JP7025720B2 - ガラス物品の製造方法及びガラス溶融炉 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラス物品の製造方法及びガラス溶融炉に関する。
板ガラスなどのガラス物品の製造工程では、ガラス原料を溶融してガラス物品の元となる溶融ガラスを形成するためにガラス溶融炉が用いられる。
ガラス溶融炉には、ガラス原料をガス燃焼により溶融するタイプのものが広く利用されているが、ガラス原料を電気加熱のみで溶融するタイプのものが用いられる場合もある(特許文献1を参照)。
特開2003-183031号公報
近年では、板ガラス上の成膜パターニングの高精細化が進められており、板ガラスの熱的寸法安定性が悪いと、成膜パターニング時に位置ずれが生じやすくなる。従って、板ガラスをはじめとするガラス物品には、高い熱的寸法安定性が要求される場合が多くなっている。熱的寸法安定性を示す指標としては、ガラス物品の熱処理前後の寸法差に基づいて求められるコンパクションがあり、その値が小さければガラス物品の熱的寸法安定性が高いことを意味する。コンパクションは、ガラス物品の水分量と密接に関連しており、ガラス物品の水分量が少ないほど、ガラスの歪点が高くなり、コンパクションの値が小さくなる傾向にある。
ガス燃料の燃焼を利用するガラス溶融炉は、炉内で常時ガス燃料の燃焼を行っているため、炉内の雰囲気の水蒸気量は、燃焼廃ガスの水蒸気量に実質的に支配されており比較的高い水準で維持される。このようにガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量が高い場合、炉内の溶融ガラスの水分量も高くなる傾向にある。従って、溶融ガラスから製造されるガラス物品の水分量も必然的に高くなり、ガラス物品のコンパクションの値を小さくできないという問題がある。
これに対し、電気加熱のみを利用するガラス溶融炉は、炉内におけるガス燃料の燃焼等に起因する水蒸気量の上昇がないため、ガス燃焼を利用するガラス溶融炉に比べて溶融ガラス中の水分量を低下させやすい。従って、溶融ガラスから製造されるガラス物品の水分量も必然的に低くなり、ガラス物品のコンパクションの値を小さくできるという利点がある。
しかしながら、近年では、ガラス物品のコンパクションの値を更に小さくすることが要求されており、電気加熱のみを利用するガラス溶融炉であっても、溶融ガラス中の水分量をより一層低下させる必要がある。
本発明は、電気加熱のみでガラス原料を溶融するガラス溶融炉において、溶融ガラス中の水分量を可及的に低下させることを課題とする。
上記の課題を解決するために創案された本発明は、ガラス溶融炉内でガラス原料を電気加熱のみで連続的に溶融して溶融ガラスを形成するガラス溶融工程と、溶融ガラスからガラス物品を成形する成形工程とを備えたガラス物品の製造方法であって、ガラス溶融工程では、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量を調整することを特徴とする。このような構成によれば、ガラス溶融炉内でガラス原料を電気加熱のみで溶融するため、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量は低くなりやすい。加えて、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量が調整されるため、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量を更に少なく抑えることができる。従って、ガラス溶融炉内の雰囲気中の水分が溶融ガラス中へ拡散する現象が生じにくくなると共に、溶融ガラス中の水分がガラス溶融炉内の雰囲気中へ拡散する現象が生じやすくなる。このため、溶融ガラス中の水分量を可及的に低下でき、低コンパクションのガラス物品を製造できる。
上記の構成において、ガラス溶融工程では、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量が15g/Nm以下であることが好ましい。このようにすれば、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量が適正な範囲になり、溶融ガラス中の水分量をさらに低下できる。
