ベース(4200)に回動可能に穿設され、前記可動ベース(4400)は、前記主軸(4300)に接続され、前記主軸(4300)周りに回動し、前記伝動手段(4500)は、前記固定ベース(4200)及び前記可動ベース(4400)に設けられ、前記固定ベース(4200)の前記可動ベース(4400)から離れた一端から前記可動ベース(4400)に近づく方向へ移動するように前記メッシュシートを駆動することで、前記メッシュシートを巻き取るように構成されるメッシュ巻取り機構(4000)と、
    を備える、メッシュ溶接ロボット。
  2. 前記送り部(1300)は送りフレーム(1310)を備え、前記送りフレーム(1310)は、前記第1ガイドレール(1200)に跨設され、前記第1ガイドレール(1200)の送り方向に沿って往復移動し、前記送りフレーム(1310)に第1ロック構造(1330)が設けられ、前記第1ロック構造(1330)は、前記鋼帯(1700)を前記送りフレーム(1310)に固定するように構成される、請求項1に記載のメッシュ溶接ロボット。
  3. 前記第1ロック構造(1330)は、支持板(1331)と、前記支持板(1331)に設けられた第1駆動装置(1332)とを備え、前記第1駆動装置(1332)に押付ブロック(1333)が接続され、前記押付ブロック(1333)は、前記支持板(1331)の内部に設けられ、前記第1駆動装置(1332)の駆動で前記鋼帯(1700)を前記送りフレーム(1310)に押し付けるように構成される、請求項2に記載のメッシュ溶接ロボット。
  4. 前記鋼帯送り機構(1000)は駆動部(1500)を更に備え、前記駆動部(1500)は、リンク手段(1510)、第1伝動軸(1520)、及び第2駆動装置(1530)を備え、前記リンク手段(1510)の第1端は前記送り部(1300)に接続され、前記リンク手段(1510)の第2端は前記第1伝動軸(1520)の第1端に接続され、前記第1伝動軸(1520)は前記第1フレーム(1100)に固定され、前記第1伝動軸(1520)の第2端は、前記第1フレーム(1100)に固定された前記第2駆動装置(1530)に連結され、
    第2駆動装置(1530)は、周方向往復運動を行うように前記第1伝動軸(1520)を駆動し、前記送り部(1300)が前記第1ガイドレール(1200)に沿って直線往復運動を行うように前記リンク手段(1510)を駆動するように構成される、請求項1~3に記載のメッシュ溶接ロボット。
  5. 前記リンク手段(1510)は、送りビーム(1511)、中間リンク(1512)、及びスイングアーム(1513)を備え、
    前記送りビーム(1511)の第1端は前記送り部(1300)に固定され、前記送りビーム(1511)の前記送り部(1300)から離れた第2端は前記中間リンク(1512)の第1端にヒンジ接続され、前記中間リンク(1512)の前記送りビーム(1511)から離れた第2端は前記スイングアーム(1513)にヒンジ接続され、前記スイングアーム(1513)は前記第1伝動軸(1520)に固定され、
    前記第1伝動軸(1520)が前記第2駆動装置(1530)の駆動で前記スイングアーム(1513)の揺動を駆動することにより、前記スイングアーム(1513)は、前記中間リンク(1512)により、前記第1ガイドレールに沿って直線往復運動を行うように前記送りビーム(1511)及び前記送りビーム(1511)に接続された送り部(1300)を駆動する、請求項4に記載のメッシュ溶接ロボット。
  6. 前記制限部(1400)は、前記第1ガイドレール(1200)に固定された台座(1410)と、前記台座(1410)に設けられた第2ロック構造(1420)とを備え、
    前記第2ロック構造(1420)は、前記鋼帯(1700)を前記台座(1410)に固定するように構成される、請求項1~5のいずれか1項に記載のメッシュ溶接ロボット。
  7. 前記落下機構(2000)は、水平材料貯蔵装置(2100)、段付き送り装置(2200)、及び落下装置(2400)を備え、
    前記段付き送り装置(2200)は、前記水平材料貯蔵装置(2100)から搬送された前記横リブ(2600)を受け取り、前記横リブ(2600)を段階的に前記段付き送り装置(2200)の先端まで搬送するように構成され、
    前記落下装置(2400)の第1端は前記段付き送り装置(2200)に近接して設けられ、前記落下装置(2400)の第2端は前記溶接機構(3000)に近接して設けられ、前記段付き送り装置(2200)の先端からの前記横リブ(2600)を受けて前記横リブ(2600)を前記溶接機構(3000)まで搬送するように構成される、請求項1~6のいずれか1項に記載のメッシュ溶接ロボット。
