JP7032318B2 - 状態インジケータを有するラッチ機構 - Google Patents

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Description

この出願は、2016年3月3日に出願された、「状態インジケータを有するラッチ機構」と題する米国仮特許出願第62/303,112号に関連し、その優先権の利益を主張する。この米国仮特許出願の内容は参照により全体として本明細書に組み込まれる。
本発明は、ラッチ掛け装置に概ね関するものであり、さらに詳細には、ドア、パネルなどの第1の部材をドア、パネルまたはフレームなどの第2の部材に対して閉鎖位置に固定するためのラッチ掛け装置に関する。
閉鎖位置にあるドア、パネルなどの第1の閉鎖部材をドア、パネルまたはフレームなどの対応する第2の閉鎖部材に対して固定する際に使用するためのさまざまなタイプのラッチ掛け装置が知られている。いくつかのタイプには、ラッチ掛けのために閉鎖部材に係合するように作動する爪または類似のラッチ掛け部材が組み込まれる。
特定の用途では、機構がラッチ掛け状態にあるかラッチ掛け解除状態にあるかを知ることが望ましい。例えば、長距離バスまたは列車の荷室のドアを固定するのに使用されるラッチを、例えば、旅行を始める前に点検することがある。ラッチが適切にロックされていない場合、旅客の保管中の荷物は、誤って紛失されることがある。移動中に荷室のドアが開いている場合、荷物が旅行中に盗難されることがある。保管室が適切に保護されず、注意を払われない状態で放置される場合にも同じことがあり得る。
本発明の一態様では、ハウジング、キャップ及び少なくとも1つのインジケータを備えるラッチ機構が提供される。キャップは、中心軸を含み、ラッチ掛け位置とラッチ掛け解除位置との間の中心軸周りでハウジングに対して選択的な回転運動のために取り付けられてもよい。キャップが少なくとも1つのインジケータの少なくとも一部を覆うように、キャップとハウジングとの間に少なくとも1つのインジケータを介在させてもよい。少なくとも1つのインジケータはこのほか、キャップがラッチ掛け位置からラッチ掛け解除位置に回転されるときに、キャップに対して中心軸から半径方向に移動するように取り付けられてもよく、その結果、キャップは少なくとも1つのインジケータの一部を覆うことがなくなる。
本発明のここに挙げた態様及び特徴をはじめとする態様及び特徴は、添付の図面を参照して、その例示的実施形態を詳細に記載することにより、当業者にさらに明らかになるであろう。
本発明の一実施形態による、ラッチ掛け状態のラッチ機構及びキーの側面図。 ラッチ掛け解除状態の図1aのラッチ機構及びキーの側面図。 ラッチ掛け状態の図1aのラッチ機構及びキーの上面斜視図。 ラッチ掛け解除状態の図1aのラッチ機構及びキーの上面斜視図。 ラッチ掛け状態の図1aのラッチ機構の上面図。 ラッチ掛け解除状態の図1aのラッチ機構の上面図。 図1aのラッチ機構のキャップの上面斜視図。 図1aのラッチ機構のキャップの底面斜視図。 図1aのラッチ機構のハウジングの上面斜視図。 図1aのラッチ機構のハウジングの底面斜視図。 図1aのラッチ機構のインジケータの上面図。 半透明のキャップとインジケータを有する図1aのラッチ機構の2つのインジケータとハウジングの上面図。 半透明のハウジングフランジ及びインジケータを有する図1aのラッチ機構の上部の側面図。 図1aのラッチ機構のキャップ、ハウジング及びインジケータの側面図。 図8aのキャップ、ハウジング及びインジケータの側面図の断面図。 半透明キャップ、インジケータ及びベース部分を有するラッチ掛け状態の図1aのラッチ機構の上面図。 半透明のキャップ、インジケータ及びベース部分を有するラッチ解除状態の図1aのラッチ機構の上面図。 本発明の第2の実施形態によるラッチ掛け状態のラッチ機構の上面図。 さまざまな角度位置にあるラッチ機構のキャップを示す、図10のラッチ機構の上面図。 さまざまな角度位置にあるラッチ機構のキャップを示す、図10のラッチ機構の上面図。 さまざまな角度位置にあるラッチ機構のキャップを示す、図10のラッチ機構の上面図。 本発明の第3の実施形態によるラッチ掛け解除状態のラッチ機構の等角図。 ラッチ掛け状態の図12aのラッチ機構の等角図。 ラッチ掛け解除状態の図12aのラッチ機構の上面図。 図12aのラッチ機構の部分組立品の分解図。 図12aのラッチ機構のキャップの上側等角図。 図14aのキャップの上面図。 ライン14c‐14cに沿った図14bのキャップの断面図。 ライン14d‐14dに沿った図14bのキャップの断面図。 