上記の構成において、ガラス溶融工程では、乾燥ガスをガラス溶融炉内に供給してガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量を調整するようにしてもよい。このようにすれば、ガラス溶融炉内の雰囲気が乾燥ガスで置換されるため、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量を簡単かつ確実に抑えることが可能となる。
この場合、ガラス溶融工程では、溶融ガラスは、ガラス原料に覆われずに液面が露出した露出部を有し、乾燥ガスは、露出部に対応する位置でガラス溶融炉内に供給されることが好ましい。このようにすれば、乾燥ガスが、溶融ガラスの露出部に積極的に供給されるため、溶融ガラスの露出部の上部雰囲気における水蒸気量を確実に低く抑えることができる。溶融ガラスの露出部は、溶融ガラスのうちガラス原料に覆われている部分に比べてガラス溶融炉内の雰囲気の影響を受けやすい。従って、このように溶融ガラスの露出部の上部雰囲気における水蒸気量を低く抑えると、溶融ガラス中の水分量を低下させやすくなる。
上記の構成において、ガラス溶融工程では、更に、ガラス溶融炉内の雰囲気とガラス溶融炉外の雰囲気との圧力差を-10mmHO~10mmHOに調整することが好ましい。このようにすれば、ガラス溶融炉の内外の圧力差が適正な範囲に保たれるため、ガラス溶融炉内の温度を所望の温度に維持しやすくなる。従って、ガラス溶融炉でガラス原料を安定して連続溶融できるため、低コンパクションのガラス物品を安定して製造できる。
上記の構成において、成形工程では、ダウンドロー法により溶融ガラスから板ガラスを成形することが好ましい。ダウンドロー法であれば、平滑な表面を有する板ガラスを成形することが可能であるため、表面品位に優れたガラス基板を効率よく製造できる。
上記の構成において、溶融ガラスが、無アルカリガラスであることが好ましい。無アルカリガラスであれば、電子デバイスの製造工程でアモルファス・シリコンや多結晶シリコンの薄膜特性を損なうことを防止できるので、ガラス基板に好適なガラス物品を製造することができる。
上記の課題を解決するために創案された本発明は、ガラス原料を電気加熱のみで溶融して溶融ガラスを形成するガラス溶融炉であって、炉内の雰囲気の水蒸気量を調整する調整手段を備えていることを特徴とする。このような構成によれば、既に述べた対応する構成と同様の作用効果を得ることができる。
上記の構成において、調整手段が、乾燥ガスを炉内に供給するガス供給手段を備えていることが好ましい。
本発明によれば、電気加熱のみでガラス原料を溶融するガラス溶融炉において、溶融ガラス中の水分量を可及的に低下できる。
ガラス物品の製造装置を示す側面図である。 図1のガラス物品の製造装置のガラス溶融炉を示す断面図である。
以下、ガラス物品の製造方法及びガラス溶融炉の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本製造方法に用いられるガラス物品の製造装置は、上流側から順に、ガラス溶融炉1と、清澄室2と、均質化室(攪拌室)3と、ポット4と、成形体5とを備え、これら各部1~5が移送管6~9によって接続されている。ここで、清澄室2などの「室」及び「ポット」という用語には、槽状構造を有するものや、管状構造を有するものが含まれるものとする。
ガラス溶融炉1は、溶融ガラスGmを得る溶融工程を行うための空間である。ここで、溶融ガラスGmとしては、例えば無アルカリガラスを使用することができる。無アルカリガラスのガラス組成としては、質量%で、SiO 50~70%、Al 12~25%、B 0~12%、LiO+NaO+KO(LiO、NaO及びKOの合量) 0~1%未満、MgO 0~8%、CaO 0~15%、SrO 0~12%、BaO 0~15%を含有することが好ましい。無アルカリガラスの中でも高歪点ガラスであることがより好ましい。高歪点ガラスのガラス組成としては、質量%で、SiO 58~65%、Al 12~23%、B 0~3%(特に0.1~2%未満)、LiO+NaO+KO 0~1%未満(特に0~0.5%)、MgO 0.1~6%(特に2~5%)、CaO 2~12%(特に3~10%)、SrO 0~5%、BaO 2~15%(特に5~12%)を含有することが好ましい。このようにすれば、歪点を730℃以上に高めやすく、ガラス物品の低コンパクション化を図りやすい。なお、溶融ガラスGmは、無アルカリガラスに限定されない。
清澄室2は、ガラス溶融炉1から供給された溶融ガラスGmを清澄剤などの働きによって清澄(泡抜き)する清澄工程を行うための空間である。
