JP7032914B2 - パレット処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パレットをフォークで支持するパレット処理装置に関する。
従来、例えば下記の特許文献1に記載されたパレット処理装置(パレット供給装置)が知られている。
この従来のパレット処理装置は、パレットを支持するフォーク装置を備えている。フォーク装置は、パレットに挿入されるフォークと、このフォークの基端側を支持して先端側をパレットに対して進退移動させるフォーク移動機構を備えている。そして、フォーク装置は、片持ち構造となるフォークでパレットを支持する。
特開平6-144578号公報
しかしながら、フォーク装置は、片持ち構造となるフォークでパレットを支持するため、パレットの荷重を受け止めるフォークおよびフォーク移動機構を含むフォーク装置の強度の確保が必要となって、フォーク装置の構成が複雑化し、また、パレットの支持が不安定となるおそれがある。
本発明は、フォーク装置の構成を簡素化でき、パレットを安定して支持できるパレット処理装置を提供することを目的とする。
本発明のパレット処理装置は、パレットを収納するパレット収納部と、前記パレットを貫通する長さを有するフォーク、およびこのフォークの基端側を支持するフォーク移動機構を備え、前記フォーク移動機構は、前記フォークの先側が前記パレットを貫通するパレット支持位置と前記パレットから退避する退避位置との間で、前記フォークを前記パレットに対して進退移動させるフォーク装置と、前記パレット支持位置で前記パレットを支持する前記フォークの先側を支持するフォーク先側支持部と、前記フォークを移動可能に支持するとともに、前記フォークが前記パレットを支持する前記パレット支持位置で前記フォークの基端側を支持し、前記フォークが前記パレットから退避する退避位置で前記フォークの先側を支持する支持ローラとを備え、前記支持ローラは、前記パレット収納部を挟んで前記フォーク先側支持部と反対側に固設されているものである。
本発明によれば、フォーク装置を簡素化でき、パレットを安定して支持できる。
本発明の一実施の形態を示すパレット処理装置のパレット支持部の断面図である。 同上パレット支持部の平面図である。 同上パレット処理装置の一部の斜視図である。 同上パレット処理装置の正面図である。 同上パレット処理装置の平面図である。 同上パレット処理装置の側面図である。 同上パレット処理装置の動作を(a)~(j)に示す側面図である。 同上パレット処理装置の間隔調整機構の各例を(a)(b)に示す側面図である。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図4ないし図6にパレット処理装置10の全体構成を示す。本実施の形態のパレット処理装置10は、複数段に段積みされたパレット(空パレット)Pを最下段のパレットPから1つずつ順に切り出して外部に供給するパレットディスペンサ(パレット段ばらし装置)である。
パレットPには、幅寸法、長さ寸法、高さ寸法、および形状等が異なる複数の種類がある。パレット処理装置10では、複数種類のパレットPに対応可能としている。なお、図面には、複数種のパレットPのうち、幅寸法が比較的小さいパレットP1と、幅寸法が比較的大きいパレットP2との2種類を示す。また、パレットPは、荷積み面が正方形または長方形等の四角形で、一方の互いに対向する側面、あるいは直交する2方向の互いに対向する側面を貫通して、フォークリフトのフォークが差し込まれる差込口が設けられている。
そして、パレット処理装置10は、基台11、この基台11上でパレットPを段積み状態に収納するパレット収納部12、このパレット収納部12のパレットPを支持するためのパレット支持部13、パレット収納部12のパレットPを昇降させるための昇降部14、およびパレット収納部12から切り出される最下段のパレットPを搬出する搬送部15等を備えている。
基台11は、床面に設置される。この基台11に、パレット収納部12、パレット支持部13、昇降部14および搬送部15が配置されている。
