JP7025887B2 - 防災設備 - Google Patents

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Description

本発明は、防災設備に関する。
従来、監視領域の火災を報知するための防災設備として、防災受信機が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
この防災受信機は、ディスプレイを備えており、このディスプレイに防災処理に関する情報を表示すること等により火災を報知していた。
特開2016-040685号公報
しかしながら、特許文献1の防災受信機においては、例えば、防災のための専用装置として構成されていたので、ディスプレイには防災処理に関する情報を表示するのみであり、防災処理に関する情報以外の情報を表示することができず、防災受信機の周辺の対象者に提供できる情報の種類に限りがあった。このために、建物内の対象者にあらゆる情報を提供する観点において改善の余地があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、対象者にあらゆる情報を提供することが可能な防災設備を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の防災設備は、防災のために用いられる防災設備であって、前記防災設備の周囲の対象者に視認させる画像を表示する表示面を備える表示手段であって、前記防災設備の外面に設けられている前記表示手段と、所定の状態になるまでは、第1画像を前記表示面に表示させ、前記所定の状態になった場合に、前記防災設備に関する画像である第2画像を前記表示面の少なくとも一部において前記第1画像の代わりに表示させる表示制御手段と、を備え、前記防災設備は、監視領域に配置される副表示盤又は電子掲示板を含み、前記第1画像は、前記防災設備とは無関係な画像であり、前記第2画像は、発信機の操作機構部を含む画像であり、前記防災設備は、前記第2画像に対して行われた操作を示す情報を防災受信機に送信する。
請求項1に記載の防災設備によれば、所定の状態になるまでは、第1画像を表示させ、所定の状態になった場合に、防災設備に関する画像である第2画像を表示させることにより、例えば、防災設備に関する画像である第2画像以外の画像である第1画像も表示することができるので、対象者にあらゆる情報を提供することが可能となる。また、例えば、所定の状態になるまでに宣伝広告等のユーザの注意を引き付ける画像を第1画像として表示させることにより、所定の状態になるまでの間に表示手段の位置をユーザに意識させることができるので、所定の状態になった場合に表示させる第2画像をユーザに確実に視認させることができ、防災性を向上させることが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る受信機の正面図であり。 受信機のブロック図である。 表示制御処理のフローチャートである。 宣伝広告画像を表示した状態の受信機の一部の正面図である。 設備表示画像を表示した状態の受信機の一部の正面図である。 本発明の実施の形態2に係る受信機の正面図である。 受信機のブロック図である。 宣伝広告画像を表示した状態の受信機の一部の正面図である。 設備表示機構画像を表示した状態の受信機の一部の正面図である。
以下に、本発明に係る防災設備の各実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この各実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
〔実施の形態の基本的概念〕
まずは、各実施の形態の基本的概念について説明する。各実施の形態は、概略的に、防災設備に関するものである。
防災設備は、防災のために用いられる設備であって、具体的には、監視領域の防災のために用いられる設備であり、例えば、表示手段、及び表示制御手段を備えるものであり、一例としては、感知器、受信機(つまり、防災受信機)、防災表示装置、発信機、消火器、消火栓、防災用の電話機、及びスプリンクラー等を含む概念である。防災設備は、例えば、防災のために用いられる専用設備、あるいは、汎用的に用いられる装置(一例としては、パーソナルコンピュータ、携帯端末等)に対して防災機能を実装することにより実現されるシステム等を含む概念である。
ここで、「監視領域」とは、防災設備による防災の対象となっている領域であり、具体的には、一定の広がりを持った空間であり、例えば、建築物のフロア(例えば、1階部分、2階部分等)、建築物の部屋(例えば、1階の部屋A、1階の部屋B、2階の部屋C等)、廊下、階段等を含む概念である。
また、「感知器」とは、監視領域の異常を検出(判定)する機器であって、受信機との間で監視領域の防災に関する通信を行う機器であり、具体的には、監視領域の煙やガス等の検出対象を検出することにより、火災、又はガス漏れ等の異常を検出する機器であり、例えば、煙感知器、熱感知器、火災感知器及びガス感知器等を含む概念である。なお、「監視領域の異常」とは、監視領域の状態が通常の状態とは異なっていることであり、例えば、火災発生、ガス漏れ発生等を含む概念である。また、「受信機」とは、監視領域の異常を警報する機器であり、具体的には、火災、又はガス漏れ等の異常を警報する機器であって、感知器が異常を検出した場合に警報音又は警報画像を出力したり、移報信号を出力したりする機器であり、例えば、感知器と接続されている機器であり、R型受信機又はP型受信機等含む概念である。
