JP7028404B2 - 口腔用マッサージ具 - Google Patents
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Description
第1方向に延びる把持部と、
前記把持部の前記第1方向における両端部のうち、前記第1方向の一方側の端部に配置されるマッサージ部と、を備え、
前記マッサージ部は、
前記第1方向に直交する一方向を第2方向とし、前記第1方向および前記第2方向に直交する方向を第3方向として、
前記第1方向の寸法、および前記第3方向の寸法が、前記第2方向の寸法より大きくなるように形成されたマッサージ部主体と、
前記第2方向の一方側に向けて突出するように前記マッサージ部主体に設けられる複数の第1突部によって構成されるとともに、前記複数の第1突部が前記第3方向に沿って配列される第1突部列と、
前記第1突部列の前記第3方向における両端部に配置されるように前記マッサージ部主体に設けられるとともに、それぞれ、前記第3方向の一方側および他方側に向けて突出している第2突部と、を備える。
第1方向に延びる把持部と、
前記把持部の前記第1方向における両端部のうち、前記第1方向の一方側の端部に配置されるマッサージ部と、を備え、
前記マッサージ部は、
前記第1方向に直交する一方向を第2方向とし、前記第1方向および前記第2方向に直交する方向を第3方向として、
前記第1方向の寸法、および前記第3方向の寸法が、前記第2方向の寸法より大きくなるように形成されたマッサージ部主体と、
前記第2方向の一方側に向けて突出するように前記マッサージ部主体に設けられる複数の第1突部によって構成されるとともに、前記複数の第1突部が前記第3方向に沿って配列される第1突部列と、
前記第1突部列の前記第3方向における両端部に配置されるように前記マッサージ部主体に設けられるとともに、それぞれ、前記第3方向の一方側および他方側に向けて突出している第2突部と、を備えている(第1の構成)。
マッサージ部主体は、第2方向の寸法が他方向の寸法より小さく設定されているため、口腔内の狭い場所でもマッサージ部主体を差し込んでマッサージを行うことができる。また、第1突部列および第2突部が互いに異なる方向に向けて設けられているため、マッサージ部主体を第1方向、第2方向または第3方向に往復させたり、円を描くように動かしたりすることにより、第1突部列および第2突部を用いて様々な部位に対してマッサージを行うことができる。
このため、マッサージを行う目的に応じた口腔内の様々な部位に対して、適切にマッサージを行うことができる。
前記第1突部列は、
前記マッサージ部主体の前記第1方向における一方側の端部に配置され、
前記第2突部は、
前記マッサージ部主体の前記第1方向における一方側の端縁部に連続するように形成されていてもよい(第2の構成)。
このため、マッサージ部主体の先端部を口腔内の狭い場所に差し込んだ状態で、第1突部列および第2突部を用いて口腔内のマッサージを行うことができる。
前記マッサージ部主体は、
前記第1方向における一方側の端縁部が、前記第2方向の一方側から見て、前記第1方向における一方側に突出するように湾曲していてもよい(第3の構成)。
このため、口腔内の狭い場所にマッサージ部主体の先端部を容易に差し込むことができ、マッサージ部主体の先端部を用いてマッサージを行うことができる。
前記マッサージ部主体は、
前記第1方向の一方側に設けられているとともに、前記第1方向の一方側から見て、前記第2方向の他方側に突出するように湾曲している第1湾曲部、を有し、
前記第1突部列は、
前記第1湾曲部に配置されていてもよい(第4の構成)。
このため、例えば唇と歯茎の間にマッサージ部主体の先端部を容易に差し込むことができ、マッサージ部主体の先端部を差し込んだ状態で、第1突部列を歯茎に当ててマッサージを行うことができる。
前記マッサージ部主体は、
前記第2方向の他方側に設けられているとともに、前記第3方向から見て、前記第2方向の他方側に突出するように湾曲している第2湾曲部、を有してもよい(第5の構成)。
このため、第2湾曲部を口腔内に押し当てて押圧したり、押し当てた状態でこするように動かしたりすることにより、口腔内のマッサージを行うことができる。
前記把持部は、
前記第1方向の他方側に設けられるとともに、前記第1方向の一方側を上方にして自立させるための脚部、を有してもよい(第6の構成)。