また、パレット収納部12は、基台11上に位置し、複数のパレットPを段積み状態に収納する。パレット収納部12の周囲の4方の側面のうち、1方の側面に開口部20が設けられ、残りの3方の側面を囲むようにパレットガイド21が設けられている。
開口部20は、フォークリフトによって運搬される段積み状態のパレットPをパレット収納部12に一括して受け入れるためのパレット受入口として機能する。
パレットガイド21は、基台11上に立設されている。パレットガイド21は、開口部20の両側に位置するガイド板22、および開口部20に対して反対側に位置する複数のガイド部23を備えている。複数のガイド部23は、幅方向に所定の間隔をあけて配置されるとともに、複数の横枠24に連結されている。また、複数の横枠24は両側のガイド板22に支持されている。なお、ガイド部23間の間隔を後述のフォーク44が進退可能である。
パレットガイド21の開口部20側の両端部、つまり両側のガイド板22の両端位置は、保持部25によって保持されている。保持部25は、開口部20の下側に位置し、基台11の一部と共用されている。
パレット収納部12には、パレット収納部12に収納するパレットPを所定位置に位置決めする一対の可動ガイド27が配置されている。一対の可動ガイド27は、保持部25に取り付けられていて、パレットPの幅寸法に応じて保持部25への取付位置を調整可能としている。保持部25には、保持部25の幅方向(開口部20の幅方向に対応した幅方向)の中央部を基準とした保持部25の両端側の対称位置に複数の位置調整孔28が設けられている。そして、処理するパレットPに対応する取付位置に可動ガイド27を配置し、可動ガイド27に設けられた位置決めピン29(図3参照)を保持部25の位置調整孔28に挿入することにより、可動ガイド27が保持部25に取り付けられる。
図3に示すように、可動ガイド27は、保持部25に上方から着脱可能および保持部25に嵌合して可動ガイド27の回転を防止する嵌合部30、開口部20側に対向するパレットPの側面を位置決めする第1位置決め面部31、および開口部20側に対する側面とは直交するパレットPの側面を位置決めする第2位置決め面部32を備えている。嵌合部30は、保持部25の立側面と対向する対向面を有する断面略コ字形に形成されている。そして、フォークリフトのフォークで支持した段積み状態のパレットPを開口部20からパレット収納部12に収納する際に、下段側のパレットPを一対の可動ガイド27の第2位置決め面部32間に配置するとともに、下段側のパレットPを一対の可動ガイド27の第1位置決め面部31に当接するようにフォーク44をパレットPから抜き外すことにより、一対の可動ガイド27でパレットPを所定位置に位置決めする。
一対の可動ガイド27では、パレット収納部12の幅方向(開口部20の幅方向に対応する幅方向)Wの中央を基準とするとともに、一対の可動ガイド27の第1位置決め面部31を基準として、複数種類のパレットPを所定位置に位置決めする。なお、以下、パレット収納部12の幅方向Wに対応したパレット処理装置10の各構成の方向を幅方向Wと呼ぶ。
また、図1ないし図3にパレット支持部13を示す。パレット支持部13は、パレット収納部12の最下段のパレットPを切り出す際に、下から2段目以上のパレットPを支持するのに用いられる。パレット支持部13は、フォーク装置40、支持ローラ41、およびフォーク先側支持部42等を備えている。さらに、フォーク装置40は、一対のフォーク44、およびこのフォーク44をパレットPに対して進退移動させるフォーク移動機構45を備えている。
フォーク装置40のフォーク44は、パレット収納部12に収納可能とする最大寸法のパレットPを貫通する長さを有し、つまりパレット収納部12を貫通する長さを有している。フォーク44の基端側がパレット移動機構45に支持され、先側がパレット収納部12の下から2段目のパレットPの差込口に差し込まれてそのパレットPを貫通する。
フォーク44は、断面四角形の中空状で細長く設けられており、先端にはパレットPの差込口への差し込みを容易にするために先細り形状の先端部47が設けられている。フォーク44の両側面には補強板48が固定されている。なお、フォーク44は、コ字状の部材を組み合わせ、それら部材を接合することで中空状に形成されていてもよい。