また、「表示手段」とは、防災設備の周囲の対象者に視認させる画像を表示する表示面を備える手段であって、防災設備の外面に設けられている手段であり、例えば、平面ディスプレイやプロジェクタ等によって画像又は文字等を表示する表示装置等を含む概念である。
また、「表示制御手段」とは、所定の状態になるまでは、第1画像を表示面に表示させ、所定の状態になった場合に、防災設備に関する画像である第2画像を表示面の少なくとも一部において第1画像の代わりに表示させる手段である。
また、「所定の状態」とは、予め定められた状態(場合)であって、任意の状態であり、例えば、監視領域の異常を検出した場合(つまり、監視領域で異常が発生した場合)、任意の手法でユーザを認証した場合、所定の時間(例えば、1日における午後6時00分等)になった場合等を含む概念である。
「第1画像」とは、少なくとも、所定の状態になるまでに表示される画像であり、具体的には、第2画像とは異なる画像であり、例えば、第2画像とは異なる種類の画像であり、一例としては、宣伝広告、天気予報、監視領域に関する情報(例えば、監視領域の施設に関する情報等)等を含む任意の情報を表示する画像を含む概念である。なお、「監視領域の施設を案内する案内情報」とは、施設を案内する情報であり、例えば、施設の種別(例えば、衣料品店、レストラン等)、施設の場所、及び施設にて売られている物等を特定する情報を含む概念である。「第2画像」とは、少なくとも、所定の状態になった場合に表示される画像であり、具体的には、防災設備に関する画像であり、例えば、公知の防災設備が表示する画像(例えば、公知の受信機又は防災表示装置が監視する監視領域の状態を表示する画像等)、及び防災設備を操作する機構(例えば、公知の発信機の保護プレートであって、火災時に押下する例えば円形の保護プレート、あるいは、公知の受信機の断定ボタン、音響停止ボタン、地区音響一時停止ボタン、及び復旧ボタン等)を示す画像等を含む概念である。なお、「対象者」とは、防災設備の周囲にいる者であり、例えば、人や動物(例えば、犬や猫等)等を含む概念である。
そして、以下に示す各実施の形態では、「防災設備」が「受信機」であり、「所定の状態」が「監視領域の異常を検出した場合(つまり、監視領域で異常が発生した場合)」であり、「監視領域の異常」が「火災」であり、「第1画像」が「宣伝広告の情報を表示する画像」(以下、宣伝広告画像)である場合について説明する。特に、実施の形態1では、「第2画像」として「公知の防災設備が表示する画像」(以下、設備表示画像)を表示する場合について説明し、また、実施の形態2では、「第2画像」として「公知の防災設備が表示する画像、及び防災設備を操作する機構を示す画像」(以下、設備表示機構画像)を表示する場合について説明する。また、各実施の形態においては、特記する構成又は処理を除いて、公知の受信機(詳細には、例えば、公知のR型受信機)の構成又は処理を適用することができるが、この公知の構成又は処理に適宜その説明を省略する。
(実施の形態1)
初めに、実施の形態1について説明する。なお、この実施の形態1においては、「第2画像」として「設備表示画像」を表示する場合について説明する。
(構成)
まず、本実施の形態に係る受信機の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る受信機の正面図であり、図2は、受信機のブロック図である。
図2の受信機100は、防災設備であり、例えば、通信部11、操作部12、表示部13、音響部14、記録部15、及び制御部16を備える。
(構成-通信部)
通信部11は、ネットワークを介して外部装置(例えば、不図示の感知器等)との間で通信するための通信手段である。この通信部11の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知の通信回路等を用いて構成することができる。
(構成-操作部)
操作部12は、ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。この操作部12の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図1のタッチパッド121、断定ボタン122、音響停止ボタン123、地区音響一時停止ボタン124、及び復旧ボタン125を備えて構成される。まず、タッチパッド121は、ユーザの指等で押圧されることにより、当該ユーザから各種操作入力を受け付けるように構成されており、一例としては、抵抗膜方式や静電容量方式等による操作位置検出手段を備えた公知のものを用いることができる。また、断定ボタン122、音響停止ボタン123、地区音響一時停止ボタン124、及び復旧ボタン125は、受信機100の複数の制御項目を制御するために操作される機構であり、例えば、断定ボタン122は、火災発生を断定するために押下されるものであり、また、音響停止ボタン123は、受信機100から出力される警報音を一時停止するために押下されるものであり、また、地区音響一時停止ボタン124は、監視領域内で不図示のスピーカから出力される警報音を一時停止するために押下されるものであり、また、復旧ボタン125は、監視領域での火災が復旧したことを報知するために押下されるものである。
