JP7024917B2 - エレベータシステム - Google Patents

エレベータシステム Download PDF

Info

Publication number
JP7024917B2
JP7024917B2 JP2021528803A JP2021528803A JP7024917B2 JP 7024917 B2 JP7024917 B2 JP 7024917B2 JP 2021528803 A JP2021528803 A JP 2021528803A JP 2021528803 A JP2021528803 A JP 2021528803A JP 7024917 B2 JP7024917 B2 JP 7024917B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
car
landing
floor
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021528803A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020261507A1 (ja
Inventor
昭之 鳥谷
和則 鷲尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2020261507A1 publication Critical patent/JPWO2020261507A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7024917B2 publication Critical patent/JP7024917B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B13/00Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
    • B66B13/22Operation of door or gate contacts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B3/00Applications of devices for indicating or signalling operating conditions of elevators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/02Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Elevator Door Apparatuses (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Description

この発明は、エレベータシステムに関する。
特許文献1は、エレベータシステムを開示する。当該エレベータシステムにおいては、安全制御に関連する設備は、バスノードに接続される。バスノードは、安全バスを介して安全コントローラに接続される。安全コントローラは、誤り検出符号によって安全制御に関する信号の誤り検出を実施する。当該エレベータシステムによれば、安全制御のための配線の数を減らすことができる。
日本特表2002-538061号公報
しかしながら、特許文献1に記載のエレベータシステムにおいて、通信異常が発生した場合、エレベータの運転が禁止される。このため、利用者がかごの内部に閉じ込められることがある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、配線の数を減らしつつ、通信異常時において利用者がかごの内部に閉じ込められることを抑制できるエレベータシステムを提供することである。
この発明に係るエレベータシステムは、前記エレベータの複数の乗場にそれぞれ設けられた複数の乗場ドアスイッチが複数のグループに分けられた状態において、前記複数のグループの乗場ドアスイッチにそれぞれ接続された複数の昇降路ノードと、前記複数の昇降路ノードに接続された制御盤ノードと、前記制御盤ノードを介して前記昇降路ノードの通信異常を検出した場合に、当該昇降路ノードに接続された乗場ドアスイッチが設けられた乗場を着床が禁止された無効階、それ以外の乗場を有効階とし、かごの進行方向に有効階が存在する場合は着床可能な直近の有効階に前記かごを停止させ、前記かごの進行方向に有効階が存在しない場合は前記かごを乗場に着床させることなく一旦停止させたのちに反転させ、直近の有効階に前記かごを停止させた後に前記かごのドアを開けさせることを指示する安全制御装置と、を備えた。

