JP7025972B2 - 建物の施工方法 - Google Patents

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本発明は、被吊材(幕、飾り、天井材等)を吊るための吊元を備えた建物の施工方法に関する。
例えば、体育館、講堂等の建物内に構築されるステージの上には、各種幕、美術バトン、照明バトン、映写スクリーン、飾り等の被吊材を吊るために、複数の形鋼等で形成された床材を設置して構成されたブドウ棚と呼ばれる吊元が構築される。
また、建物の構造体となる梁や床スラブに被吊材としての天井材が吊り下げられた天井構造、即ち、梁や床スラブの下面より下方に突出するように設けられた複数の吊りボルトにハンガー、野縁受け、野縁取付具、野縁、天井板が吊り下げられた天井構造が知られている(特許文献1参照)。
また、天井懐が高い建物の場合、吊りボルトを短くするため、天井懐の低い部分に、吊ボルトを取付けるための形鋼等で形成された吊元が構築される場合がある。
以上のような吊元を受けるための形鋼等で形成された受け材をコンクリート躯体に取付ける必要がある。
例えば、従来、図7に示すように、体育館、講堂等のステージ部分100の廻りの壁、及び、ステージ部分100の上の屋根スラブを構成するコンクリート躯体101を構築した後、ブドウ棚102を構築していた。
この場合、ステージ部分100の上方の壁を構築する際に、この壁を構築するための図外の型枠に、形鋼で形成された受け材103を取付けるためのアンカーボルト104を組み込んでおいて、当該型枠内にコンクリートを打設することにより、アンカーボルト104が取付けられた壁を構築する。そして、当該壁に取付けられたアンカーボルト104に受け材103を取付けることで、壁の内面に当該受け材103を設置する。そして、この受け材103に、ブドウ棚102の複数の床材105を構成する複数のリップ溝形鋼(C形鋼(Cチャン))を取付けてブドウ棚102を構築する。
特開2017-115517号公報
しかしながら、例えば従来のブドウ棚の構築方法では、図7に示すように、屋根スラブを構築した後、ブドウ棚102を構築するため、ステージ部分100の屋根スラブの下面にウインチ110を設置して、このウインチ110下の足場111が組立てられたステージ部分100に、台車112等を用いて受け材103、床材105等を構成する形鋼120をウインチ110の下まで運搬し、ウインチ110で当該形鋼120を足場111の上に荷揚げした後に、受け材103を設置する作業、吊元となるブドウ棚102を構築する作業を行っていた。
また、天井懐の低い部分に、吊ボルトを取付けるための吊元を構築する方法も、屋根を構築した後に、天井裏となる部分にウインチ等を設置して、受け材、吊元等を構成する形鋼をウインチ等の下まで運搬して、ウインチ等で当該形鋼を足場の上に荷揚げした後に、受け材を設置する作業、吊元を構築する作業を行っていた。
即ち、従来の吊元を備えた建物の施工方法によれば、建物の屋根を構築した後、躯体への受け材の取付作業、及び、吊元の構築作業を行うようにしていたので、受け材、吊元を構成する重量物である形鋼を、建設中の建物内に搬入し、台車等を用いて人力で吊元の構築場所の下方まで運搬した後、足場が組立てられた狭い場所において、ウインチ等を用いて形鋼を足場上に荷揚げする作業を要することになり、吊元の構築において、作業性、安全性の面での課題があった。
本発明は、上述した課題に鑑み、吊元の構築において、作業性、安全性の面での改善が図れる建物の施工方法を提供するものである。