一対のフォーク44は、幅方向Wに間隔をあけてフォーク移動機構45に支持されている。一対のフォーク44の間隔は、パレット収納部12の所定位置に収納された複数種類のいずれのパレットPの差込口にも差し込み可能で、かつ複数種類のいずれのパレットPをも安定的に支持できるように設定されている。
フォーク装置40のフォーク移動機構45は、基台11の一側であって、開口部20とは反対側となるパレット収納部12の一側に設置されている。フォーク移動機構45は、フレーム49、このフレーム49に沿ったフォーク進退方向Fに移動可能に設けられた移動部50、およびこの移動部50を移動させる駆動部51を備えている。
フレーム49は、両側のサイドフレーム52を有している。このサイドフレーム52の互いに対向する内側面に、ガイドレール53がフォーク進退方向Fに沿って取り付けられている。
移動部50は、フォーク44の基端側を支持した移動部材54を備えている。この移動部材54の幅方向Wの両端に、ガイドレール53の上下面に当接する複数のガイドローラ55が回転自在に取り付けられているとともに、ガイドレール53の内側面に当接する複数のガイドローラ56が回転自在に取り付けられている。したがって、フォーク44を支持した移動部50は、ガイドレール53に沿ってフォーク進退方向Fに移動可能とする。なお、移動部50の移動にはリニアガイド等の直進方向の移動をガイド可能な他の部材を用いてもよい。また、移動部50の移動は、左右のチェーンを繰り出して噛み合わせることによって伸長し、左右のチェーンを巻き戻しながら噛み合わせを解除することによって伸縮する機構によって行なわれてもよい。
駆動部51は、移動部材54の移動領域の下側に位置し、フレーム49の長手方向の両端に回転自在に配設されたスプロケット57,58、これらスプロケット57,58に掛け回されたチェーン59、スプロケット57を正逆回転駆動するモータ60等を備えている。チェーン59に移動部材54が連結され、モータ60の駆動によるチェーン59の正逆方向の回行に伴って移動部50がフォーク進退方向Fに移動する。
そして、フォーク移動機構45は、フォーク44の先側を基台11の上方でかつパレット収納部12の下部域に対して進退移動させる。すなわち、フォーク移動機構45は、フォーク44の先側がパレットPを貫通するパレット支持位置(パレット貫通位置)A1と、フォーク44の先側がパレットPから退避する退避位置(待機位置)A2との間で、フォーク44をパレットPに対して進退移動させる。
フレーム49には、フォーク44がパレット支持位置A1に移動したことを検知するパレット支持位置検知部S1、およびフォーク44が退避位置A2に移動したことを検知する退避位置検知部S2が取り付けられている。これらパレット支持位置検知部S1および退避位置検知部S2は、移動部50を検知することで、フォーク44の移動完了を検知する。詳しくは、パレット処理装置10の制御装置は、これらパレット支持位置検知部S1および退避位置検知部S2のいずれかが移動部50を検知するまでモータ60を駆動し、移動部50の検知によってモータ60を制動する。
また、支持ローラ41は、ブラケット62に回転自在に支持され、このブラケット62によって基台11に取り付けられている。支持ローラ41は、フォーク進退方向Fに対応して回転自在で、フォーク進退方向Fに移動するフォーク44の下面を支持する。支持ローラ41は、フォーク44がパレット支持位置A1に移動した状態でフォーク44の基端側を支持し、フォーク44が退避位置A2に移動した状態でフォーク44の先側を支持する。
また、フォーク先側支持部42は、保持部25上で、パレットPを貫通してパレット支持位置A1に移動した各フォーク44の先側の下方位置に設置されている。フォーク先側支持部42は、例えば硬質の樹脂材料によってブロック状に形成されている。フォーク先側支持部42の上面には、フォーク44の下面を受け止める受面64が形成されている。受面64は、フォーク44の平面状の下面と平行となる平面状に形成されている。フォーク先側支持部42には、複数の埋込み孔65が設けられ、この埋込み孔65を挿通する埋込みねじ66が保持部25に螺着され、フォーク先側支持部42が保持部25に着脱可能に固定されている。フォーク先側支持部42は、着脱可能であるため、フォーク先側支持部42の摩耗や破損等の際に交換することができる。