この発明によれば、安全制御装置は、制御盤ノードを介して昇降路ノードの通信異常を検出した場合に、当該昇降路ノードに接続された乗場ドアスイッチが設けられた乗場以外の乗場にかごを停止させる。このため、配線の数を減らしつつ、通信異常時において利用者がかごの内部に閉じ込められることを抑制できる。
実施の形態1におけるエレベータシステムのブロック図である。 実施の形態1におけるエレベータシステムのネットワークノードのハードウェア構成図である。 実施の形態1におけるエレベータシステムの昇降路ノードの通信異常時における動作の概要を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1におけるエレベータシステムのかごノードの通信異常時における動作の概要を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1におけるエレベータシステムの群管理装置のハードウェア構成図である。 実施の形態2におけるエレベータシステムのブロック図である。 実施の形態2におけるエレベータシステムのネットワークノードの通信異常時における処理を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2におけるエレベータシステムのネットワークノードの通信異常時における処理を説明するためのフローチャートである。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるエレベータシステムのブロック図である。
図1のエレベータシステムにおいて、複数のエレベータ1は、群管理制御装置に制御される。
複数のエレベータ1の各々において、かご3は、図示されない昇降路の内部において昇降し得るように設けられる。巻上機4は、かご3が昇降する際の駆動力を発生させ得るように設けられる。ブレーキ5は、巻上機4を制動し得るように設けられる。制御盤6は、エレベータ1を全体的に制御する。例えば、制御盤6は、巻上機4とブレーキ5との動作を制御することでかご3の運転を制御し得るように設けられる。
複数の乗場ドアスイッチ7は、検出体として、建築物の各階に設けられた複数の乗場にそれぞれ設けられる。複数の乗場ドアスイッチ7の各々は、各階の乗場ドアの開放を検出し得るように設けられる。
第1終端階スイッチ8は、検出体として、昇降路の上部に設けられる。第1終端階スイッチ8は、かご3が最上階に配置された状態を検出し得るように設けられる。第1リミットスイッチ9は、検出体として、昇降路の上部に設けられる。第1リミットスイッチ9は、かご3が上昇し過ぎた状態を検出し得るように設けられる。
第2終端階スイッチ10は、検出体として、昇降路の下部に設けられる。第2終端階スイッチ10は、かご3が最下階に配置された状態を検出し得るように設けられる。第2リミットスイッチ11は、検出体として、昇降路の下部に設けられる。第2リミットスイッチ11は、かご3が下降し過ぎた状態を検出し得るように設けられる。ピット点検スイッチ12は、検出体として、昇降路の下部に設けられる。ピット点検スイッチ12は、作業員に操作された状態を検出し得るように設けられる。
かごドアスイッチ13は、検出体として、かご3に設けられる。かごドアスイッチ13は、かご3ドアの開放を検出し得るように設けられる。着床センサ14は、検出体として、かご3に設けられる。着床センサ14は、かご3の床面の高さ方向の位置を検出し得るように設けられる。
複数の乗場ドアスイッチ7は、複数のグループに分けられる。例えば、複数の乗場ドアスイッチ7は、物理的な位置に応じて複数のグループに分けられる。例えば、複数の乗場ドアスイッチ7は、上方階の乗場スイッチと中間階の乗場スイッチ、下方階の乗場スイッチとのグループに分けられる。
複数の昇降路ノード15は、ネットワークノードとして、昇降路に設けられる。複数の昇降路ノード15は、複数のグループの乗場ドアスイッチ7にそれぞれ接続される。
この際、第1終端階スイッチ8と第1リミットスイッチ9と第2終端階スイッチ10と第2リミットスイッチ11とピット点検スイッチ12とは、いずれかの昇降路ノード15に接続される。例えば、第1終端階スイッチ8と第1リミットスイッチ9とは、上方階の乗場ドアスイッチ7が接続された昇降路ノード15に接続される。例えば、第2終端階スイッチ10と第2リミットスイッチ11とピット点検スイッチ12とは、下方階の乗場ドアスイッチ7が接続された昇降路ノード15に接続される。
かごノード16は、ネットワークノードとして、かご3に設けられる。かごノード16は、かごドアスイッチ13と着床センサ14とに接続される。
制御盤6は、制御盤ノード17と運行制御装置18と安全制御装置19とを備える。
制御盤ノード17は、ネットワークノードとして、複数の昇降路ノード15とかごノード16とに接続される。
運行制御装置18は、群管理装置2と巻上機4とブレーキ5と制御盤ノード17とに接続される。
安全制御装置19は、巻上機4とブレーキ5と制御盤ノード17とに接続される。安全制御装置19が制御盤ノード17を兼ねてもよい。
昇降路ノード15とかごノード16とは、接続されたスイッチまたはセンサの情報をメッセージとして、制御盤ノード17に送信する。制御盤ノード17は、受信したメッセージから当該スイッチまたは当該センサの情報を安全制御装置19に送信する。