このため、口腔用マッサージ具を使用しない場合、口腔用マッサージ具を自立させて衛生的に保管することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態に係る口腔用マッサージ具100について詳しく説明する。図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。なお、説明を分かりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されたり、一部の構成部材が省略されたりしている。また、各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る口腔用マッサージ具100の正面図である。図1では、口腔用マッサージ具100を+Y方向から見た状態を示している。図1に示すように、口腔用マッサージ具100は、把持部10およびマッサージ部20を備えている。
次に、口腔用マッサージ具100の使用について説明する。図4から図7は、口腔用マッサージ具100を用いてマッサージを行う部位の一例を示す図である。
図4は、唾液腺の位置を示す簡略図である。図4に示すように、唾液腺として耳下腺、顎下腺および舌下腺がある。唾液腺のマッサージを行うことにより、唾液の分泌を促すことができる。唾液には、口内の細菌の繁殖を抑え、口臭、虫歯、歯周病などの発生を抑制する効果がある。また、高齢者の場合は、食前に唾液腺のマッサージを行うことで唾液の分泌が促進され、食事を飲み込みやすくして、食事のための準備が整った口内環境に近づけることができる。
図5は、咀嚼筋の一部である咬筋の位置を示す簡略図である。現代人は、咀嚼回数が少ない、柔らかいものしか食べない、人と話さない、笑顔が少ない(人との交流が少ない)、ストレスが多く奥歯に力を入れすぎてしまう等の理由により、咬筋が硬くなっている場合が多い。咬筋のマッサージを行うことにより、顎関節症予防や顔面、首のむくみを緩和したり、顎をすっきりとさせることが期待される。また、口を開けやすくなり、リラックス効果も期待できる。
図6は、頬筋および口輪筋の位置を示す簡略図である。頬周りおよび口周りの硬直した筋肉に軽く圧を掛けながらマッサージを行うことにより、頬周りおよび口周りの硬直した筋肉がほぐれ、血流が良くなり、リラックス効果が期待できる。また、頬周りおよび口周りの硬直した筋肉がほぐれることで、口を開きやすくなり、会話もしやすくなる。さらに、ほうれい線の抑制も期待できる。
図7は、歯茎のツボの位置を示す簡略図である。歯茎には多数のツボが存在しており、これらのツボを刺激することにより、目の疲れや肩凝りなどの緩和が期待できる。また、歯茎の血行が促進され、歯周病の予防効果も期待できる。
マッサージ部主体30は、Y方向の寸法LYが他方向の寸法LX、LZより小さく設定されているため、口腔内の狭い場所でもマッサージ部主体30を差し込んでマッサージを行うことができる。また、第1突部列40および第2突部50が互いに異なる方向に向けて設けられているため、マッサージ部主体30をX方向、Y方向またはZ方向に往復させたり、円を描くように動かすことにより、第1突部列40および第2突部50を用いて様々な部位に対してマッサージを行うことができる。
このため、マッサージを行う目的に応じた口腔内の様々な部位に対して、適切にマッサージを行うことができる。
本発明に係る口腔用マッサージ具は、上記説明した本実施形態に限定されない。例えば、口腔用マッサージ具のマッサージ部、第1突部、および第2突部の形状は本実施形態の形状に限定されず、様々な形状を採用することができる。
10 把持部
20 マッサージ部
30 マッサージ部主体
40 第1突部
43 第1突部列
50 第2突部
Claims (6)
- 第1方向に延びる把持部と、
前記把持部の前記第1方向における両端部のうち、前記第1方向の一方側の端部に配置されるマッサージ部と、を備え、
前記マッサージ部は、
前記第1方向に直交する一方向を第2方向とし、前記第1方向および前記第2方向に直交する方向を第3方向として、
前記第1方向の寸法、および前記第3方向の寸法が、前記第2方向の寸法より大きくなるように形成されたマッサージ部主体と、
前記第2方向の一方側に向けて突出するように前記マッサージ部主体に設けられる複数の第1突部によって構成されるとともに、前記複数の第1突部が前記第3方向に沿って配列される第1突部列と、
前記第1突部列の前記第3方向における両端部に配置されるように前記マッサージ部主体に設けられるとともに、それぞれ、前記第3方向の一方側および他方側に向けて突出している第2突部と、を備える、
口腔用マッサージ具。
- 前記第1突部列は、
前記マッサージ部主体の前記第1方向における一方側の端部に配置され、
前記第2突部は、
前記マッサージ部主体の前記第1方向における一方側の端縁部に連続するように形成されている、
請求項1に記載の口腔用マッサージ具。
- 前記マッサージ部主体は、