支持ローラ41の上面とフォーク先側支持部42の上面とは同じ高さに位置し、パレットPを支持するフォーク44をこれら支持ローラ41とフォーク先側支持部42とで平行に支持するように構成されている。
また、図4ないし図6に示すように、昇降部14は、基台11内で、パレット収納部12の下方に設置されている。昇降部14は、最下段のパレットPの下面を支持して昇降可能とする昇降体70、およびこの昇降体70を昇降させるリフト機構71を備えている。
昇降体70は、昇降ベース72、およびこの昇降ベース72の上面に立設された複数の昇降アーム73を備えている。昇降アーム73は、昇降ベース72の幅方向Wの中央域を除いた両側域に設けられているとともに、搬送部15と干渉しないように幅方向Wに所定の間隔をあけて設けられている。
リフト機構71は、例えば、パンタグラフ式の垂直昇降機構が用いられ、シリンダやモータ等の駆動源の駆動によって昇降体70を昇降させる。
基台11には、昇降体70を複数の所定高さ位置に停止させるために、昇降体70の複数の所定高さ位置を検知する複数の昇降検知部S11が設けられている。これら昇降検知部S11では、昇降体70の上端が搬送部15の搬送面よりも下降した最下降位置(図7に示すL1の高さ位置)、昇降体70でパレットPを支持するとともに下から2段目のパレットPに対してフォーク44が進退可能とする中低位置(図7に示すL2の高さ位置)、中低位置よりも高い位置であって昇降体70でパレットPを支持するとともに最下段のパレットPに対してフォーク44が進退可能とする中高位置(図7に示すL3の高さ位置)、フォークリフトからの段積み状態のパレットPを受け取るパレット受取位置である最上昇位置(図7に示すL4の高さ位置)を検知する。
昇降体70の最上昇位置(図7に示すL4の高さ位置)では、昇降体70の上端がフォーク先側支持部42よりも上方に上昇する。
また、搬送部15は、パレット収納部12から切り出された最下段のパレットPを受け取って外部に搬出する。搬送部15には、ローラコンベヤが用いられている。搬送部15は、コンベヤフレーム80、およびこのコンベヤフレーム80に回転自在に支持された複数のローラ81を備えている。
複数のローラ81は、搬送方向に対して所定の間隔をあけて配設されている。これらローラ81間に昇降体70の昇降アーム73が位置し、ローラ81間を通じて昇降アーム73が昇降可能としている。
各ローラ81の一端にスプロケット82が取り付けられ、これらローラ81のスプロケット82にチェーン83が掛け回されている。そして、モータによってチェーン83を回転駆動することにより、複数のローラ81が回転し、ローラ81に載るパレットPをパレット収納部12の下方位置から外部へ搬出する。
搬送部15は、パレット収納部12の下方位置で搬送部15上にパレットPが有るか否かを確認するパレット上在席確認センサS21、フォーク44上にパレットPが有るか否かを確認するフォーク上在席確認センサS22、および搬送部15によってパレット収納部12の下方位置からパレットPが搬出されたか否かを確認する搬出確認センサS23が設置されている。
次に、パレット処理装置10の作用等を説明する。
まず、図7を参照してパレット処理装置10の動作(パレットばらし動作)を説明する。
図7(a)に示すように、処理するパレットPの種類(幅寸法)に応じて、一対の可動ガイド27の位置を調整する。昇降体70を最上昇位置(図7に示すL4の高さ位置)に上昇させ、パレットPの受け取りに待機する。
図7(b)に示すように、フォークリフトのフォーク90によって支持された段積み状態のパレットPをパレット収納部12に受け入れるとともに、下段側のパレットPを一対の可動ガイド27間(一対の可動ガイド27の第2位置決め面部32間)に受け入れる。