メッセージは、アドレス、タイムスタンプ、誤り検出符号等を含む。当該メッセージは、受信側でチェックされる。誤り検出符号としては、代表的には、CRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査)が用いられる。
安全制御装置19は、スイッチまたはセンサの情報から、現在のエレベータ1の状況を判定する。安全制御装置19は、現在のエレベータ1の状況に基づいて安全制御を実施する。例えば、安全制御装置19は、UCMP(Unintended Car Movement Protection:戸開走行保護)、ETS(Emergency Terminal Slowdown:終端階強制減速装置)、過速度監視、保守員保護等を実施する。安全制御装置19は、エレベータ1が安全な状態ではないと判定した際に巻上機4とブレーキ5との電源を遮断することでかご3を停止させる。
次に、図2を用いて、ネットワークノードの構成を説明する。
図2は実施の形態1におけるエレベータシステムのネットワークノードのハードウェア構成図である。
図2において、ネットワークノードの主な処理部は、CPU20(Central Processing Unit)、ROM21(Read Only Memory)、RAM22(Random Access Memory)、WDT23(Watch Dog Timer)で構成される。
スイッチ、センサ、安全制御装置19、運行制御装置18等とのインターフェースは、DAC24(Degital to Analog Converter)、ADC25(Analog to Degital Converter)、エンコーダ26、デコーダ27、シリアル通信インタフェース28で構成される。ネットワーク通信インタフェースは、PHY29(Physical layer;物理層)のチップで構成される。
通信制御部は、専用の通信コントローラ30もしくはFPGA(Field Programmable Gate Array)から構成される。ただし、これらの代わりに、CPU20やASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはCPLD(Complex Programmable Logic Device)を用いてもよい。
なお、DAC24、ADC25、エンコーダ26、デコーダ27、シリアル通信インタフェース28は、通信コントローラ30に含まれていてもよい。各部品は、バス、接続線等を通して相互に接続され、各種情報をやり取りする。
次に、図3を用いて、エレベータシステムの昇降路ノード15の通信異常時における動作の概要を説明する。
図3は実施の形態1におけるエレベータシステムの昇降路ノードの通信異常時における動作の概要を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、制御盤ノード17は、複数の昇降路ノード15のいずれかにおいて通信異常が検出されたか否かを判定する。具体的には、制御盤ノード17は、複数の昇降路ノード15の各々から受信したメッセージについて、アドレス、タイムスタンプ、誤り検出符号等を用いて誤りがあるか否かを判定する。
ステップS1で複数の昇降路ノード15のいずれにおいても通信異常が検出されない場合、制御盤ノード17は、ステップS1の動作を行う。ステップS1で複数の昇降路ノード15のいずれかにおいて通信異常が検出された場合、制御盤ノード17は、ステップS2の動作を行う。
ステップS2では、制御盤ノード17は、通信異常が検出された昇降路ノード15に割り当てられている情報の安全性が担保できないとして、当該情報を無効化し、その旨を安全制御装置19に通知する。
この際、安全制御装置19は、当該昇降路ノード15に接続された複数の乗場ドアスイッチ7が設けられた乗場にかご3を着床させても、安全に関する事項を判定できないとして、当該乗場への着床を禁止するために当該乗場を無効化する。その後、安全制御装置19は、無効化した乗場を運行制御装置18に通知し、他の有効な乗場へのかご3の停止を運行制御装置18に指示する。
その後、運行制御装置18は、ステップS3の動作を行う。ステップS3では、運行制御装置18は、無効化した乗場から有効な乗場を判定したうえで、有効な乗場のうち、現在のかご3の位置と速度から着床可能な最も近い乗場にかご3を停止させる。例えば、かご3が5階付近を下方向に走行中の場合に、3階と4階との乗場が無効化された場合、運行制御装置18は、2階にかご3を停止させる。かご3の走行方向に有効な乗場がない場合、運行制御装置18は、かご3を一旦停止させてから反転させ、最も近い有効な乗場にかご3を停止させる。例えば、かご3が2階付近を下方向に走行中に、1階と2階との乗場が無効化された場合、運行制御装置18は、かご3を一旦停止させてから反転させ、3階にかご3を停止させる。その後、運行制御装置18は、かご3のドアを開け、かご3の内部における音声出力、表示でかご3の内部の利用者に対してかご3の外部に出ることを促し、かご3のドアを閉じる。
その後、安全制御装置19または制御盤ノード17は、ステップS4の動作を行う。ステップS4では、安全制御装置19または制御盤ノード17は、当該昇降路ノード15に対して、再起動コマンドを送信したり直接的に電源線をオフした後にオンしたりすることで当該昇降路ノード15を再起動させる。
その後、当該昇降路ノード15は、ステップS5の動作を行う。ステップS5では、当該昇降路ノード15は、CPU、メモリ、入出力回路、通信回路等の自己診断により異常が検出されたか否かを判定する。