(構成-表示部)
表示部13は、制御部16の制御に基づいて情報を表示する表示手段である。この表示部13の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図1のディスプレイ131を備えて構成される。ディスプレイ131は、受信機100の周囲の対象者に視認させる画像を表示する表示面であって、受信機100の外面に設けられているものであり、例えば、公知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの如きフラットパネルディスプレイ(つまり、平面ディスプレイ)等を用いて構成することができる。なお、上記の操作部12のタッチパッド121と表示部13のディスプレイ131とを相互に重畳してタッチパネルとして一体形成しているものとして、以下説明する。
(構成-音響部)
音響部14は、制御部16の制御に基づいて警報音を出力する音響手段である。この音響部14の具体的な種類は任意であるが、例えば、図1のスピーカ141を備えて構成される。
(構成-記録部)
記録部15は、受信機100の動作に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記録手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる(実施の形態2も同様とする)。
(構成-制御部)
制御部16は、受信機100を制御する制御手段であり、具体的には、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを格納するためのRAMの如き内部メモリを備えて構成されるコンピュータである(他の装置の制御部も同様とする)。特に、実施の形態に係る制御プログラムは、任意の記録媒体又はネットワークを介して受信機100にインストールされることで、制御部16の各部を実質的に構成する(実施の形態2も同様とする)。
この制御部16は、機能概念的に、表示制御部161を備える。表示制御部161は、所定の状態になるまでは、宣伝広告画像である第1画像をディスプレイ131に表示させ、所定の状態になった場合に、受信機100に関する画像である設備表示画像としての第2画像をディスプレイ131の少なくとも一部において宣伝広告画像の代わりに表示させる表示制御手段である。なお、この制御部16の各部により行われる処理については、後述する。
(処理)
次に、このように構成される受信機100によって実行される表示制御処理について説明する。図3は、表示制御処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。表示制御処理は、概略的には、ディスプレイ131に表示されている画像を切り替える処理である。この表示制御処理を実行するタイミングは任意であるが、例えば、受信機100の電源をオンした後に実行を開始し、繰り返し実行するものとし、実行が開始されたところから説明する。図4は、宣伝広告画像を表示した状態の受信機の一部の正面図であり、図5は、設備表示画像を表示した状態の受信機の一部の正面図である。
図3のSA1において表示制御部161は、受信機100の動作モードを第1モードに切り替えて、宣伝広告画像を表示させる。ここで、「動作モード」とは、受信機100を動作させるモードであり、具体的には、受信機100が動作する形式であり、例えば、第1モードと第2モードとを含む概念である。「第1モード」とは、受信機100の動作モードであり、具体的には、第2モードに対して択一的に切り替えられる動作モードであり、例えば、所定の状態になるまでの動作モードであり、一例としては、従来の受信機とは異なる動作を行うモードであって、第1画像を表示し、且つ、操作部12が有効になっているモードである。「操作部12が有効になっている」とは、操作部12を操作した場合に入力を受け付ける状態である。また、「第2モード」とは、受信機100の動作モードであり、具体的には、第1モードに対して択一的に切り替えられる動作モードであり、例えば、所定の状態になった場合の動作モードであり、一例としては、第2画像を表示し、且つ、操作部12が有効になっているモードである。
このSA1について具体的には任意であるが、表示制御部161は、例えば、図4の宣伝広告画像を含む複数の宣伝広告画像が記録部15に格納されていることとし、適宜の通信により、この記録されている複数の宣伝広告画像をディスプレイ131に送信した後に、受信機100を第1モードに切り替えて、宣伝広告画像をディスプレイ131に表示させる。ここでは、例えば、図4の宣伝広告画像等がディスプレイ131に順次表示されることになる。また、この場合、操作部12が有効になっているので、受信機100が各種操作を受け付ける状態となっている。