図7(c)に示すように、フォークリフトのフォーク90がパレットPから抜き外されることにより、パレットPを昇降体70上に受け取る。このとき、抜き外すフォーク90との摩擦でパレットPがパレットガイド21の開口部20側に移動し、開口部20に対向するパレットPの側面が可動ガイド27の第1位置決め面部31に当接して位置決めされる。したがって、一対の可動ガイド27によって、パレットPの水平方向の位置がパレット収納部12の所定位置に位置決めされる。
図7(d)に示すように、パレットPとともに昇降体70が中低位置(図7に示すL2の高さ位置)まで下降し、パレットばらし動作に待機する。
そして、パレットばらし動作が開始されると、図7(e)に示すように、下から2段目のパレットPにフォーク44を差し込む(フォーク44をパレット支持位置A1に移動)。
図7(f)に示すように、昇降体70が最下降位置(図7に示すL1の高さ位置)に下降し、最下段のパレットPを搬送部15に移載する。下から2段目以上の残りのパレットPはフォーク44に支持される。
図7(g)に示すように、切り出されたパレットPを搬送部15で搬出する。
図7(h)に示すように、切り出されたパレットPの搬出後、昇降体70が中高位置(図7に示すL3の高さ位置)に上昇し、フォーク44上のパレットPを受け取って支持する。
図7(i)に示すように、フォーク44をパレットPから抜き外す(フォーク44を退避位置A2に移動)。
図7(j)に示すように、昇降体70が中低位置(図7に示すL2の高さ位置)まで下降し、次のパレットばらし動作に待機する。
したがって、パレットばらし動作は、図7(e)~(j)の順にパレットPが無くなるまで繰り返し行なわれる。
また、図1ないし図3に示すように、フォーク44がパレット支持位置A1に移動した際(図7(e)(f)に示す状態)、フォーク44の先側がパレットPを貫通してフォーク先側支持部42上に配置される。
このとき、フォーク44の先側の下面がフォーク先側支持部42の上面よりも高い位置にある場合には、フォーク44の先側がフォーク先側支持部42に接触することなく、フォーク先側支持部42上に配置される。この場合、フォーク44の先側とフォーク先側支持部42との間にはわずかな隙間が生じる。また、仮に、フォーク44の先側の下面(先端部47の下面を除く)がフォーク先側支持部42の上面と同一か低い高さ位置にある場合には、フォーク44の先細り状の先端部47がフォーク先側支持部42に乗り上げ、フォーク44の先側がフォーク先側支持部42上を摺動して、フォーク先側支持部42上に配置される。この場合、フォーク44の先側とフォーク先側支持部42とが接触した状態にある。
そして、パレット支持位置A1のフォーク44上にパレットPを支持した際(図7(f)に示す状態)には、フォーク44にパレットPの荷重が加わるが、このフォーク44の先側をフォーク先側支持部42で支持する。なお、フォーク44の先側とフォーク先側支持部42との間に隙間がある場合には、パレットPの荷重が加わったフォーク44が僅かに傾くことで、フォーク44の先側が隙間分を下降してフォーク先側支持部42に載る。
そのため、フォーク44は、基端側がフォーク移動機構45で支持されるとともに、先側がフォーク先側支持部42で支持され、フォーク44の長手方向の両端が支持された両持ち構造でパレットPを支持する。
したがって、片持ち構造の場合に比べて、フォーク44およびフォーク移動機構45に加わる負荷を軽減することができるため、フォーク44およびフォーク移動機構45を含むフォーク装置40の構成を簡素化することができる。例えば、フォーク44を中空状として軽量化し、このフォーク44の軽量化によってフォーク移動機構45を簡素化できる。
さらに、フォーク先側支持部42は、平面状の受面64でフォーク44の平面状の下面を受け止めるため、フォーク44の傾きやずれ等を防止し、安定したフォーク44の支持ができる。
しかも、フォーク44の長手方向の両端が支持された両持ち構造でパレットPを支持するため、フォーク44による安定したパレットPの支持ができ、段積み状態のパレットPの位置ずれや転倒等を防止できる。