図14aのキャップの側面図。 図14aのキャップの底面図。 図12aのラッチ機構のハウジングの底側等角図。 図15aのハウジングの上面図。 ライン15c‐15cに沿った図15bのハウジングの断面図。 ライン15d‐15dに沿った図15bのハウジングの断面図。 図15dのハウジングの詳細図。 図15bのハウジングの詳細図。 図15aのハウジングの側面図。 図15aのハウジングの底面図。 図12aのラッチ機構のインジケータの上側等角図。 図16aのインジケータの上面図。 図16aのインジケータの側面図。 図16aのインジケータの底面図。 図12aのラッチ機構のインジケータデカールの上側等角図。 図17aのインジケータデカールの上面図。 図17aのインジケータデカールの側面図。
ここで、本発明を例示的実施形態及びその変形形態を参照して説明する。本発明は、特定の実施形態を参照して本明細書に図示され説明されているが、図示され説明された詳細に限定されることを意図するものではない。むしろ、本発明から逸脱することなく、特許請求の範囲の均等物の範囲及び領域内の細部にさまざまな変更を加えることができる。
本発明の種々の実施形態によれば、互いに対して回転するように構成され、1つ以上のインジケータを、例えばラッチ機構が解除状態であるときに延びる翼形状にするハウジングとキャップとを備えるラッチ機構が提供される。インジケータの引き出し開始位置は、ラッチ掛けされるときキャップ及び/またはハウジングの中心軸に近づき、キャップがラッチ掛け解除状態になるように回転するときに半径方向に延びてもよい。インジケータは、例えば、キャップの最初の5度の回転内で、直ちに旋回するか、さもなければ半径方向外側に移動して完全拡張位置に到達し、キャップがラッチ掛け解除状態になるまでの残りの回転の間、完全拡張位置に留まってもよい。例えば、キャップを180度回転させるとラッチ機構のロックを解除することになる場合、インジケータは、キャップの最初の5度のロック解除回転内に延び、残りの175度の回転の間に完全拡張位置に維持されてもよい。インジケータが、その完全拡張位置に到達し、キャップの回転のできるだけ多くの部分の間にこの位置を維持するようにラッチ機構を構成して、インジケータが「誤ってロックされた」状態にあるという印象を排除することが好ましい。「誤ってロックされた」状態では、インジケータが収縮しているが、ラッチは完全には閉じていない。インジケータは、ラッチが完全には閉じていないことを操作者に警告するために、少なくとも5メートル離れたところで概ね視認できる明るい赤色のような色で色分けされてもよい。このことは、列車又は移動する車両のような輸送用途では重要な意味を持つ可能性がある。バネをはじめとする付勢手段を随意にではあるが、インジケータの作動を容易にするためにいくつかの実施形態に含んでもよい。インジケータの動きは、キャップの回転によって完全に制御されてもよく、ハウジングの幾何学的形状によって制御されてもよい。このため、インジケータは、例えば、キャップまたはハウジングに対して固定された軸を中心に旋回してもよい。
ここで図1a、図1b、図2a及び図2bを参照すると、本発明の第1の実施形態によるラッチ機構20が、ラッチ機構20をラッチ掛け状態とラッチ掛け解除状態との間で作動させるキー22の形態のドライバと組み合わせて設けられる。当業者には理解されるであろうように、他の駆動手段を使用して、本発明の種々の実施形態に従って作製されたラッチ機構を作動させてもよい。例えば、安全性が懸念されない用途では、ドライバは、ラッチ機構に取り付けられたハンドルまたはノブであってもよい。ラッチ機構20は、キー22及びハウジング26を受容するように構成されたキャップ24をさらに備えてもよい。キャップ24は、例えば、ハウジング26に対して回転運動するように取り付けられてもよい。1つ以上のインジケータ28を、ハウジング26の第1の端部34にてキャップ24とハウジング26との間に介在させてもよい。