均質化室3は、清澄された溶融ガラスGmを攪拌翼3aにより攪拌し、均一化する均質化工程を行うための空間である。均質化室3は、複数の均質化室を連ねたものであってもよい。この場合、隣接する二つの均質化室の一方の上端部と、他方の下端部を連ねることが好ましい。
ポット4は、溶融ガラスGmを成形に適した状態(例えば粘度)に調整する状態調整工程を行うための空間である。なお、ポット4は省略してもよい。
成形体5は、成形装置を構成し、溶融ガラスGmを所望の形状に成形する成形工程を行うためのものである。本実施形態では、成形体5は、オーバーフローダウンドロー法によって溶融ガラスGmを帯状のガラスリボンに成形する。
成形体5は、断面形状(紙面と直交する断面形状)が略楔形状をなし、成形体5の上部にオーバーフロー溝(図示省略)が形成されている。移送管9によって溶融ガラスGmをオーバーフロー溝に供給した後、溶融ガラスGmをオーバーフロー溝から溢れ出させて、成形体5の両側の側壁面(紙面の表裏面側に位置する側面)に沿って流下させる。そして、その流下させた溶融ガラスGmを側壁面の下頂部で融合させ、帯状のガラスリボンに成形する。成形されたガラスリボンに徐冷や切断等の処理を施すことにより、ガラス物品としての板ガラス又はガラスリボンを巻き取ったガラスロールが製造される。ガラスリボンの厚みは、例えば、0.01~2mm(好ましくは0.1~1mm)である。板ガラス又はガラスロールは、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ、有機EL照明、太陽電池などの基板や保護カバーに利用される。なお、成形装置は、スロットダウンドロー法などの他のダウンドロー法や、フロート法を実行するものであってもよい。
移送管6~9は、例えば白金又は白金合金からなる円筒管で構成されており、溶融ガラスGmを横方向(略水平方向)に移送する。移送管6~9は、必要に応じて通電加熱される。
図2に示すように、ガラス溶融炉1は、電気加熱のみによって、ガラス原料(カレットを含んでもよい)Grを連続的に溶融して溶融ガラスGmを形成する。溶融ガラスGmは、移送管6によって連続的に排出される。図2中、矢印Xは、溶融ガラスGmの流れ方向を示している。ガラス溶融炉1は、耐火煉瓦(例えば、ジルコニア系電鋳煉瓦やアルミナ系電鋳煉瓦、アルミナ・ジルコニア系電鋳煉瓦、AZS(Al-Zr-Si)系電鋳煉瓦、デンス焼成煉瓦など)で構成された壁部によって炉内の溶融空間を区画形成する。
ガラス溶融炉1の底壁部10には、溶融ガラスGmを直接的に電気加熱(通電加熱)してガラス原料Grを溶融するために、溶融ガラスGmに浸漬された状態で複数の棒状電極11が設けられている。本実施形態では、ガラス溶融炉1内には、電極11以外の他の加熱手段が設けられておらず、電極11の電気加熱(電気エネルギー)のみでガラス原料Grを溶融(全電気溶融)するようになっている。換言すれば、ガラス溶融炉1内の雰囲気の水蒸気量が上昇する原因となるガス燃料の燃焼は用いていない。なお、連続溶融が開始される前の段階(ガラス溶融炉1の立ち上げ段階)では、例えば、側壁部に設置したバーナー(ガス燃料の燃焼)により溶融ガラスGm及び/又はガラス原料Grを加熱してもよい。
電極11は、例えば、モリブデン(Mo)から形成される。なお、電極11は、棒状に限らず、板状やブロック状であってもよく、これらを組み合わせてもよい。また、電極11は、底壁部10に限らず、側壁部に配置してもよく、底壁部10と側壁部の両方に配置してもよい。また、連続溶融の開始前及び/又は開始後に、ガラス原料Gr及び溶融ガラスGmをガラス溶融炉1内の雰囲気を介して間接的に電気加熱するために、ガラス溶融炉1の溶融ガラスGmの上部にヒーター等の電気加熱手段を別途設けてもよい。
ガラス溶融炉1には、原料供給手段としてのスクリューフィーダ12が設けられている。スクリューフィーダ12は、溶融ガラスGmの液面の一部にガラス原料(固体原料)Grに覆われていない部分、すなわち、溶融ガラスGmの露出部Gm1が形成されるようにガラス原料Grを連続的に供給する。すなわち、ガラス溶融炉1は、いわゆるセミホットトップタイプである。ここで、「ガラス原料Grに覆われている部分」とは、溶融ガラスGmの液面において、ガラス原料Grの粒子が存在する部分を意味し、「露出部Gm1」とは、溶融ガラスGmの液面において、ガラス原料Grの粒子が存在することなく、ガラス原料Grの粒子が溶融している箇所を意味する。これら2つの部分は、例えば、カメラ等の撮像手段により溶融ガラスGmの液面を撮像し、その輝度に基づいて識別することができる。また、実際に溶融ガラスGmの液面近傍からサンプルを採取して、ガラス原料Grの粒子の有無を評価してもよい。