ステップS5で異常が検出されない場合、当該昇降路ノード15は、メッセージの送信を再開する。その後、制御盤ノード17は、ステップS6の動作を行う。ステップS6では、制御盤ノード17は、当該昇降路ノード15の情報を有効化し、その旨を安全制御装置19に通知する。
その後、安全制御装置19は、昇降路ノード15に接続された乗場ドアスイッチ7が設けられた乗場を有効化し、その旨を運行制御装置18に通知する。
ステップS5で異常が検出された場合、当該昇降路ノード15は、メッセージの送信を再開しない。この場合、制御盤ノード17は、当該昇降路ノード15の情報を有効化しない。制御盤ノード17は、その旨を安全制御装置19と運行制御装置18に通知する。その後、動作が終了する。
その後、運行制御装置18は、ステップS7の動作を行う。ステップS7では、運行制御装置18は、無効化された乗場の階を停止不可能階として設定する。
この場合、群管理装置2は、他のエレベータ1のかご3が停止不可能階に停止する運行管理を行う。群管理装置2がない場合、複数の運行制御装置18がお互いに通信しあって、運行管理してもよい。
その後、運行制御装置18は、ステップS8の動作を行う。ステップS8では、運行制御装置18は、停止可能階が規定数以上であるか否かを判定する。例えば、規定数は、2階床とされる。例えば、規定数は、各々の物件のエレベータ1の利用状況等に応じて設定される。
ステップS8で停止可能階が規定数以上である場合、エレベータシステムは、一連の処理を終了する。この場合、エレベータ1は、運行を継続する。
ステップS8で停止可能数が規定数以上でない場合、運行制御装置18は、ステップS9の動作を行う。ステップS9では、運行制御装置18は、かご3の運行を停止する。その後、エレベータシステムは、一連の処理を終了する。
次に、図4を用いて、エレベータシステムのかごノード16の通信異常時における動作の概要を説明する。
図4は実施の形態1におけるエレベータシステムのかごノードの通信異常時における動作の概要を説明するためのフローチャートである。
ステップS11では、制御盤ノード17は、かごノード16において通信異常が検出されたか否かを判定する。
ステップS11でかごノード16において通信異常が検出されない場合、制御盤ノード17は、ステップS11の動作を行う。ステップS11でかごノード16において通信異常が検出された場合、制御盤ノード17は、ステップS12の動作を行う。
ステップS12では、制御盤ノード17は、かごノード16の情報を無効化し、その旨を安全制御装置19に通知する。
その後、安全制御装置19は、最寄階か終端階にかご3を一旦停止させるように運行制御装置18に指示する。
その後、運行制御装置18は、ステップS13の動作を行う。ステップS13では、運行制御装置18は、最寄階または終端階にかご3を一旦停止させる。この際、運行制御装置18は、かご3の着床センサ14の情報を使えない。このため、運行制御装置18は、かご3と調速機ロープで連結された調速機(図示されず)または巻上機4に取り付けられた回転センサであるエンコーダ26(図示されず)の情報等を使って最寄階床付近にかご3を停止させたり、終端階スイッチの情報を使って終端階床付近にかご3を停止させたりする。
その後、制御盤ノード17は、ステップS14の動作を行う。ステップS14では、制御盤ノード17は、かごノード16を再起動させる。
その後、かごノード16は、ステップS15の動作を行う。ステップS15では、かごノード16は、自己診断により異常が検出されたか否かを判定する。
ステップS15で異常が検出されない場合、制御盤ノード17は、ステップS16の動作を行う。ステップS16では、かごノード16の情報を有効化し、その旨を安全制御装置19に通知する。安全装置は、エレベータ1の運転の再開を運行制御装置18に指示する。
その後、運行制御装置18は、ステップS17の動作を行う。ステップS17では、運行制御装置18は、エレベータ1の運行を再開する。その後、エレベータシステムは、一連の処理を終了する。
ステップS15で異常が検出された場合、制御盤ノード17は、かごノード16の情報を有効化しない。制御盤ノード17は、その旨を安全制御装置19と運行制御装置18とに通知する。
その後、運行制御装置18は、ステップS18の動作を行う。ステップS18では、運行制御装置18は、かご3の運行を停止する。その後、エレベータ1は、動作を終了する。この際、利用者がかご3の内部に閉じ込められている場合は、当該利用者は、保守員により救出される。
以上で説明した実施の形態1によれば、安全制御装置19は、制御盤ノード17を介して昇降路ノード15の通信異常を検出した場合に、当該昇降路ノード15に接続された乗場ドアスイッチ7が設けられた乗場以外の乗場にかご3を停止させる。このため、配線の数を減らしつつ、通信異常時において利用者がかご3の内部に閉じ込められることを抑制できる。
また、ネットワークノードは、通信異常が検出された際に再起動し、自己診断と通信とにおいて異常が検出されない場合には、情報を有効化する。このため、通信異常時にエレベータを自動復旧させることでエレベータ1の稼働率の低下を抑制することができる。