図3のSA2において制御部16は、火災が発生したか否かを判定する。具体的には任意であるが、例えば、不図示の感知器が、公知の手法で火災を検出した場合に、自己の感知器IDを含む発報信号を受信機100に送信することとし、制御部16は、通信部11を監視してこの発報信号を受信したか否かに基づいて、火災が発生したか否かを判定する。なお、「発報信号」とは、火災を検出したことを報知するための信号である。そして、発報信号を受信しなかった場合、火災を検出せずに、火災が発生していないものと判定し(SA2のNO)、火災が発生したものと判定するまで、繰り返しSA2を実行する。また、発報信号を受信した場合、火災を検出し、火災が発生したものと判定し(SA2のYES)、SA3に移行する。ここでは、例えば、不図示の監視領域の「南廊下東側」に設置されている感知器が火災を検出(判定)し、自己の感知器IDを送信した場合、火災を検出し、火災が発生したものと判定する。
図3のSA3において表示制御部161は、受信機100の動作モードを第2モードに切り替えて、設備表示画像を表示させる。具体的には任意であるが、例えば、従来の受信機と同様にして、火災の位置を特定した上で、特定した位置を含む警報メッセージの画像を含む設備表示画像(つまり、監視領域の状態を表示する画像)を生成して、生成した設備表示画像をディスプレイ131に送信した後に、受信機100を第2モードに切り替えて、設備表示画像をディスプレイ131に表示させる。ここでは、例えば、図5の設備表示画像等がディスプレイ131に表示されることになる。また、本実施の形態においては、第2モードに切り替えられた場合、従来の受信機と同様な動作を行うこととする。つまり、例えば、ディスプレイ131の表示を、従来と同様にして適宜切り替えたり、あるいは、スピーカ141からの警報音の出力等を従来と同様にして行ったりする。
なお、この場合、操作部12が有効になっているので、受信機100が各種操作を受け付け可能な状態となっている。つまり、例えば、断定ボタン122を押下することにより、火災発生を断定したり、また、音響停止ボタン123を押下することにより、受信機100から出力される警報音を一時停止したり、また、地区音響一時停止ボタン124を押下することにより、監視領域内で不図示のスピーカから出力される警報音を一時停止したり、また、復旧ボタン125を押下することにより、監視領域での火災が復旧したことを報知したりすることが可能となる。
図3のSA4において制御部16は、復旧したか否かを判定する。具体的には、任意であるが、例えば、復旧ボタン125を順次押下した場合に復旧信号が出力されることとし、この復旧信号を監視し監視結果に基づいて判定する。そして、復旧信号が出力されていない場合、復旧していないものと判定し(SA4のNO)、復旧したものと判定するまで、繰り返しSA6を実行する。また、復旧信号が出力された場合、復旧したものと判定し(SA4のYES)、SA5に移行する。ここでは、例えば、図1の復旧ボタン125を押下した場合、復旧信号が出力されて、復旧したものと判定する。
図3のSA5において表示制御部161は、受信機100の動作モードを第1モードに切り替えて、宣伝広告画像を表示させる。具体的には任意であるが、例えば、SA1と同様な処理を行って、第1モードに切り替えて、宣伝広告画像を表示させる。これにて、表示制御処理を終了する。なお、この表示制御処理は、前述したように、繰り返し実行されることになるが、繰り返し実行時のSA1において、受信機100の動作モードが第1モードに切り替えられており、受信機100のディスプレイ131に宣伝広告画像が既に表示されている場合には、当該SA1の実行を省略してもよい。
(実施の形態の効果)
このように本実施の形態によれば、火災を検出するまで(所定の状態になるまで)は、宣伝広告画像を表示させ、火災を検出した場合(所定の状態になった場合)に、受信機100に関する画像である設備表示画像を表示させることにより、例えば、受信機100に関する画像である設備表示画像以外の画像である宣伝広告画像も表示することができるので、対象者にあらゆる情報を提供することが可能となる。また、例えば、火災を検出するまでに宣伝広告等のユーザの注意を引き付ける画像を表示させることにより、火災を検出するまでの間にディスプレイ131の位置をユーザに意識させることができるので、火災を検出した場合に表示させる設備表示画像をユーザに確実に視認させることができ、防災性を向上させることが可能となる。
また、監視領域の状態を表示する画像を設備表示画像として表示させることにより、例えば、監視領域の状態を把握することができるので、防災性を向上させることが可能となる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。なお、この実施の形態2においては、「第2画像」として「設備表示機構画像」を表示する場合について説明する。
(構成)
まず、本実施の形態に係る受信機の構成について説明する。図6は、本実施の形態に係る受信機の正面図であり、図7は、受信機のブロック図である。なお、本実施の形態の受信機200は、実施の形態1の受信機100において、図1のスピーカ141の位置を変更し、また、断定ボタン122、音響停止ボタン123、地区音響一時停止ボタン124、及び復旧ボタン125を省略し、タッチパッド121及びディスプレイ131のサイズを変更した上で、図7の受付部262を設けたものである。