なお、ガラス溶融炉1は、溶融ガラスGmの液面の全部がガラス原料Grに覆われた、いわゆるコールドトップタイプでもよい。また、原料供給手段は、プッシャーや振動フィーダなどであってもよい。
ガラス溶融炉1には、炉内の雰囲気を外部に排出するための排気流路としての煙道13が設けられている。煙道13内には、ガス(雰囲気)を外部に送るためのファン13aが設けられている。ただし、ファン13aは必ずしも設けなくてもよい。
ガラス溶融炉1には、炉内に乾燥ガスを供給するためのガス供給口14が設けられている。ガス供給口14には、乾燥ガスを発生又は貯蔵するための図示しないガス供給設備(例えば、ガスタンク)が接続されている。従って、ガス供給手段は、ガス供給設備と、ガス供給口14とを備えており、このガス供給手段が、炉内の雰囲気、すなわち、溶融ガラスGmの上部雰囲気の水蒸気量を調整する調整手段として機能する。また、ガラス溶融炉1は、ガラス原料Grを溶融する一つの溶融空間を有し、この溶融空間に含まれる溶融ガラスGmの上部空間に、未溶融のガラス原料Grが存在すると共に、ガス供給口14を介して乾燥ガスが供給される。
乾燥ガスとしては、例えば、乾燥空気(除湿空気)、乾燥窒素、乾燥酸素、乾燥炭酸ガス、乾燥硝酸ガス、窒素酸化物などの低水分量ガス、又はこれらの中から任意に選択される二種以上の混合ガスが使用できる。本実施形態では、安価に入手できる乾燥空気(例えば、クリーンドライエア(CDA))を使用している。
本実施形態では、ガス供給口14は、溶融ガラスGmの露出部Gm1に対応する位置、すなわち、流れ方向Xにおけるガラス原料Grの下流端Gr1よりも下流側位置に設けられている。詳細には、ガス供給口14は、ガラス溶融炉1の炉内の幅方向(流れ方向Xと直交する方向)で乾燥ガスの供給量のばらつきが小さくなるように、ガラス溶融炉1の両側の側壁部のそれぞれに対称的に設けられている。ガス供給口14の位置は特に限定されるものではなく、その配置箇所も一個所であってもよいし、複数個所であってもよい。
次に、以上のように構成された製造装置によるガラス物品の製造方法を説明する。
本製造方法は、上述のように、溶融工程と、清澄工程と、均質化工程と、状態調整工程と、成形工程とを備える。なお、清澄工程、均質化工程、状態調整工程及び成形工程は上述の製造装置の構成で説明した通りであるため、以下では溶融工程について説明する。
図2に示すように、溶融工程では、溶融ガラスGmに浸漬された電極11によって溶融ガラスGmを通電加熱し、ガラス原料Grを連続的に溶融する。この際、ガス供給口14からガラス溶融炉1内に乾燥ガスを供給し、ガラス溶融炉1内の雰囲気を乾燥ガスで置換する。これにより、ガラス溶融炉1内の雰囲気の水蒸気量を調整する。このようにすれば、ガラス溶融炉1内の雰囲気の水蒸気量は、全電気溶融の効果により元々少ない状態であるが、乾燥ガスの効果により更に少ない状態になる。従って、ガラス溶融炉内の雰囲気中の水分が溶融ガラスGm中へ拡散する現象が生じにくくなると共に、溶融ガラスGm中の水分がガラス溶融炉1内の雰囲気中に拡散する現象が生じやすくなる。このため、ガラス溶融炉1内の雰囲気の水蒸気量を調整せずに全電気溶融の効果のみを用いた場合に比べて、溶融ガラスGm中の水分量を更に低下させることができる。よって、このような溶融ガラスGmから成形される板ガラスも水分量が極めて少ない状態となり、コンパクションの値が非常に小さくなる。
ここで、乾燥ガスは、ガス供給口14からガラス溶融炉1内に供給する前に予熱してもよい。このようにすれば、ガラス溶融炉1内に供給された乾燥ガスによって、炉内温度が低下したり気流が発生したりするのを抑制できる。乾燥ガスは、例えば、ガス供給口14付近において、100~1000℃になるように予熱することが好ましい。
また、ガラス溶融炉1内の雰囲気とガラス溶融炉1外の雰囲気(大気)との圧力差は、例えば、ガス供給口14からのガス供給量と、煙道13からのガス排出量とを調整することによって行う。常温の乾燥ガスをガラス溶融炉1内に供給する場合、ガラス溶融炉1の内外の圧力差が-10mmHOを下回る又は10mmHOを上回ると、ガス供給量又はガス排出量の増加に伴ってガラス溶融炉1内の雰囲気温度が低下し、溶融ガラスGmの温度が低下しやすくなる。これを防止して溶融ガラスGmの温度を所望の温度に維持しやすくする観点から、ガラス溶融炉1の内外の圧力差は-10mmHO~10mmHOに調整されることが好ましい。ガラス溶融炉1の内外の圧力差の調整は、ガラス溶融炉1内の雰囲気の圧力が相対的に高圧になりすぎた場合、ガラス溶融炉1内の雰囲気の圧力を下げるためにガス供給量の減少及び/又はガス排出量の増加を行う。これとは逆にガラス溶融炉1内の雰囲気の圧力が相対的に低圧になりすぎた場合、ガラス溶融炉1内の雰囲気の圧力を上げるためにガス供給量の増加及び/又はガス排出量の減少を行う。