本発明によるラッチ機構は、単純なカムラッチのような種々のタイプのラッチの形態で設けられてもよい。ラッチの内部の特徴は、爪の軸方向運動及び/または回転運動を可能にしてもよい。本発明の一実施形態では、ラッチ機構は、米国特許第6,640,592号に記載されたラッチのようなカムラッチの形態で設けられてもよい。この米国特許の内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。例えば、ハウジング26の対向する第2の端部35は開口部を備えてもよく、ハウジング26内に少なくとも部分的に位置決めされたシャフト30が開口部を貫通して延びてもよい。シャフト30は、キャップ24に動作可能に接続されてもよい。爪32を、ネジ36のような固定手段を用いてシャフト30の端部に取り付けてもよい。ハウジング26の外面は、外面の一部に沿って、途中までネジ山を備えてもよい。ハウジング26の外面のネジ山は、ハウジング26の外面に形成された2つ以上の平坦部、好ましくは少なくとも4つの平坦部によって中断されてもよい。ハウジング30の外面に形成された平坦部は、ラッチ20がドアまたはドアのフレームのような閉鎖部材に設置されると、キー22がキャップ24を回すために使用されるとき、ハウジング26の回転を防止する。ハウジング26の外面上の途中までのネジ山は、ラッチ20がドアまたはドアのフレームのような閉鎖部材に設置されると、(図示しない)ナットによって係合されてラッチ20を定位置に固定する。
カムラッチは、少なくとも1つのカムスロットを有する(図示しない)カムを備えてもよい。カムは、キャップ24の回転に応じてラッチ掛け状態からラッチ掛け解除状態に回転するように、ハウジング26内に回転可能に支持されるほか、キャップ24に動作可能に接続されてもよい。シャフト30は、カムスロット内に配置されたカム従動子を備えてもよい。このカム従動子は、シャフト30と爪32が一致して回転し、このほか、キャップがラッチ掛け解除位置とラッチ掛け位置との間で移動するのに伴い、ハウジング26の第2の端部35から軸方向に離れるように、構成されてもよい。
ラッチ機構がラッチ掛け状態にあるかラッチ掛け解除状態にあるかを示すために、1つ以上のインジケータ28は、収縮状態と拡張状態との間で交互に切り替わる。例えば、図3aに示すように収縮状態では、キャップ24がインジケータ28を覆う関係にあるため、インジケータ28は実質的に見えない。このため、インジケータの収縮状態は、ラッチ機構のラッチ掛け状態に対応する。キャップ24は、正方形の雄部分38を備える。この雄部分は、ほぼ同じ正方形の形状を有するキー22の対応する雌部分と嵌合する。当業者には理解されるであろうように、キャップ及びキーの嵌合部分の雄部分及び雌部分及び形状は、入れ替わってもよく、あるいは多数の形状、例えば、三角形、六角形、十字形などで設けられてもよい。これとは別に、キャップはこのほか、歯付きキーを受容するためのロックプラグを備えてもよい。図3bに示すように、キャップ24は、ラッチ掛け解除状態まで約180度回転し、インジケータ28をキャップ24の外周の外側に延ばし、その結果、インジケータ28の少なくとも一部が見えるようになる。
インジケータの見えるようになった部分は、拡張したときのインジケータが容易に認識できるように、キャップの色とは異なる色を備えることが好ましい。このため、インジケータの一部は、視覚強調機能を備える。視覚強調機能は、色、光、反射体をはじめとする、インジケータの視覚化を向上させる任意のインジケータ手段であり得る。反射面が、夜間、例えば、懐中電灯を使用する長距離バスの運転手または列車検査員が反射インジケータの存在または不在のいずれかを迅速に観察し、1つ以上のコンパートメントがラッチ掛けされているかラッチ掛け解除されているかを判断できる夜間に特に有益である。
例えば、図6の実施形態では、インジケータ28は、ベース部分48と着色インサート50とを備え、着色インサート50は、キャップとは異なる色に着色され、拡張位置において視認可能であるインジケータの一部を備える。本発明によるラッチ機構には、インジケータの少なくとも一部が拡張位置にあることをユーザが容易に認識できるようにするために他の手段を組み込んでもよい。例えば、インジケータは、LEDなどのライトを備えてもよく、あるいはインジケータの少なくとも一部に蛍光性または燐光性の塗料を塗布して、拡張された位置で明るくなるようにしてもよい。この実施形態での拡張位置は、ラッチ掛け解除状態に対応する。しかし、必要に応じて、インジケータの位置とラッチ機構のラッチ掛け状態及びラッチ解除状態との間の相関を入れ替えてもよい。
キャップが回転したときに1つ以上のインジケータを収縮位置から拡張位置に移行させるために、本発明の一実施形態は、ハウジング26のフランジ部44の上面に1つ以上の溝46を備えてもよい。図7a~図9bを参照すると、キャップ24は、ハウジング26のフランジ部44の上面に対向する関係にある底面40を備えてもよい。インジケータ28は、上面と底面40との間に介在してもよい。インジケータがキャップ24とともに回転するように、1つ以上の突出部42が、キャップ24の底面40からインジケータ28の一端の対応する孔を通って延びてもよい。いくつかの実施形態では、突出部は、キャップの底面に成形されてもよい、即ち、キャップと一体化されてもよい。他の実施形態では、突出部は、例えば、キャップ及びインジケータの一端を通って挿入される別個のピンの形態で設けられてもよい。インジケータ28のハウジング26の上面に隣接する側は、そこから延びるペグ52を備えてもよい。ペグ52は、ハウジング26の上面の溝46のうちの1つの中に位置決めされてもよい。本発明のいくつかの実施形態は、複数のインジケータを備えてもよい。各インジケータは、ハウジングの上面にそれぞれの溝を有する。ラッチ機構は、製造及び組み立てが容易な左右対称の設計を提供するために2つのインジケータを備えることが好ましい。
