JP7029372B2 - 積層装置 - Google Patents
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Description
[1]基材にフィルムを積層する装置であって、
上記基材および上記フィルムを減圧状態で押圧する押圧手段と、
上記基材および上記フィルムを一対の搬送用フィルムで狭持し、上記押圧手段に搬送する搬送手段と、を備えており、
上記一対の搬送用フィルムの、互いに重なる長さ方向に沿った端部を部分的に仮接着するクリンピング機構を、上記押圧手段の手前側または上記押圧手段内に有している積層装置。
[2]上記クリンピング機構が、上記一対の搬送用フィルムで狭持された基材の搬送方向長さに対応する、上記一対の搬送用フィルムの長さ方向に沿った端部の複数箇所を仮接着するように構成されている、[1]に記載の積層装置。
[3]上記複数の仮接着箇所が、上記基材の搬送方向長さの半分より搬送方向側の少なくとも1箇所と、基材の搬送方向長さの半分より搬送方向手前側の少なくとも1箇所に設定されている、[2]に記載の積層装置。
[4]上記複数の仮接着箇所が、上記一対の搬送用フィルムの長さ方向に沿った両端部の互いに相対する位置に設定されている、[2]または[3]に記載の積層装置。
[5]上記クリンピング機構による搬送用フィルムの仮接着が、上記一対の搬送用フィルムに凹凸を付与し、上記凹凸の係合によって行われるようになっている、[1]~[4]のいずれかに記載の積層装置。
以下、真空積層手段2、平面プレス手段3、搬送手段1、4について簡単に説明した後、クリンピング機構7について詳細に説明する。
上記真空積層手段2は、搬送用フィルム5,6に狭持された状態で搬送されてきたワーク102を、上部プレート11と下部プレート12との間に位置決めし、密閉空間13内において減圧下で加熱プレスして、基材100の凹凸に沿ってフィルム101を密着追従させるものであり、プレス台14に立設された複数本(図2では、2本しか図示せず)の支柱15と、これら各支柱15にボルト,ナット等の固定器具16で固定された上部プレート11と、上記各支柱15に上下移動可能に取り付けられた下部プレート12等を備えている。この下部プレート12は、ジョイント17を介して油圧シリンダ18に連結されており、この油圧シリンダ18の作動により(ピストンロッド18aの上昇および下降に伴って)上下移動するようになっている。
上記平面プレス手段3(図1に戻る)は、上記真空積層手段2から搬送用フィルム5,6で狭持され搬送されてきた仮積層体103を上下両プレスブロック28,29間に位置決めし、これら上下両プレスブロック28,29で加熱加圧して仮積層体103の表面を平坦化するものである。この実施の形態では、下側のプレスブロック29が、油圧シリンダ30に連結されており、この油圧シリンダ30の作動により昇降するようになっている。
搬送手段1、4(図1に戻る)は、工程の始点に位置する上下の搬送用フィルム繰出し機31,32および、工程にワーク102を搬入するための搬入用コンベア8と、工程の終点に配置された搬送用フィルム巻取り機33,34と、ワーク102等を搬送する搬送用フィルム5,6を工程各所で支承する複数のガイドローラー等と、を備えている。
そして、上記搬送用フィルム繰出し機31,32と真空積層手段2との間に、搬送用フィルム5,6の長さ方向に沿った端部を部分的に仮接着するクリンピング機構7を有している。このクリンピング機構7を設けたことが、本発明の最大の特徴である。
上記搬入用コンベア8から所定間隔で工程に供給された枚葉状のワーク102は、各搬送用フィルム繰出し機31,32から繰り出された上下の搬送用フィルム5,6の間に、所定の間隔で断続的に(間欠的に)挟み込まれて保持され、これら搬送用フィルム5,6の流れ(走行)と同期した状態で、上記各ガイドローラーに案内されながら、真空積層手段2に向かって送られる。そして、ワーク102が真空積層手段2により減圧状態で押圧される前に、図3(a)で示すとおり、上記ワーク102が狭持された搬送用フィルム5,6の、上記ワーク102の搬送方向長さL1に対応する搬送用フィルムの長さ方向に沿った端部Eにおける4つの箇所Pが、上記クリンピング機構7によって部分的に仮接着される(ワーク102の上面を覆う搬送用フィルム5の図示を省略している。以下、図3(b)~(d)において同じ)。