また、安全制御装置19は、ネットワークノードが自己診断または通信において異常が検出された場合に、当該ネットワークノードに割り付けられた乗場の階を停止不可能階に設定し、エレベータ1の運行を再開させる。このため、エレベータが通信異常から復旧できない場合でも、エレベータ1を縮退運転させることでエレベータ1の稼働率の低下を抑制することができる。
なお、本実施の形態1におけるエレベータシステムにおいては、以下の自己診断が実施可能である。
ネットワークノードと安全制御装置19とは、自己試験プログラムによるCPUの検査、WDTによる実行時間監視、RAMの読み書き検査、ROMのCRC検査、二重系統の入出力信号の比較、出力信号の読み戻しによる入出力信号の監視、といった自己診断機能を有することができる。この場合、本実施の形態1におけるネットワークノードと安全制御装置19とは、安全制御に関する情報を扱うための高度な信頼性を持つ。なお、各々のハードウェアに冗長性を持たせてもよい。
なお、安全制御装置19が自己診断によって故障を検出した場合には、故障が一時的なビット化け等の軽微な故障であれば、最寄階にかご3を停止させ、出力信号の固着等の重大な故障であれば、その場でかご3を非常停止させればよい。
制御盤ノード17が自己診断によって異常を検出した場合には、スイッチまたはセンサの情報が取得できなくなる。このため、安全制御装置19が直接読み込み可能な巻上機4または調速機のエンコーダによって、最寄階床付近にかご3を停止させたりその場でかご3を非常停止させたりすればよい。
スイッチまたはセンサに対するネットワークノードの割り当ては、適宜設定すればよい。例えば、上方階のように、物理的に制御盤6に近いグループに属する乗場ドアスイッチ7を制御盤ノード17に接続してもよい。例えば、乗場ドアスイッチ7とその他のスイッチとで接続する昇降路ノード15を分けてもよい。また、安全制御に用いられない一般制御用のスイッチまたはセンサを各ネットワークノードに接続してもよい。この際、一般制御用の情報に対しては、メッセージのチェックを省略してもよい。
なお乗場ドアスイッチ7のグループ分けにおいて、隣接する階の乗場にそれぞれ設けられた乗場ドアスイッチ7を、異なるグループとし、異なるネットワークノードに接続してもよい。この場合、通信異常が検出された場合に、かご3の行き先方向に有効な乗場がなくなる可能性が少なくなり、かご3が反転走行する可能性が少なくなる。このため、利用者への心理的負担をさらに軽減することができる。
次に、図5を用いて、群管理装置2の例を説明する。
図5は実施の形態1におけるエレベータシステムの群管理装置のハードウェア構成図である。
群管理装置2の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える場合、群管理装置2の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ100bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ100aは、少なくとも1つのメモリ100bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、群管理装置2の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ100aは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ100bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、群管理装置2の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、群管理装置2の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
群管理装置2の各機能について、一部を専用のハードウェア200で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、呼びを割り当てるエレベータを決定する機能については専用のハードウェア200としての処理回路で実現し、呼びを割り当てるエレベータを決定する機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ100aが少なくとも1つのメモリ100bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア200、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで群管理装置2の各機能を実現する。
図示されないが、運行制御装置18の各機能も、群管理装置2の各機能を実現する処理回路と同等の処理回路で実現される。安全制御装置19の各機能も、ネットワークノードまたは群管理装置2の各機能を実現する処理回路と同等の処理回路で実現される。なお、安全制御装置19では通信コントローラ30の機能は必須ではない。
実施の形態2.
図6は実施の形態2におけるエレベータシステムのブロック図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態2において、かご3は、複数のかごノード16を備える。制御盤6は、複数の制御盤ノード17を備える。
主階床等の重要な階床の乗場ドアスイッチ7、重要な機器は、複数のネットワークノードに接続される。本例においては、全てのスイッチ、各制御装置は、2つのネットワークノードに接続される。スイッチ、センサを全てのノードに接続してもよい。