ここで図9a及び図9bを具体的に参照すると、キャップ24がハウジング28に対して反時計回りに回転するとほかにも、インジケータがキャップ24と共に反時計回りに回転する。溝46は傾斜部54を含む。溝46内に位置決めされるインジケータ28のペグ52は、傾斜部54に沿って摺動し、回転中のキャップ24の突出部42を中心としてインジケータ28を旋回させる。インジケータ28は、傾斜部54の端部に到達すると、完全拡張位置にあり、キャップ24が約180度回転するまでキャップ24と共に回転を続ける。ペグの位置は、インジケータがキャップの突出部を中心に旋回するときの回転角度を最大にするために、インジケータの孔のできるだけ近くに配置されることが好ましい。
当業者には理解されるであろうように、溝46の構成は、例えば、インジケータの収縮位置から拡張位置への移行が迅速なものではなくなるように傾斜部54の角度を変化させることによって変更してもよい。また、溝46の向きを逆にして、キャップを時計方向に回転させたときにインジケータが延びるようにしてもよい。これにより、ラッチ掛け状態及びラッチ掛け解除状態での所望の指示及びラッチ機構のラッチの回転方向に応じて、左または右のラッチのいずれかに組み込まれる適切な状態インジケータの選択が可能になる。ハウジングのフランジの底部からキャップの上面までの高さは、小さい外形のヘッドを有するラッチ機構を提供するためにできるだけ低いことが好ましい。このほか、ハウジングフランジに比較的深い溝を設けることが好ましい。ペグはこのほか、ラッチの作動中にペグが溝内に位置決めされたままであり、ペグが溝から外れるリスクがないように、溝の深さ及び幅とほぼ同じである充分な高さ及び厚さを有するように構成される必要がある。ほかにも、各インジケータがそれぞれの溝内にある2つのインジケータを備える上記のような左右対称の設計を、インジケータがキャップの回転中に同期して延びるように構成してもよい。インジケータが作動時にキャップの全周に実質的に延在するように配置された2つ以上のインジケータを備え、その結果、ラッチのラッチ掛け解除状態がインジケータの露出部分から容易に認識されるようにすることが好ましい。インジケータはこのほか、インジケータの拡張位置がラッチ機構の側面から認識されるように、キャップの中心軸に対してある角度をなして延びてもよい。
本発明によるラッチ機構の別の実施形態を図10~図11cに提供する。第1の実施形態と同じように、キャップ124がインジケータ128を覆う関係になるように、少なくとも1つのインジケータ128をキャップ124とハウジングとの間に介在させてもよい。キャップ124はこのほか、キャップ124の回転のためにキーの対応する雌部分と嵌合するための正方形の雄部分138を随意に備えてもよい。しかし、第2の実施形態では、インジケータ128はキャップ124と共に回転しない。突出部142は、ハウジングの上面からインジケータ128内の対応する孔を通って上方に延びる。インジケータ128は、キャップ124の回転中に突出部142を中心に旋回する。キャップ124は、ラッチ機構がラッチ掛け状態にあるとき、インジケータ128のノッチ153内にある半径方向延伸ピン152を備える。キャップ124が反時計回りに回転すると、ピン152はキャップ124と共に回転し、インジケータ128を付勢して、キャップ124の中心軸から離れた突出部142を中心として回動する。ピン152はインジケータ128のカム面154に沿って摺動し続けて、好ましくは約180度かそれ以下の角度だけ回転した後にキャップを完全に開いたラッチ掛け解除位置に回転させている間にインジケータを拡張位置に保持する。
いくつかの実施形態では、インジケータ128の孔とは反対側の先端は、キャップ124またはハウジングの一部に衝突して、インジケータ128が過度に拡張しないようにしてもよい。キャップ124が時計回り方向に180度回転して戻ったとき、ピン152はノッチ153と嵌合することになり、ピン152に隣接するキャップ124の隆起領域200はインジケータ128の端部を押し、インジケータ128を付勢して、ラッチ掛け状態にあるその元の収縮位置に戻すことになる。