図7の受信機200は、防災設備であり、例えば、通信部21、操作部22、表示部23、音響部24、記録部25、及び制御部26を備える。なお、通信部21、及び記録部25は、図2の同一名称の各部の構成と同様である。
(構成-操作部)
操作部22は、ユーザから各種操作入力を受け付ける操作手段である。この操作部22の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図6のタッチパッド221を備えて構成される。なお、タッチパッド221は、実施の形態1のタッチパッド121と同様に構成することができる。
(構成-表示部)
表示部23は、制御部26の制御に基づいて情報を表示する表示手段である。この表示部23の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、図6のディスプレイ231を備えて構成される。ディスプレイ231は、実施の形態1のディスプレイ131と同様に構成することができる。
(構成-音響部)
音響部24は、制御部26の制御に基づいて警報音を出力する音響手段である。この音響部24の具体的な種類は任意であるが、例えば、図6のスピーカ241を備えて構成される。スピーカ241は、実施の形態1のスピーカ141と同様に構成することができる。
(構成-制御部)
制御部26は、受信機200を制御する制御手段であり、機能概念的に、表示制御部261、及び受付部262を備える。表示制御部261は、所定の状態になるまでは、宣伝広告画像である第1画像をディスプレイ231に表示させ、所定の状態になった場合に、受信機200に関する画像である設備表示機構画像としての第2画像をディスプレイ231の少なくとも一部において宣伝広告画像の代わりに表示させる表示制御手段であり、例えば、受信機200を制御するために操作される機構の画像を第2画像として表示させる表示制御手段である。受付部262は、第2画像(例えば、制御するために操作される機構)に対応する位置に受信機200のユーザが接触した場合に受信機200に対する操作入力を受け付ける受付手段である。なお、この制御部26の各部により行われる処理については、後述する。
(処理)
次に、このように構成される受信機200によって実行される表示制御処理について説明する。受信機200の表示制御処理は、一部の処理を除いて、実施の形態1の受信機100の表示制御処理と同様であるので、図3に「SB」と付して当該図3を参照しつつ、実施の形態の処理と異なる処理について主に説明する。図8は、宣伝広告画像を表示した状態の受信機の一部の正面図であり、図9は、設備表示機構画像を表示した状態の受信機の一部の正面図である。
図3のSB1において表示制御部261は、受信機100の動作モードを第1モードに切り替えて、宣伝広告画像を表示させる。具体的には任意であるが、例えば、実施の形態1のSA1と同様な処理を行う。ここでは、例えば、図8の宣伝広告画像等がディスプレイ231に順次表示されることになる。また、この場合、操作部22が有効になっているので、受信機200が各種操作を受け付ける状態となっている。
図3のSB2において制御部26は、火災が発生したか否かを判定する。具体的には任意であるが、例えば、実施の形態1のSA2と同様な処理を行う。
図3のSB3において表示制御部261は、受信機200の動作モードを第2モードに切り替えて、設備表示機構画像を表示させる。具体的には任意であるが、例えば、実施の形態1のSA3で生成した設備表示画像(つまり、「公知の防災設備が表示する画像」であり、より詳細には、例えば「監視領域の状態を表示する画像」)を生成し、また、「防災設備を操作する機構を示す画像」として、例えば従来の受信機の断定ボタン、音響停止ボタン、地区音響一時停止ボタン、及び復旧ボタンを示す画像を生成し、生成したこれらの画像を設備表示機構画像としてディスプレイ231に送信した後に、受信機200を第2モードに切り替えて、前述の設備表示機構画像をディスプレイ231に表示させる。なお、本実施の形態においては、第2モードに切り替えられた場合、以下の受付部262の動作を除いて、従来の受信機と同様な動作を行うこととする。
なお、各ボタンの画像の生成手法は任意であり、例えば、テンプレートが記録部25に記録されていることとし、この記録されているテンプレートを利用して生成してもよい。ここでは、例えば、図9の表示画像Im1、断定ボタン画像Im2、音響停止ボタン画像Im3、地区音響一時停止ボタン画像Im4、及び復旧ボタン画像Im5を含む設備表示機構画像を生成して、生成した設備表示機構画像をディスプレイ231にて表示させる。