溶融ガラス中の水分量をより低下させる観点から、乾燥ガスによって調整されたガラス溶融炉1内の雰囲気の水蒸気量は、15g/Nm以下であることが好ましく、10g/Nm以下であることが更に好ましく、5g/Nm以下であることが特に好ましい。ガラス溶融炉1内の雰囲気の水蒸気量を上記範囲に調整する観点から、乾燥ガスの水蒸気量は、15g/Nm以下であることが好ましく、10g/Nm以下であることが更に好ましく、5g/Nm以下であることが特に好ましい。ただし、ガラス溶融炉1内を加圧する場合(上述の圧力差を正の値とする場合)は、大気圧で供給される乾燥ガスの水蒸気量と比べ、加圧されたガラス溶融炉1内の雰囲気の水蒸気量が高くなる。このため、ガラス溶融炉1内を加圧する場合、乾燥ガスの水蒸気量は、ガラス溶融炉1内の雰囲気の水蒸気量(目標値)よりも低く設定する。
本発明の実施例として、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量を調整しながら、日本電気硝子株式会社製のOA-31のガラス組成(無アルカリガラス)を有するガラス原料をガラス溶融炉内で電気加熱のみによって溶融する評価試験を行った。本発明の実施例では、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量は、ガラス原料に覆われていない溶融ガラスの露出部に対応する位置でガラス溶融炉内に常温の乾燥空気を供給することで、15g/Nm以下になるように調整した。また、比較例として、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量を調整せずに、実施例と同様のガラス組成のガラス原料をガラス溶融炉内で電気加熱のみによって溶融する評価試験を行った。そして、各評価試験において、ガラス原料を溶融した後にその溶融ガラスからオーバーフローダウンドロー法により板ガラスを成形すると共に、成形された板ガラス中の水分量を評価した。板ガラス中の水分量は、β-OH(mm-1)により評価した。ここで、「β-OH」は、フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)を用いてガラスの透過率を測定し、下記の式を用いて求めた値を指す。
β-OH=(1/X)log10(T/T
X:板ガラスの厚み(mm)
:参照波長3846cm-1における透過率(%)
:水酸基吸収波長3600cm-1付近における最小透過率(%)
上記評価試験の結果を表1に示す。なお、表1において、「雰囲気水蒸気量」は、ガラス溶融炉内における溶融ガラスの上部雰囲気の水蒸気量である。また、「炉圧」は、ガラス溶融炉内の雰囲気の圧力P1と、ガラス溶融炉外の雰囲気の圧力(大気圧)P2との圧力差(P1-P2)である。更に、「炉内温度制御」は、溶融ガラスの温度を所望の温度に維持でき、安定して連続溶融できた場合を「○」、溶融ガラスの温度が下がり、ガラス原料の溶融量(溶融ガラスの排出量)が低下した場合を「×」として評価した。
Figure 0007025720000001
表1によれば、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量を15g/Nm以下に調整した実施例1~12の全てにおいて、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量を調整しなかった比較例よりも、板ガラス中の水分量(β-OH)が小さくなっていることが確認できる。従って、実施例1~12で製造された板ガラスは、歪点が高くなりやすく、低コンパクション(約20ppm以下)の板ガラスとなる。また、実施例7及び実施例12から、ガラス溶融炉の内外の圧力差が大きくなりすぎると、溶融ガラスの温度が下がり、ガラス原料の溶融量が低下することが確認できる。