前記第1方向における一方側の端縁部が、前記第2方向の一方側から見て、前記第1方向における一方側に突出するように湾曲している、
請求項2に記載の口腔用マッサージ具。
- 前記マッサージ部主体は、
前記第1方向の一方側に設けられているとともに、前記第1方向の一方側から見て、前記第2方向の他方側に突出するように湾曲している第1湾曲部、を有し、
前記第1突部列は、
前記第1湾曲部に配置されている、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の口腔用マッサージ具。
- 前記マッサージ部主体は、
前記第2方向の他方側に設けられているとともに、前記第3方向から見て、前記第2方向の他方側に突出するように湾曲している第2湾曲部、を有する、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の口腔用マッサージ具。
- 前記把持部は、
前記第1方向の他方側に設けられるとともに、前記第1方向の一方側を上方にして自立させるための脚部、を有する、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の口腔用マッサージ具。
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---|---|---|---|
JP2020081629A JP7028404B2 (ja) | 2020-05-04 | 2020-05-04 | 口腔用マッサージ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020081629A JP7028404B2 (ja) | 2020-05-04 | 2020-05-04 | 口腔用マッサージ具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021176343A JP2021176343A (ja) | 2021-11-11 |
JP7028404B2 true JP7028404B2 (ja) | 2022-03-02 |
Family
ID=78408994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020081629A Active JP7028404B2 (ja) | 2020-05-04 | 2020-05-04 | 口腔用マッサージ具 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN2774491Y (zh) | 2005-01-06 | 2006-04-26 | 吴香清 | 舌头保洁按摩刷 |
JP2011115438A (ja) | 2009-12-04 | 2011-06-16 | Masayuki Matsunaga | 歯ブラシ |
JP3187462U (ja) | 2013-09-17 | 2013-11-28 | 勝義 佐藤 | 口腔内マッサージ器 |
CN107510225A (zh) | 2017-09-29 | 2017-12-26 | 四川弘毅智慧知识产权运营有限公司 | 一种立式三头牙刷 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59178131U (ja) * | 1983-05-16 | 1984-11-28 | 株式会社 ムカイ・ア−ト・コミユニテイ− | 歯刷子 |
-
2020
- 2020-05-04 JP JP2020081629A patent/JP7028404B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN2774491Y (zh) | 2005-01-06 | 2006-04-26 | 吴香清 | 舌头保洁按摩刷 |
JP2011115438A (ja) | 2009-12-04 | 2011-06-16 | Masayuki Matsunaga | 歯ブラシ |
JP3187462U (ja) | 2013-09-17 | 2013-11-28 | 勝義 佐藤 | 口腔内マッサージ器 |
CN107510225A (zh) | 2017-09-29 | 2017-12-26 | 四川弘毅智慧知识产权运营有限公司 | 一种立式三头牙刷 |
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JP2021176343A (ja) | 2021-11-11 |
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