また、支持ローラ41により、フォーク44がパレット支持位置A1に移動した状態でフォーク44の基端側を支持するため、フォーク44の基端側に加わるパレットPの荷重を支持ローラ41で受け止め、フォーク移動機構45に加わる負荷を軽減することができる。この点でも、フォーク44およびフォーク移動機構45を含むフォーク装置40の構成を簡素化することができるとともに、フォーク44による安定したパレットPの支持ができる。
さらに、支持ローラ41により、フォーク44を移動可能に支持するため、パレット支持位置A1と退避位置A2との間で移動するフォーク44の上下方向のふらつきを抑制することができる。しかも、フォーク44が退避位置A2に移動した待機状態において、フォーク44の先側を支持ローラ41で支持するため、フォーク44の両持ち状態を維持し、フォーク44およびフォーク移動機構45に加わる負荷を軽減することができる。
また、フォークリフトから段済み状態のパレットPを受け取るために、昇降体70を最上昇位置(図7に示すL4の高さ位置)に上昇させた際(図7(a)(b)(c)に示す状態)、昇降体70の上端がフォーク先側支持部42よりも上方に上昇するため、フォークリフトのフォーク90がフォーク先側支持部42に干渉するのを防止できる。そのため、フォーク先側支持部42を備えても、フォークリフトから段済み状態のパレットPの受け取りができるとともに、フォーク90との干渉によってフォーク先側支持部42が破損するのを防止できる。
また、パレットガイド21の開口部20側の両端位置を保持する保持部25を設けているため、パレットガイド21を補強することができる。
しかも、この保持部25にフォーク先側支持部42および可動ガイド27を取り付けることができるため、フォーク先側支持部42および可動ガイド27を取り付けるための特別な構造が不要で、構成を簡素化できる。すなわち、保持部25を、パレットガイド21の補強とフォーク先側支持部42および可動ガイド27の取り付けとに共用でき、構成を簡素化できる。
なお、フォーク先側支持部42は、ブロック状の形態に限らず、例えば、支持ローラ41と同様に、フォーク進退方向Fに回転自在とするローラ等でもよい。
さらに、フォーク先側支持部42は、フォーク44の両側面をガイドするガイド部を備えていてもよい。フォーク44の両側面をガイドするガイド部により、フォーク44がフォーク先側支持部42上に確実に位置させることができるとともに、パレットPの荷重が加わった際等にフォーク44がフォーク先側支持部42上から位置ずれしたり脱落するのを規制することができる。このようなガイド部は、フォーク先側支持部42と一体に設けてもよいし別体でもよい。
また、一対のフォーク44の間隔は、手動で調整できるように構成してもよいし、可動ガイド27と一対のフォーク44とのいずれか一方または両方の間隔は、パレット処理装置10の制御装置が取得するパレットPの識別情報に基づいて自動調整できるように構成してもよい。
このような自動調整の場合には、例えばパレット収納部12に搬入されるパレットPに取り付けられた識別体としてのIDタグを制御装置と通信可能な読取装置が読み取って識別情報を取得する。制御装置は、記憶部を含んでおり、その記憶部には、識別情報とパレットPの形状(型式等)とが対応されて記憶されている。そして、制御装置では、取得された識別情報と記憶部に記憶された情報とが照合され、パレットPの形式が特定される。
図8(a)または図8(b)に示すように、一対の可動ガイド27またはフォーク44の間隔を自動調整する間隔調整機構100が用いられる。そして、制御装置は、パレットPの形式が特定されると、そのパレットPに応じた一対の可動ガイド27またはフォーク44の間隔になるように間隔調整機構100を作動させる。