表示画像Im1は、「公知の防災設備が表示する画像」である。また、断定ボタン画像Im2、音響停止ボタン画像Im3、地区音響一時停止ボタン画像Im4、及び復旧ボタン画像Im5は、「防災設備を操作する機構を示す画像」であり、各画像の名称の従来の各ボタンに対応する画像である。そして、ディスプレイ231に重畳しているタッチパッド121において、ユーザが、断定ボタン画像Im2に対応する位置を操作(具体的には、「接触」以下、同様とする)した場合、受付部262が操作入力を受け付けて、当該操作入力に基づいて火災発生を断定したり、また、音響停止ボタン画像Im3に対応する位置を操作した場合、受付部262が操作入力を受け付けて、当該操作入力に基づいて受信機200から出力される警報音を一時停止したり、また、地区音響一時停止ボタン画像Im4に対応する位置を操作した場合、受付部262が操作入力を受け付けて、当該操作入力に基づいて、監視領域内で不図示のスピーカから出力される警報音を一時停止したり、また、復旧ボタン画像Im5に対応する位置を操作した場合、受付部262が操作入力を受け付けて、当該操作入力に基づいて、監視領域での火災が復旧したことを報知したりすることが可能となる。
図3のSB4において制御部26は、復旧したか否かを判定する。具体的には、任意であるが、例えば、実施の形態1のSA4と同様な処理を行う。
図3のSB5において表示制御部261は、受信機200の動作モードを第1モードに切り替えて、宣伝広告画像を表示させる。具体的には任意であるが、例えば、実施の形態1のSA5と同様な処理を行う。これにて、表示制御処理を終了する。
(実施の形態の効果)
このように本実施の形態によれば、断定ボタン画像Im2、音響停止ボタン画像Im3、地区音響一時停止ボタン画像Im4、及び復旧ボタン画像Im5に対応する位置に受信機200のユーザが接触した場合に受信機200に対する操作入力を受け付けることにより、例えば、設備表示機構画像を用いて受信機200を操作することができるので、受信機200を制御するための機構(例えば、押しボタン等)を設ける必要がなく、部品点数を減少させて受信機200の低コスト化を図ることが可能となる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の詳細に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(分散や統合について)
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。また、本出願における「装置」とは、単一の装置によって構成されたものに限定されず、複数の装置によって構成されたものを含む。
(画面の切替について)
また、実施の形態1の図3のSA1において第1モードに切り替えられた場合、例えば、宣伝広告画像の所定位置に操作ボタンを表示し、当該操作ボタンを押下操作することにより操作部12を介して操作入力を受け付けて、従来の火災受信機(防災受信機)のように、火災受信機本来の画面に切り替わり、各種設定や履歴表示などの画面に切り替わるように構成してもよい。また、操作ボタンを押下操作することにより、第1モードでの宣伝広告画像が手動にて切り替わるように構成してもよい。なお、この場合、操作ボタンを表示せずに、宣伝広告画像の何れかの部分を押下操作することにより、上述の処理が行われるように構成してもよい。
(宣伝広告画像及び設備表示機構画像について)
また、実施の形態2の宣伝広告画像については、通路などに設けられる副表示盤、電子掲示板にも、受信機200からの通信制御で表示させるように構成してもよい。また、図9の設備表示機構画像を、副表示盤、電子掲示板に表示させ、副表示盤の火災断定ボタンなどが押された場合は、その情報(火災断定ボタンが押されたことを示す情報)が受信機200に返信され、受信機200にて副表示盤のアドレスや位置を表示して警報を行うように構成してもよい。また、受信機200、及び副表示盤で表示する画面(具体的には、第1モードの宣伝広告画像、及び第2モードの設備表示機構画像の両方)については、受信機200側で作成して表示させるように構成してもよく、また、コンピュータ(例えば、パーソナルコンピュータ等)を電気的に接続して登録可能としてもよい。また、各機器の音声情報についても、接続機器に配信可能としてもよく、具体的には、受信機200側の音声を副表示盤等側に配信するように構成してもよいし、副表示盤側の音声を受信機200側に配信するように構成してもよい。また、受信機200、及び副表示盤で表示した画面の画像(具体的には、第1モードの宣伝広告画像、第2モードの設備表示機構画像)については、印字装置(例えば、受信機200に一体的に設けられているプリンタ、あるいは、受信機200とは別体のプリンタ等)にて印刷可能としてもよい。
(監視領域の状態を表示する画像について)
また、図3のSA3又はSB3にて、「監視領域の状態を表示する画像」として、地図上の監視領域において各監視領域にて火災が発生しているか否か示す画像を生成して表示させてもよい。
(設備表示機構画像について)
また、図9の設備表示機構画像の表示態様については、任意の表示態様にて表示してもよい。例えば、断定ボタン画像Im2、音響停止ボタン画像Im3、地区音響一時停止ボタン画像Im4、及び復旧ボタン画像Im5を、従来の受信機の断定ボタン、音響停止ボタン、地区音響一時停止ボタン、及び復旧ボタンの外観(色、形、及びサイズ等)と同様に表示してもよい。また、例えば、火災断定については特に早急に行うことが防災性の観点から好ましいことを考慮して、断定ボタン画像Im2を他の画像に対して目立たせてもよく、詳細には、拡大表示したり、点目滅表示したりしてもよい。また、例えば、一般的には、復旧を行う場合には、音響停止ボタン、地区音響一時停止ボタン、及び復旧ボタンの順に各ボタンを押下することを考慮して操作を案内してもよく、詳細には、次に操作するべきボタン画像を強調表示してもよい。より詳細には、例えば、まず、音響停止ボタン画像Im3を強調表示(例えば、拡大表示又は点滅表示等)し、この音響停止ボタン画像Im3が押下された場合、音響停止ボタン画像Im3を通常表示(例えば、通常のサイズ