本発明に係る建物の施工方法は、被吊材を吊るすための吊元と、吊元を受ける受け材とを備えた建物の施工方法において、躯体を構築するための型枠に受け材を設置しておいて、型枠内にコンクリートを打設することで躯体に取付けられた受け材に吊元を取付ける方法であって、受け材にアンカーボルトの軸部を通すためのボルト貫通孔を形成しておき、当該受け材を躯体を構築するための型枠に設置するとともに当該受け材のボルト貫通孔にアンカーボルトの軸部を通すことによって、アンカーボルトの軸部の先端側を型枠内に設置した後に、当該型枠内にコンクリートを打設したことにより、アンカーボルトを介して受け材と躯体とを連結したことを特徴とするので、型枠の外側から、クレーン等の揚重機を用いて、受け材、吊元を構成する重量物である形鋼を持ち上げて、足場等の上に搬入することが可能となり、従来のような、重量物である形鋼を、建設中の建物内に搬入し、台車等を用いて人力で吊元の構築場所の下方まで搬送する作業、及び、足場等が組立てられた狭い場所において、ウインチ等を用いて荷揚げする作業を無くすことできるので、吊元の構築において、作業性、安全性の面での改善が図れるようになる。さらに、躯体にアンカーボルトを設けた後に、受け材をアンカーボルトに取付ける従来工法の場合のように、受け材のボルト貫通孔とアンカーボルトの位置とが合わなくなることが無くなり、アンカーボルトを取付け直したり、あるいは、アンカーボルトの位置に合わせて受け材にボルト貫通孔を形成し直したりする等の、後から手直しする作業が不要となるので、吊元の構築において、作業性の面での改善が図れる。
また、建物の天井裏となる部分に梁を構築するための型枠に受け材を設置しておいて、当該型枠内にコンクリートを打設することで梁に取付けられた受け材に吊元を取付け、当該吊元に被吊材としての天井材が吊り下げられた天井構造を構築したので、建物の天井裏に構築される吊元の構築工事において、上述したように、作業性、安全性の面での改善が図れる。
また、本発明に係る建物の施工方法は、被吊材を吊るすための吊元と、吊元を受ける受け材とを備えた建物の施工方法において、躯体を構築するための型枠に受け材を設置しておいて、型枠内にコンクリートを打設することで躯体に取付けられた受け材に吊元を取付ける方法であって、建物内のステージ部分の廻りの壁の外面を形成するための外側型枠板を設置するとともに、ステージ部分の上方に構築される吊元としてのブドウ棚の位置よりも下方に位置するステージ部分の廻りの壁の内面を形成するための下方内側型枠板を設置して、当該下方内側型枠板の上面に受け材を設置した後に、当該受け材の上方にブドウ棚の位置よりも上方に位置するステージ部分の廻りの壁の内面を形成するための上方内側型枠板を設置し、下方内側型枠板と受け材と上方内側型枠板とで構成された内側型枠板と外側型枠板との間のコンクリート打設空間にコンクリートを打設したので、ステージ部分の上方に構築される吊元としてのブドウ棚の構築工事において、上述したように、作業性、安全性の面での改善が図れる。
また、ステージ部分の廻りの壁を構築するための内側型枠板と外側型枠板との間のコンクリート打設空間にコンクリートを打設する前に、屋根スラブを構築するための型枠を設置し、ステージ部分の廻りの壁を構築するための内側型枠板と外側型枠板との間のコンクリート打設空間にコンクリートを打設するとともに屋根スラブを構築するための型枠上にコンクリートを打設したので、壁を構築するためのコンクリート打設作業と屋根スラブを構築するためのコンクリート打設作業とを一気に行えるようになり、コンクリート打設作業の効率化を図ることができる。
また、ブドウ棚の周囲となる壁の内面に受け材が取付けられたステージ部分の廻りの壁を構築した後に、ブドウ棚の床を形成する複数の床材を受け材に取付けてブドウ棚を構築したので、壁に固定された受け材に床材を取付けることができ、作業性、安全性の高いブドウ棚の構築工事を実現できるようになる。
また、本発明に係る建物の施工方法は、被吊材を吊るすための吊元と、吊元を受ける受け材とを備えた建物の施工方法において、躯体を構築するための型枠に受け材を設置しておいて、型枠内にコンクリートを打設することで躯体に取付けられた受け材に吊元を取付ける方法であって、建物の天井裏となる部分に梁を構築するための型枠に受け材を設置しておいて、当該型枠内にコンクリートを打設することで梁に取付けられた受け材に吊元を取付け、当該吊元に天井材が吊り下げられた天井構造を構築したので、建物の天井裏に構築される吊元の構築工事において、上述したように、作業性、安全性の面での改善が図れる。