図8(a)に示す間隔調整機構100は、ガイドレール101、このガイドレール101と平行に配設されるとともに螺旋の向きが逆方向となるねじ部が両端側に設けられたねじ軸102、およびこのねじ軸102を正逆回転駆動するモータ103を備えている。さらに、ねじ軸102の各端部側のねじ部に螺合するスライドブロック104、および各スライドブロック104をガイドレール101に沿ってスライド可能に支持する例えばころ等のスライド部材105を備え、各スライドブロック104に可動ガイド27(またはフォーク44)が設けられている。そして、モータ103の例えば正転で一対の可動ガイド27(またはフォーク44)が互いに接近移動し、例えば逆転で一対の可動ガイド27(またはフォーク44)が互いに離反移動し、一対の可動ガイド27(またはフォーク44)の間隔を自動調整する。
また、図8(b)に示す間隔調整機構100は、フォーク44(または可動ガイド27)をスライド可能に支持するガイドレール106、および各フォーク44(または可動ガイド27)をガイドレール106に沿って移動させるシリンダ107を備えている。さらに、ガイドレール106に沿ってスライド可能とするとともにシリンダ107の進退するロッドが連結されたスライドブロック108を備え、各スライドブロック108にフォーク44(または可動ガイド27)が設けられている。なお、図8(b)には、左側のフォーク44(または可動ガイド27)を移動させる左側用のシリンダ107のみが図示され、右側のフォーク44(または可動ガイド27)を移動させる右側用のシリンダは、左側用のシリンダ107の奥側に配置されていて図示されていない。そして、左側用のシリンダ107の右側用のシリンダで一対のフォーク44(または可動ガイド27)を接近移動または離反移動させ、一対のフォーク44(または可動ガイド27)の間隔を自動調整する。
なお、記憶部には、各パレットPに対応する可動ガイド27またはフォーク44の調整機構の作動情報が記憶されている。なお、記憶部には、各パレットPの高さに応じた昇降部14の作動情報が記憶されてもよい。
さらに、手動調整の場合には、例えば図8(a)のモータ103をハンドルに変更するなど、駆動源を手動に変更してもよい。
また、フォーク44とフォーク移動機構45とには、伸縮可能なフォークと、そのフォークに伸縮動作を行なわせてフォークを移動させる移動機構とを採用してもよい。
また、パレット処理装置10の構成は、上述したパレットディスペンサ(パレット段ばらし装置)への適用に限らず、外部から搬入されるパレットPを複数段に段積みするパレット段積み装置にも使用できる。
パレット処理装置10をパレット段積み装置に使用する場合、パレット段済み動作でのパレットPの動きは、上述したパレット段ばらし動作でのパレットPの動きとは逆となる。
ここで、図7にパレット段ばらし動作を示すが、この図7を参照してパレット段積み動作を説明する。
まず、図7(g)(f)の順の状態のように、昇降体70が最下降位置(図7に示すL1の高さ位置)に下降し、搬送部15によってパレットPをパレット収納部12の所定位置に搬入する。このとき、パレット収納部12には既にいくつかのパレットPが段積みされているものとし、最下段のパレットPに差し込まれているフォーク44によって段積み状態のパレットPを支持しているものとする。
続いて、図7(e)の状態のように、昇降体70が中低位置(図7に示すL2の高さ位置)に上昇し、昇降体70上のパレットPをフォーク44上のパレットPに合体し、昇降体70で全てのパレットPを支持する。
続いて、図7(j)の状態のように、フォーク44をパレットPから抜き外す。
続いて、図7(i)(h)の順の状態のように、昇降体70が中高位置(図7に示すL3の高さ位置)に上昇し、フォーク44を最下段のパレットPに差し込み。
その後、図7(g)の状態に戻り、次に搬入されるパレットPの段積み動作に移行する。
したがって、パレット段積み動作は、図7(g)(f)(e)(j)(i)(h)の順に繰り返し行なわれる。
そして、所定数のパレットPの段積みが完了した後は、図7(c)(b)(c)の順の状態のように、昇降体70を最上昇位置(図7に示すL4の高さ位置)に上昇させ、段積み状態のパレットPのフォークリフトのフォーク90で取り出す。あるいは、段積み状態のパレットPを搬送部15上に移載し、所望の場所に搬送してもよい。
そして、パレット処理装置10をパレット段積み装置に使用する場合にも、上述した作用効果が得られる。
10 パレット処理装置
12 パレット収納部