  8. 前記落下機構(2000)は落下スライドレール(2300)を更に備え、前記落下スライドレール(2300)は、前記段付き送り装置(2200)と前記落下装置(2400)との間に位置し、前記段付き送り装置(2200)の先端における前記横リブ(2600)は、前記落下スライドレール(2300)の前記落下装置(2400)に近い一端に滑り落ちる、請求項7に記載のメッシュ溶接ロボット。
  9. 前記落下装置(2400)は、並設された複数の支持スライドレール(2410)と、前記複数の支持スライドレール(2410)の同一端に穿設された駆動軸(2420)と、各前記支持スライドレール(2410)の一側に位置して前記駆動軸(2420)により駆動されて動作する伝送手段とを備え、
    前記落下スライドレール(2300)上の前記横リブ(2600)は前記伝送手段に落下し、前記伝送手段により前記溶接機構(3000)に搬送される、請求項8に記載のメッシュ溶接ロボット。
  10. 前記水平材料貯蔵装置(2100)は、並設された複数の水平伝送手段を備え、前記横リブ(2600)は、前記水平伝送手段に配置され、前記水平伝送手段により前記段付き送り装置(2200)に搬送される、請求項7~9に記載のメッシュ溶接ロボット。
  11. 前記落下機構(2000)は第2フレーム(2500)を更に備え、
    前記水平伝送手段は、前記第2フレーム(2500)に取り付けられて前記横リブ(2600)を貯蔵するように構成される材料貯蔵本体(2120)と、前記材料貯蔵本体(2120)の長さ方向の両端に取り付けられた材料貯蔵スプロケット(2130)とを備え、前記材料貯蔵本体(2120)の長さ方向の一端にある前記材料貯蔵スプロケット(2130)は、第2伝動軸(2110)に嵌設され、かつ前記第2伝動軸(2110)の駆動で回動することにより、前記複数の水平伝送手段は横リブを搬送する、請求項10に記載のメッシュ溶接ロボット。
  12. 前記伝送手段は、前記駆動軸(2420)により駆動されて回動する駆動輪(2430)と、前記支持スライドレール(2410)に設けられて自体の軸線周りに回動可能な従動輪(2440)と、前記駆動輪(2430)と前記従動輪(2440)とを接続する伝送チェーン(2450)とを備え、前記伝送チェーン(2450)に開口が上向きで前記横リブ(2600)を受けるように構成されるフック(2460)が設けられている、請求項9に記載のメッシュ溶接ロボット。
  13. 前記溶接機構(3000)は複数の溶接手段(3100)を備え、前記複数の溶接手段(3100)は所定距離の間隔をあけて設けられ、前記複数の溶接手段(3100)は前記第1フレーム(1100)に移動可能に取り付けられ、前記溶接手段(3100)は、
    前記第1フレーム(1100)に移動可能に配置された固定バー(3110)と、
    前記固定バー(3110)に位置し、鋼帯(1700)が貫通して鋼帯(1700)を制限してガイドするように構成されるガイドブロック(3120)と、
    前記ガイドブロック(3120)の一側に位置し、前記鋼帯(1700)の下端面を支持するように構成される下電極(3130)と、
    前記下電極(3130)に対して前記鋼帯(1700)の上端面の一側に設けられ、かつ、前記鋼帯(1700)と横リブ(2600)とを溶接する際に前記下電極(3130)に近づき、前記鋼帯(1700)と横リブ(2600)との溶接が終了した後、前記下電極(3130)から離れるように構成される上電極(3140)と、
    両端がそれぞれ前記上電極(3140)及び前記下電極(3130)に接続された変圧器(3150)と、
    を備える、請求項1~12のいずれか1項に記載のメッシュ溶接ロボット。
  14. 前記固定バー(3110)の両端にいずれも歯車(3160)が設けられ、かつ、2つの前記歯車(3160)の間が歯車軸(3170)により接続され、前記第1フレーム(1100)の両側に前記歯車(3160)と噛み合われたラック(3180)が設けられ、前記歯車(3160)と前記ラック(3180)との噛み合いにより、前記固定バー(3110)は前記第1フレーム(1100)に対して移動し、前記固定バー(3110)の両端にいずれも走行フレーム(3190)が設けられ、前記第1フレーム(1100)の両側にいずれも走行溝が設けられ、前記走行フレーム(3190)は前記走行溝内に配置されて前記走行溝に沿って摺動する、請求項13に記載のメッシュ溶接ロボット。
JP2020536792A 2018-05-28 2018-06-28 メッシュ溶接ロボット Active JP7034297B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201810522459.6A CN108608100B (zh) 2018-05-28 2018-05-28 一种焊网机器人
CN201810522459.6 2018-05-28
PCT/CN2018/093398 WO2019227561A1 (zh) 2018-05-28 2018-06-28 一种焊网机器人