複数のネットワークノードに接続されたスイッチ、センサは、通常時においていずれか1つのみの情報が有効として扱われる。
次に、図7と図8とを用いて、エレベータシステムのネットワークノードの通信異常時における動作の概要を説明する。
図7と図8とは実施の形態2におけるエレベータシステムのネットワークノードの通信異常時における処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS21では、いずれかのネットワークノードにおいて通信異常が検出されたか否かが判定される。ステップS21で通信異常が検出されない場合、ステップS21の動作が行われる。ステップS21で通信異常が検出された場合、ステップS22の動作が行われる。
ステップS22では、当該ネットワークノードの情報が無効化される。その後、ステップS23の動作が行われる。ステップS23では、無効化された情報に対して、当該情報を扱う正常なネットワークノードが他に存在すれば、正常なネットワークノードの情報が有効化される。
その後、ステップS24の動作が行われる。ステップS24では、無効化された情報が乗場ドアスイッチ7の情報であれば、当該階床への着床を無効化し、残りの乗場が有効な乗場として設定される。
その後、ステップS25の動作が行われる。ステップS25では、かご3が有効な乗場に停止する。
その後、ステップS26の動作が行われる。ステップS26では、当該ネットワークノードが再起動される。
その後、ステップS27の動作が行われる。ステップS27では、当該ネットワークの自己診断により異常が検出された否かが判定される。
ステップS27で異常が検出されない場合、ステップS28の動作が行われる。ステップS28では、当該ネットワークノードの情報が有効化される。その後、ステップS29の動作が行われる。ステップS29では、有効化された情報が乗場ドアスイッチ7の情報であれば、当該乗場への着床が有効化し、当該乗場が有効な乗場に追加される。その後、ステップS30の動作が行われる。ステップS30では、停止可能階と停止不可能階とが設定される。具体的には、乗場ドアスイッチ7の情報が有効な乗場の階床は停止可能階に設定される。乗場ドアスイッチ7の情報が無効な乗場の階床は、停止不可能階に設定される。
ステップS31の動作が行われる。ステップS31では、停止可能階が規定数以上であるか否かが判定される。
ステップS31で停止可能階が規定数以上である場合、エレベータシステムは、一連の処理を終了する。この場合、エレベータ1は、運行を継続する。例えば、規定数は、2階床とされる。例えば、規定数は、各々の物件のエレベータ1の利用状況等に応じて設定される。
ステップS31で停止可能数が規定数以上でない場合、ステップS32の動作が行われる。ステップS32では、かご3の運行が停止する。その後、エレベータシステムは、一連の処理を終了する。
ステップS27で異常が検出された場合、ステップS33の動作が行われる。ステップS33では、かご3に関連する安全情報が無効化されているか否かが判定される。例えば、かごドアスイッチ13、着床センサ14等の情報が無効化されているか否かが判定される。
ステップS33でかご3に関連する安全情報が無効化されている場合、ステップS32の動作が行われる。ステップS33でかご3に関連する安全信号が無効化されていない場合、ステップS29以降の動作が行われる。
以上で説明した実施の形態2によれば、安全制御装置19は、複数のネットワークノードから受信した情報のうち、いずれか1つを有効な情報とし、複数のネットワークノードのいずれかにおいて通信異常が検出された場合には、当該ネットワークノードの情報を無効化するとともに、他のネットワークノードから正常に受信した情報を有効とする。このため、通信異常が検出された場合でも、エレベータ1の利便性の低下をさらに抑制し、エレベータ1の稼働率を確保することができる。
なお、いずれの実施の形態においても、誤り検出符号として付加される符号は、CRC符号に限定されない。例えば、パリティビット、BCH符号、リードソロモン符号、その他の誤り訂正符号等を用いても、同様の効果を得ることができる。
また、いずれの実施の形態おいても、ネットワークの接続を無線で行なってもよい。
また、2つのかご3が上下に連結したダブルデッキエレベータ、1つの昇降路に複数のかご3が走行するマルチカーエレベータにおいても、実施の形態1または実施の形態2のシステムを適用すれば、同様の効果を得ることができる。
以上のように、この発明に係るエレベータシステムは、利用者を移動させるシステムに利用できる。
1 エレベータ、 2 群管理装置、 3 かご、 4 巻上機、 5 ブレーキ、 6 制御盤、 7 乗場ドアスイッチ、 8 第1終端階スイッチ、 9 第1リミットスイッチ、 10 第2終端階スイッチ、 11 第2リミットスイッチ、 12 ピット点検スイッチ、 13 かごドアスイッチ、 14 着床センサ、 15 昇降路ノード、 16 かごノード、 17 制御盤ノード、 18 運行制御装置、 19 安全制御装置、 20 CPU、 21 ROM、 22 RAM、 23 WDT、 24 DAC、 25 ADC、 26 エンコーダ、 27 デコーダ、 28 シリアル通信インタフェース、 29 PHY、 30 通信コントローラ、 100a プロセッサ、 100b メモリ、 200 ハードウェア