ステージ部分の廻りの壁を構築するための型枠設置状態、及び、受け材設置状態を示す断面図。 吊元としてのブドウ棚の梁材設置状態、及び、屋根スラブを構築するための型枠設置状態を示す断面図。 建物の施工方法をステージ部分の上方から見て示す工程図。 ブドウ棚が構築された体育館等の建物を示す断面図。 ブドウ棚の構成を示す斜視図。 天井懐に構築した梁に受け材が設置され、当該受け材に吊元が取り付けられて、当該吊元に天井材が取り付けられた校舎等の建物を示す断面図。 従来のブドウ棚を備えた建物の施工方法を示す断面図。
実施形態1
実施形態1に係る建物の施工方法、例えば、図4に示すように、ステージ部分1の上方にブドウ棚2と呼ばれる吊元を備えた体育館、講堂等の建物の施工方法は、建物の基礎工事、基礎コンクリート打設工事、土間コンクリート打設工事を行った後、壁型枠設置工事、形鋼荷揚げ工事、受け材設置工事、梁材設置工事、屋根型枠設置工事、コンクリート打設工事、ブドウ棚構築工事を行う。
壁型枠設置工事では、ステージ部分1の廻りのコンクリート躯体となる、ステージ部分1の後壁11、ステージ部分1の左壁12、ステージ部分1の図外の右壁、ステージ部分1の前方上方の前垂れ壁13を構築するための配筋作業及び壁型枠設置作業を行う。
即ち、ステージ部分1の後壁11、ステージ部分1の左壁12、ステージ部分の右壁を構築するための配筋作業及び壁型枠設置作業を、図1に示すように、ステージ部分1に足場10を設置しながら行うとともに、当該足場10上にステージ部分1の前垂れ壁13を構築するための配筋作業及び壁型枠設置作業を行う。
図1に示すように、壁型枠設置作業は、ステージ部分1の後壁11を構築するための型枠3、ステージ部分1の左壁12を構築するための型枠4、ステージ部分1の右壁を構築するための型枠5(図3(c)参照)、ステージ部分1の前方上方の前垂れ壁13を構築するための型枠6を設置する作業である。
後壁11を構築するための型枠3は、後壁11の内面を形成するための内側型枠板31と、後壁11の外面を形成するための外側型枠板32とを備える。また、内側型枠板31は、ブドウ棚2の位置よりも下方に位置する後壁11の内面を形成するための下方内側型枠板31aと、ブドウ棚2の位置よりも上方に位置する後壁11の内面を形成するための上方内側型枠板31bとを備える。
左壁12を構築するための型枠4は、左壁12の内面を形成するための内側型枠板41と、左壁12の外面を形成するための外側型枠板42とを備える。また、内側型枠板41は、ブドウ棚2の位置よりも下方に位置する左壁12の内面を形成するための下方内側型枠板41aと、ブドウ棚2の位置よりも上方に位置する左壁12の内面を形成するための上方内側型枠板41bとを備える。
右壁を構築するための型枠5も型枠4と同様に、図3(c)に示すように、右壁の内面を形成するための内側型枠板51と、右壁の外面を形成するための外側型枠板52とを備え、また、内側型枠板51は、ブドウ棚2の位置よりも下方に位置する右壁の内面を形成するための下方内側型枠板51aと、ブドウ棚2の位置よりも上方に位置する右壁の内面を形成するための上方内側型枠板51bとを備える。
前垂れ壁13を構築するための型枠6は、前垂れ壁13の内面を形成するための内側型枠板61と、前垂れ壁13の外面を形成するための外側型枠板62と、前垂れ壁13の下面を形成するための下側型枠63とを備える。また、内側型枠板61は、ブドウ棚2の位置よりも下方に位置する前垂れ壁13の内面を形成するための下方内側型枠板61aと、ブドウ棚2の位置よりも上方に位置する前垂れ壁13の内面を形成するための上方内側型枠板61bとを備える。
尚、型枠3,4,5,6は、図外のセパレータ、フォームタイ(登録商標)、単管パイプ等の型枠固定具を用いて固定される。
また、図1に示すように、下側型枠63は、例えば、足場10の上面側に連結したサポート支柱63aの上面に位置されるように配置された大引63bと、間隔を隔てて隣り合うように配置された複数の大引63b,63b…間に跨るように配置された根太63cと、間隔を隔てて隣り合うように配置された複数の根太63c,63c…の上に敷設された型枠板63dとで構成される。
形鋼荷揚げ工事は、ステージ部分1の上方に構築される屋根スラブ15がまだ構築されていない状態において、型枠3,4,5,6の外側から、図外のクレーン等の揚重機を用いて、後述する受け材7、梁材71A,71B、後述する床材21を構成する重量物である形鋼を持ち上げて、ステージ部分1の上方の足場10上に搬入する。