他の実施形態では、図10~図11cのラッチ機構は、キャップ用のワッシャ形状のカバーをさらに備えてもよい。カバーは、キャップの回転中に固定されたままであり、適切な形状及び深さを有するドライバのみによってアクセス可能な中央雄部分138を露出させるだけで、安全性をさらに提供してもよい。
本発明によるラッチ掛け機構220の別の代替の実施形態が、図12a~図17cに提供される。この代替実施形態は、図1a~図9bの第1の実施形態と実質的に類似する。第1の実施形態と同じように、キャップ224がインジケータ228を覆う関係にあるように、少なくとも1つのインジケータ228をキャップ224とハウジング226との間に介在させてもよい。キャップ224はこのほか随意に、キャップ224の回転のためのキーの対応する雌部と嵌合する正方形の雄部238を備えてもよい。
第1の実施形態と図12a~図17cに示す第3の実施形態との間にはいくつかの相違点がある。図12a~図17cに示す第3の実施形態では、各インジケータ228は、キャップ224の底面の対応する孔242(図14f)に旋回可能に挿入された突出部244(図16a)を備える。対照的に、第1の実施形態では、突出部42が、キャップ24の底面40から、インジケータ28の一端の対応する孔を通って延びる。各インジケータ228はこのほか、ハウジング226の上面247の(溝46のような)溝246の1つの内部に位置決めされる(ペグ52のような)ペグ252を備える。
ステッカー又はデカール260(図17a~17c)を、インジケータ228の上面251上に位置決めする。デカール260は、突出部244全体に嵌合する穴261を備える。インジケータ28と同じように、デカール260は、拡張したときのインジケータ228が容易に認識できるように、キャップ224の色とは異なる色である。デカール260の代わりに、インジケータ228の上面251が、キャップ224とは異なる色で塗装されることがあり得る。
上記の相違点にもかかわらず、インジケータ228のほか、ラッチ掛け機構220全体の動作は、インジケータ28及びラッチ掛け機構20の動作と概ね同じである。
図1a~図9bのラッチ掛け機構20と同じように、ラッチ掛け機構220は、米国特許第6,640,592号に記載されたラッチと類似するカムラッチ280を備える。カムラッチ280は、カム282、制御スリーブ284、(シャフト30のような)シャフト286の形態のカム従動子、クロスピン288及びバネ290を備える。
カム282は、カム282がキャップ224と共に回転するように、キャップ224の底面側のスロットに係合する上端から延びる突起283を備える。カム282はこのほか、周回する外面上に形成される1つ以上のカムスロット285を備える。
制御スリーブ284は、制御スリーブ284のハウジング226に対する回転が固定されたままであるように、ハウジング226の底部内側のスロット293(図15d)と係合する下端部から延びる突起291を備える。制御スリーブ284はこのほか、周回する外面上に形成された1つ以上のスロット287を備える。各スロット287は、軸方向に延びるスロット部287aと、周方向に延びるスロット部287bとを備える。
ラッチ掛け機構220の組み立てられた形態では、クロスピン288は、シャフト286の横方向の穴、制御スリーブ284の(少なくとも1つの)スロット287及びカム282の(少なくとも1つの)カムスロット285を通って嵌合される。クロスピン288の自由端は、ハウジング226の内面に形成された周方向凹部289(図15e)に位置決めされる。バネ290は、カム282のほか、カムラッチ280をラッチ掛け解除状態に向けて付勢するように構成される。
ここで、ドアまたは閉鎖部材を含むアセンブリの一部として設置されたときのラッチの動作について説明する。キャップ224が回転すると、スリーブ状のカム282は、キャップ224と同一の方向に回転駆動されることになる。カム282が回転すると、クロスピン288が動くが、その動きが軸方向であるか回転方向であるかは、ピン288の端部が、動作制御スリーブ284の軸方向スロット部分287aにあるか周方向スロット部分287bにあるかに左右される。