Claims (5)

  1. エレベータの複数の乗場にそれぞれ設けられた複数の乗場ドアスイッチが複数のグループに分けられた状態において、前記複数のグループの乗場ドアスイッチにそれぞれ接続された複数の昇降路ノードと、
    前記複数の昇降路ノードに接続された制御盤ノードと、
    前記制御盤ノードを介して前記昇降路ノードの通信異常を検出した場合に、当該昇降路ノードに接続された乗場ドアスイッチが設けられた乗場を着床が禁止された無効階、それ以外の乗場を有効階とし、かごの進行方向に有効階が存在する場合は着床可能な直近の有効階に前記かごを停止させ、前記かごの進行方向に有効階が存在しない場合は前記かごを乗場に着床させることなく一旦停止させたのちに反転させ、直近の有効階に前記かごを停止させた後に前記かごのドアを開けさせることを指示する安全制御装置と、
    を備えたエレベータシステム。
  2. 前記エレベータの検出体に接続された複数のネットワークノード、
    を備え、
    前記安全制御装置は、前記複数のネットワークノードから受信した前記検出体の情報のうち、いずれか1つを有効な情報とし、前記複数のネットワークノードのいずれかにおいて通信異常が検出された場合には、当該ネットワークノードの情報を無効化するとともに、他のネットワークノードから正常に受信した情報を有効とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  3. 前記昇降路ノードと前記制御盤ノードとを含むネットワークノードは、通信異常が検出された際に再起動し、自己診断と通信とにおいて異常が検出されない場合に、情報を有効化する請求項1または請求項2に記載のエレベータシステム。
  4. 前記安全制御装置は、前記昇降路ノードと前記制御盤ノードとを含むネットワークノードが自己診断または通信において異常が検出された場合に、当該ネットワークノードに割り当てられた乗場ドアスイッチが設けられた階を停止不可能階に設定し、前記エレベータの運行を再開させる請求項3に記載のエレベータシステム。
  5. 隣接する階の乗場にそれぞれ設けられた乗場ドアスイッチは、異なるネットワークノードに接続される請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のエレベータシステム。
JP2021528803A 2019-06-27 2019-06-27 エレベータシステム Active JP7024917B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/025707 WO2020261507A1 (ja) 2019-06-27 2019-06-27 エレベータシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020261507A1 JPWO2020261507A1 (ja) 2021-10-21
JP7024917B2 true JP7024917B2 (ja) 2022-02-24