従って、実施形態1では、図7に示した従来のように、足場111が構築されたステージ部分100に、台車112などを用いて形鋼120を1つずつ搬送する作業、及び、ステージ部分100の上方の屋根スラブ下に設置したウインチ110を用いて足場111が組立てられた狭い場所において重要物である形鋼120を足場111上に荷揚げする作業を無くすことできるので、作業性、安全性の面での改善が図れる。
受け材設置工事では、ステージ部分1の上方に構築されるブドウ棚2の周囲となるステージ部分1の前後左右の壁の内面に沿って設ける受け材7を、これら壁の内面を形成するための下方内側型枠板31a,41a,51a,61aの上面(上縁)に設置する。
受け材7としては、例えば溝形鋼等の形鋼を使用する。受け材7として使用する溝形鋼は、長尺な基板7aと、当該基板7aの短手方向の両方の端部である一対の長辺縁から基板7aの板面と同方向に直角に延長する側板7b,7bとを備えた、断面コ字状の長尺な鋼材である。尚、以下、溝形鋼、H形鋼、リップ溝形鋼等の形鋼の説明において、内面とは形鋼の長尺方向に延長する凹部の内面のことであり、外面とは形鋼の長尺方向に延長する凹部の外面のことである。
この場合、溝形鋼を使用した受け材7の両方の側板7b,7bが上下に位置して受け材7の基板7aの外面(壁を形成するコンクリートが打設される側に位置する面)と壁の内面位置とが一致するように、下方内側型枠板31a,41a,51a,61aの上面(上縁)に受け材7の下側の側板1bの下面となる外面を載せた状態となるように、受け材7を型枠3,4,5,6に設置する。即ち、下方内側型枠板31a,41a,51a,61aの上面(上縁)に、それぞれ受け材7を先行して設置する。
尚、壁の内面を形成するための下方内側型枠板31a,41a,51a,61aは、それぞれ、図1に示すように、垂直面となるように立設される垂直面板a1と、垂直面板a1の上端よりステージ部分1の中央側に向けて延長する水平面を形成する水平面板a2とを備え、この水平面板a2の水平面a3が下方内側型枠板31a,41a,51a,61aの上面として機能するように構成されることが好ましい。
そして、図3(a)に示すように、後壁11の内面を形成する下方内側型枠板31aの上面に設置された受け材7の左端部7Lと左壁12の内面を形成する下方内側型枠板41aの上面に設置された受け材7の後端部7Bとを接合して固定するとともに、後壁11の内面を形成する下方内側型枠板31aの上面に設置された受け材7の右端部7Rと右壁の内面を形成する下方内側型枠板51aの上面に設置された受け材7の後端部7Bとを接合して固定する。
さらに、前垂れ壁13の内面を形成する下方内側型枠板61aの上面に設置された受け材7の左端部7Lと左壁12の内面を形成する下方内側型枠板41aの上面に設置された受け材7の前端部7Fとを接合して固定するとともに、前垂れ壁13の内面を形成する下方内側型枠板61aの上面に設置された受け材7の右端部7Rと右壁の内面を形成する下方内側型枠板51aの上面に設置された受け材7の前端部7Fとを接合して固定する。
即ち、ステージ部分1の上方に構築されるブドウ棚2の周囲となるステージ部分1の上方の前後左右の壁の内面位置に沿って、壁の内面位置と受け材7の基板7aの外面とが同一垂直面上に位置されるように、各受け材7,7…を配置することによって、当該前後左右の各受け材7,7…でブドウ棚2の周囲を取り囲むように位置される四角環状受け材7Xを形成するように、各下方内側型枠板31a,41a,51a,61aの上面に受け材7,7…を設置する。
受け材7,7…の端部同士の固定は、例えば、受け材7,7…の端部同士を直接溶接することで固定したり、あるいは、一方の受け材7の端部に図外のブラケットを溶接して、当該ブラケット及び他方の受け材7の端部に形成された図外のボルト通孔に図外のボルトを通して当該ボルトにナットを締結して接合することで固定すればよい。
