JP7029992B2 - 眼科装置の操作端末、眼科検査の方法およびプログラム - Google Patents
眼科装置の操作端末、眼科検査の方法およびプログラム Download PDFInfo
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Description
図1には、眼科装置100が示されている。眼科装置100は、眼底画像の撮影、眼底(後眼部)および前眼部のOCT画像を撮影する機能を有する。この例では、画像の基となる測定データは、遠隔操作用端末300(図2参照)に送られ、そこで眼底撮影画像や眼底のOCT画像といった診断画像が生成される。また、遠隔操作端末300を用いた眼科装置100の遠隔操作が可能である。眼科装置100としては、本実施形態の場合に限定されず、SLO(Scanning Laser Ophthalmoscope)やOCTA(OCT angiography)であってもよい。また、複数の機能を複合化した眼科装置、例えば、OCTとSLOを複合化した眼科装置であってよい。
図2には、眼科装置100の制御系200が示されている。制御系200は、CPU、メモリ回路、インターフェース回路等の各種の電子回路を含むコンピュータにより構成されている。制御系の一部または全部を専用のハードウェアで構成してもよい。
検者は、遠隔操作用端末300を操作し、遠隔操作用端末300から離れた場所に設置された眼科装置100の遠隔操作を行う。遠隔操作用端末300は、コンピュータであり、PCやタブレットにより構成される。勿論、遠隔操作用端末300として専用のハードウェアを用意することもできる。
図3は、眼科装置100にいる撮影を行う場合の手順一例を示すフローチャートである。ここでは、被検眼の眼底OCT画像の撮影を行う場合を例に挙げ説明する。図5の処理を実行するためのプログラムは、適当な記憶領域に記憶され、そこから読み出されて実行される。図5の処理を実行するためのプログラムを記録媒体に記憶させ、そこから提供される形態も可能である。なお、図3には、眼科装置100の側で実行される処理と遠隔操作端末300の側で実行される処理の両方が記載されている。
(1)検者は、被検者から離れた場所にいる。
(2)被検者および検者になるべく負担をかけずに眼科撮影に係る処理を実行する。
(3)必要に応じて検者によるサポートや遠隔操作用端末300を用いた眼科装置100の遠隔操作が可能である。
ステップS103,S107,S110の判定を段階的に行うことで、検者のサポートを被検者それぞれのスキルに応じて行うことができる。すなわち、検者のサポートの必要がない状況では、自動あるいは検者に負担をかけることなく検査が進む。ここで、サポートが必要な段階を3段階で判定することで、被検者へのサポートを適切なタイミングで行なえると共に、検者の負担を抑えることができる。このため、一人の検者で複数の被検者に対応でき、複数の被検者の同時検診が可能となる。また、異なる遠隔地における検診を同時に行なうこと等も可能となる。
遠隔操作用端末300を用いた眼科検査は、複数の眼科装置を同時を可動させた場合にも対応できる。例えば、2台の眼科装置AおよびBがあり、眼科装置Aでは被検者aの検査を行い、眼科装置Bでは被検者bの検査を行う場合を考える。
図4には、同じ室内の離れた位置に遠隔操作用端末300と眼科装置100が配置された状態の一例を示す。図4には、眼科装置100から離れた位置に医師(検者)350の机400があり、その机400の上に電子カルテのソフトウェアがインストールされ、また診断画像の表示、その他作業を行うためのPC(パーソナルコンピュータ)410が置かれている。図4の例では、PC410が遠隔操作用端末300を兼ねている。医師350は、PC410を操作して眼科装置100をコントロール可能である。
眼科装置100とあご載せ台103にあごを載せた被検者が撮影するカメラを用意し、このカメラの撮影画像を、操作インターフェース部303のディスプレイに表示できるようにしてもよい。このカメラの撮影画像を利用することで、第1~第3の報知を受けた後の検者による被検者のサポートがより容易となる。
Claims (7)
- 眼科装置の遠隔操作を行う操作インターフェースと、
前記眼科装置に対する被検者の頭部の位置が適正か否かを判定する判定部と、
前記判定に基づき、検者への報知を行う報知部と
を備え、
前記報知が前記被検者の過去における前記報知の記録に基づいて行われる眼科装置の操作端末。 - 眼科装置の遠隔操作を行う操作インターフェースと、
前記眼科装置に対する被検者の頭部の位置が適正か否かを判定する判定部と、
前記判定に基づき、検者への報知を行う報知部と、
前記被検者のあごを載せるあご載せ台への前記あごの接触を検出する第1のセンサの出力と、前記被検者の額を当てる額当てへの前記額の接触を検出する第2のセンサの出力とを受け付ける通信部と
を備え、