また、この実施の形態では、図6において、仮接着箇所Pの長さαは0.8cmであり、仮接着箇所Pの幅方向の長さβは0.7cmであり、端部からの最短距離E1は1cmに設定されている。しかし、仮接着箇所PおよびP1の形状は上記形状に限られるものではなく、搬送用フィルム5,6を仮接着できるものであれば、どのようなものであってもかまわない。
ここで、本発明における「仮接着」とは、ワーク、仮積層体、積層体を保持して搬送している間は離れることがないが、接着状態を解除しようとしたときには両者が容易に離れるようになっているものを意味する。
しかも、上記仮接着は、搬送用フィルム5,6の長さ方向に沿った端部Eのうち、特定の箇所Pのみに行われているため、ワーク102を減圧状態で押圧する際に、上下搬送用フィルム5,6の間から空気を容易に逃がすことができ、減圧状態での押圧時に悪影響を及ぼさない。
また、仮接着を、搬送用フィルム5,6に凹凸を付与し、その凹凸の係合により行い、接着剤を使用していないため、接着剤で基材100等を汚すことがない。また、仮接着が凹凸の係合であるため、その解除は、搬送用フィルム5,6を互いに離して凹凸の係合を解くだけでよいので使い勝手がよい。
そして、仮接着を、ワーク102(基材100)の搬送方向長さL1に対応する上記一対の搬送用フィルム5,6の長さ方向に沿った両端部Eの4つの箇所Pに対し行っているため、基材100(ワーク102)のずれを確実に防止することができる。
そして、上記クリンピング機構7を真空積層手段2(減圧状態で押圧する押圧手段)の手前側に配置しているため、仮接着の箇所Pの位置を柔軟に設定することができる。
また、上記クリンピング機構7により、上歯35と下歯37による一度の噛み合わせで、複数の楕円形状の仮接着箇所P1を形成しているため、多数の細かい凹凸の係合によってより効果的な仮接着が行われている。
さらに、上記複数の楕円形状の仮接着箇所P1は、それぞれの短径が搬送用フィルム5,6の長さ方向に沿った端部E方向を向いて並んでいるため、搬送用フィルム5,6の内側から端部E方向に向かって掛かる力に対して耐久性が高められている。しかし、搬送用フィルム5,6の上下方向(両搬送用フィルムが離れる方向)においては、その仮接着を容易に解除することができる。
そして、各工程における停止のタイミングと合わせてクリンピング機構7による仮接着ができるため、工程に遅れが生じず、製造効率の低下がない。
2 真空積層手段
4 搬送手段
5 搬送用フィルム
6 搬送用フィルム
7 クリンピング機構
100 基材
101 フィルム
Claims (4)
- 基材にフィルムを積層する装置であって、
上記基材および上記フィルムを減圧状態で押圧する押圧手段と、
上記基材および上記フィルムを一対の搬送用フィルムで狭持し、上記押圧手段に搬送する搬送手段と、を備えており、
上記一対の搬送用フィルムの、互いに重なる長さ方向に沿った端部を部分的に仮接着するクリンピング機構を、上記押圧手段の手前側または上記押圧手段内に有し、
上記クリンピング機構による搬送用フィルムの仮接着が、上記一対の搬送用フィルムに凹凸を付与し、上記凹凸の係合によって行われるようになっていることを特徴とする積層装置。 - 上記クリンピング機構が、上記一対の搬送用フィルムで狭持された基材の搬送方向長さに対応する、上記一対の搬送用フィルムの長さ方向に沿った端部の複数箇所を仮接着するように構成されている請求項1記載の積層装置。
- 上記複数の仮接着箇所が、上記基材の搬送方向長さの半分より搬送方向側の少なくとも1箇所と、基材の搬送方向長さの半分より搬送方向手前側の少なくとも1箇所に設定されている請求項2記載の積層装置。
- 上記複数の仮接着箇所が、上記一対の搬送用フィルムの長さ方向に沿った両端部の互いに相対する位置に設定されている請求項2または3記載の積層装置。
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JP2018174582A JP7029372B2 (ja) | 2018-09-19 | 2018-09-19 | 積層装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018174582A JP7029372B2 (ja) | 2018-09-19 | 2018-09-19 | 積層装置 |
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