尚、各下方内側型枠板31a,41a,51a,61aの上面に設置される各受け材7,7…の各基板7a:7a…には、アンカーボルト8の軸部8aを通すためのボルト貫通孔7h,7h…が形成されている。そして、アンカーボルト8の軸部8aを当該ボルト貫通孔7hに通して当該軸部8aのL字状の先端側8tを、当該壁の内面を形成する内側型枠板31,41,51,61と壁の外面を形成する外側型枠板32,42,52,62との間のコンクリート打設空間9内に設置した状態で、アンカーボルト8にナット8bを螺着して受け材7の基板7aの内面に締結することにより、アンカーボルト8を受け材7に固定する。そして、当該コンクリート打設空間9内にコンクリートを打設することにより、受け材7と壁を構築するコンクリートとがアンカーボルト8を介して連結されることになる。
従って、壁にアンカーボルトを先行して取付けた後に、受け材をアンカーボルトに取付ける従来工法の場合のように、壁に先行して取付けられたアンカーボルトの位置と受け材のボルト貫通孔の位置とが一致しなくなるということが無くなり、実施形態1では、アンカーボルトを取付け直したり、あるいは、アンカーボルトの位置に合わせて受け材にボルト貫通孔を形成し直したりする等の、後からの手直し作業が不要となるので、作業性の面での改善が図れる。
尚、受け材7にボルト貫通孔7hを形成する作業、及び、ナット8bを締結してアンカーボルト8を受け材7に固定する作業を行わずに、アンカーボルト8の軸部8aの基端を、受け材7の基板7aの外面に直接溶接しておいても良い。このようにすれば、受け材設置工事においては、アンカーボルト8が溶接された受け材7を各下方内側型枠板31a,41a,51a,61aの上面に設置する作業を行うだけで良くなるので、現場での作業を簡易化できる。
梁材設置工事は、図3(b)に示すように、例えば、互いに対向する一対の左右の受け材7,7を繋ぐように梁材71Aを設置し、かつ、互いに対向する一対の前後の受け材7,7を繋ぐように上記梁材71Aと直交する方向に梁材71Bを設置する。
例えば、図3(b)に示すように互いに対向する一対の左右の受け材7,7を繋ぐように梁材71Aが、前後方向に沿って一定の間隔を隔てて複数本(例えば2本)設けられる場合、当該梁材71Aと直交する方向に設けられる梁材71Bは、下方内側型枠板61aの上面に設置された受け材7と梁材71Aとの間、梁材71Aと梁材71Aとの間、梁材71Aと下方内側型枠板31aの上面に設置された受け材7との間を繋ぐように設けられ、これら梁材71Bは、左右方向に沿って一定の間隔を隔てて複数本(例えば4本)設けられる。
梁材71Aと梁材71Bとしては、例えばH形鋼等の形鋼を使用する。
尚、受け材7と梁材71Aとの固定、受け材7と梁材71Bとの固定、梁材71Aと梁材71Bとの固定は、例えば、図2に示すように、両者をブラケット71a、ボルト71b及びナットで締結することにより固定したり、あるいは、両者を直接溶接することで固定する。
また、梁材71Bは、端部が、受け材7の上下の側板7b,7b間、又は、梁材71Aの上下のフランジ間に挿入された状態で、受け材7、又は、梁材71Aと連結される。
さらに、上方における壁の内面となる位置に上方内側型枠板31b,41b,51b,61bの内面が位置されるように、上方内側型枠板31b,41b,51b,61bの下面(下縁)を各受け材7;7…の上方の側板7bの上面となる外面に設置していく壁型枠設置作業を行う。
上方内側型枠板31b,41b,51b,61bは、それぞれ、図2に示すように、垂直面となるように立設される垂直面板a1と、垂直面板a1の下端よりステージ部分1の中央側に向けて延長する水平面を形成する水平面板a4とを備え、この水平面板a4の水平面a3が下方内側型枠板31a,41a,51a,61aの下面(下縁)として機能するように構成されることが好ましい。
屋根型枠設置工事では、例えば図2に示すように、梁材71Bの下面(下側のフランジの外面)を支持する複数の大引72,72…を設け、これら大引72,72…を足場10の上面側に連結した下側サポート支柱73で支持する構成である梁材支持構造を構築するとともに、大引72の上面に上側サポート支柱74を立設し、当該上側サポート支柱74の上に屋根スラブ15を形成するための型枠75を設ける。