での表示又は点灯表示)した上で、次に操作するべき画像ボタンである地区音響一時停止ボタン画像Im4を強調表示して、これらの各ボタン画像を順次強調表示してもよい。
また、例えば、実施の形態2にて説明したように、宣伝広告画像全部の代わりに設備表示機構画像を表示してもよい(つまり、宣伝広告画像を消して設備表示機構画像を表示してもよい)が、宣伝広告画像の一部の代わりに設備表示機構画像を表示してもよい(つまり、宣伝広告画像の一部(例えば、下側の一部等)を消して、当該消した一部に設備表示機構画像を表示してもよい)。
また、例えば、従来の受信機の断定ボタン、音響停止ボタン、地区音響一時停止ボタン、及び復旧ボタンのうちの、一部のみをボタン画像にて表示し、他の一部は従来と同様に物理的機構としてボタンにて実現するように変更しいてもよい。つまり、表示制御手段が、受信機の複数の制御項目のうちの一部のみの制御項目を制御するために操作される機構の画像を第2画像として表示させ、当該受信機が、複数の制御項目のうちの残りの一部のみの制御項目を制御するために操作される機構を備えるように構成してもよい。詳細には、例えば、図9の断定ボタン画像Im2を省略した上で、受信機200に対して図2の断定ボタン122の如き断定ボタンを設けてもよい。この場合、例えば、当該断定ボタンを押下すことにより、火災が断定され、音響停止ボタン画像Im3、地区音響一時停止ボタン画像Im4、及び復旧ボタン画像Im5に対応する位置にユーザが接触した場合に、当該接触したボタン画像に対応する制御が行われることになる。このように構成した場合、受信機の複数の制御項目のうちの一部のみの制御項目を制御するために操作される機構の画像として、音響停止ボタン画像Im3、地区音響一時停止ボタン画像Im4、及び復旧ボタン画像Im5を表示させ、また、複数の制御項目のうちの残りの一部のみの制御項目を制御するために操作される機構として、断定ボタンを受信機が備えることにより、例えば、受信機の一部の制御項目については各ボタン画像を用いて操作することができるので、防災設備を制御するための機構(例えば、押しボタン等)の数を減少させて低コスト化を図り、また、残りの一部の制御項目については制御するための機構として断定ボタンを用いて操作することができるので、当該断定ボタンからのレスポンスを認識しながら確実に操作を行うことが可能となる。
(第2画像について)
また、従来の受信機の断定ボタン、音響停止ボタン、地区音響一時停止ボタン、及び復旧ボタンに対応する部分に本願の特徴を適用してもよい。つまり、各ボタンを省略した上で省略した部分に表示手段(例えば、ディスプレイ等)を設けて、火災を検出するまでは、宣伝広告画像を当該表示手段に表示させ、火災を検出した場合に、図9の各ボタン画像の如き画像を当該表示手段に表示してもよい。この場合、実施の形態2の場合と同様に、各ボタン画像に押下することにより操作入力を受け付けるように構成してもよい。
(受信機の設置位置について)
また、上記各実施の形態の受信機の設置位置は任意であるが、例えば、火災を検出するまでは宣伝広告画像を表示することを考慮して、建物の人目に付きやすい場所に設置してもよい。
(所定の状態について)
また、上記各実施の形態では、「所定の状態」が「監視領域の異常を検出した場合(つまり、監視領域で異常が発生した場合)」である例を説明したが、「所定の状態」は、前述したように、任意の手法でユーザを認証した場合、であってもよい。
例えば、「所定の状態」が「任意の手法でユーザを認証した場合」である例については、任意の手法で情報を入力し、入力した情報に基づいて公知の手法にてユーザ認証を行って、認証が行われた場合にのみ、受信機100の動作モードを第1モードから第2モードに切り替えて、第2画像を表示させてもよい。なお、情報入力については、各受信機の第1モードでの操作部を介して情報を入力してもよいし、あるいは、画像を撮像する撮像部(例えば、公知のカメラ等の任意の撮像手段)を各受信機に設けた上で、当該撮像部にてユーザの顔の画像を撮像し、当該撮像した画像を入力して認証を行ってもよい。
(その他の機能について)
また、例えば、各受信機が、自己の周辺の対象者が保持している携帯端末(例えば、スマートフォン等)に近距離無線通信等の技術を用いて、第1画像又は第2画像に送信して、当該携帯端末上で当該画像を表示するように構成してもよい。このように構成した場合、対象者は、障害物等で各受信機を視認し難い場合であっても、自己の携帯端末にて画像を視認することが可能となる。
また、例えば、実施の形態又は変形例に記載した各画像中の情報を音声出力してもよい。また、各受信機に前述の撮像部を設けた上で、対象者が各受信機を視認した場合に、各受信機にて当該対象者を撮像した上で画像認識を行って、当該対象者の国籍を推定し、推定した国籍に対応する言語にて情報を出力してもよいし、あるいは、当該推定した国籍に対応する言語の情報を対象者の携帯端末に送信して表示してもよい。