ラッチ掛け位置にあるとき、キャップ224は時計回りの終点位置にあり、クロスピン288の両端部は、動作制御スリーブ284の軸方向スロット部分287aを通って、軸方向スロット部分287aの端部の近傍に位置決めされる。さらに、クロスピン288のシャフト286の両側から突出する部分は、カム282のカムスロット285と同時に係合する。キャップ224の時計回りの回転の終端では、クロスピン288の突出部分は、カム282の近位端(即ち、キャップ224に最も近い端部)に最も近いカムスロット285の端部に最も近く位置決めされる。カムスロット285のそれぞれのピッチは、カムスロット285に沿った位置とカム282の近位端との間の軸方向距離、即ち、カム282の長手方向軸に平行な方向に測定された距離が、カム282の近位端に最も近いカムスロットの端部から始まって、時計方向に増大するようなピッチである。
閉鎖部材を(例えば)ドアフレームからラッチ掛け解除するために、キャップ224を反時計方向に回転させる。これを実施すると、キャップ224及びカム282が一体となって回転する。クロスピン288は、その反対側の端部が静止動作制御スリーブ284の軸方向スロット部分287a内にあるため、回転移動することができない。その結果、カム282が反時計方向に回転すると、ピン288の反対側の端部が対向するカムスロット285に追従し、その結果、ピン288、ひいてはシャフト286及び爪299(図12b)がシャフト286の長手方向軸に平行な方向にハウジング226の上端部247から離れるように移動することになる。シャフト286及び爪299の軸方向移動、即ち、ハウジング286の上端247及びドアフレームから離れる移動は、ピン288の端部が周方向スロット部分287bに到達するまで続く。
キャップ224及びカム282が一体となって(例えば)約120度回転した後、クロスピン288は、動作制御スリーブ284の近位端から軸方向に離れるように移動して、ここでは対向する周方向スロット部分287bと一直線上に並ぶ。ピン288の端部が対向する周方向スロット部分287bに沿って移動すると、キャップ224及びカム282がさらに回転して、クロスピン288、シャフト286及び爪299の回転運動を引き起こす。このようにして、爪299はドアフレームとの位置合わせ状態から外れて移動し、約60度の回転の後に、閉鎖部材またはドアはドアフレームから完全にラッチ掛け解除される。キャップ224はここでは、その完全なラッチ掛け位置に対して(例えば)約180°回転している。
ラッチ掛け動作は、ここで説明したラッチ掛け解除動作を単に逆にした動作である。ラッチ掛け動作では、キャップ224が時計回りに回転すると、クロスピン288の反対側の端部が周方向スロット部分287bに沿って時計回り方向に移動し、シャフト286がその長手方向軸を中心に時計回り方向に回転する。次に、クロスピン288が軸方向スロット部分287aに到達すると、クロスピン288が動作制御スリーブ284の近位端に向かって軸方向に並進する。このような連続的な動きは、クロスピン288の端部が軸方向スロット部分287aの縁部に当接するまで、クロスピン288の端部を周方向スロット部分287bに沿って時計方向に付勢する、カムスロット285の壁によって引き起こされる。その後、カムスロット285の壁が、クロスピン288の端部を、軸方向スロット部分287aに沿って動作制御スリーブ284の近位端に向かって軸方向に付勢する。このため、カム282と動作制御スリーブ284とは協働して、キャップ224のラッチ掛け方向または時計回り方向の回転運動に応じて、シャフト286の回転運動及び軸方向運動を一連の動作にて順次引き起こす。
ラッチ掛け機構20及び220は、本明細書に図示及び説明されるカムラッチ280に限定されないことを理解されたい。言い換えれば、本明細書で説明されるインジケータ、キャップ及びハウジングは、他のラッチ様式と共に利用されてもよい。例えば、(少なくとも1つの)インジケータは、例えば米国特許第4,583,775号または第6,640,592号に開示されている雄ねじ付きロッドを有する調節可能なグリップラッチと共に使用してもよい。この2件の米国特許はそれぞれ、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。本明細書に記載される(少なくとも1つの)インジケータは、例えば、PCT国際特許公開第WO2017/011443号に開示される、雌ねじ付きシャフトを有する最小突起固定グリップラッチとともに使用してもよい。この国際特許も参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。さらに別の例として、本明細書に記載された(少なくとも1つの)インジケータは、例えば、米国特許第8,336,931号に開示されている(非プルアップ式の)非圧縮カムラッチと共に使用してもよい。この米国特許は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。標準的な非圧縮タイプのカムラッチでは、爪は平行移動せずにラッチ掛け位置とラッチ掛け解除位置との間を枢動する。