尚、型枠75は、例えば、図2に示すように、上側サポート支柱74の上面に位置されるように配置された大引75aと、間隔を隔てて隣り合うように配置された複数の大引75a,75a…間に跨るように配置された根太75bと、間隔を隔てて隣り合うように配置された複数の根太75b,75b…の上に敷設された型枠板75cとで構成される。
大引72としては例えば溝形鋼等の形鋼を使用する。当該大引72は、ステージ部分1の上の屋根スラブ15を形成するための型枠75を支持する上側サポート支柱74を設置するための設置面、及び、梁材71B及び梁材71Aのたわみを防止して、ブドウ棚2を形成する後述の複数の床材21,21…の設置レベル面となる梁材71Aの上面(上側のフランジの外面)が受け材7の上面(上側の側板7bの外面)と同一水平面上に位置されるようにするレベル設定部材として機能する。
即ち、下側サポート支柱73及び大引72で梁材71B及び梁材71Aを支持する構造を用いて、梁材71Aの上面が受け材7の上面と同一水平面上に位置されるようにしているため、複数の床材21,21…の下面を受け材7の上面及び梁材71Aの上面に安定して接触させることができるようになり、溶接等の固定手段を用いて複数の床材21,21…を受け材7及び梁材71Aに確実に固定することができるようになる。即ち、梁材71Aの上面が受け材7の上面と同一水平面上に位置されていない場合、当該床材21を溶接等の固定手段を用いて梁材71Aに安定に固定することが困難になるが、実施形態1では、下側サポート支柱73及び大引72で梁材71B及び梁材71Aを支持する構造を備えたので、溶接等の固定手段を用いて複数の床材21,21…を受け材7及び梁材71Aに確実に固定することができ、高品質のブドウ棚2を構築することができるようになる。
尚、梁材71Aの下面を支持するように大引72を設けたり、梁材71Bの下面を支持するように大引72を設けるとともに、梁材71Aの下面を支持するように大引72を設けるようにしてもよい。
コンクリート打設工事は、壁を構築するための型枠3,4,5,6内(コンクリート打設空間9内)にコンクリートを打設することにより、壁の内面に受け材7,7…が一体化された後壁11、左壁12、右壁、前垂れ壁13を構築するとともに、屋根スラブ15を構築するための型枠75の型枠板75cの上にコンクリートを打設することにより、屋根スラブ15を構築する(図4参照)。
この場合、四角環状受け材7Xが水平方向にずれないように、四角環状の各辺を形成する各受け材7,7…の外側に位置するコンクリート打設空間9内に、均等にコンクリートを打設していく。
即ち、ステージ部分1の廻りの壁を構築するための型枠3,4,5,6内(コンクリート打設空間9内)にコンクリートを打設する前に、屋根スラブ15を構築するための型枠75を設置し、ステージ部分1の廻りの壁を構築するためのコンクリート打設空間9にコンクリートを打設するとともに屋根スラブ15を構築するための型枠75上にコンクリートを打設したので、壁を構築するためのコンクリート打設作業と屋根スラブを構築するためのコンクリート打設作業とを一気に行えるようになり、コンクリート打設作業の効率化が図れる。
ブドウ棚構築工事は、互いに対向する一対の前後の受け材7,7間に複数の床材21,21…を設置してブドウ棚2を構築する。
即ち、図5に示すように、複数の床材21,21…を、左右方向に沿って所定間隔(例えば15~10cm程度の間隔)を隔てて設置して、各床材21,21…の長手方向の両端側の下面を前後の受け材7,7の上面に固定するとともに、各床材21,21…の中央側を梁材71Aの上面に固定することで、ブドウ棚2を構築する。
床材21としては、例えばリップ溝形鋼(C形鋼)等の形鋼が用いられる。
尚、床材21と受け材7との固定、床材21と梁材71Aとの固定は、例えば、両者を直接溶接して固定したり、あるいは、図外のブラケット、ボルト及びナットを用いて固定すればよい。
即ち、ブドウ棚2の周囲となる壁の内面に受け材7;7…が取付けられたステージ部分1の廻りの壁を構築した後に、ブドウ棚2の床を形成する複数の床材21,21…を受け材7に取付けてブドウ棚2を構築したので、壁に固定された受け材7に床材21を取付けることができ、作業性、安全性の高いブドウ棚の構築工事を実現できるようになる。