(特徴について)
また、上記実施の形態の特徴及び変形例の特徴を任意に組合わせてもよい。
(付記)
付記1の防災設備は、防災のために用いられる防災設備であって、前記防災設備の周囲の対象者に視認させる画像を表示する表示面を備える表示手段であって、前記防災設備の外面に設けられている前記表示手段と、所定の状態になるまでは、第1画像を前記表示面に表示させ、前記所定の状態になった場合に、前記防災設備に関する画像である第2画像を前記表示面の少なくとも一部において前記第1画像の代わりに表示させる表示制御手段と、を備える。
付記2の防災設備は、付記1に記載の防災設備において、前記表示制御手段は、前記防災設備を制御するために操作される機構の画像を前記第2画像として表示させ、前記防災設備は、前記第2画像に対応する位置に前記防災設備のユーザが接触した場合に前記防災設備に対する操作入力を受け付ける受付手段、を備える。
付記3の防災設備は、付記2の防災設備において、前記表示制御手段は、前記防災設備の複数の制御項目のうちの一部のみの制御項目を制御するために操作される機構の画像を前記第2画像として表示させ、前記防災設備は、前記複数の制御項目のうちの残りの一部のみの制御項目を制御するために操作される機構、を備える。
付記4の防災設備は、付記1から3の何れか一項に記載の防災設備において、前記防災設備は、防災受信機であり、前記表示制御手段は、前記防災受信機が監視する監視領域の状態を表示する画像を前記第2画像として表示させる。
(付記の効果)
付記1に記載の防災設備によれば、所定の状態になるまでは、第1画像を表示させ、所定の状態になった場合に、防災設備に関する画像である第2画像を表示させることにより、例えば、防災設備に関する画像である第2画像以外の画像である第1画像も表示することができるので、対象者にあらゆる情報を提供することが可能となる。また、例えば、所定の状態になるまでに宣伝広告等のユーザの注意を引き付ける画像を第1画像として表示させることにより、所定の状態になるまでの間に表示手段の位置をユーザに意識させることができるので、所定の状態になった場合に表示させる第2画像をユーザに確実に視認させることができ、防災性を向上させることが可能となる。
付記2に記載の防災設備によれば、第2画像に対応する位置に防災設備のユーザが接触した場合に防災設備に対する操作入力を受け付けることにより、例えば、第2画像を用いて防災設備を操作することができるので、防災設備を制御するための機構(例えば、押しボタン等)を設ける必要がなく、部品点数を減少させて防災設備の低コスト化を図ることが可能となる。
付記3に記載の防災設備によれば、防災設備の複数の制御項目のうちの一部のみの制御項目を制御するために操作される機構の画像を表示させ、また、複数の制御項目のうちの残りの一部のみの制御項目を制御するために操作される機構を防災設備が備えることにより、例えば、防災設備の一部の制御項目については第2画像を用いて操作することができるので、防災設備を制御するための機構(例えば、押しボタン等)の数を減少させて低コスト化を図り、また、残りの一部の制御項目については制御するための機構(例えば、押しボタン等)を用いて操作することができるので、当該機構からのレスポンスを認識しながら確実に操作を行うことが可能となる。
付記4に記載の防災設備によれば、監視領域の状態を表示する画像を第2画像として表示させることにより、例えば、監視領域の状態を把握することができるので、防災性を向上させることが可能となる。
11 通信部
12 操作部
13 表示部
14 音響部
15 記録部
16 制御部
21 通信部
22 操作部
23 表示部
24 音響部
25 記録部
26 制御部
100 受信機
121 タッチパッド
122 断定ボタン
123 音響停止ボタン
124 地区音響一時停止ボタン
125 復旧ボタン
131 ディスプレイ
141 スピーカ
161 表示制御部
200 受信機
221 タッチパッド
231 ディスプレイ
261 表示制御部
262 受付部
Im1 表示画像
Im2 断定ボタン画像
Im3 音響停止ボタン画像
Im4 地区音響一時停止ボタン画像
Im5 復旧ボタン画像

Claims (1)

  1. 防災のために用いられる防災設備であって、
    前記防災設備の周囲の対象者に視認させる画像を表示する表示面を備える表示手段であって、前記防災設備の外面に設けられている前記表示手段と、
    所定の状態になるまでは、第1画像を前記表示面に表示させ、前記所定の状態になった場合に、前記防災設備に関する画像である第2画像を前記表示面の少なくとも一部において前記第1画像の代わりに表示させる表示制御手段と、を備え、
    前記防災設備は、監視領域に配置される副表示盤又は電子掲示板を含み、
    前記第1画像は、前記防災設備とは無関係な画像であり、
    前記第2画像は、発信機の操作機構部を含む画像であり、
    前記防災設備は、前記第2画像に対して行われた操作を示す情報を防災受信機に送信する、
    防災設備。
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