前記判定は、前記第1のセンサの出力および前記第2のセンサの出力の有無に基づいて行われ、
前記判定部は、前記第1のセンサと前記第2のセンサの出力に基づき、前記被検者の前記頭部の位置が適正であると判定された場合であっても、前記眼科装置の光学系の一部である対物レンズを介して撮影した画像中における前記被検眼の瞳の位置が予め定めた位置にない場合に、検眼を行うのに適正でないと判定する眼科装置の操作端末。 - 眼科装置の遠隔操作を行う操作インターフェースと、
前記眼科装置に対する被検者の頭部の位置が適正か否かを判定する判定部と、
前記判定に基づき、検者への報知を行う報知部と、
前記被検者のあごを載せるあご載せ台への前記あごの接触を検出する第1のセンサの出力と、前記被検者の額を当てる額当てへの前記額の接触を検出する第2のセンサの出力とを受け付ける通信部と
を備え、
前記判定は、前記第1のセンサの出力および前記第2のセンサの出力の有無に基づいて行われ、
遠隔操作の対象となる眼科装置が複数あり、
前記通信部は、前記第1のセンサの出力と前記第2のセンサの出力と共に前記第1のセンサおよび前記第2のセンサを備える特定の眼科装置の識別データを受け付け、
前記識別データに基づき、前記特定の眼科装置が前記遠隔操作の対象として自動設定される眼科装置の操作端末。 - 眼科装置に対する被検者の顔の位置を検出するセンサの出力を受け付けるステップと、
前記センサの出力に基づき、前記眼科装置に対する被検者の頭部の位置が適正か否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップに基づき、検者への報知を行う報知ステップと
を備え、
前記報知が前記被検者の過去における前記報知の記録に基づいて行われる眼科検査の方法。 - コンピュータに読み取らせて実行させるプログラムであって、
コンピュータに
眼科装置に対する被検者の顔の位置を検出するセンサの出力を受け付けるステップと、
前記センサの出力に基づき、前記眼科装置に対する被検者の頭部の位置が適正か否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップに基づき、検者への報知を行う報知ステップと
を実行させ、
前記報知が前記被検者の過去における前記報知の記録に基づいて行われるプログラム。 - 眼科装置に対する被検者の顔の位置を検出するセンサの出力を受け付けるステップと、
記センサの出力に基づき、前記眼科装置に対する被検者の頭部の位置が適正か否かを判定する判定ステップと、
前記判定に基づき、検者への報知を行う報知ステップと
を備え、
前記被検者のあごを載せるあご載せ台への前記あごの接触を検出する第1のセンサの出力と、前記被検者の額を当てる額当てへの前記額の接触を検出する第2のセンサの出力とを受け付け、
前記判定ステップは、前記第1のセンサの出力および前記第2のセンサの出力の有無に基づいて行われ、
遠隔操作の対象となる眼科装置が複数あり、
前記第1のセンサの出力と前記第2のセンサの出力と共に前記第1のセンサおよび前記第2のセンサを備える特定の眼科装置の識別データを受け付け、
前記識別データに基づき、前記特定の眼科装置が前記遠隔操作の対象として自動設定される眼科検査の方法。 - コンピュータに読み取らせて実行させるプログラムであって、
コンピュータに
眼科装置に対する被検者の顔の位置を検出するセンサの出力を受け付けるステップと、
前記センサの出力に基づき、前記眼科装置に対する被検者の頭部の位置が適正か否かを判定する判定ステップと、
前記判定に基づき、検者への報知を行う報知ステップと
を実行させ、
前記被検者のあごを載せるあご載せ台への前記あごの接触を検出する第1のセンサの出力と、前記被検者の額を当てる額当てへの前記額の接触を検出する第2のセンサの出力とを受け付け、
前記判定ステップは、前記第1のセンサの出力および前記第2のセンサの出力の有無に基づいて行われ、
遠隔操作の対象となる眼科装置が複数あり、
前記第1のセンサの出力と前記第2のセンサの出力と共に前記第1のセンサおよび前記第2のセンサを備える特定の眼科装置の識別データを受け付け、
前記識別データに基づき、前記特定の眼科装置が前記遠隔操作の対象として自動設定されるプログラム。
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JP2018055793A JP7029992B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | 眼科装置の操作端末、眼科検査の方法およびプログラム |
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Family Applications (1)
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