その後、図4に示すように、ステージ部分1の床1F、及び、アリーナ部分1Aの床1AFを施工し、さらに、屋根80を施工することで、ステージ部分1の上方にブドウ棚2と呼ばれる吊元を備えた体育館、講堂等の建物が完成する。
ブドウ棚2の床材21には、例えば、図外のウインチ等の昇降装置が取付けられ、各種幕、美術バトン、照明バトン、映写スクリーン、飾り等の被吊材が昇降装置により昇降可能に設けられる。
実施形態1に係る建物の施工方法によれば、ステージ部分1の廻りの壁を構築するための型枠3~6に、それぞれ受け材7を先行して設置しておいて、型枠3~6内にコンクリートを打設することで壁に取付けられた受け材7に床材21を取付けて吊元としてのブドウ棚2を構築するようにしたので、屋根スラブ15を構築する前に、壁を形成するための型枠3~6の外側からクレーン等の揚重機を用いて、受け材7、床材21等を構成する重量物である形鋼をステージ部分1に設置された足場10上に搬入することができるようになる。
従って、従来のように、重量物である形鋼を、建設中の建物内に搬入し、台車等を用いて人力で吊元の構築場所の下方まで搬送する作業、及び、足場等が組立てられた狭い場所において、ウインチ等を用いて荷揚げする作業を無くすことできるので、実施形態1によれば、吊元としてのブドウ棚2の構築において、作業性、安全性の面での改善が図れるようになる。
また、実施形態1に係る建物の施工方法によれば、受け材7にアンカーボルト8の軸部8aを通すためのボルト貫通孔7hを形成しておき、当該受け材7をステージ部分1の廻りの壁を構築するための型枠3~6に設置するとともに当該受け材7のボルト貫通孔7hにアンカーボルト8の軸部8aを通すことによって、アンカーボルト8の軸部8aの先端側を型枠3~6内に設置した後に、当該型枠3~6内にコンクリートを打設したことにより、アンカーボルト8を介して受け材7と壁とを連結したので、壁にアンカーボルトを設けた後に、受け材をアンカーボルトに取付ける従来工法の場合のように、受け材のボルト貫通孔とアンカーボルトの位置とが合わなくなることが無くなり、アンカーボルトを取付け直したり、あるいは、アンカーボルトの位置に合わせて受け材にボルト貫通孔を形成し直したりする等の、後から手直しする作業が不要となるので、吊元としてのブドウ棚2の構築において、作業性の面での改善が図れる。
実施形態2
天井懐が高い建物の場合において、天井懐の低い部分に、被吊材としての天井材を吊るための吊元を構築する方法について説明する。
例えば、図6に示すように、天井裏200となる部分の低い位置に梁201を構築するための図外の型枠に受け材7を実施形態1と同様に先行して設置しておいて、当該型枠内にコンクリートを打設することで梁201に取付けられた受け材7に吊元202を取付けるようにする。そして、吊元202から被吊材としての天井材210が吊り下げられた天井構造を備えた建物を構築する。被吊材としての天井材210は、吊元202から吊下がるように吊元202に取付けられた吊ボルト203、ハンガー204、野縁受け205、野縁取付具206、野縁207、天井板208により構成される。
即ち、吊元202から吊下がるように吊元202に取付けられた吊ボルト203にハンガー204を取付け、ハンガー204に野縁受け205を取付け、野縁取付具206を用いて野縁受け205に野縁207を取付けて天井下地構造を構築し、野縁207に天井板208が取付けられた天井構造を備えた建物を構築する。
この場合、受け材7として例えば溝形鋼等の形鋼を使用するとともに、吊元202として例えばH形鋼等の形鋼を使用する。
尚、図6では、建物の断面を例示しており、図6において、220は居室、221は廊下、222はトイレ室である。
実施形態2によれば、建物の天井裏200となる部分に梁201を構築するための図外の型枠に受け材7を設置しておいて、当該型枠内にコンクリートを打設することで梁201に取付けられた受け材7に吊元202を取付け、当該吊元202に被吊材としての天井材210が吊り下げられた天井構造を構築したので、建物の天井裏200に構築される吊元202の構築工事において、実施形態1と同様に、作業性、安全性の面での改善が図れるようになる。