本実施形態では、ラッチ機構の構成要素は、好ましくは、金属及び金属合金材料からなるが、必要に応じて、プラスチック、アルミニウムまたは亜鉛などの他の適切な材料を使用することもできる。さらに、本実施形態では、閉鎖部材は、木材または金属などの任意の適切な材料で構成することができ、厚さを変えることができる。
本発明の好適な実施形態が本明細書に示され説明されてきたが、そのような実施形態は単なる例示として提供されることが理解されよう。本発明の主旨から逸脱することなく、多くの変形、変更及び置換が当業者に想起されるであろう。このため、添付の特許請求の範囲は、本発明の主旨及び範囲内に入るそのような全変形例を包含することが意図される。

Claims (19)

  1. ハウジングと、
    中心軸を有し、ラッチ掛け位置とラッチ掛け解除位置との間の前記中心軸を中心としたハウジングに対する選択的回転運動のために取り付けられるキャップであって、平行移動せずに前記ラッチ掛け位置と前記ラッチ掛け解除位置との間で回転するよう構成された、キャップと、
    前記キャップが少なくとも1つのインジケータの少なくとも一部を覆う関係になるように前記キャップと前記ハウジングとの間に介在した少なくとも1つのインジケータであって、前記少なくとも1つのインジケータは、前記キャップが前記少なくとも1つのインジケータの一部を覆わなくなる関係になるように前記キャップが前記ラッチ掛け位置から前記ラッチ掛け解除位置に回転するときの前記キャップに対する前記中心軸から外側への半径方向運動のために取り付けられる、インジケータと、
    を具備するラッチ機構。
  2. 前記キャップは、前記キャップを前記ラッチ掛け位置から前記ラッチ掛け解除位置に回動させるドライバを受容するように構成される、請求項1に記載のラッチ機構。
  3. 前記少なくとも1つのインジケータは、前記キャップが前記ラッチ掛け位置と前記ラッチ掛け解除位置との間で回転すると、前記少なくとも1つのインジケータが少なくとも1つの突出部を中心に旋回するように、前記キャップに取り付けられる、請求項1に記載のラッチ機構。
  4. 前記ハウジングは、第1の端部と第2の端部とをさらに備え、前記ハウジングの前記第2の端部は開口部を有し、前記ハウジングの前記第1の端部は、前記キャップの底面と向かい合う関係にある上面を有し、前記少なくとも1つのインジケータは、前記上面と前記底面との間に介在する、請求項3に記載のラッチ機構。
  5. 前記上面は少なくとも1つのガイドスロットを備え、前記少なくとも1つのインジケータは、前記少なくとも1つのガイドスロット内に配置されるペグを備え、前記ガイドスロットは、前記キャップの前記ラッチ掛け位置から前記ラッチ掛け解除位置への回転が、前記少なくとも1つのインジケータを、前記キャップの前記中心軸から離れた前記少なくとも1つの突出部を中心として、旋回させるように構成される、請求項4に記載のラッチ機構。
  6. 少なくとも1つのカムスロットを有するカムであって、前記カムは、前記ハウジング内に回転可能に支持され、前記カムは、前記キャップの回転に応じて回転するように前記キャップに結合される、カムと、
    前記ハウジング内に少なくとも一部が位置決めされるシャフトであって、前記シャフトは前記ハウジングの前記第2の端部にて前記開口部を通って延び、前記シャフトは、前記少なくとも1つのカムスロット内に配置される少なくとも1つのカム従動子を有し、前記少なくとも1つのカムスロットは、前記キャップが前記ラッチ掛け解除位置と前記ラッチ掛け位置との間で移動するときに前記シャフトが回転運動し、軸方向に移動するように構成される、シャフトと、をさらに具備する、請求項4に記載のラッチ機構。
  7. 前記少なくとも1つのインジケータの一部は、前記キャップとは異なる色に着色される、請求項1に記載のラッチ機構。
  8. 少なくとも2つのインジケータを具備する、請求項1に記載のラッチ機構。
  9. 前記ハウジングは、第1の端部と第2の端部とをさらに具備し、前記ハウジングの前記第2の端部は開口部を有し、前記ハウジングの前記第1の端部は上面を有し、前記少なくとも1つのインジケータは、そこから延びる少なくとも1つの突出部を有し、前記少なくとも1つのインジケータは、前記キャップが前記ラッチ掛け位置と前記ラッチ掛け解除位置との間で回転するのに伴い、前記少なくとも1つの突出部を中心として旋回する、請求項1に記載のラッチ機構。