従って、低コンパクションの板ガラスを安定して製造する観点からは、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量を15g/Nm以下に調整した上で、更に、実施例1~6、実施例8~11のように、ガラス溶融炉の内外の圧力差が-10mmHO~10mmHOになるようにすることが好ましいことが分かる。なお、ガラス溶融炉の内外の圧力差が上記範囲外であっても、例えば予熱された乾燥空気をガラス溶融炉内に供給することで、溶融ガラスの温度を所望の温度に維持することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、上記した作用効果に限定されるものでもない。本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態では、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量をガラス溶融炉内に乾燥ガスを供給することで調整する場合を説明したが、乾燥ガスの供給方法は特に限定されない。例えば、ガラス溶融炉内の気体を循環させると共に、その循環経路中で気体中の水分を除去するようにしてもよい。この場合、循環経路中で水分が除去されたガスが、乾燥ガスの役割を果たす。循環経路中で気体中の水分を除去する方法としては、例えば、シリカゲル等の乾燥剤を充填した容器中に気体を通すことによって乾燥剤に水分を吸着させる方法などが挙げられる。
上記の実施形態では、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量をガラス溶融炉内に乾燥ガスを供給することで調整する場合を説明したが、ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量を調整する方法はこれに限定されない。例えば、炉内の雰囲気を減圧するなどがある。
上記の実施形態では、成形装置で成形されるガラス物品が板ガラス又はガラスロールである場合を説明したが、これに限定されない。例えば、成形装置で成形されるガラス物品は、例えば、光学ガラス部品、ガラス管、ガラスブロック、ガラス繊維などであってもよいし、任意の形状であってもよい。
1 ガラス溶融炉
2 清澄室
3 均質化室
4 ポット
5 成形装置
6~9 移送管
10 底壁部
11 電極
12 スクリューフィーダ
13 煙道
14 ガス供給口
Gm 溶融ガラス
Gr ガラス原料

Claims (6)

  1. ガラス溶融炉内でガラス原料を電気加熱のみで連続的に溶融して溶融ガラスを形成するガラス溶融工程と、前記溶融ガラスからガラス物品を成形する成形工程とを備えたガラス物品の製造方法であって、
    前記ガラス溶融工程では、前記ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量を調整すると共に、前記ガラス溶融炉外に対して前記ガラス溶融炉内を減圧し、前記ガラス溶融炉内の雰囲気の圧力をP1と、前記ガラス溶融炉外の雰囲気の圧力をP2とした場合に、圧力差(P1-P2)を-10mmH O以上に調整することを特徴とするガラス物品の製造方法。
  2. 前記ガラス溶融工程では、前記ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量が15g/Nm以下であることを特徴とする請求項1に記載のガラス物品の製造方法。
  3. 前記ガラス溶融工程では、乾燥ガスを前記ガラス溶融炉内に供給して前記ガラス溶融炉内の雰囲気の水蒸気量を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載のガラス物品の製造方法。
  4. 前記ガラス溶融工程では、前記溶融ガラスは、前記ガラス原料に覆われずに液面が露出した露出部を有し、
    前記乾燥ガスは、前記露出部に対応する位置で前記ガラス溶融炉内に供給されることを特徴とする請求項3に記載のガラス物品の製造方法。
  5. 前記成形工程では、ダウンドロー法により前記溶融ガラスから板ガラスを成形することを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載のガラス物品の製造方法。
  6. 前記溶融ガラスが、無アルカリガラスであることを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載のガラス物品の製造方法。
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