1 ステージ部分、2 ブドウ棚(吊元)、3,4,5,6 型枠、7 受け材、
7h ボルト貫通孔、8 アンカーボルト、8a アンカーボルトの軸部、
8t アンカーボルトの軸部の先端側、9 コンクリート打設空間、
11,12,13 壁(躯体)、21 床材、31,41,51,61 内側型枠板、
31a,41a,51a,61a 下方内側型枠板、
31b,41b,51b,61b 上方内側型枠板、
32,42,52,62 外側型枠板、200 天井裏、201 梁、202 吊元、
210 天井材(被吊材)。

Claims (6)

  1. 被吊材を吊るすための吊元と、吊元を受ける受け材とを備えた建物の施工方法において、
    躯体を構築するための型枠に受け材を設置しておいて、型枠内にコンクリートを打設することで躯体に取付けられた受け材に吊元を取付ける方法であって、
    受け材にアンカーボルトの軸部を通すためのボルト貫通孔を形成しておき、当該受け材を躯体を構築するための型枠に設置するとともに当該受け材のボルト貫通孔にアンカーボルトの軸部を通すことによって、アンカーボルトの軸部の先端側を型枠内に設置した後に、当該型枠内にコンクリートを打設したことにより、アンカーボルトを介して受け材と躯体とを連結したことを特徴とする建物の施工方法。
  2. 建物の天井裏となる部分に梁を構築するための型枠に受け材を設置しておいて、当該型枠内にコンクリートを打設することで梁に取付けられた受け材に吊元を取付け、当該吊元に被吊材としての天井材が吊り下げられた天井構造を構築したことを特徴とする請求項1に記載の建物の施工方法。
  3. 被吊材を吊るすための吊元と、吊元を受ける受け材とを備えた建物の施工方法において、
    躯体を構築するための型枠に受け材を設置しておいて、型枠内にコンクリートを打設することで躯体に取付けられた受け材に吊元を取付ける方法であって、
    建物内のステージ部分の廻りの壁の外面を形成するための外側型枠板を設置するとともに、ステージ部分の上方に構築される吊元としてのブドウ棚の位置よりも下方に位置するステージ部分の廻りの壁の内面を形成するための下方内側型枠板を設置して、当該下方内側型枠板の上面に受け材を設置した後に、当該受け材の上方にブドウ棚の位置よりも上方に位置するステージ部分の廻りの壁の内面を形成するための上方内側型枠板を設置し、下方内側型枠板と受け材と上方内側型枠板とで構成された内側型枠板と外側型枠板との間のコンクリート打設空間にコンクリートを打設したことを特徴とする建物の施工方法。
  4. ステージ部分の廻りの壁を構築するための内側型枠板と外側型枠板との間のコンクリート打設空間にコンクリートを打設する前に、屋根スラブを構築するための型枠を設置し、ステージ部分の廻りの壁を構築するための内側型枠板と外側型枠板との間のコンクリート打設空間にコンクリートを打設するとともに屋根スラブを構築するための型枠上にコンクリートを打設したことを特徴とする請求項3に記載の建物の施工方法。
  5. ブドウ棚の周囲となる壁の内面に受け材が取付けられたステージ部分の廻りの壁を構築した後に、ブドウ棚の床を形成する複数の床材を受け材に取付けてブドウ棚を構築したことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の建物の施工方法。
  6. 被吊材を吊るすための吊元と、吊元を受ける受け材とを備えた建物の施工方法において、
    躯体を構築するための型枠に受け材を設置しておいて、型枠内にコンクリートを打設することで躯体に取付けられた受け材に吊元を取付ける方法であって、
    建物の天井裏となる部分に梁を構築するための型枠に受け材を設置しておいて、当該型枠内にコンクリートを打設することで梁に取付けられた受け材に吊元を取付け、当該吊元に被吊材としての天井材が吊り下げられた天井構造を構築したことを特徴とする建物の施工方法。
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