  10. 前記ハウジングはカム面をさらに具備し、前記インジケータは、前記キャップが前記ラッチ掛け位置と前記ラッチ掛け解除位置との間で回転して前記少なくとも1つのインジケータを前記少なくとも1つの突出部を中心に旋回させるときに、前記カム面の少なくとも一部に沿って摺動するように構成されるピンをさらに具備する、請求項9に記載のラッチ機構。
  11. 少なくとも1つのカムスロットを有するカムであって、前記カムは、前記ハウジング内に回転可能に支持され、前記カムは、前記キャップの回転に応じて回転するように前記キャップに結合される、カムと、
    前記ハウジング内に少なくとも一部が位置決めされるシャフトであって、前記シャフトは前記ハウジングの前記第2の端部にて前記開口部を通って延び、前記シャフトは、前記少なくとも1つのカムスロット内に配置される少なくとも1つのカム従動子を有し、前記少なくとも1つのカムスロットは、前記キャップが前記ラッチ掛け解除位置と前記ラッチ掛け位置との間で移動するときに前記シャフトが回転運動し、軸方向に移動するように構成される、シャフトと、をさらに具備する、請求項9に記載のラッチ機構。
  12. 前記ハウジングを通って位置決めされるシャフトをさらに具備し、前記シャフトは、前記キャップが前記ラッチ掛け解除位置と前記ラッチ掛け位置との間で移動するのに伴い、回転運動する、請求項9に記載のラッチ機構。
  13. 車両のコンパートメントにドアを固定するラッチ機構であって、
    前記ラッチ機構は、
    前記ドア又は前記コンパートメントのいずれかに接続されるように構成されるハウジングと、
    中心軸を有し、ラッチ掛け位置とラッチ掛け解除位置との間の前記中心軸を中心とした前記ハウジングに対する選択的回転運動のために取り付けられるキャップであって、平行移動せずに前記ラッチ掛け位置と前記ラッチ掛け解除位置との間で回転するよう構成された、キャップと、
    少なくとも1つのインジケータであって、前記キャップが前記ラッチ機構の前記ラッチ掛け位置にて前記少なくとも1つのインジケータの少なくとも一部を覆う関係になるように前記キャップと前記ハウジングとの間に介在し、これにより前記ラッチ機構のユーザに、前記ラッチ機構が前記ラッチ掛け位置にあり、前記ドアが前記コンパートメントに固定されていることを示し、前記少なくとも1つのインジケータは、前記キャップが前記少なくとも1つのインジケータの一部を覆わなくなる関係になるように前記キャップが前記ラッチ掛け位置から前記ラッチ掛け解除位置に回転するときの前記キャップに対する前記中心軸から外側への半径方向運動のために取り付けられ、これにより、前記ラッチ機構の前記ユーザに、前記ラッチ機構が前記ラッチ掛け解除位置にあり、前記ドアが前記コンパートメントに固定されていないことを示す、少なくとも1つのインジケータと、
    を具備する、ラッチ機構。
  14. 前記キャップは、前記キャップを前記ラッチ掛け位置から前記ラッチ掛け解除位置へ回動させるドライバを受容するように構成される、請求項13に記載のラッチ機構。
  15. 前記少なくとも1つのインジケータは、そこから延びる少なくとも1つの突出部を有し、前記少なくとも1つのインジケータは、前記キャップが前記ラッチ掛け位置と前記ラッチ掛け解除位置との間で回転するのに伴って前記少なくとも1つのインジケータが前記少なくとも1つの突出部を中心に旋回するように、前記キャップに取り付けられる、請求項13に記載のラッチ機構。
  16. 前記ハウジングは、第1の端部と第2の端部とをさらに備え、前記ハウジングの前記第2の端部は開口部を有し、前記ハウジングの前記第1の端部は、前記キャップの底面と向かい合う関係にある上面を有し、前記少なくとも1つのインジケータは、前記上面と前記底面との間に介在する、請求項15に記載のラッチ機構。
  17. 前記上面は少なくとも1つのガイドスロットを備え、前記少なくとも1つのインジケータは、前記少なくとも1つのガイドスロット内に配置されるペグを備え、前記ガイドスロットは、前記キャップの前記ラッチ掛け位置から前記ラッチ掛け解除位置への回転が、前記少なくとも1つのインジケータを、前記キャップの前記中心軸から離れた前記少なくとも1つの突出部を中心として旋回させるように構成される、請求項16に記載のラッチ機構。
  18. 前記少なくとも1つのインジケータの一部は、前記キャップとは異なる色で着色される、請求項13に記載のラッチ機構。
  19. 少なくとも2つのインジケータを具備する、請求項13に記載のラッチ機構。
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