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021508603A JP2021508603A (ja) 2021-03-11
JP7034297B2 true JP7034297B2 (ja) 2022-03-11

Family

ID=63664301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020536792A Active JP7034297B2 (ja) 2018-05-28 2018-06-28 メッシュ溶接ロボット

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP7034297B2 (ja)
KR (1) KR102290099B1 (ja)
CN (1) CN108608100B (ja)
SG (1) SG11202010302TA (ja)
WO (1) WO2019227561A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110560952A (zh) * 2019-09-23 2019-12-13 北京市燕通建筑构件有限公司 一种自动钢筋网片焊接系统
CN112757650B (zh) * 2020-12-24 2023-01-13 安徽骄阳软门有限责任公司 一种门帘logo焊接装置
CN113059092B (zh) * 2021-03-30 2022-08-23 优博络客新型建材(天津)有限公司 一种加气混凝土板材钢筋网片焊接设备
CN113752022B (zh) * 2021-08-16 2022-12-02 广东碧品居建筑工业化有限公司 钢筋骨架成型设备
CN114850770B (zh) * 2022-05-26 2024-02-06 山东智迈德智能科技有限公司 钢梁附件焊接用变位系统
CN114871649B (zh) * 2022-05-26 2024-02-06 山东智迈德智能科技有限公司 钢梁附件焊接用翻转传送装置
CN115026399A (zh) * 2022-06-16 2022-09-09 徐州威博工贸有限公司 一种输送与点焊精准配合的钢丝网点焊装置及工艺
CN115255745B (zh) * 2022-09-27 2022-12-13 山东世基环境技术有限公司 垃圾运输车体内部连接处焊接装置
CN116372400B (zh) * 2023-03-10 2024-04-02 中机精密成形产业技术研究院(安徽)股份有限公司 一种适用于三维五轴激光切割设备的机械手组件

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102161142A (zh) 2011-05-16 2011-08-24 天津市建科机械制造有限公司 钢筋焊接网片的自动卷网设备
CN207205137U (zh) 2017-09-13 2018-04-10 河北森阳建筑设备科技有限公司 平网焊机横筋落料装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT295294B (de) * 1968-10-14 1971-12-27 Evg Entwicklung Verwert Ges Gitterschweißmaschine mit stufenlos veränderbarer Längsdrahtteilung
CN2418996Y (zh) * 1999-10-15 2001-02-14 王英顺 焊网送丝机构
CN2573144Y (zh) * 2002-09-06 2003-09-17 天津市建科机械制造有限公司 钢筋焊接网设备滚动式纵筋送进机构
CN201807868U (zh) * 2010-09-20 2011-04-27 天津市建科机械制造有限公司 焊网生产线的横筋气动定位机构
CN206265798U (zh) * 2016-12-08 2017-06-20 浙江海洋大学 一种棒材的上料装置
CN208496042U (zh) * 2018-05-28 2019-02-15 建科机械(天津)股份有限公司 一种焊网机器人

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102161142A (zh) 2011-05-16 2011-08-24 天津市建科机械制造有限公司 钢筋焊接网片的自动卷网设备
CN207205137U (zh) 2017-09-13 2018-04-10 河北森阳建筑设备科技有限公司 平网焊机横筋落料装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20200013733A (ko) 2020-02-07
KR102290099B1 (ko) 2021-08-18
CN108608100B (zh) 2019-10-22
JP2021508603A (ja) 2021-03-11
CN108608100A (zh) 2018-10-02
WO2019227561A1 (zh) 2019-12-05
SG11202010302TA (en) 2020-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7034297B2 (ja) メッシュ溶接ロボット
CN107253053B (zh) 整体式焊网机
CN107127577B (zh) 一种卷圆焊接设备
TWI446380B (zh) Winding device of flat vertical coil and its winding method
JP2016531003A (ja) レーザー切断技術ベースの巻き戻し・ブランキング生産設備及びその加工方法
CN105149758A (zh) 一种自动布线焊接装置
KR20180001125A (ko) 브레이크 슈 어셈블리 자동 용접장치
CN103433635A (zh) 一种波纹腹板h型钢的焊接装置及波纹腹板h型钢生产线
LU503083B1 (en) Robot for tying rebar mesh
CN110091175B (zh) 一种方桩端板折弯焊接一体成型装置
JP6038260B1 (ja) 塗膜剥離装置
CN205032840U (zh) 一种自动布线焊接装置
CN204124878U (zh) 自动卷网卸网机
CN112317652A (zh) 一种建筑钢混结构立柱金属骨架制作方法
KR20020029183A (ko) 건축용 패널용 와이어메쉬의 제조방법 및 그 장치
KR101030347B1 (ko) 용접와이어용 강판의 연속 권취장치
KR200428235Y1 (ko) 건축용 형강 제조장치의 강판 소재 연속 공급장치
CN203091629U (zh) 一种制造多种截面形状钢筋笼的机器
JP2000107891A (ja) 溶接形鋼仮組み装置
CN210848769U (zh) 一种用于钢格板压焊机的扁钢供料装置
JP3195797U (ja) 線材矯正供給装置
CN209721099U (zh) 一种用于卷料送卷的驱动机构及其卷料送料机构
CN207288679U (zh) 一种双台联动数控板料折弯机的进料装置
CN220130836U (zh) 一种带钢的储料装置
KR200250034Y1 (ko) 전선밴딩기용전선다발이송장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7034297

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150