Family

ID=74060504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021528803A Active JP7024917B2 (ja) 2019-06-27 2019-06-27 エレベータシステム

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7024917B2 (ja)
CN (1) CN114007972B (ja)
WO (1) WO2020261507A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019052969A1 (de) * 2017-09-13 2019-03-21 Inventio Ag Statusüberprüfung von feldgeräten einer gebäudegebundenen personenbeförderungsanlage
CN115385197A (zh) * 2022-09-13 2022-11-25 上海新时达电气股份有限公司 采用混合总线的电梯系统

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002538061A (ja) 1999-03-04 2002-11-12 オーチス エレベータ カンパニー エレベータ安全システム
JP2005509581A (ja) 2001-11-16 2005-04-14 オーチス エレベータ カンパニー 昇降路アクセス検知システム
JP2007254038A (ja) 2006-03-20 2007-10-04 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの運転制御装置
JP2009202999A (ja) 2008-02-27 2009-09-10 Hitachi Ltd エレベーターの安全運転システム
WO2010089868A1 (ja) 2009-02-05 2010-08-12 三菱電機株式会社 エレベータ装置
JP2010208780A (ja) 2009-03-09 2010-09-24 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ
JP2015074548A (ja) 2013-10-11 2015-04-20 株式会社日立製作所 エレベータの安全システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11314867A (ja) * 1998-05-08 1999-11-16 Toshiba Fa Syst Eng Corp エレベータ運行制御装置
US6467585B1 (en) * 2001-07-05 2002-10-22 Otis Elevator Company Wireless safety chain for elevator system

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002538061A (ja) 1999-03-04 2002-11-12 オーチス エレベータ カンパニー エレベータ安全システム
JP2005509581A (ja) 2001-11-16 2005-04-14 オーチス エレベータ カンパニー 昇降路アクセス検知システム
JP2007254038A (ja) 2006-03-20 2007-10-04 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの運転制御装置
JP2009202999A (ja) 2008-02-27 2009-09-10 Hitachi Ltd エレベーターの安全運転システム
WO2010089868A1 (ja) 2009-02-05 2010-08-12 三菱電機株式会社 エレベータ装置
JP2010208780A (ja) 2009-03-09 2010-09-24 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ
JP2015074548A (ja) 2013-10-11 2015-04-20 株式会社日立製作所 エレベータの安全システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN114007972A (zh) 2022-02-01
CN114007972B (zh) 2023-05-16
WO2020261507A1 (ja) 2020-12-30
JPWO2020261507A1 (ja) 2021-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5784049B2 (ja) エレベータの安全制御装置
JP7024917B2 (ja) エレベータシステム
JP5859023B2 (ja) エレベータの安全制御装置
JP6279182B1 (ja) マルチカーエレベータの安全制御装置および安全制御方法
JP6263552B2 (ja) エレベータの安全システム
JP2012066881A (ja) 安全エレベータ
KR20070067166A (ko) 엘리베이터 제어 장치 및 엘리베이터의 운전 방법
JP5746438B2 (ja) エレベータの制御システム、及びエレベータの制御方法
JP2013028423A (ja) 災害対応型エレベータシステム
AU2014339263B2 (en) Safety system for a lift, lift system and method for operating such a safety system
JP2014237536A (ja) エレベータ
JP7014337B2 (ja) タスクスケジュール管理装置
JP6322563B2 (ja) エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法
WO2019049277A1 (ja) エレベータシステムおよびエレベータシステムの制御装置
JP2008162799A (ja) エレベータの制御装置
JP2008074508A (ja) エレベータの救出運転装置
JP2007161373A (ja) エレベータ装置及びエレベータの制御装置、並びに、エレベータの制御方法
JP7367155B1 (ja) エレベータシステム
JP5743325B2 (ja) エレベータの制御装置
JP2013142015A (ja) 乗客コンベアの安全装置及び安全システム
JP2019014552A (ja) エレベーター制御装置及びエレベーター
CN116390890A (zh) 电梯的安全控制装置以及电梯的安全控制系统
KR0179748B1 (ko) 엘리베이터의 운전제어장치 및 제어방법
JP5023889B2 (ja) エレベータの制御装置
JPWO2019163133A1 (ja) エレベータ安全制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210526

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210526

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7024917

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150