14 昇降部
20 開口部
21 パレットガイド
25 保持部
27 可動ガイド
40 フォーク装置
41 支持ローラ
42 フォーク先側支持部
44 フォーク
45 フォーク移動機構
70 昇降体
A1 パレット支持位置
A2 退避位置
P パレット

Claims (5)

  1. パレットを収納するパレット収納部と、
    前記パレットを貫通する長さを有するフォーク、およびこのフォークの基端側を支持するフォーク移動機構を備え、前記フォーク移動機構は、前記フォークの先側が前記パレットを貫通するパレット支持位置と前記パレットから退避する退避位置との間で、前記フォークを前記パレットに対して進退移動させるフォーク装置と、
    前記パレット支持位置で前記パレットを支持する前記フォークの先側を支持するフォーク先側支持部と
    前記フォークを移動可能に支持するとともに、前記フォークが前記パレットを支持する前記パレット支持位置で前記フォークの基端側を支持し、前記フォークが前記パレットから退避する退避位置で前記フォークの先側を支持する支持ローラとを備え、
    前記支持ローラは、前記パレット収納部を挟んで前記フォーク先側支持部と反対側に固設されている
    ことを特徴とするパレット処理装置
  2. パレットを収納するパレット収納部と、
    前記パレットを貫通する長さを有するフォーク、およびこのフォークの基端側を支持するフォーク移動機構を備え、前記フォーク移動機構は、前記フォークの先側が前記パレットを貫通するパレット支持位置と前記パレットから退避する退避位置との間で、前記フォークを前記パレットに対して進退移動させるフォーク装置と、
    前記パレット支持位置で前記パレットを支持する前記フォークの先側を支持するフォーク先側支持部と、
    前記パレット収納部に収納された最下段の前記パレットの下面を支持して前記パレットを昇降させる昇降体を有し、前記昇降体の上昇時には前記昇降体の上端が前記フォーク先側支持部よりも上方に上昇可能とする昇降部を備え
    前記昇降体は、前記フォーク先側支持部側から前記パレット収納部に収納された前記パレットを、前記昇降体の上端が前記フォーク先側支持部よりも上方に位置した状態で支持する
    ことを特徴とするパレット処理装置。
  3. 前記昇降体の上端が前記フォーク先側支持部よりも上方に位置する最上昇位置から中低位置に下降し、前記パレット収納部に段積みされた前記パレットの下から2段目の前記パレットに前記フォークを差し込み、
    前記昇降体が前記中低位置からさらに下降した最下降位置に下降して、最下段の前記パレットが前記パレット収納部から搬出され、
    前記昇降体が前記最上昇位置と前記中低位置の間の高さの中高位置に上昇して前記パレットを支持した後に前記フォークを退避させ、
    前記昇降体が前記中低位置に下降し、前記パレット収納部に段積みされた前記パレットの下から2段目の前記パレットに前記フォークを差し込み、
    引き続き、前記昇降体が前記最下降位置、前記中高位置、前記中低位置と昇降する動作と、前記フォークの進退移動とが実行されることで、段積みされた前記パレットが最下段から順に前記パレット収納部から搬出される
    ことを特徴とする請求項2記載のパレット処理装置。
  4. 前記フォーク先側支持部を保持する保持部を備え、
    前記フォーク先側支持部が前記保持部に対して着脱可能である
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載のパレット処理装置。
  5. 前記パレット収納部の周囲の4方のうち、1方を開口部として、残りの3方を囲むパレットガイドと、
    前記開口部の下側に配設され、前記パレットガイドの前記開口部側の両端位置を保持する保持部とを備え、
    前記フォーク先側支持部は、前記保持部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載のパレット処理装置
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